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Date: Sun, 18 Jan 2009 19:24:36 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32111] [HA21L] 薗煮の檄 (再々掲載)
To: <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <A7DC883702034E41A436D1BD10C53C4A@FM773AD2B0F81F>
References: <20090115120637.97F18306801@www.mahoroba.ne.jp> <6CF4A5F16BF6485EA498A381B89A2BA4@FM773AD2B0F81F> <14C09A7C3705429BB9AC3C66B9EEBBBC@FM773AD2B0F81F> <BA36982745B04FC0B324A51F6107B547@FM773AD2B0F81F>
X-Mail-Count: 32111
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32100/32111.html
[HA21L] 薗煮の檄
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登場人物
--------
熱血指揮官:薗煮広矢[県警][熱血][眼鏡][オタク][愛すべき馬鹿][正義][眼鏡]
[特務部隊]
http://kataribe.com/HA/21/C/0127/
魔法少女ポリビッチ:花咲弥生(はなさき・やよい)[主人公タイプ狙い][ラギ女]
[零課]
http://kataribe.com/HA/21/C/0098/
ワータイガーの刑事さん:古賀猛(こが・たける)[獣人][捜査零課]
[マタタビで酔う]
http://kataribe.com/HA/21/C/0108/
警官達(零課職員達)
--------------------
[Hisasi] #吹利県警、ある会議室にて。
薗煮 :「……さて、説明会続きで喉がかれそうだナァ」
[Hisasi] #ちょっとおどけた風に、壇上に立つ。
警官達 :(ざわざわ)
薗煮 :「まあ、そんなに気負うな、まあ無理かもしらんがな」
[Hisasi] #はっはっは、と
薗煮 :「さて……本題に入るとしよう」
[Hisasi] #きゅっと真顔になる
[Hisasi] #ざわついていた警官達が静かになった
薗煮 :「前回から続いた、改編に伴う我々の活動について、だ」
[Hisasi] #こつん、とホワイトボードを叩いて
薗煮 :「これまでの説明会で述べた通り、吹利県警は『水』の対策と
して追加要員として我々に現場保存及び水災害区域隔離を主と
した活動を行う」
薗煮 :「ぶっちゃけ、雑用だ、俺達は最前線へは出ない。その上住民
からは迷惑がられる上に感謝もされない、悲しいが事実だ」
警官達 :「……」
薗煮 :「……だが、それがなんだ?」
[Hisasi] #向き直る
薗煮 :「たしかに最前線とは無縁だ、だが、我々が守るのは第一線
……最前線で戦う連中の背中を守り、一般市民を水災害から
守る最後の砦だ」
警官達 :「…………」>しんと水を打ったように
薗煮 :「俺達の後ろに守りは無い、この地味かつ雑用にしかみえない
作業こそが、最終防衛ラインだ」
[Hisasi] #ばん、とホワイトボードを叩く
薗煮 :「誰にも感謝されずとも、その功績は上に認められずとも、俺
は知っている、俺達は知っている、この地道な仕事こそがもっ
とも尊ぶべき守りの要であると」
薗煮 :「…………各自、心に刻め」
警官達 :「…………」<ごくりと息を飲む
薗煮 :「よぉし、固い話は以上だ」
[Hisasi] #がらっと変わって、からからと笑い
弥生 :(熱い、熱いよ薗煮さん! あんたほんまもんのデカだよ!)
(感涙)
薗煮 :「さて、ここからは具体的な班分けと、各チームごとの打ち合
わせに移行する」
[Hisasi] #ゆっくりと見回して
古賀 :「…………」
薗煮 :「好きなもん同士でくっつくなよ?能力ごとにしっかり互いを
補佐できるように!」
古賀 :「(感謝されずとも、認められずとも、か……)」
[Hisasi] #この熱い男を殴り倒して片桐を追うんですか、古賀っち
[Hisasi] #ひどいや(えーっ)
[Suo] #そうありたい、常々そう思っていた筈。……でも今は?
[Hisasi] #技能13だから勝てますよ、余裕で
[Suo] #殴るより殴られる方ですよ
弥生 :「はいはーい。私片桐さんと組みたいですー」(なんというKY)
古賀 :「…………」
薗煮 :「おう、警察庁からの刺客と県警随一のデカコンビか!熱いな!」
[Hisasi] #わっはっは
[Toyolina] #やよいたんw
[Hisasi] #ちなみに薗煮時空展開:13、妙なカリスマ:3により、一時特徴、
士気高揚:3
[Hisasi] #がつくぜ
[Saw] #このところある種のタブーになっていた男の名前があげられた。
場が一瞬静かになった。
薗煮 :「……お前たち、信じるものはなんだ?」
[Hisasi] #低い声が響く
薗煮 :「命令か?使命か?あるは……己の内の正義か?」
古賀 :「…………」
薗煮 :「真に守らねばならぬものはなんだ?」
[Hisasi] #眼鏡の奥、鋭い眼光が光った
古賀 :「…………」
薗煮 :「……正義の為国家の為、と大儀をふりかざしさえすれば、
いいのか?無論、俺達は警察官だ、それは大きな理由だ、
だが」
薗煮 :「だが、それ以上に……護らねばならぬものがあるはずだ」
弥生 :「大丈夫。みんな、胸の中に答えはありますよね」
薗煮 :「俺は信じるぞ」
弥生 :(周囲の男達の顔を見てにんまりと笑う)「じゃあ、私と片桐
さんでコンビ決定!」
薗煮 :「おう!車両パワーを見せてやれ!」
古賀 :「……っ」>何も言わず、奥歯を噛み締め
[Hisasi] #あまり強くなさそうな響きですがキニシナイ
[Hisasi] #こんな感じで古賀っちをいぢめている
[Hisasi] #薗煮は技能13だからその気になったら普通に殴り倒せるよ!
[Hisasi] #片桐をかばって立ちふさがる薗煮を、ぶっとばしちゃってもい
いだよ
[Suo] #物心付いたときから自分を律することを学んで来たから、こん
な形で殴ったりはしないよ!
[Hisasi] #あの熱い漢を、熱い魂を魅せた男を殴り倒して、お前は何を護
ろうとしたんだい
古賀 :「……(がたり」
[Hisasi] #ギリちゃん庇って、平坂を追い詰めようとするぜ薗煮
[Suo] #席を立ち、会議室から出ようと
薗煮 :「…………」>じっ
[Hisasi] #背後に視線
古賀 :「……何です?」
薗煮 :「……いや」
[Hisasi] #だが、その眼鏡の奥の光は鋭い
薗煮 :「……お前の目に映る、真っ直ぐ見た目だけを信じろ、今はそ
れだけだ」
[Hisasi] #あの男は真っ直ぐお前を見たかい?
古賀 :「…………」
[Suo] #一瞬、口を開きかけ、そして噤む
[Suo] #果たして、どうだったのか――覚えていない
[Hisasi] #この後、ウヤダへ渡った資料は巡って薗煮の手に渡り、弥生さん
と共に片桐解放と平坂追い詰めへと
[Hisasi] #そこに立ちふさがるのは、、、古賀?
時系列と舞台
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2009年初旬。
解説
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俺の信じる正義って、何だ?
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蘇芳
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