[KATARIBE 32322] [HA21L] 『迷宮』京大吹利キャンパス

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Date: Tue,  5 Jan 2010 02:21:47 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32322] [HA21L] 『迷宮』京大吹利キャンパス
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2010年01月05日:02時21分46秒
Sub:[HA21L]『迷宮』京大吹利キャンパス:
From:matuya


[HA21L]『迷宮』京大吹利キャンパス
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登場人物
--------
稲浪睦生
  :ヨミも誘ってみたが豊胸体操をこじらせて倒れたらしいと風の噂。
千歳緑
  :予備をカバンに入れておくことを考えはじめたらしいと風の噂。
ジョシュア
  :奥さんは赤毛の可愛い系で息子と娘が一人づついるとかいう風の噂。


●睦生さんシリアス化計画頓挫
-------------------------------
 
 「状況整理」 
 ・二人+先生が京大吹利キャンパスを訪ねる 
 ・目的は稲浪靖之の論文を閲覧すること 
 ・手段は文献書庫への入館と閲覧 
 ・京都大学吹利キャンパス 大学院文学系研究科考古学研究室、
  榊原教授にアプローチ
  ・文献書庫は、京大総合博物庫のうちの、吹利別館の一角に存在 
 ★文献の一部は特別管理 
 ★総合博物館吹利別館は、六星のうち、天梁の手の及ぶエリア 


[Hisasi]  なんか超ヤバソウですね 
[Hisasi]  JK二人と先生 
[matuya]  そこはうまいことやってくださいw 
[Hisasi]  片方は超気軽にピクニック気分です 
[matuya]  ただここは、日本文化財保護財団の管轄でもあるので 
[matuya]  目だったことをすると、裏切り行為が発覚するため、
      あまり派手な動きはないかと。 
[ToyoX200] PL的にあんしん。 
[matuya]  敵組織をどう特定していくか、と、第三部に向け伏線を張っていく予定。 
[matuya]  何部まであるんだよ。と。 
[Hisasi]  しかし魔人学園テイストならば、と 
[Hisasi]  この力は何のためにあるの?とか葵さまばりに悩む睦生とか考えたけど 
[Hisasi]  あの子ちっとも悩まないんですもの 
[matuya]  やってくだしあw 
[Hisasi]  なんのためにこんなちからがあるの?
      ……あ、そろそろドラえもんがはじまる 
[Hisasi]  だめだ、、 
[matuya]  だめだった…………。 
[Hisasi]  そうだ、クリスさん。このどらやきおいしいんだよ 
[ToyoX200] ヒドス 
[Hisasi]  だめだ、この子あほだった、、 
[matuya]  安楽死請負人とかやってたのに……。シリアスぽかったのに……。 
[Hisasi]  たべにくい?じゃあ割ってあげるね 
[Hisasi]  で、割ってあーんとたべさせてあげる
 
 くりす    :「うん、おいしいですねー」 

[Hisasi]  安楽死請負人やってたんだよ、、、でもヨミや仲間とあってから
      どんどんゆるゆるになって、、 
[matuya]  おじさまから解放されてから心がゆるゆるに。 

 むつき    :「うん、栗入りあんこなんだよ。おいしいよね」 

[Hisasi]  おじさまの圧迫から解放されたおかげで 
[Hisasi]  あのまま監視状態だったらどんどん病んでました、ありがとうポリビッチ 
[matuya]  まだ死神やってるんだろうかという。 
[Hisasi]  依頼されれば 
[Hisasi]  ちゃんと請け負います 
[Hisasi]  大抵依頼するほうはジジババで、天寿を全うする事を肯定しているので
      概ねゴタゴタは起きないのですが。 
[Hisasi]  そこに目をつける人がいるかもしれないですね、ええ 
[matuya]  そっち方面からアプローチすると、すごく重くなりそうだなあ。 
[Hisasi]  なのでよく夜中にほっつきあるいてます 
[Hisasi]  一人で 
[matuya]  あぶないよ! 
[Hisasi]  そうだよね! 
[Hisasi]  夜の散歩好きなんですぅ 
[Hisasi]  暗がりとか押入れとかほっとするんです 
[Hisasi]  なつかしいというか 
[matuya]  迷宮病だw 
[matuya]  一回くらい襲われても、Gが助けてくれますよきっと。 
[Hisasi]  一気にギャグになった 
[matuya]  たいへんなことに。 
[Hisasi]  でも睦生さんは気をうしなっていてG達の存在にはきづかないんだ 
[Hisasi]  残された一輪の薔薇だけが 
[Hisasi]  おじさま……なの?(薔薇を手にして月夜をみあげる) 
[matuya]  なんてこったww 
[Suo]    おじさまが美化されているww 
[Hisasi]  だめだ、ばかにしかならない、、 
[matuya]  睦生さんシリアス化計画が頓挫した。(Gを出すからです)
[Hisasi]  睦生さんが一人になったときがアレですね 
[matuya]  こないだ攫って非道い目にあったばかりだからなあ。 
[matuya]  なんで居場所がばれたのかわからないという。 
[matuya]  たぶん変な天使かポニーか女神系のひとのしわざ。 
[ToyoX200] その二人と比べられたらまっとうな方ですねよかった。 
[Tihiro]  何気にハイスペックなメンツですからねー 
[matuya]  そして京大吹利キャンパスはどういうところかわからない。 
[matuya]  普通の大学だとは思うが。 
[matuya]  ジョッシュ先生は何か期待をちょっと外されたみたいな顔に。 
[ToyoX200] 京大!大学!ピクニック! 
[matuya]  先生ローバーミニクラブマンとか出してくれますよ。 
[ToyoX200] ジョッシュ先生さすが英国紳士ですねジョンブルガンダムですね 
[matuya]  それってなんだかずるい人w 
[ToyoX200] チャップマーン 
[matuya]  しかも座席には手縫いのキルト模様のカバーとか掛かってる。 
[ToyoX200] 愛妻家ですか 
[Hisasi]  あ、奥さんが作られたんですか?わあすごい本格的ですね(きゃきゃ) 
[matuya]  のようです。くすりゆびに輝くゆびわ。 
[Hisasi]  この危機感のなさをどうすればいいんだ、、 
[matuya]  大物すぎる。 
[ToyoX200] 二人そろって捕まるとかするしかないんじゃないか 
[Hisasi]  怯えて引き篭もりもしなければもうあっさりと学校かよって
      お弁当おいしいねーとかやってる 
[matuya]  クリスさんもみならうべき。 
[matuya]  どうしようかな。あんまり攫ってばっかりでもな。 
[matuya]  とりあえず影からやってきた二人の情報を探りまわるぜ。 
[matuya]  盗聴の情報とあわせるときっと色々わかる。 
[ToyoX200] チーム名仲良しグループ 
[ToyoX200] さては逆に核心を突きに来たか 
[matuya]  多方面からの情報をつき合わせた結果 
[matuya]  わけがわからないという斬新な結論が得られたのでもうちょっと観察。 
[ToyoX200] JKを堂々と観察出来るなんてなかなかあることではない 
[matuya]  イナナミ娘と思しき少女を調べはじめたら、紳士に邪魔されるし……。 
[matuya]  もう何がなんだか。 
[Hisasi]  あっはっは 
[TK-Leana] 十傑紳士大活躍ですね 
[matuya]  一番正気なアプローチってたぶん、盗聴の結果わかったパズルボックスの
      所在地に襲撃をかけることだと思う。 
[matuya]  不下校少女のほうに。 
[TK-Leana] そこには地獄の扉が 
[matuya]  なんてこまった面子なんだろうw 
[matuya]  まあ京大は普通に進めよう。ここのメイン目的は、
      パパと敵についての情報集めだし。 


●見学会はおべんと持って
-------------------------

[matuya]  というわけで京大吹利キャンパスに着いた。
      京都らしく舞妓さんが目の前を横切り五重の塔の鐘が鳴る。 

 睦生     :「……わあ」 
 ジョシュア  :「……という想像をしていたのですが」 

[TK-Leana] # 誰だ、キャンパス内に塔を建てたのは 
[Hisasi]  #しかし京都だからといってそこいらじゅうに舞子さんがいるわけでも
      #五重塔がたっているわけもなく 
[ToyoX200] #そもそも京都ですらなかった。 
[matuya]  京大吹利キャンパスは比較的あたらし目のよく整理されたキャンパスだ。 
[matuya]  どちらかというと理系的な雰囲気を感じる。 

 千歳緑    :「割と普通の大学って感じですね」 
 睦生     :「でも、広いですね(わぁい)」 

[Hisasi]  お弁当のサンドイッチがはいったバスケットと
      紅茶のはいった水筒をしょって 
[Hisasi]  どこの赤頭巾ちゃんですかテイストに 

 ジョシュア  :「いやあ。よい日和だ。まるでピクニックのようですね」 
 睦生     :「はい、日差しも暖かくていいですね」 

[Hisasi]  ちゃんとビニールシートも持ってきました
      (なにしにきたんですか、あなた 

 ジョシュア  :「さて。考古学研究室というのは……」 
 睦生     :「……地図とかないのかなぁ」 

[Hisasi]  きょろきょろ
 
 千歳緑    :「奥にあるこのC棟っていう処じゃないでしょうか(案内板)」
 ジョシュア  :「なんだか後から作ったみたいな場所ですね。さて……」 
 睦生     :「ええとC棟にいくには……」 

[Hisasi]  案内板をみつつ 

 ジョシュア  :「桜を眺めつつ参りましょうか」 
 千歳緑    :「賛成です、せっかくですし」 
 睦生     :「はいっ」 

[Hisasi]  わーい、桜きれいー 
[Hisasi]  大変楽しそうです 
[Hisasi]  全く警戒心がありませんね 
[matuya]  学内各所の防犯カメラが、桜の下でくるくる回るJKを映し出している。 

 千歳緑:(睦生さんは無邪気で和むなー) 

[ToyoX200] 微笑ましいです 
[Hisasi]  睦生さん楽しそうですね 
[Hisasi]  後でお花みながらお弁当たべましょうねーとか 
[matuya]  だが彼女らの来訪は既に相手の知るところなのであった。


●目標捕捉、あるいはピクニックの風景
-------------------------------------

 天梁     :「来たわねえ」 

[Hisasi]  #きゃあ 

 天梁     :「何をしに来たやら知らないけれど……事と次第によっちゃ
        : 只で返すわけにもいかないねえ」 

[matuya]  膝の上の白いイタチを撫でるしわがれた手。 

 睦生     :「あ、あっちみたいですよ」 

[Hisasi]  バスケット片手に看板をゆびさしつつ 
[Hisasi]  ちょっぴり離れた位置にある考古学研究室の建物を指差した 

 ジョシュア  :「ふむ。なにか倉か倉庫じみて見えますね」
 千歳緑    :「お昼直前くらいについてしまいそうですね」 
 ジョシュア  :「道が意外にすいていましたからね。約束は午後一番なのですよ」 
        :「大抵のひとはおなかがいっぱいになった後のほうが、
        : 頼みごとをしやすいですからね」 
 千歳緑    :「だったら、睦生さんのバスケットを軽くしてから、の方が」 
 睦生     :「じゃあ、先にお花見しながらお弁当にしましょうか」 

[Hisasi]  嬉しそう 
[Hisasi]  #しかし、この後に起こる出来事をしるよしもなかった、、、 
[matuya]  #そういわれるとなんだかひどいことしなきゃ
      #いけないみたいじゃないか。 
[Hisasi]  #えーっ 
[matuya]  #それは、しないつもりだったの?、という声ですネw 
[Tihiro]  #久志さん、よだれよだれ。 
[Hisasi]  #おっといけねぇ 
[Hisasi]  #いやピンチにおちいった時に謎の軍服のおじさんが
      #インディジョーンズのテーマと共に現れて敵をなぎ倒して
      #名も告げずに去っていくとかあると思ってたのに 

 千歳緑    :「はい、シート敷きますね」 
 睦生     :「あったかい紅茶もありますよ」 
 ジョシュア  :「これは準備がいいですね。いただきます」 

[Hisasi]  バスケットから、サンドイッチの包み取り出して 
[Hisasi]  予備のカップに紅茶注いでどうぞーと 

 睦生     :「今日はお天気もよくて暖かいから丁度よかったです」 

[Hisasi]  タマゴサンドとか、ハムチーズサンドとかを 

 ジョシュア  :「ありがたい。最近は外食ばかりでしてね」 

[matuya]  #だがJKには弁当を日常的に押し付けられているぞ先生。 
[Hisasi]  #このやろう^^ 
[matuya]  #うちじゃあまり料理をしないエゲレス単身赴任生活。 

 千歳緑    :「早起きしてつくったんですか?睦生さん」 
 睦生     :「はい、折角でかけるならお弁当でもと思って」 

[matuya]  #ヨミ宅の食事ヴァリエーションが充実中だった。 
[Hisasi]  どうぞ、ポテトサラダサンドです^^ 

 ジョシュア  :「どうも、いただきます――うん。おいしいですよ」 
 千歳緑    :「いいお嫁さんになれそうですよね、美味しい」 

[ToyoX200] モフモフ 

 ジョシュア  :「うちの奥さんは昔は料理のできないひとでして、
        : 最初に覚えたのがサンドイッチでしたねえ」 

[matuya]  モフモフ 

 千歳緑    :「昔は──ってことは、今はすごく上手だっていう
        : 奥様自慢ですか、もしかして」 

[ToyoX200] このこのー 

 睦生     :(くすくす) 
 ジョシュア  :「ビーフシチューを覚えたときは二週間ずっとそれでしたが」 

[Tihiro]  #ビーフシチュー地獄w 

 睦生     :「でも食べてくれる人がいると頑張りたくなりますよ」 
 千歳緑    :「それはほめてほしかったんだと思いますよー」 

[Hisasi]  ヨミとかヨミ父とかクリスさんとかアストさんがおいしいといって
      食べてくれるのはとてもうれしいですよ 

 ジョシュア  :「ああ。頑張りたくなる人がいらっしゃるんですね」 
 睦生     :「はい(はにまみつつ)」>ヨミとか 

[Hisasi]  はにかみつつ 
[Hisasi]  やっぱりヨミが一番なのね 
[matuya]  #チトセさんはあんまり料理しないのかな。血だし。 
[ToyoX200] #しませんね、血だし。 
[matuya]  #血液型にこだわってみたりするくらい。 
[ToyoX200] #ワイン気分 

 千歳緑    :「ヨミさんの鍋と、睦生さんのレパートリーがあったら、
        : おうちで食べるご飯には困らないですね、きっと」 
 睦生     :「そんな」>でも嬉しい 

[Hisasi]  #鍋のこだわりはヨミには負けます 

 ジョシュア  :「よいですね、鍋。まだあまり食べる機会に恵まれていませんが」 

[matuya]  #ボーネ・ンカイでSUKIYAKIを食べたけど。 
[ToyoX200] #SUKIYAKIはニアリー牛鍋ですから鍋と言えなくもない 

 睦生     :「あ、先生お一人なんでしたっけ」 
 ジョシュア  :「久々の一人暮らしもそれなりに楽しんではいるのですが」 

[matuya]  #ログ読んだらコタツでたまごかけ御飯くってたよこの人。 
[ToyoX200] #馴染んでますね日本に 
[matuya]  #ある意味なじみすぎています。 

 千歳緑    :「じゃあ今度何かおつくりしましょうか……
        : っても、私も料理得意じゃないんですけど」 
 睦生     :「あ、それじゃ私も差し入れもって行きます」 

[Hisasi]  #JKに差し入れを持ってきてもらう教師 
[Hisasi]  #おのれ 


●リア充肥満しろ
------------------

 千歳緑    :「お刺身切るのは得意です」 
 ジョシュア  :「いや、いやいやいや。気を使わせて申しわけありません」 
 千歳緑    :「睦生さんは大丈夫ですけど、私のは毒味とか
        : 味見くらいのつもりでお願いしますね。
        : だったら、先生もだいぶ気が楽なんじゃ」 
 睦生     :「量作るのはそんなに大変じゃないですから」 

[matuya]  #姉さんじこみだったりしたら大変。 
[matuya]  #いま、事故身と変換された。 
[ToyoX200] #お姉さんよりは上手。あれはもう:3でまさに事故身 

 ジョシュア  :「いえ……こちらに来た頃にお弁当を頂いたことがありましてね」 
 ジョシュア  :「学園の生徒からです」 
 千歳緑    :「わあ、それで、どうなったんですか?」 
 ジョシュア  :「最初はおひとりでした。しばらくしたら3人。5人と……」 
 千歳緑    :(睦生と顔を見合わせて)「……食べ切れそうにないですね……」 
 睦生     :「……ですね」 

[Hisasi]  #一人貰うと二人三人四人と 

 ジョシュア  :「ええ。大変でした……。というわけで最近は申しわけないですが
        : お断りさせてもらっているんですよ」 
 ジョシュア  :「日本食がヘルシーなのが救いでした」 
 千歳緑    :「そうだったんですか……」 

[ToyoX200] #メタボにならずに済んだ>ヘルシー 
[matuya]  #体内の魔力回路に一生懸命送り込んで事無きを得た。 

 睦生     :「……難しいなぁ」 

[Hisasi]  むぅ 

 ジョシュア  :「ですが今日は特別です。誰も見てないでしょうし」 
 千歳緑    :「そうですね。学校内じゃないですし」 

 天梁     :「……シート広げて弁当食ってやがるよ」 

[Hisasi]  先生これどうぞー、あ、お茶おかわりいりますとかやってる 
[matuya]  イタチの毛を抜きはじめる手。ぶっちぶっち。 
[ToyoX200] #イタチカワイソスw 

 千歳緑    :「たぶん、大学の教授と生徒くらいに見えてるでしょうし
        : 安心ですね」
 
[ToyoX200] #そうかな? 
[matuya]  #たしかにこのあたりは結構芝生がいい感じなので、
      #お昼を取ってる人々はいる。 
[ToyoX200] #制服きてきてなければ大丈夫だと思うんだ。 

 睦生     :「うん、お天気もいいし」 

[Hisasi]  #きっと私服ならこの二人は大人っぽく見えますよ 
[Hisasi]  #ヨミがいたらやばかった 
[ToyoX200] #妹さん? 
[matuya]  #おねえさんはどうしたの? 
[matuya]  #きっと落ち込んで芝生の上でうごかなく。 
[matuya]  #● 
[ToyoX200] #黒点と化してしまった…… 

 千歳緑    :「お昼寝したくなっちゃいますね。さすがにまずいですけど」 

[ToyoX200] 時間的な意味で 

 睦生     :「ほんと、いい天気」 
 千歳緑    :「先生の用事、早めに終わったら、ごろごろしていきましょうか」
 ジョシュア  :「睦生さんの探し物が見つかるとよろしいですね」 
 睦生     :「……はい」
 
[Hisasi]  ふっと、神妙な顔になって 
[Hisasi]  お父さんの情報、本当にあるのかな、と 

 ジョシュア  :「だいじょうぶ。そんな顔をしなくともきっと見つかりますよ」 
 睦生     :「……はい、先生」 
 千歳緑    :「じゃあ、先生、そろそろ行きませんか」 
 ジョシュア  :「そうですね。少し早めに訪ねておきましょう」 
 千歳緑    :「睦生さん、お片付け手伝いますから」 
 睦生     :「あ、すみません」 

 ジョシュア  :「それでは受け付けて参ります」 
 千歳緑    :「お願いします。こちらもすぐ行きますから」 
 睦生     :「はい」 

[Hisasi]  そして、さくさくと片付けて。 

 ジョシュア  :「はい。そうです。榊原教授に………………。
        : ええ、そうです。はい、ありがとうございます」 
 睦生     :「…………」>どきどきしてきた 
 千歳緑    :「お父様のこと、わかるといいですね」 
 ジョシュア  :「大丈夫そうですね。書庫を使わせていただけそうです」 
        :「まずは榊原教授にご挨拶に参りましょうか」 
 千歳緑    :「はい、失礼のないように……」 

[ToyoX200] #まあ大丈夫でしょうが 

 睦生     :「……は、はい。ありがとうございます」 

[Hisasi]  どきどき 


●『稲浪』へ
---------------

 千歳緑    :「ここがその榊原教授の……仕事場なんですか」 

[matuya]  ここはどうやら、吹利キャンパスにある小博物館の、
      倉庫に当たる建物のようだ。 
[matuya]  考古学研究室は京都本校にもあるが 
[matuya]  吹利に遺跡が多く、距離をとって移送することに不便が生じたため 
[matuya]  こちらにも考古学研究室が開設された。 

 睦生     :「……(あちこちみてる)」 

[matuya]  榊原教授は、遺物の分析、解析や編纂等を専門にしており 
[matuya]  考古学のうちでは理系に近い。 
[matuya]  本来は広い廊下のはずだが 
[matuya]  未整理の資材が厳重な梱包材を解かずに置いてあるため
      いささか狭い印象を与える。 

 睦生     :「……これも、考古学の資料なんでしょうか」 

[Hisasi]  厳重に梱包されたなにかをみつつ 

 ジョシュア  :「この近くで発掘された何かのようですね。
        : なかなか大きいが、半分は包みのような」 
 千歳緑    :「なんていうか、物置、ってかんじですね」 
 ジョシュア  :「熱心な学究の部屋は、しばしば物置に似ているようです」 

[matuya]  倫敦の錬金術士たちを思い出しつつ。 

 千歳緑    :「はあ……そういうものなんですか」 

[ToyoX200] ちょっとかび臭いかもなどと思いつつ 

 睦生     :「……うわぁ」 

[Hisasi]  でっかい梱包とか 
[Hisasi]  雑多に置かれたものとかをみつつ 
[matuya]  さて廊下を奥まで進んでみると、そこはそれなりに整理された一角だ。 
[matuya]  壁には吹利県一帯の大きな地図が張られており、
      いくつかの地点にはメモでピンが刺さっている。 

 睦生     :「……あ」 

[Hisasi]  これ吹利の 
[matuya]  街中から山中まで、こだわりなく、ピンの数は50ほどに及ぶ。 

 千歳緑    :「地図ですね……ピンはたぶん、遺跡っぽいところなのかも……」 

[matuya]  見慣れた場所では春日神社。 
[matuya]  ピンは霞山にも刺さっている。 

 睦生     :「あ、春日さん……霞山にも」 

[matuya]  良く見るとピンには数種類の種別があるようだ。 
[matuya]  霞山には赤。春日や伊吹には黄色が刺さっている。 

 千歳緑    :「んー? 赤って普通のセンスで考えたら、
        : かなり重要って感じですよね」 
 睦生     :「…………うん」 

[Hisasi]  なんかドキドキしてきました 

 榊原     :「そうですとも」 
 睦生     :「わっ」 

[Hisasi]  びくぅ 
[matuya]  段ボールの影からツナギ姿のおじさんが顔をだしていた。 
[matuya]  実直そうな感じで、あまり教授には見えない。 

 睦生     :「…………え、と、榊原教授……さん、ですか」 
 千歳緑    :「こんにちは。見学させていただいております」 
 ジョシュア  :「本日はどうもありがとうございます」 
 榊原     :「いえいえ。熱心な学生の方々はいつでも歓迎ですよ。
        : はい、私がこちらで責任者をやっている榊原です」 
 千歳緑    :(すごい、睦生さん大当たりです) 
 睦生     :「……は、はい」>だって榊原さんって人しか名前聞いてないから
        : 聞いてみたらドンピシャでした 

[matuya]  首に手ぬぐいを下げてつなぎ姿のおじさんです。 

 榊原     :「なんでも吹利の古代文明に興味があると。
        : 自由研究ってやつですかね?」 

[matuya]  #教授それはなつやすみ。 

 睦生     :「は、はい、ええと、遺跡とか廃墟とか好きなんです」 

[Hisasi]  #廃墟かんけいなくね? 
[Hisasi]  #廃墟は素で好きでした(ストライクゾーンの広さに定評のある睦生さん 

 千歳緑    :「はい、この子、ほんとに大好きで」 
 榊原     :「はぃ。なんでも好きになるのはいいことですよ」 
 榊原     :「で、どの辺の調べものですか」 
 千歳緑    :「ええと、なんでしたっけ睦生さん」 
 睦生     :「……ええと……霞山、というか、その……吹利にあった古い」 
 睦生     :「こちらに吹利の古代文化についての論文を書いた人の
        : 資料がないか、と」 

[Hisasi]  そして 
[Hisasi]  ひとつ息をすって 

 睦生     :「稲浪靖之、という人物の」 
 榊原     :「……イナナミヤスユキ!」 
 睦生     :「……え」 

[Hisasi]  びくっ 

 榊原     :「そりゃぁまた、珍しいところの名前がでたもんだ」 
 千歳緑    :「みたいですね。かなり調べてやっと引用で
        : 見つけただけなんです」 
 榊原     :「ずいぶんと掘り下げたところを調べてるんだねぇ」 
 榊原     :「しかもマイナーなところを」 
 千歳緑    :「みたいですね。そういうニッチなところって
        : 好きなんです、私も」 
 睦生     :「は、はい、ちょっとマイナーというか、マニアックなものが、
        : 好きなんです」 

[Hisasi]  #うっへりとか 
[Hisasi]  #……だめだ、マニアックを何一つ否定できない 
[ToyoX200] #HAHAHA 

 榊原     :「だがね。マニアックとは言っても、あれは真面目な論ですよ。
        : ……理解されなかったみたいだがねぇ」 
 千歳緑    :「突飛っていうかぶっ飛んじゃってたから、相手にされなかった
        : ……とかですか」 
 睦生     :「はい、あの、それを知りたくて」 

[Hisasi]  ここまできました 

------

[Hisasi]  そろそろ以下次号って感じでどうでしょう 
[ToyoX200] ほいサー 
[Hisasi]  つぎは驚愕の展開、稲浪靖之の超展開なレポートが 
[matuya]  そうですね。 
[matuya]  ■セーブします■ 
[matuya]  古代、吹利はアトランティスだった! みたいな。 
[Hisasi]  なんだってー!!ΩΩΩ 
[ToyoX200] 取り乱す睦生タン 
[ToyoX200] え、お父さんって、古代アトランティス人でインディ? 
[Hisasi]  どうしてもインディは離れませんか 
[Hisasi]  (超重要) 
[ToyoX200] レゾンデートル級 
[matuya]  どんどん睦生さんのドリームがマッハ。 
[ToyoX200] 夢見がちなマスコット的立ち位置に 



時系列と舞台
------------
2009年(一回目)3月

次回予告
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想起せよ。
天に浮かぶ壮麗な都市を。
想起せよ。
地上に降りた星々の輝きを。 
想起せよ。
老いず衰えず永久に美しい人々を。
次回「遡行」
そんなにうまくいくはずがない。
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Matuya 



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