[KATARIBE 32119] [HA21L] ウヤダの家族

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Date: Mon, 26 Jan 2009 16:57:56 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32119] [HA21L] ウヤダの家族
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[HA21L] ウヤダの家族
====================
登場人物
--------
ウヤダ
    不憫な改造人間。
    http://kataribe.com/HA/21/C/0062/
宮島友霞
    地味な女子中学生。
    http://kataribe.com/HA/21/C/0113/
佐上銀二
	ウヤダの夫。(役割的な意味で)
	http://kataribe.com/HA/21/C/0086/
キャリー
	ウヤダの妹。(役割的な意味で)
	http://kataribe.com/HA/21/C/0087/
アニー
	ウヤダの姉。(役割的な意味で)
	http://kataribe.com/HA/21/C/0063/


キャリーとの顔合わせ
--------------------

[Hisasi]  キャリーたんとJCの顔合わせをやろうかな、とか
[kurov]   なぜかばれた。ふしぎ。
[Toyolina] 眼前でいちゃつきプレイを見せられるでござるの巻!
[Hisasi]  その心にちくりと刺さる
[Hisasi]  しかも日本語教えてあげて、とか。お友達になってくれると嬉しい。
      とか
[Hisasi]  KYなこと言われます
[Toyolina] ギャルゲ展開も大変やで^^
[kurov]   まだむじゃきにあまえてりゃええんじゃな。
[Hisasi]  うむ

[Hisasi]  じゃあ、円卓オフィスへキャリーたんをお連れしました。
[Hisasi]  お手つないで
[Toyolina] いきなり見せつけやがって^^
[Hisasi]  プレゼントで買ってもらったと思われるふわふわのコート(セレヴ)
[Hisasi]  まるでお姫様のようにご案内されて

[Hisasi]  円卓オフィス
[Hisasi]  ユカタンはお部屋で待ってます。
[Toyolina] チョコーん
[Hisasi]  休憩室の一つ、今日は余計にぬいぐるみが増えてる気がします
[Hisasi]  どっかの愛想のない奴がキャリーの為に多めに用意しやがった
      ようです
[Toyolina] なんてやつ!
[Hisasi]  おまけにちょっとつまめるおやつとかがテーブルにおいてやがり
      ました。

 友霞     :(なんか増えてる……うやださん、そんなにぬいぐるみとか
        :好きなのかな……)

[Hisasi]  そんな気が回ることする奴じゃなかったのに
[Toyolina] なんか可愛いところあるなーとか思った
[Hisasi]  そこで
[Hisasi]  ドアがノックされた

 ウヤダ    :「待たせたな、入るぞ」
 友霞     :(手近な大きいのを持ち上げて吟味したりしてた)
        :「あ、はい」
 友霞     :(ぬいぐるみ置き直して)「どうぞ」

[Hisasi]  で、ドアをあけてウヤダが入ってきて

 ウヤダ    :「おいで、キャリー」

[Hisasi]  その後ろから
[Toyolina] 優しい声でいいやがるんですね!
[Hisasi]  もちろん!
[Hisasi]  今まで聞いたこともないような優しい声でおいで、と呼びかけて
[Hisasi]  一人の女の子が入ってきた。

 キャリー   :(ウヤダについてちょこんと入ってくる)

[Hisasi]  セレヴな白いコート、ウヤダと手を繋いで
[kurov]   友霞を見てにっこり笑う

 友霞     :(家族……大事なんだ……)「あ、こんにちは。うやださん、
        :その子ですか?」
 ウヤダ    :「ああ、紹介する。この子はキャリー、俺や銀二達の家族だ」

 ウヤダ    :「ほら、キャリー。挨拶してごらん」
 キャリー   :「キャリー、です。ヨロシクオネガイします」
        :(ぺこり、と頭を下げる)
 ウヤダ    :「キャリー、この子が昨日話した子だ。仲良くしてあげて
        :くれ」
 キャリー   :「ウン。仲良クする」

 キャリー   :「ユカ、さん 」
 友霞     :「宮島友霞です、よろしくお願いします……うん」
 ウヤダ    :「……」
        :>優しい目でキャリーを見てる。そっと肩を撫でてあげて
 ウヤダ    :「日本語の読み書きを教えてもらうといい、一緒に遊ぶのも
        :いいな、暇があったら俺や銀二や香方達に声をかけてもいい」

[Hisasi]  その視線は真っ直ぐにキャリーたんに注がれてますね

 友霞     :(うやださん、優しい目、してる……大事なんだ、ほんとに)

[Hisasi]  ユカタン蚊帳のSOTO!
[Toyolina] いいなー

 キャリー   :「ウン。ウヤダ、行っちゃう?」

[Toyolina] そしてウヤダひどいなー^^
[Hisasi]  ねー

 ウヤダ    :「ああ、まだ仕事があるんだ……また後で顔を出すから。
        :いい子にして居てくれ、時間があったら銀二も連れてくる、
        :な?」

[Hisasi]  ほっぺた撫でて

 キャリー   :「判ッタ。待ッテル」
 友霞     :「っ、うやださん、あの……」

[kurov]   名残惜しそうにウヤダから手を離す

 ウヤダ    :「ん?ああ、すまない、どうした?」

[Hisasi]  ウヤダも大変名残惜しそうです

 友霞     :「あ、いえ。その、お仕事なんですよね……がんばって
        :ください」
 ウヤダ    :「ああ、この子を頼む。少し……世間知らずで変わった
        :ところもあるかもしれないが、大目に見てあげてくれ」

[Hisasi]  ここでおでこにちゅーして戻るとか目の前でしたほうがいいですかね
[Toyolina] グサグサきますね^^

 キャリー   :(待ってる)
 ウヤダ    :「じゃあ、キャリー。後でな」
 キャリー   :「ウン」

[Hisasi]  で、離れ際に

 友霞     :「いえ、それは全然(うやださんのお願いだし)、大丈夫
        :です」

[Hisasi]  おでこにちゅ、と

 ウヤダ    :「じゃあ、二人で遊んでいてくれ」

[Hisasi]  優しげにキャリーを見て、ユカタンのほうを見て(普通に)
[Hisasi]  部屋を後にしました^^
[Toyolina] ()ひどいw
[Hisasi]  ヒドイですね、、、


微妙な空気と微妙な会話
----------------------

 友霞     :「……そうだ、コート、着てると動きづらいからここに
        :かけて?(ハンガー持ってくる)」
 キャリー   :「アリガトウ」(ハンガーを受け取り、持ったままコート
        :脱ごうとして引っかかる)

[kurov]   義手はもうあるのかしら……
[Hisasi]  あることに

 友霞     :「あ、脱いでから渡してくれたらいいから、ハンガー、私
        :もっとくね」
 キャリー   :「スミマセン」(コートを脱ぎ、友霞に渡す)
 友霞     :「ううん、気にしないで。……お家でもコート着てるの?」

[Hisasi]  コートは脱がせてもらうものだったりしてな、ひょっとして
[Hisasi]  お姫様にしすぎだろう、ウヤダさん。
[kurov]   義手の扱いにも慣れてないカラネ
[kurov]   その前はずっといっちょうらだったから着替える必要すらなかっ
      たしね
[Toyolina] ひどいなw
[Toyolina] 自分でコート脱いだのが初めてだななんて!
[Hisasi]  それまで片手だったし、、、
[kurov]   でも下着とかは流石に自分で着替えろってアニーに教わってるはず。
[Toyolina] それはそうだw
[Toyolina] >下着
[Hisasi]  初期は銀ちゃんが着替えさせてあげたのだろうか(どきどき
[Suo_AFK]  多分、そうじゃないかなー、と<着替え

 友霞     :(コートを壁にかけた)
        :「……何しよっか……改まると何していいかわかんないな……」
 キャリー   :(ソファにちょこんと座って友霞を見てる)

[kurov]   能動的じゃない子
[Hisasi]  ウヤダんや銀ちゃんのことを尋ねてみるとか
[Toyolina] いきなり聞いたらヘンかなとか思ったユカタン

[Hisasi]  1d6
[kataribe] Hisasi: 3(1D6) = 3
[Hisasi]  沈黙が三分

 友霞     :「飲み物、何がいいかな? 紅茶かコーヒーかお茶か……」
 キャリー   :「ダイジョブです」

[kurov]   空気読まない

 友霞     :「? ……じゃ、全部入れるね」

[Hisasi]  頑張れJC!
[Toyolina] がんばるしかない

 友霞     :(紅茶とコーヒーと緑茶と入れてきた)
        :「ミルクがこれで、お砂糖がこのポットね」
 キャリー   :「ア。ハイ。アリガトウ」
 友霞     :「うん……家、うやださんと、銀二さんと一緒に住んでるん
        :だよね?」

[kurov]   別にのども渇いてないらしく手をつけない
[Toyolina] 難しいなおい

 キャリー   :「ウン。アニーも一緒、です」
 友霞     :「え、そう、なんだ……家族構成、複雑なんだね……どんな
        :お家なの? 大きかったり、新しかったり?」
 キャリー   :「チョット前引っ越シたから、新シイ。広イです」

 キャリー   :「ギンジのカンオケも一杯入ル。テトラがくれた新シイのも
        :ナナツ入リました」
 友霞     :「かんおけ? ……あ……そっか……七つって、どこに入っ
        :てるの? 押し入れ? お部屋?」

 友霞     :「それに、七つもあっても……毎日替えたりしてるとか?」
 キャリー   :「カンオケ部屋。ギュウギュウ。ギンジは部屋にイッコ
        :自分のがあるから使ワナイ」

 キャリー   :「イロイロボタンついててオモシロイ、です」
 友霞     :「棺桶専用の部屋とかあるんだ……(すごいなーお金持ち
        :だなー)。ボタン押したらどうなるの?」
 キャリー   :「イロイロ。バクハツしたり飛び出したり水浸シタリなる。
        :ホントハ13コアッタケド飛ンでった」
 友霞     :「難しい棺桶なんだね……なんでテトラさんがそんなの
        :くれたんだろう」

 友霞     :「銀二さんの誕生日プレゼントとか? うやださんはこの前
        :誕生日だったよね」
 友霞     :(うやださん、家だと……さっきみたいなのかな、ずっと)
 キャリー   :「ウウン、ヒッコシ祝イ。ウヤダ、タンジョウビ?」

[Hisasi]  多分、仕事漬けでキャリーは寝てた。夜遅かったし。

 友霞     :「あ、うん。20日。誕生日だって言ってたから、急だけど
        :お祝いしたの、ここのみんなで」
 キャリー   :「オイワイ……タンジョウビ」

 キャリー   :「ハツカ。ウヤダ、遅カッタ」

[kurov]   寝てたけど気配は

 友霞     :「あ、そっか……ごめんね、忙しくしてるの、知ってるのに
        :忘れてた……」
 キャリー   :「ウウン。オ仕事、ショウガナイ、カラ」
 友霞     :「そっかあ、あ、でもここに来てたら、うやださんとか
        :銀二さんに会えるし……遊びにおいでよ。私も楽しみ……
        :だし。私、ずっとここに居るから、結構退屈、だし」
 キャリー   :「ウン、ハジメテ来タ。ウヤダも危ナいからオ仕事一緒二
        :デキナイって」
 友霞     :「でも、お仕事してるところとか、あんまり見られたくない
        :かもしれないけど……」

 友霞     :「でもたぶん、うやださんも……帰るまでガマンしなくて
        :いいから、たぶん喜ぶよ」

 キャリー   :「ワタシ、来テモ大丈夫?」
 友霞     :「うん。全然大丈夫だって。家で、お留守番とか一人でいる
        :よりいいと思うよ」

 友霞     :「──そうだ、今からうやださんの仕事してるとこ、見に
        :行ってみない?」
 キャリー   :「ウン!行く!」


その頃ウヤダは倒れた
--------------------

[Hisasi]  そのころ、円卓オフィスのデスクで

 ウヤダ    :「…………」>あれこれ山のように溜まってるデスクワーク
        :とか、報告とか、データをまとめてる

[Hisasi]  円卓実働部隊リーダーといっても
[Hisasi]  その仕事の半分以上は情報整備や調査結果のまとめ、各所からの
      情報から水絡みの案件をふるいにかける、フィクサーと情報交換を
      し、あちらの案件と照らし合わせ、など
[Hisasi]  地道な作業が殆どだった。

 ウヤダ    :「…………(ふぅ)」

[Hisasi]  円卓という組織の滑り出しは、それなりに順調といえた
[Hisasi]  年末からの駆け足での活動ではあったが
[Hisasi]  それなりに水絡みの案件を片付け、多少なりとも他団体に目を
      おかれる存在にもなった。
[Hisasi]  逆に、目をおかれる存在になったからこそ今後のしかかってくる
      しがらみもある

 ウヤダ    :「…………」>軽く眉間を押えた

[Hisasi]  この所、疲れが取れない
[Hisasi]  充分に体も休めている、時折だがはいむでの休息に薬での睡眠も
      とっているが
[Hisasi]  体の奥にずしりと積もってくるような疲れはとれてくれない

 ウヤダ    :「…………(軽く頭を振る)」

[Hisasi]  かつてはこんな疲れはなかった
[Hisasi]  ただ目の前の仕事を片付けていた頃は
[Hisasi]  体の休息さえとれば、眠る事無く止まる事無く仕事が出来たはずだ

 ウヤダ    :「……あと、少し。一区切りついたら、様子を見に行こう」

[Hisasi]  なに、ほんの少しだ。すぐにキャリーの顔を見に行ける
[Hisasi]  今日はいつもと違って、家でなくすぐそこの部屋にいる
[Hisasi]  ふわりとした気持ち

 ウヤダ    :「……県警がごたついてるせいもあって、色々な案件が
        :処理し切れていないようだな……」

[Hisasi]  資料をたぐりつつ
[Hisasi]  そうだ、報告書にあった件の資料が
[Hisasi]  立ち上がって
[Hisasi]  手を伸ばそうとした

 ウヤダ    :「…………っ」

[Toyolina] わ^^
[Hisasi]  一瞬目の前が、ブラックアウトした

 ウヤダ    :「…………え」

[Hisasi]  平衡感覚がなくなる
[Hisasi]  体の内側からずるりと落ちるように
[Hisasi]  椅子からずりおちて、倒れた

 ウヤダ    :「…………」

[Hisasi]  リーダー倒れちゃった。原因は不明。

[Toyolina] じゃあそれを二人して(キャリ&ユカタン)で発見しようか^^
[Hisasi]  誰かに見つけてもらうまで倒れてるとしましょう
[Hisasi]  まあ、原因つーか。過労としか言いようがない。
[matuya]  過労伝説SPECIAL

[Toyolina] ウヤダのお仕事部屋の前
[Hisasi]  ドアは閉まっている、ノックする?

 友霞     :「ここでお仕事してるの(ノックする)」

[Hisasi]  さっきの会話だとウヤダは中で仕事しているはず
[Hisasi]  返事はない

 キャリー   :「ウヤダ、イナイ?」

[Hisasi]  そんなはずはないと、ユカタンは思った。

 友霞     :「うーん……だって出るときには顔出してくれるし……
        :うやださん?」

[Toyolina] 氏ーん
[Hisasi]  どこかで休憩するにしても、あの様子だったらまずは様子を見に
      来るはずだ
[Hisasi]  キャリーのたいしての態度からすれば
[Hisasi]  そして、なぜか、その沈黙に妙な不安を感じた

 友霞     :「うやださん? 入りますよ?」

[Hisasi]  おうけえ

 キャリー   :「……?」

[Hisasi]  入ると、広いオフィス、他に人は居ない。
[Toyolina] ドアを開けようとした
[Hisasi]  ドアが開く

 友霞     :「……うやださん……?(そーっと入る)」

[Hisasi]  部屋の置くのデスク、パソコンとか色々な資料とかがある、一見
      会社くさい
[Hisasi]  でも、ウヤダの姿がない?マシンは起動してるし、電気もついてるし、

 友霞     :「……(机に近づく)。キャリー、ごめん、そこでちょっと
        :だけ待ってて?(入り口んところ)」

[Hisasi]  そして近づくと
[Hisasi]  ふと、デスクの下の端から何かが見えた

 友霞     :「うやださん……?(デスクの下を覗く)」

[Hisasi]  見てたのは、手
[Hisasi]  そして
[Hisasi]  床に倒れている、、


無力なワタシ
------------

 ウヤダ    :「…………」>微動だにしない
 友霞     :「うや……さ……うやださん? うやださん?」

 友霞     :「うやださん!? うそ、うやださん、大丈夫ですか?
        :しっかりしてください!」

[Hisasi]  ウヤダが倒れている、微動だにせず、顔は普段の血色の悪さより
      更に悪い

 友霞     :(こ、こういうとき、どうしたら……)
        :「そ、そうだ、きゅうきゅ……でも」

[Toyolina] 救急車呼んでいいような気がしなかった

 キャリー   :「ユカ? ウヤダは……」

[Hisasi]  キャリーたんに話すればアニーあたりに連絡がとれるはず

 友霞     :「……どうしよう……うやださんが……倒れてて……顔色
        :悪くて」
 ウヤダ    :「…………」>倒れたまま、気を失ってる。
 キャリー   :「ウヤダ!」

 キャリー   :(駆け寄り、ウヤダを揺さぶる)「ダイジョウブ?ウヤダ!」

[Hisasi]  駆け寄って呼びかけても、返事はない

 ウヤダ    :(揺すられても、目を閉じたまま)
 キャリー   :「顔色、ヘン、ウヤダ、ヘン……アニー、連絡スル」
 友霞     :「どうしたら……あ、キャリー、動かしちゃだめかもしれ
        :ないから! 揺すらないで……」
 キャリー   :(立ち上がり、部屋の外に)

[kurov]   いればアニー、銀二あたりを呼びに
[kurov]   いない場合はわかりません!
 友霞     :「あ……」

[kurov]   香方の兄貴とかテトラでも面識があるな!
[Hisasi]  その場に残されて

 ウヤダ    :「…………」

[Hisasi]  ひどく疲れきったように、倒れて動かない。
[Hisasi]  顔色も悪く、体温は素で低い(35)

 友霞     :(おでこに手をあててみた)「冷たい……!」

[Toyolina] かといって動かして良いかどうか判断つかない、ので

 友霞     :(ウヤダのコート持ってきてかけようとして)
        :「足りない、かも」

 友霞     :(着てたセーター脱いで、セーターかけてその上にコートを
        :かける)

[Hisasi]  どのくらいで助けがくるかな。
[Hisasi]  アニーか、銀二か、他の誰でも。

 銀二     :「がちゃり)おぅ、どうじゃ楽しくやって……ん!?」

[Suo_AFK]  やってくる

 銀二     :「おい!何じゃどうしたんじゃ!?」

[Hisasi]  ユカタンの前で、ウヤダさん倒れてる。

 友霞     :「! 銀二さん! あの、うやださんが……うやださんが……
        :(泣きそう)」

[kurov]   キャリーが呼びに行ったのにギンジに会わなかった!W
[Toyolina] なんて行き違いw

 銀二     :「落ち着くんじゃ!……兎に角、アニーかコロンバスに
        :連絡を……」
 友霞     :「で、でも私、連絡先とか知らなくて、それで……」
 銀二     :「待っておれ。……とりあえず応急処置じゃ」
 ウヤダ    :「…………」>微動だにしない、気を失っている

[Suo_AFK]  治癒の霊薬の成分を混ぜた生理食塩水の点滴パックと点滴用の針、
      それからスタンドを用意
[Toyolina] キャリー迷子なってるとかだったらちょっとがっかりですねw
[TK-Leana] アニーは基本銀ちゃんち待機なので、円卓オフィスなら、走って
      何分くらいだろう
[Tihiro]  スタンド……クレイジーだいy(ばきゅーん
[Hisasi]  そんなに遠くはないだろうと思う

 銀二     :「ほぃほぃ、っと」<手早く点滴パックの用意を整えてから
        :ウヤダの左手の袖口を捲くり上げ、血管の位置を確かめて
        :点滴の針を刺す

[Suo_AFK]  ちくっと
[Suo_AFK]  息はあります?<ウヤ氏
[Hisasi]  あるよ
[Toyolina] なかったら泣くぜ!
[Hisasi]  今まで感情や欲求を削り落として精神活動による肉体の消耗を
      極限まできたから
[Hisasi]  24時間戦える人だったのに
[Hisasi]  抑えてきた、
[Toyolina] 普通に疲れるようになっちゃったんですね!
[Hisasi]  そうです
[kurov]   じゃあアニーを連れて適当なところで入ろう

 銀二     :「とりあえず、これで少しずつ回復してゆく筈じゃが……
        :一体何があった?」

[Hisasi]  でも本人眠れないんですよ、機能的に

 友霞     :「わかりません……キャリーと、仕事してるとこ見てみよう、
        :ってお部屋きたら、返事なくて、それで」

[Hisasi]  どんどん人間らしくなってきた分
[Hisasi]  揺り戻しでの反動が限界に来たってところ
[Hisasi]  疲労と言う形で跳ね返ってきました

 銀二     :「兎に角、よぅ見つけてくれたのぅ。……ん、呼吸は少し
        :安定してきたようじゃな」

[Suo_AFK]  霊薬の効果で血色も良くなってきたかもしれない

 ウヤダ    :「…………」>呼吸が落ち着いて、顔色も少し良くなってきた

[Suo_AFK]  ついでに心拍数の増加と共に体温も回復しつつあるかもしれない

 友霞     :「い、いえ……私は何も……」

[Toyolina] 出来てない。言いかけてやめた

 銀二     :「いや、御主が見つけてくれたから対応出来たものじゃし。
        :……おぅ、とりあえずは大丈夫じゃな」

[TK-Leana] そろそろキャリーと来るべきかな
[Hisasi]  うむ

 銀二     :「まぁ、ワシに出来るのはこれくらい。……後はアニーが
        :来るのを待つとするかの」
 友霞     :(ほっ……)「よかった……(へたりこむ)」

[Hisasi]  感情を取り戻して、疲労が返ってきて、本人がその積み重なってる
      疲労を自覚できていない

 キャリー   :「ウヤダ!」

[Hisasi]  そして自覚できない&仕事依存で仕事を減らさない、減らせない
[Hisasi]  →倒れました

 アニー    :(サッと見て)「……状況を」

[TK-Leana] 銀二に聞きながら、診察を始める
[Hisasi]  で、上記のようなな診断結果です、つまり疲労。
[TK-Leana] うい

 銀二     :「おぅ、丁度良かった。とりあえず応急処置でアスクピレオス
        :1%の生理食塩水パックを使った」
 キャリー   :「ギンジ!ウヤダ、大丈夫?」(不安げに)

[Hisasi]  厄介なのが疲労を自覚できないこと
[Hisasi]  そして休息(睡眠)がとれないこと

 友霞     :(少し引いたところで様子を見てる)
 銀二     :「キャリー、大丈夫じゃ。とりあえずは安定しておるからのぅ」
 アニー    :(ちょっと脈を見たりしつつ)「免疫力はやや低下している
        :ようだけど、ウィルスの匂いはしない。ただの疲労」

[Hisasi]  モローが施した改造はそこらへんをよく考えつくしたもののようだ

 アニー    :「大丈夫、寝ればなおるわ」
 友霞     :「寝れば、って……うやださんは、眠れないって」
 銀二     :「ふぅむ……しかしあの薬も中毒性があるから、いつまでも
        :使い続ける訳にも行かんからのぅ」

[Hisasi]  感情を削り落として、精神活動による肉体疲労を極限まで抑えこむ
      ことでフルで戦い続けられる

 銀二     :「特別の薬があっての。それを使えば眠れるんじゃ」
 アニー    :「生理機能を薬任せにするのは、あまりいい傾向ではない」
 友霞     :「……使えば、って。さっき中毒性って……」
 アニー    :「いえ、大丈夫」
 銀二     :「まぁ、強い薬じゃからのぅ……あとは出来るだけこまめに
        :はいむに行かせて、花澄さんに眠らせて貰えるよう頼むか……」

[TK-Leana] ていうか、疲労で倒れるくらい生理機能が回復してるんなら、
      寝方を知らないだけで寝れる体にはなってると思うんですが
[TK-Leana] どないでしょ
[Hisasi]  体が眠り方を思い出すようにゆっくり仕向けていく、とか
[Hisasi]  薬を少し弱めつつ、服用させてゆくとか

 友霞     :(……違う人、の名前……私、何も出来ないのかな……何か
        :……)

[Hisasi]  徐々に自分から眠りにつけるように慣らしていく

 アニー    :「彼は少しづつ、正常な生理機能を思い出しつつある。
        :こうやって倒れたのも、そのため。後は、慣れるだけ」

 アニー    :「薬は薄めましょう。様子を見ながら、睡眠の間隔を短く
        :しつつ」
 友霞     :(慣れる……慣れるようにするのって、この人たちの役割、
        :だ……)

[Hisasi]  あと精神面でもケアがかなり必要そうなので
[Hisasi]  一つの揺らぎで、
[Hisasi]  それこそ根底から覆されるほどの危うさが
[Hisasi]  以前のようになれば、こんな揺らぎはなくなるだろう。
[Hisasi]  だが、何が本当にウヤダの為なのか(鬼がおる)
[TK-Leana] その辺はアニー楽観視してます
[Hisasi]  うむ
[TK-Leana] まあ、銀さんとキャリーと自分が居たら、なんとかフォローできる
      だろうと


蚊帳の外
--------

 銀二     :「ふむ……」
 ウヤダ    :「…………う」

[Hisasi]  気がついた
[Hisasi]  でも、動けない。

 キャリー   :「ウヤダ!」
 ウヤダ    :「……キャリー?……」

[Hisasi]  手を伸ばそうとしたけど、体がなんだか動かないでござる

 キャリー   :(ほっとした様子で駆け寄り、横に座ってウヤダの顔を
        :眺め、手を握る)
 友霞     :「あ……(よかった……)」
 銀二     :「おぅ、起きたか」
 ウヤダ    :「……銀二……一体……」
        :>きゅっとキャリーの手を握り返しつつ

[Hisasi]  なんだか意識がぼやけている、かといって眠気とは程遠い、混濁
      した感じ

 銀二     :「そこで倒れたって聞いてな。友霞ちゃんが見つけてくれたん
        :じゃよ」
 ウヤダ    :「…………俺が?」
 銀二     :「疲れてるようじゃな。とりあえず休んだ方が良いじゃろ」

[Hisasi]  首を動かす、それは辛うじてできるようだ

 ウヤダ    :「……休息は、とったはず……なのに」
 銀二     :「アニーの見立てだと、過労っちゅうことじゃが」

[Hisasi]  体を休めることはできるのだ

 銀二     :「それだけじゃ足りんのかもな」

[Hisasi]  だが、眠りがないから精神的にリセットできない

 アニー    :(こくり)
 ウヤダ    :「…………そう、か…………すまん」

[Hisasi]  起き上がろうとするが
[Hisasi]  それも思うように動けない

 アニー    :「心理的な疲労の蓄積。前に眠ったのはいつだった?」
 銀二     :「やれやれ、……おぅ、まだ寝とれ」
 ウヤダ    :「……この所、仕事漬けだった……前に眠ったのは十日
        :ほど前か」

[Hisasi]  花澄さんに一時間程眠らせてもらったのを差し引いても
[Hisasi]  眠らなさ杉

 友霞     :「私、毛布持ってきます……(そそくさと出て行く)」
 銀二     :「毎日、最低でも2日か3日に1回は寝なきゃダメじゃろうな」

[Hisasi]  円卓の立ち上がりとかで、眠る暇もまるでなかった

 アニー    :「次は五日以内には眠るように……それと、今日はもう
        :寝ること」
 銀二     :「じゃな。……過労で心臓発作でも起こされたら堪らんわい」
 ウヤダ    :「…………わかった」

[Hisasi]  頷いた

 キャリー   :「ウヤダ、寝る?」
 ウヤダ    :「……ああ、すまん……少し、眠る」

[Hisasi]  きゅっとキャリーの手握り返して

 キャリー   :「ウン……一緒に寝てもイイ?」
 ウヤダ    :「……ああ、一緒に」

[Hisasi]  一緒に!?とか<JCさん
[Toyolina] 毛布持ってきたら今から一緒に寝るから!ですよ^^

 銀二     :「向こうの仮眠室が開いとるからそっちで寝ると良いかも
        :しれんぞ」
 友霞     :(毛布持ってきた)「……じゃ、これ、そっちに運んどき
        :ますね」

[Toyolina] 一緒に寝てもイイ?とかちゃんと聞いてますからね!

 ウヤダ    :「すまん……」>皆に
 銀二     :「気にすることは無いぞぃ。それより、早く良くなることに
        :専念するんじゃな」

[Toyolina] 仮眠室はベッドくっつけて二人寝れるようにしておきましたよ^^
[Hisasi]  そして、仮眠室で薬飲んで寝ました
[kurov]   だいじょうぶべっどはひとつでいい
[Toyolina] 同衾すんのに一個でいいわけないだろう!という配慮
[Suo_AFK]  仮眠室のベッドはキングサイズ説(ぇ
[Suo_AFK]  クローダが大サービス
[Suo_AFK]  お値段的な意味で
[Toyolina] イヤミすら表現出来ない!w
[Hisasi]  クローダのサービスがよくわからないよw
[Suo_AFK]  もしくは予算的な意味で
[Hisasi]  そして、疲れきった顔で寝ました
[Hisasi]  以前みたいに、見張りなきゃ眠るのもダメという状態からは前進

 友霞     :(二人が寝た後)「銀二さん」
 銀二     :「うん?」
 ウヤダ    :(目を閉じて、隣で眠ってるキャリーの手を握って眠っている)

 友霞     :「お願いがあるんです。二つ」
 銀二     :「おぅ」
 友霞     :「……家でも、うやださんが……ちゃんと寝るようにして
        :ほしいんです」
 銀二     :「フム。それは気をつけるようにはしとるが……分かった。
        :気をつけるようにしよう」
 友霞     :「寝ないとダメなのに、寝ようとしないっていうか、そう
        :いう意地張りそうだから……それとあと」
 銀二     :「ああ、そりゃ確かに……」

 友霞     :「……私、もっと役に立ちたいんです……でも、うやださんに
        :聞いたら、訓練してろって言われて」
 友霞     :「淡蒲萄さんにお願いしようと思ったんですけど、ここの
        :ところ居ないし。それで、銀二さんから言ってもらえない
        :かと思って」
 銀二     :「ふむ。……まずはその力の御し方、それから……フム。
        :分かった。話してみよう」
 友霞     :「ありがとうございます、わがまま言ってるのは、わかるん
        :ですけど……もしかしたら、私にも出来る、ううん私じゃ
        :ないと出来ないことだって、もしかしたらあるかもしれないし」

[Toyolina] 今のままだと居場所ないし!
[Hisasi]  保護されてるだけだもんね

 銀二     :「そう思うことは良い事じゃよ。……まぁ、前線に立たせる
        :訳には行かんが、人手はあった方が助かるからのぅ」
 友霞     :「たぶん、いい顔しない……かな? わからないですけど……
        :私、たぶんここにいるしかないから。だったら」

[Toyolina] 実力で認めさせる的なマインドもある
[Toyolina] もちろんウヤダが楽になって疲れづらくなったらその方がいいし

 友霞     :「それに、もう15だから働いても問題ないですから」
 銀二     :「なら、危なく無いことから頼もうかのぅ。……派手な事は
        :出来んかもしれんが、それでも良いかの?」
 友霞     :「はい、ありがとうございます!」
 銀二     :「おぅ、頼りにしとるぞぃ」

[Suo_AFK]  オフィスの掃除とか簡単な資料整理とか、備品の管理とかそんな
      感じのことから始めて貰って……
[Suo_AFK]  力仕事とか危ない仕事なんかは極力回さないようにして
[Toyolina] あとは拾った動物の面倒はちゃんと見るように注意してもらったり
[Toyolina] 将を射んとせばまず馬。話がわかりそうな銀二を味方につける作戦。
[Suo_AFK]  Σ


時系列と舞台
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ウヤダお誕生会はこんなひどい有様に。


解説
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職場に家族勢揃いでけまいよ!


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Toyolina
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