[KATARIBE 31992] [HA21L] 鏡と水たまり

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Date: Mon, 15 Dec 2008 21:45:13 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31992] [HA21L] 鏡と水たまり
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[HA21L] 鏡と水たまり
====================
登場人物
--------
HA21C:Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ]
[吸血鬼][ドS][小悪魔]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
HA21C:御霞の護り手:蒼雅巧(そうが・たくみ)[当主さま][常識人][胃痛持ち]
[良識派]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0021/
HA21C:手の目:天海眺界(あまみ・ちょうかい)[妖怪][何でも屋][手の目]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0076/
HA21C:霊狐:穂波(ほなみ)
    http://kataribe.com/HA/21/C/0041/

HA06C:試作型デイウォーカー:メイ・ウータオ(日本名:無道瞑)[おだんご]
[ゴスロリ][時速2キロ][監査役]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0671/

少女二名密会
------------

[Toyolina] 夜会の翌日。霞町某所

 淡蒲萄    :「わざわざ出向いて呼び出してくれるなんて、親切っすね
        :……」
おだんごゴスロリ:「幡多町までくるのは面倒でしょう? それにせっかくの
        :初めての夜会、感想が聞きたかったし」

[Toyolina] どう見ても未成年女子2名がバー最奥のVIPルームを占拠中

 淡蒲萄    :「それっすけど、あたし全然聞いてなかったし、説明して
        :もらえませんか? 案内だけって聞いてたんですけどね?」
おだんごゴスロリ:「言わないとわからないのかしら? 今は後見人として私が
        :ついていますが、本来この地において、当家の最高位は
        :淡蒲萄、貴女なのですよ」
 淡蒲萄    :「それはお父様であって、あたしは代理ですよね?」

おだんごゴスロリ:(嘆息)「甘えたことを言わないように。Rozenが戻るまで
        :待っていられるわけがないでしょう?」
 淡蒲萄    :(この人苦手……)「それは、そうですけどー……」
おだんごゴスロリ:「率直に聞きますが、どうでしたか?」
 淡蒲萄    :「どうも何も、あんなつまんないところにずっといるなんて
        :無理です」

 淡蒲萄    :(ソファにふんぞりかえって足を組む。見えてる)
おだんごゴスロリ:「それが現状、です。古い血、新しい血が混じり合って
        :いる。それが融け合うのか、並び立つのか、それともどち
        :らかが残るのか……見極める必要があるのはわかりますね?」
 淡蒲萄    :「それはわかりますけどー……(むすー)」

おだんごゴスロリ:「コンスタンツェ・シェーンベルク。彼女はどうでしたか?」
 淡蒲萄    :「趣味が合うってわかってて言ってきたんじゃなかったん
        :ですか?」
おだんごゴスロリ:(黙って答えない。あらあらどうしましょう)
 淡蒲萄    :「……話は合うし、髪とか綺麗だし、わがままそうだけど
        :人のこと言えないし、なんかすごく適任って気がしてきた
        :……」

[Hisasi]  それにいい匂いがしたし、手はやわらかかったし、頬にちゅー
      されたのもそんな悪い気は、、、
[Toyolina] ですです^^

 淡蒲萄    :「結構、あたしのこと気に入ってくれてるみたいですよ」
おだんごゴスロリ:「やっぱり貴女にお願いして正解だったということね」

 淡蒲萄    :「……ほんとにそう思ってます? 喫茶店やってる、あの子
        :だっているじゃないですか。会ったことないけど、お上品っ
        :ていう話だし、向いてるんじゃないですか、そういうの」
おだんごゴスロリ:「彼女じゃ無理です。向いてない」
 淡蒲萄    :「そっすか……まあでも、別にいいですよ、また行っても。
        :一人だったらヤですけど」
おだんごゴスロリ:「嬉しいわ。物わかりがよくって」
 淡蒲萄    :「一つ、いいですか? ……たとえば、これで、あたしが
        :よくやったとして……」

おだんごゴスロリ:「Rozenの処遇なら、状況もあるから流動的だけど……悪くは
        :なりようがないですね」
 淡蒲萄    :「……よかった。妹も安心すると思います」

おだんごゴスロリ:「では、そろそろ戻ろうかしら。見送りは結構よ」
 淡蒲萄    :「ちゃんと払っといてもらえるんですよね?」
おだんごゴスロリ:「あらやだ。カード持ってないの?」
 淡蒲萄    :「持ってますけど……」
おだんごゴスロリ:「ならそれで決済しておいてちょうだい」

[Toyolina] そして時速二キロで店を出て行った

 淡蒲萄    :「……呼んだのそっちじゃん……(でもカード出して払う)」

[Toyolina] ----

[gombeLOG] 支払いはちゃんとそっちの家族で持てと。そう言うことですか
[Toyolina] 経費の処理的に。
[gombeLOG] そのくらいなのか
[Toyolina] 金額はたいしたことないんですけどね^^

[Toyolina] ----

 淡蒲萄    :(某所ことバーを出た。深夜。)「さむー……」
 淡蒲萄    :(バーバリーのマフラーを巻き直す)「ほんと、上手いこと
        :言って。納得するしかないっつーの……」

[Toyolina] カシミヤなので柔らかくてちくちくしないので大変よろしい

 淡蒲萄    :「なんか背負ってどうこう、とかめんどくせー……でも……」

[Toyolina] お父様の刑期が短くなるなら
[Toyolina] なんて考えながら繁華街を歩いていると


心を映す鏡
----------

[Toyolina] .rg HA21accident
[Role]   rg[Toyolina]HA21accident: 知り合いと間違えた ですわ☆

[Toyolina] うーむ

[Toyolina] .rg HA21enemy
[Role]   rg[Toyolina]HA21enemy: 水溜まり ですわ☆

[Toyolina] うーむ

[Toyolina] ふと顔を上げると、見慣れた後ろ姿が路地に入っていった

 淡蒲萄    :(少し疑問に思いながらも後を追って路地に)

[Toyolina] 路地には誰もいない。

 淡蒲萄    :「……変なの。でもな……」

[Toyolina] 不可解なことがあったら「水」が絡んで何かある。と判断する
      くらいにはいろいろひどい目に遭ってる

 淡蒲萄    :「調べるしかないか……」

[Toyolina] 路地に入っていく。今のところ何もない。
[Toyolina] 日が当たりにくいせいか、日中降った雨がまだ水たまりとして
      いくつも残っている。

 淡蒲萄    :「……何もないし……」

[Toyolina] とりあえず表に出てメールしてみよう。そう思ったところで

 ナコトくん? :「淡蒲萄さん」
 淡蒲萄    :「え? ナ、ナコトくん、さっき、あれ?」
 ナコトくん? :「ああ、そこに小さな路地があって。そっちを調べてたら
        :淡蒲萄さんが見えたから」
 淡蒲萄    :「そっか。何かありそう? ここ」
 ナコトくん? :「いや、警戒してたんだけど、どうも外れだったみたいだ。
        :水たまりとかいかにも怪しいからね」
 淡蒲萄    :「だよね。今日はもう戻らない? っていうか、今から
        :行っていい?(ちょっと上目遣い)」
 ナコトくん? : (ドキッ)「え、あ、ああ、かまわないけど……じゃあ、
        :戻ろうか」
 淡蒲萄    :「うん。お邪魔しまーす」

[Toyolina] 手を差し出すナコトくん? 。
[Toyolina] その手を取ると同時に、足首を何かに掴まれる感触が一瞬。ほぼ
      同時に、その感触は爆ぜて消えた。

 淡蒲萄    :「? 待ってナコトくん、やっぱりなんかおかしい、ここ。
        :今、なんか足首に」
 ナコトくん? :「ああ、そうみたいだ。気をつけて。俺はこっち側を」
 淡蒲萄    :「うん、わかった……!」

[Toyolina] 直後、視界にある水たまりのすべてから手が伸びる
[Toyolina] しかし、水を弾く珠のお肌:15 でことごとく弾く

 ナコトくん? :「淡蒲萄さんッ!」
 淡蒲萄    :「大丈夫、これは! それより、ナコトくんは本体がいるか
        :どうか!」

[Toyolina] イメージ映像:GNフィールド展開してるけどフルボッコされてる状態

 ナコトくん? :「そうはいかない!」
 淡蒲萄    :「大丈夫だから早く!(手を一本掴んでは逆流させ、水たま
        :りをつぶす)」

[Toyolina] 数ターン経過

 ナコトくん? :「大丈夫? 淡蒲萄さん……無理をさせてしまった……」
 淡蒲萄    :「大丈夫。ちょっと疲れたけど……」

[Toyolina] カシミヤも制服もしっとりと水をかぶっている

 淡蒲萄    :「今度からレインコートでも着ないとだめかも。ぬれたり
        :しすぎ」
 ナコトくん? :「そうかもしれないね。とりあえず、ここから早く出よう」
 淡蒲萄    :「ん。お風呂貸してね。あと洗濯機も」
 ナコトくん? :「あ、あ、ああ……好きに使ってくれていいよ」

[Toyolina] 足下に、制服から滴った水が水たまりを作っていた。そこから、
      水の針が突きだし、淡蒲萄を刺し貫く。
[Toyolina] 刺し貫いた針はそのまま横に薙ぎ、淡蒲萄さんはその場で胴体
      ちょっと切れ込み入れられてぶっ倒れた。

 ナコトくん? :「長引いたな……」
        :(血の海に倒れ伏してる淡蒲萄さんを蹴り倒す)

[Toyolina] もう倒れてるから蹴り倒すのは変だった。蹴り飛ばす
[Hisasi]  誰かで助けにいれるべきか
[Toyolina] そうしてもらえると嬉しいです。
[Toyolina] 長引いたなは僕自身の心の声w
[Tihiro]  にゃー
[Hisasi]  らじゃ




 水たまり?  :「ったくこっちが死ぬかと思ったぜ」

[Hisasi]  そして
[Hisasi]  そのとき
[Toyolina] こいつら達成感に満ちあふれてしゃべってるだけなので^^

 ナコトくん? :「わりいな。ってもこれがベストだろ。お互いフォロー
        :しあうってやつよ」

[Hisasi]  地面を蹴る音と、飛び出してきた人影が

 SE     :ひゅっ

[Hisasi]  ナコトくん? を薙いだ

 巧      :「……」>振りぬいた刀を引いて

[Toyolina] 痛い? 斬れる? っていうか斬られてた!
[Hisasi]  ジーパン革ジャン姿の若当主さまが
[Tihiro]  さっくりとw

 巧      :「……(ちらと淡蒲萄さんを見て)すみません、しばしお待ち
        :下さい」
 ナコトくん? :「ん? なんだテメエ……こいつの彼氏? んなわけないか
        :(だんだん斜めにズレながら)」
 天海     :「すまんね、サーチが上手く行かなくて遅くなった。……
        :大丈夫かね?」

[Toyolina] 切断面から斜めにずれてる図w

 巧      :「彼女をお任せします!」

[Tihiro]  シュールw

 天海     :「分かった。サポートは要るかい?」

[Toyolina] DIOさまだったらくっつけて直るんだけどね!
[Suo]    『目』の一つが巧君に付き従うように動き
[Tihiro]  DIOさまならそれ以前にあたらなさそうですw

 巧      :「できれば、片方の足止めを……一人ずつ、仕留めます」
 水たまり?  :「お、おい、鏡! おまえ、変だぞ!?」

[Hisasi]  いい終わらないうちに
[Hisasi]  再び刀を構えて
[Hisasi]  澱みを断つ、蒼雅奥義

 天海     :「吸血鬼、か……再生は出来るかい?」>淡蒲萄

[Toyolina] 出来るけど今はしゃべれません^^

 巧      :「はっ!!」

[Hisasi]  ずんばらりんと、ナコトくん? を一刀両断

 天海     :「三秒後だ」

[Toyolina] 結果として十文字斬りになった
[Suo]    三秒後に目を閉じてくだされ。『目』が閃光を放ちます
[Suo]    (カッ

 ナコトくん? :「やべえな、にげげげげげげ?」
 巧      :「わかりました」

[Hisasi]  で、三秒後に目を閉じる
[Toyolina] 横と下にずれていくナコトくん?
[Hisasi]  きゃー

 水たまり?  :「ちっ、ぼーっとしやがって!(にょろんと手が伸びて
        :ナコトくん? の左下1/4を引きずり込む)」

[Suo]    『目』が視界を灼く強烈な光を放ち
[Toyolina] キラッ☆
[Tihiro]  それは違うw
[Hisasi]  ぴっかー

 天海     :「(淡蒲萄さんが目を焼かないように背で遮蔽を作り)」

[Toyolina] ナコトくん?の左上1/4がズレて地面に落ちた(左下1/4が
      なくなったので)

 巧      :「逃がさん!」
 ナコトくん? : (右側半分がバランスを崩して倒れる)

[Hisasi]  引きずり込んだ水溜りを狙って
[Hisasi]  跳んで、念を込めた切っ先を叩き込むぜ

 水たまり?  :「逃がせよ!(針が一本、利き腕の肩を狙って突き出される)」

[Toyolina] じゃあ跳んだのでスカった^^
[Toyolina] 針が<スカった

 巧      :「……!」>針を飛んでかわして突きたてた

 天海     :「……ふむ、命に別状は無いか。流石だな……」

[Suo]    うっちゃんの様子を見つつ
[Hisasi]  逃げてもいいよ、刺さっても
[Hisasi]  ナコト?くんだけ倒せれば

 水たまり?  :(じわじわと赤く染まって、ナコトくん? の左下1/4が
        :浮かんでくる)
 巧      :「……殺った、か」

[Hisasi]  だが、手ごたえは薄かった

 巧      :「……残りは逃げたか」

[Hisasi]  刀を抜いて
[Hisasi]  振る、赤い雫が散った

 淡蒲萄    :「……っ……痛……痛い!(起き上がろうとして血の海に
        :突っ伏す)」
 天海     :「怪我をしているんだ。無理をするな」

 天海     :「大分血が抜けているようだが……あやかしの血で良ければ
        :すぐにあげられるが、好き嫌いは無いかね?」
 巧      :「淡蒲萄殿!」

[Hisasi]  とりあえず、ナコト?くんの完全沈黙を確認してから
[Hisasi]  駆け寄ってくる

 天海     :「大丈夫だよ。傷は深いが滅びには直結しないだろう」
 巧      :「……片割れは、手傷を負わせましたが……逃げられたよう
        :です」

[Hisasi]  悔しげに

 淡蒲萄    :「……血……血、あ、だいぶ抜けたな……ありがとうええと
        :……あ、蒼雅の当主さま」
 天海     :「そのようだね。……連中はガン細胞より悪質だ。欠片も
        :残さず根絶させなければすぐに蘇るだろう」
 巧      :「すみません、お名前も伺っていませんが。彼女を運ぶのを
        :お手伝いいただけませんか」

[Hisasi]  とりあえず、神社に運ぼう
[Toyolina] 幸い? ナコトくん? だったものは絶命している
[Hisasi]  血は分けてあげられないが、体を休めることはできる

 天海     :「天海眺界。何でも屋だ。……向こうに車を停めてあるが、
        :それで運んでも良いかね?」

[Toyolina] 好き嫌いはあんまりないです^^

 天海     :「とりあえず、その前に……」
 巧      :「ええ、お願いします。私は蒼雅巧と申します、お願いでき
        :ますか」
 巧      :「この近く……場所は御霞神社です」
 淡蒲萄    :「……すみません、お手数おかけします」

[Toyolina] しおらしい

 天海     :「少し、エネルギーを補給しておいた方が良いだろう。
        :……こんなので済まないが」

[Suo]    折りたたみナイフで指先を浅く切り、血を染み出させて淡蒲萄
      さんの口に数滴垂らす

 淡蒲萄    :(小さくのどを鳴らして血を飲み込んだ)
 天海     :「……では行くか。御霞神社だね?」

[Toyolina] 姫だっこ! 姫だっこ!
[Suo]    淡蒲萄さんを抱き上げ、車を停めてある場所まで歩いて行く

 巧      :「はい、私は……御霞の守護についている者です」

[Suo]    姫抱っこ
[Suo]    ですよ^^
[Hisasi]  で、一緒に乗り込んでゴー


御霞神社
--------

オンボロワーゲン:(ぷっすんぷっすんがたがたぷっすん)

[Toyolina] 個人的に乗りたい代物だw
[Hisasi]  そして到着すると
[Tihiro]  燃費悪そうw
[Hisasi]  既に連絡を入れておいたようで(当主さましっかりしてる
[Suo]    30年くらい前のブラジル製のオンボロです。ドア片方開かないとか
      閉じないとかw

 穂波     :「当主さま! 淡蒲萄殿!」

[Hisasi]  巫女姿の娘と、ロンゲの着物姿が

 天海     :「清浄な空気だ。……ここなら水の穢れも祓えそうだな」
 秋芳     :「支度してあります、どうぞこちらへ」

[Hisasi]  で、今度は当主さまが姫だっこですか?

 淡蒲萄    :(傷はくっついたけど意識は朦朧中)

[Toyolina] 姫だっこ! 姫だっこ!
[Hisasi]  姫すぎるな!

 天海     :「感謝する。応急処置は施せたが本格的な治療は出来ていない」

[Suo]    そして当主様による姫抱っこ

 巧      :「大丈夫です、淡蒲萄殿」

[Hisasi]  姫抱っこで
[Hisasi]  いけませんねもうすぐ子持ちになるというのに
[Hisasi]  お運びしましょう
[Toyolina] 淡蒲萄さんは姫だっこされないと不満で死んでしまう生き物なん
      じゃ……
[Hisasi]  で、運ばれて
[Hisasi]  まあ、血は無理だけど。エナジー補給のなんぞやとかをもらって
      回復力を増すくらいの処置をしますよ
[Toyolina] しばらく 血が足りない:-2 をつけておく事態

 穂波     :「しっかりなさってください、回復を高めます(薬湯をどうぞと)」

[Hisasi]  で、天海さんは普通に案内されて

 巧      :「この度は、ご助力ありがとうございました」

[Hisasi]  礼

 淡蒲萄@別室 :(薬湯ふーふーしながら飲んでる)

 天海     :「いや、『見て』いたら偶々見えただけですからね。……
        :しかし、鈍ってしまったな」

[Suo]    眼窩と思しき穴の空いた掌を開いたり閉じたりしながら

 巧      :「……あなたは」

[Hisasi]  察してる

 巧      :「……人ならぬ者、ですね」
 天海     :「改めて、私は天海眺界という。何でも屋で、それから……
        :見ての通りのあやかしだ」
 巧      :「改めて、ご挨拶いたしましょう。私は吹利の地にて霊的
        :平穏を護る任をうけし蒼雅家が当主、蒼雅巧です」

 巧      :「今は、水の封を担うかなめ石である、御霞の守護について
        :おります」
 天海     :「ほぅ……」
 巧      :「彼女は……吸血鬼ではありますが、我が友人として縁深い
        :ひとです。お助けいただきありがとうございました」

[Hisasi]  ぺこり
[Hisasi]  礼儀正しいです

 天海     :「いや、礼には及ばないよ。私も荒事はそれほど得意では
        :無いのでね。君がいてくれて助かったよ」

[Hisasi]  こっから縁がまた広がりそうだ

 巧      :「いえ、お力添えのおかげでなんとか戦い抜けましたから」
 巧      :「なんのおもてなしもできませんが、しばしゆっくりされて
        :ください。彼女には薬湯で回復を見守りたいと想います」

[Hisasi]  でも香方さんより若いんだぜ、20

 淡蒲萄@別室 :(ふーふーしてるのに飽きて口をつけたら熱かったのでしぶい
        :顔してる)
 穂波@別室  :(しかたないのでふーふーしてあげる、さじにとって)

[Hisasi]  ふーふー、あーん、と
[Toyolina] あーん

 天海     :「感謝する」
 巧      :「……しかし、水と……なんらかの因縁がおありですか?」

[Hisasi]  ちょっとだけ目が真面目になって

 天海     :「まぁ、私は……そうだね、ずっと昔に仲間が『水』に食わ
        :れてね」
 巧      :「……(眉をしかめた)」

 巧      :「……そうでしたか、すみません。妙なことをお聞きして
        :しまって」
 天海     :「いや、構わんよ。いずれ聞かれるだろうとは思っていたし」
 巧      :「水との……我が家」

 巧      :「水との関わりは……我が家にとって運命のようなもの」
 天海     :「ふむ、それは……」
 巧      :「……我が祖先は水に対抗するために生み出されたものだ
        :そうです」

 巧      :「……今は、そのしがらみは断ち切られました、いえ、断ち
        :切りました」

 巧      :「ですが、水の脅威自体は以前として存在する」
 天海     :「……手を出そうとする輩は後を立たないからね。……今
        :だって『水』から作った薬なるものが街に出回っている」
 巧      :「……ええ、聞き及んでおります」

 巧      :「我々は守護の任を放棄するわけにはまいりませんが、巷で
        :広がる汚染も……食い止めねばなりません」

 巧      :「戦力は多くありません……ですが、やらねばならぬこと。
        :此度のように」
 天海     :「フム……きっかけはどうあれ、私と私の仲間と目的は共通
        :しているようだね」
 巧      :「仲間、と?」

 巧      :「……同じく水に対抗されていらっしゃるお方が他に?」
 天海     :「そう。私の他にあと三人。……他にもあっちこっちに
        :『水』に抗う者達はいるよ」
 巧      :「そうでしたか……」

[Hisasi]  ちょっと心強いね、孤独だったから

 巧      :「いずれ、機会がありましたら是非ご紹介いただけませんか?」

[Hisasi]  また縁を広げておこう

 天海     :「ああ。是非ともお願いしたいところだ。機会があったら紹介
        :させていただくよ」
 巧      :「ええ、お願いします」

[Hisasi]  ぺこりと丁寧に礼

 天海     :「それから、近鉄吹利駅で弾き語りをしている少年、見た
        :ことないかね?」
 巧      :「……いえ」

[Hisasi]  まあじょじょに
[Hisasi]  まあこんな感じで縁を繋いでおこう

 天海     :「その少年も、『水』に抗う者の一人だが……そうか」

[Toyolina] ミノタロスのことだよね
[Suo]    ミノタウロス!
[Toyolina] ミノタウロスみたいだねやめとこうこの呼称
[Hisasi]  もうげんけいとどめてねえw
[Tihiro]  一瞬マジにミノタウロスかとw
[Toyolina] みのる+ももたろう(→モモタロス)=ミノタロス\(^o^)/

 天海     :「よく演奏しているようだし、夕方に行けば会う事が出来る
        :かもしれない。……そうだ、今後のために連絡先を聞いても
        :良いかな?」

[Tihiro]  特撮ヒーロー!? w

 巧      :「ええ、わかりました」

[Hisasi]  神社の連絡先と蒼雅巧という名を
[Hisasi]  教えておきました
[Hisasi]  その筋(神社関係、治水関係)に詳しいひとならすぐにわかる
[Hisasi]  といった感じです
[Hisasi]  こんな感じで〆。

 天海     :「蒼雅巧君か。仲間共々、これから宜しく頼むよ」

[Suo]    はーい
[Hisasi]  ういうい、これでたくみんでも絡めそうか、これはいい
[Suo]    仲間が増えたー!
[Hisasi]  というわけで寝よう。
[Toyolina] オヤッス
[Hisasi]  だんだん仲間の輪が広がりつつある
[Hisasi]  今度ギリちゃんとも絡めたいね
[Hisasi]  せっかくだから


一方淡蒲萄さんは
----------------

[Toyolina] 別室ルーム。

 淡蒲萄    :(薬湯飲ませてもらって体があったまったでござる)
 淡蒲萄    :「イテテ」
 穂波     :「よかった、大分治まったようだ」

[Hisasi]  手当てした白い包帯後がいたいたいしね

 穂波     :「ゆっくり静養するといい、連絡は私がしておこう」

[Hisasi]  優しい

 淡蒲萄    :「助かっちゃった。動けるようになったら、ちゃんとお礼
        :しないと……ありがと」
 穂波     :「……しかし、淡蒲萄殿ほどの者がこれほどの深手を負わ
        :されるとは」

[Toyolina] 白い寝間着着せられてるんですね

 淡蒲萄    :「……油断した、っていうか……周到だったいてて」
 穂波     :「……そうか……ここ最近、特に多くなっているからな」

[Hisasi]  よしよし、と

 穂波     :「少し横になってゆっくり休むといい、また明日に薬湯を
        :用意する。大丈夫だ」

[Hisasi]  いいこいいこ

 淡蒲萄    :「ん……そうする……ありがと、穂波ちゃん」

[Toyolina] 布団かぶって目から上だけ見えてる状態

 穂波     :「気にすることはない、淡蒲萄殿。友人を気遣うのは当然の
        :ことだぞ?」
 淡蒲萄    :「ん。わかった……それと、一応これ(ケータイ)、もし鳴っ
        :たら、ここにいる、って言っておいてくれる?」

[Toyolina] 寝てるときに

 穂波     :「ああ、わかった。伝言役をしよう」
 淡蒲萄    :「お願い……(寝入った)」
 穂波     :(そっと、布団をかけなおして)

[Hisasi]  おやすみなさい、と
[Toyolina] 寝相の悪さで回復度合いを計れるので安心です
[Toyolina] おとなしい>弱ってる 大暴れ>げんきいっぱい


時系列と舞台
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12月

解説
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第二期はやたら敵が強くなる法則。


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Toyolina
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