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Date: Thu, 25 Dec 2008 01:08:22 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 32024] [HA21L] チャットログ『物語の終焉 後編』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20081224160822.9318849DB02@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 32024
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/32000/32024.html
2008年12月25日:01時08分22秒
Sub:[HA21L]チャットログ『物語の終焉 後編』:
From:久志
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
チャットログ『物語の終焉 後編』
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登場人物
--------
佐上銀二（さがみ・ぎんじ）
：クカラチャと呼ばれる吸血鬼の一人。
キャリー
：「陽気な爆弾」サーカスに攫われ殺人兵器に仕立て上げられた。
陣内蒼助（じんない・そうすけ）
：諜報機関に所属するエージェント。超再生体質を持つ。
レニー
：かつて吸血鬼狩り組織にいた少女。その心は既に壊れている。
ウヤダ
：腕利きのハンター、元吸血鬼狩り組織に身を置いていた。
突き刺さる言葉
--------------
[Hisasi] ＃銀二とレニーが対峙する中
ウヤダ ：「…………キャリー」
蒼助 ：ツカツカと悠長に近づいて行く
キャリー ：「シンパイ、イラナイ」
：（笑顔でナイフを拾い上げ、レニーに向き直る）
ウヤダ ：「……キャリー」＜思わずその手を止めようと
蒼助 ：「外へ行くのかキャリー」
キャリー ：「ソウスケ……ワタシハタスケル、ウヤダ、モ、
：ギンジ、モ」
蒼助 ：「結論から言えばやめておけ。だが止めはしない」
蒼助 ：「好きにしろ」
ウヤダ ：「……キャリー」
[Hisasi] ＃手が震えた
[kurov] ＃戦闘に戻ろうかな！そしてピンチになりたいな！
[Hisasi] ＃じゃあ、かばって怪我したいね＾＾
蒼助 ：「惨めだなウダヤ。調子はどうだ？」
ウヤダ ：「…………俺は」
[Hisasi] ＃レニーのものになる
[Hisasi] ＃そのつもりだった
[Hisasi] ＃せめて死ぬときは
ウヤダ ：「…………俺は」
蒼助 ：「気迫が無いな。タフな女に吸い取られたか？」
[arca] ＃くくと笑ってと嘯く
ウヤダ ：「……レニーは、狂っていた……既に……」
蒼助 ：「そうだな。わかりきっていた事だろう」
ウヤダ ：「……っ」
[Hisasi] ＃ずきり
蒼助 ：「それで？お前はどうするつもりだ」
ウヤダ ：「……銀二……キャリー」
蒼助 ：「あの二人は何のために戦っているかわかるな」
ウヤダ ：「…………俺、の…………為、なの、か」
[Hisasi] ＃なければそのままやっちまうぜ！
[arca] ＃ボクも探そう
[arca] http://kataribe.com/IRC/KA-06/2008/11/20081126.html#230000
蒼助 ：「その通りだ。お前のためだ」
ウヤダ ：「……何故だ……俺は……レニーの心もわからなかった
：……あいつらの為に何も……できなかった」
ウヤダ ：「……俺は、なにひとつ」
[Hisasi] ＃ここらで、会話の最初でいけそうかな
蒼助 ：「その通り。お前は実に中途半端だな」
[arca] ＃いくぜ
[Hisasi] ＃うい
ウヤダ ：「…………（ぐっ）」
[Hisasi] ＃痛い
蒼助 ：「お前がやろうとしている事はだいたい察しがつく」
ウヤダ ：「……せめて……最期だけは」
ウヤダ ：「…………何一つできなかった、あいつの為に…………」
[Hisasi] ＃一緒に死んでやることぐらいしかないのか、と
蒼助 ：「じゃあキャリーはどうする？ 銀一は？」
蒼助 ：「償いだ購いだどいう。だが、あとに残った二人の分は
：どうするんだ」
ウヤダ ：「……二人、は……あいつらだけは……」
[Hisasi] ＃自分がレニーと道連れになってでも、あの二人だけは護りたかっ
たんじゃないのか？
蒼助 ：「甘いのは別に良い……だがそれは違う。あまりにも見苦
：しい」
ウヤダ ：「…………（ずき）」
蒼助 ：「二人だけじゃない。あの女に対してもそうだろう？
：中途半端にした結果だ」
ウヤダ ：「…………っ」
蒼助 ：「少し聞いてやろうか。レニー。だったな」
[arca] ＃確かあまり知らなかった気がする
ウヤダ ：「…………ああ（掠れそうな声で）」
ウヤダ ：「……妹だ……俺は、ずっと…………そう思っていた」
[Hisasi] ＃でもレニーはそうじゃなかった
蒼助 ：「妹。か」
ウヤダ ：「……あいつは、そうじゃなかった……俺は」
[Hisasi] ＃痛い、ものすごくいたい
ウヤダ ：「…………あいつが、狂ったのは、壊れたのは…………
：モローのせいでは、なかった…………」
[Hisasi] ＃いっちゃってください
蒼助 ：「はっ、御名答。察しがいいなウダヤ。そこでとぼけて
：いたら怒る所だった」
ウヤダ ：「……っ」
[Hisasi] ＃肩が震えた
蒼助 ：「その通り。お前がちゃんと、”妹”の事を考えていれば、
：少なくとも今こうやって号泣しながら斧を振り回す様には
：なっていなかったはずだ」
ウヤダ ：「…………俺は、レニー、俺は……」
[Hisasi] ＃外で銀ちゃんと対峙するレニーを見て
蒼助 ：「どうせあれも孤児だったんだろう。拾ったのはお前か？」
ウヤダ ：「そうだ……俺が拾って……俺が……鍛え上げて、いつも
：後をついてきて………………あいつは」
蒼助 ：「手など差し伸べてやらなければ良かった。そうすれば人
：として死ねた」
ウヤダ ：「……っ」
[arca] ＃言葉を遮るように
蒼助 ：「そうして？武器を持たせたのか？」
ウヤダ ：「…………そうだ、泣いて怯えるあいつに武器を持たせた、
：戦いの術を教えた…………」
蒼助 ：「武器など持たせるべきではなかった。お前は剃れができ
：たはずだろ。そうすれば少なくとも妹として死ねた。」
[arca] ＃また遮る様に
ウヤダ ：「…………俺が」
[Hisasi] ＃全身が崩れ落ちそうになりながら
蒼助 ：「それで？そうやって殺しを覚えた”妹”にお前は何をし
：てやった？」
ウヤダ ：「…………」
[Hisasi] ＃何もしなかったです
ウヤダ ：「……俺は、何も返さなかった……求めてきたときも、
：拒否した……あいつには……」
[Hisasi] ＃妹で居てほしかった
蒼助 ：「フン…そこまで引きずり込んでおいて、何もしなかっ
：たのか？」
ウヤダ ：「…………（ぐっ）」
蒼助 ：「ちゃんと感情を潰してやれば良かった、そうすれば家族
：として死ねた」
[Hisasi] ＃はを食いしばった
蒼助 ：「妹で居て欲しかった……笑えないな。今それは”怪物”
：として死ぬしかない」
[Saw] ＃やあ、なんか割りとウヤダが積極的に悪い気がしてきましたよｗ
[Hisasi] ＃ですよね
ウヤダ ：「……俺は」
蒼助 ：「なぜだ？」
ウヤダ ：「…………それは」
[Hisasi] ＃俺のせいだ
[arca] ＃蒼助は毒舌で通すぜ
[Hisasi] ＃俺が何も返さなかったからだ
ウヤダ ：「……俺の、せいだ」
蒼助 ：「その通り。お前が中途半端にしたからだ」
蒼助 ：「モローじゃない、他の誰でもない。”ウヤダ”、お前だ」
ウヤダ ：「……っ」
[Hisasi] ＃ぶっさされた
[Hisasi] ＃ぐっさりきた
ウヤダ ：「………………レニー」＞肩を震わせながら
ウヤダ ：「……！」＞銀ちゃんが潰されたのを見て
蒼助 ：「彼女にしてやれる事は何だ？二人にしてやれる事は……
：何だ？」
ウヤダ ：「…………俺は（目に光が戻って）」
[Hisasi] ＃殺し屋の顔になった
ウヤダ ：「……俺は、あいつを止める、あいつの悪夢を終わらせる
：……二人を」
[Hisasi] ＃よろっと立ち上がった、ナイフを手に
ウヤダ ：「……銀二！！」
[Hisasi] ＃立ち上がった、動じに駆けた
[Hisasi] ＃２１へいくぜ
蒼助 ：「そうだな。それでいい」
[arca] ＃了解です
[arca] ＃ああ、ウヤダ。ごめんね。Byボク
[Hisasi] ＃ＰＬ的には大変ごちそうさまでした（うえへへへ
[arca] ＃わ、わらっているw
蒼助 ：「くく…その目のあとお前はどんな目をするんだろうな」
蒼助 ：「とても楽しみだ」
[arca] ＃こつこつと足音を立ててウヤダのあとを追う
兄妹の決着
----------
[Hisasi] ＃けりを刀でうけられて、血をながしつつも再生し
銀二 ：「…………」
レニー ：「…………お前が、ウヤダを奪った…………」
[Hisasi] ＃ウェディングドレスは真っ赤な血で染まって
銀二 ：「さぁなぁ……ッ!!」
レニー ：「ウヤダは、渡さないっ！！！」
[Suo] ＃続けざまに牽制
[Hisasi] ＃攻撃どぞ
[Suo] さきほどと同じく強制９で
[Hisasi] ＃そろそろ再生者の数値が３になったかな
[Suo] 15+3-9-2d6
[kataribe] Suo: 15+3-9-8(2D6) = 1
[Suo] ＃あぶねぇ……
銀二 ：「どうした？さっきから鈍っとるようじゃが」
レニー ：「……負けない……わたしは、レニー」
キャリー ：「ギンジ！」（ウヤダから離れ、レニーに対して構える）
銀二 ：「キャリー！ 来るな！！」
[Hisasi] ＃死神ウヤダと肩をならべた泣き虫レニー
銀二 ：「ウヤダ！ 何して居る！！ 御主のためにキャリーが命
：張っとるのに当の御主はウジウジしている心算かっ！！」
レニー ：「……渡さないっ」
[Suo] ＃ウヤさんの方は向かない(向けない)が、KA-06のウヤさんに向かって
呼びかけるぜー！
[Hisasi] ＃おう、ずきりときてるぜ
銀二 ：「ウヤダっ！！」
キャリー ：（少しずつ位置を調節し、銀二と対峙するレニーの死角を奪う）
[Hisasi] ＃とりあえず、さっきの攻撃はまともにうけたことにして
[Hisasi] ＃擬似再生者が３になりました
銀二 ：（いざという時にはキャリーとレニーの間に飛び込んで、
：キャリーの盾になれるように移動し）
[Hisasi] ＃次はレニーが攻撃
[Hisasi] ＃銀ちゃんに
[Suo] ＃よし来ーい！
レニー ：「……もう、誰にも誰にも誰にも渡さない、ウヤダを奪う
：もの、みんな死んでしまえばいい！！！」
[Hisasi] ＃戦闘術:15、強化改造人間:３ 振りかぶって両腕狙ってぶちきっ
てやる
[Hisasi] ＃強制１２ 目標６
[Hisasi] 2d6
[kataribe] Hisasi: 9(2D6) = 9
[Hisasi] 2d6
[kataribe] Hisasi: 6(2D6) = 6
[Hisasi] #
[Hisasi] ＃きた
銀二 ：「くっ!!」
[Hisasi] ＃レニー 4/5
レニー ：「しんじゃえ！しんじゃえしんじゃえしんじゃえ！！！！！」
[Suo] ここで復元の呪い:15と強固な再生力でぞるぞるするぜー
[Suo] 15+3-12-2d6
[kataribe] Suo: 15+3-12-8(2D6) = -2
[Suo] 15+3-12-2d6
[kataribe] Suo: 15+3-12-10(2D6) = -4
[Suo] 直らんかったorz
[Suo] 5/10
銀二 ：「ちぃっ!!」
レニー ：「……ふふ、ふふふふふふふ、あはははははははは！！！」
[Hisasi] ＃もう、まったく正気の失せた顔で
[Hisasi] ＃だが、両目からは涙をこぼしながら
[Hisasi] ＃次ターン
キャリー ：（無言で銀二を切り刻むレニーの背後に近づき、肝臓を
：狙ってナイフを突き込む）
：「ウヤダハ……カエルノ。ミンナ ト イッショニ」
[Hisasi] ＃うい、不意打ちでぶっさされました、ということにした
レニー ：「！！」
[Hisasi] ＃ぶしっと
レニー ：「こ……のっ！！」
[Hisasi] ＃蹴っ飛ばして離れてごろごろ転がった、
キャリー ：（跳ね飛ばされるが壁を蹴って衝撃を散らし、静かに降り
：立つ。ナイフはレニーに残したまま）
レニー ：「お前がっ！ お前らがっ！！ ウヤダを盗った！
：ウヤダの心を盗った！！！」
[Hisasi] ＃涙をこぼしながら
銀二 ：「…………」
[Suo] ＃レニーとキャリーの間に立ち、キャリーに攻撃が及ばないようにし
[Suo] ＃すみません、10分ほど離れます；
[Hisasi] ＃あい
[Suo] ＃お待たせしましたー
[Hisasi] うい
[Suo] ＃次はレニーさんのターンでしたっけ？
[Hisasi] ＃じゃあ、銀ちゃん再生中なのでキャリーめがけて斬りつけるぜ
[Suo] ＃再生中だけど動けるから間に入って止めるぜー！
[Suo] ＃おｋ？
[Hisasi] ＃おけー
[Hisasi] ＃戦闘術:15、強化改造人間:３
[kurov] ＃どちかというとそろそろぶっとばされてトドメ刺されたい！そして
ウヤダに庇ってほしい！でも06はまだか。
[Hisasi] ＃とりあえず、今回の攻撃しのいでからかな。判定なしで銀ちゃん
ぶっさして次で、というのでどうよ
[Suo] ＃という流れでっ
[Hisasi] ＃おけ
[Hisasi] ＃じゃあ、銀ちゃんぶっつりぶっさされたよ＾＾
レニー ：「お前がっ！！」
銀二 ：「危ないっ！！」
[Hisasi] ＃どすぅ！
銀二 ：「……っは！！」
レニー ：「お前達がっ」
[Hisasi] ＃涙をこぼしながら
銀二 ：「ウヤｄ（ぶしゃっ!!」
[Suo] ＃頭潰され
[Hisasi] ＃お前達がウヤダをとったから、あんなに頑張っても手に入らなか
ったウヤダの心をてにいれて、ゆるせないゆるせないゆるせないっ
[Suo] ＃すぐに再生し
銀二 ：「御主はまだそんなこｔ（ずぐしゃっ！！」
レニー ：「しんじゃえ！ しんじゃえ！！ ウヤダの心は！！
：わたさない！！」
銀二 ：「しゅるっ）いい加減にし（ぐちゃっ！！」
[Suo] ＃再生しては潰され、潰されては再生し、その繰り返し
銀二 ：「しゅるっ）渡さんも何も……ずっと昔から御主のもの
：では（ずぐしゃっ」
キャリー ：「ギンジ！」（レニーに体当たり）
レニー ：「っ！」
銀二 ：「キャリー！！下がれ！！下が
：（ぐしゃっ！べしゃっ！どしゃっ！！」
[Hisasi] ＃つぎはキャリーに切りかかろうとして
[Hisasi] ＃間にウヤダが入ってレニーに一撃かな
レニー ：「お前がっ！！！」
[Hisasi] ＃キャリーにナイフを振りおろす
[Hisasi] ＃そこに
キャリー ：（レニーを正面から睨みつけるが打つ手はない）
ＳＥ ：どすっ
[Hisasi] ＃あれ、キャリー痛くないよ
[Hisasi] ＃って痛点がないからだけど、ささってないね
レニー ：「…………え」
キャリー ：「……ウヤダ！」
ウヤダ ：「……（その腹にナイフが深々と刺さってる）」
[Hisasi] ＃二人の間にはさまるように
[Hisasi] ＃そして、その右手に握ったナイフが
[Hisasi] ＃レニーの心臓に突き刺さってる
銀二 ：「…………おぉ」
レニー ：「う……あ」
[Hisasi] ＃白煙があがってる
[Hisasi] ＃聖別ナイフでしたか
蒼助 ：（ダイブ遅れて建物から出てくる）
ウヤダ ：「銀二、キャリー、すまん……」
[Hisasi] ＃そのままレニーを蹴り飛ばす
銀二 ：「やっと……戻ったか……」
[Suo] ＃まだ半壊状態
[Hisasi] ＃あとは、全員で強制１１を成功したらレニー瀕死でいいよね
(判定めんどうになった
[Hisasi] ＃技能はなんでもいいよ
ウヤダ ：「……すまん……」
[Hisasi] ＃キャリーをかばいながら
レニー ：「ウヤダ……どうして？……ウヤダ……わたしたち」
[Hisasi] ＃がらあきだぜ
[Hisasi] ＃銀ちゃんも再生してておっけーよ
[Suo] ＃あいさー
[Hisasi] ＃白煙をあげる体は、再生が止まってる（ことにした）
[kurov] ＃殺人術15+交友関係ウヤダとギンジ3
蒼助 ：「愛しているからだろ？ なぁウダヤ」（銃を構える
ウヤダ ：「……レニー」
[Hisasi] ＃ナイフを構えて
[kurov] 15+3-11-2d6
[kataribe] kurov: 15+3-11-6(2D6) = 1
レニー ：「……ウヤダ……」
銀二 ：「…………」
[kurov] ＃殆ど戦闘してないからもあるけど余力一点も使わなかった……
[Hisasi] ＃ナイフ戦闘:15 Dr.モローにより改造強化された身体：３
強制１１、目標７
[Hisasi] 2d6
[kataribe] Hisasi: 10(2D6) = 10
[Hisasi] 2d6
[kataribe] Hisasi: 7(2D6) = 7
[Hisasi] #
[Suo] ＃剣術15＋武芸の達人:3
[arca] ＃拳銃の扱い（ガンカタ）:15 オーバーキル:3
ウヤダ ：「愛してる、レニー。だから……終わらせてやる」
レニー ：「……ウヤ……ダ……」
[Suo] 15+3-11-2d6
[kataribe] Suo: 15+3-11-7(2D6) = 0
[Hisasi] ＃呆然としてる、でも、涙は止まってる
[arca] 2d6
[kataribe] arca: 10(2D6) = 10
[arca] 体力
[arca] 2d6
[kataribe] arca: 9(2D6) = 9
[arca] 2d6
[kataribe] arca: 5(2D6) = 5
[Hisasi] ＃おけ
[Hisasi] ＃とりあえず、がすがす撃たれて、なます切りにされて
[Hisasi] ＃ナイフで一撃くらって
レニー ：「ぐあああぁっ」
[Hisasi] ＃もう再生しなくなったからだが、ボロクズのように倒れた
レニー ：「ウヤダ！ウヤ……ダ……」
ウヤダ ：「すまん、最後は……俺に」
[Hisasi] ＃みんなに
[Hisasi] ＃そして、ナイフを構えて跳ぶ
レニー ：「ウヤ……」
ＳＥ ：ドスッ
[Hisasi] ＃聖別ナイフが、深々と再び心臓を突き刺した
ウヤダ ：「…………レニー」
[Hisasi] ＃倒れたままのレニー
レニー ：「……ウヤダ……わた……し」
ウヤダ ：「……愛してた、レニー」
蒼助 ：「……」
ウヤダ ：「生きていたかった……朝殴り飛ばされて起きることも
：ない、血にまみれなくてもいい、カビの生えてないパンが
：あって、仲間の肉が入ってない食事があって、積み上げら
：れた死体を運ばなくてもいい、虫の湧いていない毛布が
：あって、何にも怯えなくてもいい、そんな世界で……」
[Hisasi] ＃だが心臓を抉りこむナイフの刃は容赦なく
ウヤダ ：「そんな世界で……」
[Hisasi] ＃ぽつりと
[Hisasi] ＃涙がおちた
ウヤダ ：「お前と……生きて居たかった！」
[Hisasi] ＃抉りこむ刃
レニー ：「……（かはっ）」
[Hisasi] ＃吐き出す血
[Hisasi] ＃ゆっくりと、レニーの目から光が消えていく
レニー ：「……ウ……ヤ……ダ……わた……し……」
[Hisasi] ＃ウヤダの頬に手をのばそうとして、
[Hisasi] ＃のばそうとして
[Hisasi] ＃落ちた
[Hisasi] ＃終わった
ウヤダ ：「………………レニー」
[Hisasi] ＃よろっと、その場に膝をついた
銀二 ：「……」
[Hisasi] ＃うつむいたまま
キャリー ：「ウヤダ！」（抱きつく）
蒼助 ：「…」（ぱちぱちぱち
ウヤダ ：「キャリー……」
キャリー ：「ウヤダ、ウヤダ、ウヤダ……」
[arca] ＃何故か一人で拍手している
[Hisasi] ＃頭を撫でた
ウヤダ ：「すまん、キャリー……」
[Hisasi] ＃抱きしめて
[Hisasi] ＃立ち上がろうとして立てない
[Hisasi] ＃腹ブッ釣り刺されたのは結構深かった
[Hisasi] ＃銀ちゃん助けてくだせえ
銀二 ：「…………」
[Suo] ＃肩を貸そう
[Hisasi] ＃うい、
[Hisasi] ＃じゃあ、肩を貸してもらって立ち上がって
[Hisasi] ＃たぶん時間にすれば３０秒くらい
ウヤダ ：「……」＞銀ちゃんの肩をつかんだ、肩口に顔を埋めて
[Hisasi] ＃ぎゅっと、一度強くしがみついた
銀二 ：「…………」
蒼助 ：「アンコールを要求するヤツは…いないな。じゃあ俺は
：帰ろうか」
[Hisasi] ＃泣いてるのか、
[Hisasi] ＃ただ、その姿は
[Hisasi] ＃子供がしがみついてるようにも見えた
[Hisasi] ＃で、３０秒たったらはなれるよ
[Hisasi] ＃そのまま肩借りて
ウヤダ ：「……銀二」
銀二 ：「ん？」
ウヤダ ：「すまん」
銀二 ：「いや、謝ることは何にも無いぞい。なぁキャリー」
ウヤダ ：「…………」
[Hisasi] ＃ぼそり、と
ウヤダ ：「…………ありがとう」
[Hisasi] ＃また泣きそうになったけど、我慢した
[Hisasi] ＃帰ろう
銀二 ：「…………さぁ、帰るぞぃ。香方達に留守番頼んでおるし
：のぅ」
蒼助 ：「……」（ありがとうに反応し肩眉をつり上げる
ウヤダ ：「…………ああ」
[Suo] ＃アジトは
[Hisasi] ＃肩借りたまま
[Hisasi] ＃こんな感じで締め、と
[Hisasi] ＃お付き合いありがっとー
[arca] ＃おつかれさまでした
[Suo] ＃いえいえ、こちらこそー
[Suo] ＃お疲れ様でしたー
[Suo] ＃だがしかし
[Hisasi] ＃いやあ、長くなってすまぬ
アジトは散々の有様に
--------------------
[Suo] ＃久々に帰ったアジトは
[Hisasi] ＃ふむ？
[Suo] ＃テトラたんの手で魔改造されていることなど
[Hisasi] ＃…………
[arca] ＃劇的ビフォーアフター
[Suo] ＃今の彼らには予想も付かないことであった……
[Hisasi] ＃ウヤダんが愚痴口いいながら部屋の片づけをする姿を想像しました
[Saw] ＃おつかれさまー
[Hisasi] ＃お前は女に甘い！と
[Saw] ＃まさかのテトラオチｗ
[arca] ＃ああ、これがでもバカなんですね
[Suo] ＃落としてみたｗ
[Hisasi] ＃ですね！
[Hisasi] ＃しっかりウヤダンもいたぶれたし
[Hisasi] ＃楽しかった＾＾＾
[Hisasi] おつかれでしたー
[Suo] お疲れ様ですー
[kurov] おつかれしたー
[kurov] とはいえまだ中ボスが終わったばかるぃ。
[arca] まだたくさん居るー
レニーとの死闘、終わり。
ちょっと中だるみしたかなーとか反省点。もっとつめておくべきだった。
時系列と舞台
------------
2008年11月末
解説
----
擬似再生者レニーとの死闘。血を吐くような叫びと、別れと。
http://kataribe.com/IRC/KA-06/2008/12/20081204.html#010000
http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/12/20081204.html#010000
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上
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