[KATARIBE 32019] [HA21L] ファンシー好きは人間らしさの発露

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Date: Tue, 23 Dec 2008 22:35:24 +0900
From: Subject: [KATARIBE 32019] [HA21L] ファンシー好きは人間らしさの発露
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA21L] ファンシー好きは人間らしさの発露
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登場人物
--------
HA21C:Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ]
[吸血鬼][ドS][小悪魔]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
HA21C:世界はいつでも流れている:今宮タカ(いまみや・たか)
    http://kataribe.com/HA/21/C/0027/
HA21C:強化改造人間:ウヤダ[改造人間][円卓][ツンデレ][銀二にしか懐かない]
[キャリーの兄のようなもの][致命的に女運が悪い][何故かドSに好かれる][紳士]
[総受け][ぷよ好き]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0062/


戦利品発見
----------


 淡蒲萄    :「……鞄からなんかはみ出てるけど何それ(興味しんしん)」

[ER]    ぶわはははは

 ウヤダ    :「いや、気にしないでくれ」

[Hisasi]  おしこみつつ
[ER]    か、かばんからはみ出るぷよぷよっ(つぼにはまったらしい)
[Tihiro]  ぷよーん。

 淡蒲萄    :「お土産? プレゼント? あ、ゲーセンで取ったとか?
        :(興味しんしんなので押し込む様を観察)」

 #花澄    :「ぷよぷよぬいぐるみくらいなら、いつでも作りますから。
        :いつでも言ってね(にこっと)」
        :<恐らくうやだんに人形を渡した時に

[ER]    ……というわけでうやだん。一番いいのは、さっとそれをうー
      ちゃんにあげちゃってごまかすって手だよ。
[Tihiro]  そんなことが彼に出来るのだろうか……(ぉぃ
[Toyolina] せっかくもらったのにあげるのか! 手放すのか!?
[ER]    ……いや……出来ないだろうなあとは思ったが、一応は、ねえ?

 ウヤダ    :「……これは、、、もらったものだから、渡せない」

[Hisasi]  あげないぞ
[Hisasi]  絶対に
[Hisasi]  言わなくても、なんとなくオーラが
[Tihiro]  ですよねーw

 淡蒲萄    :「別にほしいっていうわけじゃなくって、なんかキャラ
        :違うくない? っていうギャップがね(鞄を後ろ手に隠す
        :ウヤダ先生を)」

[Hisasi]  ぶうw

 ウヤダ    :「……おかしいだろうか?」>隠してる

[ER]    ……いやだって、編んでみたくなるじゃないすか<こらまて
[Hisasi]  なんとなく自覚はある
[Hisasi]  でも、気に入ってる、、、

 淡蒲萄    :「おかしいっていうか……(目が笑った。危険だ!)面白い?」
 ウヤダ    :「……面白い、だろうか(ううむ、似合わないのは何となく
        :自覚がある)」

[Hisasi]  ううむ、と考え込んだ(ちょっといぢりたくなる)

 淡蒲萄    :「うん、渋い系の人だと思ってたら結構ファンシー系好き
        :とか、印象いいと思うな」
 ウヤダ    :「……そうか」

[Hisasi]  でもちょっと気恥ずかしそうだ(そんな、燃料を、、)
[Hisasi]  餌をなげいれるようなものよ!?

 淡蒲萄    :「あんまり見られないようにしといた方がいいよね、その鞄。
        :公子さまとかササロワとか……」

[Hisasi]  はぁはぁされるよ、、、
[Hisasi]  ウヤダんかわいいようやだん(はぁはぁ)
[Hisasi]  用意に目に浮かぶよ、、、

 ウヤダ    :「……そうする」

[Toyolina] お歳暮にぷよまんが届く
[Hisasi]  よろこんじゃうだろw
[Tihiro]  うひひw
[Toyolina] ぷよまんをくれるなんて公子もいいところがあるな
      わかってくれたかいウヤダくぅーん!!
[Hisasi]  それはねえ! w
[ER]    ……あれですか。饅頭の入ってそうな箱に、饅頭のかわりに、
      同じくらいの大きさの、ぷよぷよ人形がごろごろ入ってるって
      やつですか!
[Tihiro]  こんなのとか。 http://www.ragnarokonline.jp/goods/poringman/
[Toyolina] ぷよぷよの形をしたまんじゅうポリーン
[Tihiro]  これはポリンまんw

 淡蒲萄    :「ちゃんと内緒にしとくから(一応天井を見る。いつササ
        :ロワがぶら下がっているとも限らない)」
 ウヤダ    :「……ああ」

[Hisasi]  もそもそと押し込んで

 淡蒲萄    :「宅急便で送ってもらうとかすればいいのに(くるっと背を
        :向けると黒髪が揺れた)」

[ER]    ……そして、このポリンなら編むのは簡単! と……思った己と、
      多分花澄と真帆が(爆)

 ウヤダ    :「……いや、自分で持ち帰るほうが」

[Hisasi]  送るよりもっていきたいんだね、こんちくしょう
[Tihiro]  うふふw
[Hisasi]  ちょっと目をそらして
[Toyolina] 可愛いヤツ!

 淡蒲萄    :「……今度似たようなの見つけたら教えるなり買っとくなり
        :しとくね」
 ウヤダ    :「……ああ」

[Tihiro]  もうこういう人にしか見えなくなってきたw
[Hisasi]  何を間違えたんだ、、、
[Hisasi]  何もかも間違えた気がする、、
[ER]    とりあえず、タカの持ってたぷよぷよさんをぢっと見たところから、
      間違いが拡大したよ。
[ER]    (断言
[Hisasi]  orz
[Toyolina] 燃料危険


はぐれメタルとみけねこ
----------------------

[Toyolina] 可愛い系の見つけ次第がんがんメールするので覚悟しろ
[Hisasi]  きゃあw
[Hisasi]  キャリーが喜ぶから(いいわけ)
[Toyolina] 免罪符はつようござるなあ

 淡蒲萄    :「これちょっと可愛かったからあげる!」

[Toyolina] はぐれメタル消しゴム
[Toyolina] 堅くて紙が破れる
[Tihiro]  ダメな品w
[Toyolina] でも可愛い
[Toyolina] つぶらな瞳
[Toyolina] ゆるい口元

 ウヤダ    :「……ああ、丁度」

[Toyolina] 思わずねこも攻撃するかわいさ
[Hisasi]  消しゴムが足りなかったんだ(いいわけ
[Hisasi]  紙破けるんですが、、、
[Toyolina] 堅いな(ビリ
[Tihiro]  苦しいですw

 タカ     :「おじちゃん。花澄のおねーちゃんが、これ、おじちゃん
        :好きならあげてって!」

[ER]    ……あれだ。猫のあみぐるみだよ。

 ウヤダ    :「ああ……彼女か」

[Hisasi]  もらう
[ER]    <最近の会心の出来さ!(本体の)
[Hisasi]  可愛いもん集まってくるんですが、、、(うれしい
[Hisasi]  キャリーも喜ぶし(こいつ、、

 タカ     :「どっちがいい? しゃむねこさんと、みけねこさんと」
 ウヤダ    :「……」

[ER]    灰色で、耳とかてのさきが黒いのと、三毛のと
[Hisasi]  三毛猫のオスは船が沈まないという
[ER]    うむ!
[Hisasi]  オスなんか? いやどうでもいいんだが、、

 タカ     :「……ど、どっちかだからね!」
 ウヤダ    :「三毛猫にする」
 タカ     :「……はいっ」

[ER]    てわたしっ

 ウヤダ    :「ああ」

[Hisasi]  ♪
[ER]    ……いやほら、どっちも欲しかったかもだよ(笑)>タカ>三毛も
      シャムも

 タカ     :「花澄おねーちゃんが、可愛がってねって言ってた!」
 ウヤダ    :「ああ」

[Hisasi]  内心嬉しい
[Hisasi]  ……ウヤダン
[Hisasi]  アンタ、、、
[ER]    ……。
[ER]    いやほら、作り手としては冥利に尽きますがね。

 淡蒲萄    :「また増えてる……」
 ウヤダ    :「……もらいもので」

[ER]    でもこう
[ER]    うやだん。貰った人形とか
[ER]    きゃりーが「これ欲しいよ」とゆーても、あげるまでに間があり
      そうだ(笑

 淡蒲萄    :「……? どうせなら部屋に飾っといたらいいのに」

[Toyolina] 自分が堪能してからかよw
[ER]    いや、キャリーが本気で欲しいゆーたらあげそうだけど(笑
[Hisasi]  キャリーが欲しいってゆったらあげるよ!
[Hisasi]  ぷよでも
[Hisasi]  ものすごく名残惜しくてもあげるよ!
[ER]    でも、きゃりーたんが、じゃあいい、って言ったら、うれしそーに
      また枕にするだろう!
[ER]    >ぷよ
[Hisasi]  ……する
[ER]    (きゃりーたんいい子だから、うやだんが惜しそうにしたら押さ
      ないと見た)
[Hisasi]  きっと、


淡蒲萄さんのドS
---------------

 淡蒲萄    :(ウヤダ先生の本日の戦利品を観察している)
 ウヤダ    :(♪)

[Toyolina] どれが一番可愛いかな、と品定める目だ
[ER]    ……みけねこあみぐるみは可愛いぞ<個人的に

 淡蒲萄    :(なにやら念入りに並び替えているみけねこをつまみ上げた)
        :「これかわいい!」

[ER]    目が、でっどすとっくのびーずなんだ
[ER]    綺麗な緑色なんだ

 ウヤダ    :「ああ……それは」

[Hisasi]  作ってもらった三毛猫
[Hisasi]  船が沈まないから
[Toyolina] やめて、もっていかないで、その悲しげな瞳を拝みたいがために
[Hisasi]  どこの船のことゆってんだよ、お前

 ウヤダ    :「……」

[Hisasi]  それをもっていくのか、それを
[Hisasi]  船が(しつけえよ
[Toyolina] うけるwwwwwwww

 #タカ    :『花澄おねーちゃんが、可愛がってねって言ってた!』
        :『可愛がってって言ってた!』

 ウヤダ    :「それは……困る」

[Hisasi]  もってかないで、、、、
[ER]    えこーえこーえこー(おい

 淡蒲萄    :「やーこのお腹の模様とかすごい黄金比……これほしい
        :なー、うちの子にしたいなー」

[Hisasi]  というか、もってっちゃおうかなー(うへへ)って、物悲しげな目を
      するのをたのしんでいる!
[Toyolina] 結構ほしいけどそっちが本命です!

 ウヤダ    :「……いや、それは……大事ににしてほしい、と……」

[Hisasi]  やめて、もってかないで、、、

 #花澄    :「三毛はねえ……あれは結構、いきあたりばったりで編ん
        :でるから、色をかえるとこが適当で、同じものを二つ編む
        :のは大変なんだよねー」

[ER]    (陰の声)
[Toyolina] きゃーゾクゾクするー

 ウヤダ    :「……それは、できれば……残して欲しいのだが、他のは
        :どうだ?」

[Tihiro]  もう、うやだんこどもみたいになってるw
[Hisasi]  かわいそうにw
[ER]    そこは駄目! ときっぱり言うべきだようやだん。
[ER]    ぼきはきっぱり言うぞ!!
[ER]    <みけねこをちょーだい攻撃に晒された奴曰く
[Toyolina] それが言える子ならドSに目をつけられたりはしない……
[Hisasi]  いや、だって、もともと可愛いものに対しての優先権は女子供だ
      という常識的な、、
[ER]    違うな

 #花澄    :「こういうのってね、私が、欲しいなって人を見て、ああ
        :本当に欲しいなって思って……初めて可愛いのが作れるん
        :ですよ」

[ER]    にこにこと

 淡蒲萄    :「えー、そんなにいっぱいもらったら悪いし……でもなー
        :……そんなに大事なんだったら、ちょうだい、っていうのも
        :ちょっと悪い気がするな」
 ウヤダ    :「……これは、船が……いや、なんでも、とにかく、なんと
        :いうか」

[Hisasi]  船関係ねえって
[ER]    うやだん。欲しいなら花澄に頼めと言うんだ!
[Hisasi]  下手ないいわけするなw

 ウヤダ    :「これを作った人なら、きっと他に欲しいものを作って
        :くれるだろう」

 ウヤダ    :「……頼んでみてもいい」
 淡蒲萄    :(堪能した)「うん、わかった。ごめん、わがまま言って。
        :これはウヤダさんが持ってて」

[Hisasi]  だから、これは勘弁、、、
[Hisasi]  堪能されたw
[Toyolina] 手の上に置く
[Hisasi]  つやつやしてそうですよ! うっちゃん!

 ウヤダ    :「……ああ」<ほっ
 淡蒲萄    :「うん、ほしいのはほしいけど、さっき可愛がったので
        :満足しちゃったから」

 淡蒲萄    :「ほんとにほしくなったら、紹介してって言うね(上機嫌だ)」
 ウヤダ    :「ああ」

[Hisasi]  よかった
[Hisasi]  とられるかとおもったヨ

 淡蒲萄    :(この感じ久しぶり……あー、もーたまんないー)

[Hisasi]  やっぱりドSキラーだったよ!
[Toyolina] たまらんですね(*'д'*)
[Toyolina] これは彼氏とは別腹。時折ドS心を満足させてくれる何かがほしく
      なる気持ちもわかります


初々しいいじられっぷり
----------------------

 淡蒲萄    :「……いじられキャラとか、言われたりしてなかった?」
        :>ウヤダ先生
 ウヤダ    :「……なぜ、こんなことに」

[Hisasi]  というか、以前はいじられなんかじゃなかったんだ!!
[Hisasi]  ……なんでこんなことに
[Toyolina] 以前はもっとクール外道
[Tihiro]  みんな聞きたいとおもいますw>なぜこんなことに

 淡蒲萄    :「ふうん。なんか、言われてみたら、慣れてないって感じ
        :してるから、ちょっと気になっただけなんだ」

 淡蒲萄    :「なんていうかいじられ慣れれないっていうか」
 ウヤダ    :「……慣れるものなのか」

[Hisasi]  慣れねえよ
[Tihiro]  でも日常化してきましたw

 淡蒲萄    :「慣れたらたぶん、うまいこと受け流せるようになるんじゃ
        :ないかな?」
 ウヤダ    :「……努力する」

[Hisasi]  努力でどうなるわけでも、、、

 淡蒲萄    :「……っていうかウヤダさん、気を許したら全部出しちゃう
        :タイプ? 普段はガード堅いけど」
 ウヤダ    :「……そんなつもりはない」

[Hisasi]  つもりは、、、
[Hisasi]  いや、銀ちゃんやキャリーには相当に、、、
[Toyolina] ねー

 淡蒲萄    :「仮面ちゃんとかぶってるんだったら、そうしてもいいのに。
        :でもまあ、そうしてない、っていうのは……ちょっとは
        :嬉しいかな? あんまりビジネスライクなのもつまんないし」
 ウヤダ    :「……今は、違うのか?」

[Hisasi]  自分でわかってねえ! このひと!
[Hisasi]  というか、クールな時はクールなのだ、蒼助さんとかの前だと
[Hisasi]  銀ちゃんの前だと世話女房だし、キャリーだと親ばか

 淡蒲萄    :「……今は、って前どうか知らないけど……前はもっと
        :なんていうか無表情とかそんな感じじゃないの? 今と
        :違うっていうんだったら」
 ウヤダ    :「……以前は、何もなかった」

 ウヤダ    :「仕事も、依頼があるからこなす、ただそれだけだったから」

[Hisasi]  で、今よりもすごい量の仕事をホントに休みなくこなしまくって
      たんですよ、文句も言わずにひたすらに
[Hisasi]  今は色々わかるようになったんでぶーたれたり銀ちゃんに拗ねたり、
      クローダにぶちきれたりします

 淡蒲萄    :「なんで? ワーカーホリック?」
 ウヤダ    :「いや……全てに置いて何も感じなかった、殺戮人形で
        :しかなかったから」

[Hisasi]  昔はもっと死んだ目でした
[Hisasi]  今は随分感情がでてきた(とらないでくれ、みたいな)
[Hisasi]  うっかり生い立ちを話しちゃいそうな空気
[Toyolina] 船が!
[Hisasi]  なんかうっちゃんに気を許しそう
[Toyolina] ナイスうっかりカモン!

 淡蒲萄    :「今は違うんだ。大事な人が出来たとか? 割とそういう
        :ので、変わっちゃうもんだし……不思議はないかもしんないよ」
 ウヤダ    :「俺は、ずっと飼われていた……そして、使われる者だった」

[Hisasi]  ぽつ、ぽつと
[Hisasi]  物心ついたときから飼われていたこと
[Hisasi]  ファミリーに助けられ、吸血鬼狩りとして使われたこと
[Hisasi]  そして、改造され殺戮人形になって

 ウヤダ    :「だが、俺はファミリーを惨殺して逃亡した……そう仕組ま
        :れていたから」

 ウヤダ    :「使われる以外に、何もなかった」

 ウヤダ    :「自由になって、何をすべきか、暫くわからなかった」
 淡蒲萄    :「……だから、はっきりしてる仕事をずっとしてた?」
 ウヤダ    :「そうだ、少なくとも成す事がある」

 ウヤダ    :「それに……」

 ウヤダ    :「仕事の後に飲む一杯は、うまかった」

 ウヤダ    :「その為だろうか」
 淡蒲萄    :「ちゃんと快楽あったんだ。そっか……割と最初は似た感じ
        :だったんだね。あたしの場合は、お父様がいたから」
 ウヤダ    :「……血の父か」
 淡蒲萄    :「うん。昔のことはよくわかんないけど。ほかの妹たち
        :見てたら、あんまりいい境遇じゃなかったんだろうなって
        :思える。でも、大事なものがちゃんとあった」
 ウヤダ    :「記憶はある……遠い昔から、だが……記憶はあっても、
        :俺には感情がなかった」

 ウヤダ    :「おそらくは、ロクでもないという表現しかない記憶ばかり」

 ウヤダ    :「……今は、少し揺らいでいる」
 淡蒲萄    :「……ロクでもない、じゃなくなってきたってこと?」
 ウヤダ    :「いや……それがロクでもないということを、理解できる
        :ようになりつつある」

 ウヤダ    :「以前は、それがロクでもないということすら、わからな
        :かったと思う」
 淡蒲萄    :「……人間らしくなってきたんだね、それは……誰かのせい?
        :だよね、たぶん」
 ウヤダ    :「……恐らくは」

[Hisasi]  銀ちゃんとキャリー

 ウヤダ    :「……だが、人間らしくなっているとしたら」
 淡蒲萄    :「……ん」
 ウヤダ    :「人間らしい弱さも、あるいは、戻るのかもしれない」
 淡蒲萄    :「それはそうかもね。でも、戻るのは弱さだけじゃないと
        :思うな。強さも一緒。あたしも、その強さ弱さに振り回され
        :てるたちだけど、悪いものじゃないよ」
 ウヤダ    :「……」

[Hisasi]  なんだか、この愛想の悪い奴。ものすごくまっつぐなんじゃねえ
      かなとうっちゃんは想いました
[Toyolina] 純粋や
[Hisasi]  ある意味、
[Hisasi]  ようやく人間になりました的な

 淡蒲萄    :「変な話だけど、誕生日とかおぼえてないんだったら、決め
        :といた方がいいと思うよ。前はずっとそんな感じだったん
        :なら、祝ったりとかしたことないんでしょ?」
 ウヤダ    :「……誕生日?」

[Hisasi]  そんなものはねえ
[Hisasi]  誕生日って感覚すらないから

 淡蒲萄    :「あたしの場合は、お父様に拾われた日だけど……好きな
        :日にしたらいいんじゃないかな、大事な日とか。……前とは
        :違うウヤダさんの、生まれた日ってことで」
 ウヤダ    :「……(むぅ)」

[Hisasi]  いつだろう、キャリーや銀二と会った日? あるいは
[Hisasi]  銀二に相棒だってゆってもらった日?

 ウヤダ    :「……銀二とキャリーに、聞いてみる……」

[Hisasi]  誕生日とか決めた方がいいって言われた(素で言う)

 淡蒲萄    :「うん、祝ってくれる人にも、聞いた方がいいよたぶん」

[Toyolina] 大まじめにきくんですね
[Hisasi]  もちろん
[Hisasi]  いくつ? 80から数えるのが面倒になったがおそらく100
      ちょっと


謝罪
----

 淡蒲萄    :「あと、謝らなきゃいけないことが……ごめんなさい」
 ウヤダ    :「ん?」
 淡蒲萄    :「えっと……いじられどうこうっていう話……ちょっと
        :面白くて、調子乗ってたん……です、はい」
 ウヤダ    :「別に謝ることでもないだろう」

[Hisasi]  よくわかってないし

 淡蒲萄    :「それは怒っていいところなんだけど……これからはなる
        :べくガマンする……」
 ウヤダ    :「……そうか? どう、怒るべきなのかよくわからないが」

[Hisasi]  わかってなかったようです

 淡蒲萄    :「ん……説明するのも難しいけど……ほら、猫あたしが
        :ちょーだいちょーだいって言ったときとか……」

[Toyolina] この子はやれねえ!
[Toyolina] (イメージ映像) こんな感じに怒ってもええんやで
[Hisasi]  欲しいって言われたら、そうかほしいか……と

 ウヤダ    :「ああ、あれか……欲しかったなら、それはしょうがない
        :ことだろう」
 淡蒲萄    :「あ、いや、そこそこ。ほしかったのは一応ほんとだけど
        :……それより、ウヤダさんの反応おもしろがってたからさ……」
 ウヤダ    :「しかし、ああいった小物は俺よりも子供や女性に優先
        :すべきだろうという常識はある」

 ウヤダ    :「俺の反応?」

[Hisasi]  反応してた?
[Hisasi]  めっさしてましたよ、あんた

 淡蒲萄    :「……自覚、なかったんだ……なんていうか、すごくやめて、
        :もってかないで、って顔してたのに……」
 ウヤダ    :「……そうなのか」

[Hisasi]  ううむ

 ウヤダ    :「確かに、これは……できれば、とって置きたかったもので」
 淡蒲萄    :「そういう顔してるのが見たかったから、わざとほしい、
        :ってわがまま言ったの……

[Toyolina] で、それ悪いことしたなって思ったから謝ったんだけど……」

 ウヤダ    :「……よくわからないが、それはそんなに悪いことなのか?」

[Hisasi]  ドS行為に比べれば
[Hisasi]  お嬢やマムやモロー連中の
[Hisasi]  まだ優しいヨ
[Hisasi]  というか、その連中のドSっぷりがつきぬけすぎてるだけかもしれ
      ないが
[Toyolina] そう言われるとそうとしか言えないw

 淡蒲萄    :「……だと思ったんだけど、自信なくなってきた……」
 ウヤダ    :「押さえつけて奪うわけでも、目の前でちらつかせながら
        :踏みにじったりするわけでもないだろう」

[Hisasi]  あんたどんな人生送ってきたの、、、
[Hisasi]  なんかちょっと、、
[Hisasi]  目の前でちらつかせながら、食べたい? 欲しい? 欲しいって
      いいなさい?(踏みつけ)
[Hisasi]  それに比べれば

 淡蒲萄    :「……それは……してない、けど……あたしの場合は、
        :なんていうか……(ぐぬぬ)。でも、ウヤダさんがどんな
        :人生送ってても、やっぱりあたしがしたのもされたくない
        :ことだから……比べるようなことじゃないんだよね」
 ウヤダ    :「……実際に、もっていかずに返しただろう」
 淡蒲萄    :「……うん」

[Toyolina] USBのドSが可愛い悪戯に思えてきたぞ?
[Hisasi]  お嬢に比べれば、、、

 ウヤダ    :「……そう、か……恐らく俺に、色々足りないんだろう」

[Toyolina] お嬢からみたらUSBもかわいらしく見えるわけですね納得や

 淡蒲萄    :「たぶんそれはこれから補えるから、それでいいと思うな」
 ウヤダ    :「ああ」

 ウヤダ    :「……円卓に参加したのはいいことなんだろう」

 ウヤダ    :「今まで、全て一人だった。考えることも判断することも
        :行動も」

 ウヤダ    :「周りに全く目が向かなかった、知識は得ても、それは
        :ひどく狭い世界だったから」
 淡蒲萄    :「面倒みるの押しつけてる部分、あるんだけど……それでも、
        :いいって思える?」
 ウヤダ    :「……面倒なのは確かだが、視野は広がった、と、思う。
        :少なくとも一人のときや、銀二と二人だった時とも違う」

 ウヤダ    :「一人のときは何もなかった、銀二と居た時は銀二とキャリー
        :しか目に入らなかった」

 ウヤダ    :「今は色々ありすぎる……だが、それは悪くないと思う」
 淡蒲萄    :「……よかった。まだ出来たばっかりだけど、ちゃんと誰かの
        :役に立ってる……」
 ウヤダ    :「ああ、最初は疲れもしたが……少し慣れてきた」

 ウヤダ    :「……奴には慣れんが」

[Hisasi]  クローダとササロワ

 淡蒲萄    :「……あの二人は、あたしからきつく言っとく。もっと
        :控えろって」
 ウヤダ    :「……それは、頼みたい」

[Hisasi]  心の底から
[Hisasi]  どっかの薄情な相棒はエアーだし
[Hisasi]  泣きそうです
[Toyolina] 薄情だよねー
[Hisasi]  今度拗ねてやる

 淡蒲萄    :「わかった、それは任せて」


謝罪2
------

[Hisasi]  いい感じで
[Hisasi]  味方が、、、
[Toyolina] よかったよかった
[Toyolina] これでもう
[Hisasi]  うっちゃんに対する苦手意識も和らいだ
[Toyolina] 実は脇腹さしたの俺なんだって言っても怒らないよ!
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  1メートル以内でも大丈夫
[Hisasi]  接触はできれば先に一言
[Hisasi]  今謝っとこうかな、あれのこと

 ウヤダ    :「……(そういえば)」

 ウヤダ    :「俺は、以前お前に会ってる」

[Toyolina] なんかひっかかると思ったら

 ウヤダ    :「……仕事の時に」

[Hisasi]  なんかちょっときまずそげな顔
[Hisasi]  当時は感情なんてなかったから
[Hisasi]  今思い返すとやべーって思った

 淡蒲萄    :「え? いつ? あたしあんまり物覚えよくないけど……
        :会ったっけ? 見覚えない……よ?」
 ウヤダ    :「以前、水を追って居た時に……」

 ウヤダ    :「『楽園』を覚えているか?」
 淡蒲萄    :「あ、うん。もちろん……結構ひどい目にあったりしてるん
        :だよね、実は……」
 ウヤダ    :「あの時……『楽園』に狙われていただろう、その時に」

 ウヤダ    :「水をあやつってお前と争った女が居た」

 ウヤダ    :「あるハンバーガーショップで」

[Hisasi]  思い出すといいよ

 淡蒲萄    :「……思い出してきた。うん、あいつか……」

[Toyolina] あのとき一緒にいた構成員を血祭りに上げて溜飲を下げたのだが

 ウヤダ    :「……あの時、あんたを刺して逃げた男、あれは俺だ」

[Hisasi]  あのオタクが?

 ウヤダ    :「楽園を追うため、潜入していた」
 淡蒲萄    :「え……あ……んー……そっか……」

[Toyolina] 少し渋い顔

 ウヤダ    :「仕事の為だった、言い訳はしないが……すまなかった」

[Hisasi]  素直に謝った

 淡蒲萄    :「……あれ、すごく痛かった……けど、楽園と組んでた、
        :わけじゃないんだし、いいや」
 ウヤダ    :「……ああ」

 ウヤダ    :「あの頃は……仕事をすることしかなかった」

[Hisasi]  ぽつり

 ウヤダ    :「今は……少し違う気がする。あの頃はたとえ自分が悪く
        :とも謝罪しようとも思わなかっただろうから」
 淡蒲萄    :「……ありがとう。お互い、立場とかあったし。それはもう
        :それはそれ、だよね」
 ウヤダ    :「ああ……円卓でのトップはあんただ、これからは決まりに
        :従う」

[Hisasi]  CEOだしな
[Toyolina] それが一番面はゆいw

 淡蒲萄    :「……これからもよろしく、ウヤダさん」

[Toyolina] 握手しましょうか

 ウヤダ    :「ああ、宜しく頼む。淡蒲萄」

[Hisasi]  ちゃんと名前呼んだ
[Hisasi]  あくしゅ


おまけ
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[Hisasi]  仲良くなれそうじゃないか、クローダはうらやましがりそうすが
[Toyolina] クローダw
[Hisasi]  ササロワは天井ぶらさがってハンケチ噛んでそうですがもうそれは
      それで

#くろーだ@520cm:「何故私は駄目なんだウヤダ君」

[Toyolina] あいつはちょっと同情しづらいw
[Hisasi]  いや、もうなにもかもとしか、、、
[Hisasi]  ふつーに仲直りできてよかった
[Hisasi]  つーか、ウヤダンの変化がアレすぎて大変ですよ
[Hisasi]  ぷよ的な意味で
[Toyolina] ナリだけでかい子供にしか見えなかった、途中からw
[Hisasi]  それは、、、、
[Hisasi]  間違ってない、、、
[arca]   周りからどんどん棘を抜かれる
[Toyolina] 手のかかる弟気分……というわけでもなさそうだ
[arca]   好きな人ができたとなりのお兄ちゃん。前はムスッとしてて怖かった
      のに
[Hisasi]  何気にこいつ面倒見よくて、仕事あったら俺がやるとか仕切って
      くれるよきっと
[Hisasi]  頼られたら割とのせられるとみた
[Hisasi]  香方さんとのやり取りを見るに
[arca]   香方は戯れていい相手を見分ける能力に長ける! だから今の
      ウヤダはかなり優しいはず
[Hisasi]  弟分みたいな感じで

 #ウヤダ   :「淡蒲萄姉さん、チョリーッス!!」

[Toyolina] こんなんだったらちょっと引いた
[Hisasi]  それはちょっとwww
[arca]   ちょりーす……
[Toyolina] 人間味を取り戻すには一番それっぽそうなトシローモードを

 #トシロー  :「ういーっす、淡蒲萄サン」

[Hisasi]  変装してるときは平気なんだな、、、
[Toyolina] まさにペルソナ
[Toyolina] 空音さんのムサい版みたいな
[Hisasi]  ミッチーの元彼と同一人物だと知ったときの反応を見てみたい気も
      するぜ
[Toyolina] それはw


時系列と舞台
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12月

解説
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殺し合いにしかならないと思ってたんだけどなこいつら


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Toyolina
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