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Date: Tue, 7 Apr 2009 23:31:41 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32217] [HA21L] 夜会に忍び寄る影29
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA21L] 夜会に忍び寄る影29
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登場人物
--------
狭間全般Wiki - 夜会に忍び寄る影
http://hiki.kataribe.jp/HA/?YakaiNiSinobiyoruKage
ビドゴェ氏族襲撃未遂
--------------------
[Hisasi] ..名前4
[MorisDEAD] Hisasi:『ビドゴェ』。
[Hisasi] 吹利のとある吸血鬼、ビドゴェ氏族の館にて
[Hisasi] 主と思われる白髪白髭のおじさまと
[Hisasi] 一人の青年がいる
おじさま :「ときに、私に見せたいものとは?」
青年 :「はい、是非お目にかけたく」
[Hisasi] 青年の影からひょっこり顔をだしたのは
[Hisasi] 灰色の髪、灰色の目、白いケープを羽織った半ズボン少年
おじさま :「……ほう」
[Hisasi] おじさまの目がHENTAIモードに移行した
おじさま :「これは、また、可愛らしいものを」
青年 :「ええ、お気に召すかと」
おじさま :「うむ、うむ」
:>精一杯涎をたらさないようにきをひきしめつつ
[Hisasi] だがその口元はひくひくとぴくついていた
[Toyolina] おじさま株急落である
[Suo] 夜会の回覧で回ってた「危険な少年」にそっくりだよ!
[Hisasi] おじさまのスケベ心VS危機感
[Suo] 「どんなに美味しそうでも、手を出してはいけない」みたいな
感じの煽り文句と一緒に写真載ってた!
おじさま :「……(どこかでみたような?)」
青年 :「さ、ご挨拶なさい」
ウヤボム :「は、はぃ……あの」
[Hisasi] もじもじと
おじさま :(むっはー)
[Hisasi] だめだった
ウヤボム :「……あの、ベネディクトです。おはつにおめにかかります
:……伯爵」
おじさま :「ほう、良い名だ。さ、さ、こちらにおいでなさい、さ、さ」
[Hisasi] ヘイ、カマン!
[Hisasi] はぁはぁ
[Suo] アイリーン辺りが潜んでいても良いでしょうか?
[Hisasi] いいよ
[Hisasi] おずおずと歩いてきた少年に思わずがぶりよりそうになるのを必死に
堪えつつ
?? :「へぇ、ベネディクト君っていうんだ、いい名前だねぇ
:(ひょっこり」
おじさま :「うぉぅ!?」
ウヤボム :(びくぅ)
青年 :(ちっ)
アイリーン :「こんばんは。良い夜ですね(にっこり」
[Hisasi] ウヤボムは戸惑っている、青年は逃げようとした
[Hisasi] どちらを押える?
[Hisasi] ボムはほっとくと爆発します、青年はほっとくと逃げます。
おじさま :「お、お、おまえは……あの」
アイリーン :「思うところはあるかもしれませんが、今はそれどころじゃ
:ありませんよ」
[Hisasi] なんでゴキちゃんがこんなところに!?というか、いきなりなに!?と
青年 :(ダッシュ)
ウヤボム :(びくっ)
[Hisasi] 窓に向かって駆け出す青年、びくついたまま動けないボム
アイリーン :(青年に向かって無言で暗器を投げつける)
アイリーン :「兎に角、その子から離れて」
青年 :「ぐぎゃ!」
アイリーン :「おかしいなぁ、何で逃げるの?ねぇ、あたしにもお話
:聞かせてよ」
[Hisasi] 背中にぶっささって、倒れた。どうやらホムンクルスを操作した
やつのようす
[Hisasi] 壊さず手に入れれば多少のヒントは得られそうだぜ。爆発にまき
こまれなければ
ウヤボム :「ひっ」
おじさま :「な、な、なにを、一体……私の可愛い小鳥ちゃんが怯えて
:いるではないか!」>ばかですね
アイリーン :「小鳥ちゃんって……今の状況、知らないんですか?」
おじさま :「な、なんのことだ」
[Hisasi] 危機意識皆無ですね、これだから古い者は
ウヤボム :「…………」
アイリーン :「幾つかの氏族の壊滅、それからその手口です」
[Suo] 言いつつ、ウヤボムの変化に気を配る
[Hisasi] まだ変化はない様子。
[Suo] もし爆発の兆しを見せたら、スイッチを
[Suo] ぶちぶち抉り出すぜ
[Hisasi] では、ダイス対決で
[Suo] あいさ
[CorDeath] 小鳥で無く子猫だと最後の言葉集に載ってた記憶が……
[Hisasi] 爆破:15、改造型人間爆弾:3で
[Suo] 先読み:15 武芸の達人:3 で
[Hisasi] ボムの余力6を削りきれれば君の勝ちだ。
[Suo] あいさ
[Hisasi] ウヤボムの攻撃を防げなかったら爆発する。
[Hisasi] どうぞ。
[Suo] ちなみにアイリーンの余力は体力:10 精神:8 で
[Suo] 難易度13で
[Suo] 15+3-2d6-13
[kataribe] Suo: 15+3-10(2D6)-13 = -5
[kataribe] Suo: 15+3-8(2D6)-13 = -3
[kataribe] Suo: 15+3-10(2D6)-13 = -5
[kataribe] Suo: 15+3-4(2D6)-13 = 1
[Hisasi] 戦闘15、ウヤダコピー:3、子供型:1 で攻撃をかわす。
[Suo] 体力7/10
[Hisasi] 15+3-1-13-2d6
[kataribe] Hisasi: 15+3-1-13-10(2D6) = -6
[kataribe] Hisasi: 15+3-1-13-7(2D6) = -3
[kataribe] Hisasi: 15+3-1-13-7(2D6) = -3
[kataribe] Hisasi: 15+3-1-13-3(2D6) = 1
[Hisasi] ボム、余力残り3
ウヤボム :(しゅたっと、とびすさってかわした)
:>動きがウヤダそっくりだというのはアイリーンにもわかった。
アイリーン :「へぇ、やっぱり……」
[Hisasi] ではボムいきます。
[Suo] かもーん
[Hisasi] 爆破、部屋丸ごと吹っ飛ぶぜ。おじさまごと
[Hisasi] 爆破:15、改造型人間爆弾:3
[Hisasi] 強制13
[Hisasi] 15+3-13-2d6
[kataribe] Hisasi: 15+3-13-7(2D6) = -2
[kataribe] Hisasi: 15+3-13-8(2D6) = -3
[kataribe] Hisasi: 15+3-13-11(2D6) = -6
[Hisasi] 起爆失敗、スイッチが動いたもののボム自身に問題があるようす
ウヤボム :(くっ)
アイリーン :「そこだっ!」
[Hisasi] もぞもぞと全身波打つように動いてる
[Suo] スイッチ抉り出してオッケーですか?
[Hisasi] おうけえ
[Hisasi] 一応難易度だして
[Suo] 暗殺術:15、武芸の達人:3で
[Hisasi] 余力残り1だから、一点でもけずれたら勝ちだぜ
[Suo] 難易度12で行きます
[Suo] 15+3-12-2d6
[kataribe] Suo: 15+3-12-7(2D6) = -1
[kataribe] Suo: 15+3-12-6(2D6) = 0
[Hisasi] 戦闘15、ウヤダコピー:3、子供型:1
[kataribe] Hisasi: 15+3-1-13-3(2D6) = 1
[Hisasi] よけやがったw
[Toyolina] 無駄にオリジナルに忠実なやつだ
ウヤボム :(咄嗟に攻撃予測し、かわした)
アイリーン :「くっ!もっと大人しく……ッ!!」
[Hisasi] 攻撃ポイント予測、戦闘経験は伊達じゃないぜ。
[Hisasi] では爆破二度目、難易度12で
[Hisasi] 15+3-12-2d6
[kataribe] Hisasi: 15+3-12-7(2D6) = -1
[Hisasi] びくん、と。胸から全身に絡むように内側に触手っぽいものが
浮き出ている、
ウヤボム :「……かはっ(びくん)」
アイリーン :「ちょっと痛いケド、我慢してねっ!!」
[Hisasi] 当人の意思とは無関係に爆破命令が出ている様子
[Hisasi] どうぞ
[Suo] 触手っぽいものをぶちぶち抉り出すぜ
[Hisasi] おうけえ、今度は自動成功だ
[Hisasi] 胸につきたった抜き手、そこからぶちりぶちりと木の根っこがひき
はがされるよに
ウヤボム :「うぁ、あ、ああぁぁぁぁ」
おじさま :(ひぃ)
アイリーン :「ッ!!(ぶちぶちぶちぶちっ)」
[Hisasi] 全身くまなく張り巡らされた頑丈な『根』がべりべりばりばり引き
剥がされていく
[Suo] 片手でショタっ子の胸から触手っぽい何かを引き抜くJK的存在
ウヤボム :「ああぁぁぁああぁぁ!!」
[Hisasi] ぶちりぶちりと血管がちぎれ、肉を引き裂いて
[Hisasi] 全身を血に染めながら
アイリーン :「解除、完了……っと……(ぜぇ……ぜぇ……)」
ウヤボム :(がくり)
[Hisasi] 倒れた少年、溢れ出た血がどくどくと広がってゆく。
[Suo] とりあえず治癒の霊薬(人間・一般生命用)で応急処置
[Hisasi] でも劣化コピー品なので短命、一年ももたねえ
[Suo] 止血して包帯やら布やらでぐるぐる巻き
[Hisasi] びびるおじさまを放置してそのままつれてゆく
アイリーン :「おいしそうな子には気をつけてくださいね。それでは」
[Suo] 人形も一緒に回収するぜ
[Hisasi] うい
[Hisasi] 人形は普通のホムンクルス、商売人的な人格をインストールされた
営業用のようだ
アイリーン :「ぴっ)菖蒲君?あたし。今終わったわ。……そう。うん、
:無事だよ。それから、『関係者』を一人捕らえた。無力化
:してあるけど、二人をあたし一人で運ぶの無理だから、手伝って」
[Suo] 無線連絡。相手はクローダが付けてくれた助手
[Hisasi] ウヤボムのほうは、辛うじて命はあるが、多分すぐ死ぬ。
[Suo] とりあえず警戒心皆無なおじさまを守ることは出来た、かな……?
[Suo] その後、人形を解析に回し、ウヤボムコピーとスイッチの精密な
解析を蓮花が行うことに
[Hisasi] うい
[Hisasi] いうまでもなくウヤダの劣化コピーです^^
[Hisasi] だが特筆すべきは安物劣化コピーのくせにウヤダの戦闘経験を
そのまま引き継いでる
[Suo] データ共有のシステムですね。商売人型の人形の方はどうだった
でしょうか?
[Hisasi] 商売人人形のほうには、これをおしつけてこいという命令
[Hisasi] 性癖とかをしっかり把握した上で狙いを定めた様子。
[Suo] ふむふむ
蓮花 :「……といったことが分かりました」
[Suo] 蓮花きゅん、白衣+メガネ+女教師コスチューム
[Hisasi] この、、、
[Toyolina] 変態め
アイリーン :「ふーん……収穫は大したことは無かったね」
[Hisasi] そして、わかること。ウヤボムをはじめとしたレニー&アイリスは
全て経験がリンクされている
蓮花 :「ですが、ビドゴェ氏族の襲撃を未然に防ぐことはできました」
[Hisasi] 逆にリンク元を辿ることで奴の居所をつかめるかもしれないぜ。
[Hisasi] だがそのためには共有体を何らかの形で手に入れる必要がある
[Hisasi] 一人いますがね
蓮花 :「それから、この経験共有システムはレニーやアイリスにも
:セットされています。うまく辿れば共有体やその本体を探知
:することが出来るでしょう」
蓮花 :「でも、そのためには生きた共有体が必要です。……アイ
:リーンさんが捕獲した子は使えないでしょう。器官劣化が
:予想以上に早い」
アイリーン :「あの子は使えない、というと……」
蓮花 :「ウヤダさんのシステムを逆探知に使わなければならない
:かもしれません。……とりあえず、あの子の生命維持も行っ
:ていますが……」
蓮花 :「詳しいことは銀二さんに説明してもらうようにしようと
:思います。……治療法も含めて」
[Hisasi] じゃあ、それもあわせて銀ちゃんに髭がお話しようかな。
[Hisasi] じゃあ、髭交えて銀ちゃんに説明しとこうか。銀ちゃんに
蓮花 :「現在、銀二さんはクーネルダール氏と今後の治療法等に
:ついて話し合っている最中の筈です。……さて、アイリーン
:さん、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください」
[Hisasi] 銀ちゃんにウヤダに告知するまえに
[Hisasi] http://kataribe.com/IRC/KA-05/2009/03/20090328.html020000
[Suo] アイリーンは倫ちゃんのお家に行きました(ぇ
[Hisasi] ここら辺の話をしてるってことで。
[Hisasi] 。。。
[Suo] ふむふむ
[Hisasi] 一室で
ハワード :「以上が、こちらで解析できたことですねぇ」
[Hisasi] パイプくゆらしながら
銀二 :「……成る程」
ハワード :「……どちらも完全に元に戻せるという確証はありません、
:アレのやらかしたことですから、そうそう簡単にはいかない
:ことくらいは、、」
銀二 :「そのまま、ちゅう訳には行かんか……」
蓮花 :「コンコン)失礼します」
ハワード :「どうぞ、おはいりなさい」
銀二 :「おぅ」
蓮花 :「ビドゴェ氏族の襲撃に用いられた『爆弾』の解析が終了
:しました」
蓮花 :「ハードコピーもありますが、コンピュータ用のデータの
:方がよかったでしょうか?」
[Suo] 水晶の断片(フラッシュメモリ相当)を机の上に置いて
ハワード :「どちらでもいいですよ、では」
[Hisasi] で、破片手にとってかちゃんとはめ込んで起動
ハワード :「画面にだしましょうけ」
[Hisasi] で、ぴっと、スクリーンに映す
[Hisasi] 少年爆弾のデータ
ハワード :「……劣化コピーの人型爆弾ですか。まったくアレのやり方は
:美学がありませんね」
銀二 :「惨いのぅ……」
[Hisasi] 美学があったらどういうやり方なのかというつっこみはさておき
蓮花 :「そこにも記したように、アイリーン・ラウにより、スイッチ
:ユニットの切り離しには成功しました。……ですが、『彼』の
:器官劣化は予想以上に早いため、長くは持たないでしょう……」
ハワード :「安物で、劣化を早めることで隠滅する。まあ、アレのやり
:そうなことでしょうね」
蓮花 :「……それから、共有体とその母体の逆探知の方法が分かり
:ましたが……」
銀二 :「ウヤダを使わねばならない、か……?」
ハワード :「それが一番確実でしょうね」
ハワード :「リスクをおかして他の端末を手に入れるよりは、彼はアレに
:とっても興味深いもののようですし」
銀二 :「ウヤダがこれを知れば、協力してくれるじゃろう……」
蓮花 :「……」
ハワード :「でしょうね」
銀二 :「まったく……ヒトはここまで悪魔に近くなれるとは、のぅ……」
ハワード :「古来より、人外より人のほうがより人を殺していますよ」
[Hisasi] ぼそりと
ハワード :「アレと悪魔を同列にしたら悪魔が気の毒ですよ」
銀二 :「確かに……アレに比べれば地獄の悪魔の方が可愛く見える
:のぅ」
ハワード :「で、貴方はどうされます?伝えれば彼は協力を申し出る
:ことは想像に難くありませんが」
ハワード :「なにより、彼自身がもう持たないことを伝える必要もあり
:ますしね」
銀二 :「治療方法を二つ……再構築と血族として迎え入れる方法の
:二つを伝える。どちらを選ぶかはウヤダに任せる。……
:それから、逆探知の件も伝える」
ハワード :「……わかりました」
[Hisasi] そこで、ウヤダンにお話しているのをうっかりきいちゃいました
ユカタンというのはどうですか。
[Toyolina] 聞いちゃっていいならきいちゃうお
[Hisasi] ユカタンは見た(家政婦風に)
ハワード :「……ひとつ、血族としてという道は……ともすればある
:意味助かる道のひとつでもありますが」
[Hisasi] いいにくそうだ
銀二 :「ある意味、な。……じゃが、それはその状態で永久に
:固定されるってことでもあるのじゃろう?」
ハワード :「多数の精神が混ざりこむという今の状況から何もかわりが
:なくなる……かもしれない、とだけ」
銀二 :「かもしれない、か……その状態が永久に続く、ってこと
:じゃな……」
ハワード :「いずれにせよ、なんらかの終末が訪れる。とだけ」
ハワード :「あとはお任せします」
[Hisasi] とりあえず、やることはやりますよ。アレは流石にうざいので
銀二 :「分かった……」
時系列と舞台
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3月
解説
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人は悪魔にも神にもっていう
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