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Date: Thu, 12 Feb 2009 16:37:16 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32151] [HA21L] 大雪の日１
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20902112337h2ddd5277wf7da10c498047c13@mail.gmail.com>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32100/32151.html
[HA21L] 大雪の日１
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登場人物
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HA21C:強化改造人間:ウヤダ[改造人間][円卓][ツンデレ][銀二大好き][キャリーの兄]
[致命的に女運が悪い][何故かドSに好かれる][真に紳士][総受け][ぷよ好き]
[ワーカホリック][苦労人]
http://kataribe.com/HA/21/C/0062/
HA21C:Generator:宮島友霞(みやじま・ゆか)[JC][水生成][地味][セミロング]
[黒髪][円卓][ユカタン]
http://kataribe.com/HA/21/C/0113/
HA21C:スイーパー:陣内蒼助(じんない・そうすけ)
http://kataribe.com/HA/21/C/0084/
HA21C:ねこみみ吸血鬼:カトレア
http://kataribe.com/HA/21/C/0111/
降り始める
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友霞 ：「……雪、降ってきましたね」
ウヤダ ：「……」＞顔を上げた
[Hisasi] 窓の外を見て
ウヤダ ：「雪か」
[Hisasi] あとで雪かきしなきゃ！(喜
友霞 ：「天気予報より早いですね。夜からって言ってたんですけど」
カトレア ：「そろそろあったかくなりそうだと思ったんだけどねえ」
友霞 ：「つもりそうですよ。西の方とか真っ暗」
カトレア ：「……って、待った」
[Toyolina] 仏頂面なのにスノーマンとかかまくらとかこさえようとかwktk
してるのか
カトレア ：「雪女出たんじゃね？」
ウヤダ ：「…………こないだの話か」
ウヤダ ：「追っ手がでるということは、穏やかではないということか」
[Hisasi] でも雪かきはするぜ
[Hisasi] それと三段スノーマン
友霞 ：「……出たかどうかはわかんないですけど、出るかもしれない
：って意味だったら可能性高そうですね……」
カトレア ：「うん、あたしちょっと見回りしてくるよ」
ウヤダ ：「そうだな……例の雪女と連絡をとったほうがいい」
ウヤダ ：「連絡先はしっているんだろう？」
カトレア ：「ちゃんと聞いてるよー」
ウヤダ ：「わかった、まかせる」
[Hisasi] 俺も行くとは言わなくなった
[Hisasi] 自分が居なくても回るようにしなければならないと、どこかで思い
始めている
[TK-Leana] とりあえず、電話してみよう
友霞 ：「あ、カトレアさん、これ。寒いみたいだし持ってってください」
[Toyolina] エネループカイロ、ピンク色。
カトレア ：「おっと、気が効くのう」
[Toyolina] トランザムすると暑いくらいだぜ(二段階の強)
カトレア ：「いやあ、あたし寒いのは苦手でさあ。エジプト生まれだから」
ウヤダ ：「……そういえば猫だったな」
友霞 ：「寒い対策してったほうがいいんじゃないでしょうか、長靴
：とか手袋とか」
ウヤダ ：「これももっていけ」＞ぶあついマフラーを
カトレア ：「大丈夫大丈夫、毛皮があるから」
[TK-Leana] 手だけ猫に
友霞 ：「毛皮……」
[Toyolina] はっ、肉球！
[Tihipon] にくきう！
ウヤダ ：「……」
カトレア ：「おおう、ありがとううやだん」
友霞 ：(暖かそう……)
ウヤダ ：「用心しろ、お前にはすこし分の悪い手合いかもしれん」
[Hisasi] わしっと頭なでたりしちゃうかもしれないな、気安いから、カト
レアには
[Toyolina] SHIT(嫉妬)
カトレア ：「もう、心配性だなあうやだんは。大丈夫、大丈夫」
蒼助 ：「……」
カトレア ：「およ、どうしたの、そーちん」
友霞 ：(いいなあ……)
蒼助 ：「別になんでもない」
[Hisasi] ユカタンには普通の女の子として配慮してるので
蒼助 ：「加えて忠告すべき点も見つからない。期待している」
[Hisasi] 家族の一員としてみてるカトレアとはやっぱり扱いがちょっと丁寧
カトレア ：「おーう、じゃあ行ってくるぜい」
ウヤダ ：「ああ、報告は頼む」
[TK-Leana] これがカトレアを見た以下略
[Toyolina] さらばカトレア！
雪に思いをはせる
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蒼助 ：(窓から雪を観ている
ウヤダ ：「…………」
[Hisasi] ぢーっと降って来る雪を見てる
ウヤダ ：「……積もるといいな」
[Hisasi] 誰に言うとでもなく
友霞 ：「雪、好きなんですか？」
蒼助 ：「安心しろ。空気も乾いている、この調子なら積る」
ウヤダ ：「……そう、かも……しれない」
[Hisasi] 心なしか楽しそうにも見えた
蒼助 ：「雪遊びでもするのか？」
ウヤダ ：「……どうだろう、記憶にないが」
友霞 ：「雪は、割と好きです。見てる分には……雪が降ってる
：夜とか、静かで落ち着きます」
ウヤダ ：「真っ白に埋め尽くされた世界を見た時、不思議な感じが
：した」
ウヤダ ：「それまでは、狭い世界しか見たことがなかったからかも
：しれん」
蒼助 ：「なるほど。確かに雪が降ると静かになる。普段見るものが
：白い化粧に隠れる事も新鮮だろう」
ウヤダ ：「…………そうだな、物珍しかったんだろう」
友霞 ：「北の方だと、家が埋まるくらい積もるって。私はまだ
：そんなに積もってるのは見たことないですけど。家がつぶれ
：ないように、雪かきするって」
ウヤダ ：「雪かきは、よくやっていた……道を作って行軍するために」
友霞 ：「行軍……？」
ウヤダ ：「……軍とは正確には違うな、私兵だ、吸血鬼を狩るための」
[Hisasi] なんか自分の過去を話すようになった
[Hisasi] まるでそこに自分が居たことを回りに留めていくかのように
[Toyolina] なぞっとるなー
友霞 ：「吸血鬼を……それは、昔、の話、ですよね」
ウヤダ ：「まだ昔……日本にくるずっと前だ」
[Toyolina] 昔そんなんなのに、今こうしてる(ゆとりと結構仲よさそうだし)
のはかなり不思議だとか思いつつ
ウヤダ ：「俺がまだ人間だった頃」
友霞 ：「……そういう雪かきだと、あまり楽しくなかったんじゃ……」
ウヤダ ：「そうだろうか」
蒼助 ：「良い思い出でもあるのか」
友霞 ：「普通は家の前とか、道とか、あと屋根くらいだと思います。
：雪をこう掘って……進むんですよね」
[arca] 雪うめぇ。とか
ウヤダ ：「…………良い思い出ということも、正直わからない」
ウヤダ ：「いい悪いという区別がなかった」
[Toyolina] 雪うめえｗ
ウヤダ ：「…………雪かき以外の記憶にろくなものがなかっただけ
：なのかもしれないが」
[Hisasi] ぬっころしたりぬっころしたりぬっころしたり
雪かき大好き
------------
友霞 ：「この降り方だと……雪かきしないといけなくなりそうです」
[Toyolina] 窓の外はズンズングイグイ降ってた
ウヤダ ：「後でやっておく」
[Hisasi] というか俺がやるからほかはいい
[Toyolina] 独占禁止法ｗ
蒼助 ：「待て」
ウヤダ ：「なんだ？」
蒼助 ：「お前には別に仕事があるだろう。雑用は他に任せたらどうだ」
ウヤダ ：「…………いや、俺がやる」
[Hisasi] やりたいんだよ！雪かきが！
蒼助 ：「遊びたいのか？」
ウヤダ ：「…………そうなのだろうか」
友霞 ：「じゃあ、雪かきしましょう。私もしたことないんで、
：してみたいです」
蒼助 ：「知らないな。自分の心に聞いてみろ…どうしても雪かきが
：したいなら、休暇届を出せ」
蒼助 ：「仕事として雪かきをされても困る」
ウヤダ ：「わかった」
[Hisasi] 俺雪かきするからよろしく
[Hisasi] これは二人で雪かきしてスノーマンを作るということなのか
[Toyolina] そういうことのようだ
[arca] 蒼助はじーっと見てるんだろうな。そんな面白い状態を見ない
はずが無い
[Toyolina] 暖かいところ(玄関のガラスドア一枚隔てたところ)から
[Hisasi] そして、雪も大分おちついてきたあたりで
ウヤダ ：「ちょっと、前のあたりをかたしてくる」
[Hisasi] 席をたって(ｗｋｔｋして)
[arca] 寒さは感じないので傘指しながら外に居るよ！。花柄の水筒もって
[Hisasi] 分厚い外套着て、ごつい手袋はめて首にマフラー巻いて
ウヤダ ：「外は寒い、無理に付き合わなくてもいいぞ」
[Hisasi] 自分はやる気まんまん
友霞 ：「ちょっと、休憩します……うやださん、雪かき、好き
：なんですねほんとに……」
蒼助 ：「……」(端で佇んでいる
ウヤダ ：「……そうか？あともう少しでひととおり」
[Hisasi] ざくざくざくざく(楽)
蒼助 ：「友霞君。休憩するなら紅茶を用意してある、飲むと良い」
友霞 ：「あ、ありがとうございます、陣内さん、いただきます……
：男の人ってやっぱり、こういうの好きなんでしょうか」
[Toyolina] 雪かきとか
蒼助 ：「ウヤダは好きなんだろう。理由を聞かれても困るが」
：(片眉をつり上げる
[Hisasi] 嬉々として雪かきしてました
[arca] 花柄の水筒からコップに紅茶を注ぎ手渡す
ウヤダ ：(ざくざくざくざく)
友霞 ：(受け取って)「みんな雪かきが好きってわけでもないんですね
：……なんか見てて、夢中になってる感じがします」
蒼助 ：「"雪かき"と言うのは名目だろう。様は雪に触りたいだけ
：だと俺は推測する。ようするに思考回路が子供と言う事だ」
[Hisasi] その先で、ぺしぺしとスコップで雪を固めて
[Hisasi] またざくざくと雪をかいてる姿
友霞 ：「うやださん、雪合戦とかは、しないんですか？」
ウヤダ ：「雪合戦？」
[Hisasi] ああ、雪玉を投げあうあれか
[Hisasi] ていうか、こいつが雪玉ぶんなげたらユカタン大変なことになり
ませんか？
[Toyolina] そうですね
[Hisasi] むしろ今から円卓連中ひっぱりだしてきて地獄雪合戦ですか
友霞 ：「こう雪玉を丸めて……(ウヤダに投げた)」
蒼助 ：「雪合戦はシャレにならないぞ。ぷよぷよとは話が違う」
[arca] 言うのが遅かった！
ウヤダ ：「……ほう(ぱしっと雪玉を受けて)」
[Tihipon] 人外の雪合戦ってもうなんかｗ
[Hisasi] というかこのオッサン投げたら大変なことになるんじゃねえかともう
友霞 ：「あんまり堅くすると痛いから、ほどほどに固めて投げると
：いいみたいです！」
[Tihipon] 吸血鬼の皆様もね！
[Tihipon] ＞大変なことになる
ウヤダ ：「わかった」
[Hisasi] だが初速が違った
[Toyolina] ムン
蒼助 ：「……」(早すぎたので友霞に到達する前に傘でブロック
ウヤダ ：「…………少し早かったか」
[Toyolina] 変にばらけて散弾状態になって
[arca] 傘がひしゃげた
友霞 ：「……( 'д')」
蒼助 ：「俺は推奨しない。警告はした」
[arca] ひしゃげ高さをそのまま元の位置に戻す
[arca] 傘
ウヤダ ：「…………すまん」
[Hisasi] でもぶんなげたときちょっと楽しかった。
友霞 ：「……い、いえ……ちょっと一緒にやるのは大変かもって」
[Toyolina] 屋上とかなら迷惑かからないかもしれない
ウヤダ ：「……そうだな(ううむ)」
[Hisasi] 円卓屋上で雪合戦
[Hisasi] 真剣勝負(セメントと読め)
時系列と舞台
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2009年冬。
解説
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その日、吹利は大雪になった。
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Toyolina
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