ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 003

ガープスサイバーパンク雑談所の2000年12月15日から2001年08月18日までのログです。


2001年08月18日:03時14分24秒
銃器の命中率 / 月の焼夷弾
 ええっと・・・何を仰りたいのか判断が付きにくいのですが・・・>jasdf ncocs#46さん
 
 とりあえず、ルール上の観点から、銃の命中率について考察してみます。
 まず、一般的な兵士が持つ〈銃器〉技能は10レベル程度と推定されます。
 (敏捷力10・知力10の人間が必要最低限・・・0.5CP分の訓練を受けていると仮定しています。軍隊で行われる訓練は射撃訓練だけではないのですから、この程度が妥当でしょう)。
 で、この10レベルの技能で狙いを付けずに撃つと、たった10mの距離でも目標値6、まともに当たらなくなる、という事になります。
 
 ・・・ここまでは、まあ納得できるでしょう。
 
 それで、自動小銃で200m先にある人間大の目標を撃った場合ですが。
 狙いをつけずに撃ったなら、距離による修正は実に−12。命中する可能性は事実上ゼロ。まあ、当然ですね。
 で、狙いを付けてから撃ったとすると・・・一般的な自動小銃の正確さは10、よって目標値は8。まあ、数撃ちゃ当たる、といった所でしょうか。
 ちなみに、ライフル射撃のオリンピック級選手(技能レベル16程度・・・100CPの銃器戦闘系キャラクターならこれくらいは当然)なら、200mで撃っても目標値14、かなりの精度で命中します。
 
 ・・・ただ、これは人間のような比較的大きな目標を、遮蔽もなく、銃のメンテナンスも行き届いていて、何の妨害もなく、しかもただ命中しさえすればいいという非現実的な状況でのもの。
 当然ながら、実際の目標値はさらに低くなります。
 
 で、結論。
 ガープスの、銃の命中率に関するルールは、少なくとも命中率に関しては概ね納得できると思われます。
 ガープスの戦闘で銃がバカスカと当たるように思えるのなら、それはPCがゴルゴ13並のとんでもない技量を持っているか、GMの設定した戦場が非現実的(良い意味でも、悪い意味でも)なのか、どちらかでしょう。
2001年08月18日:02時34分53秒
Re:Re:サイバーパンクについてII / Minimum

 お久しぶりです、石頭さん。また楽しく読ませていただきました。意見が反映されているのって、とっても嬉しいものですね。
 詳しい感想については……ちょっと専門的な話になるので、石頭さんのHPのほうに書いておきますね。
 
 石頭さんのHP(終わりの無い夜の中で)
 http://homepage1.nifty.com/stonehead/ESPERPUNK/index-c2.html

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2001年08月17日:22時53分48秒
生徒隊46期から見ると / jasdf ncocs#46
嘘だ。小銃があんなに当たるなんて。200メートルで撃つたがあたらねえ。64式なんて正確さが12くらいありそうなのに。ガープスのようにはいかない。へただからか知らん。
2001年08月15日:00時25分52秒
Re:サイバーパンクについてII / 石頭

大型リサイクル書店、「ブックオフ」などではどうでしょうか?恐らく文庫版のガープス(ベーシック、ルナル、妖魔夜行、マーシャルアーツ、武神降臨)などでしたら容易に入手できると思います。

しかし、この場合のガープスサイバーパンクですが、これはどうも出版部数が少なかったのかわかりませんが、自分もなかなか見かけることがありません。古本屋よりも、ガープスサイバーパンクは郊外の大型書店で見つかったりします(自分はそうやって探しました)。都内だと恐らく神田ショセン(漢字忘れた)ブックマートだったらあったような・・・。ぜんぜん役に立たないコメントで申し訳ありません。

ブックオフ

http://www.bookoff.co.jp/

で、こっそり宣伝。「終わりの無い夜の中で」を更新しました。まだ全体の6割完成ですが、感想など頂けますれば幸いです(これが終わりましたら「煉獄の世」を更新していく予定です)。

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2001年08月14日:11時33分22秒
Re:サイバーパンクについてII / Minimum
 TRPGのルールブックは(特に絶版になっているなら)手放さないのが普通ですから、あんまり古本屋でも見かけませんよね。
 実際私の近所でもほとんど出回っていません。ですから、私もどうしたらいいのと聞きたいのが本音です。
 でもせっかくGサイバーパンクをやりたいという人が居るのに「諦めて」と言うのも何ですから、少し考えてみました。
 
●方法1
 姫海さんの知り合いに、Gサイバーパンクを持っている方はいらっしゃいますか?
 もし居たらその方から借りて何とかしましょう。
 中身をコピーしてしまうと著作権侵害になりますけど、姫海さんが暗記する分には問題ないと思います……大変ですけど。
 
●方法2
 姫海さんの周囲が誰も持っていない場合、問題解決はかなり面倒になります……でも、不可能でもありません。
 専門店に行けば入手できる可能性は残っています、私が知っているのは東京のほうのイエローサブマリンというお店だけですけど。
 遠出してみて、行って見たら無かった…というのでは浮かばれませんので、事前に電話確認しておくといいでしょう。
 イエローサブマリンのホームページ(http://www.yellowsubmarine.co.jp/TOP/top.htm)
 
●方法3
 上の二つを試してみて、それでもダメだった場合……。そんな事無い事と思いますけど、もう原書に手を出すしかありません。
 ただ原書GURPS CYBERPUNKのほうも入手経路は方法2と同じです。
 手に入ってしまえば後は翻訳ソフトと根気を用意するだけ。大変ですけど、日本語版でカットされた内容も読めます。
 詳しくは過去ログを調べてみて下さいね。
 
 他にネットオークションや直接注文という手も考えられますが、私には方法が分かりませんのでお勧めしません。
 それでは、健闘をお祈りします。

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2001年08月09日:22時08分48秒
サイバーパンクについてII / 姫海
先日はありがとうございました。 言われたとうりに小さな書店を10件ほど回ってきました。 なのですが、どこにもありません! 本当どうしましょう?

(sf:ローマ数字を一文字であらわした文字は環境依存のシステム外字ですので利用しないでください。アルファベットで代用しました)


2001年07月28日:01時58分04秒
【トピック】サイバーパンクな話題 / 石頭
シナリオネタなどご参考にどうぞ。

・イスラエルと北朝鮮には既にクラッキングを専門とする諜報部隊が存在するそうです。目的は主に米国の軍事機関をクラッキングする事。防護の弱いサイトを踏み台にして(「米国が恐れるのはハッカーよりも仮想敵国」)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010626207.html

・もはやサイバーパンクというよりもSFな話題になりますが(「量子力学がひらく衝撃に満ちた未来」)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010704304.html

・プロトタイプではありますが、サイバーウェアの一例としての参考になるかもしれません。(「埋込型人工心臓、初の臨床試験実施」)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/20010704305.html

・不老不死とクローニング技術について(しかし不死不老株式会社って、昔SFであったなぁ)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20000925307.html

http://www.hotwired.co.jp/news/news/Business/story/1593.html


2001年07月10日:22時28分17秒
姫海さんへ / 匿名
はじめまして。サイバーパンク、絶版になったのですか? 私の近所では普通に売ってあります。大書店になければ 町の小さな書店など探されてはいかがでしょうか。
2001年07月10日:21時04分49秒
サイバーパンクについて / 姫海
はじめまして姫海ともうします。 あの〜、ガープスサイバーパンクがほしいのですが、 どうやら絶版になっていて買えません! どうしたらいいでしょう?
2001年06月25日:01時04分19秒
【トピック・遺伝子】サイバーパンクな話題 / 石頭
以下、遺伝子に関連するサイバーパンクな話題です。
(ここらの何処までバイオテックで再現できるのでしょうか?(^^;)

遺伝子操作によるスポーツ選手

http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20010129206.html

突然遺伝子による”長寿”(科学の発達は、古の怪物を復活させることも造作ないのかもしれません。両者の邂逅は何をもたらすのでしょうか・・)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20001218303.html

遺伝子操作への警鐘(恐らくほとんどは無視されてしまうかもしれません)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20000920307.html


2001年06月25日:00時51分35秒
【トピック】サイバーパンクな話題 / 石頭
以下昨今見つけましたサイバーパンクな話題です。参考にでもなれば幸いです。

電子諜報システム・エシュロン(三沢基地のその支局があるそうです)

http://www.hotwired.co.jp/news/news/Culture/story/1414.html

あるメガコーポの囲い込み戦略について

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/opinion/ogawa/ogawa_200104.html
2001年03月08日:15時29分54秒
【トピック】新円誕生? / 石頭
現在、自民党内でデノミネーション(通貨単位と呼称の変更)についての論議があります。 上手くいけば2005年までには1ドル=100円台ではなく、1ドル=1新円となる 世界が来るかもしれません。ゲームに直接的には関係ありませんが、まぁ、豆知識と して参考にでもなれば幸いです。

http://www.nikkei.co.jp/rcafe/today/basic/77.html

http://www.internetclub.ne.jp/TODAY/TAKAHASHI/1999/1125TJ.html

http://www.irmnet.com/irmj/jw991130.htm
2001年02月28日:01時53分42秒
生体補助機能(Implants)による装着者への影響 / 石頭
ふと思ったんですが。

果たして、どれくらいImplantsがその装着者へ精神的影響を与えるのか、という事にも興味があります。例えばフルボーグなどは、全て一切を自分の脳で判断しているのでしょうか?その判断の一部はImplantsによって行われている、あるいはImplantsの影響を受け、その装着者の精神構造、具体的には脳の生体構造も変容している、という事はありえないものでしょうか。フルボーグになった途端にかつての彼(彼女)とは変わってしまった、あるいは変わらざるをえなかった、というのもPCの個性化に面白いかもしれません。


(詳しくはトニーたけざき「ADポリス24時」(絶版)という漫画の「舌を噛む男」参照)


2001年02月28日:01時26分14秒
生体補助機能(Implant)と社会その2(裁判編) / 石頭
以下はまたもや感想レス&私見です。あまりガープスサイバーパンクとは関係ないかもしれません。

>サイバー装備を装着した方へのカウンセリング
>初期の頃は過剰に与えられた精神安定剤などの薬で新たな問題が

ロボトミーの例もありますので、細心の注意を払って対応すると予想されます。恐らく精神安定剤の過剰投与、という問題もありえるかもしれませんが、サイバーウェアと人体の因果関係の未見識による問題、例えばカウンセリングの失敗によるカウンセラー殺人事件、またはカウンセラーへの暴行なども考えられます。

>サイバーウェアの誤作動
>「GURPS Cyberpunk」関連のサプリメントで病院とかについて書かれているのかな?

CYBERWORLDを読んでみたんですが、サイバーウェアの誤作動について病院や裁判所についての記述は見当たりませんでした。(自分の見方が悪いという可能性も大ですが) 自分の考えについて後述します。


>Unreliable(頼りにならない-10/-20%)やBreakdown Prone(故障し易い-10/-20%)の存在も大きく影響しそうです。これを使っていると裁判などではやっぱり不利になるのでしょうか。現在の延長で考えると、企業側に責任を取らせる裁判結果が多いようですけど、企業政府の多いCyberpunkな世界では全く予想がつきませんです。

以下は私見になりますが。基本的に企業にとって有利になるように、購入時に様々な制約が課せられる事が予想されます。恐らくはまず、Unreliable(頼りにならない-10/-20%)やBreakdown Prone(故障し易い-10/-20%)のサイバーウェアを購入、装着する者は、一種の宣誓書にサインをする事を義務付けられるかもしれません。すなわち、犯罪を犯した際、それは装着したサイバーウェアとの関係は無関係であり、純粋に装着者の意志によるものである、というような内容のものです。(果たしてそのような宣誓書がどこまで効果を持つのかわかりませんが。ですが遅かれ早かれ似たような内容の書類を、つまりはサイバーウェアとの因果関係を裁判時に争わない事を購入時に宣言する、その替わりにこの安価で不安定なサイバーウェアを購入する、というような内容の書類を必ずどこかでサインさせらるような気はします)

また、そのような係争を企業は望みませんので、企業間の合同によりサイバーウェア、バイオウェアなどImplantの品質保持規格の策定や、品質管理団体の結成を行うものと予想されます。この品質管理団体が保証する品質保持規格をマスターしているImplantは、万が一その犯罪を引き起こした原因に関する裁判に巻き込まれたとしても、非常に企業側に有利な証拠になるでしょう。そして、この品質管理団体内において、どのようなImplantの品質保持規格を策定するか、各自参加企業達が虚々実々の駆け引きを行うようになるでしょう。そうなると、企業間ではなく、別の非営利団体によるImplantの国際品質管理機構の創設も考えられます。

以上です。参考にでもなれば幸いです。私としましては、このImplantの先にあるものにも興味があります。つまり人工知能が犯罪を犯した場合の問題です。自意識を組み込まれたASIMOが人間を殴殺した場合、それはHONDAが責任を持つのでしょうか?、それともその開発者グループの責任でしょうか?、それともASIMO自身が責任を負うのでしょうか?

果たして人工知能というものが生まれ、それが犯罪を、特に殺人を犯したとき、その責任所在の行方にも大変興味が出てきます。こうなるともはやサイバーパンクというより普遍的SFテーマになってしまいますが。一応「ニューロマンサー」でも人工知能の人権問題と、国際的な人工知能監視機構チューリング、というのが出てくるので、ぎりぎりサイバーパンクで扱っても良い話題かもしれません。


2001年02月24日:20時38分39秒
生体補助機能(Implant)の誤動作と裁判 / Egona
>サイバー装備を装着した方へのカウンセリング

初期の頃は過剰に与えられた精神安定剤などの薬で新たな問題が・・・という嫌な夢を見ました。

>サイバーウェアの誤作動

これも興味深いです。携帯電話などの電波が、Cyberpunkな世界ではもっと深刻な問題になっている可能性が秘められているとも考えると、誤作動に対してどう処理をしているのか注目したくなります。Unreliable(頼りにならない-10/-20%)やBreakdown Prone(故障し易い-10/-20%)の存在も大きく影響しそうです。これを使っていると裁判などではやっぱり不利になるのでしょうか。むむむ、「GURPS Cyberpunk」関連のサプリメントで病院とかについて書かれているのかな?

現在の延長で考えると、企業側に責任を取らせる裁判結果が多いようですけど、企業政府の多いCyberpunkな世界では全く予想がつきませんです。


2001年02月23日:15時04分07秒
生体補助機能(Implant)と社会 / 石頭
以下感想レスです。直接はガープスサイバーパンクと関係ないかもしれません。Implant(=バイオニクス=サイバーウェア)と社会について考えたことです。

>米国の障害者( 米国の場合は戦争負債者も多くの割合を含む )に対するImlants

イギリスの特殊部隊SASでは、基本的にSAS部隊員がSASの作戦行動中に負傷し、戦争負傷者となっても出来る限りSASに籍を置いて活動できるように取り計らうそうです。(教育係、事務処理に回すなどして)その方が隊員達のモラル(士気)の向上と、またモチベーション(やる気)が維持できるからだそうです。

その発想でいけば、サイバー装備の発展は、そのような戦争負傷達に対しても様々な恩恵をもたらすのではないかとも思われます。要するに、戦争で両手、両足を無くしても、サイバー装備の装着によりまだ軍において仕事を続けられる社会。業務中の事故で大ケガを受けてもサイバー装備により24時間戦えるビジネスマンが存在する社会(企業戦士ヤマザキみたいだ)。

>日本も高齢者社会になって義足義手が普及するかもしれないと思うとそう言ったストレス、フラストレーションを耳にする日も近いのかなと感じます。

恐らくその対応策の一環として、サイバー装備を装着した方へのカウンセリングの必要性が生じ、サイバー装着者対応のカウンセラーが生まれるかもしれません。恐らく定期的なカウンセリング(含む機能検査)はサイバー装着者にとっては必須の作業となるでしょう。

サイバー装備を付けた場合、それが通常人と同じ日常生活を営めないのは大変問題ですので、恐らく生殖行為、排泄なども含めた日常生活を営めんでいるか、などのチェック、検査を定期的に実施し、その対応を行うでしょう。

***

また私見ですが、恐らくサイバーウェアを使った犯罪において、その犯罪はサイバーウェアの誤作動によるものなのか、それは装着者の意思によって行われたものなのか、という問題が発生するでしょう。これに対しどのように司法当局が判断を下すのかに興味があります。この犯罪証拠を抹殺しようとするサイバーウェアメーカーの依頼により、PC達が活動する(または反対にその証拠隠滅を防ぐ)というシナリオも面白いかもしれません。

以上、雑多な感想ですが。


2001年02月23日:05時44分28秒
Bionics( = Cyberwear = Implant )と社会 / Egona
今回ハンドルネームを「R・エゴナ」と書きたくなった自分はかなりのお調子者。

>外見が明らかに人間離れしている、というサイバー装備を装着した者のストレス、フラストレーション
>[SNIP]
>別の意味で装着者を個性化するのに良いかもしれませんが。

なるほどです。Cyberpunk系はあまりやった事無いのですけど、そう言った事を考え始めるとCyberpunkな背景も面白そうですね。同じくNHKの、米国の障害者( 米国の場合は戦争負債者も多くの割合を含む )の社会貢献を助ける福祉事業のTVで現在の義足義手の性能や「アイゲイズ」の普及度に至るまでを特集していたのを思い出しました。結構米国では普及しているんですね。(勿論、-0%の状態か-50%の状態のものばかりですけど)。日本も高齢者社会になって義足義手が普及するかもしれないと思うとそう言ったストレス、フラストレーションを耳にする日も近いのかなと感じます。

>ファッション・スタイル(あるいは生き様)である、とすれば別に他者からの目を気にしなくても良いのかも。

一部のCyber-Rejection(Bionics =Cyberwearを拒絶する体)の特徴を持つ市民は別にして、一般的には他者の目となる社会設定が重要な意味合いになるのでしょうか?どんな社会でもPCsが何故サイバー装備を持つかの理由(特に-80%の制限付きのなど)を考える時に、ファッション・スタイル(あるいは生き様)であるというのは役に立ちそうですね。以下「Cyberpunk」でも書かれていたBionics( = Cyberwear = Implant )と社会に関する記事の「Space3/e」版です。著者が違う事もあるかもしれませんけど、1999年発売の「Space3/e」では「Compendium」の事もあって多少内容が変化しています。

Space3/e,pp.92-93 Bionics
Space3/e,p.93 the text under SOCIAL EFFECTS OF BIONICS

Those who receive bionic replacements will have to deal with their own differences - and with how others view them .Most worlds probably treat bionics parts no differently than we treat prosthetics today .In some place ,becoming a robot in whole or inpart might be considered a Social Stigma ,especially on lower-tech or provincial planets .PCs might suddenly find themselves second-class citizens - or worse ,considered property of another in order to be allowed to exist at all . They could suffer loses in Appearance or gain an Unnatural Feature ,depending on the nature and sophistication of their bionics ,and receive additional reaction penalties on a world where Intolerance of cyborgs exists.

Social Stigma
社会的弱者の特徴
Appearance
外見(容貌)の特徴
Unnatural Feature(Compendium1,p.85)
外見は人間に似ているのに人間らしくない(人間に相応しくない)ある事による不安感を周囲に与える特徴。ある事とは耳先が尖っている、暗闇でも浮かびあがる赤い瞳、反射して輝く鋭いつめなど外見上のものから声や視線など公衆から隠した方が判断されるものも含める。
Intolerance
狭量の特徴

2001年02月22日:19時42分22秒
サイバー装備の外見の不自然さ / 石頭
あと思ったんですが。それが装着者にとってファッション・スタイル(あるいは生き様)である、とすれば別に他者からの目を気にしなくても良いのかも。
2001年02月22日:19時38分14秒
お礼&私見:サイバー装備の外見の不自然さ / 石頭
なるほど。どもです。よくわかりました。

-0%は、まるでR・ダニールオリバーのような外見を保つことができて、-50%では鉄腕アトム、-80%でASIMO(アシモ)、ロボット刑事、ロボコップのような感じになるわけですね。

となるとサイバー装備も同じような外見になるだろうと、考えても良いと。大変参考になりました。どうもありがとうございました。

個人的には、そういった外見が明らかに人間離れしている、というサイバー装備を装着した者のストレス、フラストレーションというのはかなりのものかもしれない、という気が致します。昔両腕に電子義手(義足だったかも)を装着した女性の番組をNHKで見て思ったんですが。やはり接合部は蒸すし、そもそも重い。あきらかに生身と違うその感触にかなり戸惑っており、あまり装着したがらない感じではありました。

文明レベル8のサイバー装備の場合、そのような不快感や重さはほとんど無く、様々な意味で生身と変わらぬように製造されているとは思いますが、やはりそういった世界で外見から明らかに人工物である、とわかっている場合、装着者のストレスもさることながら、他者の目もかなり厳しいかもしれません。それは装着者の社会的地位をある意味指し示し、装着者の立場の特殊性を浮き出足せるものであると思われるからです。別の意味で装着者を個性化するのに良いかもしれませんが。

以上、私見です。ご意見どうもありがとうございました。


2001年02月22日:18時40分23秒
サイバー装備の外見の不自然さは外套1枚で防げるかどうかを判断する参考材料 / Egona
>サイバー装備の外見の不自然さ
>マント一枚、服一枚で誤魔化せる程度の不自然さ、と規定されているのでしょうか。

僕はGURPSの「Cyberpunk」系のサプリメントをあまり読んだ事がないので、もしかしたらずばりの記述が他のサプリメントに書かれているかもしれません。ちょっと自信ないです。宜しければ判断基準の参考にして下さい。

Cyberpunk,p.31 the text under UNNATURAL.

All costs for cyberwaer assume they are carefully engineered to look and feel identical to a human's - this is one reason why Night Vision costs so much more than an equivalent set of goggles. A bionic device that can be seen as artificial up close (requring a Vision roll) and Feels artificial to the touch is 1/2 cost ,while for Obviously artificial replacements (gleaming silver limb ,glowing eyes ,etc.) ,the cost is 1/5 normal.


「Cyberpunk」のどこまで人間らしさを捨てるのかではなくて、「Robots」のどこまで人間らしくするかの観点の記述も参考になると思います。「GURPS Robots」の表面皮膚状態を選択する項目より。ロボット以外にもサイボーグやアンドロイドの作り方も載っているので興味を持った方は購入して見て下さい。

Robots,pp.44-45
Robots,p.50

Biomorphics

引用部分が長くなってしまうので「Robots」の方は最初の1〜2文程度でかなり省かせて頂きました。「Cyberpunk」からは何故この限定とパーセンテージを設ける必要があったのかの理由と、-50%の限定では”feel”、-80%の限定では”Obviously”が強調されていますので其の辺りを判断材料にしろって事だと思われます。「Robots」の場合-0%ではほとんど人間と変わらない(余程の精密検査をしない限りは区別が無い)様に扱うみたいですね。-50%でちょっと見は隠せるけど、近くで見られたら駄目、匂いを嗅がれたら駄目、サーモグラフで検査されても駄目、服の上から触られても駄目とちょっと検査があれば隠し様が無いようです。-80%ともなると本田技研工業のリモコン操作で歩行する人間型ロボット「ASIMO(アシモ)」みたいな部品感覚と思います。

もうひとつ「GURPS Robots」から見た場合なのですけど、-80%はいかにもロボットらしさを強調するために故意的にそうする感じがしますので、逆に言えば少しでも人間っぽく見られたいと思うキャラは取らない気すらします。GMは「外套で隠せても良いけど、ちょっと検査があれば直ぐ分る事(と自分でも自覚している事)だから其の点で粘らないでね。」ぐらい断っておけば大丈夫だと思います。

GURPSのGMは-80%の不利な制限というのを、-80%の有利な増強にならないように強調した方が良いと思います。文面にこう書いてあるから-50%や-80%の場合もきっと〜より、文面にこう書いて無くても不利な制限なのだからきっと〜と解釈していくのがGURPSを末永く遊ぶコツだと思います。

失礼しました。


2001年02月22日:02時19分42秒
質問:サイバー装備の外見の不自然さ / 石頭
すみません、質問なのですがサイバー装備の外見の不自然さ、といのはやはりマント一枚、服一枚で隠れてしまうものなのでしょうか。確かに邦訳版のサイバーパンク(P.88,89)では サイバー装備の外見の不自然さによるCP修正について、 と規定されていますが、これは実際服一枚、マントを上に羽織るだけでこれは誤魔化せてしまうのでしょうか。それだと(外見が)不自然であるという修正でマイナスCPにした意味が無いように思えます。実際原書などではこの(外見の)不自然さ、というのは上にマント一枚、服一枚で誤魔化せる程度の不自然さ、と規定されているのでしょうか。どなたか教えて頂ければ幸いです。
2001年02月21日:10時38分42秒
ありがとうございます / j.h
ありがとうございます、参考にしてみます。
2001年02月20日:05時12分19秒
未来の武具、未来の薬、未来の乗り物、未来の生き物、未来の・・・ / Egona
宜しければ参考にして見て下さい。

>英文版では色々追加みたいなものがでているみたいですが

海外ではGURPSのサプリメントは150種を既に超えていますので、SJGames社のサイトを見るのが宜しいと思います。以下はSJGames社サイトより2001年2月17日更新の「GURPS Cyberpunk Worldbooks」です。サイトに書かれている在庫状況ですが、日本では多少違うので困難でも入手可能なのもあると思います。現に昨年23区内(東京)なら別々の店ですけど、全て見た記憶がありますし・・・

GURPS Cyberpunk
http://www.sjgames.com/gurps/books/Cyberpunk/

GURPS Cthulhupunk(入手困難)
http://www.sjgames.com/gurps/books/CthulhuPunk/

GURPS Cyberpunk Adventures(入手困難)
http://www.sjgames.com/gurps/books/CyberpunkAdventures/

GURPS Cyberworld(入手困難)
http://www.sjgames.com/gurps/books/Cyberworld/

>武器やサイバーなどの追加みたいのがほしいんですが・・・

個人的には、こんなのも御勧めです。入手も簡単だと思いますし、ほとんどデータ集です。英語が多少読めれば、読んだ方が一から自作するより楽です。(多分、最初の一冊だけが慣れるまで時間を必要とするだけで2冊目からは楽です)。自作してバランスを考える時間を他の事に使えます。又、読んでから自作するという事も出来ます。

GURPS Bio-Tech
http://www.sjgames.com/gurps/books/Bio-Tech/

GURPS Robots
http://www.sjgames.com/gurps/books/Robots/

GURPS Ultra-Tech1 ,2/e
http://www.sjgames.com/gurps/books/Ultra-Tech/

GURPS Ultra-Tech 2
http://www.sjgames.com/gurps/books/Ultra-Tech-2/

GURPS Vehicles1 ,2/e
http://www.sjgames.com/gurps/books/Vehicles/


2001年02月19日:14時27分05秒
教えてほしいのですが / j.h
日本語版のサイバーパンクをもっているのですが英文版では色々追加みたいなものがでているみたいですが何かいいのがありますか?武器やサイバーなどの追加みたいのがほしいんですが・・・それとも自分で作ったほうがいいんですか?教えてください
2001年02月09日:00時38分16秒
マント着れば / HELL
 マント着ればばれないんじゃないですか?
 サイバーパンクだと酸性雨対策とかでマント着てる人は珍しくありません。
 例え夏でもサイバーボディなら暑さなんか平気ですし。
2001年02月06日:23時36分06秒
不自然 / AOI
不自然なんですから当然人間サイズの衣服なんかは着れないんじゃないかと思うんですがどうでしょうか?(四肢、胴体に限らず)
2001年02月06日:19時47分17秒
お礼:不自然なサイバーボディ / Minimum

 石頭さん、Administrate Zeroさん返答どうも有難うございます。
 
 >顔はまともでも、胴体部分がどうしても不自然に見えてしまうと。
 
 そうですね、それでも十分効果はありますしね。言われてみればそんなに硬くなる必要なかったですね。
 相談してみてよかったです、私は今回もちょっと視野狭窄に陥っていたみたいですから。
 ただ、ちょっとだけ付け加えさせてもらうなら、その場合服を着ていても分かってしまう、としたほうがいいかもしれませんね。
 
 
 >確か、不自然なサイバーボディに限っては、cpにボーナスは無かったように覚えてるのですが?
 
 ……ちょっと分からないのですけど、日本語版サイバーパンクのサイバーボディの説明を読む限り、不自然の限定がかけられないとか、かけられてもCP割引がないとか、そういうことは書かれてないみたいです。
 ちなみに私が気にしているのは、必要CPのほうです。もちろん価格のほうも、購入するさいにCPを費やさなければならないので気にしますが。何故必要CPが気になったのかは、以下の理由があっての事です。
 
 
 ……どうも私のほうではサイバー戦士は常に長袖、長ズボンといういでたち(もちろん不自然なサイバー四肢を隠すため)が当たり前になっていて、うまく「不自然」の悪影響が出せなくなっています。
 特に問題なのが不自然なサイバーレッグを付けた男性サイバー戦士。彼らが半ズボンなんて履く訳がありませんし、よほど特殊なシチュエーションを用意しないかぎり、そもそも視覚判定にすら持ち込めないという……。
 
 今回顔はどうなるのかな……と思った理由は、顔を隠せる服装は極めて限られているからで、頭部だけはマトモだとすると案外簡単に隠されてしまい、50%以上も割引できるほどの欠点ではなくなってしまうし、かといって自動的に顔も不自然にさせるとするとこれもまた困ってしまうし……と思ったためでした。
2001年02月05日:10時41分01秒
不自然 / Administrate Zero
 確か、不自然なサイバーボディに限っては、cpにボーナスは無かったように
覚えてるのですが?

 価格的問題でしたら、ベーシック辺りの部分鎧のルールを引っ張ってくるとい
うのは如何でしょうか?
2001年02月04日:06時08分06秒
私的回答:不自然なサイバーボディ / 石頭
>「不自然」の限定をかけたサイバーボディは自動的に顔まで不自然になってしまうのでしょうか? 

私見ですが。サイバーボディ全体の外見として「不自然」と判断できれば良いのであって、自動的に顔まで不自然になる、としなくても良いと思います。要するに、顔はまともでも、胴体部分がどうしても不自然に見えてしまうと。サイバーボディが不自然であれば、ヘッドまで不自然かどうかは、やはりGM判断にするのが無難かもしれません。あるいは各種のボディ毎にヘッドも自動的に不自然になるもの、ならぬもの、との区別を付けても面白いかもしれません。

また、余談ですが。CYBERWORLDを読みますと、見た目の不自然さは警官の目を引き、職務質問を受けやすくなり、また一般人との反応で不利な修正を受ける、などのペナルティーが設定さています。しかし、同時にそのサイバー装備がその装着に相応しく、センスが良く美しければ有利な反応ももらえるようです(-2〜+2の間で反応修正を受ける)。そして時にはその不自然さがギャングメンバー達に対して有利な反応を引き出すこともあるようです。(彼らにとってはその不自然さが魅力的なのでしょう)

以上、私見ですが、参考にでもなれば幸いです。


2001年02月02日:17時28分16秒
質問:不自然なサイバーボディ / Minimum

 度々、重箱の隅を突っつくような質問で申し訳ないのですが……。
 ロ○コップを再現しようとしてふと思った疑問なのですけど、「不自然」の限定をかけたサイバーボディは自動的に顔まで不自然になってしまうのでしょうか? (「アーマー」の場合は胴体と頭は別々ですけれど、サイバーヘッドという装備はありませんし……)
 サイバーボディは非常に高価なので、非常に気になる問題なのですが……この場合どうしたらいいのでしょう? 私に思い付くのは
 
 1.成文化されていない以上、諦める
 2.GM判断で、サイバーボディのCPの内から何割かを「頭部」として独立させる
 3.GM判断で、新たにそれ専用の装備“サイバーフェイス”を作る
 
 ぐらいなのですが……どれもしっくりときません。私はどうしたらいいのでしょう?
 もしよろしければご意見、ご感想をお聞かせ下さい。お願いします。
2001年01月29日:17時22分06秒
ネットランニングに関する技術的な参考ページ / 石頭
恐らくネットランニングルールを実施するにあたって、その背後に存在する広範なネットワーク技術に関する専門的な知識も併せ持った方が、より”リアル”なネットランニングが行えると思いますので、参考にどうぞ。

インターネットが最初は軍事技術(核戦争で各地が消滅しても最後まで通信による相互連絡が可能な強固なネットワークを創り出そうとした)から科学技術へ移行し、更にはその科学技術が民間技術となった時に爆発的な発展が始まった、というインターネットの歴史から、ネットワークのかなり詳細な技術的知識が学べます。

あまり直接的にはTRPGセッションの参考にはなりませんが、マスタリングする上での知識の一環として、どうぞ。

http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/network/tcpip000/index.html


2001年01月29日:12時00分40秒
クローン人間、来年にも誕生計画!? / Egona

現代を舞台としたキャンペーンのシナリオに利用できそうです。

2015年の文明レベル8へ向かって最近進歩が激しいです。(他にもこの間の米国のスターウォーズ計画も復活・・・それとは別に今月米軍の宇宙配備型のレーザー砲の初期実験に成功・・・目指せ2013年とかで進行中)。以下、クローン人間の1-2年後誕生目指す米教授チームの記事です。ちなみに、日本人も参加しているそうです。

日刊
http://www.nikkansports.com/news/society/p-so-tp0-010129-01.html

朝日
http://www.asahi.com/0128/past/pinternational28005.html

日経
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20010128CIII104727.html


2001年01月29日:11時14分20秒
クローン人間参考ページ / 石頭
http://news.yahoo.co.jp/headlines/hwj/010126/cpt/17444700_wircpt007.html

上記に簡単なクローン人間についての記事がありますんで、どぞ。
2001年01月25日:22時37分14秒
アーセナルシップ参考ページ / 石頭
http://homepage1.nifty.com/sm/main/senior/word/a/arsenalship.html

上記に簡単なアーセナルシップの紹介がありますんで、どぞ。
2001年01月25日:15時37分33秒
パワードスーツ参考ページ2 / 石頭
http://www.darpa.mil/dso/textonly/thrust/md/exoskeletons/index.html

インターネットの生みの親(本当)、DARPA(米国防総省高等研究計画局)での下記についてのページです。

これを見るとかなり本気で、アーセナルシップ(戦略ミサイルプラットフォーム艦。数百発のミサイルを格納し、待機、命令によりそのミサイルで相手を攻撃するためだけに存在する艦。非常に少ない人員で運用することができる)のように頓挫することはなさそうです。となると、上手くいけば2010年代までには”宇宙の兵士”、もとい”地上の兵士”が。

(デビュー戦は何処になるのだろう。北朝鮮か、はたまた中東、それともヨーロッパ、南米か、もしかしてアメリカ本土だったりして)
2001年01月25日:15時27分03秒
パワードスーツ参考ページ / 石頭
http://news.yahoo.co.jp/headlines/myc/010125/cpt/05000000_myccpt094.html

サイバーパンクの参考にどぞ(なるのか?)
2001年01月09日:22時49分27秒
「GURPS Bio-Tech」 / Egona
>>本能を改変しちゃうことで、なんかこう面白いデザインドヒューマンとか出来ないですかね。
>実際Bio-Techではどのような記述になっているのか

バイオテクノロジーをGURPS的な細かい分野にわけて、其の分野に相当する特徴を紹介しています。ですので、程度も特徴に準じられます。例えば、BrainModificationsという項目では「音楽能力」とか「記憶力」などが実現可能になる文明レベルと一緒に紹介されています。ですので、ちょっと求めているものとは違うかもしれません。「殺人快楽症」や「ロボトミー」なんかもGURPSではルール化されているので、ゲームにどうやって特徴と遺伝子の事を関与させていくかを考えれば不可能ではないと思います。

現状では、遺伝子操作された人間も一種の種族のように扱われれてしまいます。ちなみに「GURPS Bio-Tech」にはバイオテクノロジーで作り出された生物(Bio-Shipってこの範囲なのかな?)も紹介されてます。実際に、既に動物がキャラクターとして選択できるようなルール化が「GURPS Bestiary3/e」で終了したと思います。相変わらず、全て特徴と言うもので表現です。無理矢理現状維持で頑張っているので、偶に訳分らない特徴も作られています。

失礼しました。


2001年01月08日:14時13分09秒
いや、恐らく『Gurps Bio-Tech』で / 石頭
再現できると思いますよ>遺伝子改造による多少優秀な人間達の冒険
2001年01月08日:12時05分29秒
レス / NoBu
 >それに、ヤシャよりバナナフィッシュの方が面白くないですかね(^^;。 
 
 それを言ってしまうと元も子もない(笑)…。
 
 たしかにゲームの世界の要素としては、弱いですね。
 小説などのネタとしては十分かもしれないけど、ゲームのキャラとして
 使うとなると、ちょっと厳しいかも。
 (普通の人間とあまり変わらん気もする)
2001年01月08日:06時51分01秒
【本能】【デザイン(ド)ヒューマン】とガープス・バイオテック / 石頭
>本能を改変しちゃうことで、なんかこう面白いデザインドヒューマンとか出来ないですかね。ってそういうサプリメントってGURPSにありますか?

ガープスバイオテック(Bio-Tech)に載ってなければ、載ってないんでわないですかね。以下にレビューがありますです、はい。>さ

http://www.aitech.ac.jp/analabo/~elysium/gurps/review/

実際Bio-Techではどのような記述になっているのかお聞きしたいところです。どなたか教えてプリーズ。>識者

で、【本能】の改変ですが、単純に特徴のセットとして「本能パック」(幾つかの有利不利な特徴を組み合わせたもの)を作製して、それらを取捨選択して取る、というのが一番簡単な再現のような気もします。他の再現ではかなり根幹に関わるルールを作成せねばらなぬような。

あとは、個人的には【デザイン(ド)ヒューマン】も同じ再現方法で実現可能であり、妖魔夜行の妖魔基本セットと同じように、デザインヒューマン基本セットを作製して、それを取らせて再現すると。

その際はやはり後の世代にまで遺伝する、という特徴を個々の特徴別に指定して、その”遺伝する特徴”というのは、次の世代では自動的に取得できるか、あるいは取得CPが低く取得できる、とすればよいような。この場合の”遺伝する特徴”というのは別に学術的に正しくする必要はなく、単にゲーム的にバランスを取り、面白ければよいのではないかと。

個人的には世代を重ねれば重ねるほど、新世代になるほどデザイン(ド)ヒューマンは高性能になっていくものと予想されます。ちょうど闘犬のかけあわせみたいな感じで。バンパイアマスカレードの吸血鬼とは逆になるわけでんね。

で、以下感想レス。

>アメリカなんかでは既に精子バンクが作られ、一流大学の学生や医者、弁護士など、エリートの男性の精子を金で買う女性もいたりします。

後はノーベル賞授与科学者、オリンピックメダリスト、なんぞも登録されているようですね。詳しくは知りませんが。要するに彼らの精子はお金になる、価値のある存在である、といえるわけで肉体関係などを持った後、精子の入ったコンドームは高く売れるかもしれません。後は同じく優秀な女性の排卵時を狙って卵子を採取するなど。彼ら(彼女ら)が気付かぬ内に、精子・卵子の採取を行われそれが利用されてしまう、という事件も発生するかもしれません。これはシナリオネタになりそうですね。


>吉田秋生の「YASHA」とか。
 あれも、DNAや遺伝子操作の話ですからね。

以下は超個人的な感想です。個人的には、今まで書いた自分の記述を180度裏切りますが、現実的には「遺伝子改造された超兵士」という存在はあまり期待しておりません。戦争に投入するには経済的コストがあまりにも高くなりすぎ、遺伝子改造兵士なぞよりも、世界には食うに困った傭兵志願の人間というのはこの世にはたくさんおられますので、彼ら(彼女ら)に簡単に使用可能な銃器を持たせて兵士として徴用する方が遥かに経済的コストが安く上がると思います。

要するに「遺伝子改造兵士」よりも「誰にでも使用可能な簡易操作による攻撃兵器」を創る方が安く上がるので、この攻撃兵器によって生じる軍事力などを超越した存在であるならば、「遺伝子改造兵士」という存在も生まれる意味があるような気もします。

(私がオリジナルサプリメントを考える際に浮かぶ遺伝子改造兵士とは、やはりそういった超人達です。今までの戦争概念を一変させるような遺伝子改造による超兵士達です)。

#(それに、ヤシャよりバナナフィッシュの方が面白くないですかね(^^;)。>の
2001年01月05日:15時57分37秒
訂正 / NoBu
 「クライオ・バンク」が正解でした。
2001年01月05日:15時55分34秒
確か… / NoBu
 アメリカなんかでは既に精子バンクが作られ、一流大学の学生や医者、弁護士など、
 エリートの男性の精子を金で買う女性もいたりします。
 髪の色や目の色なんかも選べるんだとか。
 更に人工受精を行った後、DNAに手を加えるらしいですね。
 元ネタのTV番組でも、現実に存在する精子バンクの会社を紹介してました。
 確か、アメリカの「クライオ・テック」という会社だったと思いますが。
 
 
 石頭さんが想定していたものと、俺の考えていた物はちょっと方向性が違うようですが、
 たしかにアイディアとしてはそっちの方が面白そうですね。
 
 他にネタに使えそうな作品というと、吉田秋生の「YASHA」とか。
 あれも、DNAや遺伝子操作の話ですからね。
2001年01月05日:13時05分04秒
ソフトウエア・デザイン / Thalion
デザインドヒューマンというものが論じられるとき、大抵は遺伝形質の操作によって、より優れた機能を持つよう改変する事を指す事が多いようです。

で、ちょっと考えてみたんですが。設計段階で改変可能なのだとすると、うまくすれば、ハードコーディングされているソフトウエアそのものの改変も可能なんじゃないかな、と思いました。つまり「本能」です。

本能を改変しちゃうことで、なんかこう面白いデザインドヒューマンとか出来ないですかね。例えばレミングみたいに一定数以上増えると集団自殺しちゃう本能持ってるとか。苦痛を嫌い快楽を好む基本の本能を殺してあるんで、恐怖心ってものがないとか。

まぁ本能ってのは生存を助けるために存在するんで、何かの代替策を講じないと、生存そのものが難しくなったりするかも知れないですけどね。

...ってそういうサプリメントってGURPSにありますか?(よかったちょっとカスった(^^;))。


2001年01月05日:03時32分10秒
デザインヒューマン(ジーン・リッチ) / 石頭
以下はガープス雑談所からの抜粋です。サイバーパンクなテーマ だったのですみません、私見と参考書物をここに書かせて頂きます。

「近未来、人類は2種類の人種に分かれていた。 遺伝子操作を受けた人間「デザイン・ヒューマン」と、そうでない人間「ノンデザイン・ヒューマン」。

やがて少数の「デザイン・ヒューマン」は選民意識を持ち始め、、「ノンデザイン・ヒューマン」を 差別視するようになる。そして優れた能力を持つ「デザイン・チャイルド」が世界を支配するようになり、 そうでない人間達は彼らの支配下に置かれる事になる。

だが「ノンデザイン・ヒューマン」側も、それを易々と受け入れるわけが無く、2種類の人類の間で 世界の覇権を巡って、激しい争いが起きる…。」


恐らく、「デザインヒューマン」を生み出すのに大変高価なコストが必要だと 仮定した場合、単純に「デザインヒューマン」と「ノンデザインヒューマン」 との二項対立にはならないように思います。恐らく「デザインヒューマン」達 はその生み出し手の影響を強く受けた存在になるのではないかと思います。

そのような高価なコストを負担できる存在は国家、宗教結社、多国籍企業、 大富豪などの超裕福な個人あたりではないかと。要するに「デザインヒューマン」 達は彼らの願望を強く受け継ぐ存在になるのでないかと思えます。生み出し手達はデザインヒューマン達が団結するのを望まないでしょう。それを阻止するために多くの手段を取ると考えられます。脳皮質爆弾とか洗脳とか、あるいは”守るべきノンデザインヒューマン(恋人とか友人とか)”の作為的な提供とか。

要するに、二項対立ではなく、恐らくは「ノンデザインヒューマン」集団(一部は デザインヒューマン達も生み出すのかもしれません)により生み出された多くの僕たる「デザインヒューマン」達の抗争、全世界を舞台にしたモザイク的な抗争こそが ありえそうな気もします。私見ですが。

また別の考えとしてはノンデザインヒューマン 側を助けるデザインヒューマンと、ノンデザインヒューマンを支配、抹殺しようと もくろむデザインヒューマン達の抗争も考えられます(X-MENですね)。

そして、さらに考えるのであれば、「デザインヒューマン」達はその生育の過程に おいて様々なトラウマを負う事が考えられ、それは単純に次のセリフに集約され るような気もします。

「カタログ値通りのスペックを提供していない。この子は失敗策だ。」

「お前は、あの子の面影を残すだけの化け物だ。あの子はそんな笑い方をしない。 そんな仕種で微笑まない。」

  デザインヒューマン達は多くのトラウマを持つ事が予想され、それはバンパイア マスカレードのような『生の苦悩・葛藤』のような話題を提供するかもしれません。

以上です。私個人としましては、上記のようなノンデザインヒューマン団体に よって育成されたデザインヒューマン達超人の世界的抗争、というオリジナル サプリメントには大変興味があります。恐らくガープス妖魔夜行をベースに すれば作成は可能でしょう。人工的に想像された超人達の世界的な戦いの話。(PC達は同一、あるいは協力関係にある団体によって製造されたデザインヒューマン達が敵対関係にある団体のデザインヒューマンと戦う話、とすればよいわけです。

例えば世界を真っ二つの勢力に分けて世界的抗争を行わせ、実際の戦場として大都市を用意、そこで辺りが廃虚と化すまで、あるいは一方がもう一方を完全に抹殺するまで超人達が戦闘を行う、のような舞台設定を行えば再現は比較的簡単なような気もします。少しもの悲しい話になるかもしれませんが)。

で。参考書籍ですが。古典的な超人と旧人類の抗争の話でしたら、
#経済戦争に関してご意見をいただきましてどうもありがとうございました。>ALL
2001年01月02日:23時21分05秒
サイバーじゃないけど / 難波霞月
いいですねえ、絶対にプレイしようという人は少ないでしょうが、その着眼点は見事です。
こうした独創的な発想を持つ人が実際にサプリを作って欲しいものです。(^^;
少年犯罪ネタはかつてyahoo!のカテゴリから辿れた「無限会社藤岡物産」さんが構想を立てておられたようですが…どうもサイトが閉鎖されてしまったようですね。北朝鮮はネタが無さ過ぎです。1回限りのセッションならともかく、数回のシナリオを展開するのは相当困難かもしれません。北朝鮮のスパイになって主席様のトンデモ命令を実行していくようなものなら遊べるかもしれませんが。

2001年01月02日:19時30分56秒
がれっとさんへ / 戒莉
うーん、いまあるサプリメントの中では一番近いと思うけどな…
  文明レベル8でハードな世界だからね、
  2chは確かに楽しい。
2001年01月02日:19時12分10秒
戒莉さーん! / がれっと
その話題、サイバーじゃないよー! まぁ、世界観はハードボイルドしてるけどネ。 あまりすれっからしな話題は触れないでおきましょ。 汎用の方でもかなりもめてたけど、ああいうのは内輪掲示板でやりましょーね。 2CHとかね。楽しいよ、あそこ。
2001年01月02日:16時17分24秒
史上最高の難易度ガープス北朝鮮 / 戒莉
ガープス北朝鮮、これを作れる人はいるのでしょうか? 世界自体が今までのゲ−ム史に存在しない! これはもう、遊びじゃなく て、学術の世界! サプリメントが出れば話題沸騰! ゲームが成立するには、かなりのCPが… 100CPじゃ、すぐ死ぬでしょう。 で も、妖怪や超能力者は安易に出せない… http://www02.so-net.ne.jp/~muraji/non-fiction/zetubo.htm http://www.bekkoame.ne.jp/ro/renk/INSIDE1.htm http://www.bekkoame.ne.jp/ro/renk/renk0620.htm http://www02.so-net.ne.jp/~muraji/non-fiction/donzoko.html 参考資料。
  北朝鮮の規制レベルは6、完全な統制社会、隣国の中国も規制レベル4〜5(弾圧)ですから。賄賂 と強靱な体力が必要なのは言うまでもありません。免疫ない人はすぐに伝染病にかかるでしょう。 そんな北朝鮮にも当局の目を かいくぐって、愚連隊やヤクザがいます。(北朝鮮不良日記 文春文庫 参照)
2001年01月02日:16時15分45秒
ガープス・少年犯罪 / 戒莉
現実の日本を題材とした少年犯罪ものを作ってほしい。 いかに、法や監視の目をくぐり抜けるか! 考えただけで面白くないか?
  >どういった時代・地域・領域を舞台として誰が何をするものをさしているのでしょうか?
  現代の日本などの我々の生活圏に密着した世界で、超能力や魔法に頼らずに、少年少女が冒険するものです。「冤罪で捕まっ た仲間を救え!」から「日本政府乗っ取り」まで、いろいろなキャンペーンがあれば、面白いと思います。
 >「法や監視の目」はどのよ うにシステム的に再現されるものなのでしょうか?
  例えば、制服姿で高校生が学校のあるじかん、盛り場をうろついていたら、補導されたり、武器防具はうまく隠さないと警察 に連行されます。
 >現実の法律制度をどの程度くみとるものを想定しているのでしょう か?
  ガープス・ベーシック 完訳版p.247、ゲーム世界にある規制レベルは3(ふつう)と4(規制されている)の中間、武器の合 法レベルはそれより1、2ランク高く、工夫して合法の物を持つか、非合法な物を闇で手に入れたり、自作したりして、うまく隠す
(ザ・隠匿術 第三書館 参照)必要があるでしょう。(そうしたことは、「秘密」という不利な特徴になるでしょう。各種免許 をフル活用するのは言うまでもありません。コンピューターハッキング・クラッキング・などのハイテク技術も役立ちます。(各 種 マニュアル本 参照 http://www.atc.ne.jp/seikindo/manua1.htm )
2000年12月26日:00時40分39秒
経済戦争inTL8〜9 / 難波霞月
具体的な概容は決まりませんが、次のような流れではどうでしょうか?
1:偶発的イベントの判定
偶発的に起こりうる事件の判定です。戦争や災害、資源高騰、インフレ、汚職事件…ありとあらゆる現象が発生します。これにより戦闘が大きく変化する恐れがあります。
2:イニシアチブの決定
これは従来のGURPSにおける戦闘の原則ですよね。ただしこの場合は毎ターン<経済学>の即決で勝利した方が先攻後攻を選べます。
3:戦闘行動の決定
「債券発行」「リストラ」などで企業を立て直したり、「キャンペーン」で知名度を上げたり、あるいは「破壊工作」「敵対的買収」「株価操作」で敵対企業にダメージを与えます。企業にはそれぞれHPが定められており、これがゼロになると倒産します。
1ターンは1月くらいでOKじゃないでしょうか?
2000年12月24日:20時49分02秒
私個人の考える『経済戦争(andマネーゲーム)』の範囲 / 石頭
は文明レベル8〜9の限定された状況で、それ以外は考えておりません。全てを内包する、あるいは全ての世界において使用可能なガープス版『経済戦争』ルールの作成はかなりあっさり私の能力の限界を超えます。私個人には到底不可能です。考えられる方、ばんばってください。
2000年12月24日:08時17分35秒
RE:経済戦争について思う / 百鬼
GURPSなら、経済戦争全般を扱ったサプリメントがあっていいもですね。
そのなかには、サイバーパンクを含めSF世界やファンタジー世界における経済戦争も載るでしょう。


 ワールドを問わず使えるものを作るのは難しいでしょうけれど、それでも、ここで話題にしているような問題を克服したそういうサプリメントが実現したら、実に幅広い立場のキャラクターを扱うことができるようになりますね。
それは、いままで多くのサイバーパンクRPGが抱えていた問題の一部を解決するいいヒントになると思います。


2000年12月23日:03時22分59秒
経済戦争について思う / Ynte
 GURPSなら、経済戦争全般を扱ったサプリメントがあっていいもですね。
 そのなかには、サイバーパンクを含めSF世界やファンタジー世界における経済戦争も載るでしょう。
 
 ところで私が思うサイバーパンクの魅力は、世界観ですな。世界は社会や人物に大きな影響を与えますし…。
2000年12月20日:01時31分25秒
RE:【経済戦争】 / 百鬼
具体的なモデルケース、実際のハウスルールを作成して論議
 ええ、実際になにを「経済戦」と定義して、ルール化/再現を目指すかを決めた方がよいようです。
汎用に経済活動内での闘争全般を扱うと、やはりとても煩雑で大きすぎるものができあがると思います。


要するに「過酷な世界で生き抜くPC達。そのPC達の個人的な関わり合いによって生じる冒険こそがサイバーパンクの魅力なのだ」という意見なのでしょうか。そして、そのお考えからは『経済戦争』という概念は百鬼殿個人の考えとしてはそぐわないと。
 それは違います。サイバーパンクRPGに『経済戦争』が再現されることは私も望ましいことであると思っています(成功すればサイバーパンクRPGを、まったく新しい視点の上で表現できることになるわけですから)。
私がここで指摘したかったのは、サイバーパンクRPG観についてではなく(文字のスタイルを変えて表記しているとはいえ、少々紛らわしい書き方をしてしまったのは私の失敗です。それに加えて「サイバーパンク」と「サイバーパンクRPG」が混同してました)、この経済戦のルールの結果(あるいは過程)をいかにロールプレイに反映させるか(あるいはその逆)についての問題点です。
経済戦そのものを単にリアルに処理できるだけではなく、それをいかに(サイバーパンクRPGに限らず)RPGの中心であるプレイヤー・キャラクターの視点に変換できるか、ということも必要だ、と私は言っているのです。


2000年12月20日:01時05分09秒
【経済戦争】サイバーパンクで扱う範囲か / 混沌太郎
>やはりサイバーパンク好きは個々それぞれのこだわりがありますものね(^^。

実際問題として、サイバーパンクの小説か何かで、主人公が企業の重役で経営を切り盛りするとか、
主人公がネットワークを駆使して経済を操作して一山当てる、とかいったような内容の作品て存在しますか?
あんまり踏み込むと、サイバーパンク的でない、という感想が出てもおかしくないような気がします。

とはいえ、背景としては企業の活動は重要であり、参考となるようなサプリメントがあれば有り難いのですけど。

#ところで、タイトルは、"GURPS Economy"とかの方が、「らしく」ないですか?(^-^)
2000年12月19日:15時01分51秒
【経済戦争】恐らくこれ以上は / 石頭
具体的なモデルケース、実際のハウスルールを作成して論議した方が早いようですね。


>銃もサイバーもモラルのない世界も企業による支配もハードボイルドも、どれもサイバーパンクの直接的な魅力ではありません。それらが存在している世界で生きる人間同士の物語こそがサイバーパンクの魅力なのです!

意味はがよくわからないのですが、要するに「過酷な世界で生き抜くPC達。そのPC達の個人的な関わり合いによって生じる冒険こそがサイバーパンクの魅力なのだ」という意見なのでしょうか。そして、そのお考えからは『経済戦争』という概念は百鬼殿個人の考えとしてはそぐわないと。なるほど。了解です。やはりサイバーパンク好きは個々それぞれのこだわりがありますものね(^^。
2000年12月16日:04時24分56秒
RE:【経済戦争】 / 百鬼
 いえ、そうではなくて(^^;
私がここで言いたいことというのは……


これは、既存のガープスで存在する特徴、技能から算出可能だと思います。
 私が問題である考えているのは、「対応するキャラクターデータがない」ことではなく、その既存の特徴・技能からの換算そのものの手順を考慮する困難さです。
ここで解決しなければならない問題は数多くあります。
仮に一つ挙げれば、たとえばその経済戦ルールで使用される数値は、組織からも個人からもデータ変換ができる必要があります。それは、企業対個人、国家対企業、国家対個人などといった規模の違う間であっても戦いが成立しうるからです。たとえばイギリス対ジョージ・ソロスといったような(しかも短期的な視点で、ということに限れば状況が有利に働いていたとはいえ、ソロスはイギリスに勝ちました)。
したがって、単純な足し算ではこの値は算出できないことがわかると思います。


>プレイヤー・キャラクターの生きる社会に与える影響
 これについては誤解をされているようなので、補足します。
私がこの発言の中で意図したことは、経済戦が社会にもたらした影響をいかに、プレイヤー・キャラクターの視点に変換・表現し、そこからプレイヤー・キャラクターのロールプレイを引き出すか、ということにあります。

私はプレイヤー・キャラクターと、そのキャラクターたちが生きる社会との対比の表現に、サイバーパンクの魅力の一つがあると思います。
個人的見解ですが、私はこれを強く主張します。銃もサイバーもモラルのない世界も企業による支配もハードボイルドも、どれもサイバーパンクの直接的な魅力ではありません。それらが存在している世界で生きる人間同士の物語こそがサイバーパンクの魅力なのです!

つまり、ここでは『経済安定度』を算出できるかどうかが問題なのではなく、それをどうやってプレイヤー・キャラクターを中心とした(プレイヤー・キャラクターの視点から見える)社会に適用するかが問題なのです(このあたりは前述した経済戦の数値をキャラクターのデータに逆換算する作業に似ていますがより困難な作業になると思います)。


NOVAの社会戦闘並みの万能性、包含性を持たせないで、コンセプトをはっきりさせる
 特定のモデル事象に絞って再現しようというのは、確かに効率的でいい方法だと私も思います。

ところで『ガープス・ウォール街』を作るとしたら、どんなセッションになるんでしょう?
私の頭の中では「一つの小さな投資会社に所属するPC」とか「弁護士のPC」といったようなイメージが(笑)


2000年12月15日:09時30分17秒
追記(質問)>GURPS CYBERWORLD エコノミクス / 石頭
フラックスルールとか言うのがあったと記憶しています(今手元にルールがないんです、すみません(^^;)。あれってどんなのでしたっけ?(^^;;;
2000年12月15日:09時27分37秒
【経済戦争】ガープス『ウォール街』 / 石頭
>N◎VAでは単に「外界」で済みましたが、ガープスでは多くの数値(もしくは数値化されていないものまで)から換算しなければいけなくなります。情報戦のことも視野に入れるならその能力の客観的な換算も必要になるでしょう)。

これは、既存のガープスで存在する特徴、技能から算出可能だと思います。

>加えて、その戦闘の結果がどのようにプレイヤー・キャラクターの生きる社会に影響を与えたかも表現しなければいけません

恐らくこれは、新しく一つパラメータを増やすだけで対応できるかもしれません。経済的安定度みたいな。物品売買などのサービスが上手く機能しているか、値段は最適なのか、などです。この値が高い時は、物が安く買う事ができ、低い時は値段が上がる。戦闘の結果、この値を増減すれば、良いのではないかと。

#GURPS CYBERWORLD の中のエコノミクスで出てくるルールって何でしたっけ?あれをある程度モデルにすれば良いような。

なんにせよ、NOVAの社会戦闘並みの万能性、包含性を持たせないで、コンセプトをはっきりさせれば、『経済戦争』のルール化はそれほど難しくはないと思っています。問題はこれをPCの行動選択オプションとした場合、様々な弊害が考えられる事です。いっその事表題のようにガープス『ウォール街』というサプリメントを考えた方が早いのかもしれません。
2000年12月15日:04時56分32秒
ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 002 / sf

 ガープスサイバーパンク雑談所 LOG 002として2000年02月26日から2000年12月14日までのログを切り出しました。

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