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Date: Sun, 13 Dec 2009 01:58:53 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32299] [HA21L] 『迷宮』 奪還作戦
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20091212165853.F17C149DB03@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 32299
Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2009年12月13日:01時58分53秒
Sub:[HA21L]『迷宮』 奪還作戦:
From:Matuya
[HA21L]『迷宮』奪還作戦
=====================================
登場人物
--------
千歳緑(ちとせみどり)
:じつは蝙蝠ってサブ能力なんだぜ。
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
:その鎌は当たれば全てを切り裂く。当たればな。
稲浪睦生(いななみ・むつき)
:やっぱりヨミが一番大好き。
ステュクス
:その洒落にならない超絶機能が今白日の元に。
アスト
:元祖省略型肉騎士。抜いた壁は20枚。
●状況開始
------------
[matuya] ヨミさーん。ムツキさんかじっちゃうけどいいよね。
[kurov] イイヨー(地下三階から)
[Hisasi] がーん
[matuya] 前世の絆が儚かった。
[Tihipon] ひでえw
[Toyolina] 大丈夫僕は竜よりむしろ今はサソリを狩っていた
[lute] 大丈夫じゃないような気がします先生
[matuya] 状況を開始します
[matuya] (システムメッセージ:ポリビッチはついらくしました)
[Toyolina] #ほんとについらくしたようだ
[matuya] #いま八つ墓状態。
----------------
[matuya] クリスは片腕をついて、何とか立ち上がる。
睦生 :「だめ、クリスくん!」
クリス :「ムツキサン――」
[matuya] ドラゴンをきっと睨みすえるが、体は弱りきっている。
[matuya] #言葉通じないって不便だね。
[matuya] 二本目の『水』がドラゴンに注射される。
睦生 :「…………なんとか、しなきゃ」
声2 :『検体01――戦闘に入るようですが』
声1 :『記録を継続』
声3 :『侵入者が施設1Fに侵入』
[matuya] 侵入者の方々は任意タイミングに任意の方法で
乱入してもしなくてもかまわない。
[matuya] ドラゴンがあんぐりと口を開ける。
[Hisasi] #ひぃ
[matuya] 何か、睦生に対しては何らかのやりにくさを感じているように、見える。
[matuya] ので、クリスに視線を移す。
[matuya] で、がうと噛み付く。
睦生 :「ダメ!」
[Toyolina] じゃあかみつかれるキャーなところでペス特攻隊長率いる
コウモリ部隊を先遣させたい
[matuya] #キャー
[matuya] クリスさんふっとばされた。
[matuya] ガラスケースの方に。
[matuya] かみつかれなかったのはもしかして、睦生が制止した声のせい、
かもしれない。
睦生 :「クリスさん!!」
クリス :「――ぐ、うあッ」(がんごんがんごろごろごろどすん)
SE :ガシャンパリン。
[matuya] ついでにガラスケースに突っ込んだ。血がしぶく。
睦生 :「クリスさん!!」
ドラゴン :『???』>睦生の方をちょっと見やる。
[matuya] たべていい? ねえたべていい?
声3 :『おかしな反応が出ているようだ』
声2 :『興味深い』
声3 :『検体02に対する何らかの禁忌事項があるようにも見える』
声2 :『検体02と、龍に関係が?』
声1 :『験せばわかる』
声3 :『確かに――出力を3メモリ増。目標を再度検体02へ』
睦生 :「だめ、だめ!やめて!」
:>クリスのまえで両手をひろげてたちふさがる
[matuya] ドラゴンの脳髄と思しき部位に、電気ショックが走る。
[matuya] 攻撃衝動を刺激されたドラゴンが、目の前の少女に殺意をむく。
[matuya] もう、声がとどく様子は、ない。
[TK-Leana] #そろそろ乱入のタイミングだ!
[kurov] #天井ぶち抜いて脳天にスタンプしようか。
[Hisasi] #おういえ
ドラゴン :『GARRRRRRRRIEEEEEEEAAAAA――!!』
[matuya] 無慈悲な牙が睦生さんの首筋に。
[TK-Leana] #ヨミですかね、一番槍
●強襲チーム到着
-------------------
四深 :(天井ぶち抜いて降ってきた)
睦生 :「!!」>もうダメ、と目を閉じてクリスをかばい
千歳緑 :「ヨミさん! そのまま下!」
[Hisasi] #そんな、ベルト姿で落下だなんてはれんちな
四深 :「おおおらッ!」(ドラゴンの鼻面を両かかとで踏みつけた)
[Toyolina] #うわあ犬の急所なり><
ドラゴン :『ギャウン!?』
スティ :(ヨミに続いて着地)「あれは、ドラゴンですか?」
四深 :(後方にステップし、ムツキの前に降り立つ)
:「ムツキ!クリス!生きてるな!」
睦生 :「ヨミ!!」
[Hisasi] ああ、ヨミがきてくれたよ!!
[matuya] 室内の様子。
攫われて剥かれて監禁されて観察されて
言葉いじめされた睦生さんひとり。
[matuya] 攫われて血液と組織と骨髄液と生殖細胞抜かれて
分析されて神経パルステストされて腕切られてストレステストされて
ドラゴンにぶっ飛ばされてガラスに突っ込んで血まみれなクリス一体。
[matuya] あとドラゴンいっぴき。
[matuya] と腕いっぽん。
スティ :「これは……」(監視カメラをにらみつける)
[TK-Leana] ところで、監視カメラ越しに攻撃ってしていいですか?
[matuya] #できるんだw
[matuya] #是非かましてあげてください。
[TK-Leana] ええと、では強制力12くらいで
[TK-Leana] モニターを見ていた研究員たちの周囲に、冥界の冷気がわき上がります
声1 :『な、なんだこれは!』
声2 :『さむい――つめたい――!』
声3 :『ひぃ! 腕がはりついた』
[TK-Leana] ステュクスの神力+冥府を取り巻く河の女神:3で、目標値6
TK-Leana: 7(2D6) = 7 ● 6○(残り集中14)
[matuya] いや、そんな不意打ちに抵抗する手段ない気がするんだ。研究員w
[TK-Leana] じゃあ、普通に凍りついてもらいますか
[TK-Leana] 仮死状態
[matuya] 建物のどこかで、研究員3人が凍りついた。
声 :『あ――ああ――あ……』(ごとん)
千歳緑 :(クリスの側に降り立った)
:「クリスさん! 生きてますか? クリスさん!」
クリス :「……**……****?……チト、セ……」
[matuya] 何を言ってるかわからないが、少し唇が微笑んだのがわかった。
スティ :「安心してください、お二人とも。助けに来ました」
千歳緑 :「クリスさん……ひどい、なんでこんな……
:(手を取ろうとしてクリスのない腕に気づく)」
睦生 :「千歳さん!」
[matuya] そのころアストは警備隊を血祭りに。
[Toyolina] 相変わらずの無双っぷり
[matuya] 一人いると進行が楽でよい。
[matuya] 腕は側に落ちている、ことに気付いてもかまわない。新鮮だ。
[Toyolina] あら、落ちてるのね
[matuya] ガラスケースに入ってたんですな。
[Toyolina] 割れたから落ちた。
[matuya] 見物の人は、腕研究しても今ひとつわからないので、
クリスと再接触させることを考えたようです。
[Toyolina] ドラゴンの野郎はどうすべかのう
[Toyolina] 冷静な判断:とんずら
[Toyolina] ぶちきれた判断:全損
四深 :「千歳、ムツキとクリスを頼む!」
:(ドラゴンに向かって鎌を構えた)
睦生 :「ヨミ……」
[matuya] ああそうだ。クリスと睦生の首に、変な首輪がはまってる。
[matuya] 金属製で、なんか点滅してる。ランプが。
[Toyolina] ある程度離れたら爆発したりしますか><
[Hisasi] ぴこーんぴこーん
[matuya] だって戦闘手段渡してそのままにするやつなんていませんよ……
[Toyolina] デスヨネー
[matuya] 何らかの手段で解析できるなら機能がある程度わかる。
[Toyolina] チート機能使って良いなら解析できるお……
[matuya] 便利だお!
[TK-Leana] 時間ごと凍りつかせたら機能停止するだろうか
[matuya] それで機能停止しないのは時空振動弾くらいです
[TK-Leana] 思ったんですけど、こいつら割と厨性能ですね
[matuya] 円卓とか水道局から苦情がきそうなこの性能。
[TK-Leana] まあ、解除はできないけど、いや、千歳さんに機能の中枢部を
探ってもらってピンポイントで凍りつかせたら破壊して外せるのか
[matuya] OKですね。
[Toyolina] さようで。
[TK-Leana] ではそのようにいたしましょう
千歳緑 :(クリスの首輪に気づく)「……睦生さん、これ」
睦生 :「……はずせないんです……」
千歳緑 :「……外さないままは危険そうです。どうにかして外しましょう」
[Toyolina] 手近な生きてる端末はあるかなー
[matuya] この部屋はバトルフィールドなので、ここにはない。
[matuya] 部屋には鋼鉄製の大扉が二枚。
[matuya] 片方は睦生が入ってきたほうで反対側はドラゴンが入ってきたほう。
[matuya] どちらも今現在、ロックされている。
[TK-Leana] 上にはありましたか?
[matuya] あったとおもいます。
[matuya] ていうか部屋は頑丈な構造である。と云う前に天井抜かれていたww
[Toyolina] たぶんスティさんが凍り付かせた部屋とかならありそうだよね^^
[TK-Leana] #あったでしょうねw
[TK-Leana] #ついかっとなってやった
[matuya] #ヨミ鎌は切れ味がよいようだ。
[TK-Leana] #たぶん空間切断とかそんなんですよ
[kurov] #バターのように
[Hisasi] #敵にたいしては切れないのに
[TK-Leana] #厨二的に
[TK-Leana] #当たらないだけです
[kurov] #動かなければ当たる
[Hisasi] #敵以外で斬れないものはないぜ
[TK-Leana] #草刈り時に絶大な効力を発揮する
[matuya] というわけで凍りついた研究員が3名。
[matuya] 端末がひとつ。
[matuya] クリスさんの詳細な研究観察ファイルがひとつ。
[matuya] 新種の昆虫でもばらすような簡潔な記述は
読むと心動かされることうけあい。
[matuya] どっちの方向に動くかはともかく。
[matuya] 中略。ヨミさんはドラゴンをずんばらした。
[matuya] ドラゴンはどろりと溶解し、腐肉と、水たまり。
あと機械のフレームが中からごとりと。
[Toyolina] #斬新なおにくゴーレムだった
[TK-Leana] #ヨミさんの初めての活躍は中略された
[matuya] #今よ! なんか格好つけるのよ!
[TK-Leana] #せめて最後のとどめ演出だけでも!
四深 :(ブーメランのように飛ばした鎌が背後から
: ドラゴンの首を切り落とした。つよい。)
[matuya] それどうやって受け止める気だ。
[kurov] ……柄を掴んで?
[matuya] #超あぶねえw
●置き土産
-------------
[matuya] ところで、ドラゴンが機能停止すると同時に
[matuya] 首輪のランプが緑からオレンジ色に。
[Toyolina] #ゲプ
睦生 :「……あ」
クリス :「…………!」
[Hisasi] #ひぃ
[matuya] ぴこんぴこんぴこん
[matuya] そしてここで警告を発するはずの研究員たちは凍っているのでした。
[Toyolina] #やばくねー><
[matuya] 急いでやっちゃってくれてもいいですよw
千歳緑 :「スティさん、このシャフトの中、
: 全部凍らせたりとか出来ますか?」
スティ :「ここですか? ええ、わかりました」
[TK-Leana] 軽く手が触れると
[Toyolina] メラカッキーン
[TK-Leana] 直に肌にあたってるとちょっと冷たいです
睦生 :「!」>目を閉じて
[Toyolina] チート機能で研究所のメインケーブル把握したことにする
[matuya] 把握できた。
千歳緑 :「この、細くて平べったいやつが繋がってるのがメインです
:(ファイバー)。それを凍らせれば」
[matuya] ところで視線を感じる気がした。
千歳緑 :「……? お願いします、やっちゃってください……?」
[Toyolina] #やん
[Hisasi] #ひぃ
[TK-Leana] #むう
スティ :「ここですね」
[TK-Leana] しかし、四の五を言ってる暇はなさそうだった
[TK-Leana] というわけで、凍りつかせました
[matuya] これは、効果は首輪の機能停止でいいのかな。
どうも研究所のメインをどうにかしたように見えるのだが。
[Toyolina] 研究所のメインをどうにかして首輪をどうにかしました
[Toyolina] 目的:首輪をどうにかする 手段:研究所のメインをどうにかする
[matuya] なるほど。では首輪に強制停止命令が発される。
[matuya] ガシャリと音がして首輪が外れ、地面に転がる。
[matuya] 内側には、無痛注射器の先のようなものがびっしりと。
[Toyolina] #イーヤー
睦生 :「…………」
[Hisasi] かくんと膝をついた
[matuya] 視線はまだ、消えない。
四深 :「ムツキ、もう大丈夫だ」
四深 :「……クリス、お前手どうした!」
クリス :(首を横に振る)
睦生 :「……クリスさん」
[Hisasi] 支えつつ
千歳緑 :(落ちてた手を拾った)「ヨミさん、これ……」
四深 :「なんてことしやがんだ……」
クリス :「――ミナサ……ン、アリガト」
四深 :(手を見た)
:「……スティ!これ、冷やしといてくれ、くっつくかもしれない」
睦生 :「……もう大丈夫だよ、帰ろう」
[matuya] 腕はどういうわけか、切り落とされた直後のように、新鮮に見える。
四深 :「クリス?……そうか。鍵――」
[matuya] 研究ファイルをもしも見る気があれば、
これが二日前に切除されたものであることがわかる。
スティ :「この手、まだ生きてますね」
四深 :「凍らせるんじゃなくて冷やすんだ。
: 組織が死んでなければ――……切り口がやけに新しいな」
睦生 :「……」
[Hisasi] でもこの鍵は嫌な何かを感じるんです
[Hisasi] 気のせいかもしれないけど
[matuya] 気のせい気のせい。
[Hisasi] でもクリスの腕であることに間違いはないんだし、、
四深 :「つったってくっつけてくっついたりしないだろ、
: とにかく処置できる場所に連れてかないと」
スティ :「試してみましょう」
[TK-Leana] くっつきません?
[matuya] 今のところ、くっつかないようだ。
[matuya] 鍵はクリスの肌の表面に浮き出し、静かにあかがね色の光を放っている。
千歳緑 :「そう……ですね……(視線も気になるけど、
: 墜落したポリビッチの為に何か手土産(資料的なもの)を)」
スティ :「クリスさんの手については、未だ謎が多いのです。
: これに生命を保持する機能があるとすれば……と思いましたが」
[matuya] ただ、触れたときクリスが妙な顔をする。
クリス :「……ん。あれ」
四深 :「鍵に、か?……」(少し考えて)
スティ :「どうしましたか?」
クリス :「……言葉がわかる、みたいです」
睦生 :「クリスさん!」
千歳緑 :「クリスさん! ……その鍵、のせい?」
クリス :「前もそうでした――ああ。皆さん、
: 本当に――お会いしたかった」(くらり)
四深 :「クリス!」(抱きとめた)
[matuya] 安心したせいかちょっと気がとおく。
千歳緑 :「! ペス、止血!」
[matuya] そんな隠し技が。
[Toyolina] 傷口にコウモリ型の絆創膏がベタベタと貼られる。
しみ出した血はいただく(お駄賃)
四深 :「とにかく、帰ろう。こんなとこに長居する義理はない。
: スティ、研究所ごと凍らせちまえ」
スティ :「そこまでやりますか」
睦生 :「……なんだったんだろう、あの人たち」
[Hisasi] 疲れた、疲れたよ、、
[TK-Leana] #建物一個破壊だと、大きさにもよるけど強制力的にギリなんじゃー
[Tihipon] #難易度14でビル破壊でしたっけ?
●天機
---------
低い声 :『それには及ばんよ。
: どの道、放棄せねばならなくなったようだからね』
四深 :「本当ならバラバラにしてやりたいとこだけどな、
: クリスとムツキの体のほうが……誰だ!」
低い声 :『君たちの活躍は興味深く見せていただいた。
: これほどの集団が無名に埋もれているとは』
千歳緑 :「さっきから見てた人ですか? 趣味悪いですね」
低い声 :『これは失礼』
[matuya] 声は壁際、巧妙に隠された監視カメラとマイクから聞える。
[matuya] あるいは、この研究所の住人たちさえ、
この存在に気付いていたかどうかは疑わしい。
千歳緑 :「さっきのはどういう意味ですか?放棄って」
睦生 :「……」
低い声 :『文字通り。ここは世間的にはいささか問題のある場所だからだ』
[Hisasi] #まさか、
[Hisasi] #あらばきせいいちろうとかいわないよな、、、
[matuya] #流石にまだ次元漂流してると思うよ、、、
千歳緑 :「確かに人道的に色々問題がありそうですが」
四深 :「……放棄する、ね。あんたが親玉か。
: なんでムツキとクリスを攫った」
睦生 :「……あの!き、ききたいことが、あるんです!」
低い声 :『彼らには特別な力があるからだ』
低い声 :『……何かね?』
睦生 :「稲浪靖之は、どこにいるんですか?
: あなたたちとどんな関わりがあったんですか」
四深 :「ムツキの父さんが?」
低い声 :『稲浪靖之がどこにいるかは、むしろ我々が君に問いたい』
低い声 :『関わりといえば……そうだな。彼はかつて我々の同士だった』
睦生 :「……同士、でも……今はいないのはどうして?」
睦生 :「……どこにいってしまったんですか?
: 私は、本当に迷宮からきたんですか?
: だったら……いつ、どうやって」
[Hisasi] なんだか色々聞きたいことありすぎて混乱してきた
四深 :「迷宮から?何言ってんだ、ムツキ、こんがらがってきたぞ」
低い声 :『迷宮――そう。君はどうやって迷宮よりこちらに来た』
低い声 :『イナナミの開いた扉からか――いや』
[matuya] 意外とぽろぽろ喋っちゃってるよ、天機さんたら。
睦生 :「……扉、やっぱり……私は」
[Hisasi] 迷宮から来たんだ、魔術師さんがいっていた
睦生 :「…………お父さんが、迷宮の向こうに」
クリス :「睦生さんの……お父さんが……」
[matuya] ヨミは何だかこめかみに痛みを覚える。
[matuya] 加えて、この声の主に極めて強い攻撃衝動を覚える。
四深 :「てて……」(こめかみを押さえ、監視カメラを睨む)
睦生 :「……ヨミ」
[Hisasi] きゅっとしがみつくように
●研究所崩壊、あるいは空飛ぶ薄情者
----------------------------------
[Hisasi] こんな感じで。
[matuya] ふむ。
[matuya] まあ、後はそうたいしたことがあるわけじゃないんだ。
[matuya] 壁と天井と床にスラリー爆薬が仕掛けられた
研究所から脱出するだけだし。
四深 :「特別な力?それでお前らは何をするつもりなんだ。
: ……どんな答えでもぶっ飛ばすけどな。」
低い声 :『かつてこの地にあった文化、それを取り戻す』
四深 :「文化?」
低い声 :『――喋りすぎたか。ともあれ、この研究所は放棄される。
: それは決定事項だ』
低い声 :『研究所の壁と床、そして天井には
: 合計1トンのスラリー爆薬が塗りこまれている』
四深 :「……まさか、放棄って。スティ!千歳!逃げるぞ!」
:(クリスとムツキを掴んで、天井の穴からすっ飛んでった)
[matuya] #はやッw
[Toyolina] #こいつ薄情w
スティ :「え、ちょっとそんないきなり」
[TK-Leana] スティは飛べません
[TK-Leana] 千歳は飛べるヨネ
低い声 :『……気の早いお嬢さんだな。爆破までは5分だから
: 急いで逃げたほうがよいと言うつもりだったのだが』
[kurov] #ぱんつさんになんとかしてもらうんだ!
さすがに三人はムリだと思う。ふたりでもむりがあるとおもう。
[Toyolina] #ええまあ
[Toyolina] #でも猶予があるみたいです。逃げるんだよォーッ
[matuya] #誰かアストのことを思い出してあげてくだちいね……
[Toyolina] #そうでした
[matuya] #わすれてたw
[TK-Leana] #炎上する研究所から無傷で歩いて出てくるアスト
[Tihipon] #やぱりわすれられてたw
[Toyolina] #アストさんが二人抱えて逃げたら解決するんじゃないかな
[Toyolina] #無双ダッシュ
スティ :「え、ええと。千歳さん。出口どちらか分かりますか?
: 大分ショートカットしてきたから、
: ここがどの辺かもわからなくて」
アスト :「殿下! 殿下はいずこおお!」(鉄扉を蹴破る)
スティ :「アストさん!」
[TK-Leana] #なんてナイスタイミング!
アスト :「む、スティどの。無我夢中で戦っているうちに
: 皆さんと合流できたようですな」
アスト :「して……殿下は」
スティ :「クリスさんは、ヨミさんがそこから」(と、天井を指す)
スティ :「それより、大変です。あと5分以内に脱出しないと、
: 研究所が爆発するって!」
アスト :「すれ違いでありますな……何ですと?」
千歳緑 :「そういうわけなので、速く逃げましょう」
スティ :「アストさん、出口までの道筋はわかりますか?」
アスト :「途中から一直線に壁を破壊していますので、
: そこを抜ければ玄関近くかと」
[Tihipon] #流石脳筋!(褒め言葉
スティ :「では、急ぎましょう!」
千歳緑 :「はい!」
[matuya] 中略、何だかぶっとばされたり壁にめり込んだりした
警備ロボぽいものの残骸を横目に
[matuya] 三人は研究所を脱出した。
[matuya] あと20秒。
[Toyolina] なんか外壁の影とかで伏せた方がいいのではないか
という気がするでおじゃる
アスト :「スティどの、遅れずに!」
スティ :「は、はいッ」
[TK-Leana] #ステュクスも、運動音痴というわけではないが、
#このメンツだと最下位に近いな
[TK-Leana] #クリスよりはたぶん脚力がある
[matuya] #あれは文弱だからなあw
[matuya] では三人が外壁の影に転がり込み、アストが庇うように手を広げた瞬間、
[matuya] 地響きがあたりを揺るがせる。
[Toyolina] DoGooooooん
[matuya] 爆発は外から内向きに研究所中央に向けて走り、内容物全てを内破。
[matuya] 同時に土台の爆薬が作動、地下に仕込まれていた水タンクに向けて
構造物自体がすり鉢状に落下、泥と土砂のうちに、一瞬にして
全てが飲み込まれた。
[Toyolina] #ワー周到ー
アスト :「……これは、中にいたら流石に死ぬでありますな」
[TK-Leana] 氷をアストロン的に使えますが。まず掘り起こせない
千歳緑 :(アストの腕の中)「埋まっちゃいますよねえ……」
スティ :「アストさんが居なかったら、
: ちょっと困ったことになってました」
アスト :「いや、こういう時しか役たたずですからな。
: さて。殿下はどちらにいらっしゃるやら」
四深 :(三人の横に降りてきた)
:「皆無事か」(二人は近くのビルの屋上に置いてきた)
スティ :(恨みがましげに見る)
[matuya] #www
[Toyolina] #これは恨みがましいw
千歳緑 :「ええまあなんとか……」
スティ :「おかげさまで」
アスト :「ふむむ……ヨミ殿は飛べるので便利ですな」
[TK-Leana] アストと合流できなかったら、
それこそ建物ごと凍りつかせるしかなかった
[matuya] スティのじゃくてんはとべないこと。おぼえた。
[TK-Leana] まあ、空気を凍りつかせて階段状にすればいいんですが、
器用な造形はできないのでそう上手くいかない
四深 :「……」(気まずい。目をそらした)
千歳緑 :「そ、それよりほら、クリスさんを。病院なりどうにかしないと」
[Toyolina] #もしくはおろち先生御用達の闇医者につれていくとか
四深 :「ま、まあ無事でよかったよ。ああ、そうだ。
: 二人はあのビルの屋上に」
アスト :「…………で、殿下に何か!?」
四深 :「……ああ。」(口が重い)
四深 :「大丈夫だ、とりあえず生きてる……けどな」
アスト :「…………」
●誘拐編終了
---------------
[matuya] というわけで誘拐脱出編。
[TK-Leana] 正直、ヨミが飛んでいった時はてめえこのヨミ! って思いました
[TK-Leana] 思わずスティに「ちょwwww」って言わせそうになった
[Toyolina] wwwww
[Toyolina] 僕は( 'Д')ってなった
[matuya] かなりの感動を覚えた。
[kurov] でも消耗した二人かかえて通路突っ込むよか
とっとと退避させたほうがいいとおもうんだ……
[TK-Leana] あの速度なら2往復できたかと
[matuya] あれです。一言かけたほうがよかったかもw
[TK-Leana] まあ、その場合アストがあれだったんですが
[kurov] できた。でも戻ろうとしたらすでに残り20秒だった。残念。
[TK-Leana] まあ、でもヨミは睦生の護衛だからそれでも良かった気はする
[matuya] 前世の記憶がちょっと体を衝動的に動かした感じということで。
[matuya] では特徴:前世の衝動:2を。
[matuya] この特徴は、ヨミにとってプラスにもマイナスにも働くことになる。
[matuya] たぶん、主にマイナスw
[TK-Leana] 睦生を守るという点では頼もしすぎる
[kurov] プラスはすでに縁で3特徴あるから発動することはまずないといえるw
[matuya] 睦生がおなかすいたなぁ、と呟くのを耳にするや授業中に羽根を展開し、
購買にメロンパンを買いに行きそうになったりする衝動を
おさえつけねばならなくなる。
[kurov] なんという下僕
[matuya] 発作的なバカ親衝動みたいなものと。
[matuya] しばらく母親代わりやってましたし。
[kurov] 世話焼きイズム。
[Toyolina] つまり先んじてメロンパンを買ったりするように。なんにせよバカ親。
[matuya] 二人の関係にあらたな一石を投じる粋な特徴提案。
[matuya] さて。何だか謎の組織が睦生とクリスをねらう。
これからどうする。まて次回。
[matuya] とりあえず、ジョシュア先生の調査がひと段落ついてるので
[matuya] たぶん、アラバキに支援してた組織について情報がでるんでないか
と思いますが、それはまた明日以降。
[Toyolina] おちかれさまでした。
[matuya] ていうかこの人たちをどうにかする方法を思いつきません。
厨性能ばかりw
[TK-Leana] 時間ごと凍りつかせるは、やってみるとえらい便利だった
[TK-Leana] おかげで他の力ほとんど使ってないw
[matuya] それはスティの凍結パワーの応用ですか。
[TK-Leana] うん
[matuya] まだ他に4種の力が。仮面ライダースーパー1のような。
[matuya] 炎ハンドと氷ハンドは出たから。
[TK-Leana] 脳みそパーにする水とかあります
[TK-Leana] 霊的に名前がなくなる
[matuya] 危険物ばかりがいる……。
[TK-Leana] あと、即死効果のある水もあった気がする
[TK-Leana] 神様でも死ぬそうです。すげー、冥界の河
[matuya] 性能的にポリビッチがわりと落ち着いた位置にいるあたりがすごかった。
[TK-Leana] 他には、確かアキレスは冥界の河につけて不死になってた気がします
[matuya] ……今回はスティを無力化できる数少ないチャンスだったのではないか
とちょっと思った。
[TK-Leana] そうですね。ああいう状態で、建物ごと凍りついて封印とかなると
身動きが取れなくなります
[TK-Leana] でもって、学校の地下冥界に管理者が居なくなる
[matuya] そこは葛城のさらに地下で起こりつつある事象に
大きな影響をあたえているので
[matuya] そんなことになると予定がもろもろ繰り上がる。
[TK-Leana] 急ぎすぎてもだめですね
時系列と舞台
------------
2009年2月
次回予告
----------
少女を装う鬼の群れ。
その実力、解析不能。
正体不明の一団に、ひときわ危険な吸血の姫君。
一通の手紙が今、ポストに届く。
次回「誘惑会談」
理想を掲げて地に転ぶ。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Matuya
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