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Date: Mon, 15 Dec 2008 21:45:13 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31992] [HA21L] 鏡と水たまり
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20812150445w31237b2ctaa2825fef91680df@mail.gmail.com>
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Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31900/31992.html
[HA21L] 鏡と水たまり
====================
登場人物
--------
HA21C:Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ]
[吸血鬼][ドS][小悪魔]
http://kataribe.com/HA/21/C/0005/
HA21C:御霞の護り手:蒼雅巧(そうが・たくみ)[当主さま][常識人][胃痛持ち]
[良識派]
http://kataribe.com/HA/21/C/0021/
HA21C:手の目:天海眺界(あまみ・ちょうかい)[妖怪][何でも屋][手の目]
http://kataribe.com/HA/21/C/0076/
HA21C:霊狐:穂波(ほなみ)
http://kataribe.com/HA/21/C/0041/
HA06C:試作型デイウォーカー:メイ・ウータオ(日本名:無道瞑)[おだんご]
[ゴスロリ][時速2キロ][監査役]
http://kataribe.com/HA/06/C/0671/
少女二名密会
------------
[Toyolina] 夜会の翌日。霞町某所
淡蒲萄 :「わざわざ出向いて呼び出してくれるなんて、親切っすね
:……」
おだんごゴスロリ:「幡多町までくるのは面倒でしょう? それにせっかくの
:初めての夜会、感想が聞きたかったし」
[Toyolina] どう見ても未成年女子2名がバー最奥のVIPルームを占拠中
淡蒲萄 :「それっすけど、あたし全然聞いてなかったし、説明して
:もらえませんか? 案内だけって聞いてたんですけどね?」
おだんごゴスロリ:「言わないとわからないのかしら? 今は後見人として私が
:ついていますが、本来この地において、当家の最高位は
:淡蒲萄、貴女なのですよ」
淡蒲萄 :「それはお父様であって、あたしは代理ですよね?」
おだんごゴスロリ:(嘆息)「甘えたことを言わないように。Rozenが戻るまで
:待っていられるわけがないでしょう?」
淡蒲萄 :(この人苦手……)「それは、そうですけどー……」
おだんごゴスロリ:「率直に聞きますが、どうでしたか?」
淡蒲萄 :「どうも何も、あんなつまんないところにずっといるなんて
:無理です」
淡蒲萄 :(ソファにふんぞりかえって足を組む。見えてる)
おだんごゴスロリ:「それが現状、です。古い血、新しい血が混じり合って
:いる。それが融け合うのか、並び立つのか、それともどち
:らかが残るのか……見極める必要があるのはわかりますね?」
淡蒲萄 :「それはわかりますけどー……(むすー)」
おだんごゴスロリ:「コンスタンツェ・シェーンベルク。彼女はどうでしたか?」
淡蒲萄 :「趣味が合うってわかってて言ってきたんじゃなかったん
:ですか?」
おだんごゴスロリ:(黙って答えない。あらあらどうしましょう)
淡蒲萄 :「……話は合うし、髪とか綺麗だし、わがままそうだけど
:人のこと言えないし、なんかすごく適任って気がしてきた
:……」
[Hisasi] それにいい匂いがしたし、手はやわらかかったし、頬にちゅー
されたのもそんな悪い気は、、、
[Toyolina] ですです^^
淡蒲萄 :「結構、あたしのこと気に入ってくれてるみたいですよ」
おだんごゴスロリ:「やっぱり貴女にお願いして正解だったということね」
淡蒲萄 :「……ほんとにそう思ってます? 喫茶店やってる、あの子
:だっているじゃないですか。会ったことないけど、お上品っ
:ていう話だし、向いてるんじゃないですか、そういうの」
おだんごゴスロリ:「彼女じゃ無理です。向いてない」
淡蒲萄 :「そっすか……まあでも、別にいいですよ、また行っても。
:一人だったらヤですけど」
おだんごゴスロリ:「嬉しいわ。物わかりがよくって」
淡蒲萄 :「一つ、いいですか? ……たとえば、これで、あたしが
:よくやったとして……」
おだんごゴスロリ:「Rozenの処遇なら、状況もあるから流動的だけど……悪くは
:なりようがないですね」
淡蒲萄 :「……よかった。妹も安心すると思います」
おだんごゴスロリ:「では、そろそろ戻ろうかしら。見送りは結構よ」
淡蒲萄 :「ちゃんと払っといてもらえるんですよね?」
おだんごゴスロリ:「あらやだ。カード持ってないの?」
淡蒲萄 :「持ってますけど……」
おだんごゴスロリ:「ならそれで決済しておいてちょうだい」
[Toyolina] そして時速二キロで店を出て行った
淡蒲萄 :「……呼んだのそっちじゃん……(でもカード出して払う)」
[Toyolina] ----
[gombeLOG] 支払いはちゃんとそっちの家族で持てと。そう言うことですか
[Toyolina] 経費の処理的に。
[gombeLOG] そのくらいなのか
[Toyolina] 金額はたいしたことないんですけどね^^
[Toyolina] ----
淡蒲萄 :(某所ことバーを出た。深夜。)「さむー……」
淡蒲萄 :(バーバリーのマフラーを巻き直す)「ほんと、上手いこと
:言って。納得するしかないっつーの……」
[Toyolina] カシミヤなので柔らかくてちくちくしないので大変よろしい
淡蒲萄 :「なんか背負ってどうこう、とかめんどくせー……でも……」
[Toyolina] お父様の刑期が短くなるなら
[Toyolina] なんて考えながら繁華街を歩いていると
心を映す鏡
----------
[Toyolina] .rg HA21accident
[Role] rg[Toyolina]HA21accident: 知り合いと間違えた ですわ☆
[Toyolina] うーむ
[Toyolina] .rg HA21enemy
[Role] rg[Toyolina]HA21enemy: 水溜まり ですわ☆
[Toyolina] うーむ
[Toyolina] ふと顔を上げると、見慣れた後ろ姿が路地に入っていった
淡蒲萄 :(少し疑問に思いながらも後を追って路地に)
[Toyolina] 路地には誰もいない。
淡蒲萄 :「……変なの。でもな……」
[Toyolina] 不可解なことがあったら「水」が絡んで何かある。と判断する
くらいにはいろいろひどい目に遭ってる
淡蒲萄 :「調べるしかないか……」
[Toyolina] 路地に入っていく。今のところ何もない。
[Toyolina] 日が当たりにくいせいか、日中降った雨がまだ水たまりとして
いくつも残っている。
淡蒲萄 :「……何もないし……」
[Toyolina] とりあえず表に出てメールしてみよう。そう思ったところで
ナコトくん? :「淡蒲萄さん」
淡蒲萄 :「え? ナ、ナコトくん、さっき、あれ?」
ナコトくん? :「ああ、そこに小さな路地があって。そっちを調べてたら
:淡蒲萄さんが見えたから」
淡蒲萄 :「そっか。何かありそう? ここ」
ナコトくん? :「いや、警戒してたんだけど、どうも外れだったみたいだ。
:水たまりとかいかにも怪しいからね」
淡蒲萄 :「だよね。今日はもう戻らない? っていうか、今から
:行っていい?(ちょっと上目遣い)」
ナコトくん? : (ドキッ)「え、あ、ああ、かまわないけど……じゃあ、
:戻ろうか」
淡蒲萄 :「うん。お邪魔しまーす」
[Toyolina] 手を差し出すナコトくん? 。
[Toyolina] その手を取ると同時に、足首を何かに掴まれる感触が一瞬。ほぼ
同時に、その感触は爆ぜて消えた。
淡蒲萄 :「? 待ってナコトくん、やっぱりなんかおかしい、ここ。
:今、なんか足首に」
ナコトくん? :「ああ、そうみたいだ。気をつけて。俺はこっち側を」
淡蒲萄 :「うん、わかった……!」
[Toyolina] 直後、視界にある水たまりのすべてから手が伸びる
[Toyolina] しかし、水を弾く珠のお肌:15 でことごとく弾く
ナコトくん? :「淡蒲萄さんッ!」
淡蒲萄 :「大丈夫、これは! それより、ナコトくんは本体がいるか
:どうか!」
[Toyolina] イメージ映像:GNフィールド展開してるけどフルボッコされてる状態
ナコトくん? :「そうはいかない!」
淡蒲萄 :「大丈夫だから早く!(手を一本掴んでは逆流させ、水たま
:りをつぶす)」
[Toyolina] 数ターン経過
ナコトくん? :「大丈夫? 淡蒲萄さん……無理をさせてしまった……」
淡蒲萄 :「大丈夫。ちょっと疲れたけど……」
[Toyolina] カシミヤも制服もしっとりと水をかぶっている
淡蒲萄 :「今度からレインコートでも着ないとだめかも。ぬれたり
:しすぎ」
ナコトくん? :「そうかもしれないね。とりあえず、ここから早く出よう」
淡蒲萄 :「ん。お風呂貸してね。あと洗濯機も」
ナコトくん? :「あ、あ、ああ……好きに使ってくれていいよ」
[Toyolina] 足下に、制服から滴った水が水たまりを作っていた。そこから、
水の針が突きだし、淡蒲萄を刺し貫く。
[Toyolina] 刺し貫いた針はそのまま横に薙ぎ、淡蒲萄さんはその場で胴体
ちょっと切れ込み入れられてぶっ倒れた。
ナコトくん? :「長引いたな……」
:(血の海に倒れ伏してる淡蒲萄さんを蹴り倒す)
[Toyolina] もう倒れてるから蹴り倒すのは変だった。蹴り飛ばす
[Hisasi] 誰かで助けにいれるべきか
[Toyolina] そうしてもらえると嬉しいです。
[Toyolina] 長引いたなは僕自身の心の声w
[Tihiro] にゃー
[Hisasi] らじゃ
水たまり? :「ったくこっちが死ぬかと思ったぜ」
[Hisasi] そして
[Hisasi] そのとき
[Toyolina] こいつら達成感に満ちあふれてしゃべってるだけなので^^
ナコトくん? :「わりいな。ってもこれがベストだろ。お互いフォロー
:しあうってやつよ」
[Hisasi] 地面を蹴る音と、飛び出してきた人影が
SE :ひゅっ
[Hisasi] ナコトくん? を薙いだ
巧 :「……」>振りぬいた刀を引いて
[Toyolina] 痛い? 斬れる? っていうか斬られてた!
[Hisasi] ジーパン革ジャン姿の若当主さまが
[Tihiro] さっくりとw
巧 :「……(ちらと淡蒲萄さんを見て)すみません、しばしお待ち
:下さい」
ナコトくん? :「ん? なんだテメエ……こいつの彼氏? んなわけないか
:(だんだん斜めにズレながら)」
天海 :「すまんね、サーチが上手く行かなくて遅くなった。……
:大丈夫かね?」
[Toyolina] 切断面から斜めにずれてる図w
巧 :「彼女をお任せします!」
[Tihiro] シュールw
天海 :「分かった。サポートは要るかい?」
[Toyolina] DIOさまだったらくっつけて直るんだけどね!
[Suo] 『目』の一つが巧君に付き従うように動き
[Tihiro] DIOさまならそれ以前にあたらなさそうですw
巧 :「できれば、片方の足止めを……一人ずつ、仕留めます」
水たまり? :「お、おい、鏡! おまえ、変だぞ!?」
[Hisasi] いい終わらないうちに
[Hisasi] 再び刀を構えて
[Hisasi] 澱みを断つ、蒼雅奥義
天海 :「吸血鬼、か……再生は出来るかい?」>淡蒲萄
[Toyolina] 出来るけど今はしゃべれません^^
巧 :「はっ!!」
[Hisasi] ずんばらりんと、ナコトくん? を一刀両断
天海 :「三秒後だ」
[Toyolina] 結果として十文字斬りになった
[Suo] 三秒後に目を閉じてくだされ。『目』が閃光を放ちます
[Suo] (カッ
ナコトくん? :「やべえな、にげげげげげげ?」
巧 :「わかりました」
[Hisasi] で、三秒後に目を閉じる
[Toyolina] 横と下にずれていくナコトくん?
[Hisasi] きゃー
水たまり? :「ちっ、ぼーっとしやがって!(にょろんと手が伸びて
:ナコトくん? の左下1/4を引きずり込む)」
[Suo] 『目』が視界を灼く強烈な光を放ち
[Toyolina] キラッ☆
[Tihiro] それは違うw
[Hisasi] ぴっかー
天海 :「(淡蒲萄さんが目を焼かないように背で遮蔽を作り)」
[Toyolina] ナコトくん?の左上1/4がズレて地面に落ちた(左下1/4が
なくなったので)
巧 :「逃がさん!」
ナコトくん? : (右側半分がバランスを崩して倒れる)
[Hisasi] 引きずり込んだ水溜りを狙って
[Hisasi] 跳んで、念を込めた切っ先を叩き込むぜ
水たまり? :「逃がせよ!(針が一本、利き腕の肩を狙って突き出される)」
[Toyolina] じゃあ跳んだのでスカった^^
[Toyolina] 針が<スカった
巧 :「……!」>針を飛んでかわして突きたてた
天海 :「……ふむ、命に別状は無いか。流石だな……」
[Suo] うっちゃんの様子を見つつ
[Hisasi] 逃げてもいいよ、刺さっても
[Hisasi] ナコト?くんだけ倒せれば
水たまり? :(じわじわと赤く染まって、ナコトくん? の左下1/4が
:浮かんでくる)
巧 :「……殺った、か」
[Hisasi] だが、手ごたえは薄かった
巧 :「……残りは逃げたか」
[Hisasi] 刀を抜いて
[Hisasi] 振る、赤い雫が散った
淡蒲萄 :「……っ……痛……痛い!(起き上がろうとして血の海に
:突っ伏す)」
天海 :「怪我をしているんだ。無理をするな」
天海 :「大分血が抜けているようだが……あやかしの血で良ければ
:すぐにあげられるが、好き嫌いは無いかね?」
巧 :「淡蒲萄殿!」
[Hisasi] とりあえず、ナコト?くんの完全沈黙を確認してから
[Hisasi] 駆け寄ってくる
天海 :「大丈夫だよ。傷は深いが滅びには直結しないだろう」
巧 :「……片割れは、手傷を負わせましたが……逃げられたよう
:です」
[Hisasi] 悔しげに
淡蒲萄 :「……血……血、あ、だいぶ抜けたな……ありがとうええと
:……あ、蒼雅の当主さま」
天海 :「そのようだね。……連中はガン細胞より悪質だ。欠片も
:残さず根絶させなければすぐに蘇るだろう」
巧 :「すみません、お名前も伺っていませんが。彼女を運ぶのを
:お手伝いいただけませんか」
[Hisasi] とりあえず、神社に運ぼう
[Toyolina] 幸い? ナコトくん? だったものは絶命している
[Hisasi] 血は分けてあげられないが、体を休めることはできる
天海 :「天海眺界。何でも屋だ。……向こうに車を停めてあるが、
:それで運んでも良いかね?」
[Toyolina] 好き嫌いはあんまりないです^^
天海 :「とりあえず、その前に……」
巧 :「ええ、お願いします。私は蒼雅巧と申します、お願いでき
:ますか」
巧 :「この近く……場所は御霞神社です」
淡蒲萄 :「……すみません、お手数おかけします」
[Toyolina] しおらしい
天海 :「少し、エネルギーを補給しておいた方が良いだろう。
:……こんなので済まないが」
[Suo] 折りたたみナイフで指先を浅く切り、血を染み出させて淡蒲萄
さんの口に数滴垂らす
淡蒲萄 :(小さくのどを鳴らして血を飲み込んだ)
天海 :「……では行くか。御霞神社だね?」
[Toyolina] 姫だっこ! 姫だっこ!
[Suo] 淡蒲萄さんを抱き上げ、車を停めてある場所まで歩いて行く
巧 :「はい、私は……御霞の守護についている者です」
[Suo] 姫抱っこ
[Suo] ですよ^^
[Hisasi] で、一緒に乗り込んでゴー
御霞神社
--------
オンボロワーゲン:(ぷっすんぷっすんがたがたぷっすん)
[Toyolina] 個人的に乗りたい代物だw
[Hisasi] そして到着すると
[Tihiro] 燃費悪そうw
[Hisasi] 既に連絡を入れておいたようで(当主さましっかりしてる
[Suo] 30年くらい前のブラジル製のオンボロです。ドア片方開かないとか
閉じないとかw
穂波 :「当主さま! 淡蒲萄殿!」
[Hisasi] 巫女姿の娘と、ロンゲの着物姿が
天海 :「清浄な空気だ。……ここなら水の穢れも祓えそうだな」
秋芳 :「支度してあります、どうぞこちらへ」
[Hisasi] で、今度は当主さまが姫だっこですか?
淡蒲萄 :(傷はくっついたけど意識は朦朧中)
[Toyolina] 姫だっこ! 姫だっこ!
[Hisasi] 姫すぎるな!
天海 :「感謝する。応急処置は施せたが本格的な治療は出来ていない」
[Suo] そして当主様による姫抱っこ
巧 :「大丈夫です、淡蒲萄殿」
[Hisasi] 姫抱っこで
[Hisasi] いけませんねもうすぐ子持ちになるというのに
[Hisasi] お運びしましょう
[Toyolina] 淡蒲萄さんは姫だっこされないと不満で死んでしまう生き物なん
じゃ……
[Hisasi] で、運ばれて
[Hisasi] まあ、血は無理だけど。エナジー補給のなんぞやとかをもらって
回復力を増すくらいの処置をしますよ
[Toyolina] しばらく 血が足りない:-2 をつけておく事態
穂波 :「しっかりなさってください、回復を高めます(薬湯をどうぞと)」
[Hisasi] で、天海さんは普通に案内されて
巧 :「この度は、ご助力ありがとうございました」
[Hisasi] 礼
淡蒲萄@別室 :(薬湯ふーふーしながら飲んでる)
天海 :「いや、『見て』いたら偶々見えただけですからね。……
:しかし、鈍ってしまったな」
[Suo] 眼窩と思しき穴の空いた掌を開いたり閉じたりしながら
巧 :「……あなたは」
[Hisasi] 察してる
巧 :「……人ならぬ者、ですね」
天海 :「改めて、私は天海眺界という。何でも屋で、それから……
:見ての通りのあやかしだ」
巧 :「改めて、ご挨拶いたしましょう。私は吹利の地にて霊的
:平穏を護る任をうけし蒼雅家が当主、蒼雅巧です」
巧 :「今は、水の封を担うかなめ石である、御霞の守護について
:おります」
天海 :「ほぅ……」
巧 :「彼女は……吸血鬼ではありますが、我が友人として縁深い
:ひとです。お助けいただきありがとうございました」
[Hisasi] ぺこり
[Hisasi] 礼儀正しいです
天海 :「いや、礼には及ばないよ。私も荒事はそれほど得意では
:無いのでね。君がいてくれて助かったよ」
[Hisasi] こっから縁がまた広がりそうだ
巧 :「いえ、お力添えのおかげでなんとか戦い抜けましたから」
巧 :「なんのおもてなしもできませんが、しばしゆっくりされて
:ください。彼女には薬湯で回復を見守りたいと想います」
[Hisasi] でも香方さんより若いんだぜ、20
淡蒲萄@別室 :(ふーふーしてるのに飽きて口をつけたら熱かったのでしぶい
:顔してる)
穂波@別室 :(しかたないのでふーふーしてあげる、さじにとって)
[Hisasi] ふーふー、あーん、と
[Toyolina] あーん
天海 :「感謝する」
巧 :「……しかし、水と……なんらかの因縁がおありですか?」
[Hisasi] ちょっとだけ目が真面目になって
天海 :「まぁ、私は……そうだね、ずっと昔に仲間が『水』に食わ
:れてね」
巧 :「……(眉をしかめた)」
巧 :「……そうでしたか、すみません。妙なことをお聞きして
:しまって」
天海 :「いや、構わんよ。いずれ聞かれるだろうとは思っていたし」
巧 :「水との……我が家」
巧 :「水との関わりは……我が家にとって運命のようなもの」
天海 :「ふむ、それは……」
巧 :「……我が祖先は水に対抗するために生み出されたものだ
:そうです」
巧 :「……今は、そのしがらみは断ち切られました、いえ、断ち
:切りました」
巧 :「ですが、水の脅威自体は以前として存在する」
天海 :「……手を出そうとする輩は後を立たないからね。……今
:だって『水』から作った薬なるものが街に出回っている」
巧 :「……ええ、聞き及んでおります」
巧 :「我々は守護の任を放棄するわけにはまいりませんが、巷で
:広がる汚染も……食い止めねばなりません」
巧 :「戦力は多くありません……ですが、やらねばならぬこと。
:此度のように」
天海 :「フム……きっかけはどうあれ、私と私の仲間と目的は共通
:しているようだね」
巧 :「仲間、と?」
巧 :「……同じく水に対抗されていらっしゃるお方が他に?」
天海 :「そう。私の他にあと三人。……他にもあっちこっちに
:『水』に抗う者達はいるよ」
巧 :「そうでしたか……」
[Hisasi] ちょっと心強いね、孤独だったから
巧 :「いずれ、機会がありましたら是非ご紹介いただけませんか?」
[Hisasi] また縁を広げておこう
天海 :「ああ。是非ともお願いしたいところだ。機会があったら紹介
:させていただくよ」
巧 :「ええ、お願いします」
[Hisasi] ぺこりと丁寧に礼
天海 :「それから、近鉄吹利駅で弾き語りをしている少年、見た
:ことないかね?」
巧 :「……いえ」
[Hisasi] まあじょじょに
[Hisasi] まあこんな感じで縁を繋いでおこう
天海 :「その少年も、『水』に抗う者の一人だが……そうか」
[Toyolina] ミノタロスのことだよね
[Suo] ミノタウロス!
[Toyolina] ミノタウロスみたいだねやめとこうこの呼称
[Hisasi] もうげんけいとどめてねえw
[Tihiro] 一瞬マジにミノタウロスかとw
[Toyolina] みのる+ももたろう(→モモタロス)=ミノタロス\(^o^)/
天海 :「よく演奏しているようだし、夕方に行けば会う事が出来る
:かもしれない。……そうだ、今後のために連絡先を聞いても
:良いかな?」
[Tihiro] 特撮ヒーロー!? w
巧 :「ええ、わかりました」
[Hisasi] 神社の連絡先と蒼雅巧という名を
[Hisasi] 教えておきました
[Hisasi] その筋(神社関係、治水関係)に詳しいひとならすぐにわかる
[Hisasi] といった感じです
[Hisasi] こんな感じで〆。
天海 :「蒼雅巧君か。仲間共々、これから宜しく頼むよ」
[Suo] はーい
[Hisasi] ういうい、これでたくみんでも絡めそうか、これはいい
[Suo] 仲間が増えたー!
[Hisasi] というわけで寝よう。
[Toyolina] オヤッス
[Hisasi] だんだん仲間の輪が広がりつつある
[Hisasi] 今度ギリちゃんとも絡めたいね
[Hisasi] せっかくだから
一方淡蒲萄さんは
----------------
[Toyolina] 別室ルーム。
淡蒲萄 :(薬湯飲ませてもらって体があったまったでござる)
淡蒲萄 :「イテテ」
穂波 :「よかった、大分治まったようだ」
[Hisasi] 手当てした白い包帯後がいたいたいしね
穂波 :「ゆっくり静養するといい、連絡は私がしておこう」
[Hisasi] 優しい
淡蒲萄 :「助かっちゃった。動けるようになったら、ちゃんとお礼
:しないと……ありがと」
穂波 :「……しかし、淡蒲萄殿ほどの者がこれほどの深手を負わ
:されるとは」
[Toyolina] 白い寝間着着せられてるんですね
淡蒲萄 :「……油断した、っていうか……周到だったいてて」
穂波 :「……そうか……ここ最近、特に多くなっているからな」
[Hisasi] よしよし、と
穂波 :「少し横になってゆっくり休むといい、また明日に薬湯を
:用意する。大丈夫だ」
[Hisasi] いいこいいこ
淡蒲萄 :「ん……そうする……ありがと、穂波ちゃん」
[Toyolina] 布団かぶって目から上だけ見えてる状態
穂波 :「気にすることはない、淡蒲萄殿。友人を気遣うのは当然の
:ことだぞ?」
淡蒲萄 :「ん。わかった……それと、一応これ(ケータイ)、もし鳴っ
:たら、ここにいる、って言っておいてくれる?」
[Toyolina] 寝てるときに
穂波 :「ああ、わかった。伝言役をしよう」
淡蒲萄 :「お願い……(寝入った)」
穂波 :(そっと、布団をかけなおして)
[Hisasi] おやすみなさい、と
[Toyolina] 寝相の悪さで回復度合いを計れるので安心です
[Toyolina] おとなしい>弱ってる 大暴れ>げんきいっぱい
時系列と舞台
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12月
解説
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第二期はやたら敵が強くなる法則。
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Toyolina
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