[KATARIBE 32153] [HA21L] 大雪の日3

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Date: Thu, 12 Feb 2009 16:40:30 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32153] [HA21L] 大雪の日3
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20902112340m50c3c08fl6e8d1a0eebc54c52@mail.gmail.com>
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[HA21L] 大雪の日3
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登場人物
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狭間全般Wiki - なごり
    http://hiki.kataribe.jp/HA/?Nagori
HA21C:ねこみみ吸血鬼:カトレア
    http://kataribe.com/HA/21/C/0111/
狭間全般Wiki - 薔氷冴
    http://hiki.kataribe.jp/HA/?MizutadeHisae


FROZEN ROSESにて
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 なごり    :(降ってきた……回ってみるか)
 氷冴     :「……三人もいると、やはりちがうのかしらね」

[Hisasi]  窓の外をみあげて

 氷冴     :「いってらっしゃい、気をつけてね」
 なごり    :「ええ、行ってきます……今日見つかってくれればいいん
        :ですけど」

 なごり    :「積もりそうですね、今夜は……すみません、言うまでも
        :なかった」
 氷冴     :「ええ、だいじょうぶよ、ここは」

[Hisasi]  店主からして雪女だからネ

 なごり    :「帰ってきたら、雪かきはしますよ、では」
 氷冴     :「……」>笑顔で手を振って

[Hisasi]  見送る

 なごり@店の外:(さて……闇雲に探すのも効率良くない……)

[Toyolina] とりあえずビルの屋上にでも上って気配を探ることにした

なごり@ビル屋上:「ははっ、寒いな。こうでないと……」

[Toyolina] 風はなごりが住んでいる山から吹いてくる

 なごり    :「しずりを覚えている? あの子の居場所を見つけたら、
        :教えてほしいんだ」

[Toyolina] カトちゃんは合流していてもかまわないしこれからでもかなわない
[TK-Leana] 先に連絡してたことにしていいなら普通に合流します
[Toyolina] ええ、かまわんどすよ

カトレア@ビル下:(気付いて、手をふる)
 なごり    :「ん」(気付いて振り返し、ケータイかける)
 カトレア@電話:『よーっす、見つかった?』
 なごり@電話 :「これからですね。見つかればすぐにわかりますが……」
 カトレア   :(ビルの壁を駆け登ってくる)
 カトレア   :「うっは〜、やっぱ高いところは冷えるわ〜」
 なごり    :「すみません。これくらいの方が落ち着くので……下に
        :下りますか?」

[Toyolina] もちろん暖かい缶コーヒーが出てきたりはしない。熱いし

 カトレア   :「いや、いいよいいよ。そんな気になる程でもないし」
 なごり    :「それはよかった。……今日は知ってる子がいるので、
        :話が早く済みました。逆に、向こうも……しずりも言い方は
        :悪いですが、誘われて出てくるのではないかと」

[Toyolina] 山の方を見て

 なごり    :「……あまりいいものではないですね。見知った顔を……
        :妹を今更追い立てるなんて」
 カトレア   :「まあ、ね。でも、追わないわけにはいかないでしょ」
 なごり    :「ええまあ……ただ、わからないんです。なぜ、今になって
        :……というのが」

 なごり    :「こちらでは、水という不可解なものが、いろいろと悪影響を
        :及ぼしていると、そういうことでしたよね」
 カトレア   :「そうみたいだね」

 カトレア   :「まあ、今回はまだ水のせいって明確な証拠みたいなのは
        :ないけど」

 カトレア   :「ただ単に、何らかの能力者に狂わされただけかもしれないし」
 なごり    :「明確に、水のせいだということがわかったら、どうなさる
        :おつもりですか?」
 カトレア   :「残念だけど、救う手立てはない」

[TK-Leana] 首チョンパのジェスチャア

 なごり    :「狂わされているだけでも、ということですか……ふふ、
        :厳しい話ですね……いえ、殺めるのに異論はないんですが」

 なごり    :「被害者であっても、救われないなんてね」
 カトレア   :「水が関わっちゃうとね、なにかしら取り返しのつかない
        :ことになっちゃうから」
 なごり    :「被害者を増やさない為にも──ってことですか。なるほど」
 カトレア   :「ま、ありていに言うとそうね」

[Toyolina] なんてうちに日は暮れてしまった

 なごり    :「カトレアさんは夜目は……問題なさそうですね」

 なごり    :「早く出過ぎたかもしれませんね。前回は……夜中だった
        :ようですし」
 カトレア   :「ま、気長に待つさね」


第二の現場
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[Toyolina] 1d4
[kataribe] ToyoX200: 1(1D4) = 1

[Toyolina] 小一時間ほどして

 なごり    :「カトレアさん……出ました」
 カトレア   :「お、ようやく来たか」
 なごり    :「西に二キロほど行ったところに……小さな店が。そこです。
        :行きましょう」

[Toyolina] コンビニのことですが(小さな店)

 カトレア   :「お、コンビニだね」
 なごり    :「そういう名前なのですか。明るくて広いと言ってます」

[Toyolina] 駐車場があるから>広い
[Toyolina] まあこの人等なら十分かからずにつくでしょう

[Toyolina] コンビニ。
[TK-Leana] うむ
[Toyolina] かつて拳銃強盗に売り上げ持って行かれたりした可哀相な店
[TK-Leana] あわれ
[Toyolina] その後も地道に営業してただけなのに
[Toyolina] 二人が到着したところ店内には特に異常はない

 カトレア   :「ふむ」

 カトレア   :「ホントにここ?」
 なごり    :「ええ。ここで間違いないです。外を見てみましょうか……」
 カトレア   :「そうだね、どっかに隠れてるのかもしれないし」

[Toyolina] 駐車場には何台かの車とトラックが一台。
[Toyolina] どの車もご丁寧に雪をかぶった状態。

 カトレア   :「ふむ」

[TK-Leana] 全部に雪が?
[Toyolina] 全部ですね

 カトレア   :「妙だ」

 カトレア   :「……なんで、コンビニの駐車場に雪が積るほど車が放置
        :されてるんだ?」
 なごり    :「……この車が全部……山から下りてきた、というのなら
        :あり得る話ですが」
 カトレア   :「この雪道を?」

[TK-Leana] で、コンビニの中にはちゃんとお客さん居るんですか?
[Toyolina] 居ますね
[Toyolina] 車はエンジンかかってねーです
[TK-Leana] エンジン冷めてる?
[Toyolina] ミニバン以外は

 カトレア   :「……考えすぎかなあ」
 なごり    :「何がです?」

 なごり    :「場所はここで間違いない……んですが……」
 カトレア   :「いや、エンジンもほとんど冷たくなってるし。この雪の
        :日に、車で来たコンビニにそんな長居するかなあって……
        :なごりん、雪女の気配はないの?」
 なごり    :「ええ……それが……今はもう」
 カトレア   :「むう」

[TK-Leana] 仮に、それが不自然だったとしても、何を意味するのかが分からない
[TK-Leana] とりあえず、周囲をつぶさに観察してみる
[Toyolina] コンビニの敷地内に居たことは間違いない。そしておそらくは店内
      にはいなかったか、事を起こしてはいないようだ
[Toyolina] (店内では)
[TK-Leana] 他の場所に比べて、雪の積もり具合は厚かったりしますか
[Toyolina] コンビニの敷地内だけ余計に積もってるように見えます

 カトレア   :「やっぱり、この辺だけ積りが厚い」

 カトレア   :「ちょっと前までここに居たみたいだね」
 なごり    :「……ここで何かした……私はこっちを見てみます」
 カトレア   :「うに」

[Toyolina] 二手に分かれて(といっても狭い敷地内だけど)
[Toyolina] 調べていると
[Toyolina] 敷地の隅だけ不自然に積もっている

 カトレア   :「ここかあ……」

[Toyolina] 掘ってみますか?
[TK-Leana] 掘るか。その発想はなかった
[TK-Leana] でもまあ、掘ってみよう
[Toyolina] すると中からちゃらい兄ちゃんの凍死体が!
[Hisasi]  きゃあ

 カトレア   :「あらら」

 カトレア   :「一足遅かったようだ」

[Tihipon]  そこにはアワレにも氷漬けになったにいちゃんがいた。

 なごり    :「カトレアさん、こっちは……これは」

[Toyolina] あ、書き間違えた。ちゃらい兄ちゃん二人の、に訂正します

 カトレア   :「今度は二人か」
 なごり    :「遅かった、ですね。でも……行動半径は絞れるかもしれ
        :ません」
 カトレア   :「さて、しかし今後今日ほどの機会が得られるかどうか……」
 なごり    :「……カトレアさんは一度、戻ってください。私はもう少し
        :このあたりを探ります」
 カトレア   :「いいよ、最後まで付き合う」

[Toyolina] 寒風吹きすさぶ中うろうろする羽目になりますが……本当によいの
      ですか?
[Toyolina] あと構成的にこの場面はここで終わるw
[TK-Leana] 流石に、はいそうですかと家に帰れないヨ
[Toyolina] ではいったん切るけど行動をしばらくともにする形でようござい
      ますかに
[TK-Leana] うに、その日なんもなかったら家に帰るけど
[Toyolina] その日はなんもないす
[Toyolina] ただ次回なんぞあった場合に合流の手間は省けることにします
[TK-Leana] うに

[Hisasi]  なんだか春菜ママが雪女なんじゃねとかちょっと不穏なことを
[Toyolina] そうしようか^^
[Hisasi]  えーっ
[Toyolina] ネタバレしたい気分になるのはよくないですね^^


時系列と舞台
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2009年冬。

解説
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雪の中、さらなる犠牲者が


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Toyolina
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