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Date: Tue, 7 Apr 2009 23:13:20 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32216] [HA21L] 夜会に忍び寄る影28
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20904070713w58ca7699ie318b7812bf3e4e5@mail.gmail.com>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
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[HA21L] 夜会に忍び寄る影28
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登場人物
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狭間全般Wiki - 夜会に忍び寄る影
http://hiki.kataribe.jp/HA/?YakaiNiSinobiyoruKage
ウヤダの内に潜む2
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[Hisasi] 円卓での会議を終えて
ウヤダ :「…………」>席を立って
[Hisasi] 歩き出す
[Hisasi] 歩く度に、ぐじゅりと腐った肉を踏んだような感触がする
(そんなことありません、幻感覚?)
[Hisasi] 廊下には、ぶちまけられたような血と、肉片が散らばっている
(幻覚です
ウヤダ :「…………」
[arca] ダメだコイツ、速くなんとかしないと
ウヤダ :「…………(違う、これは……)」
[Hisasi] 心の問題だと
[Hisasi] とういか、心の問題じゃなくてモローの杜撰なソースのせいなん
ですけどね
ウヤダ :「…………」
[Hisasi] 歩いている、、、早足で
蒼助 :「おい」
[Hisasi] 踏みしめる感触はニセモノであるはずで、目に映る血と肉片の
混じった光景は今まで何度も見てきたもので。。
ウヤダ :「……っ」
[arca] その姿は誰か知らない人に見えた
[Hisasi] 一瞬、びくりとした
[Hisasi] 蒼助の顔のはずだ
[Hisasi] だが、その顔は。かつて殺したファミリーの、、、
ウヤダ :「……アサド……」>一瞬びくりとして
[Hisasi] で、蒼助さんときづいて
ウヤダ :「…………蒼助か」
蒼助 :「……どうした。焦点が合っていないぞ」
ウヤダ :「…………」
[Hisasi] 定期的に襲ってくる違和感
[arca] 銀ちゃんがまだ言ってないからつっこんだ指摘は出来ない
[Hisasi] 頭をかち割って何かを流しこまれるような凄まじい不快感
蒼助 :「随分と調子が悪い様だな」
[Hisasi] 繰り返し、繰り返し浮かび上がってくる幻覚と、仲間の声。
[Hisasi] 己の内の声だ、原因は自分だと思いこんでいるので
[Hisasi] 解決の糸口がつかめない。
[arca] 蒼助に何か出来るだろうか。ここまで来るとないかな
ウヤダ :「…………ああ」
[Hisasi] そろそろ銀ちゃんに告知していただきたいところだが、
[Hisasi] まあ今度かな
[Suo] 時間的にアレなので明日とか明後日とかそこらへんで
[Hisasi] とにかくもう、限界だってところをつんでおく
蒼助 :「……月並みだが、お前の今の気分は想像できる」
ウヤダ :「…………」
[Hisasi] のどの奥に広がる血の味(だからそんなものはない
[Hisasi] 頭の中が煮え立ってあらゆるモノがごちゃ混ぜになっていくような
蒼助 :「俺は、そのまま壊れてしまった質だがな……」
ウヤダ :「…………壊れたくない」
ウヤダ :「だから、俺は勝つ」
蒼助 :「そうだな。俺も、君は壊れて欲しくない」
[Hisasi] 脂汗浮いてる
[Hisasi] ここで、ちょっと意識とぎれそうになって倒れるんで受け止めてくれ。
[arca] いえす
ウヤダ :「……俺は」
[Hisasi] その足元に
[Hisasi] 何かが転がっている
[Hisasi] それは
レニー@首 :『ねぇ、ウヤダ……おいしいよ、うやだ……』
:<口元べったり血のついた
[Hisasi] そして笑った
ウヤダ :「…………っ」
[Hisasi] 頭を叩き割られるような痛みと、全身が泡立つような不快感
[Hisasi] そして、一瞬意識がとぎれそうになった
[Hisasi] よろめいた。
蒼助 :「……」(黙ってウヤダの姿勢をつなぎ止める
[Hisasi] 目の焦点があってない、滲んだ汗、細く鳴るような息
[arca] そしてギュッとてを強く握る
ウヤダ :「…………く」
[Hisasi] 耐えるべし、あれは幻だ、耐えろ
[Hisasi] 負けねえヨ
[Hisasi] 蒼助さんにつかまれた腕に手を重ねる
蒼助 :「ふん。妹でも見えたか?」(自分の事の様に
ウヤダ :「……幻覚だ、レニーの……首が見えた」
ウヤダ :「だが、あれはもうレニーじゃない」
ウヤダ :「……あれは奴の作り出した悪夢だ」
蒼助 :「……そうか。俺も見た事がある。飲まれるなよ、賭けは
:まだ続いている」
ウヤダ :「……ああ」
[Hisasi] で、部屋につれてってください。。。眠れないけど
ウヤダ :「すまん、部屋まで……頼めるか?」
[Hisasi] しかし部屋につく前に気絶します、
蒼助 :「わかった。必要ならついていよう、……孤独が一番辛い」
[arca] そのまま肩を貸して部屋へ向かう
[Hisasi] 歩いていきながら
ウヤダ :「俺は……壊れない、銀二が……キャリーとアニーがいる」
[Hisasi] 半ばうわ言のようにも聞こえた
[Hisasi] 肩を貸していてわかるけれど、いつものウヤダとは考えられない
ほど、その体に力が入っていない。
蒼助 :「そうだな。お前の家族だ」
ウヤダ :「……仲間がいる……お前も」
[Hisasi] うっすら滲んだ汗
[Hisasi] その目はだんだん焦点があわなくなっていく
ウヤダ :「……もう……弄ばれたくない」
[Hisasi] がくりと膝がくずれた
蒼助 :「……ああ。お前を支え、また頼っている」
[arca] 体重を支え、お姫様抱っこで
[Hisasi] 意識が途絶える瞬間
[Hisasi] いつものウヤダとは違う雰囲気の声が聞こえた
ウヤダ :「……ギンジ、助けて」
:>微妙に銀二、のイントネーションが違う
[Hisasi] どこかで聞き覚えのある雰囲気のようだな、と、蒼助さんは思った。
[Hisasi] だが、それがいつどこで聞いた声の雰囲気かは、すぐには浮かば
なかった。
蒼助 :「君は不思議だな……くく」
[arca] クローダ辺りに「妬ましい」とか言われながらコツコツと部屋へ
[Hisasi] ハンケチかんでる、きっと
[arca] その後ベットに寝かせて近くに居ました
[Hisasi] これは手をにぎるフラグですか
[Hisasi] よし踏もう
[Toyolina] こいつ意識がないとはいえどんだけ……
ウヤダ :「……」>しっかと蒼助さんのスーツの袖を掴んでいる
[Hisasi] まったく困った子ですね、、、
蒼助 :「……(出られない)」
[arca] 掴まれている間は諜報できないので頭の中で情報整理やら記憶を
辿ったりしていました
蒼助 :「……(聞き覚えのある声。どこで聞いた)」
[Hisasi] つい最近見たようなひっかかるような
[Hisasi] でも見たというのとはちょっとちがう?なんだろう?的な
蒼助 :「……あの女…………まさかか?(確定は出来ない)」
[Hisasi] 気のせいかもしれない、勘違いかもしれない、実際彼女との会話は
ほんの二言三言だけだったはずだ
[Hisasi] だが、
蒼助 :「……(確定する必要がある。分析に当たっているハワードと、
:カトレアに確認をとるべきだ)」
蒼助 :「…………、……ふっ」
[Hisasi] まあ、確認とってくれれば。髭はぶっちゃけ話してくれます
[arca] 彼は、モローの人格を基礎に再構成された、精神
[arca] 考え方はどこか、似通っているのかもしれない
[arca] と言う伏線
[Hisasi] きゃ
時系列と舞台
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3月
解説
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