プレイング研究室 LOG 014

プレイング研究室の1998年06月19日から1998年06月26日までのログです。


98年06月26日:00時18分12秒
Re:キャラクターの個性 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>MARSさん
 すごい、すごい。アタシMARSさんが「キャラクターの個性」で書かれたことみんなわかるわ☆ みんな、さんせ〜。
 
>基本的にはプレイヤーの人格だと思います。
>ただ、プレイヤーの個性ではないと思います。
 
 とかって、うまい言いかただわ、って思います。人によってはレトリカルで曖昧ってゆぅかもだけど、アタシはわかっちゃうなぁ。
 MARSさんがあげられたような、キャラクタープレイは、へっぽこだってアタシは断言しちゃいます(笑)。
 と・こ・ろ・で・MARSさんの書込み読んでて、思ったのですけれど、匿名希望(2号;仮称)さんが、気にしてるのって、MARSさんが書かれたのと逆の方向にいっちゃってるタイプの、キャラクタープレイなのでないかしら?
 「過去に目を向け」すぎちゃって、PLが作った設定に縛られすぎて、他のキャラ(PCでもNPCでも)との自然な感じの交流ができなくなっちゃってるキャラクタープレイのことよ。
 アタシは断言しちゃいますけど、それもへっぽこなキャラプレなのだ。
 
P.S.
>キャラクターが死にそうな時にキャラクターの個性が足かせになるなら
>前言撤回したくなるのは止む終えないでしょう。
 う〜ん、そこで、こらえると、カ・イ・カ・ンの世界が広がるのだけれど。←ごめん、アタシのビョ〜キ(苦笑)なのだ。気にしないでくださいませ。>MARSさん
98年06月25日:21時52分48秒
キャラクターの個性 / MARS
 微妙な変化は付けられます…が、基本的にはプレイヤーの人格だと思います。
 ただ、プレイヤーの個性ではないと思います。
 例えばそのキャラクターが置かれた立場を想像してそのキャラならどういう判断を下すかを
 考えますが、それそのものがそのプレイヤーが行う行動ではないはずです。
 確かにそれを判断したのはプレイヤーかもしれませんがキャラクターを想像し
 そこから出てきた答えはプレイヤーの個性とは何ら関係のないものです。
 おそらく匿名希望(仮称2号)さんの言っておられる欲求を満たしているだけのプレイヤーは
 キャラクターの想像が欠落しているのだと思います。
 そういうプレイヤーはそのキャラクターが起こした行動の判断基準がプレイヤーの
 個性から導き出されたのは明確です。
 それをキャラクターの個性と偽り責任回避をしているに過ぎません。
 それが証拠にそういったプレイヤーはゲームに不利になるようなことは
 「こういうキャラクターだから仕方ない」
 とは言わないはずではないでしょうか?
 また有利になるなら先ほどまでの個性をあっさりと前言撤回してるはずです。
 もちろんプレイヤーだって人の子です。
 キャラクターが死にそうな時にキャラクターの個性が足かせになるなら
 前言撤回したくなるのは止む終えないでしょう。
 しかしそれがしばしば行われているならもう少しキャラクターの個性…
 というかキャラクターの過去に目を向けるように注意すべきです。
 まあ言っても仕方ない場合もありますが…
98年06月25日:21時29分00秒
Re:個性 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
キャラ(PC)の個性づけについて、アタシなりにお応えしましょう。

>ベースとなる演じるPLは1人であるのですから、個性を演じ分けるといってもプロではないのですから限りが有りそうですし、PL自体の好き嫌いもあるので、単純に考えれば「PLの個性=PCの個性」に近くなりそうな気もしないでもないですが、故にそれって本当にキャラの個性なのでしょうか?
 
 プロではないですから、バリエーションには限りがあるでしょうね。けれど、限りはあっても、ひとつ、ふたつと数えられる、Countableな量ではありません。
 キャラクターのパーソナリティの使い分けは、基本的には、PL自身の内にある、ある側面を分離して肥大化させたり、組み合わせを変えたりしたものだと考えられます。
 ですから、PLが創意工夫をめぐらせて組み合わせのバリエーションを増やしていくことも可能です。←UnCountableとゆえるわけです。
 ですから、「PLの願望を充足する」ためにPCのキャラクター性を組み立てることもできれば、セッションで構築されるドラマに深く関わるために組み立てることもできるのです。
 
 通りいっぺんなお応えはしましたけれど、実は、アタシ、ご質問の真意がよくわかっていません(笑)。
 「PL自身の欲求満たすためだけ」との表現には、どうしてもネガティブな意味づけが読みとれてしまうのですけれど。
 面白いプレイをしよう、とゆぅのも「欲求の充足」でわあるのですよ。何が気になられてのご質問か、もう少しはっきりさせていただけると、こちらも、もう少しお応えのしようもあるのですけれど。
 
 見当違いな推測かもしれませんけれど。キャラクターの性格を、実際の個人の性格との比較してお考えになるから、迷われているような気もしましました。
 小説・コミック・映画、なんでもよいのですけれども、フィクションに登場するキャラクターの性格描写手法との比較検討をTRPGのプレイでもされると、もう少しもんだいがはっきりするのではないでしょうか?
 
#もし、よろしければ、ですけど。匿名希望二号、とでも名乗られたらいかがですか? 文体のクセから判断して、アタシのもんだい発言「困ってるおじさま」の書込みで、クレームを頂戴したかたと推測していますけれど。←もし違っていたら三号でなくてはいけなくなりますけれど。よけいなおせっかい、ですわね(苦笑)。
98年06月25日:20時28分07秒
個性 / 匿名希望(RQの人ではないです。)
ここで出されているキャラクタープレイされている方が、良く使われている「キャラの個性」って、どのようなものを表わしたものなのでしょうか?
キャラ毎に全く性格や人格とかを変えたりなさったりするのでしょうか?実際に自分の性格以外のPCの演じわけとかどのくらいできるのでしょうか?
いろいろなPCをなさるのでしょうけど、ベースとなる演じるPLは1人であるのですから、個性を演じ分けるといってもプロではないのですから限りが有りそうですし、PL自体の好き嫌いもあるので、単純に考えれば「PLの個性=PCの個性」に近くなりそうな気もしないでもないですが、故にそれって本当にキャラの個性なのでしょうか?
近くのコンベンションでキャラクタープレイされてる方見てると、どう見てもPL自身の欲求満たすためだけやろうとしか、見えない人を良く見てしまいますので、あえて良くある質問かもしれませんがお聞きします。
98年06月25日:20時07分13秒
うーん、凄いや…(まこさん&お兄さんへ) / YAN/矢野 聡一郎
 ええっと、先ほど、まこさんの書き込みと、まこさんのお兄さんの書き込みを、いっぺんに読ませて頂きました。
 
 うーん、なんていうか。凄いなあ。TRPGに対する、考え方とか、意欲とか、姿勢とか。
 実際に会って見たわけじゃないけど、きっと、まこさんのお兄さん達って、素晴らしい人たちなんだろうなあ、と思います。(TRPGプレイヤーとしても、人間としても。)
 
 一つのプレイスタイルに固執しないで、色んな遊びかたを試した上で今のプレイスタイルに行き着いた、というあたりは、なんというか、もう。(ていうか、今もより上を目指されているんでしょうね〜…)
 
 その上で、みんなでまこさんに合わせようと考えてプレイされているんですから、本当、もう、口出しするようなことなんて、ないなあ…。(どちらかというと、一連の書き込みを読ませて頂いて、自分の方が為になったんじゃないか、って思います。)
 
 まこさんの書き込みも、分かっているなあ、というか、核心をついていて、すっかり感心されられてしまいました。
 
> まこの兄さんWROTE 
> これが最初にして最後のようなもの…
 
 って、ちょっぴり残念…。でも、忙しいとか、色々と理由もあるのでしょうね…。色々お話できたら嬉しいのですけど…(一方的に質問してしまうかもしれないけど(汗))
 
 それでは、まこさん、お兄さんとも、頑張って下さいね〜。また気が向いたら(ていうか、頻繁にでも)、ぜひ書き込みされて下さいませ〜。
98年06月25日:16時00分01秒
この素晴らしい兄妹に(サイコロの)神の祝福を(^^) / Howling
>マコさん
表題の件は気にしないでください。いや、楽しくてインパクト十分な良い表題だと私は思いますよ。

さて、問題については一段落してるみたいだし、マコさん自身についてやお兄さんについての記述を見ている限り、なんだ、全然OKじゃんとか思いました。あ、別に贅沢な悩みだから、大した事ないという意味ではないです。悩みには優劣はないと思いますし、その時のその人にとってはとっても大事な事であるのは確かだと思いますから。
でも、お兄さん達、面白いですね。いや、一度、プレイを一緒にしてみたいですね。まあ、それはここの掲示板に書き込みをしている人達にはまず間違いなく抱いてる想いなのですが、一目見るだけでも良いから、とまで思ったのは滅多にないです。

そうそう、最後に付け足しですが・・・

マコさんwrote

>Howlingさんが最後に言われてるように、ホントは密かに上達したかったんです。

これはすでにある程度は達成できてると思いますよ。だって・・・


>おそらく、こちらのまこに対する水準判断がその進歩よりやや遅れていた為だろう。

>「補正」(庇護率の随時減少)が正確にできていれば問題なかったとは思うが、ここ

>までこちらの目論見がバレてしまっては大幅な軌道修正をせざるを得ないだろう。

なわけですから。知らず知らずの内に密かに成長してるんじゃないかな?

98年06月25日:15時46分00秒
キャラクタープレイ重視の遊び方は特殊か? / MAT.N
危険性はあるものの、実はわりとこー、ポピュラーなんじゃないかと思ってます。アメリカでもD&Dの昔からあったようですし。

ポピュラーだけに「罠」(というか穴かの)に落ちての「キャラクター暴走」とか「プレイヤーのPCへの過度の同一化」とかが問題ではありますが。

ただこの方向って突き詰めていくと「システムがいらない」となりがちですのでRPGの「ゲームとしての発展」には寄与しないという難点はあります。でもまあ、遊ぶ分には好きずきだしねえ。
98年06月25日:15時35分14秒
プレイスタイルでかつて”R”というものがあった / MAT.N
>「シナリオなし、システムなし、唯一のルールは“総意絶対”、テーマはシリアスな戦闘、菊地秀行・荒俣宏的なイメージソースの世界観、際立った個性のPC・NPC、完全にキャラに成りきった演技と、ルール的な用語を取り除いた描写、その他の発言は可能な限りしない、感動はいいがチャチャやギャグはだめ」

ううむ
え〜、ニフティ爺のMAT.Nです。似たような試みがその昔にニフティのRT(チャット)プレイで行われた事があり、Rと呼ばれておりました。(RPGからシステム/ゲームの要素/がなくなったので”R”)メリットはRT(チャット)に関わらずプレイがスピーディでかつPCのキャラクタープレイへの没入の度合いが高まるという点です。まこさんの所のプレイスタイルに似てますね。先に紹介した「ヴィエと無謀な戦士達」は、実にこの”R”でプレイされたものでありました。

が、この方策はいくつか問題点を抱えていることが後に分かるようになります。これまた、まこさんが既に書かれてますが「キャラクターとプレイヤーが未分離のまま”キャラに没入するスタイル”を続けると、キャラクターの死などによりプレイヤーに障害(身体的にも精神的にも)現れる事がある(実際にはプレイヤーに腹痛が現れたりした)」というものと、「”R”はメンツを選び、GMに高いレベルのバランス感覚が要求される。未熟なメンツで行えばセッションが崩壊しやすい」というものです。系としてキャラクタープレイを求めるあまり暴走しやすいというのもあるかな。馬場さんはコレで結構苦労されたようです。(RではなくT&Tでしたが)NIFTYのライブラリにそのログが残ってますが。馬場講座がキャラプレイの暴走に厳しいのはこうした経緯があるからではないかと私は考えてます。

NIFTYのFRPGでは「”R”の問題に関する特設会議室」なるものが出来て議論されたものです。この時、”R”で生じた出来事と同様な事例としてD&Dに没入するあまり現実感覚が喪失し、自殺者も出たアメリカの事例が報告されておりました。(映画にもなってます)
まこさんの所で危機意識を持たれているのはこうした過去の事例を踏まえているか、プレイで気がつかれたのでしょう。当該会議室の論調も「”R”は危険物」という方向でまとまりかけました。が、「”成りきり”こそRPGの醍醐味ではないのか?プレイヤーとの分離がきちんと行われていれば問題なかろう」という異論が提起されていくらか流れが変わって終わってます。
しかし、その後ニフティFRPGでは「R」は行われなくなり、現行「成りきり」はちと旗色悪いです(^^;(何回か”成りきり擁護”のFLAMEが生じましたが、ゲームシステム重視に論客がそろっていたしねえ)

まあ、こういうこともあったというご紹介もかねて。なお、「ゲーム・システム重視」のスタイルの参考事例として馬場秀和のマスターリング講座があります。TRPG系ページリストの「重要」からリンクがたどれますので、興味がありましたらどうぞ。

#をを、なんかGMである兄上の書き込みがっ。
#出遅れ気味ですが、ご参考までに

98年06月25日:15時10分29秒
まこの兄さんへ / 寺田大典
 一連の書き込みに関してまったく書き込みはしていない寺田です。という事で、外野のちょっとした意見程度に聞いていただければ幸いですが。

 まこの兄さんのグループで遊ばれている遊び方が特殊だとしてもそのグループ(まこさん含め)が楽しくやれていればいいわけですよね。そこに「世間一般のTRPG」とか「良いTRPG」ってのは必要無いと思うのです。

 で、現状で、「まこさんが%8
98年06月25日:14時40分40秒
鏡氏、そして皆様方へ (超・長文で申し訳ありません) / まこの兄
 迷惑に迷惑を重ねてしまったようで、誠心誠意、お詫びさせて戴きます。
 私は、「まこ」 の兄であります。始めまして、皆様方。(個々人へのご挨拶は、まことに勝手ながらこれに総括させて戴きます)
 そして、sf様、このような私的な理由で掲示板を利用する無作法をどうかお許し下さい。
 
 さて、本題でありますが、
 
 鏡氏が私に対して仰っておられるので、応えなければそれこそ失礼を通り越して罪悪かと、一時的に主義を改めるに至りました。
 勿論、このような掲示板に書き込む事など全く以って初めてであり、緊張しております。妹の方がよほど心得ている事かと思われます。
 が、これが最初にして最後のようなもの、と失礼と恥を覚悟で出て参りました。
 冗長なる駄文、お目汚しをお許し下さい。実際は、私など妹の文章を咎めるに足る能力すら持ち合わせておりません。「所詮、血か」 と笑って戴ければ幸いかと。
 
 ◆鏡氏曰く
 「〜まこさんのお兄さんとそのご友人の楽しみ方は、きわめて特殊な形で行われている様に思われます」
 「あなた方のプレイスタイルは、卓上RPGにおける (可能性も含めた) 多種多様の遊び方の一つでしかないからです…それも、ひどく突出した形態の。正直、世のRPG愛好家100人の内1人が対応できればよいほど、“遊び手を選ぶ”スタイルであると判断しております」
 
 妹が4回書き込んだ文章を全て読んで戴いた範囲での、「現在の我々の基本スタイル」 に対して仰られている事でしょうか? あるいはプレイスタイルのチョイスという部分でしょうか? 文脈から前者だと前提させて戴きますが。
 はい。それは元より自覚しております。
 最近はコンベンションなどに疎遠であり、「現在の我々の基本スタイル」 との正確な比較などできよう筈もありませんが、少なくとも過去の経験、あるいは雑誌・文庫本・ネット・ラジオ上の生プレイ・リプレイ収録CDなどの情報からもそう判断しております。
 ここで私が言っているのは、特に 「キャラクター演技」 に関する技術ですが。
 
 未熟な頃は 「自分達がより進化している」 などと甚だしい錯誤のまま悦に入った事もあるものの、それは余談でございます。(と同時に、現在の我々の 「他のスタイルの尊重・吸収の精神」 を理解して戴ければ幸いかと存じます)
 
 妹も書いておりますが、「サークル間交流皆無のガラパゴス」 とは我ながら言い得て妙と苦笑交じりに思っておりますし、単に我々の総意としてのスタイルに過ぎませんし、他のどのようなスタイルを否定するつもりもございません。むしろ、他のスタイルは大いに興味があると言えます。
 ただ、「現時点に於いて、これが最も我々が楽しめるスタイルである」 というだけの話でしょう。
 でなければ、こうした掲示板を読んで知識を取り入れ、「面白そうだ、やってみよう」 などと山賊のような事は考えない事は明白であります。
 
 ただ、「特殊」 ではあるでしょう。しかし、「極めて特殊」 というほど掛け離れている訳でもありません。
 妹が伝えておりますのは実態そのものではなく、誤解されても仕方のない書き方があります。
 それこそ、「いつもシナリオレス、ルールレス」、「いつも一人何役のプレイをしている」 などなどと。
 全く違います。
 それは 「そういったプレイ」 であって、「現在の我々の基本スタイル」 は別のやり方であります。
 また、鏡氏もごく単純な誤解を為されている部分がございます。
 特に、鏡氏の仰っておられる意味での 「客体的乖離の適性」 など、我々は私を含めて誰も持っておりませんし、また持っていたところでRPGにとっては確かに何の役にも立たないでしょう。逆に、つまらなくするだけの無用の長物です。
 確かに表現も不適切ですが、大仰な言い方をしているだけで、実際は誰しもが有している筈です。そうでないと仰られるなら、キャラクターが殴られる度にプレイヤー本人が殴られたと感じ取り、たちまち始まる暴力沙汰。RPGどころではございません。
 要は、この 「分別」 の事を意味しているのです。できれば、もう一度、妹の文章を吟味して戴ければ有り難く思うのですが。
 また、私が妹をその点に於いて未熟だと判断している端的な論証の一つとして、例えばコンピュータゲームに没入し過ぎる向きがあるのです。印象深いのが 〈FF7〉 の時で、泣き声・喚き声・黄色い悲鳴が一定のサイクルでほぼ常に響いており、私の睡眠時間が著しく減少致しました。
 ……まぁ、私も 〈FF7〉 に激しくハマっておりましたので、それは責任転嫁ですが。
 
 妹の異次元文章が引き起こしている誤解については、ただお詫びする他ありません。
 それらについては、後ほど機会を改めて弁明させて戴ければ、と思っている次第です。後々にも残る掲示板で誤解され兼ねない形で書き込まれた以上 (それは身内のミスだから納得しろ、と言われると言葉もありませんが)、 掲示板上でそれを解くしかありません。
 実態に対して否定されたり非難されるのに対しては、「スタイルの違い」 という安易な納得の仕方がありましょう。が、誤解については納得のできよう筈がありません。
 ささやかながら、私にもプライドがございます。どうかその時は再びのお目汚しをお許し下さい。
 
 ◆鏡氏曰く
 「まこさんには、もっと色々なプレイを見ていただき、その中からご自身の好む手法を見つけていただくのが最善かと考えます」
 
 鏡氏は、「我々が様々なスタイルをプレイに合わせてチョイスする事から、即ち、妹に色々なプレイを提示できうる」 という前提で仰っているものとします。
 が、実際の現状として我々が妹に提示しているのは、最初のプレイを除けば 「ノリ重視・ルール軽視」 のみ。
 妹が言うように額面通りそのままの露骨なやり方ではありませんが、傾向としてはそちらに向いております。〈クトゥルフ〉だろうが、〈SW〉だろうが、その他でろうが。(……これが 「システムのコンセプトを侮辱した遊び方である」 という意見があるのは重々分かっておりますが、我々が 「システムのコンセプトを活かした遊び方もする」 という点でご愛嬌とさせて戴ければ幸いであります)
 
 勿論、全く知識のなかった当時の妹自身が 「ノリ重視・ルール軽視でやりたい」 などとのたまった訳ではありません。妹の趣味、性格などを考慮した上でいくつかの簡単な質問をし、最も身近な人間である私が結論を出しました。
 それに対して鏡氏は、
 
 「兄達 (=我々) が勝手な判断で妹の好みを判断し、『ノリ重視・ルール軽視』 というプレイスタイルを押し付けた。
 初心者相手の事であるから仕方がないかも知れない。
 が、入り口としてのそこまではともかく、その後はどうするのか。
 延長上に 『兄達 (=我々) の基本スタイル』 を想定し、妹を合わせようとしていると思われる。それ以外を提示しようという気配がない。それが問題なのだ」
 
 と仰りたいのだと考えます。
 
 鏡氏の文章からは、「貴方達 (=我々) の中で色々なプレイスタイルを提示せよ」 ではなく、「貴方達 (=我々) とは離れた外部で経験させよ」 というニュアンスを感じます。
 でなければ、「まこさんには、もっと色々なプレイを見
『せ』 ていただき、その中からご自身の好む手法を見つけていただくのが最善かと考えます」と仰られる筈です。「せ」 が入るか否かで動作主体が変わっているのですから。
 
 だとするなら、その真意は何なのか……これに思い当たり、ぎくりとしました。
 
 更に穿って見るならば、鏡氏は我々に対して辛辣極まる印象を抱いているものと推察します。貴方の文体から、疲れ、呆れ、悲しみ、哀れみのようなものを感じ取れるのは気の所為でしょうか?
 それこそ、「わざわざ初心者を一人失う事はあるまい」(鏡氏の定義では初心者ではなく、初級者でしょうか)と憤っておられるかも知れません。無論、これらは私の勝手な憶測に過ぎませんが。
 
 私の文章解釈が的確であると前提に置いて、ですが……私は頭を抱えるばかりです。
 「妹を 『我々の“一般的には特殊な”基本スタイル』に染めるのが是か非か」 という観点は、正直申し上げて失念しておりました。押し付けるつもりは毛頭ありませんでしたが、そう考えているだけで実際に行っている事は 「恥ずべき思考停止」 以外の何物でもありません。
 鏡氏のご指摘とお叱り、まことに感謝します。付け加えるならば、氏の深い憂慮には敬意を表する他ありません。
 
 またも、「身勝手で滑稽な自称上級者」 を演じておりました。なかなか自覚できないものです。未熟でありました。
 これは、私の言葉であると同時に我々の総意とし、他のメンバーの陳謝も含まれているものと受け取って戴きたく思います。
 
 妹の2回目の書き込み、「舌足らずでした」 からも推測できるでしょうが、私は鏡氏の 「RPG日本」 をたまに拝見させて戴いております。
 貴方が提唱されておられるスタイル差についての総括的な見解に対し、似たような事を考えていたと僭越ながらも言わせて戴くならば、それゆえあって非常に関心があります。また、多くの論考も参考にさせて戴いております。
 勿論、そこには我々のその時その時に合わせた形での吸収となる為、「全く理解していないイビツなものではないのか」 とお叱りを受ければ、件の誤解も解けていない以上、申し開きもありませんが。
 しかし、未だ咀嚼が足りない生半可な段階ながらも全体的印象として賛同しております。
 ここで新たに私個人に指摘された事も、概ね頷けるのです。誤解はおありのかも知れませんが、「現在の我々の基本スタイル」 以外の何に対して仰っておられるかは凡そ見当が付こうと言うもの。
 ですので、貴方が仰られるように 「価せず」 と切り捨てるなど、まさしく恐縮極まると言うしかございません。
 お心遣い、重ねて感謝します。
 
 ◆狂兵氏曰く
 「(鏡氏に向けて) 初心者への配慮をすごく真剣に考えていらっしゃるのは分かりますが、
 海のモノとも山のモノとも分からない時点で、そうゆう発言をされるのはいかがなものかと思いますのですが?」
 
 件の誤解、という意味に於いては鏡氏の早計を諌めるお言葉に感謝させて戴くのですが……。
 が、あくまで鏡氏は、私の妹が我々に対して妄信的な部分があり、その点を指摘して下さったものと考えます。
 「妹自身」、「鏡氏に指摘される以前の我々」という、互いに客観的な判断が入る余地のない状態が問題なのです。
 我々のスタイルが海のモノでも山のモノでも関係なく、この場合、鏡氏の指摘は正当にして素早く的確である、と私は感謝と共に捉えております。
 
 それとはまた別に、狂兵氏に申し上げたい事があります。
 我々の良心、あるいはモラルについて好意的に仰って下さった貴方には、まこと感謝の念に絶えません。
 しかしながら、それを裏切った形になっております。これを申し訳なく存じます。今後、なお一層の精進を致します。
 また、この言葉は同時に、私どもに対して好意的な発言をして下さった方々全員へ伝えたく思います。心中より、感謝とお詫びを申し上げます。
 
 そして妹については、
 
 彼女自身の意志に任せるのもまた一つの選択肢でしょう。安易なようで、それが一番いいのかも知れません。
 彼女自身が外へ踏み出そうとするまでは出来得る限りのバックアップを努めますが、鏡氏のご忠告通り、押し付けにならぬよう留意致します。
 
 もっとも、このような掲示板に自主的に書き込んだ時点で、既に彼女の選択は始まっているのやも知れません。何分、子供に見過ぎていたようであります。皆様方のお言葉で、私自身が 「分かったつもりになっていた」 事に気付きました。
 サークル代表として、そして肉親として深くお礼を申し上げます。
 それでは、失礼致します。
98年06月25日:00時24分37秒
RE:ボクなりに結論が出たので報告します / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>まこさんへ
 ぢつはアタシ、「D&D」恐怖症なのだ。で、「D&D」だけでなくって、歴史と伝統のある有名なTRPGで遊んだことないのが結構あります。割と気にしてるのね(笑)。
 だから、こちらの掲示板に顔出すようになった頃は「初心者で〜す」てゆってたの。そしたら、鏡さんに「カンナさんは初心者じゃありません」って言い渡されちゃって、ほかにもいろいろあったけど、それ以来、初心者止めてベテラン目指してがんばってます(個人的に“中級者”ってことば、ちょっとイヤなのね)。
 で、その頃、オフラインの友だちに、冗談で「インターネットで初心者マーク剥奪されちゃった」ってゆったら「お前が、初心者ってのはムリムリ」ってゆわれちゃいました。
 「なんで? アタシそんなにいろんなゲーム遊んでないよ?」、ってゆったら「『GURPS』と『深淵』だけなんですぅ、とかって4〜5年も遊んでて世間が初心者って許すか(笑)」だって。それはそうかも(苦笑)って思ったのね。
 でも、アタシのいまのプレイスタイルってP.B.M.遊びながら身につけたから、ちょっとクセがあるのだ。たいて〜のゲームは遊べますけどね(苦手なのもあるけど;汗)。
 
 え〜と、鏡さんが、まこさんの大事なお兄さんに苦言をゆったのは、お兄さんのことを悪く思ってのことではないって、わかってちょうだいね。
 
 もし、いつか、まこさんが、一般のコンベンション遊び行ったら、もしかしたら、まこさん、身についた遊び方アジャスト(調整)するのに、少し苦労するかもしんない、ぜんぜんオッケーかもしんない。それはアタシたちにはわかんないし、まこさんも、コンベンションに行くまでは気にすること無いです。別に行かなきゃいけないってわけでもないし(笑)。
 でも、まこさんがお兄さんたちと遊んだ経験は、他の人と一般のTRPG遊ぶときにも絶対役に立つはず。アタシもP.B.M.遊んだときの経験、あれこれ工夫して、TRPGにそれなりに役立たせてるから、わかっちゃうのだ。
 え〜と、100%そのまま、役に立つかはわかりませんけどね(汗)。
 な〜んか、つまんないこと書いちゃったみたい。おせっかいよね(苦笑)。
 でわでわ、まったねぇ。お兄さまにもよろしくねぇ。
 
98年06月24日:22時54分15秒
なんか、凄いことになってるねぇ。 / ボールMk−2
いきなり、この掲示板をみてビックリ。

これだけあると読むのが大変。あっ、君のせいじゃないよ。たぶん・・・。>まこさん

結構、うらやましいかも。私なんか始めた頃、プレーヤーが集まらなかったり、シナリオなんかどうやって作ったらいいか分からず、プレイ始めてブーイング・・・なんてことも有りました。

辛口ながらも、善きアドバイザーがいるのはいいことです。

これからも、挫けず、頑張ってほしいなぁ。

それと、GMがサイの目を誤魔化すなんて気にしないこと。「おにーちゃんだから、ひいきする」なんてことは無いよ。私だって、誤魔化してることは無いとは言えない。

GMとは、その時の状況によってバランスをとることもありますから、死なない様にすることもやっちゃいます。(もしかしたら、私だけかも・・・)

でも、死の恐怖の無い冒険は冒険じゃありませんから殺すことも必要ですね。不用意なプレーヤーには。

まぁ、とりあえず、真っ直ぐやってみてください。自分に問題があればその時直せばいいし、言いたいことがあれば、その場で言ってもいいんですよ。TRPGはね。

GMの思惑を考えてたらきりがないですよ。

・・・あれ、なんか話がズレている様な・・・。

と、とにかく、善きアドバイザーがいるんですから「自分らしく、楽しくプレイする」ことがいいと思います。

私なんか、まこさんのおにーちゃんほど熟練してません。でも、プレイは出来ます。TRPGのやり方は1000人いれば1000通りのやり方がありますから、おにーちゃんに言われても、いじけることは無いです。

・・・なんか、的外れの様なことばかり言ってるようですが、私も文章を書くのも、読むのも苦手です。(笑)
さぁ、元気を出して行きましょう。(何処へ・・・笑)
98年06月24日:22時35分08秒
鏡さんへ / 狂兵
 結局、まこさんが自分で考えるべき問題であって、まこさんのプレイスタイルなんかも、
 今後、まこさんがTRPGを続けて行く気があるなら、自分にあったプレイスタイルを
 身につけていくんじゃないですか?
 
 それに、まこさんのおにいさん(以下おにいさんと略す)も、
 自分のプレイスタイルを押しつけるような事をする人達だとは思えませんが・・・。
 大体、おにいさんが、まこさんを無理矢理TRPGに引き込んだ訳ではなく、
 まこさん自体が、自分の意志で、TRPGに参加したのですから、
 まこさんがどんなプレイヤーになろうが(言い方は悪いですが)「こっちの知ったこっちゃ無い」
 んじゃないでしょうか?
 
 初心者への配慮をすごく真剣に考えていらっしゃるのは分かりますが、
 海のモノとも山のモノとも分からない時点で、そうゆう発言をされるのはいかがなものかと思いますのですが?
 
 失礼な発言をしまして申し訳ありませんでした。
98年06月24日:22時23分18秒
RE:ボクなりに結論が出たので報告します / 鏡
 まこさん・・・というよりは、まこさんのお兄さんへ。
 
 既に決着を付けられたようであり、「この件に関しては、私どもが解決します」との ことではありましたが、一言見解を・・・苦言を呈することをお許し下さい。
 
 下記書き込みから推察するに、まこさんのお兄さんとそのご友人方のRPGの 楽しみ方は、きわめて特殊な形で行われている様に思われます。すでに「ゲーム」な り「遊び」なりを超えた、「趣味」として確立なさっている様です。ご自身の指向に 合った遊び方を開発されたそのご努力は感嘆するばかりなのですが、それのみを妹さん に教えられることには疑問を抱かざるを得ません。
 
 その理由は、あなた方のプレイスタイルは、卓上RPGにおける(可能性をも 含めた)多種多様の遊び方の一つでしかないからです・・・それも、ひどく特出した形態の。 正直、世のRPG愛好家100人の内1人が対応できれば良いほど、“遊び手を選ぶ” スタイルであると判断しております。(例えば、「自分とキャラを客体的乖離する適正」は私も持って おりません。私個人としては、それはRPGのほとんど全ての楽しみ方と無関係だと考えております。)
 
 あなた方だけでRPGを楽しむ範囲ならばそれで宜しいでしょう。また、あなた方は 他のプレイスタイルもご存知でしょうから、他の場にも対応可能でしょう。 しかし、妹さんはどうでしょうか。
 極端な話、あなた方との間でしかRPGを遊べないということになったなら、それはあまり良いこととは 思えないのです。
 妹さん=まこさんには、もっと色々なプレイを見ていただき、その中からご自身の 好む手法を見つけていただくのが最善かと考えます。
 
 「ROM主義」とお伺い致しましたので、あわよくばお目に届くものかと期待し、 ここに書き込む次第です。御一考いただければ幸いですが、価せずと思われましたら 赤の他人の戯言とお聞き流し下さい。
98年06月24日:22時09分47秒
うはあ… / MARS
 なんかすげー…長い…というか書き込みのために7時間…
 お疲れさまです…というか年寄りかい私は…
 
 とりあえず
 初めまして
 いらっしゃい まこさん
 これからもよろしく
 RPGをもっともっと遊んで楽しんで(笑)
 そんな感じでき楽にいきましょう 
 
 考え無しの私にはそれしか言えないけどね 
98年06月24日:21時48分38秒
RE:ボクなりに結論が出たので報告します / NoBu
久しぶりにきたら色々書き込みが山のように増えていて読むのに一苦労でした。

はじめまして、NoBuです。どうぞよろしく。
色々と書き込みを読ませて頂きました。初心者の頃を思い出して、少し懐かしい気分になりました。
なんかほのぼのとしてて、いいですねぇ。

まこさんは、非常に恵まれた環境にいると思います。お兄さんも、とても経験のある方のようですし。
RPGを始めるのに、周りに経験のある人がいるのといないのとでは、やはり大きな差があると思います。
ぜひお兄さんから、色々学んでみると良いでしょう。


> おにーちゃん達はかなり昔、「シナリオなし、システムなし、唯一のルールは“総意絶対”、テーマはシリアスな戦闘、菊地秀行・荒俣宏的なイメージソースの世界観、際立った個性のPC・NPC、完全にキャラに成りきった演技と、ルール的な用語を取り除いた描写、その他の発言は可能な限りしない、感動はいいがチャチャやギャグはだめ」 というスタイルを追求していて、その時のノウハウと問題点から 「多重人格演技」 という演じ方に落ち着いた……んだそうです。

> つまり、プレイヤーとキャラの両発言の声・口調・抑揚・言い回し・込める感情の種類など、これらの差をはっきりさせて、「他人に対し、『それはプレイヤーの発言なのか、キャラの発言なのか、素の態度か、演じているのか』 を確実に把握させるようにする」 というを第一義にするやり方。 一人二役なら 「三重人格演技」、 一人三役なら 「四重人格演技」。
> 要は、マスターがたくさんのNPCを演じ分けるのと同じような感じ。でも、ゲームにもよるケド、せいぜい四重〜五重人格演技が演じ分けの限界らしいです。マスターとプレイヤーでは、キャラ一人につき表現する情報量の差が激しいとかで……。


なんかこの辺、ちょっと訳が分からんのですが…。あ、気にしないで下さい、自分の読解力不足ですから。
余談ですが、俺がマスターをする時には、そこまではしません。個性を出す時には、セリフや感情よりも、そのキャラクターの言動や行動で個性を出す事を優先します。
どうもそちらの方が、プレイヤーのイメージにも残るようなので。
「四重人格演技」なんてやったら、きっと俺のノーミソ破裂するな。


>たくさんの提案・意見はおにーちゃんが活かしてくれると思うし、ボク個人ができるコトとして、「劣等感を持たない」、「善意を受け入れ、感謝する」、「焦らない」、「いいプレイを参考にする」、「友達をRPGに誘ってみる」 とか、そーゆー心掛けのところから頑張ってみます。


そうですね、それが賢明な判断だと思います。あともう一つ付け加えるとすれば、
「RPGの良さを見つけて、どんどん好きになる。何よりも楽しむ。」ことです。
気楽にいきましょ。

でもこうして、初心者の人がどんどんRPGに触れて、その楽しさを味わってくれてるって事を感じれるだけでも、とてもうれしいものですよね。
これだから、RPGって止められない、と思います。  
98年06月24日:19時44分01秒
ボクなりに結論が出たので報告します / まこ
 書いていいかどうか、ちょっと悩んだんですケド……結論と、何でそうなったのかという経緯を報告しないと引っ掻き回しただけ、って感じになるので……一応書かせて貰います。
 
 えぇと、前 (「舌足らずでした」) にも書きましたが、おにーちゃん達が基本としているのは、「プレイスタイルの違いを意識した上で、“統合する=全部食べちゃう”やり方があったっていいじゃん」 です。
 で、例えばボクに合わせる場合とか、「目的のプレイに合わせてスタイルを特化・最適化する」、らしいです。それはボクも意味が分かります。
 
 でもおにーちゃん達は、「キャラとしての発言が一切ない、あるいは少ないのは淡白で性に合わない。自分達がやる分には苦痛」 なんだそうです。
 だから、「今日は演技は一切なしでやろう」 という遊び方は、特別な理由 (オリジナルシステムのテストプレイとか) でもない限りしてないようです。
 ……基本は 「全部食べちゃう」 でも、演技派であるコトには間違いないから、当たり前かも知れませんが。
 
 おにーちゃん達はかなり昔、「シナリオなし、システムなし、唯一のルールは“総意絶対”、テーマはシリアスな戦闘、菊地秀行・荒俣宏的なイメージソースの世界観、際立った個性のPC・NPC、完全にキャラに成りきった演技と、ルール的な用語を取り除いた描写、その他の発言は可能な限りしない、感動はいいがチャチャやギャグはだめ」 というスタイルを追求していて、その時のノウハウと問題点から 「多重人格演技」 という演じ方に落ち着いた……んだそうです。
 つまり、プレイヤーとキャラの両発言の声・口調・抑揚・言い回し・込める感情の種類など、これらの差をはっきりさせて、「他人に対し、『それはプレイヤーの発言なのか、キャラの発言なのか、素の態度か、演じているのか』 を確実に把握させるようにする」 というを第一義にするやり方。 一人二役なら 「三重人格演技」、 一人三役なら 「四重人格演技」。
 要は、マスターがたくさんのNPCを演じ分けるのと同じような感じ。でも、ゲームにもよるケド、せいぜい四重〜五重人格演技が演じ分けの限界らしいです。マスターとプレイヤーでは、キャラ一人につき表現する情報量の差が激しいとかで……。
 
 何で多重人格演技をするか、という理由は色々と言ってあるケド (録音テープから引用してます)、たぶん心理学的なコトみたいなのでボクにはよく意味が分かりません (しかも何だか音の劣化が激しい)。 メリットは多いケド、下手をすると精神病に陥るデメリットも考えられるとか……冗談と本気のどっちで言ってるのか分かりませんが。分裂症を誘発するってコトかな……?
 ただ、「プレイヤー同士の感情的な軋みを防ぐ為、というのが根本的な理由と言えるかも知れない。互いに演技に没頭するとごっこ遊びに堕して、ちょっとしたコトで軋みが生じる。 が、このスイッチングスタイルに則っていれば演技力を磨けば磨くほど軋みが生じにくくなる。 また、プレイング=マスタリングという形式に近いので、その意識に則るコトで演技に走り過ぎた破綻も防げる」 というのは何となく分かります。
 まぁ、 もしボクがやったら 「逆に混乱するな、絶対」 とも思いますケド (笑)。
 
 ここまでは、話を分かり易くする為の前提です。またも長くてすみません (汗)。鍼原さん、 次こそアドバイス守ります。
 
 で、多重人格演技をする理由の一つに、「空想世界をより身近に感じる為にキャラに感情移入するのは当然、 それこそ死に際して駄々こねるぐらいの執着でもいい。 しかし、 分別ないのは問題。 これを補正し、 促進させる為に有効」 というのがあって……ボクは、この点で未熟なんだそうです。「バランスが悪い、って判断されてる。それならそれでスイッチングスタイルに移行すれば話は早いんだろうけど……」 って、昨日ちょっと言われました。
 
 以下、おにーちゃんの箇条書きからの引用ですケド、
 ● 実在する人物のようにキャラを立て、リアリティーを持たせ、とことん思い入れ、かつそのキャラに降りかかった不幸などに対する感情的な衝撃をコントロールする事ができなきゃならない。 割り切った淡白さではなく、 昂まりながら受け入れる。 むしろ、それを楽しむ姿勢が必要。 少なくともウチの定義では。
 ● アニメ、マンガ、コンピュータゲームとかが好きな分、ま こはキャラに感情移入していく適性はある。だから、ウチの基本スタイルに合っている。
 ● が、同時にまこは自分とキャラを客体的乖離する適正に欠けている (他人に分かるかどうかでなく、自己意識として)。 特に、根の深いネガティヴ思考がある。 だから、ウチの基本スタイルに合ってない。
 ● この相反する理由上、まこの好みに適合していて、かつ客体化の必要のない (少なくとも多くを必要としない) 種類の成り切り陶酔型のスタイルを中心に 「試運転中」。死と隔離した状況から始めて、多角的な手段を講じて徐々に慣らしていくつもりだった。
 ● また、周囲のフォロー (プレイヤーサイド、キャラクターサイド問わず) がまこから意思決定の達成感を奪っているのは確かで、あるいは死や危険との隔離がリアリティーを空洞化させているのも事実。 現代っ子ならではの問題かも (笑)。 おそらく、こちらのまりこに対する水準判断がその進歩よりやや遅れていた為だろう。「補正」(庇護率の随時減少) が正確にできていれば問題なかったとは思うが、ここまでこちらの目論見がバレてしまっては大幅な軌道修正をせざるを得ないだろう。
 
 これが、ボクの置かれている状況だそうです。
 うにゃあ……要は 「半人前」 なんですね (笑)。
 
 でも、何だかおにーちゃん達も難しく考えているそうです。 と言うのも、過去、似たような人がいて、対応の仕方で失敗して抜けられたコトがあるらしくて……初心者に対してはスゴく慎重にならざるを得ないんだそうです。
 曰く、「現状的にウチはサークル間交流皆無のガラパゴスで、新規勧誘も積極的にはやってないし、RPG人口拡大には貢献していない。 が、それはメンバー各自の都合上、仕方のないコトではある。 とは言え、人口減少の一因になってしまうのは最低だからなぁ……」 とか何とか、おにーちゃん、にっがい顔して言ってました (笑)。
 
 慎重に対応していた結果、ボクが不安に思ってこの掲示板に書き込んだコトについて、おにーちゃん曰く、「迷惑を掛けてしまった事をお詫びすると同時に、妹に応えて下さった方々に感謝します。 この件に関しては、私どもが解決します。 多くのご賢察、非常に参考になりました。 また、身内びいきながらも妹なりに考えているのを見て嬉しくもありました。 私が直接書き込むのが相応の態度なのでしょうが、勝手な言い分ながら元来気恥ずかしさからROM主義なもので……」 だそうです。
 ……一回、書き込んでみれば楽しさが分かりますよねぇ、みなさん。
 
 というワケで、でぶ猫さん、MAT.Nさん、Howlingさん、鍼原神無さん、TTBさん、匿名希望さん、Dr.李さん、狂兵さん、GMNさん、YAN/矢野聡一郎さん、ホントにありがとうございました。
 たくさんの提案・意見はおにーちゃんが活かしてくれると思うし、ボク個人ができるコトとして、「劣等感を持たない」、「善意を受け入れ、感謝する」、「焦らない」、「いいプレイを参考にする」、「友達をRPGに誘ってみる」 とか、そーゆー心掛けのところから頑張ってみます。
 また、近い内に書き込んでみたいな、と思ってます。その時も、どうかよろしくお願いします。
98年06月24日:03時21分34秒
Re:ごめんなさい / YAN/矢野 聡一郎
> まこさん
 
 初めまして。宜しくお願いします〜。
 ええと、まこさんの最初のカキコミの時点から、どういう返事を書こうかと考えていたんですが…結局、何もいわなくても大丈夫みたいですね〜☆素敵なメンバーさん方に恵まれているようですし…。
 
> ボクの文章は冗長で…
 
 ていうか、入力するのに7時間ですかぁ(;^^)どうも、お疲れさまでした。
 なお、一連のカキコミを読ませて頂いて思ったんですけど、まこさんって、貴女自身が思っている以上に、「RPGの根っこの部分の面白さ」を理解しているんじゃないかな、って気がします。話の節々から、「TRPGへの理解」が伺えますし、意欲も感じられます。
 
 事の次第はともかく、心の内をお兄さんに打ち明けられたわけですし、悩むことは特にもう無いように思えます。(逆に言えば、そのきっかけになっただけでも、この掲示板に書き込みをされた意味はあったかもしれないですね。)
 
 今後は、少しずつ保護を外されていくのかな…?どうか、頑張ってください。
 とりあえずの所は、守られる立場でも、足手まといでも、「やる気」さえあれば問題ないと思いますよ。ある意味では、それが一番のムードメーカーになるんですから、ね。(今は甘えるだけ甘えておいて、将来実力がついたら、今度はまこさんが初心者の方をフォローしてあげる…というのも良いかもしれませんね)
 
 …しかし、兄弟でTRPGですか。懐かしいなあ。自分も学生の頃は、兄弟3人で夜な夜なTRPGやってたもんです。しみじみ…。
 
 それでは、お兄さん共々、末永く(?)TRPGを楽しんでくださいね〜。また、これからも(お兄さんの方も)、書き込みをしてもらえると嬉しいです〜。
98年06月23日:23時57分33秒
Re:ごめんなさい / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>まこさんへ
 この掲示板のガイドラインからずれた、余談になっちゃうけど、ちょっとだけアドバイスしちゃいますね。
>ボクの文章は冗長で、その割に話が飛んでいて理解しにくく
 まこさんのお兄さんて、きびしぃのね。アタシもよく「カンナの書込みは冗長でわかりづらい」ってクレームちょうだいしちゃうのだ(苦笑)。
 でも、まこさんは、いいお兄さんがいて、恵まれてると思うぞ(笑)。
 で、アドバイス。どぉしても、いろんな人にResつけたいときとかはね、適当な長さで区切って、続きものにするとよいですよ。目安は、まこさんが見てるブラウザのタテの長さらしぃです。
 ホントはモニターサイズって人によってイロイロなんだけど。ま、目安だから。
 
 それでね、いくつかに区切って、続き物にしたほうが、文章の構成決めるのに苦労するのだけど、そのほうが書きたいこと整理できるってこともあるみたい。←これって、いまだに変な文章書いちゃう、アタシの経験からだから、あんまし、あてになんないかも、だけどね。
 じゃ、まったねぇ。
98年06月23日:20時24分37秒
ごめんなさい / まこ
 今日、1時間ほどおにーちゃんと話し込む機会が持てました。
 で、怒られました (しくしく)。
 その理由は色々とあるんですが、言われたコトを一つずつよく考えてみて、確かにそうだなぁ、って思いました。
 
 ● ボクの文章は冗長で、その割に話が飛んでいて理解しにくく、表現もおかしい部分があり、論旨が見えにくい。
 ● メンバー環境には不満がないが、自分の実力に不安があるというのは、ある意味、贅沢な悩みである。
 ● 「RPG上の悩み」 と 「10代特有の精神的揺らぎ」 がいっしょに噴き出ていて、その点で相手を混乱させている。
 ● 「おにーちゃん、おにーちゃん」 と強調し過ぎである。ブラコン小娘の 「おにーちゃん自慢」 と思われても仕方がない (苦笑)。
 ● 何より、ここは公共の場である。
 
 以上の理由、またはボクが考えつかない理由で不快に思われた方には謝ります。ごめんなさい。
 取り敢えず、先に謝っておきます。レスは後にさせて下さい。ごめんなさい。
 
 なお、前回の 「舌足らずでした」 中、Howlingさんへのレスにある 「そして、周りのみんながフォローしてくれるワケです。これで死なないハズないですよ」 は、「これで死ぬハズないですよ」 の間違いです。重ね重ねすみません。
98年06月23日:12時29分12秒
プレイの工夫というか / MAT.N
ををう、既にやられてましたか。>闘技場とテストダンジョン

>戦闘、戦闘、戦闘で飽きる

はい、飽きます(笑)そこでロールプレイしてしまうとは・・うーむ、ベテランだな。(あ、本業が演技のプロか)私とその仲間内ではそこまで至れませんでしたから。アドバイスなんか書いてますが、まだまだ甘いな儂は(あ、一人称が変わった)(笑)

#テストダンジョンの効用として、戦闘の繰り返しで飽き、シナリオというものに「うま味」があるのだと実感できるようになるというのもあります。同じダンジョンでも「依頼」→「準備」→「ダンジョン・バスター」→「エンディング」と付け加えてNPCを絡ませるだけでかなりロールプレイしやすくなりますからね。

さて、本題。
ベテランにフォローされてしまうので、どうしても物足りなさが残る・・・ううむ。

(例によって)解決法ではないですが、「匠の技は見て盗む」ということもありますんで、「フォローがいつ、どういう形で出ているのかを見る」事を意識してプレイするのもまた一興かと。最初の頃の無我夢中という状態でなく、周囲をみる余裕が出ているので「物足りなさ」を感じられているのだと思います。せっかくベテランがいるのです、吸収しなくては勿体ない。
あとは「足掻く」事でしょうか。ベテランに飲まれない為にキャラをたて、役割をこなす。「足掻く」というと往々にしてトリッキーに走りがちですが、こちらは辞めた方がよいでしょう。もしも経験のあるPC類型(D&Dなどならクラス)が特定のものに偏っているようでしたら別のタイプに挑戦するとか。

マスター(お兄さんか)の協力が必要ですが、「PC人数の少ないプレイ」をしてもらうのも一策です。ソードワールドなら3人とか2人(ドワーフ神官戦士と身を持ち崩した/シーフ技能のある/ソーサラーなんてコンビ)。人数が少ないというだけで、かなりの緊張感が伴います。普段が5人,6人パーティーでキャンペーン中なら、「パーティーの分断」の場面を演出してもらうと同様な効果があります。


「キャラクターの死」というのはある意味RPGでの一つの醍醐味かもしれません。システムを選ぶ事によりこれが経験しやすくなるものがあります。例えばTORG(トーグ)で「自己犠牲」をプレイするとか、「深淵」で「ワヤな運命」のPCをプレイするとか。これまたマスターと相談されると良いかも。


「思いっきりエコヒイキしてもらう」というのもあります。マスター側が仕組んで/シナリオに組み込んで/PCの「意味のある死」を演出するわけです。それも”PCの意志で最期が選べる”演出を施しておいてもらうと。(ご存じのかたもいるかもしれませんが、私が念頭においているのは”ヴィエと無謀な戦士達”の元セッションのことです)PCへの没入の度合いが高いと危険(実際に身体に障害/お腹が痛いとか/が出る)を伴いますが、キマれば達成感は高いでしょう。
98年06月23日:01時20分08秒
RE2:舌足らずでした / でぶ猫
 あー、でも、ちょっと違うような気もするな(^^; >わしの回答
 最初の標題の切実で危険な感じといい、たぶん、PCの危険や恐怖を肌で 感じるようなプレイがしたいんじゃないかな。
 自分の判断の結果は自分で引き受けるような、時限爆弾の赤と青のコードのどちらを 切るかを選ぶような・・・
 クールな世界観のものをプレイするのも手かもしれませんね。
(例えばサイバーパンクもの。お荷物になるような間抜けは容赦なく見捨てられるような ちょっと殺伐とした世界です)
98年06月23日:01時17分06秒
つまるところ / Dr.李
 ベテラン冒険者にかこまれてる新米冒険者と思えばいいのではなかろうか?
 なんかそんなかんじ。
 まさに”サーラの冒険”。
 
 それでつまり”一人歩き”をしてみたいわけですね。
 でもね、TRPGで特にD&Dとかで、仲間をフォローしあうのは当然だと思うのですよ。
 ”グール”がいる、ただそれだけの理由で、エルフ一人を部屋に叩き込む冒険なんてしたいです?
 
 意志決定と言うモノが2択から3択程度に思えてしまうとか、
 自分が死なないのは自分の努力ではなく、他の人のフォローがあるからと思ってしまうとか、
 そんな感じなのではないでしょうか?(違うかも)
 
 一度、別のところでプレイヤーをやってみられたらどうでしょうか?
 出来れば、関係者の方々のおられないところで。(まぁ、お兄さんくらいにはついてきてもらった方がいいかもしれませんが)
 そこで得られることもあるかと思います。
98年06月23日:01時11分20秒
Re:舌足らずでした / でぶ猫
>まこさんへ
 読んでてほのぼのしてしまいました。いいお兄さんですね。
 それと、それだけいろいろわかっていれば立派なものです。イヤホント
 
 さて、お話はだいたいわかりました。むずかしいですね。協力型のRPGでは(PC同志が潜在的に敵で、いつ 他人をはめようかと腹のさぐりあいをするゲームもあります)では、フォローしあうのが基本ですし、かまわないで くれというわけにもいきません。
(念のため、プレイヤーレベルのフォロー[助言とか]でしょうか? PCとしてのフォロー[PCの行動]でしょうか? 後者であろうと思いますので、 とりあえず後者のつもりで話をすすめます)
 おそらく、今、あなたにできることは「あせらない」ことです。
 上手だと思う人のプレイ(フォローの仕方とか)をよく見て、自分のできることからやっていけばいいのです。
(戦士だったら、魔法使いが呪文を安心して唱えられるよう盾となって時間稼ぎをする、逆であれば、最適な呪文 はなにか、考えて選択する。上手だな、と思うことをどこで真似するかも意志決定だと思います)
 少しづつでもお兄さんたちに追いついていけばよいのではないでしょうか?
 もし、それが待てないのなら、(これはむずかしいかもしれませんが)友達をRPGに引っ張り込んで、同じくらいの技量の 人同志でわいわい上達していくのも手です。
98年06月23日:00時26分30秒
舌足らずでした / まこ
 4時前の時点から、オフラインで書いてます。
 ……あああああっ、ボクの所為なら謝りますっ。ごめんなさいっ。だから、ギスギスした空気にならないで下さいぃっ(汗)。
 
 一息ついて落ち着きました……。
 えぇと、順を追っていきます。すぐにこんなに反応して貰えるなんて思ってなかったので、スゴく嬉しいです。まずお礼をさせて下さい、みなさん。ありがとうございます。
 メッセージを送信する時もどきどきしましたケド(その所為か、今日一日、上の空でした)、反応があったのを見たらもっとどきどきしました。何だか、ホントに嬉しいですね。病み付きになりそうです(笑)。
 
 でも、ボクの書き方が舌足らずだったんだと思います。今から考えると、標題も内容に合ってなかったです。実際、変に思わせてしまったようで……思慮が足りませんでした。ごめんなさい。
 
>でぶ猫さんへ
 色々な意味で、ハンデ……不利な条件差というのはあります。おにーちゃんとは、ちょうど10才離れてますし、一番の年上の先輩のHさんはその一つ上です。この年齢差は大きいです。確かに、こっちの目線に下りてきてくれはするんですけど……実質的な年齢差は、どうしても匂いますから。まぁ、そんなに遠慮してるつもりはないんですけど。特におにーちゃんは言うまでもないけど身内ですし。
 前回、ホントは匿名の男子のつもりで書き込んだんですケド、朝一で「あれ、オマエだろ」とおにーちゃんにバレて、「うにゃあ」と言うしかなかったもんで白状します。メンバーの人達とは性差もあります。……って言うか、でぶ猫さんの時点でバレてるような。多分、名前ですね? ホントは「まこと」って名前を打ち込んだつもりだったんですが……(笑)。これ以後も、「まこ」と名乗ります。本名に近いですし。おばかですみません。
 えと、ハンデとしては、プレイングの能力・技術差もあります。ものすごい隔たりを感じます。
 
 そうした不利な差が前提にあって、それを埋める為の処置としてボクが甘やかされている、特待されている……そうボク自身が感じてしまう、気付いてしまった、というのは前にも書き込んだ通りです。
 ですから、「自分が他の人にそれほど劣ってない事を示す」というのは、そもそもムリです。だって、差があるのは間違いないですから……同じ理由で、マスターをやるのもためらいがあります。
 オープンダイスについては、Howlingさんの所でいっしょに言います。
 
 「えこひいきされているからつまらない」という意味じゃないんです。面白いコトは確かですから。ボクが不当な扱いを受けている=他の人がえこひいきされているなら、つまらないとは思うでしょうけど、そうじゃないんで……それほどボクは大人じゃないです。事実、子供です。だからえこひいきされている……うーん、堂々巡りですね。
 勿論、周りにそんな気兼ねをさせるコトなく、対等の立場で入っていけたらなー、とは思いますけど……それについてボクが不満に思うのは、筋違いだと思います。おにーちゃん達は、歩み寄ってくれていますし、事実、助かっています(だから、TTBさん、落ち込まないで)。ボクの歩み寄り(=上達)の問題だと思うんで……。
 だからこそ、えこひいきされている、というコトに不安があるんです。不満じゃなくて、不安です。前も書きましたが、ボクが「RPGの根っこの部分の面白さが分かってない」から、おにーちゃん達もえこひいきせざるを得ないんじゃないかな、と思うんです。これはボクの憶測ですケド……(実際、言われたコトなんてないです)。年齢差とか、性差とか、ボクがおばかとか(笑)は関係ないんじゃないかと……。
 
>MAT.Nさんへ
 と、いうワケで、連れて来る以前にバレました……とほほ(笑)。Howlingさんが最後に言われてるように、ホントは密かに上達したかったんです。この際、おにーちゃんと話し合った方がいいし、みなさんの迷惑にもならないとは思うんですが……でも、しばらくおにーちゃんは忙しくて構ってくれそうにないし、そもそもメンバーの人達も慢性的に都合が取れないらしいので、付き合って下されば嬉しいです。少なくとも次のセッションまでには、自分なりの考えを持って参加したいです。
 
 「闘技場」と「テストダンジョン」ですけど……似たようなのは、やったコトあります。実は、それがテーブルトークとしてのRPGの初体験でした。「何か盛り上がってて、面白そうなコトやってるなぁ」と思って、無理やり乱入しました。おにーちゃん達もお酒入ってて(笑)、深く考えずに勢いで入れてくれたんです。
 その時、おにーちゃん達がやっていたのは、古い方のD&Dです。で、Hさんという方が「どんなキャラやりたい? 作ったるよん」とルール的なコトやってくれて、渡されたのが30レベルをちょっと超えたぐらいのファイター。 ボクが今思うに、最初にやるには無茶苦茶(笑)。
 
 で、シチュエーションとしては、ダンジョンの奥底で封印だったか異世界への門だったかが破れて、そこからルールブックに載ってるモンスターが順不同で何体かずつ出てきて、それを「逐次撃破」していく……って感じでした。キャンペーンらしいですケド、その回のシナリオがでっちあげのフルアドリブだったという言葉があったのは覚えてます。キャラクターとしてどう関わって場に入ったかは……ごめんなさい、よく覚えてません。
 ちなみに、反応して下さった中にあった意味での死は、ここでいきなり経験してます。でも、レイズデッド・フリーって呪文で、すぐ復活(笑)。
 面白かったのは確かですけど、途中から何となく空しかったです。戦闘、戦闘、また戦闘……って続けて、ただ疲れるだけって感じで……。おにーちゃん達は終始ノリノリで、ロールプレイ(と言うか、キャラクター演技って言うんですよね?)もびしばしやりまくってたんですけど、付いてけなかったです。だって、劇団関係者が2人もいたし、その2人に限らずみんながみんな「電波か何か聞こえてるんとちゃうんか、アンタらー」ってぐらい迫真……完全に別人ですよ、普段とは。ムリですよ、そーゆーレベルでの掛け合いに付き合うのは。外から見る分には演劇と同じでしょうけど、詰まるところボクも舞台に立たされているワケだから……。
 さすがにアルコール抜けた後は、「色んな意味で、初心者入れてやるプレイじゃねぇよなぁ……」とこっちが恐縮するぐらい、みんなで反省してました。
 それから、「名誉挽回。まこが面白いと感じる、まこの趣味に合わせたプレイをしてあげよう」とおにーちゃんが言ってくれて、そこから現在の流れに行きつくワケです。
 いわゆる「ノリ重視、ルール軽視」って言う、ここの過去ログで批判されているプレイなのかな。……うーん、ニュアンスが違うかも知れません。
 でも、少なくともおにーちゃん達がいつもやってるのは、録音テープとかリプレイとか会報があるんで大体は分かります。原則としてルールは絶対みたいですし、馬場さんって方の方法論(ボクは、プリントアウトされたのを流し読みしたぐらいですが、過去ログを見るに複雑な賛否があるのは分かります)は否定されてません。つまり、ゲームとしてのRPGですね。
 でも、実態的には「ゲームとしての基盤があり、その上に乗った演劇派、ストーリー作成派」だろうと思います……ちょっと自信はないです。簡単に言えないんですよ。
 多分、「RPG日本」ってHPを運営されてる鏡さんの考えに近いんだと思うんですが……曰く、「プレイスタイルの違いを意識した上で、“統合する=全部食べちゃう”やり方があったっていいじゃん」だそうで……昔からそのスタイルみたいです。極端な考えの方が多いんですよ。多分、必要があって生まれてきたんじゃないかな……でも、「全部要求されるのが辛い」って言って、抜けた人も何人かいるそうです。
 プレイ中は考えなきゃいけないコト、やらなきゃいけないコトがたくさんあるようで、ボクにはムリだって判断なのかも知れませんが……。
 
>Howlingさんへ
 いえ、こちらこそ物騒な標題付けてすみません。以後、気を付けますので……。
 ところで、「先日の匿名希望さんの話題」ってRQのページにあったもののコトですよね? 確かにあれはひどいと思いました。ボクの場合、もっとのほほんとした悩みです。ごめんなさい、あんな深刻なケースと比べると下らない話なんで……ウチはみんな優しいですし。
 
 で、央華封神とかSWとか、せっかく例に挙げて貰ったんですけど、そーゆー意味での死じゃないんです。実際、央華封神は1回やったコトありますが死にましたし(で、生き返りました)、SWで生死判定って毎回誰かはやらされてるし……例え死んでも呪文で復活可能ですよね。
 絶対に生き返られない死。えぇと、ロストって言うんですか? そういうのと隣り合わせな感覚がないんです。勿論、誤解しないで欲しいんですが、実際にキャラをロストしたいワケじゃないです。リアリティーって言うのか……自分のPCの存在の迫真性ですか、そんな感じが欲しいんです。
 何て言うのか、「抱いて欲しい」、「でもここじゃいや」みたいな微妙なニュアンスの……ぐわ(笑)。変な喩えですみません。でも、他に思いつかないです……うぅ。
 
 あ、クトゥルフは4〜5回ぐらいかなぁ、経験あります。クトゥルフは、死=ロストですよね。でも、死んだコトはないですし、迫真性みたいなのも今では感じません。周りのプレイヤーのフォローも含むワケですが、ボクが危険な目に遭っても何とか助けられるんで。
 学園物クトゥルフ……っていうのがあるのは、知らなかったです。ラブクラフトって人の小説、つまり元ネタも知らないです……おにーちゃんに薦められましたが、あまりの文章の密度に挫折してます。
 でも、割と好きです。おにーちゃん曰く、「ホラーだとオマエ、隣の人間にサブミッション掛けるから」って理由で滅多にやらせて貰えないんですが(笑)。ボクは、怖いから取り敢えず近くの人の腕にしがみつくだけなんですケド。知らなくても怖いものは怖いですよね。
 
 で、ですね。思うに、ボクは「何をしても死なない安全な世界」じゃなくて、「最悪の場合は完全な死がありうる世界」でプレイし、させて貰ってるとは思います。
 おにーちゃんがマスタースクリーンを使うのも、「どうしてもダイスの出目の操作が必要になるシステム」(どれがそうなのかは聞きかじりですが)ぐらいで……例えば、クトゥルフとかですね、これをボクが加わってる時にオープンダイスでやって貰ったコトはありません。でも、ボクが入ってないと使ってないワケです。
 確認してみたんですが、ボクが入ってる時のSWは「オープンダイスだけどモンスターの打撃点は固定処理」、ボクが入ってない時は「オープンダイスで、モンスターの打撃点はクリティカル処理あり」というような差もあります。あとは、シナリオのレベルで危険な場合とか……そういう時だけだと思います。マスタースクリーンが使われるのは。
 でも、マスタースクリーンがあるかどうかじゃないですよね、問題は。実際、おにーちゃんは「マスタースクリーンなんか使ってる内は上達できんよな。それ以外の工夫をしないって意味だから」って言ったコトがあります。いざとなればどうとでもできるワケですよね。
 そして、周りのみんながフォローしてくれるワケです。これで死なないハズないですよ。そういう意味では、「何をやっても死なない安全な世界」なのかも知れませんが……。
 そのフォローの有る無しがえこひいきなのかは、よく分かりません。ボク以外の方のPCが死にかけても、みんなフォローし合いますし……おにーちゃんなんか、それが(も、かな)楽しみみたいですし。確かに優遇されているとは思いますが、何のゲームをやっても「まこのPCをフォローするのが当然」みたいな形にキャラ関係図を作り上げられてしまうので(プレイ前、プレイ中、問わずです)、自然、フォローの比率は高くなります。如何にも自然にやられちゃうので、ボクはこれが特待されているコトだと気付けませんでした。
 
>鍼原神無さんへ
 うぅん……前向きかどうかはイマイチ自信がないですケド、確かに劣等感とか持つのはなお悪いですよね。そうか、そうですよね。ありがとうございます(ぺこり、とお礼)。
 でも、ここの掲示板って、頭いい人ばかりですし……プレッシャーがあるコトは事実ですよぉ(笑)。プレイに例えれば、不満じゃなくて不安なんですけど……でも、萎縮はしないように頑張ります。
 
 ところで、FF7ってやったコトないですか? いいですよ、アレ。マテリアの組替えが面倒なのと(アレがいいって人もいますが)、主人公のクラウドに賛否があるのと(ボクはクラウド前派です)、エンディングで拍子抜けしちゃうのを除けば感動間違いなしです。
 
 えぇと、結論出します。何か、スゴく長い文になってますんで……すみません。
 「RPGの面白さの本質は意思決定だ」ってあちこちで書かれてますよね。ボクは、その意思決定っていうのは、要するに「いつもみんなに引っ張って貰う」のに対する意味として「自分で判断して決めるコト」だと理解してるんですが……つまり、そこに原因があると思うんです。
 TTBさん、匿名希望さん(RQのページの人ですか?)が書かれている「初心者に対する親切心」にも関係すると思うんですが、ボク自身ははっきり言って「いつもみんなに引っ張って貰う」方です。自慢できないですケド……いや、って言うか情けないんですが。
 だけど、RPGに於いて、初心者に対するフォローがあるのは心強いし、嬉しいです。少なくともボクはそう思います。鍼原さんの仰る通り、「若い人(この場合、ボクは初心者って意味で使ってますが)の感じていることを聞き出す形で、押し付けにならないよぉに接してゆきましょう」っていう基本線でいいと思います。勿論、何が押し付けで何がそうでないのかは難しいですが……ボクも、おにーちゃん達に「押し付けられてる」とは感じてないですし……。
 でもこれって、「初心者を楽しませよう」として、「初心者から本質的な面白さを奪ってる」コトなんですよね。押し付けようが聞き出そうが、「そのように誘導された」のは間違いないですから。エヴァのシンジ君みたいなモノで。
 「善意」と「善意に感謝する気持ち」のすれ違いって言うか、矛盾みたいなのがあると思います。だから、ボクは漠然ともやもやした気持ちになっちゃって……掲示板に書き込んだワケで。
 
 うーん、長い文章を書くの苦手なのに(と言うより、文章そのものですね。読みにくくてすみません)、こんなにべらべら書き殴ってホントに申し訳ないです。
 PS.書くのに7時間も掛かりました……(泣)。 
98年06月22日:22時59分10秒
re:殺して欲しいんです / GMN
 いわゆる「ごまめ」っつ〜ヤツですな(^^) 皆さんのアドバイスと同じですが、他のプレイヤーと同様に扱って欲しいのなら兄ちゃんと話し合ったほうがいいでしょうね。その時はここの受け売りではなくて自分の言葉で伝えた方がいいと思います。
 
 
>で、過去ログ(でいいのかな)をちょっと読んでみたら、何だかボクは、ところどころで非難されているプレイヤーみたいだなぁ、って思いました。アニメとかマンガとかFF7とか好きだし、難しい本とか読まないし……。
 
 困ったプレイヤーってのはそ〜ゆ〜モンで決まるんじゃないんで安心してください(^^)
98年06月22日:22時31分45秒
まこさんへ / 狂兵
 私があなたのおにいさんの立場だったら、最初に考える事は、
 あなたに「TRPGを嫌いになって欲しくないなあ」という事だと思うのです。
 だから、なるべくTRPGに親しみやすいような状態でマスタリングをしているのではないでしょうか?
 
 それから、たぶん、今お兄さん達は、あなたがどの程度まで厳しいペナルティに耐えられるかを
 判別している状態なのだと思います。「もしかしたら、あなたのキャラクターを殺したら、
 その重みに耐えられないかも知れない=もうTRPGをやらなくなってしまうかもしれない」
 
 たぶん、その見極めがつくようになってきたら、だんだん判定が厳しくなっていくはずです。
 そして、どんな事があったとしても、もうTRPG無しでは生きられない体になった(笑)と判断されたら、
 躊躇無く殺されるようになるでしょう
 
 それにしても、私の書き方だと、TRPGって麻薬みたいね(笑)
98年06月22日:22時17分18秒
ちゃちゃ&れす・殺してほしいんです。 / Dr.李
 むう、アニメやマンガが好きで困ったおじさんはどうすればいいのだろう?
 
 それはともかく。
 
 まこさんは、TRPGやってみておもしろいと感じました?
 最初におもしろいと感じておられるから、多分そんな悩みを持たれたんだろうと思います。
 でも、お兄さんのほうは、あなたに対して不安を抱いてるのではないでしょうか?
 ”好きになってくれたみたいだけど・・・。”
 
 どんなシステム(TRPGのルールブック)を使われてるのか知りませんが、
 死ににくいゲームと死にやすいゲームというのは存在します。
 システムが違うとは言い切れないのですが、そう言うことはないでしょうか?
 
 TRPGの楽しみ方に”これ”って事はないと思うのですよ。
 あなたが楽しいと思うことをお兄さんに言ってみてはいかがでしょうか?
 
 論点ずれてる気がしますけど、話し合われるのが一番の解決策と愚考いたします。
98年06月22日:19時48分57秒
掲示板移動のお願い / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>TTBさん、>匿名希望様、
>みなさま
 アタシが、やらかしちゃった(またも;汗)「もんだい発言」、→「善意にもとづいた言動がビギナーの人を萎縮させることもある」関係の話題は、「TRPG改善委員会」に場を移したく思います。

 勝手なお願いかもしれませんけれど、どぉか、お願いします。
 この掲示板では、引き続き、まこさんの、相談ごとに応じてあげていくことのほうが大事なことかと思います
 
>まこさんへ、
 アタシが、ドジっちゃって、言い過ぎちゃったみたいです。
 けど、も・ち・ろ・ん、まこさんのせいなんかじゃ、ぜんぜんないですから。相談ごとのお話はいろんな人と続けてくださいね。お願いしちゃいます。
98年06月22日:19時30分19秒
TRPG好きなおじさんを責めないで。 / 匿名希望
初心者を見て思うのですが、自分で意志表示できない人って多いですよね。
コンベンションなんかでも、
「初心者なんですが、いいですか」 ひどいときには、言葉もないときもある。
それだけを聞いても、何を望んでいるのかわからない。「ルールがわからないから教えて下さい」とか、「テンポ乱すかも知れませんがよろしくお願いします」とか、「厳しくびしびしやって下さい。」とか「ルールをあまく適用して死なないようにして下さい」とか、はっきり言ってくれれば、まだ対応は取れるけど何も言ってくれないのでは、どうしようもない。
いつもの言い方で言っても、何も答えてくれないしわかっているのか?わかってくれないのか?
こっちもみんなで楽しく遊びたいと思っているわけですし、そのために努力をしているつもりなのです。それで相手萎縮させているでは、たまりません。
こういう風に一般のコミュニケーション能力に欠けていそうな人にも優しい人で居なければならないのでしょうか?
98年06月22日:15時49分16秒
Re:TRPG大好きなおじさんの最期 / 匿名希望
鍼原さん、
そこまでいってしまったら、それこそ極端に言ってしまったら、「初心者には、近寄るな、触れるな、何も話すな。」と言うのが一番の解決法にしか思えません。
だって、経験者と言われる人も親切心で言われていることまでも、萎縮されてしまうかも知れない、きつく話しても萎縮されてしまうのでは、どのように話したらいいのか見当つきません。
鍼原さん(他の方でも構いません)、具体的にどのような接し方、コメントの仕方をしたら宜しいとお考えになられるのでしょうか?
98年06月22日:15時17分50秒
Re:TRPG大好きなおじさんの最期 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>#つまるところ、私は困ったおじさんなのでしょう。
>#今後は、おとなしくしてます。
 
 ありゃ!? ←こぉゆぅふぅに、善意にもとづいた(この場合、アタシとかのでしゃばりな)言動はもんだいが多い(困)。
 アタシが申しあげたいのは、若い人の感じてることを聞き出す形で、押しつけにならないよぉに、接してゆきましょう、ってことにすぎないのです。
 TTBさんみたいに、お子様もいらして、若い人の話を聴く度量のあるかたに、おとなしくされてしまったら、アタシはともかく、若い人が困りますぅ。
 アタシの書込み、ちょっとタカビシャでした? TTBさん、「おとなしくしてます」なんてゆわないで(汗)。
98年06月22日:14時42分10秒
TRPG大好きなおじさんの最期 / TTB
>TRPG大好きなおじさまたち
 このくだり。結構、応えています。
 前に、鍼原さんがおじさんの困った点を指摘されるたときもショックでした。
 
>善意でおこなってる言動も、初心者の人を萎縮させちゃう
 まあ。そうです。そういうこと多いのでしょう。
 
>「善意にもとづいた言動」のほうが、めんどくさい
>もんだいを生じさせますよね。
 はい。この手のは、始末悪いです。
 
#つまるところ、私は困ったおじさんなのでしょう。
#今後は、おとなしくしてます。
98年06月22日:12時39分05秒
Re:殺して欲しいんです / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>まこさんへ
 はじめまして、まこさんの相談ごとには、もぉほかのかたが、ちゃんとしたお返事してて、アタシにはつけたすことないです。
 で、よければ、ちょっと別のお話させてくださいね。

>アニメとかマンガとかFF7とか好きだし、難しい本とか読まないし……。
 
 アタシは、まこさん、気にすることないと思いますよ。過去LOGで批判されてるのは、「アニメとか、マンガ」とかしか読まない人で、他のこと(自分が知らないこと)に興味を示さないって人のことなのね。←って、アタシは思うのだ。
 マコさんは、「むずかしい本」なんて読まなくても、「えこひいきでない戦闘」に興味を持って、それに挑戦したがってるわけだから、すっごく前向きだと思うの。←だから、ぜんぜん気にすることないですよ。
 アタシも、アニメやマンガは大好きです、「FF」はあんまりやったことないですけど。
 
 TRPG大好きなおじさまたち(笑)の内には、まこさんみたいな、若い人の気持ちがわかんなくなっちゃって、困ってる人もいるのね。だから、「むずかしい本読まない」なんて気にしないで、もっと、いろんなこと書込んじゃってくださいね。
 そぉしてくれたら、アタシは嬉しいです。
 
>み・な・さ・ま、
 アタシが、(アタシだけではないですけど)、いつもゆってること、考えてみてくださいませ。熟練者、経験者が、何の気なしに、善意でおこなってる言動も、初心者の人を萎縮させちゃうことってあるのですよ。
 ってゆぅか、問答無用に、「誰が見てもはた迷惑」的な(経験者の)言動は、かえってもんだいが少ないとすら、ゆえますわよね。
 大多数の人が「それはまずいよねぇ」って思うからです。それよりは、「善意にもとづいた言動」のほうが、めんどくさいもんだいを生じさせますよね。ここまでゆえば、おわかりですよね。
98年06月22日:11時59分46秒
Re:殺して欲しいんです。 / Howling
どきどきしてしまった。暗殺の依頼かと思っちゃったりなんかしました。誰を殺って欲しいんだろうとか考えるあたりが物騒ですね。てっきり、先日の匿名希望さんと同じ様な話題かと思ってしまった。

基本的にはでぶ猫さんの提案が妥当なとこだと思います。他に考えられるのは以下の通りです。


○「央華封神」の様な死んでも、全滅しない限り、ゲームの最後で簡単に蘇生できるものを行う。

○HPが0になっても、即死ではなく、気絶するゲーム(ソードワールド、ゴーストハンターなど)を行う。

まあ、要はマスターが安心して、キャラクターを殺せるゲームをしてみるって事かな?そういう意味ではクトゥルフなんかも良いかもしれないけど、好みが分かれるところですね。クトゥルフやるなら、「学園もの」のやつが出てたから、あれが良いでしょう。

まこさんは「何しても死なない安全な世界での冒険」から「死ぬ可能性がある世界での命懸けの冒険」へと目(興味)を向け始めたんだと思います。シリアスな戦闘を好む派の私なんかには嬉しいですね。
基本的には一緒にプレイするメンバー(まこさんの場合は特に、お兄さん)と話してみる事は必要な事だと思うし、案外、解決への近道かもしれませんよ。まあ、内緒にしておいて、「自分の成長を示す」というのも格好良くて、お勧めなんですがね。
98年06月22日:09時39分44秒
お兄ちゃんをココに連れてきて / MAT.N
ログを読ませるというのは、どないだ。

それはそれとして

ちと論点がズレますが、「システムに慣れる」為に私はよく「闘技場」(PC同士がどつきあいをする。またはモンスターを出してどつきあいをする)「テストダンジョン」(基本的に一本道で、だんだんモンスターだのトラップが凶悪になる。自分達のレベルの限界がわかる)などをやりました。なんか、システムデベロップの為のテストプレイのようですが、1,2回程度ならわりと面白いです。これをやって貰っても良いかも。
98年06月22日:08時20分00秒
RE:殺して欲しいんです / でぶ猫
あーびっくりした(^^; >標題
 
 コホン(気を取り直して)
 
 要するに、他の人と同じようにあつかってほしい、えこひいきのような ことはしてほしくないということですね?
 ・・・そんなことしてもらっても、あんまり面白くないですね。確かに
 お兄さんがそうすると思われる原因を勝手に推測すると・・・
 ハンディキャップですね。つまり、あなたは年齢差、性差、あるいは他の なんらかの原因によって他の人よりプレイヤーとして不利だと思われている のではないでしょうか?
 対策として今思いつくのは、
 ○公平にあつかってくれるよう、申し入れる
  「今日はオープンダイスでいこうよ」とか切り出して、キャラが死ぬようなことがあっても 公平にあつかってほしいという意志を示す。
 ○他の人にそれほど劣ってないことを示す。
 (これはむずかしいですね、そうしようと気負うことで、かえって失敗するこ ともありますし。しかし、もし絶好のチャンスがあれば試してみるのも悪くないですね)
 ○自分がマスターをやる
  これは先の「劣ってないことを示す」の変形ですが、マスターをやる準備(心の準備ふくむ)が 必要ですね。無理そうならやめたほうがいいでしょう。
 といったところかな。
98年06月22日:02時13分48秒
殺して欲しいんです / まこ
 ここでいいのかは分かんないけど……書き込ませて下さい。初めてです。インターネットをやり始めたのも、ついさっきです。今までは、おにーちゃんがやってるのを横から見てただけなんで、失礼があったら教えて下さい。
 
 ボクは、おにーちゃんとその知り合いの人の中に入れて貰って、RPGをときどきやっているんですケド、何て言うか、甘やかされているような気がして。殺されたコト、ないんですね。ボクが入ってない時は、おにーちゃんも他の人も、「戦法的(戦術的? 分かんないです)にマズいプレイ」をしたPCとか、たまに殺したりしてるらしいんですけど。
 少なくともおにーちゃんは、ボクが入ってる時はマスタースクリーンを使って、ボクが入ってない時は使ってません。この前、覗いてみたら、その差に気づきました。
 で、過去ログ(でいいのかな)をちょっと読んでみたら、何だかボクは、ところどころで非難されているプレイヤーみたいだなぁ、って思いました。アニメとかマンガとかFF7とか好きだし、難しい本とか読まないし……。
 RPGの根っこの部分の面白さっていうのが分かってないような気がして、何だか不安です。でも、面向かっておにーちゃんに「殺してよぉ」なんて言えません(笑)。おにーちゃん自身、やりにくいでしょーし。
 だからと言って、死ぬつもりでキャラを作るのも嫌なんです。「どうせ死ぬもん」って思ってたら愛着がわかないんです。
 ……何か、変なコト言ってるなぁ。ごめんなさい。
98年06月19日:12時30分27秒
Re:うーむ・・・ (寺田さんへお返事) / 寺田大典
>98年06月18日:23時54分12秒
>うーむ・・・ (寺田さんへお返事) / 3327さんの書き込みから
>キャラクタは、プレイヤがした 「意思決定」 に向かって彼に出来る最善を常に尽くしているのです。

 確かに、そうですね。納得しました。

>98年06月18日:22時48分46秒
>キャラクタはいつだって全力 (交渉関係です) / 3327さんの書き込みから
>まぁ、交渉に限らないんですけどね。
>キャラクタはいつだって全力です。プレイヤが考えているような努力をしています。
>つまり、
>「xxな状況みたいなので**なふうに行動します」
>って発言が有ったとして、それってキャラクタはやってないわけ?

 この書き込みの時、私は「xxな状況みたいなので**なふうに行動します」を「意思決定」であると思っ
 たので、それを否定している文に読んでしまったのです。
 ただ、「意思決定というのは、どこまでが意思決定でどこからが増長なキャラクタープレイやロールプレ
 イの範疇なのだろう」とは少し考えます。そこらの明確なガイドラインは、個々のプレイヤーorGM次第
 という事になってしまうのでしょうか?(ある人が「意思決定の行動」と思っていても、ある人から「そ
 れは意思決定ではない」と言われてしまう状況の場合は結構あるような気がするのです)
 交渉に関しての意思決定に関しては、総研の方で書きますね。
98年06月19日:11時29分25秒
皆様へ / asuka
交渉関係の質問をした当人です。
皆様の文章を読んでいて、この話題は(これから発展したロールプレイについても)、マスタリングについての話もリンクしていますので、ここで話すよりもTRPG総研へ舞台を移した方が良いかと思いますが如何でしょうか?
私自身、一連の書き込みは大変参考にしたいと思っていますし、もっとお話を聞きたいと考えています。もう少し考えがまとまったら意見を書きたいと思います。
98年06月19日:11時23分58秒
Re:ちょっと勘違いしたかも…?>私 (佐藤宇育さんへ) / 佐藤宇育
 と、書いている間にまた書き込みが(^^;。

> これってひょっとして、”寺田さんの意見が「交渉」関係の話題からはずれている”と
>いうのではなくって、”(佐藤さんが)”「交渉」関係の話題からはずれた所に注目して、
>レスをつけちゃいますけど”って意味だったのでしょうか?

 はい、そうです。ちょっと言葉足らずでしたね。うーむ(^^;。

>ああ〜、とんでもない勘違いをやらかしてしまった〜(赤面)。御免なさい。

 いえいえ。自分はこういう議論の場では、よくわけのわからん論理とか独りよがりな表現などを使うんで、これからも気になったことがありましたらご指摘よろしくお願いいたします。
98年06月19日:11時18分00秒
Re:「ロールプレイ重視」関係の話も面白そう / 佐藤宇育
 フォローどうもありがとうございます、YANさん。第2回真摯コンの時以来ですね(笑)。あのとき、「トレイダーズ!」のGNをやらせていただいた者です。

> ええと、多分、寺田さんはその意見に賛成されると思います。おそらく寺田さんは、
>「上手い意思決定ができない人は、TRPGで活躍できない、不公平だ」 という事を言
>いたいのではなく、逆説的に、「上手いロールプレイ(演技)が出来る人も、TRPGで
>活躍することが出来る(そしてそれは不公平な事ではない)」という事を言いたいのだ
>と思います。
(改行位置を変更させていただきました)


 そうでしょうね。しかしながら、私は「優れた意志決定ができる」は「TRPGのうまさ」のまさに根幹だが、「優れたロールプレイができる」ことはそうではない、と考えるのです。
 ですから、スポーツの例を再び使うなら私にとっては「ロールプレイのうまさ」は「運動神経」ではなく、「監督にうまく取り入って試合で使わせてもらう」能力みたいなものと考えるのです。・・・自分でもかなり不適当な例えに思えますが(^^;。要するに、「意志決定のうまさ」と「ロールプレイのうまさ」を同列に考えるのはちょっと問題があるのではないか、というのが私の意見です。

 ただ、寺田さんの「そういう方法論もある」という意見には賛成です。私が前回の書き込みから「私が」「私の」を連発しているのは、こういう(寺田さんの意見も尊重したいという)意図というか、考えもあってのことでした。
 私は個人的には、「議論」とは「各自が各自の中で相対主義から脱していけるようにする場」と考えております。
98年06月19日:11時14分20秒
ちょっと勘違いしたかも…?>私 (佐藤宇育さんへ) / YAN/矢野 聡一郎
 
> かなり「交渉」関係の話題からははずれたレスですが(^^;。
 
 これってひょっとして、”寺田さんの意見が「交渉」関係の話題からはずれている”というのではなくって、”(佐藤さんが)”「交渉」関係の話題からはずれた所に注目して、レスをつけちゃいますけど”って意味だったのでしょうか?
 
 ああ〜、とんでもない勘違いをやらかしてしまった〜(赤面)。御免なさい。
 
 ええっと、ただ、先ほど書いたように、「交渉」関係の話題に留めるのはもったいない内容だし、さほどはずれたレスでもなかったと思いますよ〜。 
98年06月19日:11時13分21秒
希望意見:交渉関係の場所替え>asukaさんへ / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
>asukaさんへ、>みなさまへ
 やっぱり交渉関係のお話おもしろいのですね。これだけ、短時間にResが集まちゃうなんて。す・ご・い・わ。
 asukaさんのしたいお話と、うまくつながるとよいと思うのですけれど。アタシ的には、「ロープレは是か非か」みたいな、お話よりも「交渉(技能)」って焦点を明確にしていただいた分、一段階具体的なお話ができて、手応えがあるって感じですぅ(嬉)。
 馬場さんの「講座」のお話にしても、読んでない人は対話に加われない、的な雰囲気は、ちょっとアタシ嫌なんですけど(個人的には読むつもりでいますけど)。「交渉」関係に限定されれば、寺田さんの紹介、とかしていただけてるし。対話もできて、有益ですよね、って思います。
 やっぱ、どんな資料でも、読むと良いです、ってよお勧めくださる、既読のかたが概要を要約紹介されるのがふつでわ、って思うんですよね。イエ、「講座」は分量が多くて大変(らしぃ)って事情は了解してるつもりですけれど。
 
 希望意見をのべちゃいます
 アタシの希望としては「マスター、プレイヤー両面からのお話」として「TRPG総合研究室」にて、この対話の続きがされることを希望します
 で、アタシのセンスだと、お話を切り出したasukaさんに移動場所を決めていただけるとよいと思うのですけれど。
 お願いしたいのですけれど、いかがなものでしょうか?
 
 でも、asukaさんのご意見お聞きできるまでは、アタシ自身、続けてここに書込んじゃうかも(笑)。
98年06月19日:10時45分50秒
「ロールプレイ重視」関係の話も面白そう / YAN/矢野 聡一郎
> 佐藤宇育さん
 
 お久しぶりです。宜しくお願いします〜。えっと、ちょっと気になった事をば。
 
> 肉体的行動を幾ら表現力豊かに説明しようが、実際に行う肉体的行動が変
> わらなければ、判定値は変わりようがありません。しかし、交渉(会話)行動
> の場合は、プレイヤーの交渉(会話)の表現力は、認めなければいけません。
 
> すると口が上手いやつは、どんなPCでも交渉が有利なのか?と言われれば
> 私はその通り、と考えます。それを補完する為に「交渉能力の高いPCを口下
> 手な人が使う」や「交渉能力の低いPCを口が上手い人が使う」事で、ボーナスを
> 挙げたりペナルティを付けての判定の余地があると考えます。
 
> この事を「不公平だ」という事は、「上手い意思決定ができない人は、TRPGで
> 活躍できない、不公平だ」という論拠にどう答えるのでしょう?どちらにせよ、
> それは「GMのバランス調整」の部分であると私は考えるのです。
 (以上、寺田さんの意見)
 
> かなり「交渉」関係の話題からははずれたレスですが(^^;。
 
 えっと、先の寺田さんの意見は、他の場所で書いた文章を転載したものなので、現在の流れと少々ずれるのは仕方ないかも(少なくとも、このボードに書き込みをされた誰か宛ての、直接のレス、というわけではないですよね)。
 
> えーと、私の立場(TRPG=ゲームの「馬場講座」派)からすると、
> 「うまい意志決定ができない人は、TRPGで活躍できない」のは
> 当然なんです。なぜなら、TRPGにとって「意志決定のうまさ」
> イコール「TRPGのうまさ」であるからです。
 
 ええと、多分、寺田さんはその意見に賛成されると思います。おそらく寺田さんは、「上手い意思決定ができない人は、TRPGで活躍できない、不公平だ」 という事を言いたいのではなく、逆説的に、「上手いロールプレイ(演技)が出来る人も、TRPGで活躍することが出来る(そしてそれは不公平な事ではない)」という事を言いたいのだと思います。
 
> 補足すると、システムで交渉判定の枠組みをキッチリ決めるとバランスをGMが取る
> 必要は少なくなりますが、ロールプレイを行う楽しみが減りますね。(ロールプレイをや
> る人にとっての経験値以外の報いる方法論が無いというのも原因かな)ロールプレイ
> を楽しむ為には、そうしたバランスを取ろうと努力するセッションもまた楽しい。そういう
> やり方もある。という事です
 
 という、補足の文章から、そういう意図なのかな、と感じましたです。(外れてるかも)
 
 ええと、今は時間が無いので、また後ほど書き込みしたいと思います。
 佐藤さんの提案されているように、「交渉」に関する話題だけではなく、「ロールプレイ」、演技に関する話題にも広げていきたいですね。
98年06月19日:10時42分43秒
LOG 013 / sf
 プレイング研究室 LOG 013として1998年05月31日から1998年06月19日までのログを切り出した。

プレイング研究室ログ / TRPG論考掲示板ログ / TRPG論考
TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先