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Date: Mon, 28 Feb 2011 23:13:57 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32428] [HA21L] 『迷宮』調律の石窟(後)
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20110228141357.82E4E3067E8@www.mahoroba.ne.jp>
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2011年02月28日:23時13分56秒
Sub:[HA21L]『迷宮』調律の石窟(後):
From:matuya
[HA21L]『迷宮』調律の石窟(後)
=================================
登場人物
--------
稲浪睦生(いななみ・むつき)
:ナウシカとてこなす才を持ちながら惜しい娘よ
千歳緑(ちとせみどり)
:触手ときたら譲れないよね!(よね!)
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
:肉体派リアルヴォケ芸人に転職済。もうもどれない。
ステュクス・オーケアニデス
:全部このひとで解決できそうなあたりが恐いんだママン。
クリス
:実は砂撒くの気に入ってんじゃないかという疑惑。
ジョシュア・フレミング
:寝たふり魔術師。ちょっとだけてつだったよ!
天梁(てんりょう)
:七星のひとり。声と手は老婆だがそれ以外は少女というロリババア。
天府(てんぷ)
:父親の後を継いだ二代目のロマンシングぼっちゃん。
●悪いですむか
----------------
[matuya] 玄室の壁が揺れ動く。
ヨミ :「まいったな、すんなりと帰してくれなさそうだ。悪い、みんな」
[matuya] この遺跡はとある別の場所にある遺跡を忠実に再現したレプリカだが、
酒船石の活性化による『水』の転換時に発生したエネルギーにより、
本来のそれに近い能力を得て活性化した遺跡となっている。
その防衛機構としては、土偶が採用されている。
本来、土偶は遺跡の中枢人物、すなわち調律者を守ろうとするのだが
六星によって調整されていることと
ヨミがすごくボコったことにより無差別に攻撃を仕掛ける状況となっている。
[matuya] だがおもにヨミをボコる。
[Hisasi] そしてヨミの鎌は空をきる
[arca] 主にw
[Toyolina] ヨミは敵であると
[matuya] 玄室の壁に流れる光の波紋が、青から赤へと変化する。
岩の壁が粘土のように流れ出し、ゆるりと起き上がり人のかたちを取る。
[matuya] サイズはおおよそ3.5m。土偶だ。
睦生 :「…………おっきなぐーちゃんだ」
[Hisasi] #緊張感ねぇ
天梁 :「実際の話、参考にしたのはもっと小さかったんだけど、
: 性能再現を目指したらああなってねえ。
: 判ってないブラックボックスが多すぎるんだよ」
ヨミ :(ムツキを背中に庇い、鎌を正眼に構える)
:「悪かったって。そんなに怒るなよ」
[matuya] 両目にジオン軍仕様の赤い光がブォンと点る。
ヨミ :「ちょっとした行き違い……」
土偶 :(ビーム)
[Hisasi] #いきなりw
睦生 :「まってっ……」
天梁 :「ほらあれ。あれがモヘンジョダロを滅ぼしたインドラの矢」
天府 :「うそをつくな」
[Hisasi] #いかりにわれをわすれてるんだよ!しずめなきゃ
ヨミ :(ムツキごと横に転がって避ける)
:「やっぱ狙いは私か、そりゃーそうだー。睦生!ちょっと避けてろ」
睦生 :「……ヨミ!大丈夫!?」
[Hisasi] ごろごろ
ヨミ :「お茶の子さいさい」(立ち上がって鎌えなおす)
[Toyolina] #ところで拘束してた小さい土偶は
[Hisasi] ヨミにけっとばされて地面にめりこんでる
[matuya] 地面に八つ墓してる。
[kurov] #千歳さんはスティさんがヨミが口上ぶってる間になんとかしたと信じたい
[Toyolina] なんとかしていいようなのでなんとかしたことにしておく
(夜にならないとどもならね)
[Toyolina] まだ日が落ちてないことにしとこうか、ヨミ無双を堪能する^^
天梁 :「さて。冗談はさておきね」
睦生 :「…………ヨミ」
[Hisasi] 八つ墓ぐーちゃんをよいせと助けつつ
天梁 :「あれはそれなりに危険なものだよ。
: 吹利古代文明、その中枢守護者のひとつのレプリカなんだからね」
●ドグウ脅威の三大機能
------------------------
天梁 :「まずその特筆すべきは融合同化機能」
睦生 :「……同化」
[Hisasi] ヨミが土偶に!
[Toyolina] #土偶天使に!
[Hisasi] 土偶のきぐるみを来たヨミを想像
土偶 :(腹から触手)
ヨミ :「いやな予感」
天梁 :「その場に存在する強力な個体を取り込んで」
ジョッシュ :(やな予感が)
睦生 :「…………(かわいい?でもだめ!)」
[Toyolina] #何想像してるのw
[Hisasi] #大物にもほどがある
天梁 :「自らの生体魔力回路として行使する」
土偶 :(びるびるびる)
[kurov] #誰がもってかれるんかなー
[Toyolina] #誰かなー
ジョッシュ :(私でした?)
[Hisasi] #きゃーw
[matuya] 土偶の解析能力が、その場に存在する最も洗練された魔力回路を選定する。
[matuya] スティかジョッシュがその候補となるだろうと思われるが、とりあえず
近くで倒れていたジョッシュに土偶の触手が伸びる。
睦生 :「先生!?」
[Hisasi] きゃあ!と土偶抱きかかえたまま
[Toyolina] かばいますかな
[Hisasi] #いつの間に掘り出したんですか睦生さん
千歳緑 :(土偶の腹っぽいところに蹴り)
SE :びゅるん!
[Toyolina] これは脚をとられて逆さづりにされたりする音
天梁 :「第二の機能として、あれは『水』の持つ物性変換機能を備えている」
ヨミ :「千歳!」
天梁 :「五行属性に象徴される己の状態をある程度変化させて、
: 相手の攻撃に対し最適化された防御を行う」
天府 :「つまり打撃に対して水、いや、泥と化して取り込んだわけだな」
天府 :「……彼女の衣類の一部について聞いておきたいことがあるが」
[Toyolina] #一部……?
天梁 :「いまさら紳士ぶるのはお止し」
土偶 :「グググググ」
[matuya] #お好きな格好をお選びください。
[Toyolina] #それはどういう。姿勢でしょうか
[Hisasi] #大事なとこだけ土偶の顔
[Toyolina] #なんという
[matuya] かたりんに襲われそうな気がしたので
胴体をぐるりと巻いて締め上げるくらいにしておきました。
[Toyolina] ギリギリ
千歳緑 :「先生を、はやく……」
クリス :「は、はい!」
[matuya] この期に及んで狸寝入りを決め込んでいる大変な先生を引きずるクリス。
[matuya] ずーるずーる。
[Toyolina] #くそ先生め
[Toyolina] #こっちはあちこち強調するかのように締め上げられて大変なのに
睦生 :「先生!」
[Hisasi] こっちは先生を後ろの方へと
ジョシュア :(ここで立ち上がって大活躍すると英国魔術協会から後で大変な目に
: あわされてしまうのです。お許しください。お許しください)
ヨミ :(クリスとアイコンタクトして千歳を縛る触手を斬りに向かう)
:「千歳ッ!!」
[kurov] 走り寄って土偶の股座を走り抜け、土偶の背中を駆け上る
[kurov] 頭部から千歳に向かって飛び降り
睦生 :「ヨミ……がんばって!」
天梁 :「そして第三の機能なんだがね」
天府 :「まだあるのかね」
[Toyolina] #まだあった
[Hisasi] #いくつまであるんだw
[matuya] #デビルガンダム三大機能で終わりですw
天梁 :「分裂するんだ」
ヨミ :「!?」
[matuya] 土偶の下半身が分離して、ヨミに対空のサマーソルトキックを放つ。
[Toyolina] #サマソー
[Hisasi] #待ち土偶だ
ヨミ :(鎌でなんとか受け止め吹っ飛んで天井に刺さる)
[kurov] じたじた
[Toyolina] #空中ガードあった
[kurov] #いかん、意識したわけではないが逆八つ墓に
天梁 :「とまあ、なかなかの強さだろう?」
睦生 :「ヨミ!!」
[Hisasi] 土偶に向き直って
睦生 :「お願い……やめて!」
[Hisasi] #叫ぶだけですが
天府 :「理解した。だが我々の目的は彼女たちを致傷する事ではないのだが」
ヨミ :「ぶあっ!くっそ、フォボスかと思ったらアナカリスでガイルか!」
:(落ちながら覚醒し、飛んで床への激突を回避)
[Toyolina] #着地点を狙って脚がはえてきたりするんですね>アナカリ
ヨミ :「お茶の子ってわけにもいかなくなってきたな」
千歳緑 :「まだ、夜に……」
[Toyolina] 夜になったらーなりさえすればー
天梁 :「だねえ。でも止めないよ?
: あの王子サマがどう出るか、見極めるいい機会じゃないか」
クリス :「…………」
[matuya] 右手を見下ろしている。
[matuya] このままではみんながピンチだ。
[matuya] いつも省略されてたアストも今日は本気で省略されてこの場にすらいない。
ヨミ :(千歳の同化をとめたいが下半身が邪魔して近寄れずにいる。
: タメキャラは飛び道具の打ち合いに弱いと思って鎌を投げたが
: 鎌はひとつしかなく連射が効かなかった)
[Toyolina] #おいw
[Toyolina] #そんな武器破壊されたサムスピ状態w
[kurov] #大丈夫。ドノヴァン的に戻ってきます。
睦生 :「……どうすればいいの……」
[Hisasi] このままだと千歳さんが、、、
[Hisasi] 隣で土偶を抱えたまま歯噛みしてる睦生さんです
[Hisasi] #さあ、クリスさんどうします
[matuya] #この土偶の力は実のところ、この玄室そのものから発生している。
[matuya] #実のところ土偶を攻撃することにあまり意味はないのであり
[matuya] #その辺をだれか気づいてくれたらクリスがマップ兵器を放つんだが。
[Toyolina] #さっさととんずらすればよかったと
[matuya] #遺跡の守護兵器だからね。
[kurov] #つまりヨミが下半身をフルボッコにしたのによみがえってくればいいのだな
[Toyolina] #しょうがないからチート異能使うか……
睦生 :「……お願い、あの子に敵じゃないっておしえてあげて?」
[Hisasi] ミニ土偶に(むちゃいわんでください
[matuya] 睦生さんの手の中の土偶がぽうと光っている。
周りがみな赤い光なのに、この子だけ青いままだ。
●タイムリミット3分
-----------------------
睦生 :「……やっぱり怒ってるのかな……この子だけ、光が青い」
[Toyolina] 睦生はいつぞや金曜ロードショーでみたナウシカを思い出してもいい
ヨミ :「王蟲の攻撃色か?」
[kurov] ムツキに付き合っていろいろ見てるうちに趣味の幅が広くなったヨミ
睦生 :「……あの子、怒ってるの?……」
[Hisasi] なんで怒ってるのか、蹴ったからというのは違う気がするの
ぐーちゃん :(こくこく)
ヨミ :「睦生、クリス、なら!言葉わかるんじゃないか」
:(下半身を凌ぎながら)
睦生 :「うん!」
クリス :「そ、そうかもしれません」
[Hisasi] クリスをみて、ぐーちゃんを差し出してみる。
クリス :「さあ、話してみて」
睦生 :「お願い、どうしてあの子は怒ってるの?」
ぐーちゃん :「ぐぐぅ ぐーぐぐ、ぐー! ぐぐう」
クリス :「ぐー? ぐぐう ぐ、ぐううぐぐう」
クリス :「わかりました。彼は一種の暴走状態にあるようです」
睦生 :「暴走……どうして……あの人たちのせい?」
クリス :「大量のエネルギーを一度に取り込んだために、
: 押さえが利かなくなったみたい、と」
ヨミ :(蹴りを鎌の柄で受け止めて)「エネルギー?」
クリス :「『水』ですね」
睦生 :「!」
[Hisasi] さっきの調律した水ですか!?
[Toyolina] #いきなりおなかいっぱいになったから
[Toyolina] #わかるわかるぞ食べ過ぎの苦しみは……
ヨミ :「つまり、運動に付き合ってやればそのうち消費されるわけだ!」
[kurov] #体育会系
[Toyolina] #すばらしいですね
クリス :「本来、生まれたエネルギーは、何かの属性を与え、
: 利用しやすい形にしなければならないのだそうです」
睦生 :「……うん、きっと……さっき、私が……調律したときに、だから」
クリス :「それを、そのまま全部流し込まれてしまった。
: はあ。このままでは爆発するかもしれない…………え?」
ヨミ :「……爆発?」
睦生 :「え!」
[kurov] 一瞬動きが止まり吹っ飛ばされた。
睦月の横を掠めて壁に人型を残しめり込む
[Toyolina] #ヨミさんは一人上手
睦生 :「ヨミ!」
クリス :「ヨミさん!」
ヨミ@埋 :「逃げるか」
ジョシュア :(いかんな。さすがに目立たないように助けをいれないと)
[matuya] うつぶせに倒れたまま、懐手にもそもそ印を切り、術式開始するジョッシュ。
[Hisasi] 幸い睦生さんたちは気づいてません
ヨミ :(穴から這い出て破片やら泥やら払う)
[matuya] 玄室にさっと瞬くような光が過ぎる。
睦生 :「……え」
ヨミ :「またビームか!……?」(鎌を構えなおすが
[matuya] と、辺りは大量の矢印で埋め尽くされて見える。
[matuya] いわゆるところの、ベクトル表記。
[matuya] 玄室にある力の流れが、わかりやすく力の流れとなって、
誰にも見えるように象徴化された。
ヨミ :「何だ、これ……」
睦生 :「これが……エネルギー?」
[Toyolina] #カコイイ
ヨミ :「最近の(?)古代遺跡は便利にできてんだな」
天府 :「これは……?」
千歳緑 :「……これ、元に戻せば……?」
ヨミ :「こう辿って……うわっと」(踏まれそうになってよけた)
天梁 :「こんなもの、あたしゃ知らないよ?」
[matuya] ちなみにジョッシュ先生、自分の魔力については表記除外しています。
ヨミ :「私が引き付けるしかないか。睦生、クリス、あとは頼んだ!」
睦生 :「わかった!」
[matuya] ヨミについては左目からひときわ太い矢印。
[Toyolina] ←大 千歳さんはこんなかんじですね
[matuya] 睦生については奇妙なことですが、自分から出て自分から戻る円環状の矢印が
表示されています。
[matuya] 巨大土偶の体には大量の矢印が四方八方から集中する状態。
[matuya] いわばこの玄室そのものが、土偶の本体と言えるでしょう。
睦生 :「ここが……あの子の本体」
ステュクス :(じっと、先生を見る)
ジョシュア :(ZZZZZZ)
[Toyolina] この部屋をつぶせば解決!
睦生 :「私が……調律して、エネルギーに変えたから」
クリス :「この部屋そのものを破壊しなければならないと
: ……そういうことですか?」
ぐーちゃん :「ぐぐう」
ヨミ :「そりゃ骨だ」
[kurov] #ヒヒイロカネビッチが空から降ってくれば別
[Saw] #ヒヒビッチとゴリビッチどちらでもお好みの方を。
[Hisasi] #どっちもいやぁ
[TK-Leana] #ジャイアンを泉に放り込んだ時のような気分だ
ステュクス :「……睦生さんはそれを望まないのでは」
[TK-Leana] とりあえず、先生は気にしない事にする
睦生 :「もう一度……調律で、エネルギーを……」
[Hisasi] ふらふら
[Hisasi] #だめだよ前回の酷い出目を忘れたの?!
[matuya] #あれは酷かった。
[Toyolina] #がんばれ
[Toyolina] #っていうかがんばってくだしい
ステュクス :「睦生さん、貴方の負担が大きすぎる」
睦生 :「……でも!私が」
クリス :「……私がやりましょう」
[Hisasi] あの子が暴走してるのは私のせいなのに
[Toyolina] #この場は千歳さん犠牲にしてよるまで待つという手も
●『接続』
-----------
睦生 :「クリスさん……」
クリス :「元が『水』の力なら、あれで消すことができるはずです」
天梁 :(!!)
ステュクス :「クリスさん!」
[TK-Leana] #お前敵地でなに言い出してるんだYO!
[matuya] 千歳さんは巨大土偶がなんだかちょっぴり暖かくなってきたかなあ
と思ってもよい。
[Hisasi] #ひー
[Toyolina] #体温が移って
[Hisasi] #熱暴走が、、、
[Toyolina] #臨界が
クリス :「どうやら時間がありません」
千歳緑 :「熱……」
ヨミ :「……それしかなさそうだ、こんなもの爆発したら……」
[kurov] #消し飛ぶ吹利、穴のあく本州。新たに吹利湾が。
クリス :「私のこの手はもう、とうに治っているのです」
睦生 :「……だめ……そんなの」
ステュクス :「エネルギーが、飽和しているなら、どこかに逃がしてしまえば……」
[TK-Leana] #ヨミさんの空間断裂斬でエネルギーを次元の彼方に葬り去れませんか
[Toyolina] #ほんのりじゃない暖かいだったら火がついて大ピンチだった
[matuya] 一箇所ぶった切るとぶしゅうと吹きそうな気もします。
[kurov] #1、ヨミが左眼から吸い込んで変わりに巨大化する
#2、ヨミの左眼の地獄にエネルギー捨てて閻魔大王が巨大化する
[Toyolina] #2wwwww
[TK-Leana] #2w
[Hisasi] #みんなで吸い取ってパンツが巨大化
[Toyolina] #パンツだけ巨大化されても、、、w
[TK-Leana] #ここでヨミさんハイパーモード
[kurov] #ビッチが巨大化してヒヒイロカネが割れる
クリス :「これまでこの手が繋がらなかったのは私が無意識に恐れていたから。
: ――ですがそれも終わりです」
[Hisasi] #ビッチさん種割れ
[TK-Leana] #戦隊モノなんだから、まあ巨大ロボは基本ですよね
[Hisasi] #パンツロボ?
[TK-Leana] #みんなのパンツが合神
[kurov] #ノーパン軍団と大パンツ。
[matuya] #なんだかやっちゃって良いのか悩むところだw
ステュクス :「いけません、その恐れは正しい恐れです!」
千歳緑 :「早く、逃げて……私なら、殺されはしません」
[Toyolina] なんかご執心のロマンチストがいたし
睦生 :「クリスさん!だめ!」
[TK-Leana] 根拠はないが、水を無効化するパワアなんて嫌な予感過ぎる
[Hisasi] #だが、ここでみんなの制止をふりきるべし
[Hisasi] #さあ!いくのよ!
ヨミ :「できるわけないだろ!殺されなくても爆発したらどうなるか……!」
[kurov] 攻撃するのも危険と判断して防戦一方
[TK-Leana] #ちなみに、スティが時間ごと凍結させるは空気読んで選択肢に入れなかった
[matuya] #それが来るかなと思ってはいたんだが空気読まれたのでありがたいw
[TK-Leana] #時間系多用すると便利すぎますね
[Hisasi] #つかいすぎるとスティの周りの人物の寿命が縮む
[Hisasi] #これでどうですか
[TK-Leana] #規模がでかいとスティごと凍りつくしかなくなるんですよ
[Hisasi] #これで乱用できなくなる
クリス :「心配……いりません。参ります」
ヨミ :「クリス!やっちまえ!お前ならできる!」
ステュクス :「ヨミさん!」
ヨミ :「こういうときに信じないでどうするよ」
[matuya] クリスが右手を掴み、手首の切り口に押し当てる。
[matuya] *かちゃり*
[matuya] 鍵を鍵穴に差し込んだような音が響く。
睦生 :「……あ」
[Hisasi] 嫌な予感がする、なんだか
[Hisasi] 背筋がぞくっとしました
[Hisasi] 不吉な音、と。何故か直感で感じました
[matuya] 手首に銅色の光が点る。
[matuya] これまでよりも赤味を増した光の色は、どこか不気味なものにも見える。
ステュクス :「信じる信じないじゃなくて、ああもう!」
[matuya] 室内を埋め尽くした矢印が、一瞬、止まる。
[matuya] 次の瞬間、クリスを中心に矢印が
[matuya] すっぽりと切り落としたように消滅する。
ヨミ :「う、お?」
睦生 :「え?」
[Hisasi] 何が起きた?
[matuya] クリスの右掌に、扉が出現する。白く輝く粒子がそこから舞い上がる。
[matuya] 『砂』だ。
[Hisasi] 周りを見て、ヨミやぐーちゃんを見て
睦生 :「…………」>ぞく
ステュクス :「ひ……」
[Hisasi] 怖い
[Hisasi] よくわからないけど怖い
睦生 :「……クリス……さん」>土偶だきかかえてちょっと怯えてる
[matuya] 『砂』は静かに、蛍が舞うように壁に向かって落ちていく。
[matuya] 砂が触れるあらゆる場所で、光が消え、音が絶え、
矢印が抉れるように消滅していく。
千歳緑 :「クリスさん……だめです、それは、それを使っては!」
睦生 :「もう……いいです!クリスさん!やめて!!」
クリス :(青ざめた顔で、掌を突き出し続ける)
ヨミ :(クリスのもとへ走る)
ヨミ :(平手でひっぱたく)「しっかりしろ!馬鹿!」
クリス :「あ……」
[matuya] 辺りは静まりかえっている。
[matuya] 終末のように光はなく音もない。
睦生 :「……」>周りをみまわしてみた
ヨミ :「……ふはあ」
[Hisasi] #千歳さんをつかまえていたデカぐーちゃんは、、、
[matuya] まるで数万年を経た旧い彫像のように、土偶は動きを止め
[Toyolina] #おいたのしすぎで
[matuya] ぼろりと崩れ、さらさらと流れて、一握りの砂山となった。
[matuya] クリスが右手を握り締める。
[matuya] *がちゃり*
[matuya] 錠前を閉じる音がする。
[matuya] 世界の深いどこか遠くで、秘密の扉が閉ざされた。
ヨミ :「やれやれ、やっぱ怖いな」(笑う)
クリス :(床にへたりこむ)
ヨミ :「そうだ、千歳!」
[Toyolina] ぐーちゃん山の麓で倒れています
ステュクス :「無茶を、しないでください……」
[Hisasi] ぐーちゃんのほうも崩れちゃうのかしら
睦生 :「……はぁ」
[Hisasi] ぺたん
[matuya] 睦生さんが抱いていたのならば、そのままです。
[Hisasi] 抱きかかえたまま座り込んだ
[matuya] どうやら遺跡の機能を完全に停止させたらしく、
この場を監視していた二人の声も、もうありません。
ヨミ :「とりあえず皆無事か。よくやったよ、クリス」
クリス :「……ありがとうございます、ヨミさん」
睦生 :「……よか……った」
ヨミ :「崩れないとも限らない、とりあえず出よう、長居は無用だ」
:(脱いでおいたコートを羽織って千歳を抱き上げる)
睦生 :「うん……あ、先生は」
[Hisasi] 忘れてた(ひどい
[Toyolina] #先生ェ、、、
ジョシュア :「……う、ううん」
[Hisasi] #なんてわざとらしいw
[matuya] ウルトラマン的お約束により目を覚ます先生。
ステュクス :「先生はきっと大丈夫です。
: そろそろ目を覚まされるんじゃないかしら」
ジョシュア :「……はっ。ここは?」
ヨミ :「役にたたない大人だ」(笑いながら)
ステュクス :「…………」
睦生 :「よかった……先生」
[Hisasi] #あやしめよ君ら
[Hisasi] #こんだけ騒いでてずっと気失ってるとかねえよ
[matuya] #スティさんがその任を負ってくれている。ありがたいありがたい。
[TK-Leana] 身元については特に気付いてないが、葛城女子に転任してくるような
男性教諭が、何の裏事情も抱えてないはずはないと思っている
[matuya] #あそこそんなヤバイ学校だったのかw
[TK-Leana] #いや、お嬢様高校に若い男子教諭って忌避されね?
[matuya] #ああ、確かにそれはそうかも。
[TK-Leana] まあ、手助けしてくれたし、害意があるわけではないと思っている
ジョシュア :「おや……。知らない間に顔ぶれが増えましたね」(頭を抑えながら)
ステュクス :「事情は知りませんけど、緊急避難という考えはなかったんですか」
[matuya] #戸口を閉じてガスとか身もふたもないことをしたからなあ。
ヨミ :「話はあとあと、兎に角出ようぜ、寒い」
[kurov] コートの下全裸だしな
[Toyolina] #よみったら
[TK-Leana] #どう考えても変質者
[kurov] #ちゃんと前留めてるからぱっと見は大丈夫なのよ
睦生 :「……うん」
クリス :「そうですね。もうすぐ日も落ちますし」
[Hisasi] で、土偶抱えたまま立ち上がって、一度ふりむいて
[Hisasi] もう完全に機能を停止した遺跡を眺めた
睦生 :「…………これが……お父さんが見つけた遺跡を
: ……模したもの、なのかな」
[Hisasi] そしてあの声はお母さんだったのかな、、、
●とか言ってたら、さらに一年すぎて中の人涙目
---------------------------------------------
[Hisasi] よし、うまくしめられた
[matuya] というわけで土偶編でした。なんだそれ。
[Hisasi] ぐーちゃんもってかえっちゃった
[kurov] 愉快な仲間たちに土偶が加わるとは思わなかった
[kurov] きっとヨミとは仲が悪い……
[matuya] ちなみにぐーちゃんはレプリカなので古代文明について
そんなに知識があるわけではありません。
[Hisasi] クリスくんのいい話し相手ですね
[Hisasi] 二人が学校に言ってる間の
[Hisasi] 土偶に話しかける美青年
[matuya] すごくさびしい人みたいだ。
[kurov] 料理中ケツに吶喊して来そうでいやだ。
[Hisasi] 土偶に親しげに話しかける金髪青年
[Toyolina] アストの嫉妬が恐ろしい
[kurov] しかもぐうぐう言っとるわけですね
[matuya] やっと右手つなげられたよ、一年振りだよ。
[kurov] すいまえんでした
[kurov] b
[Toyolina] としまえん
[Toyolina] ろりしょたえん
[TK-Leana] 現実時間と整合性を持たせるために、そして一年が過ぎた
[matuya] ということで現在2009年3月末くらいです。
[kurov] ちゃらーん
[Hisasi] おー
[matuya] 学年が上がったり新入生が入ってきたりします。
[Toyolina] 学年が一個あがるよ! やったねたえちゃん
[matuya] そろそろ六星の人々は、こいつらに正面から当たる愚に気づいて、
絡め手で情報収集すべきだと思うんだ。
[matuya] というわけで多分後輩が来る。
[matuya] のだがこの人たち、何かクラブ活動してるとかでもないんですよ。
こまりましたね。
[matuya] 調律の真の儀式には楽器が必要ですとか言ってバンドやらせたくなるくらい。
[Toyolina] この際なんとか同好会をでっちあげよう
時系列と舞台
------------
2009年(一回目)3月末
次回予告
----------
光きらめく少女の園に 叫びを上げる獣の影
誰が知ろう その牙の意味を
誰が知ろう その瞳の奥の戸惑いを
ふさわしき居場所を求め 振るう腕の行く先を
次回「野獣」
少女を名乗る覚悟はあるか
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Matuya
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