[KATARIBE 32060] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:禁じられた酒

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Date: Sat,  3 Jan 2009 02:30:27 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32060] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:禁じられた酒
To: kataribe-ml@trpg.net
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2009年01月03日:02時30分27秒
Sub:[HA21L]『迷宮』ラギ女編:禁じられた酒:
From:matuya


[HA21L]『迷宮』ラギ女編:禁じられた酒
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登場人物
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花咲弥生(はなさき・やよい)
  :未成年だと堅く主張。一滴だって飲みません。
クリス
  :成人だと主張。儀式で飲んだら騎士が泣いて止めた。
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
  :主張しないが家できっと飲む。ほら法事とかで余るし。


■クリスとヤヨイと缶ビール
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[matuya]  弥生さんに水ってなんですかと尋ねないと。 

 弥生     :「い、いらっしゃいクリスくん……!」 

 弥生     :「あ、うん、その辺適当に座っていいよ」 

[matuya]  #時刻はどうしようか。 
[matuya]  #夕方。 
[Saw]    #放課後ですね 

 クリス    :「おじゃまします」 
 弥生     :(ノリでずるいずるい言ったら本当にうちに来ちゃったよ!
        : どうしよう!) 

[Saw]    どうもしない 
[matuya]  なにかする 
[matuya]  登場以来の大ピンチ 

 クリス    :「これでみなさんのお家にお邪魔してしまいました」(微笑) 
 弥生     :「そ、そうなんだー。
        : ちなみにみんなの家ではど、どど、どんなことしたのかな? 
 クリス    :「ムツキさんの家では漫画を読んで、映画を見てました」 
        :「チトセさんの家では服を洗濯されてお風呂を借りました」 
        :「ヨミさんの家ではそうですね。普通に過ごしてます」 
 弥生     :「そ、そうなんだー……
        : うちはこの通りたいしたものもない部屋でゴザルが……
        : ゆっくりしていってね!」 
 クリス    :「はい。お言葉に甘えて」 

[matuya]  #これでガレージだったらどうしようw 
[Saw]    #一応寮を借りれてるらしいのでした 
[matuya]  #警察の寮では……w 
[Saw]    #ええw 

 弥生     :「……何か、飲む?」 
 クリス    :「他のみなさんとはまた趣きの違ったお住まいです」 

[matuya]  #っていうかそれ女子寮じゃないか。 
[Saw]    #!! 
[Saw]    #ただ独身寮ってのがあるだけだと思ってましたが、
      その可能性もありますね 
[matuya]  #弥生さんが美形の年下を女子寮につれこんだでござる。 

 弥生     :「うん、寮だからねー……って、うわぁぁぁっ!」
        :(大変な事をしてしまったぁっ!) 
 クリス    :「……どうかされましたか?」(きょとん) 
 弥生     :「なんでもない。なんでもないよ。
        : ねえクリスさん約束。絶対に大きな声を出さない事」 
 クリス    :「? ええ。わかりました」 
 弥生     :「わかればよいのです」(ビールの缶を二つ置く) 

 弥生     :「……あれ? そういえばクリスさんて成人はしてるよね?」 
 クリス    :「一応、成人の儀は終えましたが」(15で) 
 弥生     :「そっか。じゃあ問題ないよね
        : ……ってぇ、私が未成年(という設定)だったぁ!」 

 弥生     :「なーんちゃって。
        : これはパパのビールでしたー。間違えちゃった」(てへっ) 
 クリス    :「――? 弥生さんはまだ成人(15歳)ではなかったのですね」 

[Toyolina] #なんてアダルトな14歳未満(思い込み) 

 クリス    :(缶を開けて飲む) 

 クリス    :「――苦いです」>< 
 弥生     :「……か、かわいいなあもう!」 
        :(ボルヴィック飲みながら) 

[matuya]  #設定を遵守しているw 
[Toyolina] #なんて大変な公僕 

 クリス    :「変わった味ですね」 

[matuya]  #出されたものはちゃんといただく教育をされたでござる。 

 弥生     :「あ、あんまり好きじゃなかった? ジュースとかがいい?」 
 クリス    :「いいえ。大丈夫ですよ」(にこり)
        :(また飲む) 

[matuya]  次第に頬がうっすらと赤らんでくるのだった。 

 弥生     :「クリス君の世界ではどういうビールって飲まないの?」 

 弥生     :「麦のお酒って言った方がいいのかな?」 
 クリス    :「お酒――!」 

 クリス    :「……ああ、これはお酒だったのですね」 

 クリス    :「ええ。あちらでは茸を使って酒をつくっていました……」 
 弥生     :「キノコ酒? へー。こっちにはあんまりないかも」 
        :「どんな味なの?」 
 クリス    :「舌が痺れる感じがしますね……ああ。困りました」 
 弥生     :「こまる?」 

[matuya]  などと言いつつまた一口飲む。 

 弥生     :「おお、結構イケる口? 
        : いいよいいよ、まだいくらでもあるから。パパのビールが」 
 クリス    :「ええ。昔、アストに言われたのです。
        : 私はあまり酒を飲んではいけないと」 
 弥生     :「なんで? 弱いの?」 
 クリス    :「確かにあまり、強くはないようですが」(また飲む) 
 弥生     :「そうは見えないけどなあ」(ついであげる) 

 弥生     :「おつまみ、何か食べる?」 

[Saw]    段々素になってきてる 
[matuya]  クリスの白い肌が次第に湯上りのように薄紅に変わる。 
[matuya]  銀髪がはらりと額に散る。 

 クリス    :「なんでも、身が危険なのでおよしなさいと」 
        :「はい。いただきます」(笑み) 
 弥生     :「……ば、爆発するとか……まさかね」 

 弥生     :「確かカシューナッツが残ってたはず……あった!」
        :(皿に移してテーブルに置く) 
 クリス    :「上目づかいなど、もってのほかです
        : ――とも言われた覚えがあります」 
 弥生     :(うーん、嫌な予感がしてきたよー) 
        :「て、テレビつけようか!」 

 四深     :「……私も行けばよかった予感がぷんぷんするな
        : ……まさかとは思うんだけど」 

 クリス    :「いえ。そう言えばヤヨイさんに何かお尋ねしたかったことが
        : あったはずなのですが」(飲む) 

[matuya]  ぶっちゃけ、しぐさがどんどん色っぽくなりつつあります。 

 クリス    :「――なんだったかな」(首をかしげつつ上目遣い) 
 弥生     :「……ちょっと待ったー! 追加ルールの発表です!」 
 クリス    :「はぁい」 
 弥生     :「この線からこっちは私の領地!」
        :(コタツを中心に部屋を二つに分ける) 
        :「そっちはクリス君! お互い絶対に不可侵という事で!」 
 クリス    :(くすくす)「こちらが私の王国ですねー。わかりましたー」 
 弥生     :「な、なんかおかしいよクリス君!
        : おかしいっていうか愛らしいッ」 
 クリス    :(くすくす)「そういうヤヨイさんはおねえさんのようです」 

[kurov]  携帯が鳴る。四深からのようだ 

 弥生     :「やめて! そんな風に私を呼ばないで! あ、電話だ」(ぴっ) 

 弥生     :「もしもーし」 
 四深@電話  :「うーす、どう?調子は。手出したりしてないか?」(笑い声) 
 弥生     :「やばいよ! 
        : 手を出すとか出さないとか以前に萌死しそうなのっ」 
 四深@電話  :「モエシ?……私も行こうか。
        : ちょっとポリビッ……弥生んち興味があったんだ」 
 クリス    :「ヤヨイおねえさん、どうしたんですかー」 
 四深@電話  :「……今の声クリスか?私も行くわ。声だけ聞いてもヤバそう」
        :(電話の向こうでガタガタ音がする) 
 弥生     :「お姉さんと呼ぶナー! へるぷみー!」 
 クリス    :「……なんだか暑くなってきました」 

 電話の向こう :(がさがさごそごそがらがらがら、がらがらがら、
        : ガッ、ジャキッ、シャーーーーーー 

 弥生     :「ぬ、脱ぐナー! 脱いだら死ぬぞー!」 
        :(部屋の反対側、ソファでガクガク震えてる) 
 クリス    :「おねーさん。大きな声だしたらだめなんですよー」 

 四深@電話  :「耐えろ弥生!警官児童淫行なんて面白すぎる!」 

 クリス    :「ね?」 

[matuya]  いいつつ襟のボタンを外しはじめるクリスであった。 

 弥生     :「! 自動インコ? 
        : なんだかわからないけど確かに面白そうですけどっ、
        : 目の前の凶悪破壊兵器への対処が今は最優先課題です」 

[Toyolina] #あらあら^^ 
[kurov]   #もうちょっとピンチになったら飛び込もう^^ 

 クリス    :「ふう。すこし涼しくなりました」 

[matuya]  上着を脱いだ。現在の服装はヒイロ・ユイ風。 

 弥生     :「なんでスパッツ! お前はびーずのイナバさんかっ!」 

[kurov]   #ランニングの脇からチクビーがチラチラと。男子だから平気だよ。 

 クリス    :「ヨミさんが選んでくれたんですよー」(ころん) 

[matuya]  あぐらをかいたまま横にころがる。 

 弥生     :「ノイエちゃん、ある意味グッジョブすぎるよー」 
 クリス    :「動きやすくて気に入ってます」(ころころ) 

[kurov]   寮の前に派手に自転車の止まる音がする 
[matuya]  ころがっていたら領地境界を侵犯したでござる。 

 弥生     :「国境侵犯だよっ! 軍隊派遣するよッ!」 

[kurov]   しばし間があり、ドアがババンと開けられる 

 四深     :「止まれ弥生!それ以上は法律に……
        : うわ、なんだこの桃色全開のフェロモンビーム!」 
 クリス    :「ヨミさんだー」(幸せ笑顔) 
 四深     :「あ。案外状況は進んでなかった。ほっとした」
        :(靴を脱ぎずかずかと上がりこむ) 
 弥生     :「ノイエちゃん! ここは危険だ! ノイエ星に帰れ!」 
 クリス    :(ころがり移動でヨミのそばまで) 

[matuya]  ころがるビール缶。 

 四深     :「……」 
 クリス    :「ヨミさんもー、いかがですか?」 
 四深     :「酒くさ。弥生お前飲ませたな?
        : クリスを酔わせてどうするつもり? だぞ」 
 弥生     :「知らなかったんだよー、こんなになるなんてー」 
 四深     :「しなをつくるな、擦り寄るな!
        : なんかドキドキする、確かにここは危険だ」
        :(クリスを飛び越えて窓を全開に) 
 クリス    :(にこにこふわふわ) 
 四深     :「私だって知らなかったさ、飲ませなかったし。
        : とりあえず着ろ、寒いだろ?な?」
        :(クリスに服を着せようとする) 
 クリス    :「いいえ、あったかいですよ」(ヨミの手にそっと手を添える) 

[matuya]  やけにあったかい手であった。
 
 弥生     :「きゃー! ノイエちゃんのセクシャルボンバー!」 
 四深     :「なんだそれ! っく、いいから着ろ! 弥生が半壊してる!」 
 クリス    :「はい。やよいおねえさんは照れ屋さんなんですよ」 
 弥生     :(喀血)
        :「ああ、そうさ。照れ屋さ。ええじゃないかええじゃないか」 
 四深     :「おねえさんてお前……ヤバいな、これは。
        : よく耐えた、弥生」 
 
 四深     :(なんとかクリスに服を半分縛るように着せ、部屋の隅に転がす) 
 クリス    :「むー」(もそもそ) 
 弥生     :「うー、なんだかすごくもったいない事してる気分だよ……」 
 四深     :(深いため息)
        :「気持ちはわかるけどな……これで手を出したらお前、
        : 女子寮に未成年連れ込んだ挙句酒飲ませて手篭めにって
        : 懲戒免職コースだろ、ポ、リ、ビッ、チ。
        : 電話してよかったよ……」 

[Tihiro]  #ひぃ 

 弥生     :「……ノイエちゃんたちはいつもこんな淫らな生活を」 
 四深     :「するかバカ!」 
        :「うぅ、さむ。」(からからと窓閉める) 
 クリス    :「ヨミさんはとてもやさしーです」(半ねむり) 
        :「ううん」(のび) 
 四深     :「……」
        :(見ないようにクリスを布団に転がし、掛け布団をかける) 

[matuya]  #危険物のような扱いに。 

 四深     :「まったく……あーあ、何本飲んでんだ」
        :(空のビール缶を拾い集めてビニール袋に) 
 弥生     :「……ぜぇはぁぜぇはぁ」(ようやく落ち着いてきた) 

 ■ちやよむ 
 ■matuya: 1(2D6) = 1

 クリス    :(ころん)「…………トセ……さ」(寝言) 
 四深     :「……」(弥生の隣に座る) 
 弥生     :「……ノイエちゃん。
        : 私たちは大変なものを拾ってしまったのかもしれない」(今更) 

[Tihiro]  #本当に今更っ 
[Toyolina] #なんか寝言言われている 

 四深     :「あえて言う。今更だと。
        : 千歳んとこに泊まった時なんかあったのか……?」 

 四深     :「飲むか?」(弥生にビールを一本差し出す) 

 四深     :(引っ込める)「……飲んでも自制心なくなったりしないよな?」 
 弥生     :「未成年の飲酒は認めません!」 

[Toyolina] #何もなかったよ!たぶん 

 弥生     :「それにしても、実はこんな顔して相当のたらしさんなのかな
        : ……クリス君」 
 四深     :「はいはい、弥生の前じゃ飲まないよ。
        : ……普段からは想像もつかないけどな」 

------

[matuya]  そして弥生に『水』とは何かを聞きに行ったのだが
      グダグダのうちに終わる。 
[Toyolina] クラスメイトに不穏な想像をもたらした! 
[Saw]    何も進展しなかった! 
[matuya]  きっと四人とも夢にでたのだが、たまたま声にでたタイミングが。 
[Suo]    さて、そのうちご先祖様(弥生さん)のところに
      ウチの未来少女を向かわせるかもです 
[Suo]    迷宮編の邪魔になりそうなので、迷宮編が一段落した辺りの方が
      良さそうな気もしますが 
[matuya]  先祖! 
[kurov]   ソーリスマルチプライア! 
[kurov]   はい誰もわかりませんね。 
[Suo]    http://hiki.kataribe.jp/HA/?SaegusaUrara  こんな子です<子孫? 
[kurov]   名前の響きが…… 
[Suo]    元ネタはスペースチャンネル5の主人公ですw<名前 
[arca]   メキシカンフライヤー 
[kurov]   乃依枝×弥生(三月)で三枝かと思ってあらぬ想像を働かせましたよ^^ 
[Suo]    そ れ だ ! 
[kurov]   そ れ な の か ! 

 #うらら   :「わたしのご先祖様は二人のおばーちゃんがいたそうですよー」 

[Toyolina] さすが未来は可能性がいっぱいや! 
[arca]   そ う な の か ! ! 
[Tihiro0]  ヴぁーw 
[Suo]    決 定 ! 
[matuya]  女同士では子孫を作ることができない! 
      → このままでは歴史が狂う!
      → 未来道具で歴史を修正だ! 
[Tihiro0]  すげえw 
[matuya]  歴史以外の何かが狂ってる。 
[arca]      タイムパラドクスだ! 

 #うらら   :「体細胞を元に卵細胞や精子細胞を作るくらいは
        : 簡単に出来ますし、人工子宮の性能も上がっていますよー」 

 #うらら   :「だから男性同士のカップルが子供を作ったり、
        : 女性同士で子供が出来たりするのもよくあるのですよ」 

[Tihiro0]  っていうか思考段階1と2が既にw>まつやさん 
[matuya]  冴え渡る惨断論法。 
[Suo]    なんだか星界シリーズのアーヴみたいになってきたが……まぁいいや 

 #四深    :「……ないなー……」 
 #うらら   :「わたしの友達にはお母さんが3人のお母さんと
        : 2人のお父さんから生まれた人だっていますし」<どんなだ 

[arca]   どうしようもないな 
[Tihiro0]  もうなんかいろいろアレですねw 
[Suo]    ちなみに元々はクリスさんと弥生さんの間に生まれた
      子供の子孫ということにしようと思いましたが……まぁいいや(ぇ 

時系列と舞台
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12月

解説
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そは秘められし過去の痕
次回「幕間 十六年前――迷宮」
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Matuya


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