[KATARIBE 32190] [HA21L] 夜会に忍び寄る影3

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage


Index: [Article Count Order] [Thread]

Date: Thu, 26 Mar 2009 21:53:59 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32190] [HA21L] 夜会に忍び寄る影3
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20903260553m4242a28bl962eee5be97517ee@mail.gmail.com>
X-Mail-Count: 32190

Web:	http://kataribe.com/HA/21/
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32100/32190.html

[HA21L] 夜会に忍び寄る影3
==========================
登場人物
--------
狭間全般Wiki - 夜会に忍び寄る影
	http://hiki.kataribe.jp/HA/?YakaiNiSinobiyoruKage#l2


たのしい工作
------------

[Hisasi]  円卓にて

 ウヤダ    :「…………」

[Hisasi]  すごく真面目な顔で、図案を見つつ色んな部品を組み立てながら
[Hisasi]  あれこれ動きを見ている
[Hisasi]  でっかい筒状の砲、バズーカのような何か
[Hisasi]  で、ワイヤーを巻き取る機器やら
[Hisasi]  照準を定めるスコープとかついてる

 ウヤダ    :「…………」>うーむ、ここをもう少し、とか

[Hisasi]  あれこれと
[Hisasi]  しかしバズーカにしては普通のサイズよりデカイ

 友霞     :「うやださん宛に荷物が今」(箱抱えて持ってきた。重いです)

[Hisasi]  丁度カトレアが一人分納まりそうなほどに

 ウヤダ    :「ああ、そこにおいてくれ」

[Hisasi]  工作に夢中です、野郎は好きですねそういうの
[Tihipon]  ま、まさかカトレア大砲!(ぉぃ
[Hisasi]  ねこみみランチャー
[Toyolina] 冗談みたいな武器だな

 ウヤダ    :「理論上は問題ないが……」
 蒼助     :「人間大砲でも作っているのか」

[TK-Leana] まったく問題ないですね、理論上は

 友霞     :「手品でもするんですか?」
 ウヤダ    :「最初は銀二を撃ち出そうと思ったが、サイズ上取り扱いが
        :難しくなるからな」

[Hisasi]  本気だった

 カトレア   :「人間カタパルトだ!」
 友霞     :「……何に使うんですか?」

[Tihipon]  まじだったw
[Toyolina] これはちょっとついていけないかもしれないw

 ウヤダ    :「これにカトレアが弾になって撃ちだす」

 ウヤダ    :「無論、安全は考慮するが」

[Toyolina] 正気を疑うレベル

 蒼助     :「射ち出して、どうするんだ」

[Hisasi]  まじで人間大砲つくってやがるよ

 友霞     :「……弾丸の安全考慮したら、大砲の意味なくないですか?」
 ウヤダ    :「前回のナーガの巣穴では配下の蛇連中にてこずったからな、
        :これでカトレアにワイヤーを繋いで撃ちだす」

 ウヤダ    :「カトレアなら多少の無茶はきくだろう」
 カトレア   :「いいね、その脳筋的発想! 大好きだ!」

[TK-Leana] ノリノリだった

 蒼助     :「…………くっ」(笑った
 ウヤダ    :「一斉に襲ってくるからこその脅威だ、襲ってくるスピード
        :よりも早く飛ばし、到着してすぐワイヤー起点を装着して
        :もらい」

[Hisasi]  手繰り寄せて一気に応援もなだれ込む

 ウヤダ    :「……まあ、カトレア専用ではなく。カメラアイのついた
        :二段式ランチャーも想定してあるが」
 友霞     :(本気っぽい……)「巣穴が曲がってたらどうするんですか?」
 ウヤダ    :「その場合は、頭にカメラアイをつけて多少のリモコン
        :操作も可能だ」

[Hisasi]  スネークウヤダン

 友霞     :「? 撃ち出された人が?」
 ウヤダ    :「こちらでモニタできる」
 蒼助     :「ヤニをまけば良いんじゃないのか」
 友霞     :「どういう場面で使うのか想像つきませんけど……曲がっ
        :てる間に壁にあたりませんか?巣穴だったら」
 カトレア   :「蛇がヤニに弱いってマジ話なの?」
 蒼助     :「ああ。昔相手にした蛇男は大層嫌がっていたな」
 ウヤダ    :「前回はアニーがいたから使えなかったが、今回はそれで
        :いけるだろう」
 蒼助     :「ヤニに限らず、渋み成分を嫌う傾向がある」
 ウヤダ    :「二段式でスモークを本拠地に打ち込むのも可能だ、それで
        :あぶりだしたところやるという計画もありだな」
 友霞     :「……人質居なかったら、ガスでも爆弾でもいいんじゃ
        :ないかなって思うんですが……」

[Toyolina] PLもウヤダが大砲にこだわってる理由が理解出来ないw
[Hisasi]  というか、思いつきだった
[Hisasi]  前回の反省を踏まえて、どうすればと色々考えた中の一案。

 友霞     :(……なんか今日のうやださん、ヘン……)
 ウヤダ    :(心なしか楽しそうだ)

[Hisasi]  男の子はバズーカとか好きだからね

 友霞     :(小声)「陣内さん、止めなくて良いんですか?」
 カトレア   :(ぽんぽんと友霞ちゃんの肩を叩く)「男の子はいくつになっ
        :てもこういうの好きなのさ」
 蒼助     :「そうだな…カトレアが飛ぶ姿も見て見たい気がするが。
        :あまりに絵つらが間抜けすぎないかウダヤ」
 ウヤダ    :「……そうだな、ちょっと思い立って作ってみたんだが」

[Hisasi]  むう

 蒼助     :「ああ、…くく。どうしてもやりたいなら止めないが?
        :くくく…。竜王もたまげるだろう」(くっくくう

[arca]   だんだんツボにはまって来た

 友霞     :(小声)「それはなんとなくわかりましたけど……」
        :>男の子は〜
 ウヤダ    :(楽しそうに、あれこれ調整してる)

[Hisasi]  とりあえずカトレアだけでなく色んなものを撃って汎用的に使え
      るように

 ウヤダ    :「……応用して高射砲も作れないだろうか」

[Hisasi]  何をする気だ

 友霞     :(子供っぽいところって、やっぱうやださんでもあるんだなあ)
 蒼助     :「くくく…発想がガキだな」

[Hisasi]  そんなにカトレア撃ちたいんか、おまえは

 友霞     :「……」

[Toyolina] これはUSBさんのことを笑えないレベルのゆとり認定出来る……


工作の時間終了
--------------

[Hisasi]  そして、楽しくゆとっているウヤダさんに
[Hisasi]  USBさんが追っているという、吸血鬼襲撃事件のことをが耳に入って
[Hisasi]  一気に表情が消える、きっと

 ウヤダ    :「そういえばCEOはまだ戻っていないのか?」

[Hisasi]  一通り、仕様をまとめて設計図を片付けつつ

 蒼助     :「ああ。別件で動いている」

[Hisasi]  カトレア砲(二段式で色々撃てるぜ、ワイヤーもセットできて用途は
      多彩)

 友霞     :「現場を離れるって連絡はきてますが、その後はまだ」

[Hisasi]  部品を片付けつつシートをかける

 ウヤダ    :「…………アニー捜索の際に、何事かあったとの話だったが」

[Hisasi]  でもこっちはそれど頃じゃなかったから。
[Hisasi]  ここらで戻ってきてくれると嬉しい

 友霞     :「戻ってから話すとは。あ、あと、銀二さんのスケジュー
        :ルを確認されてましたが」

[Toyolina] ほほいす
[Hisasi]  そして、証拠の品だという鏃の分析を、、、ってところで

 ウヤダ    :「……銀二の?」

[Hisasi]  他の連中でなく銀二に、ということは吸血鬼がらみか?

 友霞     :「はい。アニーさんの件で出てるって言ったら、じゃあ
        :いいって」
 淡蒲萄    :(戻ってきた)「ウヤダさんいる……何おそろいで。おやつ?」
 ウヤダ    :「ああ、戻ったのか」

 ウヤダ    :「そちらも何かあったようだが……」
 蒼助     :「子供の工作を見ていた所だ。もう終わったが」

[Hisasi]  眉をひそめた
[Hisasi]  子供いわれた

 ウヤダ    :「…………」>いや、あまり言い返せない気がした
 淡蒲萄    :「子供の……ああうん。ちょっとこういうの知らない?
        :昔ボウガン使ってた人間的に」

[Hisasi]  思いつきで人間大砲作った奴に何も言えない。

 ウヤダ    :「……どれ」

[Hisasi]  で、シルクのハンカチを広げて、鏃が
[Hisasi]  銀の鏃、少しこげているが、特徴的な

 ウヤダ    :「…………」>目を見開いた

[Hisasi]  明らかに知ってそうです

 カトレア   :「ふうん、対吸血鬼用の兵装だね」
 淡蒲萄    :「まだいっぱいあるけどいっぱい持ってきてもしょうがない
        :からそれだけ持ってきた」
 ウヤダ    :「……これを、どこで?」

[Hisasi]  一本、直接触れないように摘み上げて

 淡蒲萄    :(写真を机の上に)「ビフォー(館)アフター(焼け跡)」
 ウヤダ    :「…………なるほど」
 蒼助     :「全部で何本だ?何人やられた?」

[Hisasi]  険しい目
[Hisasi]  さっきまでバズーカ組み立ててた姿とは全く違い。
[Hisasi]  表情のない鋭い刃のような目だった。

 ウヤダ    :「……手馴れているな、無駄がない」

[Hisasi]  写真を仔細に比べてみて

 淡蒲萄    :「数は数えてないけど百本単位じゃないかな? 被害者は
        :三十三人。やっぱりハンターだと思う? 組織だってるか
        :バックがいるかしてる」

[Hisasi]  超的確に吸血鬼の弱みを突いて
[Toyolina] 人間相手につかうようなもんじゃないので
[Hisasi]  完全に滅殺している

 蒼助     :「なるほど。単独ではないな…しかしそれほど多くもない。
        :少数精鋭か」

[Hisasi]  灰は全て聖水を撒かれ、完全に滅ぼされた後に館に火をつけられてる

 ウヤダ    :「…………ああ、出口を封じて……恐らく対吸血鬼用のガス
        :でも使ったんだろう」
 淡蒲萄    :「得物はこれの他に斧っぽいの」
 ウヤダ    :「………………」

[Hisasi]  沈黙した
[Hisasi]  銀の鏃のボウガン、毒ガス、斧、少数精鋭のプロの吸血鬼狩り
[Hisasi]  なんかとっても見に覚えがあるんです

 ウヤダ    :「……だが、そんなはずは」
 カトレア   :(勘付いた)「……新しく事を為すのに、実績のある先達を
        :参考にするってのはよくあることだから」

[Hisasi]  エキドナ・ファミリー時代にやった対吸血鬼のノウハウをしっ
      かり踏襲し、確実に相手を滅ぼしている

 ウヤダ    :「…………大体のやり口は、想像がつく。俺がかつていた
        :……ファミリーのノウハウを踏襲している、確実に、的確に」

 ウヤダ    :「……何者か、かつてファミリーに関わっていた者から
        :ノウハウを得た、のか」
 淡蒲萄    :「三人ないし四人で対抗するプランはある?」
 ウヤダ    :「相手に先手を許さないようにカウンターを徹底的に考慮
        :したほうがいいな」
 ウヤダ    :「……俺の知っているファミリーのやり口は、相手を徹底
        :的に調べ上げ、用意周到に罠を仕掛けて反撃の隙を与えない」
 淡蒲萄    :「そのファミリーは何人構成だったの?」
 ウヤダ    :「全体では30人ほどだったが、チームとして五人ほど、
        :少ないもので二人から三人で連携を組んで各所から行動を
        :起こす。この件は最小単位だろうな」

 ウヤダ    :「二人か三人……出口の潰し方からして、二人で挟撃という
        :のが濃厚だ」
 淡蒲萄    :「さすが詳しいね」
 ウヤダ    :「…………CEO、もし、よければ現場を見せてもらえないか?」

[Hisasi]  超気になる
[Hisasi]  さっきまでの顔とはまるで違う
[Hisasi]  仕事人の顔

 淡蒲萄    :「よろしく。じゃ行こう。陣内さん、この手の売人リスト
        :アップしておいて。あと、アニー……はもう起きて平気?
        :無理そうだったら誰かSRAに警告を」
 蒼助     :「了解した。零課への報告用に資料を複製したい、良いか?」
 ウヤダ    :「……ああ」
 蒼助     :「あちらから何らかの情報提供を受けられるかもしれない」
 ウヤダ    :「売人のルートは俺も知っている、資料はお前に渡すから
        :そこを当たってくれ」

[Hisasi]  詳しいから

 淡蒲萄    :「んじゃまた出るから。戻りはちょっとわからないかも。
        :なんで悪いけど留守よろしくね、友霞ちゃん」
 蒼助     :「了解した。…ウダヤ、無理はするな。お前はさっき別の
        :仕事をこなしたばかりだ。CEO彼がムリをしないように
        :見張っておいてくれ」
 友霞     :「わかりました。お気をつけて」
 淡蒲萄    :「それは難しいけど最善を尽くすよ」

[Toyolina] 無理をしないようにあたりが難しい

 蒼助     :「予感が当たらないと良いな、ウダヤ」(片眉をつり上げる
 ウヤダ    :「………………ああ」


再度現場へ
----------

[Hisasi]  恐らく嫌な予感あたりそうなんですよ、
[Toyolina] 現場百遍。
[Hisasi]  そして、うっちゃんについていって現場をみると

 ウヤダ    :「…………」

[Hisasi]  険しい顔で館に残った武器の跡や、最初に爆破したとおもわれる
      入り口らへんを
[Hisasi]  それこそ鑑識さんのごとく調べてる

 ウヤダ    :「…………」>知れば知るほどやな予感

[Hisasi]  で、普通見ただけではわからないくらいの燃えカスや現場に残った
      僅かな足跡をカメラに収めて

 淡蒲萄    :「水が絡んでるかどうかは未確認だから、初動はあたしと
        :シシキくんと不肖の妹で。あと銀二さんもってあたり」
 ウヤダ    :「……ああ、やはり相当に吸血鬼相手に慣れている連中だな」

[Hisasi]  あれこれ証拠をビニール袋にしまったり撮影したり。
[Hisasi]  で、犯行は二人組、足跡から割り出した大まかな体格、爆弾の
      燃えカスに僅かに含まれていた毒物などをゲット

 淡蒲萄    :「たいしたもんだなーやっぱり」

[Hisasi]  毒物はアニーに鑑定してもらって、

 ウヤダ    :「……この燃えカスに含まれた毒物は、アニーが回復し
        :次第分析してもらおう。出所が割れれば少しでも近づける」

 ウヤダ    :「読みどおりだな、やはり二人組……一人は小柄、もう一人は
        :中肉中背、だがこちらもさほどでもない」
 淡蒲萄    :「足跡ってコレ?」
 ウヤダ    :「ああ」

[Hisasi]  足跡を浮かび上がらせる特殊撮影方法
[Hisasi]  で、現場で焼け跡で動いていた襲撃者らしい足跡は二種類だけ
[Toyolina] 大きい小さいはわかりますか
[Hisasi]  わかります、
[Hisasi]  ひとつは小さめ。CEOさんより小さい、足のサイズから割り
      出すと随分小柄
[Hisasi]  もうひとつは、それなり。でもやはり大きくはない、身長を割り
      出すとまそっぷさんくらいか。

 ウヤダ    :「……男だとしたら小柄な部類だが……」

 ウヤダ    :「女性としてみるならば平均的だ」
 淡蒲萄    :「こんな足小さい男なんていないんじゃないかな」

[Hisasi]  襲撃者は片方は女、もう一人の小柄なほうは少年か少女かの区別は
      つきづらいが、どちらにしても唯の子供ではなさそうだ。

 淡蒲萄    :「にしても馬鹿力だな……普通の女だったら、斧もって、
        :クビチョンパなんて無理だし。怪力番長かっていう」
 ウヤダ    :「……とり回しにも相当手馴れているな、これだけ惨殺して
        :いて館の傷は驚くほどすくない」

[Hisasi]  そんだけ無駄なく振り回してたんですね

 淡蒲萄    :「……それだけ手際いいなら、今までだって多少は知られて
        :そうなもんだけどな……」
 ウヤダ    :「…………そうだな」

[Hisasi]  超嫌な予感してます
[Hisasi]  というか、やり口に覚えがありすぎます。

 淡蒲萄    :「知ってることがあったら教えて? ま、今すぐじゃなくて
        :いいけど、今晩中くらいでいいから」
 ウヤダ    :「……ああ……知っていること、か。覚えがありすぎる」

 ウヤダ    :「……エキドナ・ファミリーでのやり口そのままだ」

[Hisasi]  ぽつり、と。・

 淡蒲萄    :「まねってレベルじゃないってこと?」
 ウヤダ    :「ああ、叩き込まれた対吸血鬼戦術のお手本のような戦い
        :方だ」
 淡蒲萄    :「つまりエキドナファミリーが、実は残ってた、復活した
        :ってこと?」
 ウヤダ    :「……その可能性はある、が」

 ウヤダ    :「ファミリーは、壊滅したはずだ……俺が大半を殺し、
        :残った者も……奴の手に落ちて、俺が殺した……はずなのに」
 淡蒲萄    :「やつ?」
 ウヤダ    :「ああ、ファミリーを改造した狂気の男。ステファン・
        :モロー」

[Hisasi]  で、超やばやばなモローのあれこれを説明してくれますよ。
[Hisasi]  ウヤダンを改造し、その残ったファミリー全てを狂気の軍団に変えた

 淡蒲萄    :「モローってのは生きてるわけね」
 ウヤダ    :「ああ、生きている」
 ウヤダ    :「……今は人攫い雑技団に身を寄せていると聞くが」

[Hisasi]  これで円卓とサーカスが敵対になるといい。
[Hisasi]  夜会とも

 淡蒲萄    :「……その犯罪みたいな名前の団体、はつぶしてもいいところ?」
 ウヤダ    :「……むしろ存在していいものじゃない、キャリーをあんな
        :姿にしたのはあのふざけたサーカスだ」
 淡蒲萄    :「……そう」
 ウヤダ    :「奴はそこでもキャリーや他の連中に人体改造を行っている」

 ウヤダ    :「ファミリーの生き残りだった二人も、奴の手で更に改造
        :されて襲ってきた」

 ウヤダ    :「……ファミリーの情報は確実に奴の手に渡っている」
 淡蒲萄    :「二人……(足跡を見る)」
 ウヤダ    :「……嫌な符号だ」

 ウヤダ    :「二人……レニー、アイリス……いずれも俺が殺したはずだ」
 淡蒲萄    :「死体の始末は?」

[Toyolina] 仮説:アンデッド説
[arca]   アイリスは蒼助が処分したんだっけ?

 ウヤダ    :「ああ、死体も処理した。レニーの遺体はアニーの分析に
        :まわしている」

[Hisasi]  うむ、
[Hisasi]  ちゃんと処分しましたよ。

 淡蒲萄    :「……ゾンビっぽいのじゃなかったら……クローンっていう
        :可能性もある、のか」
 ウヤダ    :「……クローンか……」

 ウヤダ    :「…………ありえないことではないな」

[Hisasi]  ぎりっと、歯を噛み締めた

 淡蒲萄    :「術のことはあんまりわかんないけど、そういうのが居るっ
        :ていうのは知ってる」
 ウヤダ    :「……あの男ならば、可能だろう。狂っているが悪魔の才の
        :主だ」

[Hisasi]  で、CEO見て

 ウヤダ    :「……奴が動いているということは、おおよそロクでもない
        :企みをしているに違いない。夜会だけに留まらない恐れもある」

[Hisasi]  実際被害でまくりです。

 淡蒲萄    :「……何? 危険だから手を出すなって?」
 ウヤダ    :「いや、叩くならば本気で徹底的にやる必要がある」

 ウヤダ    :「それこそ夜会と円卓の協力をしてでも」
 淡蒲萄    :「そういうことね。わかった。ならそうしよう。公子には
        :今から話つけてくる」
 ウヤダ    :「ああ」

[Hisasi]  ぎりっと歯軋りをして、もう一度焼け落ちた館を見る。


分析結果
--------

[TK-Leana] さて、アニーの方の分析はどう出るんだろうか
[Hisasi]  腐毒を用いてつくられた品
[Hisasi]  それもモローオリジナルを更に殺傷性アップしたものをガス状に
      したもの
[Hisasi]  巷で手に入る腐毒(圷オリジナル)とは凶悪性が数倍増している

 アニー    :「……(資料を渡す)」
 アニー    :「凶悪化している」
 ウヤダ    :「…………」

[Hisasi]  下手な吸血鬼、いや中堅どころでもこの爆破のガスくらったら唯
      じゃすまねえってレベル
[TK-Leana] レニーは量産型で使い捨てですか
[TK-Leana] そんな毒なら長く耐えられまい
[Hisasi]  いや、これは爆破の毒ガス
[TK-Leana] おっと、ガス状にしたもの、ね
[matuya]  量産レニーにキャリー的ギミックが仕込んであるのかと思ったよ。
[Toyolina] がすばくがすはつ
[TK-Leana] つまり、自爆して霧状に散布?
[TK-Leana] ひでえ
[TK-Leana] まあ、そこまでアレじゃなかったんですね。人一人作るのだから、
      コストがかかるのだろう
[Hisasi]  出入り口封じて中に爆弾どっかん、ガス充満。マスク完全防備の
      シスターズが武器を手に突撃、生き残りを殲滅
[Hisasi]  最初のどっかんの時点で八割がた死んでそうです>33人

 アニー    :「そして、モローのもの。残念だけど、まず間違いなく……」
 ウヤダ    :「…………やはりな」

[Hisasi]  予想したとおりだ
[Hisasi]  これほどまでに凶悪な品はモローでなきゃつくれねーよってほどに
[CorDarui] 円卓に吸血鬼多いから、攻撃喰らった箇所からエアロゾル腐毒を
      噴き出すサーカス団員でも送りつけてくる?
[Hisasi]  いい案だね
[Hisasi]  ぶった切られた端から腐毒ガス噴出する娘っこですか
[Hisasi]  なんて酷い
[CorDarui] ばたばた倒れてゆく仲間をうやだんに見せ付ける為に
[matuya]  しばらくUSBさんは宇宙服で暮らす。
[CorDarui] 仲間を得させてから奪う、Drモローすてきすてき
[Toyolina] ひどいひどい
[TK-Leana] ニンニクでできたゴーレムの軍団に来られた方がいくらかましだ
[Toyolina] 宇宙服ヒドイ

[Hisasi]  そうか、腐毒仕込んだ娘っこ爆破させるとか超効果的なのか
[Hisasi]  (この人ヤバイスイッチ入ったよ)
[TK-Leana] 円卓の人一人くらい死にそうですね
[CorDarui] それは野生の人のえさだw>あほ^h^hガーリックゴーレム
[Toyolina] っていうかその人間爆弾、USB死にそうです^q^
[Toyolina] さすが忍者きたない
[TK-Leana] いきなりCEOが死んだらだめだw
[Hisasi]  いーやー
[Toyolina] だって娘っこだし……
[TK-Leana] そうだ、うっちゃんの弱点は女の子だった
[Toyolina] ウン^^
[Hisasi]  USBさんの腕引いて娘っこを撃つウヤダ、そして爆破から庇い
      つつ離れる
[Toyolina] ウヤダさんがひどい目に遭うことに変わりなかった
[Hisasi]  下手に他の吸血鬼連中がくらうとシャレにならないことに
[Hisasi]  そして
[Hisasi]  モロー、きさまはこのUSBを怒らせた
[Hisasi]  と
[Toyolina] じょうたろうw
[CorDarui] ん〜、爆発だとうやだんにも被害があるので、スプレー缶に穴を
      開けたかのように噴き出す方がいいのかな?
[Hisasi]  ガス散布狙いの爆破ならさほどでもないかも
[CorDarui] モロー的理想は恐らくうやだんの目の前で仲間が倒れてゆく事
      だろうしw
[Tihipon]  火力はいらないですしね
[CorDarui] 刀でスッパリとかやると結局一緒っぽいけどねw


時系列と舞台
------------
3月

解説
----
凄絶なる過去を清算するときがきたのか。

-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
 ---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log:	http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32100/32190.html

    

Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage