TRPGのためのSF設定の部屋 LOG 002

TRPGのためのSF設定の部屋の1997年10月08日から1998年09月05日までのログです。


1998年09月05日:06時29分34秒
スチームパンク参考資料集 / 小野孝太郎
 はじめまして。小野と申します。
 こちらには初めて顔を出しますが、
 スチームパンクというキーワードに引かれて出てきました。最近も面白い本が続々出ていますが、ある程度評価の 定まった書籍というと、こんな感じは如何でしょうか。
#長文かつ、もしかしたら不適当なコードが混入しているかもしれません。その時は御指摘宜しくお願いいたします。
 
 小説
 パワーズ、ブレイロック、ジーター。3人の一連の作品を指して「スチーム・パンク」「マッド・ヴィクトリアン・ファンタジー」
 と呼ぶ。
 スチーム・パンク系の空想伝奇小説(ハヤカワ)がお勧め。特にティム・パワーズは面白い。
 『D・エンジン』は、史実を識っていれば識っているほど面白い。
 読み易さと蘊蓄でせまるなら田中芳樹の『カルパチア綺想曲』か。
 『ヴィクリア朝空想科学小説』は、当時の作家のSFアイデアを読める超オススメ翻訳短編集。
 当時の風俗・文化の描写が欲しければ、推理ものやミステリーにも、ヴィクトリア朝を取り上げたものが結構ある。
 具体例は挙げていないが、19世紀末の空想科学小説の2大大家、
 H・G・ウェルズと、ジュール・ヴェルヌの各作品もおすすめ。
 
 『アヌビスの門』(上・下)
 ティム・パワーズ  ハヤカワFT
 ▼迫りくるエジプト魔術邪教団。時を駆け抜ける詩人の大冒険
 
 『石の夢』(上・下)
 ティム・パワーズ  ハヤカワFT
 ▼ロマン派詩人達の隠された真実。太古の吸血鬼一族の呪いとは
 
 『幻影の航海』
 ティム・パワーズ  ハヤカワFT
 ▼カリブ海を舞台にした、海賊とヴードゥー魔術の伝奇ロマン
 
 『ホムンクルス』
 J・P・ブレイロック  ハヤカワFT
 ▼3つの『箱』が引き起こす騒動。悪と戦う、あるクラブの活躍
 
 『リヴァイアサン』
 J・P・ブレイロック  ハヤカワFT
 ▼地中を掘り進む驚異の機械。発明少年の力に隠された秘密
 
 『悪魔の機械』
 K・W・ジーター  ハヤカワSF
 ▼天才時計職人の無能な息子が、世界を救う大冒険
 
 『ディファレンス・エンジン』
 W・ギブスン B・スターリング  角川書店
 ▼霧の彼方の一大浪漫、差分機関が語り出す”真の世界史”
 
 『ふりだしに戻る』(上・下)
 ジャック・フィニィ  角川文庫
 ▼1880年代のニューヨークを活写した、怪タイムトラベル小説
 
 『ヴィクトリア朝空想科学小説』
 風間賢二 編  ちくま書房
 ▼当時の作家達のSF観も分かる、一粒で二度美味しい名短編集
 
 『カルパチア綺想曲』
 田中芳樹  徳間書店
 ▼19世紀欧州ゴシック・ロマン。巻末の参考資料は必見
 
 『ロスト・ワールド』(『世界SF全集3』より)
 サー.アーサー・コナン・ドイル  早川書房
 ▼チャレンジャー教授もの。恐竜の描写より人間描写が素晴らしい
   
 『大西洋横断トンネル、万歳!』
 ハリイ・ハリスン  サンリオSF文庫
 ▼大西洋海中トンネルの完成にアメリカ独立の悲願を!大工事SF
 
 『ジョン・ブルの誇り』
 『下院議員の死』
 『デスウォッチ』
 レイ・ハリスン  ハヤカワミステリ
 ▼シティ警察と倫敦シティに描写の重点を置いた社会派ミステリー
 
 『殿下と騎手』
 『殿下と7つの死体』
 『殿下とパリの美女』
 ピーター・ラヴゼイ  ハヤカワミステリ
 ▼大英帝国皇太子アルバート殿下が素人探偵? 貴族派ミステリー
 
 『死の競歩』
 『探偵は絹のパンツをはく』
 『殺しはアブラカダブラ』
 『マダム・タッソーがお待ちかね』
 ピーター・ラヴゼイ  ハヤカワポケットミステリ
 ▼大衆文化・芸能をテーマに据えた時代活写ミステリー
 
 「シャーロック・ホームズ」
 サー.アーサー・コナン・ドイル  各出版社より
 ▼長短編合わせて正典60作品。当時の風俗などの描写の参考に
 
 書籍
 19世紀の事件・慣習・風俗を解説する本であれば大抵ビンゴ。
 特にイギリスに関しては、図書館の分類番号では233(英国史)293(ヨーロッパ紀行)番台辺りをチェック。他にも、工業、犯罪の分類には、イギリス関係の書物が多い。
 下には、セッション即戦力となる、各分野の入門書籍を挙げた。
 これらの書籍の参考資料の箇所を調べて、更に知識を広げると良いだろう。
 
 「望遠郷」4『ロンドン[イギリス]』
 ガリマール社  同朋舎出版
 ▼「地理・歴史」多角的倫敦案内の決定版。必携の書
 
 「地球の歩き方」26『イギリス』
 地球の歩き方編集部  ダイヤモンド社
 ▼最も簡単に手に入るシティ・ソースブック。比較的廉価
 
 『シャーロック・ホームズの見たロンドン』
 チャールズ・ヴァイニー  JICC出版局
 ▼副題「写真に記録された名探偵の世界」。当時の写真集。重要
 
 『[図説]発明狂の時代』
 レオナルド・デ・フリーズ  JICC出版局
 ▼19世紀の傑作珍発明の集大成。独りよがりな「超訳」が残念
 
 『19世紀の工芸美術』I・II
 マール社編集部  マール社
 ▼’62倫敦万国博出展工芸品のフルカラー図版集。格安
 
 『蒸気機関車 人間は何をつくってきたか〜交通博物館の世界〜1』
 NHK  日本放送出版協会
 ▼蒸気機関車の豊富な図版がグッド。解説は誤字脱字だらけ
 
 『三省堂図解ライブラリー 19世紀の鉄道駅』
 フィオーナ・マクドナルド  三省堂
 ▼分かり易くカラフルなイラストで19世紀の鉄道駅を図解
 
 『「自由の女神」物語』
 小田基   晶文社
 ▼19世紀末「自由の女神」誕生の経緯を詳細に追ったドキュメント
 
 『ヴィクトリア朝万華鏡』
 高橋裕子 高橋達史  新潮社
 ▼ヴィクトリア朝社会を、同時代の絵画を通じて読み解く良著
 
 『『パンチ』素描集 19世紀のロンドン』
 松村昌家  岩波文庫
 ▼当時の風刺画で分かる、19世紀大倫敦の社会問題。良著
 
 『ロンドン路地裏の生活誌』(上・下)
 ヘンリー・メイヒュー  原書房
 ▼19世紀の名文筆家が下町を活写した名著
 
 『もう一つのヴィクトリア時代  性と享楽の英国裏面史』
 スティーヴン・マーカス  中央公論社
 ▼19世紀のポルノグラフィー紹介・研究書。紹介部はグッド
 
 『シャーロック・ホームズの履歴書』
 河村幹夫  講談社現代新書
 ▼シャーロック・ホームズとその時代背景の絶好の入門書
 
 『ロンドンの恐怖』
 仁賀克雄  早川書房
 ▼”切り裂きジャック”紹介研究書。時代背景に重点を置きグッド
 
 「世界の都市の物語」6『ロンドン』
 小池滋  文藝春秋
 ▼ロンドン各地区の特色の、歴史的移り変わりが把握出来る
 
 『英国史のティータイム』
 森護 大修館書店
 ▼知られざる逸話や珍談、英国の影の部分も語られる。必読?
 
 『ロンドン歴史物語』
 川成洋 石原孝哉  丸善ライブラリー
 ▼倫敦の歴史的な逸話が楽しく頭に入る。入門書としてお勧め
 
 『19世紀のロンドンはどんな匂いがしたのだろう』
 ダニエル・ブール  青土社
 ▼ヴィクトリア小説舞台背景の手引き書。事典も附属。良書!
 
 『ヴィクトリア時代のロンドン』
 L・C・B・シーマン  創元社
 ▼当時を検証する資料が豊富だが、いかんせん読みにくさ爆発
 
 『シークレット シティ ロンドン』
 M・チェンバース  北星堂
 ▼怪しさ大爆発のゴシップ本。
 
 漫画
 『ハッピートーク』がお薦め。「名探偵ホームズ」のフィルム文庫も手軽に入手可能な資料として貴重。浅井直樹の一連の作品の単行本は、個人作品集「ANARCHY SOX」が同人誌として出ている。
 最近(1994〜95)の少年向け月刊漫画誌には、スチーム・パンクと類似の世界設定を持つ作品が増えてきている。
 
 『ハッピートーク』(花とゆめCOMICS:全3巻)
 岡野史佳  白泉社
 ▼少女漫画嫌いにも一読を勧める。なかなかの時代考証がグー
 
 『名探偵ホームズ1「青い紅玉」』(アニメージュ文庫)
 『名探偵ホームズ 「海底の財宝」』(同上)
 『名探偵ホームズ3「小さな依頼人」』(同上)
 『名探偵ホームズ4「ソベリン金貨の行方」』(同上)
 『名探偵ホームズ5「ミセス・ハドソン人質事件」』(同上)
 『名探偵ホームズ6「ドーバーの白い崖」』(同上)
 池田憲章ほか  徳間書店
 ▼同名のアニメーションのフィルム文庫化。巻末資料も楽しい
 
 「MACHINA TEOLOGICA」
 『我が夢の蒸気自動車』1・2(コミックマスターEX5・6)
 「機械神学入門」1〜5   (コミックマスターEX8〜12)
 「機械神学入門」6     (コミックマスター21)
 浅井直樹  ホビージャパン
 ▼いずれも打ち切り状態だが、そのリアルなヴィジョンは貴重
 
 『快傑 蒸気探偵団』(月刊少年ジャンプ/ウルトラジャンプ)
 麻宮騎亜 集英社
 ▼スチーム・パンクと銘打ってはいるが、さて………
 
 『発明冒険大奇譚 蒸気王』(月刊ガンマ)
 唐澤商會 竹書房
 ▼舞台は日本の様だが「何でも蒸気」のパワフルさが素晴らしい
 
 映像
 「」がシリーズもの、『』は単体作品。どれも良い作品ばかり。
 まんべんなくバランスのとれた観賞をお勧めする。
 
 「シャーロック・ホームズの冒険」(TV映画)
 ▼ジェレミー・ブレッドの怪演が秀逸の評判シリーズ。BBC制作
 
 「名探偵ホームズ」(映画/TVアニメーション)
 ▼モリアーティ教授のスチームな発明と、美しい背景描写がグー
 
 「インディ・ジョーンズ・若き日の大冒険」(TV映画)
 ▼20世紀初頭の雰囲気「らしさ」が素敵な作品
 
 「モンタナ・ジョーンズ」(アニメーション)
 ▼話の運び方、雰囲気などが参考に。シナリオソースに最適
 
 『天空の城ラピュタ』(アニメーション)
 ▼名作。技術思想などを、どこまで取り入れるかが問題になるか
 
 『不思議の海のナディア』(アニメーション)
 ▼メイ作。この作品の内容を信じていると………
 
 RPG
 テーブルトークでも良い品が出ている。もっとも、ズバリそのものといったRPGはまだ発売されていないようだが………。
 
 『Cthulhu by GASLIGHT』(絶版)
 ケイオシアム(ホビージャパン)
 ▼1890年代クトゥルフ。これが一番参考になる資料
 
 『クトゥルフの呼び声・改訂新版』
 ケイオシアム(ホビージャパン)
 ▼前述の「ガスライト」を含む形で改訂された新版ルール
 
 「ギア・アンティーク」
 ツクダホビー(国産)
 ▼国産スチーム・パンクRPG。機械などが多少参考になるか
 
 「SPACE1889」
 GDW(未訳)
 ▼ウェルズ=ヴェルヌ世界を味わう。風俗・機械などを参考に
 
 「Castle Falkenstein」
 R.タルソリアン(未訳)
 ▼スチーム・パンクでファンタジーなヨーロッパの香り
 
 「Comme IL FauT」
 R.タルソリアン(未訳)
 ▼ビクトリア風俗ガイド。シナリオ類型ガイドも便利。必携か
 
 旅行
 金と暇さえあれば、実際に目で見てくるのが一番。倫敦は悠久の時の流れを刻んで、静かに君達を待っている。
 
 ロンドンを実際訪れてみる
 ▼あの悠久の都は、この百年間新しい建物が建ってないので……
 
 EOF
1998年09月05日:04時27分28秒
おおそうだスチームパンクといえば / 速水螺旋人
 唐沢なをき&俊一の「蒸気王」を忘れるわけにはいかんではないか。
1998年09月04日:14時37分18秒
本ばかりではないですぞ……スチームパンク / 速水螺旋人
 おいらも佐々木さんに負けず劣らずスチームパンク好きニンゲンだと自負しておるので(笑)。
 
 「SFは絵だ」という言葉もあるとおり、スチームパンクはビジュアルイメージが大切でしょう。
 てなわけで、ちょろっと映像作品なんかを挙げてみますと。
 
 当時の雰囲気という意味では、やはりNHKで放映していた、英グラナダテレビ製作の「シャーロック・ホームズ」が 秀逸でしょう。あのベーカー街は、全部セットだったそうです。すげぇ。
 スチームパンクのノリというか、あの前向きな(笑)姿勢は映画「素晴らしきヒコーキ野郎」がよろしいです。 ロンドン-パリ間の飛行機レースを扱った映画ですが、なんといっても冒頭の、飛行機の開発史が涙モノです。 石原裕次郎が出てたりします。
 飛行船に興味がおありでしたら、そのもの「ツェッペリン」という映画もあります。多分あの監督はタダの飛行船オタクだろうな(笑)。
 雰囲気という点では「メトロポリス」なんかもいいかもしれません。ちょっと時代も違いますが。
 となれば「80日間世界一周」は外せませんし。
 「大列車強盗」という作品もあります。クリミア戦争の時、イギリス軍の軍資金を奪おうとした泥棒の話です。
 あと、テレビでは数年前にNHKでやっていた「映像の世紀」の第1回が貴重です。なにせホンモノの映像ですから。
 来年になれば大友が「スチームボーイ」をやりますな。
 
 本で付け足すならば、やはりジュール・ヴェルヌとかH・G・ウェルズは必須かと思われます。
 なんつーか、元祖スチームパンクです(笑)。
 
1998年09月04日:14時15分15秒
スチームパンクの資料になりそうな物 / NoBu
こちらのボードでは始めてですね。どうぞよろしく。
 自分が持っている中でスチームパンクの資料になりそうな物というと・・・。
 「ディファレンス・エンジン」 これは解説済みですね。たしかに読みにくいです(笑)。
 「ホムンクルス」 これも読みました。しかしスチームパンクの作品はすでに多くが絶版となっているようです。
 
 『リバイアサン ジェイムズ・P・ブレイロック 早川書房 ISBN4-15-020131-5 』
 『ホムンクルス ジェイムズ・P・ブレイロック 早川書房 ISBN4-15-020123-4 』
 『悪魔の機械 K・W・ジーター 早川書房 ISBN4-15-020128-5 』
 
 このあたりはすでに絶版になっているようです。早川書房にスチームパンク作品に関して質問した事があったんですが、その時既に絶版になっていると言われました。(4年ぐらい前かな)
 
 これ意外で参考になりそうな物は・・・。
 
 「ヴィクトリア朝時代のロンドン」 小池 滋 編著  社会思想社 定価3.500円
 
 「19世紀の挿絵画家ギュスターヴ・ドレの絵159点を選び、当時のイギリスのジャーナリスト、ジェロルドによるスケッチ文を引用しつつ、編者一流の蘊蓄を傾けたエッセイを付した、「ドレ画集」であり「ロンドンを知るための辞典」である。」
 と、帯に書いてあります。
 1950−70年代にかけてのロンドンの様子が良く描かれていて、資料としての価値は良いです。
 
 「クトゥルフ・バイ・ガスライト」
 手元にはコピーがあるだけなんですが、資料としての出来は非常に良いです。でも、これも今は手に入らないんだよなぁ。 誰か持っている人がいたら、見せてもらってはどうでしょう。
 
 「シャーロック・ホームズシリーズ」
 言わなくても分かりますね。有名ですから。(でも俺の回りで知らない奴がいた。嘘みたいだけどほんとの話) 当時のイギリス、とくにロンドンの風俗が結構描かれてます。
 
 「ゴーストハンターRPG」
 以外ですが、これもけっこう資料としては良いです。このゲーム自体が1920年代を舞台にしてますから、歴史の解説なんかがけっこうくわしく載ってます。まあ、初心者向けかな。
 
 大体こんなもんですね。後は図書館などで歴史に関する文献を漁って見てはいかがでしょう。
 
 ・番外編(笑)
 「ガンブレイズ」
 「アクティブ」と言うメーカーから出ていたゲームです。98版が一番最初に発売され、サターン版とwin95版が出ていたと思います。
 いわゆる「18禁」に属する部類の物です。はっきり言って、出来の方はちょっと・・・。興味が会ったらどうぞ。
 
1998年09月02日:19時35分35秒
re:“スチームパンク”について / 佐々木康成
佐々木@『蒸気爆発野郎!』です。
 
 ここは私が出なくてはなるまい(笑)
 さて、スチームパンクについての良い資料ということですが、まぁ、手前味噌ですが、歴史改変もののオリジナルスチームパンクTRPGであるところの『蒸気爆発野郎!』は除いたとしても(^^;、いくつか有用な資料は存在します。
 『ディファレンスエンジン』については既に紹介されていますので、それ以外を。
 
@は項目の区切りです。フォーマットは
『書籍名@著者名@出版元@発行年@ISBN』 となっています。
 
 『リバイアサン@ジェイムズ・P・ブレイロック@早川書房@ISBN4-15-020131-5 』
 『ホムンクルス@ジェイムズ・P・ブレイロック@早川書房 @ISBN4-15-020123-4 』
 『悪魔の機械@K・W・ジーター@早川書房@ISBN4-15-020128-5 』
 『アヌビスの門[上]@ティム・パワーズ@早川書房@』FT0181
 『アヌビスの門[下]@ティム・パワーズ@早川書房@』FT0182
 『ドラキュラ紀元@キム・ニューマン@東京創元社@ISBN4-488-57601-X』
 
 『アヌビスの門』については実物が手元にないためにISBNが解りませんでした。代わりに通し番号を書いておきます。あとは『パヴァーヌ』という作品もあるのですが、これは入手できていません。どうやら『サンリオSF文庫』にあったようです。
 各作品ともそれぞれに面白いと思います。私も『ディファレンスエンジン』が勢いに欠けていたという意見には賛成です(^^; ここに挙げた資料のうち、『アヌビスの門』と『ドラキュラ紀元』をスチームパンクに含むかどうかについては異論のある方もおられるでしょうが、歴史改変ものとしてはその範疇に含むと解釈しております。
 
 今後『蒸気爆発野郎!』のページでも資料のページを大幅に増強する予定です。御期待下さいませ。無論、歴史資料についても掲載します。今晩にでもその作業をしようかと思います。
  ではでは。
1998年09月02日:16時30分40秒
ディファレンス・エンジン(RE:“スチームパンク”について) / 石頭
石頭と申します。「スチームパンク」的な書物でしたら、角川文庫から 出ている「ディファレンス・エンジン」が・・・、お推め出来ません(^^;。 ブルース・スターリング & ウィリアム・ギブスンというサイバーパンク の2大巨頭作家の合作なのですが、訳が悪いのか、内容が不明なのかは 判りませんが、ものすごく読み難いです。

内容は19世紀末ロンドン。バベッジの解析機関が実用化され、蒸気と歯車のコンピュータが存在する 世界です。内容は不確かですが、”モーダス”と呼ばれる存在を巡って 陰謀が錯綜する世界の話だと思いました。
賭け狂いのエイダ・バイロン夫人 も出て来ます。まぁ、読了するのに、かなりの根気を要しますが、このよう な書物もありますっちゅー事で(^^;。

他には、解析機関関係では「誰がコンピュータを創ったのか?」(出版社は ...忘れました(^^;;)、「コンピュータ・パースペクティブ」(アスキー) などが多少専門的な解説書です。特に「〜パースペクティブ」には当時の 写真、図が多用され、参考になると思われます。これら全部、図書館でしたら あるのではないかと思います。
1998年09月02日:15時56分49秒
“スチームパンク”について / たつのうた
このボードでは初めまして。たつのうたと申します。
以後よろしくおねがいします。

さて、SFの掲示板にふさわしいか、ちょっち不安なのですが、
いわゆる「スチームパンク」と呼ばれるもので、なにかよい資料をご存知の方いらっしゃらないでしょうか?
産業革命期から第一次大戦までの歴史資料で面白いものでも結構です。
こんど作品を書いてみる上で、参考にしたいのです。よろしくお願いします。

ちなみに、SFはむかーしむかしにアシモフを死ぬほど読んだクチ。
でもまだ読んでないのがあったりして。あの人何冊書いているんだか。
1998年08月31日:20時56分05秒
第3ブレイクスルー / 銅大

JGC帰りの銅大です。
mikkiさん
 私はちっとも怒ってはおりませんが(笑)
 なお第**ブレイクスルーという定義はあくまで雰囲気モノとしての単語ですので、
第5次元うんぬんは不要ではないかと思います。「時間を超えて過去も未来も知覚
できる」ぐらいでよろしいかと。
1998年08月26日:05時58分31秒
お礼とお詫び / mikki
銅大さん、本当に遅くなってすいません!2週間も返事しないなんて、酷すぎますよね。怒られても全く文句言えません。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい(平謝り)  
 
   あるきっかけによって全く違う存在になるですか・・・  
  確かにそうですね。うん。でも、すでに話題はハワイくらい遠いところにいってしまった。もっと早く気づいていれば(涙)まあ仕方ないですね。(涙)  
  ところで、第3ブレイクスルーはどんな存在なのでしょう?  
  自分で自分を誕生させた  
  が条件で、  
  同時にほとんど何もできなくなった  
  という存在、というのはわかるんですが。  
  すなわち時間を超越した存在であるんですよね?時間軸に対して、直角に進歩していく存在・・・すなわち第5次元の存在になったのではないかと思うのですが・・・いまいち理解できませんでした。  
 
   誰か教えて下さい。銅大さんは、怒って教えてくれない(当たり前ですよね。文句言えません)でしょうから。  
  
1998年08月14日:07時35分44秒
猿とヒト / 銅大

猿と人は、生物的にみると、たいへん近い「ハトコの子」です。
遺伝子も、97%は同じものでできています。
しかし、残りの3%で「まったく違う存在」になっています。
この違いを生み出したものは、二足歩行ではないかと言われて
います。

あるきっかけで、まったく異なる存在となる。

山本弘さんの「ブレイクスルー」という概念は、だいたいこーゆー
意味合いと考えて説明してはいかがでしょう?

いや、妖魔夜行のボードはみていないので、これで納得いただける
かは、分かりませんが。

で、高位知性体として面白いのは、「ハイペリオンの没落」とか、
「遠き神々の炎」でんな。後者は超人工知能に「神仙」て名前がつ
いてて、実にクール。ぜひご一読あれ。
1998年08月14日:07時15分03秒
第3ブレイクスルー / mikki
このサイトでは初めまして。これからよろしくお願いします(ぺこり)  
  それでは本題に入ります。  
  サイバーナイト(山本先生とグループSNE著/角川)の中にでてくる、高位知生体の段階設定、  
「ブレイクスルー」  
  をSFがあまりよくわからない人にわかりやすく説明するには、どうしたらよいと思いますか?  
  妖魔夜行の掲示板で質問されまして。自分でもよくわからなかったんですよね。超越者は世界にほとんど関与しない・・・と言うより出来ないと言う部分以外は
1998年07月08日:13時48分29秒
ありゃ?(Re^2:火の鳥) / ほえほえ
ぬ、随分と違いますね。(^^;)
あ、もしかしたらアニメ版とごっちゃになっていたかもしれないです。
Howlingさん、御指摘ありがとうございました。(^^)
原作の方、引っぱり出してみますね☆
では。

1998年07月08日:09時42分19秒
ん?(Re:火の鳥) / Howling
あれ?原住民の娘さんが殺されたのは男に里心ついたからではありませんでした?

結婚して、しばらくして、妻に自分の故郷(地球)の事を教えてやりたいという男の願いを聞き入れて、妻は兄に記憶の中味を写しだす機械を作るようにお願いする。ところが、兄は妙な里心が出てまずいんじゃないかと妹(妻)に反対する。妹(妻)は自分も夫の故郷のことを知りたいと兄に懇願して、強引に機械を作ってもらう。この機械を使い始めた内は良かったのですが、やがて、男は地球での恋人を機械で呼び出してしまうのです。んで、この(幻の)恋人にそそのかされて、妻を殺して、食べてしまうんですよね。妻の方は殺される少し前に兄に離婚(というか男から離れる事)を勧められたのですが、「幻の女」なんかに負けないと言い張って、男の元に帰ったところを殺されてます。んで、この妹(妻)を食べているところに兄がやってきて、殺される。あとはドミノ倒しの様に星の住民が全て(?)殺されて、食べられてしまいました。

まあ、現実にも似たような話はありますよね。原住民に助けられて、開拓していきながら、後々、原住民を(文字通りではないけど)食い物にしてるという・・・。小学校の頃に繰り返し読んでたけど、その頃の私には難しすぎたな。
1998年07月07日:18時30分40秒
Re:火の鳥 / ほえほえ
MARSさんこんにちわ、ほえほえです。(^^)
火の鳥シリーズですか、懐かしいですね。
MARSさんがおっしゃるお話は、確か、以下のような感じだったと思います。
確か、永遠に死ぬことのない男がしでかした罪の、回想シーンでしたよね。


###############

宇宙船のトラブルから、脱出ポッドでとある惑星に不時着した男。
そこには鳥と人間の中間(少し人間寄り)の姿をした原住民がおり、
男に親切にしてくれます。その男は、原住民の歓迎を受けながらも、
彼らを蔑んでいました。
男は、何とか帰還しようと、脱出ポッドをばらして通信機を作り始めます。
数年後。
たどたどしいながらも、原住民とのコミュニケーションが取れるようになり、
彼らもけして下賤な存在ではない、と男は考えを改めるようになります。
特によく尽くしてくれた雌の原住民は、その内男の通信機制作を手伝える
ようにもなります。
まともに動いていないのか、それとも電波の届く範囲に誰もいないのか。
ノイズを返すだけの通信機に落胆する男を慰めてくれる彼女に、
男はいつしか心惹かれていきます。
そして彼女と契りを結び、この星に骨を埋めるのも良い、と思えるように
なったある日、通信が入るのです。男は喜び勇んでビーコン回路を組みますが、
男を愛するが故の衝動で、雌は通信機を破壊してしまいました。
それを見た男は逆上し、雌を引き裂き食したのです……。
そして、その現場を見て騒然となる原住民を片っ端から惨殺していき……
その罪の深さから、「永遠に生き続ける」運命を背負わされたのでした。


###############

確かに、なかなかショッキングなシーンでしたよね〜。(^^;)
なので良く覚えてたり(記憶違いはあると思いますが(苦笑))。
以上、流れとは関係ない話題でしたっ(激汗)。
では。(;^^)/

1998年07月07日:15時54分41秒
プラズマ / sf
 こう、もはや純然たる科学の話題なんで、プラズマについてはTRPGのための科学技術設定の部屋に書いときます。
 それの応用でなにか作れるかってのは、こっちっぽいけど。(;^^)
1998年07月07日:15時41分32秒
火の鳥 / MARS
 確か火の鳥の未来編だったかで鳥と人の中間みたいな種族がいて…
 確か主人公と愛し合ってたんですよね…
 
 結構ショックだったのはその愛した者をくっちまいやんの主人公…
 なにが原因なのか知らないんですが…うーん…
 SFじゃないかもしれないけどDangerous Orangeさんの書き込みで思い出してしまいました(苦笑)
1998年07月07日:14時33分49秒
筒井といえば / 河嶋陶一朗
 ああ、筒井でメシといえば「薬菜飯店」が好きでした。
 JOJOでパクられてたけど(笑)。
 美味しい……という観点ではそんなにインパクト無かったんですけど、
 疲れ気味の河嶋としては、ぜひいってみたいレストランの一つです。
 お姉ちゃんもいるし(笑)。
 
 あ、でもこれはSFというかファンタジーか。
1998年07月07日:13時34分20秒
グルメin鋼鉄都市 / 速水螺旋人
 まあ、「鋼鉄都市」でも酵母肉ばかりではないわけで。
 なんでも「チキン木曜」なる日があって、その日には共同食堂でいくらでもチキンを食べることができるそうな。
 トリ大好きのおいらとしては、ちょっといいかも、って感じ(笑)。
1998年07月07日:11時52分42秒
SFじゃぜんぜんないけれど / 速水螺旋人
 代用コーヒーって男心をくすぐりますな。
 たしかソイカフェも似たようなのが実在するはず(笑)。
 代用コーヒーならたんぽぽコーヒーでしょう。
 一杯だけ飲む分には悪くないです。
 
 いまや存在しないであろう「チューブ宇宙食」は夢でしたねえ。
1998年07月07日:10時06分21秒
最近馬場さんが力を入れている / MAT.N
ブループラネットというRPGで出てくる全長75mの鰻をやはりこー蒲焼きにして・・・

あと、クトゥルフを見ると食欲が出てくるのは私だけではないはず。アレはやはり、踊り食いだろうか。
1998年07月07日:10時04分00秒
筒井というなら / MAT.N
俗物図鑑かエッセイの「チュルチュルとこーうまそうな○○」というのが私的には上位に来ております。いやまあドド豆も捨てがたいが。
1998年07月07日:09時20分27秒
Re:SFグルメ大全 / Dangerous Orange
 あさりよしとおの「それ行け宇宙パトロール」で、とても美味だけど外見が人間にそっくりな異星の魚ってのを食べてましたな。活け作りにしたり塩焼きにしたりして。
1998年07月07日:08時51分00秒
こんにゃくご飯 / MARS
 これもある意味パチモン食品ですね(笑)
 やはり合成食品の原材料としては炭水化物は芋…
 タンパク質は大豆というイメージがありますね
 
 待て…他の栄養素はどうした…(−−;
1998年07月07日:07時47分13秒
人間の手がまだ触れない / YAN
 SFで食べ物というと、小説「人間の手がまだ触れない」に出てきた、笑う缶詰あたりを思い出しちゃうなあ…。
 
 全然、おいしそうじゃないな(;^^)んん〜、おいしそうなものかあ…。 
 
 ええと、「ギャラクシートリッパー美葉」に、「食べると上手いけど、鏡面効果と化学反応により、口からレーザーを吐いてしまう(うまいぞ〜!)」というキノコが出てましたね。(SFつうよりパロデイですが)
1998年07月07日:07時26分24秒
シャドウランなら / でぶ猫
ソイ***(大豆からこさえたぱちもん食品)にクリルキュ−ブ(オキアミからこさえた四角い 食べ物)がありますね。
 ぜんぜんうまそうじゃないけど(笑)
 きわみはやはりソイカフェ(大豆コーヒ−)。どうやって作るんだ(^^;
(大豆をローストしてアメリカーンにポットで煮出しでもするのかしらん)
 
 ☆ツツイというと「最高級有機質肥料」を思い出してしまった。どうして嫌悪感をもよおす
方向ばかり思い出すのだろう(^^;
1998年07月07日:05時21分00秒
「プラズマ」ってなに? / JOKER
突然おじゃまします。
しかも突然質問なんですが。
えーとですね。
「プラズマ」ってどういうものなんでしょうか?
「プラズマ化した物質」とか聞いたことあるんですが・・・。
てことは、「プラズマ」って物質ではなくて状態のことなんでしょうか?
ならば、その「プラズマ状態」って指向性があるんでしょうか?
極端な例でいえば静止している物質を「プラズマ化」すると指向性を持つとか・・・。
ないとすれば、指向性を持たせるにはどういった方法が考えられるでしょうか?
メガトラをプレイしていて高エネルギー火器についてちょっと疑問に思ったもので・・・。
※なんで発射できるの?なんで反動があるの?
まぁ、「SFだから」だといわれればそれまでなんですが。
ここで議論されている方たちなら知っている方がいるかなと思いまして、どうかよろしくご教授のほどを。 m(__)m
1998年07月07日:02時44分55秒
合成ささみから・・・ / アキト
すいません、どうもSFな食べ物と聞くと、某マンガの「合成ささみから産まれた人身鳥面の博士」のことが思い浮かんでしまいまして・・・でも、「酵母肉」は食べたいなぁ。
#ちなみにアメリカでは「昆虫の蛋白質を培養して食べ物をつくる」という研究がしっかりされているらしいので(どうも宇宙基地で使いたいらしい)、期待大ですね
1998年07月07日:02時34分56秒
豆ってSFと相性いいのだろうか / 速水螺旋人
 ふと思いついたので。
 筒井康隆のドド豆は絶対に忘れたはならない食材でしたな(笑)。
 あと、椎名誠もいいセンスしてます。
 「武装島田倉庫」の三足おどり豆(だったっけ?)はうまそうでした。
1998年07月07日:02時23分49秒
SFグルメ大全 / 速水螺旋人
 FreeTalkにちょろっと書いたのですが、SFに登場した食べ物で「食べたい!」とか「うまそう!」とか思ったモノってありませんか?
 まあ、いろんな食品が登場しているわけで、それを集めるだけで充分なネタにはなりますよね。
 
 まず「鋼鉄都市」に出てくる「酵母肉」は基本でしょう。食べたいなあ。
 「2001年宇宙の旅」に登場する「ナゾの緑色の食品」も興味がある。
 映画の、ディスカバリー号のレーションも捨てがたいですよね。
 
 「エリヌス 戒厳令」に出てきた「胃薬にもなるけっこうなコーヒー」も良さげだし。
 「1984年」の『どろどろの液体には肉料理に違いない海綿体のような桃色がかった角切れが混じって』いるシチューも悪くない。
 「1984年」なら、「勝利ジン」や「勝利シガレット」も押さえないわけにはいかないでしょう。
 RPGなら、「CYBERPUNK 2.0.2.0.」の「キブル」は実に喰いたい。
 
 でも、かなり上位に入りそうなのが「モナリザ・オーヴァドライヴ」に出てきた『男の人がフォームの椀とプラスティックの箸を手渡してくれる−太くてねじれたヌードルが、薄黄色のスープに浮いている』の場面なんですが。
 あまりSFな食い物ではないですよねえ……。
 となれば、「ブレードランナー」のうどんもダメか(笑)。

 このジャンルでは、まあファンタジーに負けまい(笑)。 
 皆様は、どのようなSF食品に愛を感じますか?
1998年07月06日:10時45分49秒
特許 / MAT.N
「公開」までならかなりな色物でも大丈夫です。そんな特許の中でも「永久機関」などいくつかの「ダメダメリスト」に載っているものは受け付けてもらえませんが。

その後、審査を通るかどうかはまた別物。なお、公開だけで留め置いてしまうことはよくあることです。
1998年07月05日:01時51分16秒
技術と理論 / YAN/矢野 聡一郎
> Dangerous Orangeさんwrote
 
> 技術は実践であり理論ではありません。
 
> 誤解を招くような文章でしたか?
> そのまんまの意味書いたつもりですが。分かりませんでしたか?
  
 ええと…分かりませんでした(汗)(端的すぎて、誤解も何も…)。とりあえず、他の方の説明を読んだら分かりましたです。(特に、建.さんの説明は非常に分かり易かったです)
 
 さて。「実用化は出来ていないけど、現在の技術で可能なモノ」ですが…特許の世界では、割とある話らしいです。
 
 ずいぶん前に、NHKで特許に関する特集番組が放映されたのですが。
 それに出てきた特許で、「町の中で、車をコンピューター制御で自動運転するシステム」というものがありました。
 もちろん実際には、他の車や歩行者などの障害物が絡んでくるし、技術的見地からも、実用化はかなり先(あるいは、完全自動化は無理)なわけですが。それでも、アメリカだと特許がとれてしまうらしい。
 
 また、ある地域の部族の中には、特定のウイルスに対抗できる遺伝子を備えている者がいるらしいのですが…彼らの遺伝子を採取して、その遺伝子のパターンを「特許」として登録してしまうという事すら行われているらしいです。(なんだかなあ…)
 
 ええと、まあ、夢のある話をしますと、本田技研の自立歩行人間型ロボットP2あたりは興味深いですね。テレビでも見ましたけど、本当にスムーズに動いてました。(巨大ロボットだと、また別物なんでしょうけど)
1998年07月04日:23時13分32秒
RE:科学が人間を滅ぼす (茶々) / 陽陰
 既にいっぱい出ていますよ・・・
 例えば、××と言う、世界最高のトップセラーなんかが・・・
 って、べつに、それについて馬鹿にするわけではありませんが。
1998年07月04日:19時56分08秒
科学が人間を滅ぼす / KRABAT
「あの科学者とか言う連中は世界のすべてを科学の力で解き明かすなどと言ってるが、人間ごときが世界の神秘と神の叡智を解明できるなどと言うことがあっていいのだろうか、いや、ない。ゆえに、そんなことをぬかす連中は悪魔に魂を売った涜神の徒であり、彼らの主張に耳を傾ける者があれば神の怒りにより世界は滅びるであろうっっっッ!!!」
 ……なんてトンデモ本が出てそうですね。
1998年07月04日:14時25分53秒
「エンジニア」と「サイエンティスト」 / 建.
Dangerous Orangeさん、分かり難いことを書いてしまいどうもすみませんでした。分かり難いというより認識不足だったと思います。
ご紹介の「創造する機械」 読ませていただきました。その一部に科学という学問と、技術の違いについて記述してある箇所がありました。一般の人はこの二つをごっちゃにして考えており、科学の発達=技術の発達だと思っている。だが、科学は理論であり「世界の姿を知る・どうしてこうなるのかを知る」ことを究極の目的としており、それをどう使うかということには関係がない。と、大体こういうことが書いてあったと思います。
これを読んだとき、「確かに巷で科学が人間を滅ぼす!とか言ってる奴らって技術の意味で使ったりごちゃごちゃだなぁ」とか思っていたのですが、まだ自分もきっちり整理できていないようです。もう一度読んで、ほかの文献も当たってみます。

私が聞きたかったのは皆さんが答えてくださったようなことです。なんと言えばいいのかわかりませんが・・・


1998年07月04日:10時48分34秒
クォークって / TTB
 4年前に質量の一番大きいトップクォークの存在が確認されて、全種類揃ったんじゃなかったっけ。
 
 あ。でも、単独で視認できない(陽子や中性子その他の素粒子の構成物として)から、厳密には発見できていないことになるのかな。
 
#すみません茶々でした。(__)
1998年07月04日:07時09分29秒
もしかして・・・ / でぶ猫
クォーク?
1998年07月04日:03時15分02秒
理論・技術 / 陽陰
 違いというと・・・
 例えば、クオーツ。石英のことじゃありませんよ。
 >>>理論上あるらしいが、実際誰も発見していない。
 
 後、反物質の対消滅を使ったエネルギーシステム
 >>>理論は確立されているが、実用段階は全然見えてない。反物質自体がこないだ数個見つかっただけ。。。だったと思う。
 
 てなもんですかね。
 で、私のものすごーく怪しい最先端技術の知識によると・・・
 
 まあ、大きいところで言うと、火星のテラフォーミング。
 軌道エレベータや他恒星系への移民はまず無理。
 ガンダムにあるような人が住めるコロニーもむり。
 
 バイオで言うと、人のクローンと、神経信号どおり動く義肢、物が見える義眼(?)ってなとこですかね。
 後は、DNAをいじることによってミュータントを生み出すくらいか。
 
 建築技術は、今はものすごいから、まあ、不可能は少ないでしょう。
 
 軍事力は・・・まあ、水爆さえあればいいしぃ
 
 でも、まあ、なんといっても錬金術(核融合)やホムンルクス(クローン)ができるっていう魔法の時代ですわな。
1998年07月04日:00時40分49秒
誤解を招くような文章でしたか? / Dangerous Orange
> Dangerous Orangeさんの言葉のほうが、よく分からないです…?(もう少し、かみ砕いて説明していただけると嬉しいです…)
 
 そのまんまの意味書いたつもりですが。分かりませんでしたか?
1998年07月04日:00時17分22秒
Re:Re:理論上っ。&質問の意味が分かりません / ボールMk−2
 つまり、                     
 >「理論」                    
 数年後には作れる様になるんじゃないの。      
 >「技術」                    
 効率悪いけど作れるよ。              
                          
 ぶっちゃけて言えばこんな感じ。(笑)       
 つまり訳すと、「とりあえず作れる(技術)のと作れるかもしれない(理論)は違うよ」と言っているのでしょう。                        
 しかし、ある意味「理論上」と言うのはあっているかもしれない。                  
 だって、私たちの考えで「何処まで科学技術があるのか?」を考えるのだから、あくまで「理論上」なのかも。(笑)
1998年07月03日:23時43分32秒
re:理論上っ。 & 質問の意味が分かりません / YAN/矢野 聡一郎
> Dangerous Orangeさん
> 質問の意味が分かりません
> 技術は実践であり理論ではありません。
 
 ???
 Dangerous Orangeさんの言葉のほうが、よく分からないです…?(もう少し、かみ砕いて説明していただけると嬉しいです…)
 
 建.さんのおっしゃりたいことは、なんとなく分かります。
 ええと、現実には、お金や資源、国際世論などの制約があるわけで、理論上可能であっても、現代世界では無理、な発明とかありますよね。
 
 たとえば、軌道エレベータとか。
 赤道上(地球自転の遠心力を利用するため)に、成層圏まで達するエレベータを作れば、大気圏を脱するためのリスクが大幅に減るはず…とはいえ、そんなでかいもの、金銭面でも、材料の面でも、それこそ天文学的な負担がかかりますよね。
 
 あと、クローン技術とか、遺伝子操作、人体改造あたりは、国際世論の風当たり強そうですし。
 
 つまり、「金銭、材料(地球上に存在しないほどの量でも、レアメタルでもオッケー)、国際世論などの足かせを外した上でなら、理論上どこまで実現可能か?」ってことを聞かれているのだと思います。
 
 逆にいうと、実現可能なもので、SFチックなお話であれば良いのですよね?>建.さん
 
 …まあ、私はあまり詳しくないのでパスしますけど(;^^)
1998年07月03日:23時40分47秒
Re:質問の意味が分かりません / ボールMk−2
 理論上って・・・つまり、可能な限りのことをしたら、と言う意味ではないかな。              
 さぁ、私には何処までとは言い切れないが、「クローン人間大発生」ぐらいは出来るだろう。(笑)      
 「タイムマシーンは作れるか?」なんてことが数年前学会でやっていたのも耳にしている。まぁ、これは理論の話だけど・・・。                   
 ロボットの技術も進んでいるので「パトレイバー」が出てくるかも。(笑)                 
 しかし、技術なんてトップ・シークレットにしている部分も多く、「何処まで」というのは民間レベルでは分からないんじゃないか。                 
 正直いってマスメディアに流れている情報なんて、数年前の代物だよ。                   
 私には、このぐらいのことしか言えないが・・・。(すまん、役に立てなくて・・・)
1998年07月03日:22時05分26秒
質問の意味が分かりません / Dangerous Orange
 技術は実践であり理論ではありません。
1998年07月03日:18時53分16秒
理論上っ。 / 建.
現在の科学技術って理論上どこまで発展してるんですか?つまり、資金・資源使いたい放題、国際対立気にしない、という状態で。
1998年06月27日:14時18分00秒
ブラックホールの周囲に建造する案 / Anonymous
なるほど、マイクロブラックホールの周囲に建造するという手もありますね。
銅さんありがとうございます。
いろいろ調べて計算してみましたが、地球よりも2倍大きな(半径が倍)球殻なら中心のブラックホールの質量は地球の4倍、3倍大きな球殻ならブラックホールは地球の9倍、でいいんですよね?なにせシロウトなもので。
1998年06月27日:12時05分27秒
1Gのダイソン・スフィア / 銅大
ダイソン球ですか!

それは興味深いですね。そういえば以前、「エルフ17」という山本貴嗣さんの作品に ダイソン寺つー、無意味に巨大なお寺がありました。修行中の僧侶の数も、兆とか京と かの単位じゃなくて、10のnn乗だったりして。

Anonymousさんの設問

「ダイソン・スフィアを恒星の周りに(恒星の種類は問いません)構築し、表面の重力を 1Gにする方法はあるのでしょうか? 」

銅大の答え
恒星というわけではありませんが、地球サイズの質量を持つマイクロ・ブラックホー ル(ビッグ・バン時の天然モノか、知的生命体が作った養殖モノ)であれば、その周囲 に地球と同じ大きさの球殻を作れば、表面の重力は1Gになります。
同じモノを恒星で作ろうとすると、恒星の種類によっては「恒星のサイズよりも小 さい」ダイソン球殻になってしまいますし、そうでなくても巨大すぎて重力はともかく、 それだけ巨大な生態系が恒常性を保って維持できるのか、疑問があります。

で、これはもう余談になるのですが----

ダイソン球は、力学的には不安定です。リングワールドと同じく、重心がズレ始める と止まりません。不安定といっても、数百年や数千年のオーダーでは安定しているでし ょうが、ダイソン球は文字どおり「天文学的」な存在ですから、時間も数万年を単位に 考えるべきでしょう。実際、建造にもそれぐらいはかかるはずですし。
この不安定性を何とかするために、「リングワールドふたたび」でラリイ・ニーブン がとった手法が軌道制御用のロケット(作品中ではラム・スクープ・エンジン)です。 ダイソン球でも、同じ手法が使えるでしょう。エネルギーに不足はないはずです。

で、ダイソン球の目的ですが----ハードSFの観点からすると、人間を住まわせるの はあまり適切ではないように思えます。

やはり、sfさんがおっしゃっている「ダイソン球殻は太陽光のエネルギー大半を捕 捉することに意味がある」はずです。問題は、そのエネルギー(半端ではありません) を何に使うか、ということです。一番ありえそうなのは、恒星間(銀河間)通信用のレ
ーザーです。ただし、その場合はダイソン球殻である必要はまったくありません。
「第二創世記」(ドナルド・モフィット)には、自転する巨大な円盤群を恒星から正三角形に位 置するように配置して作り上げた、恒星のエネルギーの7割ほどを集める巨大通信機が 登場します。

RPGや小説でダイソン球殻を登場させる最大の問題点は「ダイソン球殻を作るほど の超文明人のドラマを作りにくい」点にあります。これは進化した文明を舞台とするド ラマであればどれでも共通しています。我々の視点からすると「便利すぎる」んですね。
この点を何とかするためにリング・ワールドでは「リング・ワールドを作った文明は 滅びた」し、第二創世記では「ダイソン球殻を作った(原)人類は絶滅した」ことになっ ています。

銅大(アカガネ ダイ)

1998年06月27日:07時32分50秒
ダイソン・スフィアにする理由〜 / YAN
 みなさん、ここでは初めまして。宜しくお願いします〜。
 
> Dangerous Orangeさん
  
 えっと、ひょっとしたらAnonymousさんは、表と裏の、両方に人が住んでる状況を作りたいのでは?
 
 「自分達の世界だけが真実だと思い込んでいた若者は、ある日驚愕の真実を知る…」
 みたいな。(「ここは地球じゃなかったんだ!」)
 
 あるいは、表と裏で、社会的上下関係があるっていうのも面白いかもしれませんね。
 外側の方がこの地球のように良い環境で、内側は、太陽が無くって(あるいはあっても)劣悪な環境だとか。
 逆に、外側の方が劣悪な環境…太陽が無い(あるいは遠いとか、逆に近すぎる)とか、まったく環境が整えられていないとか。
 
 で、虐げられている方は「闇の種族」とか呼ばれていて、それを退治すべく立ち上がったPC達は、真実を知って葛藤に苦しむ、とか。
 あるいは虐げられている方をPC側にして、支配的な「帝国」に立ち向かう、ていうのも良いなあ。うふふ…。
 
 ちなみに、こういう地学関係の話であれば、TRPGのための地学的設定の部屋というボードもありますよ〜。
1998年06月27日:01時17分03秒
茶々2‥かな? / Dangerous Orange
>それから、ダイソン・スフィアにしたい理由ですが、リングワールドでは地平線が存在しないのが問題なのです。あくまで外側に居住地域を作らねばなりません。それもできるだけ地球に似せた感じで。
 
 ならばなおのことダイソン球なんて大道具を持ち出すまでもなく、実物大地球の模型を一コ作ればすむのでは?
1998年06月27日:00時46分40秒
さらに補足 / Anonymous
条件を追加します。 人工太陽及び衛星はたくさんの数がまわっていますので昼と夜はしょっちゅう変わります。
それからsf様は、球体を恒星の周りに無数に並べる方法しかないと思われているようですが、現在ではプレート状のダイソン・スフィアの構築方法に関する理論が存在します。
それから、ダイソン・スフィアにしたい理由ですが、リングワールドでは地平線が存在しないのが問題なのです。あくまで外側に居住地域を作らねばなりません。それもできるだけ地球に似せた感じで。
質問を繰り返しますが、プレート状のダイソン・スフィアを恒星の周りに(恒星の種類は問いません)構築し、表面の重力を1Gにする方法はあるのでしょうか?
1998年06月26日:23時56分54秒
ダイソン球殻の意義 / sf
 ダイソン球殻は太陽光のエネルギー大半を捕捉することに意味があるのであって、陽光を浴びることのできる面積をたくさん作ることが主目的ではないと思うのですが……。(;^^)
#もちろん、現生人類の感覚だと、自然の陽光を浴びたいけど……。(;^^)
1998年06月26日:23時27分25秒
なんとなく茶々 / Dangerous Orange
>えー、どうも誤解があるようですが、私はダイソン・スフィアの外側を居住領域にしたいんです。
 
 じゃあダイソン球の出る幕ないんじゃないの?
1998年06月26日:22時54分06秒
だいそんの外 / でぶ猫
 おお、夜の世界ですな。
 すると数千年に一度、朝がきて視力にチャレンジされてる人以外は みんなほろんでしまうSF「朝きたる」がかけますな。
 
 ☆きっと、見ちゃなんないものみてがっかりしちゃうんだ。
(他のボードでのオヤヂモードがぬけないわし)
1998年06月26日:22時27分01秒
ダイソン球殻の外面 / sf
 空洞地球の場合同様に、外面には重力は発生するはずですよね。問題は、そのサイズがどれくらいだとちょうどいいかですか……。うーむ。材料の分量しだいで、どの軌道でも厚さによってしか重力は決まらないのかな?
 とりあえず地球を太陽に向いて相対的に静止するようにたくさん並べれば、夜の側……つまり外側だけでも住めるようになるんでないかなぁ、とは思うんですが。って、あとは、これって安定するのかという謎が……。これって支持構造が物理的に可能なんだろうか?(;^^)
1998年06月26日:19時36分19秒
補足 / Anonymous
えー、どうも誤解があるようですが、私はダイソン・スフィアの外側を居住領域にしたいんです。確かに回転させることによって内側には重力を生み出せますけど、外側にはできませんよね?
あ、そうだ。プレートの内側に質量、つまり人工地殻を作っちゃうというのはどうでしょうか?球の真ん中には恒星を入れないといけないのでがらんどうなんですけど、人工地殻の質量から重力が生まれないものでしょうか。
ちなみに太陽や衛星は人工のそれを用意してダイソン・スフィアのまわりをぐるぐる回すようにしました。
1998年06月26日:08時00分27秒
実は / でぶ猫
積分してみると、どんなサイズであろうと内側の重力は0にしかなりません。>ダイソンスフィア
(えーと、法則の名前があったはずなんだが、忘れた。とにかく、殻全体のう中方向への引力と外方向への引力は つりあってしまうのです)
 ただし、殻の厚み、質量分布が均質であった場合です。
 1Gを作るための方法として可能性がありそうなのは
「自転させる」リングワールドと同じですね
「質量分布を偏らせる」バランスがとれてはおそらく均質と同じになるので かなりおもいきって偏らせる必要があります。この結果、構造的には弱くなるでしょう。
 
 実は、10年前にある雑誌の投稿短編SF募集に後者の案を利用した小説を書いたことがあります。
(崩壊しつつあるダイソン球の中を、予兆である地震にゆられながら旅する話)
1998年06月26日:03時05分50秒
Re: ダイソン・スフィア / sf
 1Gがほしいのであれば、お手軽……かつ現在考えられる技術で可能なのは、地球をたくさんつくって並べることでしょう。この場合には利用効率はあまりよろしくありませんから、その外側に、農耕・工業用の小惑星をたくさん並べて囲むことになりますね。この場合には、昼は普通で、夜は……真っ暗か、反射光で明るいかのどちらかになるかな。
 軌道的安定性のもんだいは……どうせダイソン球殻系のシステムにはついてまわるし……。
 ……っと、ほかにもスペースコロニーをたくさん並べるという手もありますね。これについては、隕石や放射線、コリオリ力の人体への影響などから考えると、オニールの島3型では無理らしいので、もっとでかいのになりますか……。まあ、小惑星をくり貫いてぶんまわすみたいなのになるのかなぁ……。これで壊れない程度に大きなサイズってのは、どれくらいだろ?(;^^)
1998年06月26日:02時41分14秒
ダイソン・スフィア / Anonymous
こんばんは。
今やっているファンタジーRPGの世界を「ダイソン・スフィア」にしようかと思っているのですが、わからないこと
があります。表面の重力を1Gにするには、どの程度のサイズにするのが適当でしょうか。
詳しい方どうかご教授ください。
1998年06月26日:02時01分34秒
無から有を...。 / 漆黒の破壊者
質問されてたのと違うかも知れないけど、アニメで、「ビデオ戦士レザリオン」(←自信無い)って、いうのも、プログラムだけで何も無い空間からロボットを作ってた様な気が..(;^^)

あと、新田真子さんの書いた漫画で「RIOT」「RUSH」に、出て来るバニーガールも無から生まれた存在です。
これは、元素を寄せ集めるなんて物じゃなくて、プログラムが擬似物質になるって、よく判らない代物ですが。
1998年06月26日:02時00分38秒
クトゥルフ? / 陽陰
 いや、あのシステム(というか世界)では、現実世界でも大丈夫ですよ。
 ただ、azathoth(主神)の玉座まで行かないと駄目ですが。
 そこまですると、想像力だけで「無」から創造できます。(カットナー「ハイドラ」)
1998年06月26日:01時48分43秒
re:元素集積による物体生成 / 漆黒の破壊者
>うーむ、なんかこうポピュラーなガジェットの気がするんですが、これといったものが思い出せないなぁ……。

空中元素固定装置....、キューティーハニー (;^^)

#意味は、無いけどふと思い出した。
1998年06月26日:01時17分14秒
コンピューターで形の詳細を構築し、、 / ねこぱんち
 >とりあえずコンピューターで形の詳細を構築し、材料を大気中・海水中から集めて、意志によって現実化する・・・
 
 実は、電脳戦記バーチャロン(アーケード・ゲーム)の設定が近いです。
 バーチャ・コンバーターと言うオーバーテクノロジーに、巨大ロボットの論理データを叩き込んでみたらあら不思議、虚数空間から本物がでてきたって感じです(本当はもっと別の目的のはずだった、偶然の産物)。
 バーチャロイド(巨大ロボット)の操作系にしても、バーチャ・コンバーターの中に仮想で創られた搭乗者のコピー意識が、搭乗者の行動をシミュレートすることで、タイムラグ無しのレスポンスを可能にするとか、そんな感じ。
 あ、でもTRPGじゃあないね、、ごめん。
1998年06月26日:01時00分36秒
創造する機械 / Dangerous Orange
>想像した物体が、物質化されるという世界はありましたでしょうか。
 
 そういう内容のSFのマンガを見かけたような記憶があるんですが、なんて題名だったか‥住民は好き勝手モノが作れないように頭にリミッター仕込まれてて、主人公とかはそれが外してあるとかいう。
 RPGだとクトゥルフのドリームランドとかナイトメアハンターでそんなルールがありましたね。モノを作れるのは夢の中でですけど。
 
>とりあえずコンピューターで形の詳細を構築し、材料を大気中・海水中から集めて、意志によって現実化する・・・
 
 超能力ヌキでそういう小道具と言ったらやっぱナノテクナノマシンでしょう。参考文献書いときますね。
>あとは……ドラえもんとかでも、何度か出てきたような。(;^^)
 
 「着せ替えカメラ」ですか?(^^)
1998年06月26日:00時39分27秒
元素集積による物体生成 / sf
 うーむ、なんかこうポピュラーなガジェットの気がするんですが、これといったものが思い出せないなぁ……。
 ローダンでも<それ>が使ってたし……。ああ、走査・再生型の物質転送/電送機なんかは、原理的には想定されているのと同様のものだと思います。
 あとは……ドラえもんとかでも、何度か出てきたような。(;^^)
 ナノテクで物質の再構成をやるってのは、結局この手の古典的な元素の精密操作を、いまふうの理由づけしたものなんですよね。
1998年06月24日:18時28分04秒
Re:具象化システム / Ray
 TRPGに於いては、ナノテクの応用で物質形成やったりする連中が、
『サイバーパンク2.0.2.0.』の姉妹編である『サイバージェネレーション』のPCに居ますね。
(言われている物とは、ちょっと違いますが)
 
 建さんが言われているのとほぼ同様の、“意志”を絡めた具象化システムとしては、
『ソルジャークィーン』シリーズ(朝日ソノラマ文庫)に出て来る『トレジャースター』等が存在します。
 まあ、上記はSFと言うよりも「オカルト的パラダイムシフトを経たスペースオペラ」ですが。(^^;
 
1998年06月24日:12時34分42秒
想像具象っ。 / 建.
初めまして、建ともうします。SFに関する知識がどうにも欠乏しているのでお聞きしたいのですが、
想像した物体が、物質化されるという世界はありましたでしょうか。
とりあえずコンピューターで形の詳細を構築し、材料を大気中・海水中から集めて、意志によって現実化する・・・というような世界観を創ろうかと思っているんですが。参考資料になるようなものがありましたら御教え頂きたいと思います。
エヴァンゲリオンで出たサルベージみたいなものですか。メガテンの悪魔召喚とか。
1998年06月15日:20時02分49秒
スタークラフトのTRPG、既に作っている人います? / セス
毎々お世話になっております、セスです。 本当はオリジナルTRPG作成系の部屋になるんだろう けど、しっくりこなかったのでここに書きます(汗) ブリザードのパソコンゲーム「スタークラフト」ですが、 シングル(内職用ね(笑)インターネット経由バトル・ ネット対人対戦はマルチ)のキャンペーンモードですと テラン(人間)、ザーク(エイリアン)、プロトス( 機械化ザイバー)の3種族それぞれ10個のシナリオと 間のショートコンピュータームービーが4個あって、 全部30個+12個やると一応ひとつの笑えるスペース オペラになってます(マルチの方はただただ対人で戦って 買ってランクを上げて自動集計のラダーの順位を上げる だけですが(汗))。 で、なかなかその3種族や世界の設定や、背景の歴史 設定も笑えます。勿論、商業レベルではまだスタクラ のTRPGは存在してません。もし、どなかた創造中 ならチャットTRPGでもと思いまして(核爆) なんか任天堂の64でスタクラを出すとか、出さない とか(笑) でわでわ、今後とも宜しくお願い申し上げます。
1998年04月02日:01時22分43秒
未受精卵からの発生・分化 / 元木元
 初めまして。元木ともうします。
 未受精卵からの発生についてですが、脊椎動物でもワニなどの爬虫類では、ある種の刺激で処女生殖をするのが確認されています。ただし生まれた子供は単相(n)ですので、生殖能力はありません。
1998年01月09日:01時35分23秒
実に細かいことですが(^^;ハチについて / Dangerous Orange
> 未受精卵でクローンができるかどうかですが、少なくとも昆虫では可能でしょうね。処女生殖が良くあることですから。(働きバチなんかもみんな、女王蜂のクローンだといえたような気が……)
 
 本だったかテレビだったかで見たんですが、ミツバチの卵は授精すると働きバチまたは女王バチに、未授精の時(処女生殖)にオスバチになるそうです。なので、クローンとは違うかと。
 授精した卵が将来働きバチになるか女王バチになるかは育てられ方で決まるとか(女王バチになる予定の幼虫にはロイヤルゼリーが与えられる)。
 
#処女生殖(単為生殖ともいう)でクローンを生む例としては、アブラムシあたりではないでしょうか。
1998年01月08日:23時07分59秒
クローンの件の感謝他 / 陽陰
 お答えくださってありがとう御座います、ナカザキさん、sfさん、神尾さん。
 
 で、まとめると、遺伝子欠陥の確率が高く、個体のクローンは確率的にしか完成しない、ということですね。
 で、欠陥さえ起きなければ、元のと同じ個体は出来上がる、ということですかね。
 それともそれは私の読み違いで、全然違う謎の生命体が出来上がるということなんでしょうか?
 
 どちらにしろ、卵(精)細胞だけからつくると、個体として違うものが出来るというのは面白いですね。
 子供を親の分身とは言えないのですね。ま、嫌いな表現だからどうでもいいことですが。
1998年01月08日:21時47分19秒
未受精卵のクローン / 神尾
 何か茶々みたいになりますが。1個の卵(精)細胞から個体を作った場合その元になる個体とは違う遺伝情報を持つことになると思います。

 普通、遺伝子は2本で一組で片方だけが(細胞ごとに父親由来のものが働くか母親由来のものが働くかは違う)働いていますから当然1本しか持たない場合はクローンではないわけです。

 それで、何らかの方法で(薬剤で処理するとか、別の卵(精)細胞の核と融合させるとかで)2倍体にしたとします。でも、卵(精)細胞ができるときには交差という現象が起こって元々の個体の親由来の遺伝子が混ざるわけです。例えば1つの遺伝子上に4個の実際に意味のある配列があるとしたら、それぞれ両親由来のものがあるわけです。で、その個体の卵(精)細胞の遺伝子は(父親由来のもの:母親由来のもの)が(4:0)、(3:1)、(2:2)、(1:3)、(0:4)というパターンができます。
 で、父親由来の遺伝子と母親由来の遺伝子の割合が元の個体と同じようにならないと、元の個体とは違う遺伝情報を持つ個体ができるのでクローンではないわけです。実際には遺伝子の数は山のようにありますから元の個体と同じ組み合わせができる可能性はまず無いと考えられますからこの方法ではクローンは作れないのではないでしょうか。
1998年01月08日:00時45分36秒
クローンと遺伝子欠陥 / sf
 遺伝子をいじくって細胞に入れたりする過程で、物理的・化学的に遺伝子が傷つけられるため、少なくとも現在の技術ではクローン技術は完全に同じ遺伝子を持った存在を作成できるというものでもないようです。
#遺伝子欠陥で死ぬことが結構あるらしい……。
 未受精卵によるクローンですと、最初のエラー訂正がないわけですから、欠陥比率はかなり跳ね上がるものと思われます。
1998年01月08日:00時39分22秒
未受精卵子のクローン / sf
 専門でもなんでもありませんけど……。
 そもそもクローン研究では、未分化な胚組織は扱いが容易なため、昔から使用されていたはずです。受精卵子のクローン(って実は単に人工の双子ってことですけど)は古典的な技術というわけですね。で、未受精卵子から核を取り出して分化後の細胞から取り出した核を入れ、分割させるというのが、長年行われてきた一般的な分化後細胞からのクローン方法です。
 未受精卵でクローンができるかどうかですが、少なくとも昆虫では可能でしょうね。処女生殖が良くあることですから。(働きバチなんかもみんな、女王蜂のクローンだといえたような気が……)
 基本的にオスメスの遺伝子は照合によるエラー訂正機能が重要なのであって、実用的には片方だけで十分な情報があります。(分裂後にどうやって二本に戻るのか思い出してみてください(;^^))
 とりあえず魚類では未受精卵の刺激による発生は容易に実験できる(けど普通は途中で死ぬ……)ことらしいのですが、それ以上複雑になると実例があるのかは分かりません。
1998年01月07日:23時58分01秒
RE:RE:素人考え / ナカザキ
> 生殖細胞の染色体数は半分である。
> ということは、遺伝子情報も半分なのでは、という疑念。


分裂時に何らかのマーカが作動しているかどうか(選択的に情報が伝えられているのかどうか)と言う問題ですよね?

‥‥そういえば、どうなんでしょうね。

#考えてなかった(^^;

対になった染色体のどちらか片方をランダムに伝えているのならば、一応の情報は揃っていると思うのですが。


1998年01月07日:23時44分59秒
RE:素人考え / 陽陰
 ナカザキさんの仰ることは考えたのですが、以下の理由で結論がでてません。
 
 生殖細胞の染色体数は半分である。
 ということは、遺伝子情報も半分なのでは、という疑念。
 
 だから、遺伝子欠陥を産んでしまうんじゃないのかな、という考えなんです。
1998年01月07日:23時03分12秒
素人考え / ナカザキ
> 「生殖細胞が一個だけある時に、クローンの生成は可能か?」

とりあえず、生殖細胞の核を何らかの方法で2つに増やす。
次に、2つのうち片方を、雌由来(これは卵子のみが手元にある場合。精子のみがある場合は雌由来)のものとするコードを書き換えて、雄由来と誤魔化してしまう。
しかる後に受精させる。

これでどうでしょう?タイトル通り、素人考えなんですが。


1998年01月07日:22時55分49秒
条件追加 / 陽陰
 条件を追加します。
 
 生殖細胞は、片方しか存在しない。
 つまり、精子がある場合、卵子がない。
 卵子がある場合、精子がない。
 
 それぞれの場合について仮定してみてください。
1998年01月07日:22時53分56秒
生殖細胞からのクローン / 陽陰
 遺伝子関係は殆ど素人の陽陰です。
 で、改善委員会の方でクローンの話がでた?!ときにかねてからの疑念が再燃したので、誰か詳しい方、考えてください。
 調べるにも、暇と脳味噌がないもので(^^;
 
 「生殖細胞が一個だけある時に、クローンの生成は可能か?」
 というものです。
 用法が間違っているかもしれないので定義しておきますが、生殖細胞というのは、卵子、若しくは精子のことです。
 
 そして、科学技術は以下のとおりと仮定します。
 
 遺伝子情報を解析できる。
 これを元にタンパク質を合成し、遺伝子情報を持たすことが出来る。
 得られる情報は利用できても、想像(誤字じゃないです)することは出来ない。
 ライフサイエンスの倫理上の問題は全く存在しない。
 
 こんな物で、どうでしょうか?
1997年12月28日:19時26分38秒
タランチュラ / まさと
 ・・・あ、それ、ひょっとして、ブルー・ソネット、とかゆーマンガでわ(^^
 
 まぁ、でも、そーゆーネタなら他のマンガでもけっこーありそーですね。
1997年12月28日:19時02分20秒
単分子ワイヤの地雷といえば… / YAN
 昔のエスパーもののコミックで、「タランチュラ」という極細のワイヤを打ち出して、敵に絡めて切り裂く殺戮兵器が出てました。
 
 サイバーパンク物で出したら、けっこうエグイかも。
1997年12月28日:14時29分58秒
どーも、ありがとうございます。 / まさと
 すばやいご返事ありがとうございます。
 
 どーやら、単分子ソードは本当に単分子のようですねぇ。
 私のサイバーパンクとゆーと、2.0.2.0.、とゆー事になるんですが、うーん、あれの単分子ソードは偽物なんですか・・・いや、別にだからどーだとゆーわけではないんですが。
 では、また。
1997年12月28日:00時50分00秒
単分子剣 / sf
 まさにここで扱う内容だと思います。
 単分子ワイヤというやつは数原子程度の細くてなんでも切れるという(長いカーボンナノチューブとか)ものが想定されているとおもうのですが、これ、なんでも切り裂いてしまえるものの、切断面が滑らか過ぎるので通過したあと全部くっついちゃうわけです。真空接着ですね。太さにもよりますが、ワイヤ単独では武器としてはおそらく無意味(現在のような同期型で今より集積度の高い集積回路なら壊せるかも……)でしょう。十分太いなら逆に、切れ味が単なる繊維といっしょですから、単なる丈夫な繊維としてしか使えませんし……。
 そこで、切断したあと鋭利な刃を用いて傷口を切り開いていけるようにしたものが、単分子ソードと呼称されている存在だと思います。切断対象に位相欠陥を作ってそれを切り開くと考えますと、ネット状の単分子繊維を押し出すような器材が望ましいのかな。刃は単分子繊維を保持できるものですから、これも単分子構造が望ましいですね。
 おそらく、単なる単分子の刃ですと、強度は強いけど、切れ味は普通の金属や石器(宝石含む)と大差ないでしょう。せいぜいちょっと丈夫なダイヤモンド(位相欠陥を無視すれば、共有結合結晶も単分子といっていいですよね)の刃みたいなものが上限でしょうね。
1997年12月28日:00時20分12秒
一寸ずれるけど / ハリ=ハラ
 対人用地雷って、それ自身の爆発力とともにベアリングや針などを飛ばしてそれによって殺傷力を高めている物が結構ありますよね。
 そこで聞きたいのですが、これらの弾体の代わりに単分子ワイヤを飛ばすようにしたらどうでしょう?
 単分子ワイヤであれば、数万本を束ねて装着したとしてもそれほどサイズを取りませんし、爆風により殺傷範囲も広がりそうな気がするのですが。
 
 (ただし、弾体としては軽すぎる為運動エネルギーは少なくなってしまうと思いますが)
1997年12月28日:00時01分09秒
単分子ワイヤ / 陽陰
 フィフス・エレメントでも使ってましたね。
 
 >単分子ワイヤーを刀の部分に装着したものが単分子ソードという話を聞いた覚えがあります。
 >だから刀身は何でも良いとかいう屁理屈っぽい落ちがつくんですが。
 
 刀身は、靭性があれば何でも良いと思います。
 ただし、刃である単分子ワイヤーが切断物に触れるような厚みでないと役に立ちませんね。
 深く斬りつけるなら、単分子ワイヤを振り回す方が良いでしょう。
 見えないですし。
 まあ、とても難しいでしょうが。
1997年12月27日:23時25分55秒
単分子ソードって / 蒼
 あんまり自信が無いですが、
 単分子ワイヤーを刀の部分に装着したものが単分子ソードという話を聞いた覚えがあります。
 だから刀身は何でも良いとかいう屁理屈っぽい落ちがつくんですが。(そうなると単分子チェーンソーではという気もするけど)
 あと単分子ソードについてもう一つの仮説。
 単分子の刃を鋸状に植え付けた剣。
 ○が刃となる原子、□が剣の素材というかんじで。
  
  ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○
 □□□□□□□□□□□□□□□
 ・・・・結局、先にあげたのと大差ないですな。
1997年12月27日:21時37分05秒
Re:単分子 / Ray
 はい、お答え致します。
 単分子とは、文字通り「一つの分子で出来た」素材です。
 サイバーパンク系統で良く見かけると言われると「SR」の『モノフィラメントウィップ』と言った物でしょうか?
(「2020」の『モノブレード』の方は「まがい物」でして、単分子とは違うのですが)
 SFRPGでは「リングワールド(未訳)」の『単分子ワイヤ』が(私にとっては)印象深い物があります。
 
 性質としては、ほぼ共通して「非常に強靱である」事が挙げられます。(分子結合に働く力が非常に大きい事から)
 尤も、刀身にするには(現在考えられている製法上)一寸難しい為、「SR」等では『ワイヤーソー(糸鋸)』の様に使っていますね。
1997年12月27日:20時33分30秒
単分子 / まさと
 ここがふさわしい場所だとは思わなかったんですが、なんか他にないよーなので、ちょっとここで質問を。
 
 えーと、よくサイバーパンクとかに、単分子ソード、とか出てくるんですけど、あれってなんなんですかねぇ?
 なんか字面の印象では、単(1つ)の分子で出来たソードのよーなんですが、うーん、本当なのかなぁ、とゆー気もするし。
 
 どなたか教えて下さいな。
1997年11月09日:08時04分41秒
宇宙での戦闘について 4 / 混沌太郎
 何故光秒単位の距離で砲撃戦をしなければならないのか?...それはそれ以上近づくと百発百中の嵐であっと言う間に戦闘が終わってしまうからです。
 技術的な問題から余り大きな回避加速度を得られない場合は?...砲戦距離はさらに長くなります。
 装甲などにより、回避不可能な距離まで接近しないと有効な打撃を与えられないような場合にはどうなるでしょうか?それでも一点にエネルギーを集中されるのを防ぐために回避運動は行う必要があります。
 また、回避運動を常に一定に行っている必要はなく、最も危険な時に多少無理してでも高速機動を行うことにより若干の有利は稼げるはずです。その辺りに艦隊/戦隊指揮官、ないし艦長の力量が関わってくることもあるでしょう。
 観測または射角調整の限界が回避の限界よりも短い場合はどうでしょうか?...この場合、回避運動はほとんど無意味です。ある程度無作為的になるのは我慢して、上手に火力を集中できた側が勝機をつかむことでしょう。
 
 先に私が挙げたのはあくまで一つの例であって、重要なのは戦闘において実際には何をやっているのか考えることだと思います。
 弾速と回避運動の関係についてきちんと考えているSFを余り見ないような気がしたもので。
 
 観測機器の脆弱性についてですが、まず兵器の威力の関係で、どこに当たろうと一撃でお釈迦になるような場合には全く気にする必要はありません。
 そうでない場合、当たり所が気になる場合には、それ自身では攻撃力の非常に低い信号、例えば重力波とかニュートリノとかを観測するというのはどうでしょうか。まあ問題は色々あるかもしれませんが。
1997年11月03日:11時04分58秒
訂正(^^; / Dangerous Orange
>19世紀にベレッジが
 
 ベレッジじゃなくてバベッジですね。チャールズ・バベッジ。
1997年11月02日:17時59分54秒
かしこいナノマシン / Dangerous Orange
 今さらながら、ドレクスラーの「創造する機械」を読みました。今の技術からどのようにナノテクへ発展するかの予測から、ナノテクに出来る有益なこと、ナノテクの危険性とそれに対して備えるにはどうするかなどなどを深く洞察しています。やっぱりナノテクの言い出しっぺだけあって、この人天才ですね。(^^)
 
 この本に書いてあった事ですごいと思ったのが、ナノマシンの中枢になるナノコンピュータのアイディア。19世紀にベレッジが考案した歯車式のコンピュータってありましたよね。それをナノサイズの部品で組み立てるんだそうです。やっぱりコンピュータというと集積回路か、進んでもバイオコンピュータとかって思いこんでましたから、この先祖返り的かつ先進的なアイディアには意表を衝かれました(^^;。ドレクスラーは人間の体細胞の1000分の1程度の体積のナノコンピュータでスパコンレベルはいける、と見積もっているとか。
1997年10月15日:18時18分44秒
宇宙の資料って(^^; / ナカザキ
> えーと、ハード系宇宙戦闘もののために必要になりそうな資料は、AD2045ホー
>ムページに集めてあります。


‥‥‥‥‥あはははは(大汗)
私は技術文献検索にNASA Technical Report Server (NTRS), v 2.0を良く利用しております。
登録されている文書に日本で手に入るものが少ないのが欠点ですが、国会図書館までいけばNASA Technical Reportは読めるはずです。
あと、惑星探査関連ならMission Thumbnail: Planetary Explorationですかね?

全て英語文献ですので、悪しからず。

しかし、どっちかというとやはりポピュラーサイエンスから紹介した方が裾野が広がって良いと思うのだが‥‥‥あまり見かけませんねぇ。


1997年10月14日:18時13分01秒
宇宙の資料URL / sf
 えーと、ハード系宇宙戦闘もののために必要になりそうな資料は、AD2045ホームページに集めてあります。人外協のページもあります。
#わたしも幽霊会員でしたが、当時は資金難で継続ができなかった……。(;^^)
 通俗科学解説書の紹介なんかも増やしていきたいとは考えてます。(ポピュラーサイエンス・シリーズが最近面白いかも)
1997年10月14日:15時32分06秒
RE:砲撃戦&まとめて / 漆黒の破壊者
>ちなみに、私は『反動推進を使用する宇宙船で』はるか彼方から砲撃戦をする理由は思いつけません(^^;

有るとするなら、大質量兵器に対する迎撃戦の際に大質量に付随して護衛がついてるとか。
本来なら、大質量のベクトルを変えるだけだが、護衛がいるために接近出来ないし、遠距離からのミサイル等も有用でない。
同様の質量兵器でカウンターも狙えないと...。どうしようもない状態。
位では、無いでしょうか?(^_^;)

#言い換えれば、機動しない物に対する襲撃と護衛に関る様な話ですね。
#まさに、外惑星動乱に有りそうなお話。(でも、絶対にあり得ないですが..。)
もっとも、超光速航法のたぐいは無いとの仮定が大前提ですが...。


> 後、光子帆船は電気推進(イオン・ドライヴ)より、遙かに推力が小さいですよ。

確かにそうでね。幾つかの仮定を用意するなら可能性が有るかなと考えてたのですが...、
戦闘を一恒星系内に限定し、内惑星と外惑星間の戦争を仮定し、艦艇の初期加速を磁場によるカタパルトで行い、初速を獲得し以後、艦艇をレーザーで、追尾し帆を押し続ける....で、最終的にどのくらい加速できるのかは...(笑)
#計算出来ないし、仮定が多いからね(笑)

まぁ、思いつきなもんで深くは考えてませんm(__)m、

#しかし、人外協のHPのアドレス忘れてしまった(笑)
#一応、少し前の会報に記入されてるのは知っているのですが...^_^;
#一応、FCに入ってたりするのですが...(^^ゞ いわゆる、幽霊会員です(笑)
1997年10月14日:12時35分26秒
砲撃戦 / ナカザキ
> なにより、「何故、光秒単位で砲撃戦をしなければならないのか」と言うのが、
>私にとっては最大の問題なのですが。(自爆)

困るところですね、たしかに。
ちなみに、私は『反動推進を使用する宇宙船で』はるか彼方から砲撃戦をする理由は思いつけません(^^;

> どの様な戦略、戦術的状況が考えられるでしょう? 

どちらかというと

・小質量の散弾攻撃(谷さんがすでに書かれていたような)
・大質量で押し潰す(回避されると思うが)
・小型エンジンを相手の船舶にとりつけ、帰還可能な軌道から押し出す(例えば鉛直方向、ただしこれも面倒臭い)

こんなところですかねえ。


1997年10月13日:21時27分54秒
Re:まとめて / Ray
 「クレギオン」についてはまあ、一応ここもRPGの為のボードと云う事で、無理矢理入れてしまったのですが。
 私は、海賊の癖に国家建設に勤しんでおりました。色々観た限りでは、むしろ「第2次大戦直前くらいの海空戦」のイメージでしたね。
 流石に、無茶だと云う事が判ったのか、#2以降では、少しづつは真っ当になった様ですが。
 ちなみに、野尻抱介さん(マスターの一人、#2のG・マスター)の小説の方は、結構「真っ当」なモダン・スペオペに仕上がっております。
 まあ、そう云うモノもあったと言う事で。
 
 後、光子帆船は電気推進(イオン・ドライヴ)より、遙かに推力が小さいですよ。(大規模にすれば、安価に上がるから、恒星系内の物資輸送等には使われると思いますが。) 判ってて言っている様ですが。
 対消滅自体は、現在考え得る最良の効率です。(量子ラム等を除く)
 悪いと言うのはおそらく、「陽子−反陽子反応による対消滅ロケット」の事だと思いますが、それでも質量の67%程をエネルギーとして取り出す事が出来ます。
 これは、核融合等とは比較にならない程の効率です。(最も、これでもお隣の恒星に行くのも大変な事なのですが。)
 目立ち過ぎるとの事ですが、反動推進を使う以上、どうせ目立つのです。(笑) 目立たない様な物だと、すなわち低エネルギーと云う事で、噴射速度が上がりませんから。
 
 光秒単位で戦闘するには、確かに恐ろしく沢山の要素を必要とします。
 なにより、「何故、光秒単位で砲撃戦をしなければならないのか」と言うのが、私にとっては最大の問題なのですが。(自爆)
 どの様な戦略、戦術的状況が考えられるでしょう? 何故「砲撃戦」が起こり得るのか? 皆さんはどの様に考えますか?
1997年10月13日:19時31分58秒
くれぎおん?! / 漆黒の破壊者
>ホビー・データのネットRPG「クレギオン」においても、(特に#1の頃は)「砲戦距離3000万km」等という 極道な事をやっていましたね。(観測データは超光速で往復する「プローブ」から受け取っていたらしい。)

マスターが泣いてたゲームですね、「こんなSF考証じゃ、リアルな戦闘描写出来る訳無い」と...(^^ゞ
一応、参加してたけど、通商破壊しかしてなかったので、よくは判らないです。
#えせSF考証好きさん達が谷さんの小説から引っ張ってきた様な理屈で話を進めようとされてたみたいですが...、スケールが違うんですよね(笑)
#それに、光速を結構容易に越えてたから、今回の話の引き合いに出すのは不向きかと...。どちらかというと、ドッグファイトに近いノリだった様な...。向こうが最初にイメージしていたのは。
1997年10月13日:19時17分45秒
re:訂正+RCS / 漆黒の破壊者
>>どうしても、比推力の大きな(エネルギー効率の良い)機関でないとお話にならない訳で……。

>でも、電気推進はやめましょう。あれは推力が小さ過ぎます(涙)

じゃぁ、光子帆船ってのはどうでしょ...?(笑)
#対消滅は、以外と効率が悪いとか聞いたし、核パルスも結構、面倒そうだし(それより、目立ち過ぎる様な気がする)


光秒単位での戦闘における、最小限の要素ってどんな物があるんでしょ?
センシング技術、砲身制御技術、船体制御、移動能力、初期速度...、結構、複雑な要素がありますね。

1997年10月13日:17時28分31秒
訂正+RCS / ナカザキ
>出るのは速度(v)ではなく加速(a)では? 
>これに時間(t)を乗じたモノが速度ですから、持続しなければ小さい物
>でしか無いですよね。(上で引用している様に。)

あ、たしかにここは不正確でしたね。

>また、RCSでも小惑星帯どころか、太陽圏外にまで行く事は(パイオニアやヴォイジ
>ャーの例もありますし)可能です。

これも説明不足でした。
黄道面に垂直方向の小惑星をターゲットにする場合、RCSでは不足との計算結果が発表されていますね。
たしかに、黄道面にほぼ沿っている場所なら、RCSで十分です。

>どうしても、比推力の大きな(エネルギー効率の良い)機関でないとお話にならない訳で……。

でも、電気推進はやめましょう。あれは推力が小さ過ぎます(涙)


1997年10月10日:15時16分21秒
祝!LOG001 / Ray
 おお、遂にこの部屋もLOGが切れるようになったか……天羅の掛け合い所なんて週一以上のペースですけど。
 
 To ナカザキさん
 >「特性速度Δvは比推力と質量比の関数であり、最終速度はこの二つのファクターによって決定される」
 まさに仰る通り。この辺りは基礎中の基礎ですが、世の宇宙SF作品のどれだけが、これを無視していることか……。(涙)
 >確かにΔvは質量比の対数の関数ですが、推力さえ大きければΔvが小さくても速度は出ますよ。(むろん持続はしませんが)
 との事ですが、出るのは速度(v)ではなく加速(a)では? これに時間(t)を乗じたモノが速度ですから、持続しなければ小さい物でしか無いですよね。(上で引用している様に。)
 また、RCSでも小惑星帯どころか、太陽圏外にまで行く事は(パイオニアやヴォイジャーの例もありますし)可能です。質量比をそれこそ天文学的な数字にするか、何年も慣性航行したり、フライバイを行うのなら……ですが。
 結局、混沌太郎さんのお題の様な「光秒単位の砲撃戦」をする為には、どうしても、比推力の大きな(エネルギー効率の良い)機関でないとお話にならない訳で……。
 
 To 漆黒の破壊者さん
 >#多分、それ以外の理由は無いと思うが...。
 単にユーザー辞書の方に『クァール』で登録しただけだったりして(笑)
  
 >と、言うことは、無理ですかねぇ。Ray氏はこの辺も出来てるものと仮定されてたのですか?
 はい、そうです。というか、そうでもしないと超高温プラズマなんて危なくて扱える筈がないと思っていますから。 かなり無茶かも知れませんが、「絶対不可能」よりはマシなのではないかと。(あの谷さんですら、磁場式のバサードラムジェットを使っている位ですし。)
 >私の書きこみに対するレスの中に「機動爆雷」の言葉が有りましたが、記憶が正しければ、これを盾代わりには使った事は無かったと思いますが?  
 無かったかも……。(汗)あれの用法は基本的に「敵艦の軌道進路の前方に破片のスクリーンを張る」ですから。でも、対抗雷撃とかは出来ないのだろうか?やっぱりコストの問題かな?(相手の爆散以後では遅いし、爆散円が広がりすぎても無意味だし。その為のセンサー等のシステムを積む意味は少ないですかね。)
 
 >#あ、そうか、センサーをばら撒いてしまえば関係無いか。そうすれば、大きな船体も必要ないし。  
 そうです。使い捨てか、再利用型かは兎も角、センサーと通信機を乗せた物(プローブと呼んでますが)を、複数バラ撒いておけば解決します。 これならアクティブセンサーも使い易いし(自艦の位置を暴露し難い)、データリンクさえしてれば、立体視も可能ですし。ある程度自航能力を持たせておけば、より使い易いでしょう。
 ちなみに、「ゾディアック級フリゲート」にも、使い捨てのセンサーシステムがあるそうです。(「人外協」HP参照)
 
 あと、「光秒単位の戦闘をするSF」ですと、真っ先に出て来るのはSFRPGの「トラベラー」シリーズですね。ルール拡張以後だと、「1ヘックス3万km(0.1光秒)、1ターン30分」の宇宙船戦闘が可能です。
「トラベラー:ザ・ニュー・エラ(TNE)」になるとこれに、「恐ろしく残り少ない推進材」という悩みまでプラスされて、物理法則を呪いたくなります。(自艦の慣性までちゃんと保存して呉れるのですよ。)
 また、ホビー・データのネットRPG「クレギオン」においても、(特に#1の頃は)「砲戦距離3000万km」等という極道な事をやっていましたね。(観測データは超光速で往復する「プローブ」から受け取っていたらしい。)
 小説の方だと、流石に多くは無いでしょうね。すぐ手元にあった物だと、「地球連邦の興亡」(佐藤大輔著)に、「巡洋艦の場合、ほぼ100万キロ(中略)戦艦の場合は120万から150万キロ程度」とあります。ビーム径1センチのガンマ線レーザーが、100万キロ先では約18.4センチ径になっていたりと、 結構「らしい」記述がそこここに。著者は、あの「レッド・サン・ブラッククロス」等も書いていますが、「征途」や「遙かなる星」等では、架空戦記というより、「架空宇宙開発史」になっているところが、何ともSFファンの心をくすぐって呉れます。
 
 >谷さんの著書を読まれてる方を発見できてラッキー(^O^)
 との事ですが、私の方こそラッキー (^_^)「火星鉄道一九」やら「巡洋艦サラマンダー」やら言っても判らない人が多くて。「戦闘員ヴォルテ」は無いけれど、その他の「航空宇宙軍史」はほぼ揃ってます。
 ところで、「人外協(谷甲州黙認FC青年人外協力隊)」のHPには行かれてますか?なかなか興味深かったですよ。
 
 やっぱり、私もまとまりが無いなあ。(苦笑)
1997年10月10日:06時32分01秒
LOG 001 / sf
 TRPGのためのSF設定の部屋 LOG 001に開設以来1997年10月08日までのログを移動しました。
1997年10月09日:22時27分42秒
捕捉 / ナカザキ
先の書き込みにさらに不足がありました。
ΔvとIspを書き間違えているのは、カッコの内部とスペースの後の文章においてです。

正確に書き直しますと、
「特性速度Δvは比推力と質量比の関数であり、最終速度はこの二つのファクターによって決定される」
が正しいですね。
なお、特性速度は比推力の差でも大きく左右されますから、Isp=3000秒の電気推進(ただし出力は20mNがMAX)では到達可能な小惑星に、RCS(出力は数N)で到達することは不可能のようです。


1997年10月09日:22時13分11秒
間違い / ナカザキ
間違い発見です。
先の書き込みにおけるΔvはIspの間違いでした。
初歩的なミスで済みません。
1997年10月09日:22時09分55秒
低速飛行 / ナカザキ
> 私が気になるのは、冷厳なる物理法則である「質量比」の事です。極論ですが、宇宙船の最終速
>度を決定するのは「エネルギー効率」と「質量比」だけです。
>「質量比」が小さければ、どんなに高出力の機関があろうと、極低速で終わってしまいます。

Δvと推力のことですね。(蛇足。Δvは比推力と呼ばれる値でして、エンジンの経済効率を示す値だとでも思って下さい。かなりいい加減な説明なので専門家に怒られそうですが)
確かにΔvは質量比の対数の関数ですが、推力さえ大きければΔvが小さくても速度は出ますよ。(むろん持続はしませんが)

現状で言うと、Δvが大きい推進機関は、推力が小さいものになってますね。
電気推進などがΔvの大きい機関になるわけですが、あれははっきり言って推力が極めて小さいものです。
20mNなどという出力はザラですが、比推力は化学ロケット(RCS)に比較して一桁ほど違ったはずです。


1997年10月09日:21時58分54秒
ホイールによる姿勢制御 / ナカザキ
> フライホイールの使用ですか。現実に使われている物ですので、理論的には無
>理が無さそうですが、実は重大な問題が存在します。それは、フライホイールの
>質量です。回転速度を上げる事でかなり軽減できるでしょうが、それでも、艦船
>の総質量に比してある程度の割合を必要とするでしょう。

必要とされるのは角運動量ですので、回転速度を上げることで重量の軽減は 可能ですね。
なお、現在日本で使用が検討されている新型ホイールの重量は、探査機重量(ウェットマス)に対して一つあたり3%程度です。
スケールダウン/スケールアップしても、回転性能次第で質量増加は何とか抑えられるのではないでしょうか。

質量よりも問題になるのは、回転速度を上げた時に発生するじょう乱だと思います。


1997年10月09日:20時00分11秒
re:漆黒の破壊者さんへ / 漆黒の破壊者
>書き込みを考えている間にまた書き込みが……。ところで、『クァール』と読んで良いのでしょうか?(笑)

問いかけの理由がイマイチ判らないのですが、元ネタの事なら○、それ以外での意味でも、多分○です。
#多分、それ以外の理由は無いと思うが...。

>べクタードスラスター(推進方向を変える)やビッフィング(主機の排気をダク
>トでバーニアまで運ぶ)を使って、主機の出力を使うのが一番でしょう。

多分、物理的と言うよりは、常温(高温)超伝導な物質で電磁気学的(?)に方向を偏向させるしか...(笑)
と、言うことは、無理ですかねぇ。Ray氏はこの辺も出来てるものと仮定されてたのですか?

Ray氏へ
私の書きこみに対するレスの中に「機動爆雷」の言葉が有りましたが、記憶が正しければ、これを盾代わりには使った事は無かったと思いますが?
確か、「砲戦距離12000」の中でセンシングに対する防御手段として、使用はしていたようですが...。

>シールドとしてなら、推進排気を不完全反応させて(未反応の推進材と一緒に)前方に撒くのが基本でしょう。減速も出来る 上、多くは電離しており、質量を減らす事で加速性能も上がる事になる訳です。

でも、それでは自分のセンシングや砲撃の邪魔では?(笑) 戦術をどうするかって話になるんでしょうけど。
#あ、そうか、センサーをばら撒いてしまえば関係無いか。そうすれば、大きな船体も必要ないし。


ところで、混沌太郎さん、光秒単位での戦闘をするようなSFってなんかありますか?
すみませんが、教えて下さい.結構、読んでるつもりですが、そんな作品はあまり無いような気がするんですが...。

スタートレックは、そんな話は無かったし、クラッシャージョウやダーティーペアは数百kmの戦闘のはずですし、
銀英伝は、...。あれに、SF考証を求めてはいかんか。宇宙戦艦ヤマトは、惑星間でも、砲撃戦しかねないから除外するとして(笑)
他には、谷甲州さんの航空宇宙軍史ですか、あれも、光秒距離での撃ち合いは無いように思うけど...。
マクロス?スターウォーズ?ギャラクティカ?

#我ながら、まとまりのない書き込みですなぁ(苦笑)でも、谷さんの著書を読まれてる方を発見できてラッキー(^O^)
1997年10月08日:22時46分13秒
漆黒の破壊者さんへ / Ray
 書き込みを考えている間にまた書き込みが……。ところで、『クァール』と読んで良いのでしょうか?(笑)
 
>材質が問題です。まぁ、どこで線を引くか、機動性とコストの兼合いですが。
>高加速するのに反動推進(推進剤をばら撒いてるなら)してるなら、結構問題になると思います。
>単純な構造のはずが、耐熱性のために...(笑)
 
 おっしゃる通りです。実は、意図的に無視しておりました。何故なら、 「現在の材料工学では絶対に不可能」だからです。(涙)
 最も軽い水素を推進材にしても、噴射速度16km/s程度で2万度オーバー、水を使うなら、4km/sで1万1千度突破……噴射速度を2倍にすれば温度は4倍になり…… これで1G加速を長時間続ける事など(極端に大きな質量比以外では)夢のまた夢になってしまいますので。
 余程プラズマ流体の扱い方が上手くならない限り、こんなモノ作れないでしょう。(推進だけなら、船外の磁場の中で反応させてやれば良いのですが。)
 そこで逆に、「プラズマ流体の扱い方が上手くなった」という状況を仮定していた訳です。
 
>あるいは、回避を考えずに、前面に物質を投射しシールドを形成、相手の物理的破壊を目論むか。
 との事ですが、これは(状況によりけりですが)当然アリでしょう。「前置(プレポジション)ミサイル」とか、「(『航空宇宙軍史』の)機動爆雷」等もこのパターンでしょうか。 ただ、どれだけの質量をバラ撒く事が出来るかと云うのが問題でしょう。一定以上の密度で広範囲に撒く必要がありますから。
 シールドとしてなら、推進排気を不完全反応させて(未反応の推進材と一緒に)前方に撒くのが基本でしょう。減速も出来る上、多くは電離しており、質量を減らす事で加速性能も上がる事になる訳です。
 
  

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