[KATARIBE 32058] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:飛水の刃

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Date: Sat,  3 Jan 2009 02:27:23 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32058] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:飛水の刃
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2009年01月03日:02時27分22秒
Sub:[HA21L]『迷宮』ラギ女編:飛水の刃:
From:matuya


[HA21L]『迷宮』ラギ女編:飛水の刃
===================================
登場人物
--------
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
  :無念晴らします。死体がないと苦労する。
稲浪睦生(いななみ・むつき)
  :異世界と関わりをもつ娘。オフェンスに苦労する。
千歳緑(ちとせみどり)
  :夜は元気な吸血鬼娘。武器は頭脳と肉体。 
花咲弥生(はなさき・やよい)
  :官製魔法娘。最後の武器は職業意識。 
クリス
  :異界の王子。レイピアがそろそろ頼りない。


■飛水の刃
----------

 クリス    :「ここがジョシコーというものですか。立派な建物ですね」 

[Hisasi]  #どうやって入れるんだろう 
[Hisasi]  #ダンボールかぶせるのか 

 千歳緑    :(ユニクロの赤いダウン着込んでる)「寒いですね……」 
 睦生     :「……(くしゅん)」 
 弥生     :「やー、それにしてもクリスさん制服にあってよかったよー」 

[Toyolina] #学生でも夜だと入りづらそうですね。
      千歳せんせいがちょっとキラッとやったら守衛さんくらい平気ですが 
[Toyolina] #女装させた! 
[Hisasi]  睦生の制服をきせた 
[Hisasi]  身長的に 

 弥生     :「正直たまんないっていうか……」(じゅるっ) 
 千歳緑    :「弥生さんは守備範囲が広いんですね」 
 四深     :(丸めた地図で弥生の頭叩く)「変態止まれ」 
 弥生     :「はっ! 失礼つかまつった」(しゃきーん) 
 千歳緑    :「あと静かにしないと、見回りの人に見つかってしまったら……(しー)」 
 睦生     :「霧……でるかな」 

[Hisasi]  きょろきょろ 

 四深     :「まあ、とりあえず職員室からプールの鍵取ってこないとな
        : ……金網乗り越えるのも面倒だろ」 

[matuya]  #時刻はどの辺を狙いましたか。 
[Toyolina] #22時とかそれくらい? 

 弥生     :「じゃーん、マジカルキー!」 
 千歳緑    :「じゃあそれはこっそり取ってきますけど……
        : 弥生さん、万能ですね……!お役立ち!」 
 弥生     :「プールの鍵くらいなら一発だよー」
        :(ごく一般的なピッキング道具) 
 四深     :「マジカルってお前。……まあ、いいか。どうせ南京錠だしな」 
 睦生     :「……そ、それ……テレビでやってた空き巣さんの道具じゃ?」 
 クリス    :「鍵なら……開きますよ?」 

[matuya]  さわる。開く。 
[Toyolina] 解錠能力が異常に高いPTだった 

 弥生     :「!! マジカルイラズ!」 

[matuya]  #こっちはモロにマジカルだw 

 四深     :「……」 

 四深     :「まあ、よかった。そんなことできるなら教えといてくれよ」 

[kurov]   #下着をブチマケたとかは言えまいに。 

 弥生     :「もしかして、クリスさんて銀行の金庫とかも自在に?」 
 クリス    :「ついこの間からなのです――
        : どうもこの感じからすると大抵の鍵は開く気がします」 
 千歳緑    :「……それはしちゃいけないことだから覚えておいてくださいね、クリスさん」 
 クリス    :「わかりました」(すなお) 
 四深     :(倉庫の裏から青いビーチチェアを引っ張り出してきて座る)
        :「さてと、あとは霧が出るのを待つだけだ」 
 弥生     :(クリスさんは国家権力が厳重に管理すべきなのかも……
        : ううん、だめだよ弥生! 友達になんてこと考えるの!) 

[matuya]  しばらく時間が経過する。 

 弥生     :「霧、出ないね……秋刀魚でも焼いてみる?
        : こんな事もあろうかと思ってマジカル秋刀魚持って来たんだけど」 
 千歳緑    :「さんま」 
 睦生     :「だ、だめだよそれ!」 
 クリス    :「それもマジカルなのですか」 
 弥生     :「勿論だよ! あ、でも火がないや……」 
 四深     :「煙と霧は違いすぎるだろ、せめて加湿器」 

[matuya]  月はゆるやかに天頂に近づいていく。 
[matuya]  満月。 
[matuya]  つまり、いつのまにやら深夜12時に近い。 

 千歳緑    :「眠くないですか?」 

[Toyolina] 元気そう 

 弥生     :「眠くはないけど、寒いね……」 
 クリス    :「チトセさんはなんだか元気いっぱいになってきましたね」 
 睦生     :(ふわぁ) 
 弥生     :「ジャーン、張り込みのお供、マジカルコーヒーとマジカルあんぱんだ。
        : みんなお食べ」 
 千歳緑    :「そうですか? 夜遊び大好きなんで、そのせいかもしれません」 

[Toyolina] #あんぱんw 

 睦生     :「わあ、ありがとう。弥生ちゃん」 

[Hisasi]  ねむねむでしたよ 

 クリス    :「あんぱん美味しいですよね」 
 四深     :「あー、あったかいな。魔法瓶のコーヒーは素敵過ぎる……」 
 SE     :カチリ 

[matuya]  時計台の針が12時を差す。 
[matuya]  と同時に本来、夜には鳴らない筈の鐘が、鳴り響き始める。 

 睦生     :「……あれ?」 

[Hisasi]  顔をあげた 

 睦生     :「今の音、なんだろ」 
 千歳緑    :「夜は迷惑だから、鳴らないはずですよね」 

[matuya]  すうと月が翳り、風が吹く。 

 四深     :「あの鐘、8時以降は鳴らないはず」 
 弥生     :「……も、もしかして幽霊?」(声が震える) 
 睦生     :(きょろきょろ)「……どうして」 
 千歳緑    :「だったら、弥生さんがマジカル除霊でナントカしてくれるはずです」 

[Toyolina] 安心安心 

 四深     :(ビーチチェアから立ち上がり、水面をじっと見つめる) 
 弥生     :「ムリムリムリムリムリ! 幽霊は魔法少女の専門外だよっ」
        :(がくぶる) 

[matuya]  水面がざわりと波立ち、白いもやが立ち上る。 
[matuya]  もやは、瞬く間に霧へと変わっていく。 

 睦生     :「…………(ごくり)」 

[Hisasi]  ぎゅっとヨミの服の裾をつかんで 


 ■他界レベル 1
 ■→ 2 


 千歳緑    :「(楽しそう)クリスさん、これはあたりですか?」 
 クリス    :「どうやらそのようです」 

 クリス    :「ほら、足音が聞える」 
 四深     :「……あ。言葉通じないな良く考えたら」 
        :(クリスを前に出す) 
 睦生     :「あ!」 

[Hisasi]  指差した 
[matuya]  どこか遠い通路を疾走する、馬の蹄の響き。 
[matuya]  波立つ水面。 

 SE     :ざばり 
 弥生     :(ヨミのスカート握って後ろに隠れる) 

[matuya]  弓なりに天高く弧を描き、黒馬と騎士、一騎の影が、水面から躍り出す。 
[matuya]  弥生のパトライトがほんの一瞬、反応する。 

 四深     :「うわ、弥生!あんまひっぱんな!」 
 千歳緑    :(本当だ……水を門にしてる……) 

 千歳緑    :「……パトライト……」 
 
[matuya]  馬はそのまま水面に着地。
      まるでそこに地面があるかのように、カツンと固い音がした。 

 弥生     :「あ、出るッ」 
        :(頭押さえ込んでる) 
 睦生     :「…………っ!」 
 クリス    :「アスト――!」 
 睦生     :「…………この、ひとが」
        :<弥生さんの変化にきづいてない、よかったね 

 騎士     :(ゆっくりと向き直る) 
 千歳緑    :(収まった……? 
        : ってことは別に敵とか怪人とかじゃない、のか) 
 騎士     :「――ココハ……」 
 クリス    :「アスト! 私です」 

[Tihiron]  #熊本弁じゃない……もとい、しゃべれるようになってる 
[matuya]  #熊本弁はよしたw 
[Tihiron]  #まぁ、シリアスが飛んで行きますしねw 

 騎士     :「…………クリストファー」 
 千歳緑    :「クリスさん、この人が、クリスさんが言ってた騎士……」 
 クリス    :「そうです。彼がアストロフ、我が信頼する騎士です」
        :(うれしそう) 

[matuya]  騎士の面頬の中から、鋭い視線があたりを見渡し、クリスに落ちる。 

 睦生     :「…………(じっとアストを見て)」 

 睦生     :「……でも、この人……ええと、よくわからない、けど……」 

[Hisasi]  なんだろう、なんか嫌な予感とかぴきんとくるんですけど
      うまく説明できない 

 騎士     :「…………カギハ?」 
 クリス    :「大丈夫。持っていますよ。
        : ほら、こんな風になってしまったけれど」 
 睦生     :「……」>むんず、とクリスの袖を掴んだ 
 千歳緑    :「感動の再会……なんでしょうか……」 

[Toyolina] #なんか空気違うくね? 

 弥生     :(ようやくパトライトを押さえ込んだ)「友達、なのかな?」 

[matuya]  袖をまくって右手首にうまったカギを示す。 

 睦生     :「……あの、クリス、さん……」 

[Hisasi]  #やなヤカン 

 騎士     :「……カギ……!」 
 睦生     :「クリスさん!!」 

[Hisasi]  思わず袖引っ張った 
[matuya]  騎士の左手に握られた銀の剣。 
      それがどろりと形を失う。 
      まるで水で出来ているかのように――
      いや、それは水でできている。 

 四深     :「なんだ?」 

[matuya]  騎士の体とはまるで独立するかのように、刃が跳ね上がり 
      一瞬前までクリスのいたその場所が 

 千歳緑    :「あの、大事なのはわかるんですがその──右手、は……」 

 SE     :ざん 

 クリス    :「――――え?」 
 睦生     :「きゃあっ」 
 四深     :「な!クリス、騎士は味方なんじゃないのか!?」 

[matuya]  睦生がひっぱらなければ、間違いない。
      クリスの手首は切断されていた。 
[matuya]  ――弥生のパトライトが反応する。 


■飛水の刃
----------

 睦生     :「……ひっ」 

[Hisasi]  ぎゅっと袖をつかんだまま、悲鳴を 

 四深     :「くっそ、とりあえず逃げるぞ!」
        :(クリスとムツキの襟首を掴みプールの外へダッシュ) 
 弥生     :「下がって! この人は違う!」(クリスをかばう様に立つ) 
 クリス    :「そんな――アスト! わたしです! わからないのですか!!」 
 千歳緑    :「よくわかりませんが、とりあえず逃げてください!」 

[matuya]  馬影は動かない。
      ただ、まるで水でできた鞭のように
      左手の刃だけが長くひらめき、触れたものを両断する。 
[Toyolina] #わあ射程長いよ! 

 四深     :「自分で走れ!重い!」 
 睦生     :「クリスさん、早く!」 

[Hisasi] #袖掴んだまま 

 クリス    :「――どうしたんだ、いったい!」 

[Toyolina] #ホントに斬れちゃうんだったらさわるとあぶねえな 
[matuya]  山中の岩場を見た人は気づいてよい。 
[Toyolina] #あーアレ! 
[Toyolina] #ガクブル 
[Hisasi]  やられそうになったら、
      結界操作(異界化):15、異世界人:3でかわすぜ、 
[Hisasi]  誰にも内緒の異能を 

 千歳緑    :「弥生さん、岩場のアレ……弥生さん?」 
 睦生     :「……だめ、これじゃ」 
 千歳緑    :「早く下がってください!」 
 弥生     :「あなたが誰であろうと友達を傷つけるなんて許せない!」
        :(馬影に掴みかかってみます) 

[matuya]  馬影は動かない。霧の向こうから、水の刃が人影を狙う。 
[matuya]  クリス、睦生、千歳、四深、弥生。クリスが1,2。 

 ■matuya: 1(1D6) = 1 

[Toyolina] #クリスー 
[matuya]  #わあいw 
[Saw]    #おおう、クリスー! 
[Tihiron]  #ぴんぽいんつw 
[Hisasi]  じゃあ、クリス狙いできたら、とっさに袖掴んで異界化しまつ 
[matuya]  飛水剣『アーパスブレード』:15 ???:3 −騎士の忠誠:3 
[matuya]  難易度10で5以下。 

 ■matuya: 5(2D6) = 5◎ 

[Hisasi]  #きた 
[matuya]  #来た。 

 睦生     :「クリスさん!」 
 千歳緑    :「しまっ」 

[matuya]  高圧で打ち出された水の刃がクリスに襲い掛かる。 

 ★HA21C:優しい死神:稲浪睦生(いななみ・むつき)[女子高生][死神][アンニュイ]
  [ほっとくと死にそう][ロングコート][おじさまはストーカー][ラギ女]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0092/

[Hisasi]  結界操作(異界化):15、異世界人:3 
[Hisasi]   目標8 

 ■Hisasi: 7(2D6) = 7◎ 

 クリス    :「ムツキさん、危ない!」 

[Hisasi]  水の刃が突き刺さろうとした瞬間、
      クリスの袖をつかんだ睦生を中心に 
      何かが歪んだ 
      この世とこの世とちがう何かが揺らいだような 
[matuya]  ぐにゃりと刃が曲がる。
      そのままただの水となり、刃はしぶきを上げてあたりに散る。 

 SE     :ぴしゃん 
 四深     :「な、なんだ?」 

[matuya]  弥生は馬に接近してますか。 
[Saw]    してます。接触可能なら掴みかかってるくらいの勢いです 
[matuya]  では弥生はプールの中ほどに立つ騎士が見える。 
[matuya]  騎士の左手には禍々しく変じた水の刃。 

 弥生     :「アレが本体!」 

[matuya]  それに騎士が右手の槍を突き立てている。 

 睦生     :「…………(がくがくと震えたままぺたんとしりもちをつく)」 

[matuya]  水の刃は蠢き、騎士の体に広がっていく。 

 千歳緑    :「? 何かとりついてるとか?」 
 クリス    :(睦生をかかえる)
        :「睦生さん――いま何が?」 
 睦生     :「…………いま、私」 

[Hisasi]  かたかた震えてる 
[Hisasi]  その手にしっかと握り締めたのは、銀のキーホルダー 
[Hisasi]  父が残した品だという 
[Hisasi]  #中二的ピンチになったから覚醒 

 騎士     :「……クリストファー!」 
 千歳緑    :「弥生さん、そっち、どうにか出来そうですか……?
        : 出来そうだったら、私はクリスさんたちを」 
 睦生     :「……だめ、です、あのひと……にげないと」 
 弥生     :「任せて!」
        :(制服を脱ぎ捨てて白いレオタードになり、
        : パトランプを全開で鳴らす) 

[matuya]  騎士は取り込まれつつある。 

 睦生     :「だめ…………浸蝕されてる!!」 

[matuya]  ――つまりクリス以外には全開で攻撃する。 

 四深     :「くっそ、どうすりゃいいんだ」 
 弥生     :「市民の安全は私が守る! 
        : たとえそれが異世界の人であっても!」
        :(騎士に掴みかかる) 
 千歳緑    :「浸食? クリスさんを守って、あの騎士をどうにかして、
        : 本体を助ける……」 

[Toyolina] #幹部のつらいところだなおい 

 クリス    :「アストに何が起きたのか……あれの正体が何なのか。
        : それが分からないことには」 

[matuya]  #弥生切っておこうかw 
[Saw]    #カモーン! 

千歳緑     :「や、弥生さん……!」 

[matuya]  飛水剣『アーパスブレード』15+『水』の力:4 
[matuya]  さあてw 
[matuya]  13でいっとくぜ。目標6以下。 
 
 ■matuya: 3(2D6) = 3◎ 

[matuya]  #食らえ。 
[Hisasi]  #きゃああ 
[Tihiron]  #サイコロノリノリw 

[matuya]  水の刃がプールの水を吸い上げる。
      竜巻と化した刃が、間近にいた弥生の体におそいかかる。 

 ★HA21C:魔法少女ポリビッチ:花咲弥生(はなさき・やよい)[主人公タイプ狙い]
  [ラギ女][零課]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0098/

[Saw]    JMS第三規格基準を満たした58層の魔法障壁:15 不屈の職業意識:3 

 ■Saw: 15+3-13-8(2D6) = -3● 

[Saw]    体力 

 ■Saw: 15+3-13-10(2D6) = -5● -6● -5● -3● -2●
 
[Hisasi]  #ひぃ 
[Toyolina]  #げ。ダイスがんばって 
[Saw]    #目が走らない! 
 
 ■Saw: 15+3-13-4(2D6) = 1◎ 

[Toyolina] #キター 
[matuya]  #もう一撃食らうと死ぬるレベルだったw 

[Saw]    体力3/9 

 クリス    :「や、弥生さん――!!」 

[Saw]    竜巻に巻き込まれる弥生 
[Toyolina] #吹っ飛ばされるなら受け止めに走る、が 
[Toyolina] #ズタズタになりそうな悪寒>弥生
 
 四深     :「弥生!ちっくしょ」
        :(クリスと睦生を置いて受け止めに走る) 


■たたかえポリビッチ
--------------------

[Saw]    しかし、そこには傷だらけになりながらも
      燃える闘志を目に立ちはだかるポリビッチの姿があった 
[Toyolina] #きゃ 

 ポリビッチ  :「胸の旭日章は平和の印!
        : 魔法少女ポリビッチ、ただいま出動です!」 
 睦生     :「一旦、逃げよう!無理だよ!」 

[matuya]  #わたしもそうおもうw 

 四深     :「逃げるったって、弥生を置いてはいけないだろ!」 
 睦生     :「弥生ちゃん!逃げて!お願い!」 
 千歳緑    :「違います、先に逃げてください。
        : 私は……たぶん、今日ならなんとか」 
 四深     :「ムツキ!千歳!クリス!
        : とりあえず私らが逃げないと弥生も逃げらんねーよ!」 
 睦生     :「……わかった!ヨミ、弥生ちゃん!絶対にげて!」 
        : で、クリスの手を引いて逃げるぜ 

 ポリビッチ  :「ありがとう、ノイエちゃん……」(後ろの安全を確認する) 
 クリス    :「弥生さん、千歳さん! アストは強いです、逃げてください!」 

 四深     :(プールの金網に開いた大穴から睦生とクリスを送り出し、
        : 自分も後を追う)
        :「死ぬなよ!死んだらぶっ殺すかんな!」 
 千歳緑    :「殺されるのは勘弁ですけど……どうしましょうか、弥生さん」 

[matuya]  少なくとも、騎士の握る剣は『水』に浸食されています。 
[Toyolina] 斬られたら死ぬ
 
 ポリビッチ  :「……アストさんがああなってる原因はわかってるのに、
        : 逃げるしかないの!?」 

[Toyolina] #残ってみたけど技能的に戦闘に向かない子でしたどうしましょう 
[matuya]  #世の中には、水を一時的にでも制圧する手段があったりしますか。 
[kurov]   #縫がいれば範囲内全部……(ぉぃ 
[matuya]  #そしてそれを二人のうちどちらかは知っていますか。 
[Saw]    #ポリビッチの兵装にはあります! 判定に成功すれば…… 
[matuya]    #あるんだw 
[Toyolina] #その手段をしる手段ならあります!判定に成功すれば…… 
[matuya]  #どっちでもいいよw 

 ポリビッチ  :「……一度だけチャンスをちょうだい。
        : もしも失敗したら、フォローお願いしていいですか?」 
 千歳緑    :「任せてください。夜限定サービスです」 
 ポリビッチ  :「ありがとう……」(ステッキを抜いて前に突き出す) 

[matuya]  騎士の全身は水の膜に覆われている。 

 ポリビッチ  :「ポリマジック! 高速申請!」 

[Toyolina] #今度のマジカルへいそうはいったい 
[Saw]    ポリマジック15 最終決戦兵器3 強制14 
      効果、水を固めるテンプル化 
[Toyolina] #わあすごい 
[Suo]    #固めるテンプルw 
[matuya]  #素敵だw 

 ■Saw: 15+3-14-7(2D6) = -3● 

[Saw]    集中 8/9 

 ■Saw: 15+3-14-6(2D6) = -2● -3● -3● = 0◎ 

[matuya]  #やった! 
[Toyolina] #わーさすがぽりびっち 
[Suo]    #古賀:「ポリビッチさんマジパネェっす!」 

[Saw]    集中 4/9 

 ポリビッチ  :(関係部署に高速で許可申請提出中) 

[Saw]    #抵抗されたら許可降りませんw 
[Toyolina] #そういうことw 
[matuya]  #スペクトルマンみたいなひとだなw 
[Tihiron]  #素敵だなw 
[Hisasi]    #なんというw 
[Toyolina]  #出たー!ポリビッチさんの秒間10枚稟議提出!! 
[Suo]    #上位存在から力を借りるのは魔術では割とよくあることだし、
      同じようなものと思えば……あれ?w 
[Tihiron]  #申請下りないと現場しねますけどね! 

[matuya]  再び刃が渦を巻き、巨大な螺旋を描きはじめる。
      #これで貫かれると大変派手に死ねるだろう。 

 千歳緑    :「弥生さん!」 
 ポリビッチ  :「あと……もう少しッ」 

[Saw]    #抵抗は、普通に物理攻撃したものとして
      扱ってくださるとありがたいです。
      失敗の演出だけ固定、みたいな特殊技能ということで。 
[matuya]  #了解 
[Toyolina] #演出的にやばそうだったら割って入って時間稼ぎでもします 

[matuya]  飛水剣『アーパスブレード』:15 『水』の力:4 目標値:14 
[matuya]  5以下。 

 ■matuya: 7(2D6) = 7●

[matuya]  体力消費開始。 8/9 

 ■matuya: 4(2D6) = 4◎
 
[Tihiron]  走ってるw 
[Saw]    #むりだった! 
[matuya]  一点消費して成功。 
[Tihiron]  #このままではやられてしまうっ 

 ポリビッチ  :「! うそ、部長寝てる!」 

[Toyolina] #部長ひどいw 
[matuya]  一瞬固まった騎士の姿であったが、大きく身震いしたかと思うと、
      水しぶきとなって拘束が弾け飛ぶ。 
[Saw]    #一発3000万の弾頭なんだ…… 
[matuya]  #たけええええええ! 
[Tihiron]  #ぶっちょー!? 
[Tihiron]  #高いなぁ!? 
[Toyolina] #弥生さんしんでしまうん?(´・ω・) 
[matuya]  #千歳緑さんは何かを行ってもよい。 
[arca]   #たかっ。予算… 

 千歳緑    :「弥生さん!(弾かれたのを見て弥生さんを突き飛ばす)」 

[Saw]    #逃げの一手を売ってもらえるとありがたくw 
[Toyolina] #さっきダメだったらフォローよろ、って言われたから 
[Toyolina] #逃げる選択肢がでてんこんかったんじゃ…… 
[matuya]  #クリスに引き返させようかな。鍵で転移して無理矢理逃げる。 

[Saw]    ちなみに弥生 体力3/9 集中4/9 
[matuya]  こちら物凄く意気軒昂ですw 
[kurov]   #なーもできねーニャーw 

 千歳緑    :「さっきの、もう一回出来ないんですか
        : ……その、部長たたき起こすとかして」 

[matuya]  #では途中で引き返してクリス戻る。守られてるばかりではアレだ。 
[Saw]    #高いので、判定に失敗すると「打てなかった」という扱いにしたくて、
      勝負は「申請が通るか」にしてるんです。ちょっと日本語がアレだった。 
[matuya]  #ああ。 
[matuya]  #ではちょっと巻き戻しw 
[Toyolina] #日を改めないと再申請出来ないんですね! 
[Saw]    #すみません…… 

[matuya]  銃口が火を吹かない――騎士、首をかしげる。 
[Saw]    #それで! 
[Toyolina] #( 'д')? こうですね 

[matuya]  白々とした沈黙が辺りを覆う。 
[matuya]  一瞬分かり合えた気がした。 

 千歳緑    :「ハッ……弥生さん、今です!(手を引いて猛ダッシュ)」 
 ポリビッチ  :「部長のばかぁ!」(逃げていく) 

[matuya]  騎士、追撃の構えを見せるが 
[matuya]  上げた左手を右手がつかみとめる。 
[matuya]  目標値12 
[matuya]  武芸百般:15 騎士の誇り:3 目標値6以下 

 ■matuya: 11(2D6) = 11● = 5◎ 

[matuya]  集中力を一点消費。止めた。 

 騎士     :「…………オウジニ……ドラゴン……ヤマニ」 

[matuya]  騎士の声が霧の向こうから響いてくる。 
[matuya]  ふたたびざわざわと水面が波立ち、逆回転するように霧が引いていく。 
[matuya]  ほんの十数秒。あたりは静かなプールサイドへと戻る。 

 千歳緑    :(全然息があがってない)「……もう、大丈夫みたい……」 
 クリス    :「チトセさん! ヤヨイさん!」 

 クリス    :「……よかった。無事でした」 
 四深     :「クリス!どういうことだよ、騎士は味方なんじゃなかったのか!」 
 千歳緑    :「クリスさん! すみません、心配おかけして……
        : 弥生さんがバシっとキメる寸前までいったんですが……様子、変でしたね」 
 クリス    :「すみません――ッ。私が……また、みなさんを危険に晒してしまった」 
 ポリビッチ  :「クリスさんは悪くないよ。あの騎士さん、『水』に浸食されてた……」 
 四深      :「水?」 
 クリス    :「…………『水』とは?」 
 四深     :「ジハイドロモノオキサイド、ってわけじゃなさそうだな。何なんだ、『水』って。」 
 ポリビッチ  :「詳しくは後で説明するけど、最近起きてるいろんな事件の元凶なんだ。
        : そいつにやられるとみんなおかしくなっちゃうの……
        : だから、クリスさんは騎士さんをまだ疑わないで居てあげて」 
 千歳緑    :「つまり、水をひっぺがすなりしないといけなくなった、ってことですね」 
 クリス    :「『水』…………。わかりました」 
 睦生     :「……(ぎゅっと、胸の前で手をぎゅっと握って)」 

 睦生     :「…………(さっきのあれ、どうして)」 

[Hisasi]  クリスをかばった時のあれは何? 
[Hisasi]  浸蝕されてるって、何でわかったの? 
[Hisasi]  でも今は何も言えない 

 四深     :「とりあえずだ。しばらくは水場には近づかない方がよさそうだな。
        : その『水』とやらをどうにかできる手段が見つかるまでは」 
 睦生     :「うん…………そうだね」 
 クリス    :「そうですね」
        :(だが、アストは私を狙ってくるだろう――私の、この鍵を) 

 クリス    :(手首を押さえてうなずく) 

------
 
[matuya]  ということで、次は、騎士をどうにかしよう編。 
[Hisasi]  オフェンスできるひとすくねえ 
[Hisasi]  ポリビッチ以外どうすればいいんだ 
[matuya]  ちょっと何かこっちで考えましょうw 
[Suo]    そうか、前衛向けのキャラか……
      くぅ、楓子をこっち向けに作っておけば良かったZE 
[Toyolina] いやまあなんとかなるといえばなるんですが、
      どうしてもポリビッチを建てないと!建てないと!って 
[Toyolina] つい半歩下がってポリビッチに見せ場を…… 
[matuya]  四深についてはちょいと考え中。 
[Saw]    ありがとうございますw<見せ場 
[matuya]  次は千歳緑さんの、何でもわかっちゃうよ異能の出番だろうか。 
[Toyolina] 機会があればw 
[Toyolina] ちょっとチャネリングしないといけないからいろいろとアレな技能 
[matuya]  ピーガーガーーーピー。 
[matuya]   ReadError 
[Toyolina] ウイルス流し込まれて脳が焼き切れたでござる 
[Toyolina] 一晩お待ちください 
[matuya]  意外に危険な技能だった。 
[Toyolina] PLが思いつかないけど知りたいときー! に使おうかなってなところw 
[Hisasi]  部分的に異界化してぶっちぎるとか危険なこともできるかもしれないが
      >睦生 
[kurov]   四深は奈々紫の復讐を受け継ぐはずだったから現状難しいw 
[Hisasi]   だれか無念を受けて死んでくださる方はいませんか 
[matuya]  四深はなんとかしますのでご安心くださいw 
[kurov]   水の怪壊滅!みたいな目標持った死者がいると恒久的に使えるんですがw 

 ちとせさん  :「むねんです」
 よみさん   :「まかせろ!ひきうけた!」

 --翌日

 ちとせさん  :「おはようございます^^」
 よみさん   :「ちょりーっす」 

[Toyolina] っていう無限コンボ思いついた 
[Hisasi]  睦生父(異界人) 願い『睦生をやつらから護ってくれ』 
[Hisasi]  やめとこう 
[matuya]  なんて再利用w 
[kurov]   あかんそれ立ち位置がつるねといっしょや!w 
[Suo]       志半ばに死んだ獣人の少女の霊とか! 
[Suo]    (じゃダメかしら? 
[matuya]  ユリちゃんの無念を引き受けたが果たすのが難しくてしかたがなかった。 
[Hisasi]  どうやって果たせばいいんだよw 
[Suo]    それは難しい…… 
[Saw]    ひどいエロ展開にw 
[matuya]  クリスを覚醒させようと思ったがまだだったぜ。 
[arca]   螺子神父投入フラグ 
[matuya]  ――『鍵』の融合をすすめよう。 
[matuya]  とりあえず面子としてはどんなもんなのかな。
      レギュラーがラギ女なのは間違いない。 
[matuya]  イメージとしては東京魔人学園を想定してるので 
[matuya]  中心に学園メンバーを置きつつ、回りに交遊を増やしていく形を。 
[matuya]  問題は、一話が終わったあとクリスをどうするかだw 
[kurov]   千歳弥生あたりからはかなりのコネが動かせそうではあります。
      特に千歳。 
[matuya]  弥生が警察関係。千歳がUSBさん方面のコネ。 
[matuya]  睦生はイベントフック。 
[kurov]   四深は地域住民とは親しいんだが。 
[matuya]  むねんはありませんかー。ご不要の果たせない怨みはありませんかー。 
[kurov]   あくまで一般ピーポーだから…… 
[Toyolina] きいとくれよよみちゃん、
      別れた旦那が慰謝料残り1/3払ってくれないんだけど
      どうにかならんかねえ 
[Suo]    生々しいよオバちゃん! 
[kurov]   オバちゃんが死んだら…… 
[kurov]   別れただんなの残り慰謝料をお墓に供えてあげる。電光石火供え女子。 
[Toyolina] しんじゃったらいみないじゃないのよ、ヨミちゃんってばもう、
      でもありがとね、気が紛れたわ 
[matuya]  そういやヤマさん出ませんでしたね。 
[matuya]  いや。でてほしいわけじゃないよw 
[Saw]    話がうじゃっとしそうなので、
      ヤマさんの話は一段落ついてからにしようと思いましたw 
[Suo]    使い魔(?)のヤマさん……w 
[Saw]    幸いあの登場エピソードは弥生しか絡んでないし 
[matuya]  たしかにうじゃっとしそうだw 
[matuya]  ――そして礼門の方も進めねばならない。 
[matuya]  どのあたりで線が交わるんだろうなこれw 
[Suo]    そのうちやよいさんの所にはウチの古賀がお邪魔するかもです(学校外で 
[Suo]    そしてやよいさんが友達と一緒にいる所で空気を読まずに
      「あ!花咲警部」とか言いかけて 
[Toyolina] 無能度では千歳さんが一番だと思うんじゃ…… 
[Suo]    マジカル☆金的蹴りを食らうことに(ぇ 

 古賀     :「(ひくひく)」 

[Suo]    最悪である 
[Toyolina] ひどいw 
[Suo]    リーディングエアー能力に決定的に欠ける子なのでw 


■幕間 ねじれた男
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 ■葛城女学院 
 ■深夜 
 ■とある校舎屋上 

 ねじれた男  :「――ヤレヤレ」 
 ねじれた男  :「――強イノハイイガ」 
 ねじれた男  :「――イシガツヨスギル」 
 ねじれた男  :「――ダガ、ミツケタヨ」 
 ねじれた男  :「――アレガ、カギカネ」 

[matuya]  ばさばさと、羽音が舞い降りる。魚と鳥を虫を混ぜ合わせた奇怪な鳥の群れ。 
[matuya]  羽音が男を包み込み、そのまま黒い雲のように、再び空に舞い上がる。 
[matuya]  ――屋上には誰もいない。 


時系列と舞台
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12月

解説
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弱いままでよい道理はない
次回「クリスの空」
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Matuya


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