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Date: Thu, 22 Jan 2009 22:03:38 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32116] [HA21L] バースデイ2
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
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[HA21L] バースデイ2
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登場人物
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ウヤダ
不憫な改造人間。
http://kataribe.com/HA/21/C/0062/
宮島友霞(みやじま・ゆか)
地味な女子中学生。
http://kataribe.com/HA/21/C/0113/
立川香方
テトラと縫の保護者。
http://kataribe.com/HA/21/C/0075/
佐上銀二(さがみ・ぎんじ)
空気になるのが得意な吸血鬼。
http://kataribe.com/HA/21/C/0086/
陣内蒼助(じんない・そうすけ)
故あってウヤダの護衛を務めている男。
http://kataribe.com/HA/21/C/0084/
天海眺界(あまみ・ちょうかい)
探索能力に優れた妖怪・手の目。
http://kataribe.com/HA/21/C/0076/
帰宅してきた面々
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香方 :「うぉら!」(ぐるんと回りながら部屋に入って来た
ウヤダ :「!……か、香方?」
友霞 :「うやださん、今お茶入れますから……あ、お帰りなさい」
香方 :「HO!聞いたぜ聞いたぜぇ!?バースデイなんだってな!」
ウヤダ :「そ、そう、だが」
香方 :「マジか!Yay! let's party!」
ウヤダ :「……え」>なんか周りがなんか様子が違うんですけど
友霞 :「やったー!」
香方 :「実は材料も買い込んであるのさ、楽しみに待ってろよ」
銀二 :「今、縫ちゃんとテトラちゃんがケーキ作ってくれてるでのぅ」
ウヤダ :「テトラが!?」
[Hisasi] おいおい、大丈夫なのか
銀二 :「おぅ、張り切っておったぞぃ」
友霞 :「……(電気ケトルで紅茶入れながら)」
[Suo_works] 物体Xバースデーエディションが生まれるかもしれないし奇跡が
起きてそうでないかもしれない
[Hisasi] 縫を信じよう
ウヤダ :「…………」
[Hisasi] なんか周りがわーわーと
友霞 :「……落ち着かないですか?」
ウヤダ :「………………」>なんか妙な気持ち
ウヤダ :「……そうなのか、自分でもなんだかよくわからない……
:だが」
ウヤダ :「楽しい?のか?」
[Hisasi] なんかもやもやする、でもそれは悪いものじゃなくて
友霞 :「私にはそう見えます。久しぶりで、びっくりしてるの
:かなって感じ、なんでしょうか」
ウヤダ :「………………よく、わからない、が」
香方 :「テトラだとぅ!?ヤツを厨房に入れるたぁどう言う事だ!」
:(ばっとダッシュで厨房へ向かった
ウヤダ :「…………心地いい、と、思う」
[Hisasi] 不思議だ
銀二 :「え!?……あ、あぁ、ダメじゃったかのぅ!?」
[Tihiro] やっぱだめだよね(遠い眼
[Tihiro] そしてアシスタント獅子騎が代わりに厨房へ(ぇー
[arca] 厨房から阿鼻叫喚が聞こえた気がした
[Tihiro] どんな状態だったんだろう……
香方 :「……」(数分後髪型が変わって戻って来た
ウヤダ :「…………お、おい」
[Hisasi] 何があったw
[Tihiro] 予想以上w
友霞 :「……大丈夫、ですか?」
[arca] リーゼントがほどけてチャラオっぽく
香方 :「オーケーオーケー。問題はねぇ、少し分量が減っただけだ」
ウヤダ :「…………(くくっ)」>なんか笑った
香方 :「あん!?ウヤダのヤツ笑いやがったぞ!」
[arca] このやろう
友霞 :「……香方さん、カッコイイ……え? あ、ほんと!」
ウヤダ :「い、いや、笑ってない」
:>笑ってただろ、というか、顔が笑ってる
友霞 :「ううん、笑ってますよ……うやださん。……楽しい、
:ですね」
香方 :「くぉぉ…っ、やっぱ時間掛かってもセットし直しとく
:べきだった」
ウヤダ :「……そう、だな………………楽しい」
[Hisasi] ぽつり
銀二 :「危なかった……まさかテトラちゃん、ケーキのクリームに
:おろしニンニクを入れようとしていたとはのぅ……未然に
:済んで良かったわい」
ウヤダ :「いや、それは…………」
[Hisasi] でも、笑ってる
[Hisasi] 楽しそうだ
ウヤダ :「……(くっくくく)」
友霞 :「ニンニク、って……大丈夫なんですか? 食べて……」
[arca] ショクベニでニンニクを赤く塗っていました
銀二 :(ほぅ)
[Hisasi] どうやって笑うのか、わからなかったんじゃないのか
ウヤダ :「…………テトラらしいな」>くっくくく
銀二 :「しかもイチゴの代わりに食紅で赤く染めたニンニク使おうと
:していたからのぅ……危なかったわい」
蒼助 :「ふっ」
銀二 :「斜向かいに果物屋があって良かった良かった」
友霞 :「苺の代わり、って丸かじりじゃないですか……やですよ
:さすがにそんなの……!」
[Suo_works] いそいで飾り付けに使えそうなフルーツを買ったらしい
[Toyolina] いただきまーす(シャリ)
[Toyolina] 翌日にんにくくさいケーキ
香方 :「まぁまぁ、危機は未然に防がれた。気を取り直して準備
:再開しようぜ!(友霞のヤツこの頭見てかっこいいって言っ
:たよな……やっぱこういう方がモテんのか?)」
銀二 :「おぅ」
ウヤダ :「……あ、ああ……楽しみに、してる」
[Toyolina] かっこよかったのは分量がどうこうとかクールに決めたところ
ですよ!w
[Hisasi] 微妙に不安も混じりますがw
[arca] そこかw
[arca] 勘違いが増えた
[arca] 最近の中学生は分からんとか思っています
[Toyolina] どうみてもリーゼントの方がかっけーですねわかります
[Hisasi] というか、何があったんだw
香方 :「重いもんは俺らに任せて、友霞は蓮花と食器なり飾り付け
:頼むぜ」
友霞 :「はーい」
[arca] 生クリームかけられたでござる
[arca] ささっと髪だけ洗って戻って来た
[arca] 良く見ると上着も脱いでいます
香方 :「ウヤダは何もしなくていいぞ」
[Toyolina] 上半身裸体なのかと思った
ウヤダ :「……ああ、わかってる」
手持ちぶさたに戸惑う
--------------------
[Hisasi] ぷよかかえてとりあえず待つことにした
(うごいてないの超てもちぶさた)
[arca] 派手なT姿ですね
[arca] 所々指摘したい部分もあったが然程問題なく準備は整って行った
様です
ウヤダ :「…………」>なんかうずうずしてる、というかわくわく?
[Hisasi] というか誕生日って初めてなんで作法がわからないんだが、こういう
ときはどうするものなんだ
友霞 :(後ろから顔近づけて)「うやださん、そろそろテーブルに
:座ってください」
[Toyolina] なんとかケーキもケーキの範疇に収まった
ウヤダ :「あ、ああ……」
[Tihiro] なんとか……
[Hisasi] ちゃんとケーキになってる、、、
[Hisasi] すげぇ
蒼助 :(香方に手伝えと言われつつも無視して突っ立っている)
ウヤダ :(戸惑いつつも席についてる)
[Hisasi] なんだかすごくぎこちないというか、慣れない様子。
香方 :「ふぅ、何とか形になって気だぜ」
眺界 :「いやぁ凄いねぇ。テトラ君がスポンジケーキにタバスコ
:しみこませようとしたときにはどうしようかと思ったけれど」
友霞 :「……それ食べれるんですか……?」
ウヤダ :「……おい」
[Hisasi] つっこみつつも、楽しそうだった
香方 :「その危機も未然に防がれた、今日はさせねぇぜテトラ…」
[arca] 燃えている
眺界 :「まぁ、とりあえず今は概ね無事に……ストーップ!!」
友霞 :「ビール、冷やしといてよかったです。テトラさんには
:いっぱい飲んでもらって
[Suo_works] 厨房の方でまた悲鳴
眺界 :「ふぅ、目を放っていなければ危ないところだった。……
:まったく、油断も隙も無い」
[Suo_works] 飲み物の中にシュールストレミングを混ぜようとしていたでござる
[Suo_works] (未遂
[Toyolina] ガクガク
[Hisasi] ひぃぃぃ
[Tihiro] 死ぬ!吐く!
眺界 :「とりあえずフルーツパンチは無事だよ。大丈夫」
眺界 :「缶を切りに手をかける前に止めたから」
[Hisasi] なんかテーブルにケーキとか色々ならんどる
ウヤダ :「…………」>ぢー
[Hisasi] 借り猫状態?
[Hisasi] というか、ものすごく不思議そうなというかみょーーな顔をしてる
[Hisasi] というか、戸惑ってる?
友霞 :「あ、ウイスキー……あった……うやださん、飲みます?」
ウヤダ :「ん、ああ、飲む」
[Hisasi] そしてなんか馴染んできた、自分!
[Toyolina] 大変高そうな30とか書いてあるボトル
[Toyolina] どうみてもCEOのです
[Toyolina] 本当にごちそうさまでした
[Hisasi] ここで、うっかりちょっと飲んでみたくてこっそり一口飲んで
よっぱらうJCですか、そうですか
[Toyolina] やったね!
これはきっと嬉しいのだ
----------------------
友霞 :(ウヤダがウイスキー飲むのをちらちら見ている)
ウヤダ :「……(くいっと)」
[Hisasi] ストレートです、割ったりしないぜ
[Hisasi] チェイサーもなし、うわばみですから
[Hisasi] しかもおいしそうに飲んでます
友霞 :(美味しいのかな……)
ウヤダ :「…………(くつくつ)」>そして、なんか楽しそうです
[Hisasi] 誕生日おめでとーで、ケーキやご馳走食べてる間に
[Hisasi] ちょっとだけ、ちょっとだけ!と
友霞 :(お酒……も飲めた方がいい、よね)
[Toyolina] ゴクリ
蒼助 :「……」
[Hisasi] そういえばロウソクは何本、、、111本は無理だから
[Tihiro] 太いの11と小さいの1でw
[Hisasi] 10本の奴を11と小さいの一本か
[Toyolina] 大1 小11じゃね
[Toyolina] 大=100
[gombeLOG] ロウソクを「1」に見立てて、3本
[Hisasi] そのほうが綺麗だ
[Tihiro] ごんべさんの案は奇抜w
[Hisasi] とりあえず大一本に小11で
香方 :「そんじゃやっぱ歌うっきゃねぇよな!」
ウヤダ :「…………え?」
友霞 :「え、カラオケ……?」
[Tihiro] カラオケセットはなんかありそうですがw
香方 :「誕生日ならあれを歌わなきゃあるまい…ウヤダ以外全員
:合唱!」
ウヤダ :「……な、なにを、だ」
[arca] と言う訳であの曲をロックテイストで歌いました
ウヤダ :「………………」>うたわれた、全員に
香方 :「HO!おめでとうウヤダ!」
友霞 :「うやださん、お誕生日おめでとうございまーす!」
[arca] パチパチパチ
ウヤダ :「…………あ、ありがとう」
友霞 :「はい、うやださん、ローソク」
[Toyolina] ケーキ(かなりケーキ)を眼前に持ってきた
ウヤダ :「…………あ、ああ」
[Hisasi] 吹き消すのは知っている。うん
[Toyolina] 大ローソクは少々おめでたい雰囲気にかける気がしたが気にしては
いけなかった
[Hisasi] 真ん中にぶっといのが刺さっていた貫禄がありそうな
[Hisasi] 100年分だからしかたない
[Tihiro] 朱蝋が……
ウヤダ :(軽くすって……ふぅっと吹いた)
友霞 :(ぱちぱちぱちぱち)
ウヤダ :「………………」
[Hisasi] なんだろう、嬉しい?
[Hisasi] くすぐったい?
[Hisasi] ああ、嬉しいのか、これが
友霞 :「おめでとうございます、うやださん!」
ウヤダ :「…………ああ…………」
ウヤダ :「……………………嬉しい」
[Hisasi] ぽつり、と
友霞 :「うやださん……今……(嬉しいって……)」
ウヤダ :「……………(くくっ)」>笑った
[Hisasi] なんだよ、嬉しいじゃないか……なるほど、これがそういうこと
なのか
銀二 :(ふむ……)
蒼助 :「……」
[Hisasi] 111年(推定)いきていて
[Hisasi] 嬉しいと笑ったのは生まれて初めてか?
友霞 :「うやださん……よかったです。うやださんが、嬉しいっ
:て、笑えて」
香方 :「おうおう、ハッピーだねぇ」
ウヤダ :「……そう、か(笑ってる)」
[Hisasi] 笑ってる顔は、おっさんというよりは子供のようだった
[Hisasi] そしてケーキをたべたりしつつ
[Hisasi] グラスから注意がそれた。
[Toyolina] やったね!
[Hisasi] ストレートのウイスキーだ
[Hisasi] でもウヤダは平然とそのまま飲んでいたぜ。
友霞 :(……ちょっとだけ……)
友霞 :(でも……普通に飲んでた!)
[Hisasi] ジュースと同じ感覚風に飲んでましたね
友霞 :「よし」
[Toyolina] 決断早かった(っていうかもっと考えるべき)
[Hisasi] そんだけさくさく飲んでいた、
[Hisasi] かつ、皆さわいでいてJCに注意が及ばなかった
[Hisasi] というかJC父も毎日のんだくれてた(最低)
友霞 :(私だって、飲んでもいいよね)
[Toyolina] ぐb……喉が灼ける
[Hisasi] 喉がかぁっと
[Toyolina] でもフルーティでなんか良い匂い
[Toyolina] でも喉アチチ
[Hisasi] そして食道下って熱いものが
友霞 :(ふぅ……大丈夫。飲めるじゃん私)
[Toyolina] やるーユカタンすごーい、まーねー
[Hisasi] そして、胃のそこから
[Hisasi] ぐわぁっと、全身熱くなって来た!
[Hisasi] 視界が回る
友霞 :(でもこれ良い匂いだし美味しいしふわふわするし)
[Hisasi] そして
ウヤダ :「……あれ」
[Hisasi] グラスは?
[Hisasi] 手を伸ばそうとしたらない?
友霞 :「美味しいです^o^」
ウヤダ :「……お、おい」
友霞 :「はい!」
友霞 :「いただいちゃいました!」
[Hisasi] JCが持ってるのは
ウヤダ :「それは、お前、ちょっと!」
[Hisasi] おいおい、大丈夫かよ
[Hisasi] そして慌ててグラスをとりあげるも
[Hisasi] ぶったおれますか?^^
時系列と舞台
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夜会と同時刻、円卓オフィス
解説
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初めての誕生日は仲間に囲まれてうっかりウイスキー飲まれていた。
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Toyolina
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