[KATARIBE 32051] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:夜の現場検証

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Date: Sat,  3 Jan 2009 02:16:52 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32051] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:夜の現場検証
To: kataribe-ml@trpg.net
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2009年01月03日:02時16分52秒
Sub:[HA21L]『迷宮』ラギ女編:夜の現場検証:
From:matuya


[HA21L]『迷宮』ラギ女編:夜の現場検証 
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登場人物
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千歳緑(ちとせみどり)
  :実は場慣れした女子高生。歌わず踊らず血も吸える。
ポリビッチ
  :官製魔法少女。その正体は全くの謎。


■夜、女子高生ふたり
----------------------
[matuya]  #ではとりあえず女子高生組のほうの始末から。 
  
 ポリビッチ  :「女子高生組みです!」 

[Hisasi]  #………… 
[matuya]  #主張。 
[Toyolina] #ほほえましい^^ 

 四深     :「……そうだよな。実年齢は置いといて女子高生なのは
        :間違いないもんな」 

[Toyolina] #ヨミさん容赦ねえ 

 ポリビッチ  :「さっきまでいなかったノイエちゃんが!?」 

[matuya]    現在、深夜の霞山中。 
[matuya]    ――他界レベル1。 

[Hisasi]    #他の面々はいるのかな 
[matuya]    #私の定かでない記憶ではポリビッチとチトセが
        #お互いの気持ちを確かめ合った辺り。 
[Toyolina] #かなり間がすっ飛ばされたあげく違う未来に分岐してますね^^
[kurov]   #千歳さんとポリビッチの事後調査げ。 

 ポリビッチ  :「──リテイク!」 

----------------------------------- 
 (じゃじゃじゃん)ポリビィィッチ! 
----------------------------------- 

 千歳緑    :「……あの、聞かないんですか? どうしているのか、とか……」 
 ポリビッチ  :「本当だ! どうしているの!?」 
 千歳緑    :「ほんとに聞かれると答えづらいですけど、気になって。
        : 後から調べるにしても、早いほうがいいかと思って……」 
 ポリビッチ  :「だめだよ、こんな所に女の子が一人で入ったらー」 
 千歳緑    :「そ、そうですね……でもほら、みなさんお疲れでしたし」 
 ポリビッチ  :「ま、二人だからいいか。オッケー! 
        : それじゃあ、捜査に入ろうか。まずは……この事件の犯人だね」 
 千歳緑    :「そ、そうですね……犯人、というか黒幕、でしょうか。
        : クリスさんの仰りようなら、この鱗が……」 

[Saw]    #そのあたりまで全部聞いていていいのでしょうか 
[Toyolina] #事件って襲われたほうか、今現場検証してるすごい崖の切断面か 
[Saw]    #襲われたほうですね 
[Saw]    #あと犬 

 ポリビッチ  :「かわいい犬っころにあんなことするなんて許せないよ」 

[matuya]  犬っころの死骸は先ほどの戦闘場所にまだある。 

 千歳緑    :「そうですね。同じことを人にもできるとしたら……大事です」 
 ポリビッチ  :「……とりあえず、みんな下ろしてあげないとだね」 
 ポリビッチ  :(首を一つ一つ樹から下ろして埋めていく) 
 千歳緑    :「ちゃんと合ってるかわかりませんが──」 

[Toyolina] 体の方も持ってきて一緒に埋める 
[matuya]  軽いですね。 

 ポリビッチ  :「…………」 

[matuya]  なぜというに中身が減ってる。 
[Toyolina] モツがね 
[Saw]    #それに気付くのは頭脳派に任せよう 

 千歳緑    :「犬って結構重いですよね……」 

[Toyolina] #でも割と楽々(怪力さしひいても) 

 ポリビッチ  :「……あんまり考えたくないね」 
 千歳緑    :「……はい。ひどいと思います」 
 ポリビッチ  :「さっきの鳥が食べたのかな……」 
 千歳緑    :「かもしれませんが……ちょっと済みません……
        :(埋めようとしてた頭を観察)」 

[matuya]  からっぽだ。 
[Toyolina] 眼球もかな 
[matuya]  脳を重点的に、わりと熱心に抜き取った感じですね。 

 千歳緑    :「鳥が食べたにしては……量が多い気がします。
        : 確かにいっぱい居ましたけど」 
 ポリビッチ  :「千歳ちゃんて、普通の女の子じゃないよね?」(埋葬しながら) 
 千歳緑    :(吹いた)「前から思ってたんですけど……弥生さん、
        : タイミングが掴めないですね」 

[Toyolina] #否定はしない 

 ポリビッチ  :「ううん、いいの、聞き流して。ただあんまりにも……
        : こういうことに慣れてるから。
        : 私が弥生だってすぐにわかっちゃったし」 

[Hisasi]  #いや、それは、、、 
[matuya]  #あまりにも…… 
[Toyolina] #あまりにも…… 

 千歳緑    :「……もしかして引っかけたんですか?
        : 私、ばれてると思ったから隠してなかったんですけど……」 
 ポリビッチ  :「ううん。でもそれってきっと悲しい事だと思って。せっかく
        : 子供なのに、色々知らなきゃいけなかったってことでしょ?
        : ごめんね(──きっと大人の責任だ)」 

[Toyolina] #なんていい方向に誤解してくださるんだ! 

 千歳緑    :「……そう、なんでしょうか。もうその辺の感覚、
        : 麻痺しちゃってて……それに、弥生さんが謝る必要なんて」 
 ポリビッチ  :「みんなが健やかに暮らせるようにするのも警察の仕事なのです!
        : ──さ、おしまい」(土をぽんぽんと叩く) 
 千歳緑    :「カッコイイ……ありがとうございます、弥生さん」 
 ポリビッチ  :「褒めないでよー、照れちゃうよー」 
 ポリビッチ  :「それで、千歳ちゃんはどう思う?」 
 千歳緑    :「危険だと思います。
        : 昼間はヨミさんがなんとかしてくれましたが……」 
 ポリビッチ  :「クリスさん、もう全部思い出したって言ってたよね」 

[matuya]  そんなことを口走っていました。 

 千歳緑    :「どうするにしても、クリスさんの話を聞かないといけませんね。
        : 今日みたいな無策では……最悪の事態も」 

[matuya]  ――夜霧がでてきたようです。 
[Toyolina] #いやん^^ 

 ポリビッチ  :「それじゃあ話を聞くためにもそろそろ降りようか。
        : なんだか嫌な感じがするよ……」 
 千歳緑    :「そうですね、霧も出てきたし……
        : 地形的に、ここは霧が溜まりそうです」 

[matuya]  名前の通り、霧や霞が掛かりやすいようだ。 
      ゆるい風に乗って、霧が森の中を抜けていく。 
      山を降りる場合には、まだ、問題なく降りることができるだろう。 
[Toyolina] #下りたいでーす 

 ポリビッチ  :「マジカルシャイニングビーム!」(両目が発光する) 

 ポリビッチ  :「よし、行こう!」 
 千歳緑    :「は、はい……」 

[Saw]    #ビームライトで視界も良好だ! 
[Toyolina]  #なんだろうとても頼りになるんだけどビジュアルが
      いちいちなんというかw 

[matuya]  ふもとまでの緩い山道を下った。
      空気が慣れ親しんだものに変わった感じがする。 
[matuya]  山の入り口まで来た。 

[matuya]  ――ふりむきますか 

 ポリビッチ  :(くるり) 
 千歳緑    :「弥生さん?(振り返る)」 

[matuya]  何かに引かれたように、二人が振り返る。 
      霧は一時的なものだったのか、
      山の中腹までが月明かりに照らされて見える。 
      遠く、さきほどの崖の上に、影がひとつ。 

 ポリビッチ  :「!」 

 ポリビッチ:「なんかでた!」 
 千歳緑  :「なんでしょう、あれ……」 

[matuya]  黒いシルエット。足は四本。右手には長い槍。左手には剣。 

[Saw] ポリビッチ:「怪物!?」(駆け出す) 

[matuya]  つまり騎士だ。 

 ポリビッチ :「千歳ちゃんは戻ってて!」 
 千歳緑   :「弥生さん、戻るんですか!? 無茶ですよ!」 

[matuya]  月あかりを雲がよぎる。 
      暗がりが一瞬訪れ、再び月が見えたときには 
      崖の上の影は消えていた。 

 ポリビッチ  :「──いない?」 

[Saw]    #では、あとは大人しく山を降ります。 


 ■目撃情報:『山中の死骸置き場』『騎士の影』 を得た
 ■入手物品:『大きな鱗』『崖をぬらしていた水』 を得た
 

■マジカル捜査だポリビッチ
----------------------------

[Saw]    #ふーむ。 
[matuya]  #何かの手段をつかって調べ物をしてもかまわない。 
[Saw]    #クリスさんに鱗をみせて現状について聞き出すのが
      手っ取り早そうな気はしますが、それはヨミ達に任せよう 
[Saw]    #弥生は死んだ犬達がどこから来たのかについて調べてみます 
[Saw]    #飼い犬なら被害届がでているかもしれない 
[matuya]  ではマジカル県警へ。 
[Saw]    県警w 

 弥生     :「最近飼い犬が行方不明になったとかって
        : 被害届は出てませんか!?」 

[Hisasi]  #報告終わってくたびれて、川堀ちゃんと一緒に飲んでかえる彫りビッチ 
[Hisasi]  #ポリ 
[Hisasi]  #大変だね 
[kurov]   #もうなにもかもがだめだ彫りビッチ。 

 職員     :「ああ、そうそう、ここ最近増えててね」 
 弥生     :(やっぱり──) 

[Hisasi]  で、県警にあっただけで十数件 
[Hisasi]  届けの出ていないものをあわせると相当な数に 
[matuya]  首輪がつなぎひもに繋がれたまま、犬だけがいなくなってたりします。 

 弥生     :「犬、ばっかりですか?」 

[matuya]  あと、山にいた野犬が里に下りてきてる例が増えてる。 
[matuya]  こちらは保健所管轄。 
[matuya]  葛城市、吹利市を中心。 

 弥生     :「例えば資本主義の犬とか……」 
 職員     :「こらこら」 
 職員     :「そうそう、あと保健所からね、ここ最近山から野犬が
        : 下りてくる例が増えてるって報告があってね、
        : 警備を強化してるんだった」 
 職員     :「場所は……そう、葛城市と吹利市を中心に、本当にここ最近
        : 急にで、いくら冬とはいっても……おかしな話だね」 
 弥生     :「目撃情報とかないんですか? いなくなる前の異変であるとか」 

[matuya]  #何か振れる技能あるかな。 
[matuya]  #死ぬので集中力は回復していてよい。 
[Saw]    #それではマジカル捜査:14 と県警のコネ:3で 
[matuya]  #では難易度は11で。 
 
 ■Saw: 14+3-11-3(2D6) = 3◎

[matuya]  #今日は優秀なポリビッチだった。 

 弥生     :「聞き込みが冴えるッ」 
 職員     :「関係あるのかどうか。不審人物の目撃情報があるね」 
 職員     :「黒いぼろぼろのコート姿。
        : なんかひどくねじれた感じ――ってどういう感じだそれ?」 
 職員     :「まあ最近は声を掛けただけでも不審人物扱いになることが
        : あるからねえ」 
 弥生     :「ねじれた……クール気取りのむっつりスケベが
        : 二次元専門にランクアップしたかのような」 

[Toyolina] #冴えてないw 

 職員     :「それはちがうんじゃないかな……」 
 弥生     :「あれ?」 

[matuya]  調べると、男は数箇所で目撃されていた。 

 弥生     :「……!」 

[matuya]  いずれも別々の人物が別々の証言をしている。 
      しかし必ず男を形容する場合に、
      ねじれた、ゆがんだ、という種類の単語が含まれる。 
      発言した当人も、意味をはっきりとは表現できないようだ。 

 弥生     :「わかりました! 男の目撃された位置を逆順に線で結ぶと……
        : なんのかたちだこれは! おさかな?」 

 弥生     :「ありがとうございます、重要な手がかりでしたー」 
 職員     :「弥生ちゃんも大変だねー。
        : ところで備品でオイルとか届いてるけど、要るのこれ?」 

[matuya]  『車両備品』 

 弥生     :「ありがとうございます。整備課に運んでおきます。
        : ──冬場は特に凍りやすくなるので」 
 職員     :「そうなんだ……いるんだ……」 
 弥生     :「ありがとうございます! それではっ!」 

[matuya]  ちなみに男の目撃地点をつなぐとwになるが多分意味はない。 

 弥生     :「きゃーっ!」(オイル缶を担いだまま階段を転げ落ちていった) 

[matuya]  w 

 ■目撃情報:『ねじれた男』 を得た


時系列と舞台
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12月

解説
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 吹きすさぶ風はあまりに冷たく
 次回 「クリスと拾い主」
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Matuya


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