[KATARIBE 32157] [HA21L] しずりの行方

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Date: Fri, 20 Feb 2009 10:47:38 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32157] [HA21L] しずりの行方
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA21L] しずりの行方
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登場人物
--------
狭間全般Wiki - なごり
    http://hiki.kataribe.jp/HA/?Nagori
HA21C:ねこみみ吸血鬼:カトレア
    http://kataribe.com/HA/21/C/0111/
狭間全般Wiki - 薔氷冴
    http://hiki.kataribe.jp/HA/?MizutadeHisae


事態は当然警察にも知られ
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[Hisasi]  そうだ、とよりん
[Toyolina] はいはい
[Hisasi]  氷冴さんとこに、サツがきたぜ。
[Hisasi]  例の件について嗅ぎまわってるらしい(言い方が、、)
[Toyolina] そういえばマタタビが来てましたね
[Hisasi]  なごりさんのことは適当にごまかして置きましたが、雪女かもね?
      とは匂わせておきました

 氷冴     :「……県警の人が来ていたわ」

[Hisasi]  一通り話しました。

 氷冴     :「内部でのゴタゴタが一息ついた様子ね、いいことかも
        :しれないけど……動きづらくなるかしら?あなたのことは
        :一応伏せておいたけれど」
 なごり    :「そうですか……ありがとうございます。貴方には話して
        :おくべき、ですよね。二件目が起きた事も」
 氷冴     :「……今朝のニュースのことね」

[Hisasi]  ふぅ、と

 氷冴     :「あれも……そうだったのね」

[Hisasi]  うまくごまかしてあった風だけど

 なごり    :「ええ。河原の死体に比べたら、ですが。もっとも、カト
        :レアさんが見つけなければ、翌朝発見されて、ただの凍死で
        :片付いていたかもしれません」

 なごり    :「思ったより展開が早くて。次で片付けないと、内々の
        :始末では済まなくなりますね……」
 氷冴     :「そうね……これ以上被害がでたら、きっと県警も本腰を
        :入れて動き出すわ」

 氷冴     :「そうなったら……」

[Hisasi]  手を離れちゃうかもしれぬ

 なごり    :「あの河原とコンビニ……あの近辺に、しずりがいるのは
        :間違いないのですが……どうも、なりを潜めているようで」
 氷冴     :「……共通点は、あるのかしら?」

[Hisasi]  地図をひろげてみるけど、共通点はみつかるかしらね?

 なごり    :「どちらかというと、行動半径と考えた方が良いと思います……
        :何時間も家を空けるとは考えづらいですから」
 氷冴     :「……なるほどね」

[Hisasi]  つつ、と。指で円を描いて

 なごり    :「一件目は夜中ですが……二件目は夕方ですし。家に戻る
        :ことを考えれば……」

 なごり    :「その円の中のどこか、とは考えられます」
 氷冴     :「……今夜も、降りそうね……」

[Hisasi]  窓の外は、しんと冷え切っている。


カトレアの提案
--------------

 SE      :カランカラン

 カトレア   :「うう、冷える冷える」

 カトレア   :「へい、ママ。暖かいものおくれ」
 氷冴     :「あら、いらっしゃい」

[Hisasi]  で、あったかいホットミルクを

 なごり    :「……とはいえこの中からしらみつぶし、というのは」
 氷冴     :「他にそれらしい手がかりは……」
 なごり    :「二十年前から住み始めた娘……という条件だけでは難しい
        :でしょうね。カトレアさん、今晩も、降りそうです」
 氷冴     :「……そうね……」

[Hisasi]  厳しいなぁ
[Hisasi]  と

 カトレア   :「おおう、どうするかねえ……予知能力者とか居ればいいん
        :だけど」
 なごり    :「そうですね、予測出来れば……もう少し狭まれば、網を
        :張ることも可能なのですが……」
 カトレア   :「むう」
 氷冴     :「……今までで気づいた点をもう少し見直してみましょうか」

[Hisasi]  なんか見出せるかもしれんしな
[Toyolina] 被害者は男(ただし年齢はばらばら)
[Toyolina] 河原のオッサンは冷凍刑
[Toyolina] コンビニのチャラ男2名はぷち雪山遭難刑

 氷冴     :「一見……関わりは薄そうね」
 カトレア   :「両方男」

[Toyolina] 河原のオッサンは夜中。チャラ男2名は夕方過ぎ。

 カトレア   :「……くらいしかわかんねえ」
 氷冴     :「…………無差別、なのかしらね」

 氷冴     :「どこかに潜んで、出歩いては凍らせている」
 なごり    :「……まだ、無分別というわけではありませんね……」

 なごり    :「狂ってしまっているのであれば、あのコンビニはもっと
        :ひどいことになってしまっていたと思います」

[Toyolina] なぜあの二人だけが氏んでいたのか

 氷冴     :「そうね……何らかの関わりがあったのかしら、あるいは
        :あちらから声をかけてきた?」
 カトレア   :「う〜ん」

[TK-Leana] マスク猫はどういってましたっけ。その辺の詳しい事情については
[Toyolina] 髪の黒い若い女としか
[Toyolina] 覚えていませんでしたね
[Toyolina] 河原での一件については女がメラカッキンしておっさんが死んだ
      くらいにしか
[Hisasi]  サイコメトリーとかできるひとがいればいいんですがのう

 氷冴     :「……今から力を借りられる人が居ればいいのだけれど……ね」

[Hisasi]  今から急にじゃさすがに厳しいぜ

 カトレア   :「ようし、分かった」
 なごり    :「なにか名案が?」
 カトレア   :「敵の活動範囲を一望できる、超高高度から監視。発見した
        :後は上空からの奇襲でこれを撃退」

 カトレア   :「完璧な作戦だわ」
 氷冴     :「…………」
 なごり    :「それが出来れば確かに……」

[Hisasi]  いや、できるんだろうけどなあとは思いましたが

 カトレア   :「見つけんのは、なごりんできるんでしょ?」

 カトレア   :「後は飛べれば完璧ジャン」
 なごり    :「ええまあそうですけど……」
 氷冴     :「えぇ……まぁ」

[Toyolina] たしかに観点は悪くない。住宅地じゃなかったら全然問題なさそうだ。
[Toyolina] まあ雪がいっぱい降ってる場合どうやって視認するのかが大変問題に
      なりそうですが

 カトレア   :「なにその歯に物が挟まったような」

[TK-Leana] いや、なごりんが割と超感覚で発見してるっぽかったんで、その
      辺は大丈夫かなあと
[Toyolina] 雪の妖精さんにメルヒェン風味で教えてもらってるんですよ^^

 なごり    :「いえ、落下する際にすこし間違えたら、大惨事だと思い
        :まして。その、超高々度がどれくらいなのかわかりませんが……」
 氷冴     :「……精度が気になるところだけれど」
 カトレア   :「大丈夫。あたし猫だから、キャット空中三回転で平気だった」

[Hisasi]  ホントかよw
[Tihipon]  エジプト猫なら無問題!
[Toyolina] 太陽王の時代からいるんだからそれくらいは出来るんだろう、うん……

 なごり    :「下りても大丈夫なのはわかりましたが、どうやって滞空
        :するんですか?」

[Toyolina] 断言するからには問題ないのだろう
[Toyolina] うん、そうにちがいない

 カトレア   :「そこだね、問題は」
 氷冴     :「一番大事なところねえ」

[Toyolina] 何か秘密がないとは思っていたがあるのかも、と思っていた
[TK-Leana] ホワイトボードに、大凧に張り付いたなごりの絵と、数十羽の
      カラスに釣りあげられたブランコに座るなごりの絵を描く

 カトレア   :「どっちがいい?」
 なごり    :「こっちでしょうか、二択なので……」>カラス
 氷冴     :「一度白紙に戻しましょうか……」
 カトレア   :「ジョーク、ジョークだよ!」

 なごり    :「上から見張るのは悪い考えじゃないと思います」
 カトレア   :「ヘリ借りれるから、雪ん中でも飛べるやつ」
 氷冴     :「……そちらに空から見渡せる能力者はいるかしら?」
        :>円卓
 なごり    :「ただ、ほどよい高さのものがないのが……ヘリ?」
 カトレア   :「見渡せる能力者か……あ」
 氷冴     :「心当たりがいる?」

[Toyolina] チョッカイさん
[Hisasi]  眺界さんがおる

 カトレア   :「眺界さんが居た! これで勝つる!」

[Tihipon]  だんだんれあなさんがブロンティストに。

 なごり    :「その方に協力を仰いで……」
 カトレア   :「今から繋がるかしら……」

[TK-Leana] PL寝てた
[Hisasi]  出張ってた
[TK-Leana] ここで続くとするか、続けるか
[Toyolina] どちらでも^^
[TK-Leana] 居ない状態で感知できないなら、続けてもにっちもさっちもいき
      ませんよね……水レーダーって誰か居たっけ
[Toyolina] レーダーはいなかった記憶。
[Hisasi]  探知能力者は、、、
[Toyolina] どこの組織にもいないんじゃなかろか
[TK-Leana] 水道局のアレ?
[Hisasi]  清水さん
[Toyolina] 水道局が一個貸しを作るチャンスが到来してしまったw
[TK-Leana] カトレアに水道局へのコネはない
[Toyolina] ここにコネあるやつ一人もいないw
[Hisasi]  いないねw
[TK-Leana] というか、そっちに頼るという発想がないというか
[Hisasi]  うむ
[Toyolina] ないよね!w

[Toyolina] 仮に頼るとなった場合、ウヤダ経由になるのだろう
[Hisasi]  うむ
[TK-Leana] ここにいるのがうやだんだったら、円卓からの要請でーって考えた
      かもしれんが、そもそも水道局にレーダー居ること知らなそうだし
[Hisasi]  ウヤダもまだ清水サンの能力しらなさそうじゃないか
[Hisasi]  お互いの組織のことあまりしゃべってないし
[TK-Leana] うやだんに相談しようと思ったが、しまった、手詰まりだ。
[TK-Leana] やっぱ、続く。としますか
[Toyolina] まあ進行的に犠牲者が一人増えるだけなので僕はどちらでも。
      次回に続けますか
[Toyolina] 訂正。一人以上。
[TK-Leana] あるいは、空から猫が降ってくる作戦は放棄するカ
[Tihipon]  一人以上w
[Toyolina] 最低一人。
[Hisasi]  円卓サイドに持ってきてくれれば、一応人員を出すという流れに
      するべ


どうやら本気で実行するらしい
----------------------------

 カトレア   :「地上に居たら、こないだ見たいに場所割り出せるの?」
 なごり    :「ええ。幸か不幸か、私たちに空を舞う力はありませんので……」

[Tihipon]  何人死ぬか……(遠い眼

 カトレア   :「つまり、私だけ空にいて、携帯で連絡してもらえれば
        :いいんだ」
 なごり    :(話が戻ってる気が)「ええまあ、そうなりますか?」
 氷冴     :「そうね、足を出してもらうことはできるはずだから」

[Hisasi]  バイクか車で連絡取り合ってみたいな漢字で

 カトレア   :「そうとなれば、円卓の方にも何人か出してもらおう」
 なごり    :「……私の認識が甘かったのでしょうか……大事になって
        :しまいました」
 氷冴     :「ええ、それがいいわ……いえ、水が関わっているかも
        :しれないならば、事が大きくなるのも当然だから」
 カトレア   :「人死が出てるからねえ……あ、もしもし、うやだん?
        :あたしあたし」
 ウヤダ@電話 :「ああ、どうした、カトレア」
 カトレア   :「かくかくしかじかで人手が欲しいとこなんだけど、今
        :手の空いてる子いる?」
 ウヤダ@電話 :「……そうだな……」

[Hisasi]  足ならば香方サン、目なら眺界さん、
[Hisasi]  足ならウヤダ自身もうごけるぜ
[Hisasi]  お好みで
[TK-Leana] 目も欲しいけど、PLいないので、足だけでいいか
[Hisasi]  ちなみに氷冴さんは動かないです
[Hisasi]  店で中継
[TK-Leana] 作戦。なごりんが、場所を教える。そこに向かってカトレアが
      目算で自由落下、然る後戦闘で時間を稼ぐ。その間にがんばって
      駆け付ける。以上
[Hisasi]  あくちぶに動く人でではない

 カトレア   :「どうよ」
 氷冴     :「……そうね、動く価値はあると思うわ」
 なごり    :「カトレアさんに随分と負担がかかるようですが……」

[Hisasi]  動かずにうだうだするよりは決断するほうがよかろ

 カトレア   :「大丈夫大丈夫」
 なごり    :「……よろしくお願いします(頭を下げる)」

[TK-Leana] そういうことになった

 氷冴     :「……私はここで連絡をまって状況を逐一連絡、かしらね」

[Hisasi]  足はでよう、ウヤダンで
[Hisasi]  バイクの後ろにでものっておくれやす

 カトレア   :(忍装束に頭巾かぶってる)

[Toyolina] うさんくせえw

 カトレア   :「おっけ〜。ヘリ出れるって」

[TK-Leana] 電話切りながら
[Toyolina] んじゃここで一端切るます
[Hisasi]  Ui
[Hisasi]  つぎはカトレアヘリに乗って
[Hisasi]  なごりさんはバイクの後ろのって探索、察知したら即座にカト
      レアに連絡
[TK-Leana] まさかマジでやることになるとは
[Tihipon]  ヘリの運転ならするよ、獅子騎が(ぉぃ
[TK-Leana] 大丈夫、落下中に見つかってもなんだ忍者かで済むから!
[Toyolina] 想定からだいぶ外れたので僕に修正作業が必要になりました

[Toyolina] カトレアの時点でだいぶ修正を余儀なくされたのは秘密
[TK-Leana] 流石に想定されてなかったようだ
[TK-Leana] すいません
[Toyolina] カトレア何でもありすぎて想定しきれませんw
[Tihipon]  さすがカトレアさん。
[TK-Leana] なんでもって……今回、ちょっと上空数百メートルから自由落下
      するだけでそんなに無茶はしませんよ
[Toyolina] その時点ですでにおかしいと
[Toyolina] カトレアだからしょうがねえかと思ってしまうのが一番のアレだがw
[Tihipon]  もうカトレアさんはそういうポジションw

[Toyolina] ところで自由落下だと目標のところに下りられる確率がかなり低いと
      思うんですが……
[TK-Leana] ある程度は修正できるとして、後は走るしかないな
[TK-Leana] それでもまあ、地上からあれするより割と速かろう
[Toyolina] ビジュアル的にシシキが地上めがけて投げるとかだったらかなり
      近くに下りれそうです^^
[Toyolina] おっと手が滑った。民家にねこみみ型の穴が空く

 ししき    :「やっちゃったZE☆」

[TK-Leana] じゃあ、その方向で行くか
[TK-Leana] それならきっと目の前に着地できるぜ
[Toyolina] 地面にねこみみ型の穴が
[Toyolina] 土煙と雪煙の入り交じる中現れる猫耳
[Toyolina] (フシュー)

[TK-Leana] なにか、デッドエンドっぽいがししきさんらしいや
[TK-Leana] いや、サイヤ人らしい演出か? もしかして
[Tihipon]  サイヤ人w


時系列と舞台
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2009年冬。

解説
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友霞の周りにあったかつての日常。


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Toyolina
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