[KATARIBE 32133] [HA21L] ウヤダの秘書

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Date: Fri, 30 Jan 2009 21:00:00 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32133] [HA21L] ウヤダの秘書
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA21L] ウヤダの秘書
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登場人物
--------
ウヤダ
    不憫な改造人間。
    http://kataribe.com/HA/21/C/0062/
宮島友霞
    地味な女子中学生。
    http://kataribe.com/HA/21/C/0113/
佐上銀二
	ウヤダの夫。(役割的な意味で)
	http://kataribe.com/HA/21/C/0086/
里見ぎぐのまゐ・テトラ
	引っかき回すのとビールと女子が好きなのか。
    http://kataribe.com/HA/21/C/0077/


秘書の条件
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[Hisasi]  そうそう銀ちゃん、ユカタンを秘書にすすめてあげてくださいよ。
[Hisasi]  ウヤダの

 テトラ    :「そういうわけで秘書か……」
 ウヤダ    :「……お前は却下だ」
 テトラ    :「まだ何も言っていない」

 テトラ    :「ユカより私が有能だったらどうするつもり」
 ウヤダ    :「……有能無能以前に欠陥が多すぎる」
 銀二     :「それより、秘書ってのは退屈じゃぞ?」

 銀二     :「テトラちゃんは事務仕事よりも外で身体を動かす方が
        :好きじゃろ?」
 ウヤダ    :「……退屈か? やることは探せばいくらでもでてくるぞ」
 テトラ    :「それではユカ、秘書の心得五箇条を言え」
 友霞     :「五箇条……(え、そんなの知らない!?)。ひ、一つ、静か
        :なる……山のごとし?」
 ウヤダ    :「違うようにおもうのだが……」
 銀二     :「ひそひそ)テトラを納得させるための方便じゃよ」

[Tihiro]  風林火山w
[Suo]    ウヤダさんに

 ウヤダ    :「……わかった(小声)」

[matuya]  今宵おまえと風林火山。

 銀二     :「おっと、まぁ、重要な仕事なんじゃがな。……これには
        :細かい事が得意な者の方が良いじゃろう。……ウヤダの秘書
        :じゃしな」
 ウヤダ    :「まあ、地味な作業であることには違いないが」
 テトラ    :「違う。ぱんつかえない、だ」>友霞

 テトラ    :「そうか……ビールさえ飲めれば退屈でも構わないが」
 ウヤダ    :「秘書の仕事中はビール禁止だ」
 友霞     :「……それ、間違ってると思います。どっちかっていうと
        :清潔にしないと……」
 テトラ    :「秘書たるものウヤダの趣味に合わせるのも重要」

 テトラ    :「そして自動的に私には秘書が不可能になった」
 ウヤダ    :「……俺の趣味だと」

[Hisasi]  趣味ってあったっけ? 猫?

 銀二     :「……」
 友霞     :「ぷよぷよなら、おつきあい出来ます」
 ウヤダ    :「……ああ、それがいい」

[Hisasi]  うん
[Hisasi]  頷いて

 テトラ    :「五箇条が二つ埋まった。ぷよぷよできる、ぱんつかえない」
 ウヤダ    :「二番目はなしだ!」
 テトラ    :「むしろはかない」

 テトラ    :「それは私が許さん」
 ウヤダ    :「まともに考えろ!」
        :>真面目につきあうだけ無駄だから、ウヤダさん、、、
 友霞     :「……そんなのあり得ないと思います……」>はかない
 テトラ    :「そうか……」

 テトラ    :「じゃあぱんつはどうすれば……」
 友霞     :「普通にはくっていうか、五箇条には含んじゃだめだと
        :思います……」
 ウヤダ    :「ぷよぷよができる、服装をきちんとしている、仕事中に
        :ビールを飲まない」
 テトラ    :「私に対する弾圧だ」
 友霞     :「三つ満たしてます!(やった!)」

[Hisasi]  ハードルひくいなw

 テトラ    :「大人の女、頭がいい」
 銀二     :「加えて事務的な整理が普通に出来る、管理能力が普通に
        :ある……これくらいかの?」
 テトラ    :「香方のビデオによるとこのあたりは重要」
 銀二     :「ちょっと待て、それは何のビデオじゃ?」
 ウヤダ    :「……そういう話題はここでだすな」
 友霞     :(残り二つが……)

 友霞     :「え? ビデオ?」
 ウヤダ    :「気にしなくていい」
 友霞     :「は、はい」

[Hisasi]  それ以上聞かなくていい、おそらく、きっとアレ

 テトラ    :「見せよう」
        :(DVDを部屋の47インチワイドテレビにつながったプレイヤーに
        :つっこむ)

[Hisasi]  ちょw
[Toyolina] ^^
[Saw]       大音響で凄い声がすごかった

 テトラ    :「秘書、大変だな」
 友霞     :(・_・)
 銀二     :(首を振る)
 ウヤダ    :「……おい!」

[Hisasi]  ぺしっとテトラはたいてテレビの電源消して

 テトラ    :「……実際の仕事風景を見るのはいい訓練になるはず」

[Hisasi]  香方さん特別編集した素敵シーンばっかりのアレを
[Tihiro]   うやだん心労で倒れそうw

 友霞     :「イヤーーーーーーーーーーーー!! え、う、うそ、マジ
        :ですか? あの、ホントに……」
 ウヤダ    :「そんな仕事はない!!」

[Hisasi]  獅子身中の虫

 銀二     :「違う違う」
 テトラ    :「だって、秘書って書いてある」

[Toyolina] 目つぶって耳ふさいだまま

 ウヤダ    :「意味が違う! というか持ち出してくるな!」
 テトラ    :「これは秘書と読むって香方が教えてくれたから間違いない」

[Hisasi]  香方ちゃんと目の届かないとこで管理しろ!!
[CorDrink] それを探し出すのがテトラかとw>目の届かないとこ

 ウヤダ    :「……とにかく、お前はこれを香方に返して来い、いいな」

[Hisasi]  DVDを

 テトラ    :「堪能したら」
 友霞     :「う、うやださん、ない、ですよね、あの、さっきみたいな
        :……ない、ですよね」
 銀二     :「無い無い無い無い。あれは嘘じゃから」
 テトラ    :「大丈夫。ウヤダは男にしか興味がない」

 銀二     :「ちょ! そこ!」
 ウヤダ    :「男にも女にも興味ない……(はぁ)」
 テトラ    :「濡れたものにも乾いたものにも傷付けられない、みたいだな」
 友霞     :(え)

[Hisasi]  ホモでもヘテロでもねえヨ
[Toyolina] だったら何に興味あるの? っていうかキャリーとあんないちゃ
      ついてたのは何?
[Hisasi]  これを今度それとなく聞いてみるといいよ

 テトラ    :「つまりもっとトンチの効いた存在に……?」

 テトラ    :「男でもない、女でもない、ゾウリムシ的な」
 ウヤダ    :「というか、何故そこでいらんとんちを利かせる必要が
        :ある!」
 銀二     :「……」
 友霞     :(男の子の格好……じゃない、よね、やっぱり。どっちでも
        :ないけど……なんか間違ってる)

[Hisasi]  興味あるのは銀ちゃんとキャリーだけだよ

 テトラ    :「難しい謎かけをするから……」
        :<男でもない、女でもない生き物なーんだ? ^^
 ウヤダ    :「そういう風に調整されている、単に興味が湧かないだけだ」
 テトラ    :「そういう風にも見えないが……」


秘書のお仕事
------------

 友霞     :「それで、秘書って結局どういうことをやるんでしょうか」
 テトラ    :「知らん」
 ウヤダ    :「……雑用、というか、こまごまとした書類整理や情報選別
        :や、簡単な金銭管理などだな」

[Hisasi]  ちゃんとした会計は蓮花きゅんがやってくれてるから

 友霞     :「うやださんのお手伝いが出来る仕事……ですよね。やり
        :たいです」
 ウヤダ    :「ああ……ならば、頼む」

[Hisasi]  ほっとくとテトラがさらに引っ掻き回しそうだから
[Hisasi]  なんか、勢いでユカタンに頼んじゃいました
[Hisasi]  思う壺!

 テトラ    :「じゃあ、私はその横で酒を飲む仕事でいいや。時給1500えん」
 ウヤダ    :「……帰れ」
 テトラ    :「ギン、ウヤダは私に冷たくないか」
 友霞     :「……! がんばります!」
 テトラ    :「秘書という以上はスーツとメガネは必須なわけだけど
        :……本日は既に用意してあるものを使いましょう」
        :(料理番組的に紙袋から取り出す)
 ウヤダ    :「いつの間に……」
 友霞     :「スーツ……は制服、でいいでしょうか……あと眼鏡……は
        :だて眼鏡で」
 テトラ    :「まあ着ろ」(スーツと伊達メガネを手渡す)
 友霞     :(受け取って更衣室に行った)

[Saw]    膝上30cmくらいのぱつぱつスーツに襟高のシャツ、太目のタイ、
      鼻眼鏡
[Hisasi]  着てくるのかよw
[Toyolina] JCでぱつぱつだったら相当なエロコスプレに鼻眼鏡ではないかw

 テトラ    :「奴が出来る女か、ここでわかるな……」
 ウヤダ    :「……どういう基準なんだ……」
 友霞@鼻眼鏡 :「……あの……(こそこそと更衣室の影から)」
 ウヤダ    :「……」
 テトラ    :「うん。お前になら安心してウヤダを任せられる。わがままな
        :子だがよろしく頼む」
 ウヤダ    :「……お前、その扮装はなんだ?」>ユカタン

[Hisasi]  というか縫たんと近い何かを感じたよw
[Hisasi]  よく調教された縫たんほどではないけど、、、

 友霞     :「渡されたの、全部着たら……(スカートの裾がんばって
        :前後でひっぱりながら)」
 テトラ    :「秘書の正装」
 ウヤダ    :「こんな秘書がいるかっ!」>すぱーん
 友霞     :「鼻眼鏡はその、まあ勢いでつけてみただけで」
 テトラ    :「いる。見せよう」(さっきのDVDをまたつっこんだ)
 ウヤダ    :「それはもういい!!」
 テトラ    :「そうか……」

[Hisasi]  心労がピンチでマッハだよ、助けて!

 友霞     :「着替えなおしてきます!」

[Tihiro]  このままではウヤダのストレスがマッハなんだが……

 テトラ    :「むしろウヤダがあの服を着るというのはどうだろう」

 テトラ    :「きっとかわいい」
 ウヤダ    :「断る!」

[Tihiro]  なんという迷案。。。

 テトラ    :「キャリーも喜ぶぞ」
 ウヤダ    :「……断固断る」
 テトラ    :「ギンも惚れ直すぞ」

[Hisasi]  喜んでもイヤです

 ウヤダ    :「……ごめんこうむる」
 テトラ    :「……今でもコンマ5秒くらい悩んだ」

[Hisasi]  というかそれで惚れ直すとか言われたら色々崩れそうです

 友霞     :(戻ってきた)
        :「はい、ちょっと面白かったです(秘書服返した)」
 テトラ    :「そう。それはよかった」(服を頭に載せる)
 友霞     :(はい?)
        :「あ、すみません、クリーニング出してお返しします」
 テトラ    :「いい。それほど汚れてない」

 テトラ    :「それとも一回袖を通しただけで服から異臭が漂うような
        :アレなのか」
 友霞     :「? お風呂ちゃんと入ってますから……そんなことないと
        :思いますけど」
 テトラ    :「ならいい。ちなみに縫はひどいわきがだ」

 テトラ    :「ないしょだぞ」
 ウヤダ    :「……お前は適当なことをいうな」

 ウヤダ    :「テトラの言うことの四分の三は信じなくていいぞ」
        :>ユカタンに
 テトラ    :「愛情表現」
 友霞     :「はい、わかってます(笑いながら)」
 テトラ    :(友霞を抱える)
 友霞     :「え、て、テトラさん?」
 テトラ    :「今の反応はいい……」(見つめる)

[Hisasi]  野生のテトラに気に入られた!
[Toyolina] アレー? w

 友霞     :「あ、ありがとうございます」
 テトラ    :「テトラちゃんでいい」
 友霞     :「テトラちゃん、ですか」
 テトラ    :「ああ。テトラちゃんだ」
 ウヤダ    :「……(あれが友人というはどうかとおもうが、一人きり
        :よりは、いいのだろう)」

[Toyolina] なんか女の子よくわからんしで無理矢理納得されてそうですね
      ウヤダに
[Hisasi]  意外な一面とかみられてるしね>JC
[Hisasi]  ナコト本にふんすふんすしてたり
[Toyolina] 酒入ると日頃おとなしくしてる反動が

 テトラ    :(友霞の頭を撫でる)
 友霞     :(一瞬ビクっとするけどおとなしく撫でられておく)

[Toyolina] そんなの全然久しぶりというかだし
[Hisasi]  友霞ママもあんまりそういうことしなさそうだしね
[Toyolina] ええ
[Hisasi]  おちついたころみはからって

 ウヤダ    :「テトラもう戻れ、友霞は後で仕事に入る上で少し作業を
        :みてもらう」

[Hisasi]  初めて名前呼んだ。
[Toyolina] ワーそう言われたらそうでしたよ!

 友霞     :「は、はい」
 友霞     :「よろしくお願いします!」
 ウヤダ    :「……ああ」

[Hisasi]  というわけで、なし崩しにウヤダさんの秘書になりました
[Hisasi]  というか、やってることはホントこまごまとした雑用ばっかり
      ですよ
[Hisasi]  書類整理とか、ちょっとした買出しとか、掃除とか電話係とか
[Toyolina] JCには新鮮じゃあないですか、働いてるって実感沸きそうな仕事
      ばかり!

 テトラ    :「へんな事しないように……」(主にユカに言って出て行く)

[Hisasi]  へんなことw

 友霞     :「へんなこと? ?」
 ウヤダ    :「……なんのことだ」

[Hisasi]  このひともわかってなかったから、安心
[Hisasi]  ----
[Toyolina] よかった>わかってなくて


おまけ
------

[Hisasi]  秘書の仕事をしながらでも、興味がないの話題で
[Hisasi]  調整されている、のところを聞いてみてもいい、それとなく
[Toyolina] そうじゃね。ちらっとは聞いているのじゃった
[Hisasi]  でも今日はきっと疲れきってそうなのでキャリーたんと一緒に
      寝てるかもしれぬ

[Toyolina] 朝早くやってきてさあ掃除だ^^→あれぴかぴか><→友霞さん、
      ここにホコリが
[Toyolina] なんてイヤ姑にならないことを願う
[Hisasi]  そんなw
[Hisasi]  まず先に自分で掃除をはじめようとして「私の仕事ですから!」と
      いわれるに決まってる
[Hisasi]  もう完全に染み付いてるから、、、

[Toyolina] まずは分量間違えて濃いめになってるコーヒーでも飲んでもら
      おうか……
[Hisasi]  ……濃いということはわかるけど、味わかんないからな、あの人、、、
[Toyolina] どうでしょうか? 幾分濃いようだな(ズズズ)
[Hisasi]  すみませんいれなおします! のめるなら問題ない
[Hisasi]  はりあいねえやつだな!!
[Toyolina] ホントダナーw


時系列と舞台
------------
円卓


解説
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手持ちぶさたな日々が続いていた友霞に新たな転機が。


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Toyolina
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