[KATARIBE 32212] [HA21L] 夜会に忍び寄る影24

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Date: Mon, 6 Apr 2009 00:54:29 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32212] [HA21L] 夜会に忍び寄る影24
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/21/
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[HA21L] 夜会に忍び寄る影24
==========================
登場人物
--------
狭間全般Wiki - 夜会に忍び寄る影
    http://hiki.kataribe.jp/HA/?YakaiNiSinobiyoruKage


解析は続く
----------

[Hisasi]  あちこちに伸びたコード
[Hisasi]  ちかちかと瞬く光り
[Hisasi]  台座に乗せられた複数の水晶玉がうっすら光を放っている。
[Hisasi]  目を凝らして覗けば、その中央で凄まじい勢いでコード解析処理を
      行っているのがわかる

 ハワード   :「…………」>ずずず、と。コーヒーをすする

[Hisasi]  分析を始めてからそろそろ丸一日。
[Hisasi]  その間、バカボンボンのクソスレ煽りやヤフオク祭で盛り上がりは
      したものの、解析自体はさほど進んではいなかった

 ハワード   :「…………ふむ」

[Hisasi]  羅列する文字とも記号ともつかない紋様
[Hisasi]  そこから導き出される答え

 ハワード   :「……さて、なんとかサーバの手がかりだけでも」

[Hisasi]  かちかちと、キーボードを叩きながら

 ハワード   :「……ふむ、恐らくは既にあるものから置き換えようと
        :……あるいはメインとサブの切替を」

[Hisasi]  施術台の上に横たわったウヤダの傍ら、眠りもせずにひたすら複数
      並んだ水晶玉からのデータをながめつつ、解析を続けていく。
[Hisasi]  ごてごてと無理やり押し込めて塗り固めて強引に作り上げようと
      した跡が随所にみられるソースは、難解な上に無駄も多く、それ
      以上にあちこちにゴミが残っている。
[Hisasi]  普通のシステムならば即座に落ちているところだが、魔術肯定での
      強引な押し込みで素体に負担を押し付けつつなんとか動いていると
      いう様子だった。
[TK-Leana] む

 ハワード   :「しかしまあ、よくここまで歪んだシステムでこれだけ
        :生き延びたものですねぇ」

[Hisasi]  ちらりとウヤダを見る

 カトレア   :「生き延びたのが一人だけ、ってことだからねえ。モロ
        :ちゃんが特別視したがるのも分かるわ」

[Hisasi]  分析用に投与された薬品で深い眠りについている様子。

 カトレア   :「つまるところ、優秀なのはモロちゃんの技術じゃなくて
        :うやだんなわけね」
 ハワード   :「ですね、ここまでねじりつくされてまだ潰れない。そこらの
        :人間では到底もちませんよ」

[Hisasi]  懐からパイプを取り出して、リラックス効果のある薬草をつめて
      火をつける
[Hisasi]  すはー

 ハワード   :「だが、それも限界のようですね」

 ハワード   :「複数の意識融合でのストレス、このログから察するにもう
        :かなりの反動が出てると見ていいですね」

[Hisasi]  幻覚見たり、幻聴聞いたり、怯えたり、不安定要素が

 ハワード   :「結論からいうと、モローの手に落ちる以前で……程なく
        :彼は壊れますね」
 カトレア   :「……ん〜、やっぱし?」

 カトレア   :「なんとかなんねーもんかなあ」
 ハワード   :「肉体も精神も、下手に手をつけようものなら崩壊しますよ。
        :これだけボロボロのソースで組み上げて動いてるのが奇跡
        :みたいなものです」
 カトレア   :「む〜、困ったもんだ」
 ハワード   :「……天文学的な時間をかけて再構成か、あるいは彼の
        :情報を蓄積したサーバを突き止めて新しい体を元にうわっ
        :かぶせするか」
 カトレア   :「あたしがねこみみキャラじゃなくて、いぬみみキャラ
        :だったらよかったんだけどね」
 ハワード   :「…………いぬみみの必然性が?」

[TK-Leana] アヌビス神の化身とかだったら専門分野だったのだ。
[Hisasi]  ほう
[TK-Leana] 残念ながら猫耳だった

 ハワード   :「変換をつかって簡易的に組みなおすことはできるかもしれ
        :ませんが……完全に元の彼というわけではありませんからね」

 ハワード   :「吸血鬼化するという手段もありますが、壊れかけのまま
        :ずっと生き続けるのは……逆に酷でしょうね」
 カトレア   :「いや、その辺補填しつつ吸血鬼化させる手法ってのもある
        :ことはあんだけど……まあ、結局元のままっちゅうわけには
        :いかんからね」
 ハワード   :「全く元のままの彼として生きながらえさせることは、正直
        :無理と割り切ったほうがいいんじゃありませんか?」

[TK-Leana] ローテンフェルト系は、魂の交換、交感による再誕だからのう

 カトレア   :「寿命って言や、まあそうなんだろうね」

 カトレア   :「一度転輪の輪に返してやるか……縁があれば、数百年後に
        :生まれ変わりと会えるだろう」
 ハワード   :「死の宣告をどうするかはそちらに任せますが」

 ハワード   :「アレの思うままというのは正直私もひっかかるので」

[Hisasi]  ハワさん、モロー嫌い

 カトレア   :「モロちゃん自体は、そうたいした障害とも思わんのよね」

[TK-Leana] つまんなさそうに、うやだんの体の上にのの字書きつつ

 ハワード   :「まあ、あれですね、思いいれですか。わからなくもあり
        :ませんが」

[Hisasi]  ふーっと、煙を吐いて

 カトレア   :「これがわかんなくなったら生きてく意味ないよ、チミィ」
 ハワード   :「手厳しいですねぇ」

[Hisasi]  で、傍らの水晶に処理完了のアイコンがでた

 カトレア   :「こうしよう。あたしが、うやだんを一から産み直す」
 ハワード   :「……それもひとつの手ではありますね」

[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  で、ぴっと、別モニタに映し出した

 カトレア   :「唯一の問題は、あたし産んだら大体女の子しか生まれん
        :のよね……」

[TK-Leana] 軽口叩きつつ、モニタ見る

 ハワード   :「断片的なログからサーバ情報の一部を引き出してみましたが」

[Hisasi]  モニタに浮かび上がったのは
[Hisasi]  ブルネットの長い髪、虚ろな緑の瞳の裸の少女

 ハワード   :「生体サーバですか、アレがやりそうなことですねぇ」
 カトレア   :「かわいい盛りの子が、可哀そうにねえ」
 蒼助     :「吸血鬼ならそうでもないだろう」
 ハワード   :「今までのログからして、彼の経験や精神、肉体のデータ
        :などは全てこのサーバに送られているようですね」

 ハワード   :「既存の生体組織とはまた違うようですね、新サーバと
        :いったところでしょう」
 カトレア   :「ふうむ。見たことないけど、これもうやだんの昔のお仲間
        :なのかな」

[arca]   特に発言が回収されなかったようなので進言しよう

 蒼助     :「見覚えがある」
 ハワード   :「ほう」
 カトレア   :「ん?」
 蒼助     :「見覚えがあるだけだがな。10年前の記憶に該当する個体を
        :認識した」

 蒼助     :「名前も聞いていない。おそらくは人外、匂いの特徴は
        :銀二に似ていた。恐らく吸血鬼だろう」
 カトレア   :「ふうむ。クカラチャの人間ってこと?」
 ハワード   :「ああ、あのおばかさんの資料にあった人造吸血鬼のこと
        :ですか」

[Hisasi]  おばかさん言われた

 蒼助     :「正式なリサーチを行った訳では無いが。恐らくクカラチャで
        :ある可能性が高い」

[Hisasi]  銀ちゃんに見せたら
[Hisasi]  あの、、、、、、となるわけだな
[Hisasi]  ふふ

 蒼助     :「一度クカラチャへ確認をとってみる」
 カトレア   :「銀ちゃんおるかいの」

[arca]   内線で呼び出し
[arca]   +データベースへアクセス


銀二
----

 銀二     :「おぅ、何じゃ?」
 蒼助     :「確認をとりたい情報がある。カトレア」
 カトレア   :「おう、この子なんだけど」
 銀二     :「!?」

[Hisasi]  モニタに映っているのは
[TK-Leana] 水晶玉から立体的に投影して
[Hisasi]  三年前、日本についたよ吹利ついたら迎えにきてね、と言ったきり

 銀二     :「シンシア!?……どこで、これを?」

[Hisasi]  行方をくらました、シンシアの姿

 蒼助     :(シンシアで検索
 ハワード   :「彼の内にある通信ログから得た生体サーバのようですよ」

[Hisasi]  パイプくわえたまま

 蒼助     :「該当、シンシア・クロフォード。間違いないか銀二」
 銀二     :「ああ……間違い、ない」
 ハワード   :「彼の蓄積情報、精神肉体データ、その他の共有体のライ
        :ブラリとして使用されてるみたいですね」
 銀二     :「何てことじゃ……」
 ハワード   :「なるほど、生命力の強さ……死なないということに目を
        :つけたというわけですか」

[Hisasi]  水晶玉みて、キーボードいじりつつ

 銀二     :「…………」

[Suo]    スピーカーの向こうで、かちゃりという金属音が聞こえた

 蒼助     :「データをそちらへ送る」
 銀二     :「おぅ、頼む」

[arca]   シンシアの情報を転送しますた

 カトレア   :「知り合い?」

 銀二     :「……ああ、何度か面倒を見たことがある。……『こっち側』を
        :知って、まだ10年くらいしか経って無い子じゃ」

 銀二     :「これの親には世話になったし、ワシには子はおらんから
        :……子のように思っとった。無論、今でも、な」

[Suo]    淡々と

 カトレア   :「……むう」
 ハワード   :「なるほど」

[TK-Leana] ぼりぼりと頭をかく

 カトレア   :「おっちゃん、この子もどうにか出来んカナ」
 銀二     :「……で、シンシアをこんな目に遭わせた外道がどこに居るか、
        :見当は付くかの?」

[Suo]    カチコミに行く気満々でござる

 ハワード   :「……落ち着いたほうがいいと思いますよ。特定しようにも、
        :この情報を引き出すだけで精一杯でしたから」
 蒼助     :「落ち着きたまえ。考えれば分かるだろう」
 カトレア   :「うん、乗り込んだらこの子が出てきて
        :『おぬしは傷付けたくないんじゃあ』
        :みたいな展開になるのは見えてるもんね」
 ハワード   :「クラッキングするわけにもいきませんからねぇ」

 ハワード   :「……それに」

[Hisasi]  ぼそりと

 銀二     :「…………」
 ハワード   :「彼女の精神派は完全にフラットでしたけどね」

[Hisasi]  精神波
[Hisasi]  フラットライン

 銀二     :「それは、つまり……」
 ハワード   :「精神活動がまったくみられませんでした」
 銀二     :「…………」
 蒼助     :(片眉をつり上げる
 銀二     :「精神的には滅びとる、っちゅうことか……」
 ハワード   :「実際どういう状態であるかは解析しなければわかりま
        :せんが、あまり期待しないほうがいいでしょうね」

[Hisasi]  髭遠慮なし

 銀二     :「……頼む」
 ハワード   :「できる限りは、出来なくても恨まないでくださいよ」
 銀二     :「無論じゃよ。……御主が助けてくれるだけでも感謝せねば
        :ならぬところじゃ」

 銀二     :「兎に角……通信機越しで申し訳無いが、よろしく頼む」
 ハワード   :「それと、彼の解析の結果ですが。ぶっちゃけ彼も期待し
        :ないでください」
 銀二     :「…………」

 銀二     :「……そう、か」
 ハワード   :「正直、保ってる方が奇跡といっていいレベルです。フラッ
        :トではないので多少の望みはあるかもしれませんが」
 カトレア   :(溜息)

[TK-Leana] 今から普通の生き方ってのを一からやっていけばいいじゃんと

 銀二     :「やれやれ……モローの脳味噌からデータを吸出す必要が
        :出たら、何時でもしらせてくれぃ」

[TK-Leana] 絵本やら読ませて教育してきた日々を思い出す

 ハワード   :「ええ、いい加減、アレのウザさにうんざりしてきてますから」

[Hisasi]  アレ=モロー

 カトレア   :「……アニーに伝えさせんのは酷だな」
 銀二     :「目的は同じ、っちゅう所じゃな。アニーには……さて、
        :どうしたものかのぅ」
 蒼助     :「正確に伝えれば良い」
 カトレア   :「あの子もまだ幼いからねえ」

 カトレア   :「とりあえず、今のところ選択肢は……」

[TK-Leana] 1、輪廻の輪に戻す。
[TK-Leana] 2、再構成する

 カトレア   :「くらいか」

 カトレア   :「どっちも助ける方法じゃないのなあ」
 ハワード   :「…………しかし、アレがそう簡単に輪廻や再構成の道を
        :させてくれるかどうかですね」

[Hisasi]  罠しかけてあるんじゃねーかなとか思ってる
[TK-Leana] 3、神龍に頼む。とか書きながら

 ハワード   :「アレはねじくれまがっている上にロマンも理解していな
        :ければ美学もない生涯中二病といっていいほどのアレです
        :からね」

[Hisasi]  眉をしかめて

 銀二     :「中二病って……」
 カトレア   :「その辺は、どうにかするとして考えないと。八方ふさがり
        :だよ」
 ハワード   :「しかも、陰険かつ狡猾です。そのくせ世渡りもうまいと
        :きている」
 カトレア   :「(この人、世渡り下手そうだもんなあ)」

[Hisasi]  下手というか、ダメダメ。
[arca]   何で再構成が必要なんでしたっけ
[Hisasi]  もう元からソースぐっちゃぐちゃに手を加えられちゃって
[Hisasi]  基本情報からしてもうこのまま継続していくには使い物になんネー
      なって程にアレ
[TK-Leana] 今にも崩れそうなジェンガを積み直すみたいな感じだと理解してる
[Hisasi]  それっぽい
[TK-Leana] で、ひさにゃの想定してる吸血鬼化はおそらく、その状態で接着剤で
      固めるようなのだろうと思う
[Hisasi]  うん

 カトレア   :「尸解仙って道もあると思うんだ」

[Hisasi]  もとより壊れかけたものをむりくりテープでとめたり補強したりして
[Hisasi]  強引に動かしてるといった風
[Hisasi]  もう作り直さんと基礎からめちゃくちゃやろって感じ

 蒼助     :「選択肢を増やし過ぎだ。決めるのは誰でもない」
 ハワード   :「……ですね」
 カトレア   :「……まあ、うやだんに直接話すしかないか」
 ハワード   :「ここまで、耐えられるなら、最後に選択するのも本人に
        :ゆだねるべきでしょうね」

[Hisasi]  死ぬならそれで、生きるならそれはそれで

 ハワード   :「そのまま生き続けるのは不可能ってことだけわかれば、
        :あとは本人の意思によるでしょう」
 蒼助     :「それぞれの考えは、認識した。…おれの仕事は壊す事だ、
        :助力は難しいかもしれないが、善処しよう」

[arca]   真越博士無双を思いついたがやめておこう
[Hisasi]  ぶぅw
[Hisasi]  誰だ死の宣告をするのだろう
[Hisasi]  誰が
[Hisasi]  髭はしません、PL同じだしつまらん
[Hisasi]  新スレの1000とりに夢中になってるので
[TK-Leana] カトレアがするかの
[TK-Leana] 銀ちゃんがやりたいと言ったら譲る
[Suo]    銀二かなぁ
[Hisasi]  銀ちゃんにお願いしたいね
[Toyolina] 銀ちゃん当事者だから猫耳の方がいいんじゃないの
[TK-Leana] まあ、ガン宣言するのは普通家族じゃなくて医者だという考え方も
      あるが
[arca]   じゃあ香方
[Toyolina] USB
[arca]   ダメだ事態が混乱する
[TK-Leana] 変化球来た
[TK-Leana] まあ、銀ちゃんでいいんじゃね
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  まあ、今更泣き喚いたりもしないだろう。奴も散々死線をくぐっ
      てるんだし


シンシアの記憶
--------------

[Suo]    さて
[Suo]    死の宣告は今すぐやった方が良いかしら
[Hisasi]  少しシンシアのことで浸ってあげて^^
[Hisasi]  おいしくなるから
[Suo]    おいしく……

 シンシア@記憶:「ねぇ、ギンジ。ディナー?あたしも一緒にいく!いいで
        :しょ?」

[Hisasi]  ぽふっと腕を組んで

 銀二     :「…………」

[Suo]    無邪気だったあの娘が……

 シンシア@記憶:「二人でいたほうが怪しくないでしょ?知ってるよ、ツツ
        :モタセっていうんだよね」

[Hisasi]  ちがうよ

 銀二     :「ぁぁ……」

[Suo]    小さく呻いた

 シンシア@記憶:「夜の街好き、汚れてるの見えないもん……夜になるのが
        :待ち遠しかったの……こっそり隠れて、夜になったらごみ箱を
        :あさって…」

 銀二     :「…………」

 シンシア@記憶:「何も食べれない日もあった……寒くて凍えそうな日もあった
        :……けど、今は幸せ。キャラメルポップコーンだけが心残り
        :だけどね」

[Hisasi]  銀ちゃんの腕にひっついて
[Hisasi]  ほら、いこう、ギンジ
[Hisasi]  彼女が消えた三年前も
[Hisasi]  いつものように電話がかかってきて

 シンシア@記憶:「ギンジ、あのね、今日本着いたよ!吹利で待ち合わせしよ」

 銀二     :「まさか……こんなことに……」

 シンシア@記憶:「オミヤゲあるんだよ!中国の仏像!アイリーンに似てるん
        :だよ」

[Hisasi]  似てないんだろうなあ、と思いながら
[Hisasi]  迎えにいった駅で
[Hisasi]  待てど暮らせどシンシアは姿を現さなかった
[Hisasi]  知らせを聞いて慌てて日本に来たパーカーと共に
[Hisasi]  必死に行方を追ったが、彼女はまるで煙のように消えた、何の
      手がかりもなく足取りもつかめず

 髭      :「彼女の精神波は完全にフラットでしたけどね」

 銀二     :「モロー……ステファン・モロー……」

[Hisasi]  ぼそりと、告げられた言葉

 銀二     :「手足を少しずつ切り刻んでやる位じゃ、済まさんぞ……」

 ウヤダ@いつか:「俺達は、家族だろう」

[arca]   銀二が不吉なセリフを呟き出した

 銀二     :「家族……そうじゃな……」

[Suo]    いつもより念入りに、刀(妖刀)の手入れをしつつ
[Suo]    自分の血と油を混ぜたものを垂らした布で、念入りに刀を拭う

 ウヤダ@いつか:「お前の感じるものと、俺が感じるものは違うのかもしれ
        :ない、でも、俺にはお前が必要だ」

 銀二     :「紫雨……じきに好きなだけ暴れさせてやる……」

 髭      :「ぶっちゃけ彼も期待しないでください」

[Hisasi]  ひび割れていく
[Hisasi]  かつて家族のように思っていた娘、家族だと思っていた相棒が
[Hisasi]  失われていく

 銀二     :「後悔させてやるぞ……あの世で詫び続けるがいい」

 シンシア@記憶:「大好き!ギンジ」
 ウヤダ@記憶 :「銀二、いくぞ」

 銀二     :「……ッ」

[Hisasi]  二人の言葉が、糸を引くように消えていく。
[Hisasi]  そして、、、消える
[Hisasi]  いい感じに銀ちゃんを焚き付けられたかな
[Hisasi]  くくく

 銀二     :「ステファン・モロー……キサマが踏み躙ってきたものが、
        :一体何かを教えてやる……」

[Hisasi]  そして、スクリーンに映ったうつろな眼のシンシアの図と。処置台に
      寝かされて微動だにしないウヤダの姿がよぎった

 銀二     :「往くぞ、紫雨。……少し、血を吸わせてやる」

[Suo]    翌朝、人攫いサーカスの殺人ピエロの惨殺死体が幾つか見つかる
      ことになる
[Hisasi]  けっけっけ
[Hisasi]  燃えてきたか
[Hisasi]  いいぞ

 #蒼助    :「計画通り」

[Hisasi]  ちょw
[Suo]    なんというw
[Hisasi]  シンシアの為にもウヤダンの為にも燃えてくれると信じてる。
[Suo]    暗い燃え方をしてますが
[Hisasi]  モローは、うん、惨殺しちゃって結構ですよ
[Hisasi]  あとは二人をどうするかはおいおい考える
[Hisasi]  二人ともはない、とだけ。
[arca]   蒼助はロケットランチャーを(ry
[Suo]    どちらかを再生させる、で、自分の記憶と一緒に再生させなかった
      方の記憶も引き継ぐことになるというのは?
[Hisasi]  いわゆる融合で
[Suo]    (魂はともかく、肉体は半々、アンドロギュノス
[arca]   疑似再生カウンター搭載の弾頭を(いっひっひ
[Hisasi]  明日か明後日にでも告知をお願いしておこう
[Hisasi]  多分カクゴ決めた面してるけどかなりくるだろう
[Suo]    ぬぉぅ
[Hisasi]  俺がいなくても円卓が回るようにしないとな(必死で頑張ってる)
[Hisasi]  そも、髭のいうとおり内部セキュリティガタガタで幻覚とか幻聴
      とかがひどいことになってるしな
[Hisasi]  もうやべえ、ってのはだんだん自覚し始めてる。
[Hisasi]  くっくっくっくっく
[Hisasi]  楽しみだ。

[arca]   それを知っててやってたらコロちゃんはすごい人だ
[arca]   16
[arca]   1d6
[kataribe] arca: 1(1D6) = 1
[arca]   知ってた

[TK-Leana] 良い感じに
[TK-Leana] アニーが無力感に打ちのめされる下地が出来てきた


時系列と舞台
------------
3月

解説
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モローの手中に堕ちていたのは

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