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Date: Sat, 3 Jan 2009 02:18:00 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32052] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:クリスと拾い主
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20090102171800.C097949DB02@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 32052
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32000/32052.html
2009年01月03日:02時18分00秒
Sub:[HA21L]『迷宮』ラギ女編:クリスと拾い主:
From:matuya
[HA21L]『迷宮』ラギ女編:クリスと拾い主
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登場人物
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千歳緑(ちとせみどり)
:情け深い拾い主。
クリス
:捨てられ犬。
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
:厳格な飼い主。
■捨てるヨミあれば
------------------
■四深の家の前
■玄関前
■気温 8℃
[matuya] 吹きすさぶ風と段ボール。
[Toyolina] #段ボールw
クリス :(ぷるぷる)
[matuya] #裸みちゃったら玄関外に閉め出されたでござるの巻。
千歳緑 :(家に帰る途中だった)「あれ、クリスさん」
クリス :(ぷるぷるぷる)「う゛うう。あ、その声はヂドゼさん」
千歳緑 :「寒くないんですか?」
[Toyolina] #血まみれパーカー
クリス :「風が吹くとざぶいもの……ですね」
クリス :「……そんな時この段ボールが頼もしい」(ぷるぷるぷるぷる)
千歳緑 :「頼りなさそうですよ……
: ちょっとヨミさんにお願いしてみますね」
クリス :「いえ゛……これは罰なのです。
: 私のあやまちがヨミさんに大変な恥辱を」
[matuya] #裸見た。
[matuya] #優雅にバスタオルを拾って、そっと肩から掛けたらしばかれた。
千歳緑 :「はあ……でも、山、霧出てきたし
: ……今晩かなり冷えますよ? 雪降るかも……」
クリス :「……パトラッシュ。僕を守っておくれ」
:(留守番中に何か見てたようだ)
千歳緑 :「それ心中しちゃいますよ……うち、来ます?」
クリス :「……よろしいのですか?」(捨て犬ライクなまなざし)
千歳緑 :「私が無理矢理連れて行った、って言えば、ヨミさんも
: 怒ったりはしないと思います。部屋も一応ありますし」
クリス :「なんとお礼を言えばよいのか――。よろしくお願いいたします」
千歳緑 :「ええ、じゃ行きましょうか」
クリス :(日傘をさして段ボールを抱えて後をついていく)
[matuya] #……なんか特殊な職業のひとみたいだぞ。
[Toyolina] #まったくですね
[Toyolina] 少し奥まった路地の先の2DK。そこが彼女のヤサである
クリス :「なんだかこの辺りは落ち着きます」
千歳緑 :「あんまり人気ないですけど、その方が落ち着きますか?」
クリス :「こう、道の壁が迫ってる感じがいいですね」
千歳緑 :「変わってますね……前にこんなところで住まれてたとか?」
[Toyolina] 時折街灯が点滅したりもする(単に寿命近い)
クリス :「私の知ってる世界は、天井と穴と壁と扉で出来ているんです」
千歳緑 :「洞窟……?」
クリス :「そう。扉と扉で繋がるたくさんの部屋と部屋。
: こうしてひとつながりの長い距離を歩いていけるのは、
: それだけで新鮮ですよ」
千歳緑 :「想像もつかないですね……じゃあ、空もなかったんですよね」
[matuya] #新宿と八重洲と名古屋と梅田の地下街をまぜこぜにして、
大量のテレポーターでつなげたような。
クリス :(ちら)「恥ずかしながら上を見るのがとても怖い」
千歳緑 :「あ、だから日傘を……」
クリス :「さすがヨミさんの提案です。よいアイデアでした」
千歳緑 :「あ、つきました。ここの606号室なんです」
[Toyolina] #割と普通のマンションでした。
千歳緑 :(オートロックぽちぽちして入っていく)
クリス :「……ああ。これ鍵なんですね」
[matuya] いったん表にでて、扉をぺたぺたさわる。がーと開く。
千歳緑 :「そうです。
: って、さっき見たので覚えたんですか……すごいですね」
[matuya] 番号おしてない。
千歳緑 :「……? あの、クリスさん、ちょっと(引っ張り込む)」
[Toyolina] オートロックの内側に
クリス :「な、なんでしょう」
千歳緑 :(クリスの手を見ながら)「いえ、歩きながら言います」
クリス :「はい」
[Toyolina] 曰く、あんまり挙動不審だとカメラで録画されてるから
怪しまれていらん詮索がきかねない、と
クリス :「――ああ。気づかなかったが見張りの方が。それは迂闊でした」
千歳緑 :「たぶんさっきくらいなら大丈夫ですけど……
: さっきのどうやったんです? 一体」
[Toyolina] 6階廊下を歩きながら
クリス :「いや。こちらの世界のものにも効果があるとは――
: たぶんこれのせいです」
:(右手首にくくった、小さな鍵)
千歳緑 :「鍵、ですね、どうみても」
クリス :「なんでも開ける鍵。だと言い伝わっています」
クリス :「じっさい、大抵のものは、開くようですね」
千歳緑 :「じゃあ、ここも、開いちゃったりしますか?(606号室の前)」
クリス :「試して見ましょう」(さわる)
SE :ガチャ
クリス :「……開きました」
千歳緑 :「……開きましたね……どうぞ」
[Toyolina] #開いちゃったのでドアあけて迎え入れる
クリス :(ふと、まずいことをしたのではという気分)
クリス :「……お邪魔させていただきます」
千歳緑 :「あんまりあけまくったりしちゃだめですね、それ(にっこり)」
クリス :「そうですね……わざわざ鍵が掛かってるのですし」
[matuya] #魔法抵抗の無い鍵とか一発でした。
[Toyolina] #寝室は一応一発で開いたりはしないようだ、よかったw
[matuya] #よかったよかったw
千歳緑 :「こっちがお風呂で、こっちがお手洗いです。
: あ、着替え……は……」
クリス :「いえ。屋根をお借りできただけで充分です。
: 明日になったらこちらの町で何とかいたしましょう」
[matuya] #真顔で言うファンタジー装束の貴公子with段ボール+日傘。
千歳緑 :「いえ、でもお風呂は入った方がいいですよ、やっぱり」
クリス :「そうですね……」(わりと返り血であった)
千歳緑 :「服はあらっときますから」
[Toyolina] #斜めドラムヒートポンプ
[Toyolina] #お風呂場が冷えないすぐれものだぜ
[matuya] #充実したお住まいだった!
[Toyolina] #一人暮らしのお嬢を偽装しているので!
クリス :(上着ぬぎ)
千歳緑 :(平気)「お風呂わかしてきますね」
[matuya] #ヨミさんなら庭行きなのだがここは暮らしやすいw
[Toyolina] #よかったですね千歳さんが経験豊富(何の)で
------
[Toyolina] そんなわけで風呂入ったり服きれいにしてもらったり
段ボール修繕してもらったり(ガムテープで)
[matuya] わーい。
[matuya] そしてここでさすがにバトルフックなイベントはないので普通に寝れる。
[Toyolina] もうここで一生暮らしてしまいたい、そう思わざるを得なかったクリスであった
[matuya] たいへんに安息です。部屋のかどっこで丸くなって寝る。
[Toyolina] 隅っこw
[matuya] 女子高生のお宅を泊まり歩くキャラにw
[Hisasi] 次は睦生のマンションにもきておくれw
[matuya] ヨミさんに始末されてしまう(><)
[Hisasi] ドラえもん揃えて待ってるから
[Toyolina] 飴と鞭としては行かざるを得ないでしょう^^
[matuya] 持ち物が増えて次スレに送られるアレみたいだ。
[Toyolina] なんかもってく? 女物のスエットとかw
[matuya] どう言い訳すればいいんだろう。
多分、あまり違和感ない見かけになりそうだがw
[Toyolina] 寝るときはこういうものを着るのだと
[matuya] しかも髪を髪留めでくくられた。
[Toyolina] 貴公子w
[Toyolina] 翌日の学校ではちゃんとヨミさんに報告を
[Toyolina] あまりに寒そうだったのでうちで泊まっていただきました^^
[matuya] 人の情けが身に染みる。すっかり捨て犬系貴公子。
[Toyolina] あんまり言うと庭に放り出したヨミさんが悪人になってしまうので
多くは語らないことにしておきます
[Toyolina] (うろんな想像を喚起する沈黙)
[Saw] フラグ立ってる!
[matuya] そんなゲーム脳なw
[Toyolina] 異邦人、JKのお部屋探訪の旅。
第三回はクール不思議ちゃん、睦生さんのお宅です
[matuya] このままだと最後はポリビッチ。
[matuya] なんか急激な身の危険が。
[Saw] 失礼な! 吐くまで飲ませます^^
[Toyolina] アルコール漬けにされるw
[matuya] やはり危険だったw
■拾うヨミあり(ておくれ)
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四深 :「……つい締め出しちまったけどこの季節じゃ辛いよな……」
四深 :(ガラガラと玄関の引き戸を開ける
四深 :「おい、クリス。もう許してやるから――
: あれ?……どこ行ったんだ」
時系列と舞台
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12月
解説
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異邦の騎士 夜を行く
次回「幕間 夜行の騎士」
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Matuya
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