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Date: Sun, 4 Jan 2009 15:04:17 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32077] [HA21L] チャットログ『ウィドウと遭遇』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20090104060417.BF36549DB02@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 32077
Web: http://kataribe.com/HA/21/
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2009年01月04日:15時04分17秒
Sub:[HA21L]チャットログ『ウィドウと遭遇』:
From:久志
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チャットログ『ウィドウと遭遇』
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登場人物
--------
ウィドウ
：快楽祓魔者、長槍騎士団の一人。
アイリーン・ラウ
：クカラチャの一人。銀二の血の妹。
カトレア
：ねこみみ吸血鬼
良い夜に
--------
ウィドウ ：「良い夜だわ」
[Toyolina] ＃ひ
[TK-Leana] # 誰か襲われて逃げてくれる吸血鬼募集
[arca] ＃死にますか
[arca] ＃こんな夜だもの、血も吸いたくなりますよね
[TK-Leana] # やっほーい
[TK-Leana] # カトレアで助けに入るので、とりあえず死ぬことはないはず
[arca] .char_db ウィドウ
[Role] char_db(db): 未亡人(ウィドウ)
[Role] char_db(db): レディシア・ブラックウィドウ
[Role] さんがみつかりましたわ♪＞arcaさん
[TK-Leana] # しばらく誰もいなければ、ジャコウネコで動かします
[Suo] ＃半不死のアイリーンでよければー
[TK-Leana] # 殺し甲斐があってウィドウは大好きです
アイリーン ：「ねぇねぇ、キミ達に命令してるの誰かなぁ？ あたしに
：教えてくれるとすっごく嬉しいんだけどなー」
[TK-Leana] # 彼女の装備は、鉄のダンビラなのでまず殺しきれないが
チンピラ風の男：「ひ、ひぃぃ……」
[Suo] ＃ニコニコ笑いながらチンピラ風の男を詰問する黒髪ショートボブの少女
ウィドウ ：「ほんと、血吸い虫を狩るにはもったいないくらい……
：いい、夜」
[TK-Leana] # ビルの上
[Suo] ＃チンピラ風の男は顔中ボコボコに殴られたような跡や切り傷、刺し傷
だらけの酷い姿
[TK-Leana] # 遥か数十メートル下に見えるアイリーンに向かって、身を投げる
アイリーン ：「んんー？ 黙っちゃうのかなー？ しょうがないなー、
：それなら喋れるように……ん？」
[TK-Leana] # 避けなければすげえ勢いで剣が突き刺さります
アイリーン ：「っと！」
ＳＥ ：ズガンッ
[Suo] ＃寸前の所で身を捩って交わします
アイリーン ：「危ないなぁ。ねぇ、どこの誰？ 今、あたし達、楽しく
：お喋りしてたところなんだけどさぁ」
ウィドウ ：「あら、お上手」(何事もなかったように、立ち上がる)
チンピラ風の男：「あぅ……あぅ……（ジョロロロロ」
ウィドウ ：「この頃の腐ったような血吸い虫の中では、まあまあマシ
：な部類ね」
アイリーン ：「やぁ、良い月の晩だね。……で、何の用かな？ あたし
：見ての通り忙しいんだけどさ」
アイリーン ：「このお兄ちゃんから色々聞き出さないと……っと！！」
ウィドウ ：「分からないかしら？ 見ての通り、貴方を殺そうとして
：るのよ」(剣を振る)
[Suo] ＃有無を言わさず突き出された剣を、これまた寸前の所で交わし
アイリーン ：「へぇ、あたしを殺す？ ……ねぇ物知らずのお姉さん、
：あたしが何か分かっていて言ってるのかな、それ？
：（にぃぃっ」
[TK-Leana] # 途中、かすったビルの壁が豆腐のように抉れている
[Suo] ＃にぃっと口元を歪め、幾つも長い針を取り出して投擲し
ウィドウ ：「ただの虫でしょ、突いて潰すといい声で鳴く」
アイリーン ：「すっごーい、バカ力だね！ こりゃ面白そうだ！」
[TK-Leana] # 軽く剣を振って針をたたき落とす
ウィドウ ：「ふふふ、貴方もおもしろい武器を使うのね」
[TK-Leana] # 二人ともバトルジャンキーだった件
アイリーン ：「中国四千年の歴史ってね。まだまだあるよ！ 続きが見
：たけりゃ見物料におねーさんの命を頂戴っ！！」
ウィドウ ：「悪いけど、立て替えといてくれるかしらッ！！」
[Suo] ＃コートのポケットから金票(ひょう)を幾つも取り出し、指の間に挟ん
で投擲する
[TK-Leana] # 全て切り落として、抉りこむようにピンヒールの踵で頭を穿つ
アイリーン ：「ッ！！」
[Suo] ＃頭蓋骨がひしゃげ、割れた西瓜から果汁が吹き出るように赤い血が
飛び散る
アイリーン ：「ハハハ、飛び道具だけじゃ流石に無理だったねぇ
：（しゅぅぅぅ」
ウィドウ ：(そのまま首を切り落とし胴体を踏みつぶして四肢を切断
：した揚句内臓をかき混ぜる)
[Suo] ＃抉られた顔半分が煙を吹きつつ再生を開始する
アイリーン ：「ひゅ……ひゅ……）あはは、おねえさん凄いや……」
ウィドウ ：「あら、頑丈ですこと」
アイリーン ：「それがウチの家系の取り得でねぇ（しゅるしゅる」
[Toyolina] ＃ひどいひどい（ほめ言葉）
ウィドウ ：(心臓を潰して、まだ動いてるとみると言ったん距離を取る)
ウィドウ ：「いいわ、ぞくぞくしちゃう。それでこそ楽しめるという
：ものだわ」
[Suo] ＃血みどろのミンチからすぐさま肉体を再生、短剣を両手に持ち、
ウィドウに向かって跳躍する
[arca] ＃ああ、そんなに赤黒いものをまき散らして
アイリーン ：「あはははははははははは！ おねえさんも好きだねぇ！
：あたしもこういうのってだーい好き!!（ざんっ」
[Suo] ＃再生の際に余った（余った？）肉やらモツやら体液やらを散らしなが
ら斬りかかる
ウィドウ ：(横に跳んで短剣をかわすと、そのまま壁を蹴って
：アイリーンを迎え撃つ)
[Toyolina] ＃モザイク過多
[TK-Leana] # と、ごめん、ちょっとお呼びがかかった。30分ほど離席します
[Suo] ＃はーい、いってらっしゃーい
[TK-Leana] # ほんとすいません〜
[Suo] ＃いえいえー
[TK-Leana] たらいま
[Suo] おかえりなさーい
ウィドウ ：「そう。気が合うわね」
ＳＥ ：ギィン
[TK-Leana] # 打ち合って離れる
ウィドウ ：「それじゃあ、殺してあげる。貴方が『殺してください』
：って泣いて叫ぶようになるまで」
アイリーン ：「あはははは！ すっごーい！ それサイコーじゃん！
：でもざーんねんっ!!」
アイリーン ：「駄々っ子みたいに泣き叫んで命乞いするのは……キミ
：だーーーっ！！」
[Suo] ＃再び短剣を手に跳びかかる
[TK-Leana] # シーンを飛ばそう
[TK-Leana] # 五時間後
[Toyolina] ＃大激戦ｗ
[Tihiro] ＃すごい戦いｗ
アイリーン ：「ははは……ひひひひ！！（ずるっ……げちょげちょ」
ウィドウ ：「いいわ、いい……うふふ」
アイリーン ：「楽しい！ 楽しいねぇ！ あたし達良い友達になれそう
：じゃん！！！」
[arca] ＃五時間も良く飽きずにやってられるなぁ
アイリーン ：「でもこのままじゃ朝になっちゃう。朝になったら焦げち
：ゃうからそろそろ終わりにしないかい？」
ウィドウ ：「残念だけれど、パンと遊戯を結ぶ人がいて？」
ウィドウ ：「それじゃあ、殺すわ。いい夜だったわ」
カトレア ：「あー、あー、諸君諸君。ちょっと待ちたまいよ」
アイリーン ：「何さ、羊と友達になった狼の話だってあるじゃん！
：……へ？」
カトレア ：「そのやりとりさっきから聞いてて三回目だよ。全然終わ
：らないよ！」
ウィドウ ：(うろんげに見上げる)
アイリーン ：「やぁ、カトレア！ 良い夜だねっ！（ぴっ」
[Suo] ＃血まみれゲチョゲチョでにっこり笑って片手を挙げ
カトレア ：「もうすぐ朝だってば。このままじゃえらいことだよ」
アイリーン ：「そだね。灰になるとちょいと面倒だ。あと日光は痛いし」
ウィドウ ：「私は全然平気よ。灰を流すのは味気ないけど」
カトレア ：「ということで、その闘争に武力介入させてもらうよん」
[TK-Leana] # すたっと、ウィドウとアイリーンの間に降り立つ
アイリーン ：「何だかどっかのガンダムみたいだねぇ、その発言」
カトレア ：「さあ、アイリーン。ここは私に任せて逃げるのだ。たと
：え逃げたくなくても」
カトレア ：「忠告しとくけど、この子の相棒の聖銃使い、割とあんた
：らでも滅ぼしかねない礼装持ってんだからね」
アイリーン ：「へぇ、面白い……けど、滅ぼされちゃったら元も子も無
：いね。で、カトレアちゃんは大丈夫なのかい？」
カトレア ：「平気だにゃーん。私は死んでも代わりはいるもの」
[Toyolina] ＃若者文化ｗ
ウィドウ ：「それで、騎士アナスタシア。どうして貴方がこんなとこ
：ろに居るのかしら？」
カトレア ：「さて、何のことやら。あっしは単なるケチな吸血鬼。
：そのアナスタなんとかなんていう絶世の美女とは全く無関
：係だぜい？」
ウィドウ ：「そう。それじゃあ、単なる吸血鬼の貴方を殺したところ
：で、単なる聖堂騎士の私には何の問題もないということね」
カトレア ：「さてはて、そんなことが本当にできるかなあ？」
アイリーン ：「？？」
[Suo] ＃ハテナーマークが一杯
アイリーン ：「やべ！ もう朝じゃん！ ……と、とりあえず兄さん
：トコに避難しよっと!!」
カトレア ：「ほら、アイリーンちゃん。さっさと帰って風呂入っちゃえYO」
アイリーン ：「ゴメンよカトレアちゃん！次会うときまで滅びちゃダメ
：だよ！ そいじゃ！（しゅたっ」
[TK-Leana] # カトレアの体が膨れ上がり、一匹の黒い雌ライオンに変化する
カトレア ：「ぐるおおうッ」
[arca] ＃「なんだここは、サーカス小屋か？」
ウィドウ ：「ほんと、吸血鬼なのか何なのかよく分からないわね、
：最早」
カトレア ：「人間なのか何なのかよく分からない人に言われたくな
：いね」
ウィドウ ：「そう。じゃあもう何も言わないで殺してあげるわ」
ウィドウ ：「全く、興ざめだわ」
[TK-Leana] # 倒れ伏したライオンの喉笛にざくりとダンビラを刺し込む
[TK-Leana] # ライオンは死体を残さず、闇に溶けるようにして消えた
ウィドウ ：「でかい図体して、張り子の虎……いえ、張り子の獅子だ
：なんて」
ウィドウ ：「まあいいわ。待つのも楽しみの一つ」
ウィドウ ：「また再びあの子に会う夜に期待しましょう」
：(抜き身のダンビラを垂らして、朝焼けの差す路地を歩き
：去る)
[TK-Leana] # カトレアが帰ってくるのは三日後のことであった
カトレア ：「ちょりーっす」
時系列と舞台
------------
2008年12月
解説
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快楽祓魔者ウィドウと遭遇するアイリーン。
http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/12/20081217.html#210000
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以上
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