[KATARIBE 32050] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:霞山中探索行

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Date: Sat,  3 Jan 2009 02:15:42 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32050] [HA21L] 『迷宮』ラギ女編:霞山中探索行
To: kataribe-ml@trpg.net
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2009年01月03日:02時15分42秒
Sub:[HA21L]『迷宮』ラギ女編:霞山中探索行:
From:matuya


[HA21L]『迷宮』ラギ女編:霞山中探索行 
=======================================
登場人物
--------
乃依枝四深(のえぐさ・よみ)
  :学業優秀な女子高生。地味担当。
稲浪睦生(いななみ・むつき)
  :ドラえもん好きな女子高生。天然さん担当。
千歳緑(ちとせみどり)
  :清楚系図書委員。メガネ担当。
花咲弥生(はなさき・やよい)
  :肉体美好き女子高生。勇者担当。
クリス
  :にわかドラえもん好き王子。箱担当。
ステュクス・オーケアニデス
  :天野義孝風女子高生。


■メガネさん登場
----------------

[Toyolina] ----ラギ女図書館。リクしたらなぜか潤沢な予算で
      読みたい本を大抵入れてくれるいい図書館だ。 

 千歳緑    :「弥生さん、この前リクエストされてた『写真集』入りましたよ」 

[Saw_vaio] #同人誌棚があったりするんですね(しない) 
[Toyolina] #それはさすがにISBNコードが……w 
[Toyolina] #それは漫研にお願いしたほうがよさそうです^^>同人誌 

 千歳緑    :(カウンターに4,5冊ほど積んだ) 
 弥生     :「ええ!? なんか、いいのかなあ……
        : でも入っちゃったものは仕方ないよね。うん、仕方ない」 
 弥生     :「仕方ないなあ」(うふふふ) 
 千歳緑    :「今学期はリクエスト少ないので、まだいけますよ(うふふ)」 
 弥生     :「ちゃんと予算は使わないと、もったいないよねえ」
        :(ぬふふふふふ) 
 千歳緑    :「ええ、消化しないといけませんよね。
        : リクエストがあるのは助かるんです」 
 弥生     :「お主もわるよのう」 
 ステュクス  :「そういえば、このあいだBL小説在庫大量に抱えた図書館が
        : 新聞にすっぱ抜かれてましたね」 
 ステュクス  :「どう見てもポルノですとかいうの」 
 弥生     :「こ、これは大丈夫だよっ。ただの写真集だもん!」 
 千歳緑    :「弥生さんに限ってそんなやらしいものを
        : 頼んだりはしてないですよね」

[Toyolina] #はたして弥生さんの趣味は韓流かジャニかJrか 
[kurov]   #大葉健二。 
[Saw_vaio] #特撮若手俳優に決めました 
[Toyolina] #大変らしいですね。 
[kurov]   #若手だったか……大場健二じゃなかったらしい。 
[Saw_vaio] #自分より年下くらいの 

 ステュクス  :「……どうなんでしょうね。風紀委員や生徒指導の先生には
        : ばれないように気をつけた方がよろしいかと」 
 弥生     :「肉体美だよ? 大事だよっ!?」 
 千歳緑    :「こういう本も一緒に買ってますから今のところは大丈夫ですよ」 
 四深     :「……好みは人それぞれだけどな。」 

[Toyolina] オライリーを積む 
[TK-Leana] # これでいいのかお嬢様学校 

 弥生     :「おっす、オラ、イリー! イリー誰?」
        :「ノイエちゃんの本名?」 
 四深     :「……弥生。なんでそんなにテンション高いんだ。
        : 千歳、私のリクエストは?」 

[Toyolina] #ヨミさんどんなのが好きなんでしょう 
[kurov]   #なんか難しげな本。
      考えるのがめんどくさいのでそれっぽいやつを(ぉぃ 
[Saw_vaio]  #キノコ図鑑 
[kurov]     #じゃあそれで。学術的な奴。 

 千歳緑         :「菌糸論なら確かここに……」 

[Toyolina] #名前だけは学術ぽい 
[Saw_vaio] #菌糸篇だと魔術っぽい 
[Toyolina] #菌糸篇にしておきましょうか^^ 

 四深     :「結構高い本だから心配してたんだけど
        :相変わらず気前いいなここは」 
 弥生     :「ノイエちゃんそんな難しそうなの読むの!?」 
        :(自分のリクエストと比較。社会人完敗) 
 千歳緑    :「学術系の書籍なら一番早く通りますよ。
        : 写真集はちょっと時間かかりましたけど」 
 四深     :「変か?」(受け取って貸出票に名前書いてる) 
 弥生     :「別に変じゃないけど、うーん」 
 睦生     :「……でもやっぱりドラえもんはダメなんだね」 

[Hisasi]  #そりゃだめだろう 

 四深     :「6巻だけは入れてもいいのにな」 
        :「ゲンと火の鳥はあるのになあ」 
 ステュクス  :「ナウシカもありましたよ」 
  四深     :「担当者がF嫌いだとしか思えないよな。
        : 準備室には笑ウせえるすまんも置いてあるんだぜ」 
 睦生     :「そうだよね、ドラえもんの長編ならいけるかなあ」 
 千歳緑    :「何度か出してたら通るかもしれないですよ」
        :(と、入荷書物の段ボールの中からシャーマンキング完全版を) 
 睦生     :「うん、またリクエストかいてみる」 

[TK-Leana] #どんな高校だよ 
[Hisasi]  #いままで何度となくリクエストしている様子 
[Hisasi]  #なんだかただのボケっこ漫画好きになってきたよ 
[kurov]   #せめて仏ゾーンだよ…… 
[Toyolina] #マンキンは大変スピリチュアルだと思いますよ! 

 弥生     :「あ、懐かしい。中学のとき好きだったよー」 
 四深     :「中学?」 

 四深     :「……ああ。」 

 四深     :「ごめんツッコむべきじゃなかった」 
 ステュクス  :(生暖かい目) 
 睦生     :「え?」 
 弥生     :「え? あ、うん、もう連載も最後の方だったかな?」 

[Hisasi]  クリスに退屈しないようにドラえもんのコミックスを
      貸してあげることにした 

 四深     :「別にリアルタイムで読んでたわけじゃないんだよな。
        : 最近単行本で読んだだけで。」 

[Hisasi]  特に長編をお勧め、のび太の開拓史がいかに面白いか、ギラーミンと
      のび太の対決がいかにかっこよかったかを30分ほど語ってあげました 
[Hisasi]  #にわかドラえもん通:1をクリスに進呈 

 弥生     :「そ、そうそう! 当たり前だよー。
        : リアルタイムなんて10年前だもん」 

[matuya]  #もどったら6巻読んで涙ぐんでるぞ。 
[kurov]   #もうだめだw 

 千歳緑    :「今日はもう帰られるんですか?」>ヨミ 
 睦生     :「そう、だね……(クリスさん心配だし)」 
 四深     :「ちょっと待たせてる人が居てさ。
        : 早く読みたいのはやまやまなんだけど今日は持って帰るよ」 

[Hisasi]  #ドラえもんの次の巻を持っていってあげよう 

 弥生     :(初めて見た映画がのび太の日本誕生だったな……
        : みんなリアルタイムじゃないんだろうな……) 

[miburo]  #結婚しよう!w 
[Saw_vaio] #今の会話のどこにひっかかりがw<結婚しよう 

 千歳緑    :「そうですか。じゃあ、また今度お誘いしますね。
        : カボチャのココナッツお汁粉っていうのを見つけたので、
        : どうかなと思ったんですが」 
 四深     :「それは……気になる。今度な、絶対」 
 睦生     :「うん、今度ね」 
 弥生     :「おいしそうだ!」 
 四深     :「でも季節モノっぽいよな、モタモタしてっと逃しそうだ
        : ……どこの奴?」 
 千歳緑    :「ええ。弥生さん、先に食べに行かれますか?
        : 霞山の麓を散歩してて見つけたんです。
        : 民家改造した感じのカフェでした」 
 四深     :「むうう、ちょっと寄るには遠いな……近いうちに。」
 
 四深     :「じゃ、悪いな千歳。また明日」 
 千歳緑    :「ええ。また明日」 
 睦生     :「ごめんね、絶対いこうね」 

[Hisasi]  手をふって 

 千歳緑    :「もちろん、絶対行きましょう。ごきげんよう、睦生さん」 

[Hisasi]  #で、クリスの元へか 

 弥生     :「今日もくりっさんとこ?」 
 睦生     :「うん、クリスくんいい子で待ってるといいんだけど」 

[Hisasi]  #ドラえもん読んで暇つぶしできるかな? 

 #クリス   :「うう。ドラえもん。行っちゃだめだ……」 

[Hisasi]  #もうだめだw
[Toyolina] #>< 

 弥生     :「千歳ちゃんにも教えてあげようよ!」 
 睦生     :「え、でも……大丈夫、かなぁ」 
 弥生     :「大丈夫。だって千歳ちゃんメガネ担当だもん。絶対必要だよ!」 

[Toyolina] #理由w 

 四深     :「ううむ」 
        :「信用はできるけどさ、危ないと思うんだ。
        : なるべく巻き込みたくないんだよな」 
 四深     :「弥生が言うなら……大丈夫か?でもなー」 
 弥生     :「でも、昨日思ったんだけど私達三人には
        : 知能が足りないと思うんだ!」 
 睦生     :「……眼鏡って大事、なのかな」 

[Toyolina] #弥生さんの自覚っぷりがw 

 四深     :「……私もバカだと?」 

 四深     :「まあでも、確かに千歳は落ち着いてるしな、
        : あの時も冷静だったし」 
 弥生     :「バカとは言わないけど……(睦生を見て)天然さん担当でしょ、
        : 勇者担当でしょ、あと地味担当じゃない。
        : やっぱりメガネは必要だよー」 

[Toyolina] #地味はどっちだw 
[Hisasi]  #ひどいw 
[Hisasi]  #じゃあ、メールをいれようか 
[Toyolina] #いくら黒いからって地味は……絶対日頃ポリビッチ言われてるの
      恨んでるんだなこの人w 
[Saw_vaio] #子供っぽいと言われたり、結構根に持ってますよw 
[Toyolina] #やっぱりw 

 睦生     :(ぴぴぴ)『千歳さん。実はちょっとお話したいことがあるんだ、
        :内緒にしたいことなんだけど、あとでヨミの家まできてくれる?』 
 千歳緑    :(メール)
        :「もう少ししたら図書館閉めるのでそれからお伺いしますね」 

[Hisasi]  #そして、ヨミ宅で全員そろうとこからいく? 
[Toyolina] #うぃ 


■いつも心にドラえもん(ガン見)
-------------------------------

[Hisasi]  そしてヨミ宅にて 

 睦生     :「クリスくん、ただいま。おやつかってきたよ」 

[Hisasi]  あとドラえもんのコミックも 

 クリス    :「ええ。いい事を思いつきました。ドラえもんに頼みましょう」 

[Hisasi]  #ちょw 

 クリス    :「ちょっと丸っこいですが彼ならきっと協力してくれる」
        :(丸っこい関係ない) 
 千歳緑    :「……この方は……?」 

[Toyolina] #そりゃそうだがw 

 睦生     :「えっと、クリスさんといって……話すと少し長くなるんだけど」 
 弥生     :(ああ、かわいい……) 

[Toyolina] #箱に入ってるんですよね……? 
[Hisasi]  #もちろん 
[matuya]  #オキニです。 

 千歳緑    :「初めまして、千歳緑です……」 

[Toyolina] #がんばったけどまるで捨てられた子犬のようだとか言えないし 
[Hisasi]  そして、ドラえもんを例にとってこれまでの話を説明しました 
[Hisasi]  どう例にとったのかは不明ですが 
[Toyolina] #どらえもにすと 

 クリス    :「こちらこそ。クリス(後略)です。以後お見知りおきを」
        :(貴族風ぺこり) 
 千歳緑    :「……それで、その爆発について調べにいく、ってことですか?」 
 睦生     :「できればそうしたいんだけど……」 
 クリス    :「ええと。チトセさんも魔法使いの方なのですか?」 
 睦生     :「でも、あの爪跡は……とても普通の獣じゃないと思うの」 
 睦生     :「ええと、千歳さんは……普通の学生さんで」 
 千歳緑    :「は、はい? 魔法……魔法……は……」 

[Toyolina] ちょっとビビったけど 

 弥生     :「とっても賢いんだよ!」 
 クリス    :「普通……。それは危険です。巻き込むわけには行かない」 
 睦生     :「でも、クリスさん一人でも危ないと思うんです」 

[Hisasi]  ドラえもんがいてくれたらなあ 

 千歳緑    :「や、弥生さん、そんなとってもなんて……」 

[Toyolina] #白魔法使ったのはどっちだっけ、その話もされてるのかしら 
[Hisasi]  #睦生のことは適当にごまかしました 

 クリス    :「そう。ドラえもんはいないのでした――」(悲しい眼) 
 弥生     :「い、いるよ!」 
 睦生     :「心にいつもいるんだよ」 

[Hisasi]  #いい事言ったんだが、あまり意味はなかった 

 弥生     :「クリスさんの、みんなの心の中にドラえもんはいつもいて
        : そっと押入れのスキマからガン見してるんだよ!」 

[Hisasi]  #表現がいやすぎるよw 

 千歳緑    :「それはちょっとキモいですよ……
        : でもなんというか、魔法は使えませんが、調べ物は得意ですし
        : そのー……三人寄れば、とかいいますし」 
 クリス    :「そうですね。丸っこい彼に頼ろうとした、これは私の弱い心。
        : 押入れの隙間から私を見守っていてください」(立ち上がる) 
 弥生     :「三人!? 四人だよね?! 私、みんなの中に打ち解けてるよね?
        : 友達だよね……っ?!」 
 睦生     :「もちろん、友達ですよ」 

[Hisasi]  手を握って 

 千歳緑    :「あ、すいません、今のは昔からそういう言い回しで、
        : もちろん入ってます入ってます」 

[Toyolina]  ちょっと予想外の方向でひっかかったがうろたえない 

 弥生     :(一安心) 
 クリス    :「みなさん……ありがとうございます。
        : 宜しければ私に力をお貸しください」 
 千歳緑    :「こちらこそ、よろしくお願いします」 
 四深     :「乗りかかった船だしな」 
 弥生     :「よーっし。それじゃああれやろう!」(右手を突き出す) 
 四深     :(手を重ねる) 
 クリス    :「??」 
 弥生     :「手、手をのっけるんだよクリスさん」 
 千歳緑    :「あれ?(手を重ねる)」 
 クリス    :「ああ。これは失礼を」(そっと) 
 睦生     :「うん」 

[Hisasi] #やるぞー、おー 

 弥生     :「ラギ女ー! ファイッオーファイッオーファイッオー!
        : 清く! 正しく! 美しく!」 

[Toyolina] #体育会系だった! 

 睦生     :「ふぁいおー」 
 千歳緑    :「ファイオー」 

[Hisasi]  気が抜けそうな声で 
[Saw_vaio] #警察だもの 

 クリス    :「ふぁいおー?」 
 四深     :「ファイオー!」 
 弥生     :「やっぱりこれやると気が引き締まるねぇ」 
 千歳緑    :「体育祭以外でやるのは新鮮ですね−」 
 四深     :「まったくだ」 
 睦生     :「がんばろうねー」 


■山中の探索行
--------------

[matuya]  さて、どの辺からアプローチしますか。 
[Toyolina] Googleマップでだいたいの目星をつけつつ 
[Saw_vaio] やはり現場百遍かなと 
[Toyolina] そんなに高い山ではなさそうなので軽登山装備で 
[Toyolina] そうならざるを得ないかと>現場 
[Hisasi]  やっぱり六巻ののび太はよかったよねとか話しながら(調べようよ) 
[matuya]  そろそろ県地図をリニューアルするべきか。 
[matuya]  どこへいったか吹利県地図。 
[Saw_vaio] 何年か前に作った気がします 
[Toyolina] HAM:吹利県地図 < http://kataribe.com/HA/M/200507/0001/ >
      違うのは出てきた 
[matuya]  じつはすぐ近くだったりするのか。 
[Toyolina] ええ実は 
[matuya]  わあやべえw 
[matuya]  ラギ女が葛城市と吹利市の境あたりにあるんだっけ。 
[Toyolina] ですね。吹利からみたら山の反対側か 
[matuya]  なんということでしょう。事件は学校の裏山で起こっているんだ。 
[Toyolina] 現場百遍が楽でいいw 
[Saw_vaio] クリスサンの読みは正確だった 
[matuya]  つまり状況はともあれ、距離的にはピクニック気分でいける。 
[Toyolina] わーい3時だ!裏山探検の時間だ! 

 クリス    :「意外に近くだったのですね……」(日傘装備中) 

[Hisasi]  ヨミ、あのね。パウンドケーキ焼いてきたんだ、
      あとでシートひいてたべよう? 
[Hisasi]  #すっかりピクニック感覚です 

 睦生     :「裏山って結構ひろいんだね」 

[Hisasi]  わーピクニックによさそうかも 

 千歳緑    :「このあたりはまだ学校の近くなので、
        : 木を払ったりしてるみたいですね
        :(パーカーフードかぶって装備)」 

[matuya]  標高864m。わあ、水道局があるのか。 

 睦生     :「でも、ほんとにここにいるとしたら……危ないよね」 
 千歳緑    :「そう、ですね。危なそうだったら、すぐ逃げましょうね」 

[matuya]  時刻は昼過ぎ。冬どきなので日は時刻よりも傾いている感じがする。 
[matuya]  もとい、三時から四時。 
[matuya]  山自体は小さなものだが、歩いてみると実際よりも広い気がする。 

 千歳緑    :「すぐつくかと思ったんですが……やっぱり遠いですね
        : ……今このあたりみたいです(ケータイのGPSで現在位置)」 
 四深     :「ふむ」 
 睦生     :「意外と歩いてみると、方向ってわからなくなるね」 

[Hisasi]  きょろきょろ 

 クリス    :「私、すでにここがどこだかわかりません」 
 千歳緑    :「次くるときは、山岳部にハンディGPSを借りて……はい?」 

[matuya]  #地面ばっか見て歩いてるからだよ。 
[Toyolina] #そうだった 

[matuya]  と、冬枯れの枝間から差し込む光を、ふと、何かよぎった気がした。 

 睦生     :「……あれ?」 
 四深     :「……今のなんだ?」 
 千歳緑    :「……何かいましたね」 

[matuya]  以下に親しい人は、行く手の方向にごくかすかな何かを感じる。
      『水』『死』『冥』 

[Hisasi]  #死に親しいです、死神さんだから 
[Hisasi]  #冥にも 
[Toyolina] #全部当てはまってしまいます…… 

 弥生     :(にょきっ) 
 SE     :「ファンファンファンファンファン!」 

[Toyolina] #しかもパトライトが敏感だった 

 弥生     :「わ! わ! わぁー!」 

[kurov]   #死にも冥にも。 

 四深     :「……」 

[matuya]  ではすこし行った先で、多数の死の気配。 

 弥生     :「み、見ないで! これは乙女の秘密!」 
 クリス    :「はい。みません」(眼をつぶる) 

[Toyolina] #なんてパトライト 
[Toyolina] アイコンタクトでみないからね、と伝達を試みる(つまりみている)

 千歳緑    :(ギクッ)「この先……危ないです、たぶん……」 
 弥生     :(タオルを被ったが光まくってるし大変にうるさい) 
 四深     :「……私もそう思う」 


 ■他界レベル 1
 ■→ 2 


[matuya]  羽音がします。 

 四深     :(バットを握り締める) 

 四深     :「なんかいるぞ」 
 千歳緑    :「あの、場所はわかったんですから、一度ひきかえしませんか?
        : そろそろ日も落ちてきますし……」 

[Toyolina] #手遅れのようだが 
[matuya]  冬枯れの木々の中、一本だけ、黒々と葉の茂った木。 

 睦生     :「あ、あそこ……」 

[matuya]  枝には幾つもの実が成っている。 

 弥生     :「あの樹、なんだろう……」 
 睦生     :「木の実?…………でも」 

[Saw_vaio] パトランプを何とか押し込みつつ 
[matuya]  #良く見ても良い。 

 千歳緑    :(目をこらす) 

[Saw_vaio] #おいしそうですか 
[Toyolina] #しかしまだ日が落ちてないのでヴァンパイア視力は
      あまり役に立たないようだ 

[matuya]  一つ一つの実にまとわる死の気配。 
[matuya]  実は、犬の首だ。 

 弥生     :「ひっ!」 
 睦生     :「……!」 
 弥生     :(懐中電灯を向ける) 

 弥生     :「みんな、見ちゃダメ!」 
 四深     :「……」 

[matuya]  光を当てたと同時に、葉がざわざわと騒ぎ出す。 
[matuya]  羽音がまきおこる。 

 千歳緑    :「下がりましょう!」 

[matuya]  数十の小さな影。羽とくちばし。 
[matuya]  うろこと牙。 
[matuya]  魚と海老と蝙蝠と鳥をまぜたような奇怪な影。

 クリス    :「みなさん、下がって!」 
 弥生     :「逃げよう! 応援を呼ばないと!」(ノイエを抱え上げて走る) 
 四深     :「うわ、わ!」(弥生の首にしがみつく) 
 千歳緑    :「睦生さん! はやく!(手を取って引っ張る)」 
 睦生     :「きゃあ」 

[Hisasi]  千歳の手をにぎって走る 

 弥生     :「なんなのあれ! あんなの動物園でも見たこと無いよ」 

[matuya]  ばさばさと羽音が背中から追ってくる。 
[Toyolina] #追いつかれそうですね! 

 クリス    :「あれは――たぶん、そうだ。おもいだした。奴の落とし子だ!」 
 千歳緑    :「落とし子? 奴の、って、それじゃ、クリスさんの」 
 クリス    :「でもこんなに急に生まれるはずが――!?」 

[matuya]    #窪みに足を取られてみようかw 

 睦生     :「きゃっ」 

[Hisasi]    #こけた 
[matuya]  #ツインこけ。 
[Hisasi]  #天然担当なのでやっておかないといけない気がしたんじゃ、、、 

 千歳緑    :「睦生さん!(トリプルこけですよ!)」 

[matuya]  #わーいw 

 弥生     :「みんな!」 
 千歳緑    :「痛ッ……睦生さん、クリスさん、けがは」 
 四深     :「下ろせ、弥生!」 
 クリス    :「大丈夫。だが睦生さんが」 
 睦生     :「だ、だいじょ……う(いたた)」 

[Hisasi]  #よたよたと起き上がろうとして 
[Hisasi]  #ここできやがりますか? 
[matuya]  #きやがります。 
[Hisasi]  #ひぃ 

[matuya]  ばさばさと上空から羽音が舞い降りる―― 

 弥生     :「あいたっ」(ノイエを離してしまう) 
 睦生     :「きゃああ!」 

[Toyolina] #ここは睦生さんをかばうしかあるまい 
[matuya]  #よみさんの異能が見てみたいw 

 千歳緑    :「睦生さん!(かばう)」 
 クリス    :「くっ」(レイピアを抜き放ち、一匹を貫く) 
 四深     :「って!」(尻を打った、が立ち上がりムツキに駆け寄る) 
 鳥怪     :「GGGGGGEGE!](凄く嫌な声を上げてどろりと溶けて煙になる) 
 睦生     :「みんな!」 

[Hisasi]  起き上がろうとしてる、ちょっと足いたい 
[Toyolina] #ヨーミ、ヨーミ、ヨーミ 
[matuya]  #パーティには後衛が多かったw 
[Hisasi]  #ヨミ!ヨミ!
 
 四深     :(睦生の腕を掴んで引っ張る) 
 睦生     :「ヨミ!」 

[kurov]   #でもまだ死体に触れてないよ!w 
[matuya]  #わあ制約多いw 
[kurov]   #とりあえず今はどんなになっても生きてることしかできないという 


■四深覚醒
----------

[matuya]  ではヨミが地面に手をついたとき、何かぐじゅりと潰した。 

 四深     :「……」 

[matuya]  #首があれば胴体もあるのは理の当然だった。 
[matuya]  #グルメさんは内臓と脳だけ食べて捨てたのだった。 
[Toyolina] #グルメすぎるぞ 

 弥生     :(今から変身しても間に合わないっ……) 
 千歳緑    :(……まだ日が……) 

[matuya]  屍骸はざっとひと群れ分。 
[matuya]  道をそれて、捨て場に入ってしまったようだ。 

 睦生     :(死が、でも……そんなことしたら) 

[kurov]   左眼が疼く。一気に犬の記憶、遺志が四深の体に流れ込む。 
[kurov]    ファミリーを護れなかった無念、
            ファミリーの為に、アイツを倒さなくては 

 弥生     :「どりゃああああ!」
        :(ノイエを守るように立ちはだかり鳥怪にタックル) 
 睦生     :「ヨミ!!」 
 弥生          :「いた! あいた! きゃあっ!」
        :(啄ばまれまくって逃げ回っている) 
 クリス     :「やあああ!」(レイピアを振るい、切りつけるがかわされている) 
 睦生          :「弥生さん!この……」 

[Hisasi]  ついばもうと飛んできた一匹につつかれながら 
[Hisasi]  #生命力すいとったら落ちる? 
[matuya]  #落ちますが……これちょっと水入りだよ。 
[Toyolina] #イーヤーw 
[Hisasi]  #やめようw 

 千歳緑    :「睦生さん、だめです、今体を起こしたら……」
        :(残念なことに日が落ちるまではほんと普通の子でした) 
 睦生     :「……ヨミ、ヨミ!」

[matuya]  #制限多いパーティだった。 
[Toyolina] #とてもw
[Toyolina] #でも今ならカットイン効果でヨミさんが! 

[kurov]   眼帯がボロボロと崩れ、左眼が露になる。
           その黒い瞳の奥には蒼い炎がぽつりと灯る。 
[Toyolina] #ブラックロックシューターだった! 

 クリス    :「……よ、ヨミさん?」 

[kurov]   四深の持ったバットに
      黒くおぞましいオーラが纏わりゆらゆらと揺らめく。
      瞬間、四深の体が跳ねる。
      怪物の脳天を目掛け黒く蠢く塊となったバットが振り下ろされる 

 四深     :「うわ、っと、なんだこれ!」 
 弥生     :「ノイエ……ちゃん?」 

[matuya]  鳥怪の群れが渦を無して、四深に向けて踊りかかる。 

 睦生     :「ヨミ!!」 
 千歳緑    :「……ヨミさん! もう! こんな時にまだ……!」 
 SE     :バサバサバサバサ 

[kurov]   四深のバットが唸る。
       黒い尾を引いて。それはまるで巨大な黒犬のようにも見える。
      めき、ごしゃ、ぐちゃっ。
      見る間に鳥怪の数が減ってゆく。 
 
 四深     :「いまの!うちに!逃げろ!」 

 四深     :「このクソ馬鹿野郎、私が相手だ!」
        :(叫んで群れに向かって構える) 
 睦生     :「ヨミ……わかった……」 
 弥生     :「丙種異能者……? うそ」 

[Hisasi]  で、ちょっと痛む足をおさえつつも 

 千歳緑    :「……はい! 睦生さん、行きましょう」 
 睦生     :「みんな、いこう!」 
 クリス    :「……ヨミさんは、大丈夫でしょうか」 
 睦生     :「ヨミは、大丈夫です」 

[Hisasi]  深くうなずいて 

 睦生     :「クリスさんも、早く!」 
 弥生     :(そういうことなら……) 

[Saw_vaio] いつのまにかいなくなっている弥生 

 クリス    :「行きましょう!」(睦生に腕を貸して) 
 四深     :(視線は鳥怪に向けたまま、犬たちの遺骸に向かって語りかける)
        :「痛かったろう、苦しかったろう、悔しかったろう、
        : 私が果たしてやる、安心して冥土に行け!」 

[kurov]     #一時特徴に犬の怨念(ファミリーの為に化け物を倒す):3を得て。 
[kurov]   四深の右眼の奥に斃れた犬たちと同じ数の炎が灯ったような気がする。 
[matuya]  鳥怪たちはまるで生存本能というものを持たぬかのように、
      襲い掛かっては肉しぶきとなって散っていく。 

 ポリビッチ  :「よくぞ言いましたノイエちゃん!
        : 犬は大切なパートナー! そしてお巡りさんの象徴、
        : それをいじめるなんて許せない!
        : 胸の旭日章は平和の印! 
                : 魔法少女ポリビッチ、ただいま出動です!」 

[matuya]  #でももうだいたい片付いていたw 
[Toyolina] #結構変形に時間かかることが判明したw 

 ポリビッチ  :「……ま、マジカル残党狩り!」 

[kurov]   #響きが最悪だw 
[Toyolina] #ひどいw 
[Hisasi]  #なんというw 
[Hisasi]  で、睦生、千歳、クリスはちょっと離れた場所でヨミの帰りを待っている 

 クリス    :「弥生さんがはぐれてしまった!」 
 睦生     :「ヨミ……大丈夫だよね、ヨミ……(祈りポーズ)
                : ……って、ええ!」 
 千歳緑    :「いえ、弥生さんなら大丈夫……です」 

[Toyolina] なぜか自信ありげ 

 クリス    :「不思議だ。そういわれるとなぜか大丈夫だと思える……
        : あなたたちは、何者なのですか」 
 睦生     :「えと……ただ、信じてるだけ、です。
        : ヨミなら大丈夫……弥生ちゃんも、きっと大丈夫だって」 
 千歳緑    :「私たちも、まだお互いわかってないことが多いので……」 


 ポリビッチ  :(びったんびったん残った鳥を殴って潰し、ちぎって潰し) 
 四深     :(黒い服が返り血で真っ赤になって肉塊と血溜まりの中に
        : 呆然と立ってる) 
 ポリビッチ  :「ノイエちゃん、怪我はない?!」 

 ポリビッチ  :「……そ、その姿は」 
 四深     :「あ、ああ。……うん。……なんだ、これ……」 
 ポリビッチ  :「まさか……」 

 ポリビッチ  :「ノイエちゃんも魔法少女!?」 
 四深     :(盛大に血だまりに突っ伏す) 
 
 四深     :「そんなわけあるか!……たぶん!」 
 ポリビッチ  :「きっとそうだよ! 言われてみればそれっぽい名前してるし!」 
 四深     :「……そうきっぱり言われるとそんな気もしてきた」 

 四深     :(自分の姿を見下ろして)「ないな。血まみれじゃないかよ」 

  四深          :(バットをしげしげと見る。
        : 真っ赤な以外は普通のバットに戻っている) 

[Hisasi]  #合流しておくれー 

 千歳緑    :「でも、さっきのヨミさんの時……
        : 睦生さん、なんというか凛としてましたね」 
 睦生     :「え、そ、そうかな、、、」 

 ポリビッチ  :「おっと、そろそろ戻らないと。みんなが心配してるよ」 

[Hisasi]  #で、合流したら。 

 睦生     :「ヨミ!!」>抱きつき、血まみれなんて気にしないぜ!!! 
 四深     :「わ、とと!」 
 ポリビッチ  :「皆さん、無事でしょ──うか?」(睦生の勢いに圧倒された) 
 クリス    :「ヨミさん、ヤヨイさん!」 

[Hisasi]  もうヨミが一番!とばかりに 
 
 四深     :「ムツキ、無事だったか、ほっとしたよ……」 
 千歳緑    :「お帰りなさい、ヨミさん、弥生さん」 

[Hisasi]  血まみれでも遠慮なく抱きしめる睦生さんでしたことよ。 

 ポリビッチ  :「弥生さんは帰りました! 私はポリビッチ……です」
        :(イケメンの前……ツライ) 
 
 ポリビッチ  :「ポリビッチなんだよ……」(ずーん) 
 四深     :「……ああ、ありがとなポリビッチ。
        : いつもピンチになると駆けつけてくれるんだ」 
 千歳緑    :「そうでしたか……呼んでくださったんですね、弥生さんは。
        : ありがとうございます、ポ……リビッチ」 
 四深     :「とりあえず弥生を呼んできてくれないかポリビッチ。
        : きっとどこかに助けてあるんだろ」 
 クリス    :「ポリビッチ……?」 
 四深     :「千歳がお腹痛めて死ぬから」

[Toyolina] #日が経ってる?ので安心です。耐えられるようになった。 
 
 ポリビッチ  :「弥生さんは危険なので帰らせました。
        : ここから先は私にお任せください!」 
 四深     :「……そうか。じゃあ安心だ」 

[kurov]   睦生をぽんぽん叩き、ちゃんと立たせる 

 クリス    :「……ヤヨイさんではない???」 
 ポリビッチ  :「どうみても別人です……
        : あの、私にあまりつっこむと話が進まなくなるので、
        : 背景程度に考えていただきたいです……」>クリス 
 四深     :「クリス、あれはなんだ?奴の落とし子って言ってたよな。
        : 思い出せたのか?」 

[kurov]   血まみれのまま。眼帯がなく左眼が露出している。
      覗き込むといいようのない不安と恐怖に襲われる。 

 クリス    :「あ。ええ。大半のところを思い出しました」 
 千歳緑    :「(現場に再度目をやって)……落とし子、とおっしゃるからには
        : ……分身か眷属、のようなものなんでしょうか」 

 千歳緑    :「ヨミさん、お疲れ様でした……目、よろしいのですか?」 
 クリス    :「そうですね……。思い出したことをお話しましょう。
        : ですが、まずはここを離れた方がいい」 
 四深     :「……目?」(手をふと左眼にやる) 

 四深     :「うわ!」(ばちん、と勢いよく押さえ手で隠す) 
 ポリビッチ  :「うん。ここは悪い気がギュンギュンしてます」
        :(パトランプグルグル) 
 千歳緑    :「そうですね、暗くなったら、下りられなくなってしまいますし」 

[Toyolina] ケータイで場所は記録しておく 

 四深     :「あ、ああ。とりあえず風呂にも入りたいしな……」 
 ポリビッチ  :「安心してください。
        : みんなが山を降りるまでこのポリビッチが付いてます!」 
 クリス    :(思い出した。それで分かった。
        : こんな危険なことに彼女たちは巻き込めない――) 

 四深     :(山を降りながら不安げに皆の様子を伺う。普段と変わった様子が
        : ないのを見ると、ほっとしたように胸をなでおろし呟く)
        :「……見られなかったみたいだな。暗くてよかったぜ……」 

[kurov]   幼い頃真っ黒な左眼のせいで孤立した記憶が蘇る

------ 

[Toyolina] #暗かったらかえって見えてしまう子がいるんですが
      どうしたものでしょう 
[Toyolina] #見てた方がいいですか? 
[kurov]   #見てると理由なき不安と恐怖に襲われます、普通の人は。
      死そのものを見てるというか。 
[kurov]   #平気な人は平気。 
[Toyolina] #平気だった 
[matuya]  #平気じゃないかも。 
[kurov]   #ステュクスとかは安心しかねない 
[kurov]    #睦生もきっと大丈夫。 
[Toyolina] #こいつら死属性多いんだw 
[kurov]   #懐かしいとか言い出す。 
[matuya]  #このパーティって神聖系呪文で半壊するんじゃw 
[Toyolina] #ポリビッチ以外死にそうだw 
[kurov]     #死にそうだなあw 
[kurov]     #ターンアンデッドされて恐怖のあまり逃げ惑う一行 
[matuya]    #敵ww 
[kurov]     #セービングスローに失敗し灰になって消え去る誰か。 
[kurov]     #阿鼻叫喚 
[Saw_vaio]  #黒クリーチャーばかりだった 
[kurov]     #基本的には四深の左眼は見てると不安と恐怖を感じるだけで
      普通の人は目をそらしてしまう、
      #よく知らなければ四深に近づかなくなる、というあたりの。 

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[matuya]  ――その後は何事もなく、ふもとに着いた。 
[matuya]  ふもとから見上げる霞山は、黒々と鋭角にそびえている。 

 ポリビッチ  :「ノイエちゃん、そんな格好で帰ったら
        : ご近所さんがみんな驚いちゃうよ……」 
 四深     :「……」(とりあえずジャケットを脱いでは見たが焼け石に水) 
 四深     :「……なんか着替え持ってきてくれないか?
        : 私はここで待ってるからさ……」
        :(茂みから顔出して) 
 ポリビッチ  :「私に任せて!」(ヨミをシャイニング死体袋に放り込む) 
 四深     :「うわ!」 
 千歳緑    :(みんなと別れてから、もう一度行ってみるか……)
        :「でも、そろそろ日も落ちますから、こっそり戻れば
        : 気づかれないんじゃないんじゃ……」 
 ポリビッチ  :(がっつり肩で担ぐ) 

 ポリビッチ  :「これで安心だよ!」 

[Toyolina] #ひ、下着姿/裸でシャイニング死体に 
[matuya]  #おじさまの怨念の残り香がw 

 ポリビッチ  :「それじゃあ、今日のところはノイエちゃんを送って帰るね。
        : また詳しい話は明日しよう! それじゃあね!」 
 千歳緑    :( 'д')「そ、それは確かに見えな……あ、あの……」 
 四深     :(くぐもった声)
        :「安心じゃねー!うわ、担いだまま走るな! おごっ」 

[kurov]   沈黙 

 クリス    :(手を振る) 
 ポリビッチ  :(ファンファンファンファンファン 

[Saw_vaio] ドップラー効果 

 クリス    :(首をかしげる) 

[kurov]   #そういや結局クリスさんどっちだったんでしょう。
      イケメン?イケメス? 
[matuya]  #メンにしようかw 
[Toyolina] #ポリビッチ爆釣や! 
[kurov]   #じゃあさすがにムツキのとこに二人きりにするわけにはいかないので
      #ヨミんち保護でw
 
 ポリビッチ  :「救急車輌でーす! 通りまーす!」(ノイエ宅) 
 ご近所さん  :(ざわ……ざわ……) 
 千歳緑    :「なんか騒がしいですね……」 

[Toyolina] #遅れて到着したらなんかカイジってるでござるの巻 

 四深@死体袋 :「歩いて帰ったほうがまだマシだった気がするぜ……」 
 ポリビッチ  :「さあ、ここまで来たらもう安心だよ。
        : それじゃあ、また明日ね!」
        :(死体袋を家の前に下ろしてジッパーを下げる) 
 クリス    :「ポリビッチさんは快活な方ですね」 
 ご近所さん  :「あらあら、お隣のヨミちゃんだったのね」
        :「なんであんな格好で……」
        :「それよりもあのコスプレは一体?」 
 四深     :(中で相当シェイクされたらしくぐちゃぐちゃ)
        :「……おう。また明日学校でな、弥生……」 

 四深     :「意味ねー……もう疲れた」
        :(ご近所さんに挨拶するのも忘れガラガラと玄関を開けて家の中へ) 

[kurov]   #お風呂タイム 

 千歳緑    :「……別れていくこともなかったかもしれませんね
        : ……では、私はここで。家、あちらですので」 

[Toyolina] @ヨミ家の前 

 クリス    :「今日は大変なことに巻き込んでしまいました。
        : どうぞお気をつけて」 

[matuya]  #ポリビッチと弥生は別人だとインプリンティングしておこう。 
[Toyolina] #ええ別人ということになっているんです 
[Saw_vaio] #すりこまれた^^ 

 くりす    :「ポリビッチさん……」(キラキラ) 

[matuya]  #弥生涙目。 
[Saw_vaio] #せっかくのイケメンチャンスが…… 


■現場百遍
----------

[Toyolina] この後、霞山の死体遺棄事件現場(犬)に戻って遺留品あさります 
[Toyolina] なんかありますか>遺留品 
[matuya]  鱗がありますね。 
[matuya]  鳥の死骸の芯が、大きな鱗です。 
[Toyolina] おおきなうろこ。 
[Toyolina] いっぱいあるんですね 
[matuya]  大きさはお猪口くらい? 
[Toyolina] でけえ 
[matuya]  あと。途中で気になる地形を見ます。 

 千歳緑    :(適当に拾ってジッパー袋に)「これが触媒……? 何?」 

[Toyolina] 地形とな 
[matuya]  何か戦闘の跡なのかもしれません。 
[matuya]  崖の一角が、磨いたような感じでスッパリと。 
[Saw_vaio] #おおう 
[Saw_vaio] #現場検証が進んでる 
[matuya]  これが切断だとすれば、恐ろしく鋭利な切断手段です。 
[matuya]  明らかに爪あとではありません。 

 千歳緑    :「まだ新しい……さっきはここまで下りてきてなかったし……
        :(面を手のひらで触れる)つるつる」 

[Toyolina] #夜しか役に立たない子なので! 

 ポリビッチ  :「これはただごとじゃないね……」(なんかいる!) 

[matuya]  少しぬれている。 
[Toyolina] (なんかいる!) 
[Toyolina] #液体はなんだろう。夜露とはおもえない 
[matuya]  滝の近くのような、清水の匂いがした。 
[Toyolina] #あんまり液体に夢中になってるとポリビッチとぶつかりそうだ
      (逆もしかり) 

 ポリビッチ  :「この匂い……清水のおじさんっ」 
 ポリビッチ  :(マジカル科学捜査キットが間違っていると教えてくれる)
 千歳緑    :(気になるな、これも採集しとこ。)
        :紙で一滴水滴を作ってスポイトで拾って別のジッパー袋に 
 
[matuya]  ポリビッチのパトライトが一瞬反応しかかり、戸惑ったように止まる。 

 ポリビッチ  :「……じゃあ、『水』? でも反応もないし」 

[Toyolina] #反応しかかったということは音は?音は? 
[Toyolina] #ここでポリビッチと遭遇しておくべきか否か…… 

[kurov]   ついくせで玄関の鍵をかけちゃって
      入れないクリスが開所の恐怖に怯えて
      ガンガンノックしたら風呂はいってるとこだったけどいけねってなって
      バスタオル一枚で鍵開けにいって
      ハダシで靴んとこに降りるわけにも行かないので
      小さい身長で頑張ってカギを開けようとしてやっと開いて
      クリスが入ってきたと思ったらバスタオルが取れて
      全裸見られたりしてる間に
      現場検証が進んでいることにして寝ます……あとでログちゃんと読もう 
[matuya]  #おいしいイベントが進んでいたw 
[Toyolina] #やっぱりクロウさんとこの子なので裸体見られたりするんですね 
[kurov]   #そういうのは偏見だよ! 
[kurov]   #状況的にしかたなかったんじゃよ…… 
[Toyolina]  #ちがうちがう同類を見つけたあの喜びです^^ 
[kurov]   #そういえばとよりんさんとこの子も…… 
[Toyolina] #うちの連中はそれを担保にしているようなもの
 
 ポリビッチ  :「水だとしたら一体どこから……」 

[matuya]  #付近の地面を探査しましたか? 
[Saw_vaio] #土を持って帰ります 

[matuya]  地面には足跡。 
[matuya]  ていうか壁面にも足跡。 

 千歳緑    :「……(誰かいる……)」
 
[Toyolina] デミトリ風バックダッシュで後方に移動 
[matuya]  足跡というかこれは、馬の蹄鉄跡。 

 ポリビッチ  :「……ヤマさんが言ってた。
        : どんな事件にも必ず解決の糸口ははある、
        : 要は諦めないかどうかだって」(足跡を追っていく) 

[matuya]  蹄鉄跡は崖の垂直面を十数メートル走り、途中で九十度方向転換して、
      跳躍している。 

 千歳緑    :(……弥生さん……仕事熱心だな……) 
 ポリビッチ  :「……もしかしてここは競馬場だったんじゃっ」(くわっ) 

[matuya]  #ないないw 

 千歳緑    :(吹いた) 

[Toyolina] #これで気づかれてもしょうがない 

 ポリビッチ  :「だれですか!」 
 千歳緑    :「こんばんは、ポ……リビッチ。私です」 
 ポリビッチ  :「! 大助かりだよー。
        : 私は捜査に専念するから考えるのおねがいしていい?」 
 千歳緑    :「は、はい……? はぁ……それはいいんですが……」 


時系列と舞台
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12月

解説
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 顕れ出るは『騎士』の影
 次回 「夜の現場検証」
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Matuya


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