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Date: Sun, 18 Jan 2009 19:15:49 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32109] [HA21L] 内々の接触
To: <kataribe-ml@trpg.net>
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X-Mail-Count: 32109
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32100/32109.html
[HA21L] 内々の接触
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登場人物
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Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ][吸血鬼]
[ドS][小悪魔][円卓][ファザコン][JK的存在]
http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
死人の走狗:平坂祝明(ひらさか・のりあき)
http://hiki.kataribe.jp/HA/?HirasakaNoriaki
ズメウ
http://hiki.kataribe.jp/HA/?zmeu
秘密の会食
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[Toyolina] 山裾にある一見古く大きな民家
[Toyolina] 通常の入り口とは反対側、隣の山を迂回するルートでのみ来られ
る入り口に、一台の黒いSクラスが入っていった
平坂 :「この辺りだね。……ああ、駐車場の場所はこの地図に載って
るから、これ見てよ」
[Toyolina] 対向は難しそうな林の中を縫って、車は進む。
[Toyolina] 5分ほど走ったところで、視界は開けた。
[Toyolina] 女将に案内され、奥の間に通される平坂
[Suo] #奥の間に入ると、既にもう先客が?
[Toyolina] #ええ
[Toyolina] 金髪吸血鬼と黒髪吸血鬼が居ます。事情から彼女らが吸血鬼で
あることは知っていてもいいですが他言は無用。
平坂 :「やぁ、今日はどうも。遅くなって申し訳ない。……初めて来
る場所だったんで道に迷ってしまいましてね」
[Suo] #吸血鬼云々のことは言わないでおく
平坂 :「ズメウさんで、よろしいですかな?私は吹利県警参事官の平
坂祝明警視正です」
金髪の女 :「いえ、ご足労頂きまして申し訳ございません。ズメウでござ
います。こちらは淡蒲萄。この度ですが、この淡蒲萄から平坂
さまにお話がありましてね」
淡蒲萄 :「初めまして、淡蒲萄と申します」
平坂 :「今日はわざわざありがとうございました」
[Suo] #人の良さそうな笑みを浮かべながら
淡蒲萄 :「いえ、お時間を頂いたのはこちらですから……本日なんです
が」
平坂 :「ふむ」
[Toyolina] 料理は適当に運ばれてくる。淡蒲萄と名乗った黒髪の少女の姿を
した吸血鬼のスーツ姿が、なんとも初々しい。着慣れていないよ
うだ。
[Toyolina] それを見て内心いろいろ思っても別に構わない。
(しかしPL知識として、それは彼女の擬態にすぎないのだが)
一旦おまけ
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[Hisasi] #平坂的には踏まれたい
[Toyolina] #ふまれたいのかー
平坂 :(美しい……我がプリンセスと良い勝負だろうな。……嗚呼、
踏まれたい踏まれたい)
[Toyolina] #うわあガチになったよ!
平坂 :(黒髪!ツヤツヤキューティクルでまっすぐ黒髪むっはー!)
[Toyolina] #チョーw
平坂 :(薄い胸!平らな胸!ぺったんこ胸むっはー!)
[Tihiro] #もう変態一直線w
[Toyolina] #薄いけどちゃんとあるよ!平らじゃないよ!ぺったんこちゃ
うよ!
平坂 :(踏まれたい!貶されたい!プリンセスにされるみたいにいぢ
められたいむっはー!)
[Suo] #とか思ってるかどうかはご想像にお任せします(遅い
[Toyolina] #ヒドスw
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続・秘密の会食
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[Suo] #ともかく、給仕が退出したのを見計らって
平坂 :「さて、どういったお話ですかな?」
[Suo] #によによ
淡蒲萄 :「この度、いえ、もう一月くらい前になるんですが、私どもで、
ある組織を……立ち上げまして」
平坂 :「ふむ。……確か円卓会議と言いましたかな?かの有名なアー
サー王の伝説から取られたとかで」
[Suo] #コードギアスが元ネタとは露ほども知らない
[Toyolina] #まあご先祖さまはそれということで
淡蒲萄 :(その方がよさそ)「ええ、そして、私どもの目的なのですが
……人間に仇をなすような性質のものではない、ということを、
是非ご理解いただきたくて」
[Toyolina] #昨日がんばって覚えてきた。
[Toyolina] #うっかり素でしゃべらないように
平坂 :「ええ、大丈夫です。それはちゃんと理解していますよ」
平坂 :「吹利には人間とは違う……というと差別表現でしょうかな、
まぁ、色々な人達が住んでいて、それぞれ秩序を守って我々一
般の人間と折り合いを付けて生活しているというのは知ってい
ますよ。大丈夫」
[Suo] #にっこりと愛想の良さそうな笑顔を浮かべて答え
淡蒲萄 :「どうしても疑わしい、と思われるでしょうが……ええ、折り
合いもそうですけど、私どもにも私どもの秩序がありますから」
平坂 :「分かっていますよ。……けど、今日ここに来たということは、
それだけを言いに来た訳では無いようですが、どうでしょうか
な?」
淡蒲萄 :「そちらで公に出来ない、したくない類のものを、こちらで引
き受けるといった形での協力も」
ズメウ :「ええ。単刀直入に申し上げますが……ここのところ、手が回
ってらっしゃらないようですね、色々と」
平坂 :「フム。……しかし、警察内部にもそういった事を専門に対処
する部署はありますのでね。それよりもそちらに仕事を回して、
互助組織としての役割が不十分になるというのは些か申し訳無
いですな」
平坂 :「今は丁度組織改変を行っている最中で、色々不便な点もある
かとは思いますが、良い方向に持ってゆけるように県警を挙げ
て前向きに善処しているところですよ」
[Suo] #にこにこと愛想笑い
平坂 :「兎に角ですなぁ、市民の安全を守るのは警察に任せていただ
きたい。……そちらの、あー、円卓でしたかな。そちらは互助
組織としての役割に徹していただき、自警団的な行動は極力、
控えていただきたいと私共は思うわけですよ」
平坂 :「あなた方も吹利の市民、その市民を危険な目に遭わせる訳に
は行きませんよ」
[Suo] #直訳すると『俺らのナワバリに踏み込むんじゃねぇ、仲良し
グループは仲良しグループらしく馴れ合ってろってんだバー
ロー』という訳で(ぇ
淡蒲萄 :(これが縄張り意識ってやつかな?)「ありがとうございます」
平坂 :「ご理解いただけましたかな?……お気持ちはありがたいです
が、どうか、市民を守る仕事は我々警察にお任せになっていた
だきたい」
ズメウ :「もちろん、分をわきまえるつもりではおりますよ。そうでし
ょう? 淡蒲萄」
平坂 :「フム」
淡蒲萄 :「ええ、平坂警視正の邪魔になるようなことは、するつもりあ
りません」
平坂 :「いや、邪魔とか邪魔じゃないとかではなくて、ですな。あな
た方の安全のために、自警団まがいの行為は止めていただきた
いと言っているのですよ」
[Toyolina] #平坂がなんかムキになってきた!八頭司と同系統だ!
[Tihiro] #うひw
[Suo] #系統的には同じなんだよ!<八頭司と平坂
平坂 :「この国、少なくとも人間が暮らすこの国は法治国家でありま
してな、民間の自警団の行動がどういった結果を引き起こした
かは……関東大震災の例を思い出していただければおわかりに
なるかと思いますがね」
淡蒲萄 :(あれ? なんか話がかみ合ってない系……だけどまあいいか)
「ええ、それは理解しております。出過ぎたことを言いました。
申し訳ありません」
[Toyolina] #怒らせたらめんどくさそうなので引いた
[Toyolina] #(これ以上)怒らせたら
平坂 :「まぁ……淡蒲萄さんとズメウさんのお気持ちはありがたく受
け取っておきますよ。……いやいや、こちらこそ善意を無碍に
するような言い方をして申し訳無い」
[Suo] #にこにこ
ズメウ :「ええ、それだけでもご理解いただけて光栄ですわ」
淡蒲萄 :(一瞬ビクっとするがすぐに愛想笑い)
[Toyolina] #脇をズメウにつねられていた
平坂 :「はっはっは、それは何よりですよ。……おっと、折角の料理
が冷めてしまいますよ。美味しいうちに食べると致しましょう
か」
淡蒲萄 :(いてえええええ)「は、はいそうですね」
平坂 :「おや、どうかなさいましたかな?」
淡蒲萄 :「い、いえなんでも……」
平坂 :「さて、それでは……おっと、飲み物は玉露で宜しいですかな?」
ズメウ :「ええ」
[Suo] #未成年みたいだし、お酒飲むのはどうかしらんという配慮
[Toyolina] #見た目だけなんだがまあそれが正しいw
平坂 :「では……」
[Suo] #湯呑みに三人分のお茶を注ぎ
平坂 :「本当はワイングラスやビールのジョッキの方がさまになるの
ですが……今日はこれで勘弁していただくとして」
平坂 :「円卓の未来のためにということで、乾杯と致しましょうか」
[Suo] #にこにこ
ズメウ :「喜んでお受けいたします」
淡蒲萄 :「はい」
[Toyolina] #変な図ではあるがw
[Suo] #妙な図だw
[Tihiro] #なんだこの絵w
平坂 :「それでは、かんぱーい」
淡蒲萄 :(あれー?)「かんぱーい」
[Toyolina] 平坂の機転wで会食はおおむね和やかな空気の中おわった。
[Suo] #ひらさか:(計 画 通 り)
[Suo] #和やかな空気の中終わったけれど、実質何も進展しなかった
(させなかった)という……
[Toyolina] #平坂怒りっぽいってバレたよ!
[Suo] #プライドがXLサイズなんですよ!
[Tihiro] #大きなプライド=プライスレス
[Toyolina] 平坂はご満悦で帰って行った──
[Suo] #とりあえずうすえびだかえびせんだか何とかという小娘とズメ
ウとかいう娘っ子に注意しろとご主人様にご連絡だ
淡蒲萄 :(まだ脇が痛かった。吸血鬼基準のつねりは半端なかった。や
られる側の気持ちがちょっとわかった。これからもつねりたい
と思った)
[Toyolina] #えびせんw
[Tihiro] #やめられないとまらない。
採点のお時間?
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淡蒲萄 :「ズメウさま的には、何点くらいでしょうか」
ズメウ :「点数がもらえると思ってたの?」
淡蒲萄 :(う)
ズメウ :「親バカ眼鏡は本当に……(わざとらしいため息)」
淡蒲萄 :「……(不満そう)」
ズメウ :「もっとない頭使って考えることね」
淡蒲萄 :「……はい(超不満そう)」
ズメウ :「一つだけヒント。私優しい……そう思わない?」
淡蒲萄 :「すごく優しいです」
ズメウ :「そうよねぇ。で、ヒントだけど、点数なんて自分でつけなさい」
淡蒲萄 :「……はぁ」
ズメウ :「過保護な父親は居ないんだから。それはわかってるでしょう?」
淡蒲萄 :「……ですよね」
ズメウ :「帰ったら日記でもつけることね。さて、帰りましょうか」
淡蒲萄 :「わかりました」
時系列と舞台
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2009年初旬。
解説
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円卓のCEO淡蒲萄と県警参事官の平坂、会食の場で。
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蘇芳
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