TRPG関係雑誌雑談所 LOG 002

TRPG関係雑誌雑談所の1998年10月10日から1998年12月25日までのログです。


1998年12月25日:17時03分16秒
RE:アニメ絵(16時58分43秒) / 宇津見
 略して肉じゃが氏へ
 「まじかるランド」を例に取った適材適所の例といい、誌面構成こそが根本的な問題である点といい、全く同感です。
1998年12月25日:16時58分43秒
アニメ絵 / ナルタモンガとグラアルではどちらがうまく肉じゃがを作れるか?
『まじかるランドRPG』はアニメ絵以外の何者でもありませんが、別にあの絵ではだめだなどとは思いませんし、逆に魅力的ですらあると思います。 現在の問題点は、同人誌づくりの延長線としか思えないような記事の作り方、イラストの構成でしょう。
1998年12月25日:16時49分59秒
アニメ絵 / ナルタモンガとグラアルではどちらがうまく肉じゃがを作れるか
MARS氏の意見を拝見して考えたことです。 私がアニメ系の絵に否定的なのはTRPG関係の雑誌の絵は大半が下手だからです。 下手といって悪ければ、魅力が無いと言いましょうか。 アニメ絵とは、結局高度にデフォルメされた二次元表現といえます(ポリゴンやCGも所詮は二次元、写真は二次元でしかないが、背後に三次元存在がある)。ところがアマチュアに毛が生えたようなレベルのものばかり見せられるのではげんなりするだけです。 世の中にはいくらでももっと高水準の表現手段があるのですから。 結局はアニメが好きな人がひいきの引き倒しをしているだけでしょう。世の中にアニメ絵が氾濫していると思うのは、主観的な問題にすぎず、そればかりに眼がいくからに過ぎません。 ピーターラビットと寿司とルノワールと・・・どれが一番訴求力があると思いますか?
1998年12月25日:15時01分53秒
RE:アニメ絵は弊害か? / ぶい子

 面白そうな話題なので、やってきました。お初のぶい子です。
 MARSさん、なかなか興味深い意見をおっしゃってますね。ちょっと口を挟ませてください。

>  私はアニメ絵が弊害になっているという意見に
> 関しては非常に疑問を感じます。
> ごく一部のマニア層しか対象にしかしていない
> というのは誤解でしょう。
> パチンコ屋はゆうに及ばず、公共団体の紹介パンフ
> やポスターにまで使用されています。
> もし誤解でないとするならば何故こんなにも
> 氾濫しているのでしょうか?

 ここまで読んで分かることは、
 1.MARSさんはアニメ絵が一般にも受け入れられるものだと認識している。
 2.MARSさんはアニメ絵が世の中に氾濫していると認識としている。
 
 おそらく、MARSさんはアニメ絵が嫌いでない、または好んでおられるはず。
 で、その上のパラグラフの後に、

> こういった誤解が生じるのはRPGを説明する
> ときの抵抗感にあると思われます。
> まったく知らない人に説明するとき、どのようなこと
> を説明するにせよかなり不安感があるはずです。
> また、実際説明してもなかなか理解してもらえません。

 という文章がすぐつながるということは、MARSさんの中ではどうやら、アニメとTRPGが完全に切り離せない存在になっているようです。

 と、ここまで分析させていただいてから、自分の意見をば。
 
 わたしは、アニメ絵が世の中に氾濫しているとは思いませんし、一般に受け入れられるものだとも思いません。(まだまだエヴァンゲリオンを見に行く人はオタクのままです)そしてわたしの中では、アニメとTPRGはそんなに密接には繋がってはいません。
 いわゆる一つの“環境の違い”です。
 わたしは、演劇畑からの人間なので、TRPGを「即興劇」を楽しむ遊びだと人に説明します。詳しくは説明しません。オタクの気のある人にはもう少し詳しく説明することもありますが(笑)。
 
 で、ここまで書いて、いきなり結論なのですが、
 問題はただ一つです。MARSさん。
 「ここのボードの多数派とあなたの趣向がズレている」
 ただそれだけのことです。

 待って! メゲないでください(笑)!
 アニメ絵だって立派な文化です。
 みなさんも嫌いだからといって、文化をバカにするのは良くない。
 確かにわたしはビデオ屋でアニメの棚の前に立てないし、アニメ絵が表紙の雑誌はまるで万引きするかのように周囲を見まわしながら買いますよ。
 しかし、稚拙だとか幼稚だとかいう感情はこういう場では言うべきではないですね。
 そうしないと、この問題どんどん感情論になっていきますよ。
 

 TRPGユーザーの中には、アニメなどを好まない人々が、アニメなどを好む人々に対して差別的感情を持つという伝統が根強くあるんですよね。
 「ヤツらとはいっしょにしないでくれ」……みたいな。
 まあ、仕方ないです。こればっかりは。
 
 だから、話を戻すと、
 雑誌もそういった「アニメ派」と「非アニメ派」の2つのノリに合わせて二通り出していけばイイんでしょうけど、
 この状況ではそうもできない。
 やれやれですね。解決案なし(笑)。

 なので、話は変わって、
 わたしは個人的には、商業誌は「完全投稿誌」にすればいいのになあ、と思います。
 そうすればお金はかからないし、それなりに長くやればクオリティも上がっていくと思うんですよね。
 ここのボードで上げてもらったような、いろいろな項目にわけて、「オリジナルゲーム部門」とか「コンベンション情報」とか……。
 アマチュアでこそこそやっていたのでは、ぜんぜんダメでしょうけど、
 全国規模で流通する雑誌でそれをやれば違うと思うんですけどねえ。いくら小規模でもね。
 投稿誌の購買力ってかなりバカにできないですからね。
1998年12月25日:15時01分29秒
アースドーンとガンダム / 宇津見@仕事中
 ラザフォード氏へ
 > 確かにアースドーンノベルの絵は雰囲気も出してますよね。
 > ただ・・・あれをアニメ絵と言うかどうか、と雰囲気を出すにし
 >ても100%出てないところが問題ですが。
 アースドーンのケースは、典型的なアニメマンガ系の絵を避けた例として出しました。
 私の思うところのアニメマンガ系というのは、以前も言ったように明確な定義はありませんが、極右的なものを挙げれば「スレイヤーズ」「セイバーマリオネット」あたりですね。アニメーション作品でも、「レイン」なんかはこうしたところからは明らかに外れていると思いますし、CG誌でこの作品を使った表紙をみかけましたが、非常にセンスが良かったです。
 >もっとも13くらいの頃はガンダム見てましたけどね・・・
 プラモデルのマスターグレードシリーズを買ってみれば、箱や解説書のデザイン、工業製品としての完成度など、昔とは比べ物にならないほど洗練されていますよ。一度試しに買ってみましょう。初代ガンダムやザクで2500円で、あとはミニ四駆用ニッパーだけで組み立てられます。
1998年12月25日:14時32分40秒
レス / ラザフォード
 宇津見氏、レスありがとうございます。
 確かにアースドーンノベルの絵は雰囲気も出してますよね。
 ただ・・・あれをアニメ絵と言うかどうか、と雰囲気を出すにしても100%出てないところが問題ですが。

 あと、10代の主張(私は18なので)としては、
 ガンダムでも十分濃いです。
 友人5人(内、二人はアニメ愛好家)にアンケートを採って見たところ
 アンケート「アニメ雑誌とエロ本どっちが買いづらい?」
 回答・・・「5人ともアニメ雑誌の法が買いづらい」でした
 やはり、10代(この場合後半)でもアニメ絵の物は買いづらいようです。
 もっとも13くらいの頃はガンダム見てましたけどね・・・


1998年12月25日:13時14分25秒
誌面構成−ガンダムの場合− / 宇津見@ガンダム馬鹿一代
 鍼原神無氏へ
 >#で、一概には言えませんけど、題材としてのガンダムなどは、
 >高校生〜大学生くらいの層からそんなにハズレてるとは思えな
 >いのですが。
 RPGマガジンやRPGマガジングレイトがガンダムを題材にすることはいいと思うのですがね、その人気は実質読者参加ゲームばかりで、RPG記事の方は、基本ルールブックすら含めて、変なオチャラケやパロディに偏重していて評判が極めて悪いですか、そうでなければほぼ無視されている状態です。
 また、イラスト及び誌面デザインも、(あえて高レベルのものと比べれば)『ガンダムセンチネル』や、プラモのマスターグレードやパーフェクトグレードの付属解説書などと比べれば、きわめてチープです。まあ、イラストや誌面デザインに凝ろうとすればそれだけコストもかかるのは良く分かりはするのですがね。
1998年12月25日:12時27分01秒
パソコンゲームソフト市場の動向について / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 過去数年パソコンゲーム市場の動向は低迷状態ではないですか。ですので、アノ市場の傾向は参考にしないほぉがよいと思うのですが。
 「ログイン」の内容の変化、薄くなりかた、広告の減りかた。なにより、販売店店頭でのコーナーの規模(大きさ)の縮小度合いからだけでも、パソコンゲーム市場は低迷状態が続いていることは見て取れるかと。
 特に、「美少女ゲームソフト以外の“一般的”ゲームを出してるメーカー」なんて数えるほっどしかないじゃないですか。美少女ゲームソフトが業界を支えてると言っても過言でない状態かと思いますけれど。
#今後、パソコンゲームソフトの市場が、電子ネットワークの台頭で勢いを回復する可能性は残っていますが。
1998年12月25日:12時24分31秒
絵についてよりも / spud
 売れるのならアニメ絵でも構いません。アニメ絵が多用されているからといって(私の場合は)購買意欲が減衰する事もありませんでした。私がRPGマガジンを買わなくなったのは単純につまらなくなった(使える記事がなくなった)からに他なりません。
 「ゲーム内容にそぐわないイラストは、そのゲームのイメージを誤解させてしまう」という意見もあるようですが、遊んでいる当人達が楽しければ特に問題ないのではないかとも思います(閉じた環境なら)。
 それよりも私は、各RPG関連誌が消えていっている現状で、作り手の方々が今の構成(路線)で良い(間違っていない)と思っているのだとしたら、とても嫌です。アニメ絵が嫌、というのは多分に嗜好の問題で、多数の人がアニメ絵が良い!というのなら売れるためには仕方ない事だと思います。だから私としては絵よりも内容をなんとかして欲しいです。納得のいく内容なら買う意欲のある人はいっぱいいるみたいだし、真剣にリサーチしてもらいたいですね。
 ちなみに、発端となったRPGマガジングレート(だっけ?)は、軽く内容を見て、やっぱり買えませんでした。無理して買ってもゴミになるだけですから。そもそも無理して買うものでもないと思いますし。
1998年12月25日:12時14分17秒
参考になるか分かりませんがパソコンゲームのパッケージの場合 / 伊達
「ログイン」最新号(2月号)でパソコンゲームのパッケージに関する考察をやっており、アニメ絵のパッケージについても若干触れています。そこでは「いわゆるギャル系のゲームを除けば、それ以外の一般的なゲームではアニメ絵は人気がない(=パッケージに採用されにくい)」というようなことが述べられています。
1998年12月25日:12時02分06秒
アニメ画:描画手法〔スタイル〕と主題〔題材や構図〕 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 MARSさんの「アニメ絵は弊害か?」(当掲示板,98年12月24日:22時05分53秒)をきっかけにして、大分話しが進展した感じですね。
 
 雑誌のアンケートとかには、「アニメ画止めろ」とか書くより、「アニメ画使うにしてももっと工夫しろ」って書いたほぉが、編集者の意思決定に影響するかもしれません。

@SeyfertSluw氏Wrote
 「アニメ誌でさんざん掲載されているようなキャラクタをRPG誌でつかったところでそれが今以上に売り上げに効果があるのでしょうか?」
 RPGマガジン誌の表紙デザイン、「TRPG誌としての工夫が足りない」って見かたには同感です。
 
 例えば、「蓬莱学園」シリーズのイラストを担当してた、ご存知、中村博文氏の画風は、世間一般的尺度では、“アニメ画(またはマンガ画)”と捉えられるはずですけど。画風とは別に、生頼範義氏ばり(ちょっと誉め過ぎかしら?;笑)の構図で、TRPGの群像ドラマ的な側面を強く表現してますよね。
 
 雑誌の表紙は、記事内容の告知など、要素が多いので、あまり複雑な構図の画は営業的にも、制作敵にも敬遠される面はあるのですけど、そこを何とかするのがプロって話しではあります。
 
 同じアニメ画でも「TVランド」の表紙と、「NewType」の表紙では、自ずと処理が違うわけで。「RPG雑誌の表紙画、処理が安直」ってことは言えるかと思います。
 
@SeyfertSluw氏Wrote
 「それを考えるのが売る側の仕事だとおもうぞ。 」
 これも言えてます。
 
#アニメ画が低年齢層の偏重って意見にはアタシはちょっと納得しかねるのですが。
#「分衆の時代」と言われたのが、80年代末でしたっけ? いまのマーケッティングでは年齢層のセグメント把握はもっと精密だと思うんですね。
#ホビーの商品ジャンルで低年齢層って聞くと、アタシは、小学生以下か、せいぜい、中学生以下を連想します。「ミニ4駆は低年齢層に強力にアピールした商品である」、左記の文章には違和感を感じません。
#若年層って言い方が、高校生〜大学生くらい、(場合によっては若い勤め人層も含む)くらいだと思うんですけど(?)。ホビーの商品ジャンルではって話しです。
#で、一概には言えませんけど、題材としてのガンダムなどは、高校生〜大学生くらいの層からそんなにハズレてるとは思えないのですが。
#もちろんストリート系の子とかは、同じアニメ画でももっとクールなものを志向したりとかはイロイロですけど。「スーパーロボット大戦」シリーズだって売れてるじゃないですか。
#なんか、言葉尻捉えてるみたいで恐縮ですけど、「このページを、雑誌編集部に送ろうか」みたいな話もありましたよね。アタシも反対でないですけど、言葉の選択ひとつで編集員に通じるものも通じなくなるのはつまんないかと思うんです。
1998年12月25日:09時46分04秒
アニメ画 / 石頭
アニメ画の方が売れるのでしょう。RPG誌の購買者層はアニメ画の方に 強く惹かれると考えられているのではないか、と思います。
1998年12月25日:07時09分43秒
ボックスアート−プラモの場合− / 宇津見
 またまたプラモの方の話をすると、70年代の少年時代に戦車模型ファンだった人の回想を聞くと、田宮模型の重厚さを感じさせるイラストや、白バックを大胆に使ったデザイン(これらは現在にも引き継がれています)箱絵が”背伸びした感じがする”ということで非常によかったということでした。
 また、20代の間での話ではありますが、ガンダムのプラモの箱絵が95年ごろにイラストからセル画にシフトしたのに対して、多くが「質感が無くつまらなくなった」と言っています。
1998年12月25日:00時54分06秒
いきなり結論:アニメ誌とRPG誌の区別はきちんとつけるべし。 / SeyfertSluw
MARSさん:
>もし、アニメ絵以外でヴィジュアルアピールに用いる
>としたならばどの様なメディアを使用すればいいの
>でしょうか?

それを考えるのが売る側の仕事だとおもうぞ。

まあ例を出すと今年から刊行されているネットワークゲーム月刊誌PlayOnlineは表紙に 横山宏氏のイラストを毎月使用して非常に好評です。 私だってこの方のイラスト目当てに買っても 惜しくはないとおもってるぐらいですから。

かってRPG関係でも仕事をしていた加藤直之氏とか Nikov氏とかのイラストが非常に懐かしいです。
#って加藤氏はSF関係でいまでもよく見るけど

せめてセル画調でもメカやオヤジ、怪物など、 幅広く描いてくれればまだ許せるのに。

そもそもすでにアニメ誌でさんざん掲載されている ようなキャラクタをRPG誌でつかったところで それが今以上に売り上げに効果があるのでしょうか?

同じセル画調のイラストでもDreamPod9のRPGに 比べると日本のRPG関係のものは 非常につまらない
別に女の子が可愛く描けているかなんて評価の 一部であって、シチュエーションをきちんと理解して 絵に起こせているかというとそうじゃない。

あと特に翻訳物の紹介でルールブックの雰囲気と 雑誌の紹介の雰囲気が全然あってない(バトルテックや 社動乱、もといシャドウランなど)というのは非常に まずいのでわ。


1998年12月25日:00時49分19秒
FASA製品のイラストの日本ローカライズの場合 / 宇津見
ラザフォード氏へ
 雨宮慶太氏を中心としたスタッフによるアースドーンのノベライズ版のイラストは、日本向けのローカライズをしつつ、英語版との乖離もおさえた、よくできたローカライズと思っています。
 他のSNE/富士見によるFASA製品の翻訳展開のイラストのローカライズでは、シャドウランがまあまあ、バトルテックは頭身の低い女の子とかのイラストで最悪でした。

 しかし当時十代でマンガやアニメのファンだったころ、ルーンクエストやクトゥルフ、指輪、トラベラー等の翻訳で、アクが強すぎたり下手過ぎたりする絵は直してほしいとはおもいましたけど、マンガ/アニメ系の絵にしてほしいとはこれっぽっちも思わず、そうしたイラストを見るとむしろ幻滅した物でした。そういう点では、日本語版独自のルーンクエストの一連の箱絵は傑作でしょう。しかし、いまの十代は嗜好が違うのでしょうか。


1998年12月25日:00時39分47秒
RE:アニメ絵は弊害か? / 宇津見
  MARS氏へ
 >アニメ絵というごく一部の要素にここまで非難が
 >集まるのは、このような苦労をRPGの本質以外に
 >求めようとする言い訳のような気がして成りません。
 とんでもない。私は他の諸々の要素も含めて、全体的な問題としています。また、「アニメ絵偏重が問題の一つ」と言っている人は多数いても、「アニメ絵が諸悪の根源」とまで言っている人はいないようですが。
 また私はこの問題は、GGG氏が述べたRPGと関連製品の、アニメ・マンガファンの低年齢層に偏重した展開が問題の根本にあるように思えます。

 > こういった誤解が生じるのはRPGを説明する
 >ときの抵抗感にあると思われます。
 私個人の場合は、ゲームや記事の趣旨にもよりますが、自分の購買意欲が萎える(約30%減)ということが根本的な原因ですね。


 個人的には、昔のRPGマガジンのエウレカ表紙 なんてのもよかったのですが、ああいうのももう見られないのですね。


1998年12月25日:00時23分22秒
補足 / ラザフォード
 何故シャドウランルールブック(日本語版)とリプレイの印象が全然違うのか。
 それは簡単、アニメ絵は「アニメ」に使われる絵でしょう?
 日本でシャドウランみたいなアニメは殆ど無いんですよ。
 出ても流行らないでしょうけど・・・。
 というわけで、既存のアニメの
 「ライトファンタジー」というより「イっちゃってるご都合主義ファンタジーもどき」
 のイメージを引きずるのが一番の弊害です。
1998年12月25日:00時15分29秒
Re.アニメ絵は弊害か / ラザフォード
 私の答えを最初に書きます。
 「システムにも依りますが、大抵は弊害です。」

 シャドウラン(日本語版)の表紙の絵とリプレイの絵を見比べてみてください。
 そして、「シャドウラン」というシステム(主に世界観)をよく知らない人が、
 それを見たときに受ける印象の違い(特に世界観)を考えてみてください

 TRPGはアニメではないのです。
 シャドウランのような世界観を醸し出すアニメ絵って見てみたいです。
 書けたらの話ですが・・・
 そんなに難しいことですか?
 日本語版ルールブックのような絵なら、楽なんですけどね。

 あのアニメ絵と稚拙なリプレイの相乗効果で、
 シャドウランを誤解した人はかなり多いはずです。

 ソードワールドだって小説とリプレイでは全然違いますね。
 それも同じ事です。多少の例外を除いて絵が全然違います。
 リプレイが稚拙って所もね。


1998年12月24日:22時15分13秒
パースペクティブとMANGA / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#こんにちは、学生時代は美術史を専攻していた鍼原です。
 美術用語で言う「パースペクティブ」は普通、「遠近法」と訳されますが、通常は、一点透視遠近法と、写実的な比率を(キャラクターの顔でいったら頭部に対する目・鼻・口などの比率)と、解剖学的な精密さ、などを複合させた概念で用いられることが多いかと思います。
#空気遠近法、光学的遠近法などは比較的軽視されてることが通例なわけです。

 にほんのMANGAと比べると、アメリカの、Comics Bookで主流な画風は、比較的“写実的”(と言っても主流ではくっきりした輪郭線が黒で引かれますので、きちんとした写実ではないのですが)傾向であるとはいえます。
 stealthさんが紹介されている、「〔ジャパニメーションに(?);カンナ補記〕人間が人間として描かれていない」と批判する向きもある」とはうえの、MANGA/Amerian Comic Book ARTの関係と類似ではないかと思います。
#極論言っちゃえば、太い輪郭線引いてる限り、画が、“写実”なんかであるわけないのよ(笑)。
 
 これに対して、「Japanese MANGAは、そのデフォルマシオンのスタイルがファンタスティックである」、との評価もあり。Japanease MANGAを強く支持する層がアメリカにもあることをご紹介しておきます。
#Marvel Comicsの創設者、Stan“The MAN”Leeが、“No more MANGA”って記事を向こうのコミックス批評雑誌に掲載したのは、アレはかれこれ十年以上前の話しでしたか。アタシは当時その記事を読んで「スタン・リー老いたり」との感想を抱いたものです。
1998年12月24日:22時05分53秒
アニメ絵は弊害か? / MARS
 私はアニメ絵が弊害になっているという意見に
 関しては非常に疑問を感じます。
 ごく一部のマニア層しか対象にしかしていない
 というのは誤解でしょう。
 パチンコ屋はゆうに及ばず、公共団体の紹介パンフ
 やポスターにまで使用されています。
 もし誤解でないとするならば何故こんなにも
 氾濫しているのでしょうか?
 
 こういった誤解が生じるのはRPGを説明する
 ときの抵抗感にあると思われます。
 まったく知らない人に説明するとき、どのようなこと
 を説明するにせよかなり不安感があるはずです。
 また、実際説明してもなかなか理解してもらえません。
 (40代の上司に説明するときは苦労したなあ………)
 アニメ絵というごく一部の要素にここまで非難が
 集まるのは、このような苦労をRPGの本質以外に
 求めようとする言い訳のような気がして成りません。
 
 アニメ絵は量産が楽で特定のテクニックで
 ある程度のレベルになれるため安価で短期間
 で仕上げることができます。
 (もちろん、高レベルになるならば写実技法よりももっと大きい苦労をするわけですが……)
 このため商業的にもてはやされるのは当然です。
 もし写実的な絵で雑誌を飾ろうとすればコスト面
 での負担が大きくなる割に消費者に訴えかける
 能力はアニメ絵より大きいとは言えないでしょう。
 もし、アニメ絵以外でヴィジュアルアピールに用いる
 としたならばどの様なメディアを使用すればいいの
 でしょうか?
 
 最後は皆さんへの質問です。
 お答え下されば幸いです。
1998年12月24日:21時54分26秒
参考までに / stealth
欧米では、アニメーションに出てくる人間は、 そのたいていが「実際の人間と同じようなパースペクチィブで描画されている」のだそうです。 日本で人気がある作品の多くは、「人間が人間として描かれていない」と批判する向きもあるとか。 日本製のビデオゲームを海外に輸出するときに、カバーアートをシリアスに書き直しているのもよくあることです。
1998年12月24日:19時09分33秒
私の思うアニメ絵とその弊害 / ALP
 こんばんはHasさん、写実絵愛好家のALPです。
ひと括りに「アニメ絵」と呼ばれているものですが、私が思うに輪郭などが「はっきりと」描かれ、
彩色が原色系あるいはベタ塗り(これについてはFlameflickerさんが述べているセル画風の絵を指します)された
イラストのことだと思っています。
 もしくはアニメや漫画などで多く見られる、目が大きく口が小さい顔をした人間を描いているものを指している場合も
あるかと思います。このような絵柄によってもたらされる効果は現状のRPGマガジンを見れば一目瞭然です。
つまり対象年齢が10代から20代前半、あるいはごく一部のマニア層であると捉えられてしまうのです。
このアニメ絵(のみ)の存在がTRPGの社会一般への幅広い認知の障害の一因であると思います。

ALP


1998年12月24日:15時36分37秒
私にとってのアニメ絵 / Flameflicker

RPG マガジンの表紙みたいな絵。

というのは冗談で,基本的には,セル画もしくは色を塗ったらセル画にしかならないような絵を,私はアニメ絵と呼びます。でもたぶん例外はあると思います。指摘されないと思い当たりませんけど。

最近 CG という新しいジャンルが登場してきたので,ひと括りにするのは難しくなった気がします。線はアニメ絵なのに,塗りが妙にリアルなものとかありますからね。


1998年12月24日:14時22分40秒
re:アニメ絵って? / 宇津見
 Has氏へ
 >どうも特定の画風を指すらしいのですが、どんなものなの
 >かさっぱりわからないです。
 私の場合は、特定の画風をさしておらず、きわめてアバウトに傾向のみをさして言っています。
1998年12月24日:14時12分33秒
アニメ絵って? / Has

なんでしょう?

どうも特定の画風を指すらしいのですが、どんなものなのかさっぱりわからないです。

だれか教えてください。


1998年12月22日:08時31分52秒
『月刊モデルグラフィック』1月号と『田宮模型の仕事』 / 宇津見
 RPG関連でこれを書こうかどうか迷っていたのですが、25日には2月号と入れ替わってしまうので、書いてしまいましょう。RPG誌および業界そのものの不甲斐なさに関する最近の話題の参考資料として、現在発売中の模型雑誌『月刊モデルグラフィック』1月号(大日本絵画)の特集『ガンダムセンチネル1999』の、特にP22からP29をお薦めします。しかし、この特集のあちらこちらで言われている「88年モナコGP予選のセナ的な過剰さ」というのは日本のRPG業界でついぞ見かけたことがないのが残念です。まあ、やろうと思って出来る事では決してないのですけど(機会とか、資質とか、経験とか、パッションとか)。

 他にも同誌のバックナンバー通信販売の案内を利用して『ガンダムセンチネル』を購入する事もお薦めします。この案内で、同社のRPG関連製品の在庫も確認できます。
 また同通信販売を利用して、田宮模型ミリタリーミニチュアシリーズ30年史特集の『月刊モデルグラフィック』98年10月号と『アーマーモデリング』10号、そして他社の書籍で文藝春秋刊の『田宮模型の仕事』もお薦めします。


 特に今回紹介した中で『田宮模型の仕事』はお薦めです。


1998年12月21日:23時47分33秒
リプレイについて / 中村やにお
本題ではないのですが、リプレイについて。
最近発売されたトーキョーN◎VATheRevolutionのリプレイ、 トータルエクリプス」
にはルールの適用の具合などもはっきりと書いてありますね。
まあ、以前に発売されたものでも、清松みゆき氏のSWリプレイにはルールの適用
や、GMの目論見などが書いてありましたし、宙出版から出ていた アップルベーシック
のリプレイ群には、リプレイに使われたシナリオが載っていました。
雑誌に掲載されるリプレイに、そういうフォローが少ない のは、ページ数の関係でしょうね。
1998年12月21日:22時34分30秒
リプレイはいいけど / stealth
やるのだったらハードなリプレイが読みたいですね。 しかも、場面場面でルールがどう使われているのかがはっきりわかるような。 近年の「読み物リプレイ」は精神的に受け付けなくなっているので。
1998年12月21日:22時29分36秒
正誤表の価値 / stealth
別に生後ひょをの競るなと入っていませんが・・・ 雑誌の価格に正誤表の値段を入れるのは反対です。 過去のうまい例としては、TORGの正誤表をそのままRPGMの広告にしたことがありました。
1998年12月21日:12時25分27秒
リプレイ+シナリオは読みたいです / KoZ
猫叉さん

あとそのリプレイのシナリオ& データの解説も。

リプレイに使用したシナリオとデータは読んでみたいです。
リプレイだけよりも、はるかに有益な情報になると思うんですけどね。
たとえば、シナリオの例外事項となるようなプレイへの対処方法とか、マスタリング,プレイングのテクニックにも役に立つんじゃないかと思います。

同人誌でもリプレイ本は昔からありますが、シナリオ付き,データ付きというのは少ないですよね。
書く手間が増大するとか、ぢつはシナリオを作ってない(^_^; …というのもあるのかもしれませんが。


1998年12月21日:10時08分56秒
正誤表 / MAT.N
例えば深淵なんかでは店頭無償配布をしていましたが、これはこれで問題もあります。例えば私のような「半分」地方在住者は「東京さ出た」時にまとめ買いしますので、店頭にそう頻繁にいけませんし。

アンケート葉書回答者に無料送付という手もありますが、これまた「葉書なんて捨てちゃう(奴が悪いという話もあるけど、でもついすててしまわない?)人」には手渡らないですし。

深淵やメガテンではパソコン通信またはWeb-Siteで公開もされてましたが、これまたネットに入れない人がこぼれます。そんなこんなでまあ、RPG雑誌にも正誤表はあったほうが良いんではなかろーか。アクセス手段増えるし。と考えている昨今。
1998年12月19日:20時10分05秒
RPG雑誌に求めるもの / 猫叉
 私は昔「ドラゴンマガジン」掲載されていた第一部リプレイのよう な雰囲気のリプレイが欲しいですね。あとそのリプレイのシナリオ& データの解説も。
 それと、コンベンション情報の欄は必ず欲しいです。
 
#昔のドラゴンマガジンはよかったなぁと思い返してみる(笑)
 
1998年12月19日:07時48分20秒
願望の収集 / sf
 現時点では単に『こんな雑誌があれば買う』という願望を集めてる段階ですから、とくに実現性や発行元、想定対象読者層、雑誌の経営戦略上の位置づけなどは問わない方向で話を進めていくと良いかと思います。
 なお、よりつっこんだ具体的な話については、IRCで話したりしてることもあります。
#ちなみにゲームグラフィックは、どっちかってと元々ホビー全般の一分野としてTRPGを扱っていたように思います。
1998年12月19日:03時06分48秒
ダメから取り出した大事 / GGG
 宇津見さん、天見さん、返答ありがとうございました。
 宇津見さんの発言から、おおよそ「イヤな雑誌」に含まれていた要素のまとめをすると

・あまりにも偏平。画一的な内容もしくはイラストレーションによる飽き。<これって 飽きるよね、やっぱり。
・同様に、画一的に低年齢層向けの雑誌乱立。
・編集側の単純な力不足。とにかく国語能力の低いライター。
・別の記事のおまけとしてしか扱われないTRPG。雑誌全体として目的が拡散してしま っている。

 低年齢層は、高年齢層と比べ物にならないほど購買力が低いですよね(NT-RPGのオン ラインTRPG誌「Airly-Trigion」で行われたアンケートの結果は、これをありありと示し ていた。TRPGにかける資金についての質問において、回答が「できるだけ金を使いたく ない〜小額」と「多額〜いくらでも使っていい」の傾向におおよそ二分するのだ!)。 当然諸オフィシャル誌は、結果的に自分で勝手に市場を狭めることになり、つぶしあって
崩れていったと予想できます。多種多様性は、内容充実の効果から見ても、低年齢層から 高年齢層までをサポートするTRPG振興から見ても、経済効果から見ても有効だといえそう です。

 グラフィカルな面だけを話題にさせてもらうなら、育った畑の違うイラストレーター を抜擢するとか、そのぐらいの試みは欲しいところ。初代トラベラー日本語版に、SF小説 の挿絵で定評ある人を使ったという前例がありますし。なんでああしたことは二度と起こ らないんでしょうね?
 絵に限らず、もっとRPG業界の枠にこだわり過ぎない人選をして欲しいです。その面で 他の分野の人との対談企画を置こうという案に賛成です(ごめんなさい、どなたのお話 でしたかわからなくなってしまいました)。やればできた前例があるのだから!

 上のひっくり返しを並べてみると、自分自身、そして他との比較の2点両方において多 種多様であること、明確な対象読者をもつこと、実力と見識にあふれた編集者とライター からなること、質実剛健な内容があること。
 ここまではまあ、いい雑誌の共通条件と言えますよね。

 …あ、オンライン雑誌「PYRAMID」のアップデート告知だ。なに、「GURPS Travellerで、 サイコロを振ってPCをランダムに作成するルール」?!相変わらずそそるなあ。これぐら いエキセントリックな内容が日本にも欲しいですね。
1998年12月18日:23時43分09秒
新たな形態 / MARS
 うーむ……懐古趣味的でしたか?
 では、まったく新しい提案を………
 
 セッション!コンベンションサポート誌
 刊行期間:月2回
 内容  :サークルの呼び込みとコンベンション告知をメインに据える
       また、コンベンションや例会を行う上でのQ&A
       実際にサークルの例会に参加してのサークル紹介
       また、編集部主催のコンベンションを定期的に開き、
       そのコンベンションのレポートを行う。
       システムに関してはコンベンション毎に行われている
       システムのランキングを付けてもらうというのも
       良いかもしんない……
 
 というものです。
 TCGサポートの焼き直しみたいと思われるかもしれませんが、少なくとも必要なことだと思うのですが……
 何で今まで無かったのかの方が不思議……
1998年12月18日:23時14分40秒
雑誌に多様性を / “葦”
 少し本題としては外れるかもしれませんが、いろいろな方向性の雑誌が欲しいと思います。例えば「ドラゴンマガジン」のような、ちょっとミーハーな雑誌があってもいいわけ(買うのはウォーロックでしょうけど)ですが、それなら、同時にちょっと噛みごたえのある重厚な雑誌も欲しいわけです。私としては「昔のRPG雑誌」が究極というより、ミーハーもマニアもともに存立していたころの活気ある雰囲気が好きだったのです。

 あと、新しい雑誌の形として、「カタログ雑誌」てのはどうでしょうかね。RPG製品の紹介が主で、そのまま通販のカタログになっている。これなら、流通と宣伝を同時に賄えるわけです。例えば、RPG雑誌で面白そうなゲームが紹介されていても、手に入れる方法がないということが良くあったと思うのですよね。で、時間が経つ内に「もういいや」ということになってしまう。電撃ADVの「マルチゲーム三昧」なんかは製品の紹介記事としては良かったなあと思います。ああいった記事のあとに通販の案内があったら、思わず買っちゃいそう。こんなのは駄目でしょうかね。
1998年12月18日:23時07分43秒
正誤表が単独で売ってたら(ちゃちゃ) / metral
 確かに、腹立つでしょうねぇ(笑)「ふざけんなぁ」って感じで(笑)
 
 しかし、まぁ、正誤表はただで配れって言っても。実際どのように配った物か、難しいですよね。
 ユーザー登録用紙付けてサポート料金とってって形になりますかねぇ?ただでやってたら製作者も潰れちゃうし。
1998年12月18日:23時04分04秒
正誤表は売るべきか否か / ALP
 ALPです。単刀直入に結論からいいます。

「正誤表のみで構成された冊子を作り、それを商品として販売することは言語道断である」

 つまりは、メーカーは「欠陥商品」をユーザーに掴ませてしまったのです。
このことはどのように言い逃れしようとも、避けることはできない事実なのです。
さらにもし「その欠陥商品を直してあげるから余分にお金を払ってね」などと家電メーカーが口にすれば、
消費者は次に何らかの商品を買う場合にそのメーカーを選考から外すのは当たり前です。
それと同じことをTRPGの出版社がやっていいはずありません。

stealthさま
> 本来、正誤表やQ&Aは無償で配布されて当然のものです。
 当然のことであり、ユーザーへの最低限の義理であると思われますが、だからといって速報のような形で
雑誌に掲載しても問題は起こらないかと思われます。そのあとの問題として情報を一括化して
誰でも参照できるデータベースを構築する必要がありますけど。その辺の問題は最近のネット社会が
解決の糸口を見つけるのに役立っているのではないかと感じます。

 あと現在のTRPG誌と名の付いたものは、劣悪なプレイレベルの人間を再生産する以外には
ほとんど意味をなさないような気がするので、専門誌として作る雑誌であったら、ある程度の「足切り」は
あってもしょうがないでしょうし、そういうこぼれてしまった人たちをサポートする良質な雑誌も必要でしょう。

ALP


1998年12月18日:22時25分42秒
re:かつての雑誌の衰退 / 天見
大昔、ゲーム・グラフィックと言う雑誌を愛読していたんですが、買わなくなってしまいました。
理由としては、雑誌の方針が変わってホビー関係の記事が増えてRPG関連の記事が減った事と、自社ゲーム関連の記事がばかりになってその他のゲームの記事が少なくなったためです。
かつての雑誌の衰退の理由の一つは、色々な読者を引き入れようとして記事の種類を増やして一つ一つの記事の内容が薄くなって、何の雑誌だか分らなくなってしまったためなんじゃないでしょうか。
1998年12月18日:22時02分30秒
Re:正誤表は売るものじゃない / 天見
はじめまして、天見と言います。
stealthさんへ。
”正誤表は売るものじゃない”の意見ですが、”RPG雑誌で読みたい記事”の趣旨から外れていると思うんですけど。
”無償で配布されて当然のもの”と言う意見はもっともなんですが、読み方を間違えると雑誌に正誤表やQ&Aを載せるべきではないと言う意図の書込みに読めてしまいます。
私は、正誤表やQ&Aは載せるべきだと思います。

1998年12月18日:21時27分41秒
雑誌の対象 / stealth
5年ほど前から、ココに書いているような人たちは、
意図的に雑誌の対象から外されているのではないか? と思うのです。そうでなきゃ、ミーハー記事だらけで自分のケツも吹かずに 自滅する雑誌が出て木や島線って!
1998年12月18日:21時20分42秒
正誤表は売るものじゃない / stealth
ヌケサクさんへ。 本来、正誤表やQ&Aは無償で配布されて当然のものです。
「コレ間違ってるからこの正誤表を買ってくれ、そうしないとプレイヤーに文句いわれても知らないぞ」 なんて、自分で自分の製品の責任もとれないメーカーがおおすぎるのです。 ちゃんとやってるところもでてきたのに。
1998年12月18日:20時49分53秒
re:後進育成記事&かつての雑誌の衰退 / 宇津見
 GGG氏へ
 私個人が、『RPGマガジン』以外のRPG誌を買わなかった理由は、下記の理由と、よくプレイするゲームの記事が無かった事です。そして、誌面のサイズが変わって半月程たったあたりで『RPGマガジン』を買うのをやめた理由は、翻訳製品を中心としたHJ社の製品リリースが止まってしまい、そうした製品のサポート記事が激減し(当時RQ以外の記事は絶滅状態だったはず)、先に挙げたような購買意欲が失せるような誌面構成になっていったことがその理由です。
1998年12月18日:20時44分49秒
コンテストの事例 田宮模型の場合(re:後進育成記事&かつての雑誌の衰退) / 宇津見
(注意:私は80年代のガンプラ世代、センチネル世代で、ミリタリー模型に関してはいわゆる90年代の出戻り/新規参加組ですので、以下の70年代の話は実際の体験にもとづく物ではないので、いささかピント外れな部分があるかもしれないことをあらかじめお断りしておきます)

 ミリタリー模型や、ラジコン模型、ミニ四駆で有名な田宮模型には毎年、『パチッ・コンテスト』というミリタリー模型情景写真のコンテストがあります。これは70年代には大人気の企画で、このコンテストの入賞者は当時のモデラー少年の英雄でしたし、かつてほどの勢いは無いものの現在でも継続しています。
 ことろがこのコンテスト、最初の数回はまるで人気がなく、作品のレベルも低く、田宮社長が頭数を揃えるために偽名で応募したところ入賞してしまったというエピソードまでであります。しかし、田宮模型のサポート誌『タミヤニュース』等で、資料やテクニックガイドなどを継続的に供給しつづけたり、情景を意識した人物や小物の模型の製品を継続的に出して、コンテストも毎年継続しつづけました。その結果、次第に参加者も増えて行ったり、達人のが育ったり参加したりした事によって、質、量共にブレイクスルーを迎えました。


 ここから参考になるのは以下の点でしょう。
・最初がだめでも、とにかく回数を重ねる
・ユーザーのレベル向上のための活動をこまめに継続的に行なう
・ユーザーが手を動かして、その結果を投稿したくなるような製品のリリース
・結果は注目を引くように発表する
・スター的な達人参加者は、企画の牽引力になる

 あと、結果発表の際には、次回の参考になるような批評も必要でしょう。
 シナリオや資料のコンテストや投稿企画なら、出版という目標設定もできるでしょう。
 言っては悪いですけど、山北氏が関っていた『パワープレイ』のシナリオコンテストも含めて、日本のRPG業界でコンテストや投稿企画をやっても、こういうことをちゃんとやっていた企画は皆無に思えます。モノクロページの後半のほうにチョコチョコ載るだけでしたから。


 余談ながらミリタリー模型の状況の歴史も述べてみましょう。70年代にはミリタリー模型は、今で言うミニ四駆のような人気でしたが、80年代には製品リリースがすっかり冷え込んでいました。飽きたり忙しくなったり、あるいは製品リリースが冷え込んだりして「卒業」したのですね。しかし、90年代に入って、80年代にマニアに対象を絞っていた製品の蓄積や需要の再拡大、田宮模型の大幅に品質が向上したな新製品リリースの活性化、ドラゴン社などの意欲的な新興メーカー、そして大人になってから「出戻り」してきたかつてのユーザーの再参加(*)、それにつられた新規参加者(私です、はい)などの存在があって、70年代のように派手ではないものの、安定して活発化した状況となりました。
 日本のRPGも始まりから10年を過ぎたところなんですね。

*:製品リリースなどが冷え込んだからユーザーが「卒業」したのか、それともユーザーが「卒業」したから製品リリースが冷え込んだのか、それは鶏と卵の問題並に難問です。


1998年12月18日:20時43分07秒
こんなRPG誌は嫌 / 宇津見
 今までは「こんなRPG誌が見たい」という話題でしたが、ここで逆に「こんなRPG誌は嫌」というのを挙げてみました。中には、適切な範囲でなら誌面を活性化するのもありますが、度が過ぎると明らかに問題でしょう。
 実はこれは、10年前には『ドラゴンマガジン』を買わなかった理由であり、近年には『RPGドラゴン』『ゲームクエスト』『電撃アドベンチャー』『ログアウト』などを買わなかった理由でもあります。ただ、これらの雑誌も今にして思えば、読める記事もいくつかありましたし、『ログアウト』あたりは買うべきだったのではと後悔していていますし、現在の『ゲーマーズフィールド』や『RPGマガジングレイト』に比べればずっとましな内容なのですね。

・ライトノベルスやリプレイがメインになっているような誌面。『ドラゴンマガジン』創刊時も、ソードワールドRPGには注目しながらも、「自分が読みたいのはゲームの記事であってライトノベルスじゃあない」と言うことで買いませんでした。
・イラストが『Big eyes & Small mouth』なアニメ絵ばかりの誌面。こういう絵も嫌いじゃないですが、誌面の至る所を埋めつくした上に、毎号の表紙もそればかりでは、さすがに嫌気がします。余談ながら、リプレイのイラストで、『シャドウラン』のイラストはまだいいのですけど、何が悲しくて『バトルテック』のイラストでかわいい女の子の絵を見なければいけないのでしょうか。
・誌面作りや文体で、ユーザーの年齢や力量を過剰に低く見積もっているような誌面。「プレイボーイを買うのは18歳未満だ」という言葉は名言だと思います。
・ライトなユーザーばかりに迎合して(念の為に言っておきますと、ライトなユーザー向けの部分も必須だと思っていますよ)、年期を積んんだヘビーユーザーやそれを志向するユーザーを対象にした記事が皆無の誌面。
・ライターや編集者の近況や内輪ネタばかりの誌面。こういう物も確かに息抜きに必要ですし、確かに楽しいですが、0.7%を越えると問題でしょう。
・パロディとノリばかりで、10行に一つは「(笑)」が出てくるような記事。
・ライターの見識や語学力に深刻な疑念を(コミケの海賊翻訳のほうがましだと思えるほどに)持たざるをえないような、海外ゲームの紹介記事。


1998年12月18日:20時24分09秒
雑誌の目的 / 匿名希・望

こちらでははじめまして。
しばらくROMっていたのですが、意見を一つ。
え〜と、少し全体像が漠然としているようなので整理したいのですが、

まず、

1:「誰が」

出版するのはどこか。ゲーム会社か、一般出版社か、同人レベルか。

2:「誰に」

ヘビーゲーマーか、初心者か、TRPGそのものを知らない人か。
あるいは特定ゲームのユーザーか。

3:「何のために」

製品の販促か、それとも製品を買った人間から、さらに利益を得るためか。
あるいは製品レベルを越えて、TRPG市場全体の振興を目指す、
またはTRPGをネタにして資金調達するのか。

以上を踏まえないと、雑誌の性格と記事内容が、てんでバラバラになりかねないと思います。
#内容次第では1・2・3で重複する部分もありますが・・・・・

あと、「理想の雑誌」を一つに規定するのは避けた方がいいかと。
ある程度、目的別に様々なものがある方が理想です。
1998年12月18日:17時59分25秒
RPG雑誌で読みたい記事:自社以外のゲーム記事 / metral
 RPGマガジンや他の雑誌で、自社以外の記事を読みたいと思います。
 なんと言うか、RPGマガジンだけ買えばガープスもサポートされてるとか…。
 新製品記事紹介は、どの社の物も公平に扱われてるとか…。
 
 読みたい記事ってのとはちょっとずれちゃいますけども。
1998年12月18日:17時24分39秒
後進育成記事&かつての雑誌の衰退 / GGG
 こんにちは。私も混ぜてください。

 だいたいレビューも、ゲームの徹底サポートも言い尽 くされているので別のものを挙げると、私は後進を育て るような内容の記事が欲しいですね。
 あ、でも別にしゃちほこばった「ゲームマスターとは 諾諾」というものでは必ずしもなくていいと思うんです。 ただ、投稿アマチュアのレベルというのは意外と低いよう です。無論、一部非常にハイレベルな人たちはいます が、山北篤・細江ひろみ夫妻*1のページ、「このごろ堂」 にある、パソコン通信上でプロたちによる内輪話が出てい る部分の過去ログを見る限り、シナリオコンテストなどを 行ってもレベルの高い作品がなかなか現れずに苦労してい たみたいです。それも、基本的だと思われることが意外と 押さえられていないという。展開もしくは理由に無理があ りすぎるとか、ごく初歩的なことからひっかかるみたいな ので。
 どうにか、読者が難しく意識しなくともせめて論理的に 無理のない話もできるようになる記事は書けんかな。

*1有限会社F.E.A.R.所属のゲームデザイナー夫妻
このごろ堂: http://www2.ocn.ne.jp/~yamakita/

 それはさておき、
 理想的なTRPG誌の究極の形はだいたい「古きよきTRPG 誌」でかたまってきたようですね。ふと思うのですが、 その良質だったはずの雑誌はなぜ廃れたんでしょうか。
 一考の余地がありません?ぜひご意見、そして二の舞を 舞わないようにするための方策などお寄せください。
1998年12月18日:13時04分18秒
RE:re:ここのログを… / NoBu
 >とりあえずは、ゲーマーズフィールド編集部と、RPGマガジン編集部、RPGマガジングレイト編集部、FSGI編集部にですね。
 
 グループSNEも、入れておいたほうがよろしいかと。
1998年12月18日:13時03分57秒
RE:re:ここのログを… / NoBu
 >とりあえずは、ゲーマーズフィールド編集部と、RPGマガジン編集部、RPGマガジングレイト編集部、FSGI編集部にですね。 グループSNEも、入れておいたほうがよろしいかと。
1998年12月18日:10時41分30秒
RPG雑誌で読みたい記事:デザイン論 / 原罪@またの名をS
 ど〜も〜、最近、表には出て来ない原罪@またの名をSです。(^_^;)

 今は亡き (このフレーズ多いな) 「電撃ADV」 の創刊号から連載されていた、清松みゆきセンセの 「比較から考えるゲームデザイン入門講座」 と同じコンセプトの記事を見たいなぁ。(^-^;)
 山北篤センセの 「RPGいろはにほへと」 なんてのも面白かったですが、「対立する手法をぶつけ合ってみる」 というやり方だった分、観点の重層化にしろ、エンターティメント性にしろ、数段上回っていて好きだったです。
 今見ても面白いですしね。分かり易いし。(^-^)o

 でも、私的にはデザインに役立っていたのは、それ専門に書かれたあーゆー記事よりも、教育問題を扱った新聞記事とか、心理学関係とか、ゲーメストの編集後記 (……笑ってはイケナイ。案外、目からウロコな事を書いてるケースもあるのダ (笑)) だったりする。
 数学的側面だけに拘って、社会的側面を見失ったシステムって、つまらないのダ。ワールドの話じゃなくて。

 だから、新たに求めるとしたら、システムのコミュニケーターとしての側面を重視したデザイン論がいいのダ。(^o^;)

 こうした記事がある事で、「システムから見たプレイング/マスタリング論」 としての一助になるし、次代のデザイナーを刺激/発掘する事にもなると思うのでし。
1998年12月18日:06時57分59秒
RPG雑誌で読みたい記事:読者のプレイリポートを利用したリアルタイム歴史サポート / 佐藤宇育
#要するに、TORGの「インフィニバース」なんですが。

 共通の「ゲーム舞台」を設定して、そこを使った読者のプレイリポートを募り、その中から「流れ」を決めていく、という企画。
 戦争ものが適当でしょうね。

 こういう、「セッションに対するモチベーション」が得られる「生きた企画」も必要でしょう。
1998年12月18日:05時01分16秒
RPG雑誌で読みたい記事>設定投稿コンテスト / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#TTBさんが、シナリオ投稿の案を挙げてられますけれど。
 毎月システムとテーマを変えて、「都市のオリジナル設定」や「追加テンプレート」、「オリジナルアイテム」、「オリジナルモンスター」などなどの募集企画をやってもよいと思います。
 「コンプRPG」で、ガープスオリジナルキャラシーの募集コーナーをやってましたけれど、アタシは、あそこまで読者に迎合しないほぉがよいと思います(私見)。
 オフィシャル、またはデザイナーがシステムに込めたフレイバー&世界観を打ち出すよい機会だと思いますので。結構ビシバシ評価しちゃってよいんじゃないかな(?)。まぁ架空キャラも含めて2〜3人の視点から多面的に評価(クロス評価)してく手もありますし。
#市況寒いとは思いますので、賞品とか出せなくてもしかたないかと。「オフィシャル設定に組み込まれる・かもしれない」、だけでも結構盛り上がるのではないでしょぉか? <超私見、でも「央華封神」ではやってましたよね。
#後、カナリ狙いが違う別案になるんですけど、「妖魔夜行」の百物語(>読者投稿によるショートショート投稿で選ばれた作品でアンソロジーが組まれる)みたいな企画ができれば、また違ったタイプの読者も引き付けられるかと、思われます。
1998年12月18日:04時30分41秒
RPG雑誌で読みたい記事>別冊付録小冊子 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#えっと、これは予算を圧迫すること大だと思うんで、まぁアレなんですけれど。
 初期の「コンプRPG」にB6判別冊で、ビギナー用ガープスチュートリアル(ゲームブック形式ソリティア)が添付されていました。
 あぁゆぅの、隔号でもよいから、違ったシステム用で添付されるとよいなぁ。
#別冊付録、ビギナー用オンリーの内容だと、古参の人に不評かもしれないから(苦笑)。オフィシャルの追加テンプレートとか付けたりね、工夫してほしいですよね☆
1998年12月18日:04時16分17秒
RPG雑誌で読みたい記事>TRPG活動のQ&A / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 システムのQ&Aなどは、すでにご意見が出ていますね。
 セッション準備、運営、コンベンションの探しかた、参加、準備、運営、サークルの探しかた、参加、準備、運営、等などに関するQ&Aのコーナーが欲しいですね。
 ただのQ&Aを毎月やるのではなく、Q&Aを意図的に配列していって、1年間を通じて、読者が、より楽に、より善くTRPGを遊ぶノウハウを蓄積できるよぉな連載企画が欲しいです。
 企業のHPをうまく使えば、できないことでは無いと思いますけれど。
#連載終了後、軽い単行本にすることも視野に入れるべきですよね。サークル&イベント紹介も加えて売り切りの商品でもよいかもしれない(?)。
1998年12月18日:04時10分53秒
RPG雑誌で読みたい記事>対談・鼎談 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 デザイナーさんなどによるコラム記事については、既にご意見が出ていますね。
 それに加えてアタシは、対談、または鼎談を毎号一本載せて欲しいと思います。
 #個人的には、TRPG関係の人と異分野の人との対談とか読んでみたいのですが。
 対談・鼎談類はとっつきがよいので、これとコラムを両方掲載することで、対談類を導入記事にし、コラム記事のほぉは、やや突っ込んだ内容にすることも試みられるかと思うんです。
1998年12月18日:01時34分43秒
TRPG雑誌に求めるもの:試行錯誤 / まこ

今のRPGマガジンは、マジック・ザ・ギャザリングを
ふくめて、いろんなTCGの記事が載っています。
そのそれぞれが、いかにそのTCGのおもしろさを
読者に伝えようか、いろんな手法を試行錯誤しています。
TRPGの記事もかってはいろんなライターさんが
どうやったらTRPGのおもしろさを伝えられるか、
試行錯誤していたと思います。
それにくらべて、最近はTRPGの記事はその手法が
固定されてしまった感があります。
内容もさることながら、今までにない手法で
わたしたちをアッと言わせてほしいですね。
1998年12月18日:00時32分59秒
Q&Aは必要ですね / ALP
 こんばんは、ALPです。はじめに長文お許し下さい。
>stealthさま
> Q&A や正誤表に金を出すばかはいないって!
 例えば、どっちとも取れるような曖昧なルールなんかには凡例などの意味を込めて
デザイナーや権威的な人間が回答していくというスタイルなら無益なものではないかと思います。
まあ、エラッタ載せないようないい加減なところよりかは載せてくれた方がいいと思うのですが、いかがですか。

 同様に、リプレイもプレイの指針となりうべきものであるなら大いに賛成です。
つまりリプレイがQ&Aの性格を持っていて、ページの末尾の方にどのルールを使用して
このような結果が生じたのかという解説があるのでしたらです。
なんでもリプレイなら悪だということはないと思いますよ。

>NoBuさま
> RPGをメインで扱っているインターネットのホームページの
> 紹介記事なんてどうでしょう。
 いわゆるメディアミックスですね。おそらく現状の市場規模ではアマチュアとの
密接なつながりを視野に入れない限り、TRPG誌のみでの生き残りっていうのは
難しいのではないかと思います。ですが(ここを含めて)、在野の人間にも熱意や創意は
あるということが示されれば、新規のユーザーにも無理ないステップアップが可能なのではないでしょうか。

 あと、忘れてならないのが、販売店情報ですね。せっかく興味を持った人も
どこで売っているのか判らなければ、興味はしぼんでしまいますからね。

 やっぱり極論はかつてのスタイルを思い出せですかね(苦笑)。


1998年12月18日:00時24分11秒
私が雑誌に求める内容2 / 宇津見
 あと、昔RPGマガジンでやっていたペンドラゴンの連載のような物を、一つのゲームにつき二三回の短期連載でやって、いくつも紹介していくというような、未訳ゲーム紹介記事がほしいです。結構上手くいきそうだと思うのですが。
1998年12月18日:00時20分25秒
re:ここのログを… / 宇津見
 私は賛成です。
 とりあえずは、ゲーマーズフィールド編集部と、RPGマガジン編集部、RPGマガジングレイト編集部、FSGI編集部にですね。
1998年12月18日:00時18分34秒
私が雑誌に求める内容 / 宇津見
 既に多くの方が発言していますので、私の希望の中でもそれまでにあまり上がっていなかった物に絞って、つれずれなるままに書いてみました。
・中世ヨーロッパ風剣と魔法物以外の、現代物や未来物の、プレイ/マスターガイド
・見識に信頼の置けるライターや著名デザイナーによるコラム
・濃いRPGゲーマー以外によるコラム。たとえば、水玉蛍之丞氏があちらこちらで書いているようなのを。ただし、名指しで書くと「金澤尚子のシャレにならないでプー」のレベルだと、まだやらない方がまし(あの内容に4ページも費やすのはセンスが無いだけでは)。
・JGCのような大きなイベントがあった際には、意義や問題点、今後の展望について述べた、批評や座談会の記事を。ゲーマーズフィールド誌の「まんがレポート」ではまったく内容が不十分。
・国内外の市場の状況の紹介と論評
1998年12月17日:23時58分14秒
ここのログを… / NoBu
 まとめてプリントアウトして、TRPGメーカーに送った方が良いのでは?
1998年12月17日:23時53分13秒
雑誌で扱ってほしい物 / NoBu
 RPGをメインで扱っているインターネットのホームページの
 紹介記事なんてどうでしょう。
 
 インターネットで活動している人も多いですし、雑誌の安っぽい
 記事に比べてはるかに質の高い物が揃っています。
 それらの紹介ページを作るだけでも質の良いページが作れるのでは?
  
 とにかく紙の質が良いだけの雑誌は、そろそろ勘弁して欲しいです。 
 
1998年12月17日:23時29分55秒
Q&A や正誤表に金を出す人がいないだって? / ヌケサク

下に、ちゃあんと、いるのに。

ぼくは出したいような出したくないような複雑な心境ですけど。ルールの適用例、解釈例として複数の回答者がいるといいかも。


1998年12月17日:23時13分53秒
読みたいもの / stealth
現在では失われつつある、RPGの幅広いヴァリアントと、 エンドユーザーがどう動けばいいかを示す指針。 過去の事例だと、ライターがまともだった頃の「お気楽RPG」あたり。 これからの同人市場を探ってもよい。 これなら、1000いぇんでも買う。 Q&A や」正誤表に金を出すばかはいないって!
1998年12月17日:19時51分33秒
RPG雑誌に求めるもの / 陽陰
 皆さんが、RPG関連のネタを上げられているので、その他を。
 
 ・最新の学説をかみ砕いて書いたもの
 ・民族学などをかみ砕いて書いたもの
 ・専門分野をかみ砕いて書いたもの
 
 などの、雑学関係は、欲しいですね。
 こう、トンでも科学などを含めて。
 
 なんと行っても、プレイの肥やしになるし、シナリオネタにもなる。
 月に二ページで良いから載せてくれると、楽しいかな。
 
 知らないと、興味すら持てませんし。
1998年12月17日:17時55分15秒
TRPGクロスレビュー / 伊達
今は亡き「ログアウト」誌の別冊「TRPGスペシャル」が行った、ファミ通を意識したTRPGクロスレビューはなかなか興味深いものでした。種々のTRPG作品に対して、業界の人間が採点方式という具体的な自己評価を行ったのは、これが最初で(現時点では)最後だと思います。レビュアーの考え方の違いが評価点に如実に現れていて面白かったし。ファミ通のクロスレビューは、その影響力の大きさから賛否両論ありますが、ことTRPGに関しては逆にこの様な形の評価がなさすぎたのが問題なのではないかと思いますが、いかがでしょうか。
1998年12月17日:17時34分00秒
こんな雑誌なら買います / spud
 汎用シナリオ3〜4本に、汎用データ(アイテムや歴史上の人物、神話から神様や英雄など)。あとはコンベンション、サークル情報が載っていれば十分です。毎月2500円でも買います。
 正誤表やチャートを再編集したようなものは、雑誌としてよりサプリメントとして出して欲しいです。また、各システムに重点を置いた構成にすると、号によって購入する人しない人が出てきてしまうと思います。シナリオコンテストの話が出ていましたが、マスターをターゲットとした「話の作り方」講座なども面白いかもしれないと思いました。
 とりとめなくなってしまいましたが、私が雑誌に望むものは、セッションやシナリオ作成の役に立つ、使いまわしのきく知識やプロットです。
1998年12月17日:16時28分39秒
隔月ルール。 / 建.
毎回オリジナルのルールがついてきて、雑誌自体で遊べる。実験的な小さいもの。

また、既存の物の追加ルール。特殊な状況を出したもの。普通とは違った遊び方の提示、ですか。雑誌で公式ルール(ゲーム中頻繁に使うもの)を出すのはいやだけど。
「そのルールは○月号に載ってるよ。何、買ってない?勉強不足だよ。これは公式サポートに載ってたんだから当然のルールだ。すぐ覚えたまえ」エラッタはしょうがないですけど。作品は作品別のほうが。
あとでそれらは「総集編」としてまとめて出す。

「コンプRPG」「ゲームクエスト」ともにガープスのQ&A、未訳の追加ルールの紹介はとてもよかったです。あれだけでも買おうって気になります。

リプレイに関して。同じシナリオを違うプレイヤーでやってみる。読者に固定イメージを抱かせないため。善悪で分けるとわかりやすいかも。


1998年12月17日:14時39分05秒
雑誌に求めるもの / ディアス・ダロ

 ☆TRPG全般誌
 ・初心者向けのRPG紹介記事 毎年同じ記事でもいいから質の高い記事を一年間掛けて連載
 通して読めば初心者が中級者になれるような企画。
 ・TRPGプレイング、マスタリングのノウハウ、マナー、戦術、世界の中のPC(一般論)等
 ・コンベンション情報、サークル紹介
 ・分野別RPG向け一般教養・常識の紹介(ファンタジーの中世、魔法論、、SFの科学など)
 ・新作RPGの告知、レビュー、エラッタ、Q&A
 特定RPGのサポートは専門誌に譲りたい。
 そのシステムに関心の無い者にとっては不要だから。
1998年12月17日:13時07分23秒
読みたい雑誌記事に含まれるのかな(企画のこと) / TTB
 こんにちは。TTBです。(^o^)
 雑誌の記事の範疇にはいるのかどうか判りませんが、皆さんが書き込まれた以外に、載せてほしいものがあります。
 
(1)自作シナリオの投稿企画
 なかなか、自分のシナリオが他人に評価されることはないので、見てもらいたいし、人のも見てみたいです。
 
(2)システムの評価企画
 まあ。一番、平易な例では、今年の、「何とか大賞」、みたいなものでしょうか。
 
 このように、読者と送り手の距離が近く感じられるものがあれば、私は、継続して購入すると思います。
1998年12月17日:13時02分11秒
価格について / MARS
 下記の補足
 隔月で1500円内なら買います。
 また、再構成されたものもレイアウトとヴィジュアルに力が入っていれば3000円以内ならお手ごろかなと・・
 もちろん再構成とは実際のセッションでの使用に耐えられる形態を指しています。
 雑誌形態の方にはそれを求めるのは酷でしょうから、少なくとも継続的に刊行して欲しいなと・・
1998年12月17日:12時55分41秒
読みたい記事 / MARS(inインターネットカフェ)
 ワールドガイド・・と言うよりも、その世界観での日常や風俗は欲しい情報です。
 後は、ルールブックに欠けているシステムデータの追加
 ・・これがあれば1つのシステムで2、3年は本がかけると思います。
 また、そういった本も購入しますね。
 さらに追加データや風俗なんかを再構成して刊行するというのもOKだと思います。
 とりあえず、素人よりレイアウトの劣るものを出して売れないとのたまうのはやめてほしいっすね。
 
 まあ、あまり多くは言えませんが・・
1998年12月17日:12時42分29秒
読みたい雑誌記事 / ALP
 シナリオや、ワールドガイドがあればいいという意見は既に述べられている方がいますので。
まず、冷静に現時点の状況を見ると、特定のシステムのみサポートするという
スタイルでは上手くやっていけないですね。ということで、TRPG全般を扱うような
汎用性の高い、もしくは薄くても幅広く扱ってある記事を望んでいます。

 あとは、TRPGを遊んでいく上で役に立つ雑学などのページ、もしくは参考書籍などの紹介、
これらをやって欲しいですね。例えば「よりよいSFRPGを遊ぶために」等のように毎回テーマがあって
それに相応しい情報を提供するページです。
 まあ、アニメやコミックなどを紹介するのもいいかもしれませんが、
TRPGを遊ぶ年代というのはもう少し堅い内容でも大丈夫なはずでしょうから、
名作と謳われている小説や、映画など、もしくはもう少し高いレベルでということになると、
学術書などの中でも概説書くらいには触れて欲しいですね。
おっと、学術書に豊富なネタはファンタジーものがモチーフにしている中世欧州でしたね。

 よくよく見返してみると、新和版のOfficial D&D Magazineで連載していたやつみたいだなあ。
1998年12月17日:09時25分35秒
読みたい記事>署名入りのレビュー記事 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
#サポート記事については他のかたが書いてられますので
 「RPGALLカタログ’95」に収録された記事の内、朱鷺田祐介氏が担当した分、あれくらいのレベルで、水準と読み易さを兼ね備えたレビュー記事が読みたいです。
 TRPGのゲーム(システム)レビューに重点を置いてほしぃです。
 関連書籍や、参考資料、TRPG以外のゲームのレビュー記事もあってほしぃけど、TRPG専門誌では比重に差をつけてほしぃですね。
1998年12月17日:09時00分40秒
読みたい記事 / MAT.N
特定RPGのサポート記事がまず第一感です。

ミニ・シナリオ、追加設定、ワールドガイド、シナリオ・フック、Q&Aなどなど。TORGのインフィニバースみたいなものならGood。「深淵」「女神転生」「シャドウラン」あたりの上記のサポート記事があればソッコーで買うでしょう(買ってますし)。

あとはまあ、馬場さんのコラムなみに面白い記事があれば・・例えばこー、佐藤大輔氏にRPG批判してもらうとか(^^;
1998年12月17日:08時54分28秒
雑誌に求める内容 / 3327
まずシナリオ、次にワールドガイド。
以下、視覚的な資料、FAQ、プレイレポート。
あと、ゲーム雑誌的商品レビュー。
こんなところでしょうか?
社会人になればプレイは月に一回程度になるかと思います。ですから少し重め (長め) のシナリオがついていれば、それで一月遊べるといえないでしょうか。
とにかく、まず遊べなければ困るのでシナリオが最優先かと思います。
次のワールドガイドですが、実はここに最も力を入れて欲しいです。
まず、PCはどんな立場に居るのか、他の人たちはどんな立場でどのくらい収入を得ているのか。
PCは嫌われモノなのか単に少数職種なだけなのか? こういう事はワールドガイドがなければ分からない事です。
キャラクターシートの数値以外の部分を埋めてくれる、キャラと世界のつながりがあるといいですね。
とにかく多角的なアプローチでPCの立場を教えて欲しいです。
あと、リプレイじゃなくてプレイレポートが欲しいですね。付属シナリオをやった結果としてのレポートが。
マスターに求められるのはさまざまな対処ですし、マスターが求めるのは対処の結果がどうなるかという事例だとおもいます。
PCはシナリオに沿って動くわけでないので、シナリオというのは常に変化しますよね?

変化しなかったら一本道かゴリ押しですよね?
ですから付属シナリオのプレイ結果こそが本当に役立つと思うわけです。

要は、ゲームグラフィックスやウォーロック、創刊当時のRPGMのような誌面ならいいわけです。
ドラゴン誌やダンジョン誌は濃すぎる気がしますし(笑)。
1998年12月17日:08時07分06秒
本当に読みたい内容はなにか / sf
 たいへん興味深いので具体的に、みなさんに自分自身がどんな記事が読んでみたいのか、雑誌になにを期待するのかと質問してみます。あなたはなにを雑誌に望んでいますか?
 実際にそれが実現できる内容であるかは別にしてこれなら一日分の食費を抜いても買ってやるぜって内容がありましたらよろしく。
 ……私は、真剣に検討しますよ。(意味深)
 
 んでまあ、正直なところコアなユーザの望むものが売れ筋かってと違うでしょうから、きちんと要望を却下することも選択するのは健全な経営的努力だとは思います。
#乱暴な内容や論調の手紙がそれなりにあるらしいって話はさておいても。
 しかし逆に多額の金を出せるなら、一握りのコアユーザ向けの雑誌ってのも、可能になりますね。たとえば五千部五百円の雑誌があったとして、二千五百円払う人が千人居るならば、少ない人数のニーズに応える雑誌は作れるわけで。ほんとに要望出す人が買ってくれるならばだけど。
1998年12月16日:23時21分03秒
自分のケツも拭けない雑誌 / コンバットstealth
自社製品のサポートはおろか、正誤表やQ&A素らも出せない雑誌に、 価値を見いだせるわけがありません。そういうところは、公然と不良品を売ってシラを切っているのと同じです。
「読者を愚弄しているのか」と質問を配達証明で送ろうともしましたが、 まともな返答が去年のJGC事務局並に期待できないのでやめました。
1998年12月16日:18時26分46秒
「RPGマガジングレイトVol.3」買ってきました / NoBu
 まだ内容をしっかりと読んでないので感想を書く事は控えます。
 
 まあ、書店でぱらぱらと見たファースト・インプレッションとしては…。
 正直なところ、この一冊に1200円も出すのはかなり抵抗を覚えましたね。
 
 今回は高い金出して買った事ですし、中身をしっかりと読んで、自分なりに
 レヴューしてみようと思います。
1998年12月16日:01時36分02秒
「雑誌を買うのは二の次」、というのは… / YAN
 
> NiKeさん
 
 こんばんわ〜。宜しくお願いします。
 ええと、寺田さんの「雑誌を買うのは二の次」という発言ですけど、これって二通りの意味があると思います。
 
 一つは、
 現在の雑誌の(TRPG関係の)記事が自社製品のサポートに集中して、
 一般的なプレイ/マスタリングに関する記事が少ないので、雑誌だけを
 購入してもあまり意味がない
、ということ。
 
# これは、先の宇津見さんの書き込みとも関連しますね。
 
 もうひとつは、
 「TRPG界の活性化」という観点からすると、雑誌を買うより、実際に
 プレイをしたほうが効果があるのではないか
、ということ。
 
 新しいシステム/サプリメントを購入し、他のプレイヤーさんと楽しむ事ほど宣伝になるものも無いでしょうし。
 
# もちろん、「システム買って」、「プレイして」、なおかつ「雑誌も買う」のが良いのでしょうけど。
 それでも、購買意欲をそそられない以上は、「自覚」があっても、無理をしてまで(というか、「無理をしている」と感じるなら)、購入する必要はないと思いますです。
 
 …えーと。それはそれとして、このボードは「TRPG関係雑誌雑談所」ですから、雑誌を生かしての活性化の話も考えないといけないですね。(もともと雑誌は、ユーザーにとっては定期的にサポートを受けられる手段であり、メーカーにとっては定期収入を得られる手段ですから、双方に良い媒体であるのは確かですし。)
 
 …うーん。もっと色んな種類のTRPG雑誌が出ていれば、「役に立つ雑誌のほうを選んで買う」というアプローチの仕方も出来るのでしょうけど、今の現状では
 
 「どういう記事を載せて欲しいか伝える」
 「はげましのお便りを出す」

 
 =アンケート葉書を出す、くらいしか出来ることはないでしょうか…。
 (…でも、これって私製葉書でも出来ることだから、雑誌買わなくても良いなあ…)
 
 他には…良い記事が載った時に、「良かった」という葉書を出す & 他の方に教えて購入を勧める、とか。
 
 うーん、他にユーザーサイドで出来ることってあるかなぁ?
1998年12月15日:23時20分25秒
黙殺 / stealth
この場合は後者です。私はメデイアワークスにも黙殺を喰らいました。
1998年12月15日:11時23分12秒
re:お金を使う所と使わない所と / 寺田大典 / ディアス・ダロ
>これで答えになってますでしょうか?
 はい。十二分に。
ユーザーがTRPG関連の商品を購入し、TRPGが商売になる事を示さないと、TRPGの商業ベースの展開は終了していくでしょう。
 今大事なのは、TRPGにお金を使う事だと思います。
1998年12月15日:09時19分44秒
憶測 / あずま

一言だけ。

>NiKeさん
>私は読んでいないので友人から聞いた話からの推測ですが、

まだ手に入る資料なら、読んでから物を言って欲しいな。
そんだけ


1998年12月15日:05時09分53秒
Re:お金を使う所と使わない所と / NiKe

 寺田さんの認識はおおむね妥当だろうと思うので、細かいところについての感想です。
(寺田大典さん)
 TRPGマガジンに関しては、「業界を占うんだったら、まずできるページで、最大の能力を見せて<ページをくれればもっと面白くなる!>と印象づける事」が大事だったはず。というかプロだからそうじゃなきゃいけないのでは?で、それが「ページが増えたら<このレベルが増ページになるだけ>」という印象をつけてしまったのなら、TRPGマガジンからTRPGが消えるのは、「金を使わなかったTRPGユーザーが悪い」のではなく、「金を出したいTRPGが無い現状」、「金を出したいTRPGの記事が無い現状」が問題なのではないかなぁ。誰が悪いとかはいいたくないけど。

 私は読んでいないので友人から聞いた話からの推測ですが、確かに「RPGマガジングレート」はRPGユーザーの購買意欲をそそる要素が乏しいようですので、同誌やRPGマガジン本誌のRPG記事が消えてしまったとしても読者のせいにはできませんね。
 ですが、編集者は『買わないユーザーが悪い』とは言っていないように思います。なにもことさらに相手の非を責めようとしなくてもいいんじゃないでしょうか。

 それと、「雑誌を買うのは二の次」というのはどうかなあ、と。まあRPG本体を買うことが優先というのは分かりますが、現状では無理にでも買うのが“自覚あるユーザー”ってもんじゃないかと思うんですけどね。(^^;


1998年12月15日:05時00分09秒
黙殺?(>stealthさん) / NiKe

>98年12月13日:23時21分32秒
>どんなにアンケートはがきを書いても / stealth
>編集部と広告主の方針に沿わなきゃ黙殺されてしまうんですけどね。 RPGMがその最右翼ではありませんか?

 「黙殺」ってどういうことを意味しているんでしょうか。

 大多数の読者による評価と反する編集が行われてきたということなのか、それとも何度アンケートで文句を言っても反応を返してくれなかったということなのか?


1998年12月15日:02時09分56秒
お金を使う所と使わない所と / 寺田大典
 えー、とりあえず「雑誌を作っている所(出版社)」と「TRPGを作っている人達/所」と二分したとしましょう。で、ホビージャパン、富士見、メディアワークスはどちらかというと、現状のTRPGの「利益の出す為の労力のかかり具合/採算/危険度」には、とても慎重であると思います。(ディアス・ダロさんのリクエストで実名で話をする事にしました)それが、「TRPGを作っている人達が言っても、雑誌を作っている所が動いてくれない理由」だと思います。

 asukaさんの話のRPGドラゴンリニューアルの話ですが、結局は、出版社主導でしか物事が進まないのに(いや、進む場合もあるけど、今のところは、ね)、その出版社が疑いの目で見ている以上は作っている方が「出て欲しい」「出るそうだ」と言ってもユーザーがやきもきさせられるだけなわけです。

 利益が出る事を考えれば、RPGよりもTCGやパソゲーム、コンシューマーゲームの方が効率が良いわけです(効率が良いとは語弊があるかもしれないが、利益が見えやすい)。業界狭くて、TRPG関係で御飯を食べている人は、ほとんどそれ以外の仕事もしている現在、「TRPGよりこっちの方が儲かるからこちやって」と言われれば、それをやるしかないでしょう。それに、売れるという事は人気があるわけです。ここで文句を言う人(わたしもそうですけど)を超える人間が、PRGマガジンからTCGの記事が減れば文句を言うことでしょう。

 前回、「やる気のある人」と言ったのは、「利益がすごく出るわけじゃないけど、地道に利益を確保しながらTRPG関連の物品を、なるたけスペック高く供給する事に力を入れている所」を指した言葉で、ユーザーが「お金を出さないと廃れる(こらは当たり前だと思います。賛成)からお金を出そう」というのならば、そういう所に金を使おうと言う意図での意見です。つまり、TRPG関係だからって、手当たり次第に金使っても事態は変わらないという意味での意見です。

 で、実名を挙げるならば、F..E.A.R.とスザク・ゲームズは、「TRPGをコンスタントに供給しよう。そして、その次にできるだけスペックが高い(崇高であるとか玄人好みだとかいういう意味ではなくて)ゲームを供給しよう」という頑張りがあると思います。出版社が二の足を踏んでいるから動けないという部分が少ない分、動けるわけですが。(SNEも頑張っていると思いますが、HPも持っているんだし、もっと積極的に動いてもいいと思うけど・・・まぁ、それは別の話です)

 TRPGマガジンというようにメジャーな雑誌で展開をできていた頃と時代が変わり、「まずオフィシャルな情報を手に入れる接点」の確保すら難しくなっていた今だと、プロダクト側との密接度があがり(内輪になる危惧を含みつつも)、プロダクト側との直接関係(HP、プロダクト側発行会誌の様な雑誌「例:ゲーマーズ・フィールド」)が増える。これは必然だし、それすら無くなったら「おしまい」とも思うので、私はそこにお金を使いたいです。

 TRPGマガジンに関しては、「業界を占うんだったら、まずできるページで、最大の能力を見せて<ページをくれればもっと面白くなる!>と印象づける事」が大事だったはず。というかプロだからそうじゃなきゃいけないのでは?で、それが「ページが増えたら<このレベルが増ページになるだけ>」という印象をつけてしまったのなら、TRPGマガジンからTRPGが消えるのは、「金を使わなかったTRPGユーザーが悪い」のではなく、「金を出したいTRPGが無い現状」、「金を出したいTRPGの記事が無い現状」が問題なのではないかなぁ。誰が悪いとかはいいたくないけど。

 で、最後に、ディアス・ダロさんの
>後、「やる気のある人」というのが誰の事で、その人を助ける行動が
>実際どういうことなのかを教えて欲しいのですけど。
 というのは、私の文に対するレ反応だと思うので、私の考えを書きますと、雑誌を買うのは二の次で、「TRPG作成者にTRPGの批判と楽しかった部分感想と今後の要望を伝える(メールでも手紙でもオフラインでも)」と「実際に出ているTRPGを買う」事でしょう。私は好きなTRPGは、遊んでみて、面白かったと言ってくれた人には「じゃあ、ぜひ、このシステムを買ってよ。そして、また今度遊ぼう」と言ってます。そういう事が必要なのでは?で、その次に雑誌を買うって事ね。なぜなら、ゲーマーズ・フィールドとかいい例だけど、システム持っていない、人のGMでプレイヤー専科な人には面白い部分は価格に比べると少ない雑誌ですもん。これで答えになってますでしょうか?
1998年12月14日:22時57分52秒
憎たらしき優等生 / stealth
編集者が「優等生」敵立場に立つと、『こんなんでもみんなかってくれるよね』といふことになってしまう。 それが、今のRPGMとGFの共通点でもある。いやなつながりだ。 
1998年12月14日:18時17分16秒
RPGドラゴンって?(ちゃちゃです)。 / asuka
確か、富士見がRPGドラゴンをリニューアル(角川からガープス、ロードスを押し付け、もとい委譲され再展開をする)をすると
言う話をグループSNEのHP等で聞いて久しいのですが、実際どうなっているのでしょうか?
確か、SNEのHPには、尻叩きに村川さんが富士見へ行ったとか言う話があったと思うのですが、音沙汰ありませんねぇ、全く。
最初、夏頃にでると言って、次には年末くらいにとは言っていたのですが、全く気配がみられませんねぇ。
1998年12月14日:16時30分28秒
しょうがない、買います。 / 3327
えー、極論の時には機能してない業界なんぞ無くなってしまえと言いましたが、今は普通の時 (どんな時だ) なのでベターな意見をば。

今回のような記事内容ではユーザーとしてはなはだ不満足です。
ですが見捨てずにお金を投資して本を買います。われわれが落胆しないような記事を書いてください。
創刊当時の貴誌はたいへん素晴らしかったとおもいます。
あのような誌面に戻ってください。
私の周囲ではTRPGはまだまだ勢いを失っておりません。業界の方々はどうかこれからもがんばって下さい。

優等生的回答だけど、こんなモンじゃないですか?
ユーザーがお金を出す気がある事。
内容に不満がある事。
良い状態を示す事。
誉めておく事。
明るい話しをしておく事。
激励の言葉を掛ける事。

こんな感じの要点踏まえれば、ハガキの数が少なくてもやる気出すんじゃない?
1998年12月14日:16時09分21秒
止めの一撃は難しくない / ディアス・ダロ
 「彼ら」の発言に御怒りの皆さん。「彼ら」が二度と皆さんの感情を逆なでするような発言ができなくなるようにするのは、けっして難しい事ではないと思います。
 RPGマガジングレート3号を購入し、そのアンケート葉書にその思いを書いて投函すればいいのです。そうすれば、こうした「ふざけた」「駄作RPGの記事をRPG記事に数えて恥じない」増刊号など二度と発行される事も無く、今や名ばかりの本誌も現在の実態に合った名前に変わるでしょう。
 経営者の意向はその方向にむいていると思われます。その方向へ、軽く一押し。 こうした場合のユーザーの声は効果的です。それで情勢は大きく変わると思いますよ。
後、「やる気のある人」というのが誰の事で、その人を助ける行動が実際どういうことなのかを教えて欲しいのですけど。
1998年12月14日:15時01分44秒
発行サイドの能力からの方向性 / 寺田大典
 ぶっちゃけた話、同じ能力で仕事をして、TRPGだと、TRPGユーザーに受けが悪いレベルしか作れなくて、金銭回収もできないが、TCGならば受けもとれて金銭も回収できれば、TCGに移行するて事じゃないかな。

 会社は慈善事業じゃないし、金銭回収の手段が一つならばその方向性での切磋琢磨は期待できるが、現状では「もっと楽に設ける手段」が目の前にある。「TRPGは一つの文化だから守って行こう」とは、一部の人はともかく、プロダクターの全てが考えているわけではないだろうと。

 すると、悲観的かもしれないが、一部の「やる気のある人」が頑張って、「やる気の無い所」はTCGに流れていて、「やる気の無い人」がやる気を出すのは、TCGが廃れた場合だろうと。TCGが廃れるかどうかは予想がつかない。ユーザーサイドとしては、「やる気の無い人」に占ってもらうまでもなく彼らを見限って、「やる気のある人」がもっと頑張れるようなファン活動をすればいいのではないだろうか?

 もちろん、「力があるやる気の無い人」が「本当にやる気を無くす」事態は残念かもしれないが、私は彼らが「自分から」やる気を出すようには見えない。「なんか、儲かりそうもなくてやる気出せないんですけど、そんな僕達がやる気を出せるように僕達のプロダクト製品(やる気無しで作った)を買ってくれませんか?」と聞こえる。

「ふざけんな」と思うというのが、私の雑感です。
1998年12月13日:23時21分32秒
どんなにアンケートはがきを書いても / stealth
編集部と広告主の方針に沿わなきゃ黙殺されてしまうんですけどね。 RPGMがその最右翼ではありませんか?
1998年12月13日:20時08分25秒
Re:RPGマガジングレート3号からの挑戦 / 鍼原神無〔はりはら・かんな〕
 う〜ん、「挑戦」ですか……。
>自分的にはこの本の売れ行きで今後のRPG業界を占ってみようかなと思っております。
 人によって感想はいろいろですけれど、アタシは上の個所を読んで、「いよいよせっぱ詰まってるのねぇ」って感想を抱きました。引用個所中の「業界」ってとこも、文字どおりの意味ではなく、含意としては「市場」ってニュアンスだろぉな、って思います(私見)。うがった読み込みかもしれませんけれど、少なくともアタシは、「挑戦」って感じには受け止めることはありませんでした。
 
>ただRPGって商売になっていないのか…
>とますます気が重くなりました。
 そぉですねぇ。「商売」って投下した一定の資本から、どれだけの利益が、どれだけの期間であげられるかで評価されますよね。
 で、「RPGマガジン」誌編集部(本紙、別冊を併せ)の場合、今現在はTCG部門とTRPG部門で、どちらにどれだけ、マンパワーと資金を(どんな比率で)投入すれば最適か?って判断があるはず、ってここまでは、外部から観てても推測できると思います。
 会社勤めの経験があれば、これってどぉゆぅ状況かも推測できると思います。
 同じ、または近い部署内で、限られた予算やスタッフって限られたリソースの取り合いがあるのだろぉ、って容易に推測できると思います。
 「RPGマガジン」編集部の現場にしてみれば、「TRPGが商売になるか、ならないか」ではなく、「TRPGとTCGとどちらがどれだけ商売になるか?」って意思決定が繰り返されてるんだと推測されます。純粋にマネーゲーム的な意味でです。
 特に、現今の景気動向下では、元々系列ショップのPR誌的性格を含み持ってる「RPGマガジン」誌は、玩具市場の動向の内で意思決定をせざるを得ない面もありはずです。←この件に関しましては、「TRPG改善委員会」に最近アタシが書込みました「記事紹介>『玩具専門店のとるべき道』」(カンナ記,98年12月08日:23時47分10秒)をみていただけると幸いです。
 推測は推測にすぎませんし、クリエイター、パブリッシャーにどんな事情があろぉと、出された商品に対して、消費者が批判する権利、購買を拒否する権利を有するのは当然ではあります。ただ、個々の消費者の声は、株主の意志のよぉには作用するわけではないですよね。
 うまく言えないのですが、ホビージャパン社のTRPG部門が陥ってると思われる悪循環は継続中なんじゃないかな、って感触を持っています(私見)。批評は批評で意味があるはずですが。批評に現実的な即効性が期待されるとしたら……それは、はなかなか困難ではないのかなぁと……、これは雑感です。
1998年12月12日:22時33分54秒
RE:RPGマガジングレート3号に掲載されたRPG関連の記事 / 宇津見
 まあ、あの記事を立ち読みのみで読んだ感想というのは、「桂令夫氏にガンダム記事しか書かせないのは、せっかくの優秀なライターをドブに捨てているような物だから、やめてくれ」でした。
1998年12月12日:22時30分02秒
re:RPGマガジングレート3号からの挑戦 / 宇津見
 ENT氏へ
 どうも。
 私も、せっかくRPGをメインに(まあ、人によって見解は違うでしょうが)しているのだし、買わずに文句を言うのも卑怯だからと、2号は買い、アンケート葉書も送って、Scoops RPGのサイトにてレビューも書きました。
 ただ、三号は内容の向上は見れるものの、及第点からは未だほど遠く、パーフェクトグレード・ガンダムで散財した後だったこともあって購入しませんでした。まあ、気が向けば買うかもしれませんが。
 とりあえずは単純な商品フォロー記事のみで、RPG全体を俯瞰したような記事、ヘビーユーザー向けの記事、オピニオン的な要素が皆無なのが、買う気を削ぐ最大の理由でした。
 しかし、編集後記でそういうことが書かれているなら、いっそのこと三号もかって長文レビューを書き、二号のレビューおよび、RPGマガジン編集部製作のRPG(駄作の評判ばかりのガンダムRPGとか)のレビュー編集部にも送りましょうか。
 なお、私の現状のRPG誌に対する不満は、Scoops RPGのRPGMグレイト2と別冊FSGIのレビューにもいくらか書きましたが、そのうちまとめてみましょう。とりあえず端的に言えば、「RPGを10年続けてきたユーザーにはあまりにもぬるすぎる内容」ということです。
1998年12月12日:22時28分21秒
RPGマガジングレート3号に掲載されたRPG関連の記事 / ENT
ちなみに今回のRPGマガジングレート3号掲載記事で
「RPGの記事」と私が認めるのは以下のものだけです。


◎ガンダムRPGシナリオ『マ・クベの遺産』(実質8頁)

◎深淵であそぶ「機動戦士ガンダム」(8頁)
…実際遊ぶには魔法や魔族関連の運命をどう変換するのかが
不足しているようです。
モビルスーツのデータはコンバートの上でガンダムRPGのものを使うようですが…

◎「ガンダムマスターズガイド後編(6頁)」
…以上です。

◎「深淵ワールドガイド(6頁)」を何とかして入れたいのですが…
うーん、せめてミニシナリオが一本(シナリオソースなどではなく)
ついていれば…

厳しいですか?
1998年12月12日:22時14分06秒
RPGマガジングレート3号からの挑戦 / ENT
さて、ホビージャパンから今月初めに出版されたされた『RPGマガジングレート』3号を購入しました。
(深淵の記事だけ目当て…)
そして編集後記を読んで、愕然としました。
以下に引用します(ご購入の上、確認ください)。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
|「RPGマガジンはRPGを見捨てるつもりか?」
|というアンケートをたまに目にします。

|今回はそんな皆様の声にお答えしてTRPG色を強くしてみました。
|自分的にはこの本の売れ行きで今後のRPG業界を占ってみようかなと思っております。
|というわけで、友人・知人・親・ご近所様にご宣伝の上、ぜひぜひ買って見て遊んでください。
|(はぬきち)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
本誌でなく増刊号で試す…
TRPG色が強いというのはシナリオ一つと若干のワールドガイドのことでしょうか…
私はリプレイは読み物であって、RPGのサプリメントとは全く認めていないので唖然としました。
ちょっと前まではRQの翻訳記事とかシナリオとかサプリメントになるような実用フォロー記事があったのですが、
それらはまったく売り物にはならなくなってしまったのでしょうか…
海外の雑誌を翻訳するだけで重厚なサプリになったものでしたが…


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

|RPGM本誌では減少しつつあるRPGの記事ですが、
|RPGグレイトにグレイトに記事をとってグレイトに掲載。
|皆様のご意見、ご感想をお待ちしています。
|(HR)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
…これがグレイト。
せめてRPGの記事が5割を超えていればそうも言いいましょうが…
(私はリプレイや読み物はRPGのサプリとは認めていません)

私は別に編集者個人を攻撃するつもりはありません。
ただRPGって商売になっていないのか…
とますます気が重くなりました。

とりあえず、アンケートハガキを書いて出します。
切手買わなきゃ…

1人でぶつくさいっても仕方ないので私見を公開しました。
皆さんの反応が知りたいです。
できればホビージャパンへユーザーとしてにアンケートはがきを送ってください。
1998年10月10日:07時31分50秒
TRPG関係雑誌雑談所 LOG 001 / sf
 TRPG関係雑誌雑談所ログを作成。TRPG関係雑誌雑談所 LOG 001として開設以来1998年10月09日までのログを切り出しました。

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