[KATARIBE 31961] [HA21L] 小さな奇蹟

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Date: Tue, 2 Dec 2008 21:08:21 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31961] [HA21L] 小さな奇蹟
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/21/
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[HA21L] 小さな奇蹟
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登場人物
--------
HA21C:男の意地:東海道蔵戸ユリウス[聖ローリエ騎士団][悩める中年][ヒゲ]
[嫁募集中]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0093/
HA21C:限りなく黒に近い灰色:宮本奈々紫(みやもと・ななし)[灰色][始末屋]
[退魔][西生駒卒業生][元黒タイツ][スーツ][復讐鬼][審判][動かない四肢]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0003/
HA21C:Midnight Step:淡蒲萄(うすえび)[うっちゃん][USB][ロリ系エロカワ]
[吸血鬼][ドS][小悪魔]
    http://kataribe.com/HA/21/C/0005/


ついにこの時がきた
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 奈々紫    :「……ユリウス」
 ユリウス   :「なんだい」
 奈々紫    :「……大変申し訳ないのだけど」

 奈々紫    :「お手洗いに……行かせてもらえないかしら」
 ユリウス   :「つ、ついに来たね」

[arca]   ついになんてw

 ユリウス   :「……わかった、わかったよ。わかったから少し我慢して
        :いてくれ」(ひょいと抱え上げる)
 奈々紫    :「……ごめんなさい」

[kurov]   座らせて脱がせて拭いてもらわないと……

 ユリウス   :「まあ、仕方ないさ……対策は練ってある」
 奈々紫    :「……」(さすがに少し頬が赤い)
 ユリウス   :(ひとまず奈々紫を便座に座らせる)

 ユリウス   :(ハンガーを改造したフックを奈々紫の下穿きのゴムに二つ
        :引っ掛ける)

 ユリウス   :「ふふふ、こんなこともあろうかと用意しておいたのさ」

 ユリウス   :(後ろを向いてフックの反対側についた紐をひっぱり、その
        :まま扉を閉める)

[kurov]   がたん

 奈々紫    :「……」
        :(脱げたものの便座から滑り落ち、しかもパジャマの背中が
        :便座のフタに引っかかってまたも巾着状態に

 奈々紫    :「……ユリウス! ユリウス! お願い!」

[Toyolina] ひどいなw
[arca]   すったもんだ
[kurov]   おなかが冷える!
[kurov]   このままだと床に座ったままもれちゃう!

 ユリウス   :(中の状況を想像したくない!)

 ユリウス   :「そうだ、淡蒲萄君を……」(深夜2時にコール)

[arca]   なんと言う非常事態あんど魔術師

 奈々紫    :「あ……」

 淡蒲萄@電話 :「はいはーい(超元気そう)」

[Saw_vaio] さあて、こっちはどうしてくれようw
[kurov]   ひどいことになった^^

 ユリウス   :「すまない、至急来てもらえないか……いやもう手遅れかも
        :しれないが」
 淡蒲萄@電話 :「あーうん、わかったよ」

[Toyolina] 2d6
[kataribe] Toyolina: 8(2D6) = 8
[Toyolina] 8分後到着

 ユリウス   :「ふぅ……宮本君、もう少し我慢できるかい」

[Hisasi]  手遅れですね
[arca]   もうておくれ

 奈々紫    :「……」
 ユリウス   :「み、宮本君……?」
 奈々紫    :「……その……着替えを、持ってきて貰えるかしら……」

 ユリウス   :「し、しちゃったのか?」
 奈々紫    :「……ごめんなさい。あなたが抵抗あるのはわかっていた
        :から少し我慢していたの」

 奈々紫    :「それから……その、この体勢は辛いわ。どうにも……
        :お願いユリウス、なんとかして……」

[kurov]   普段からトーンは低いがよりか細く

 ユリウス   :「それは、無理だ……もうすぐ淡蒲萄君が来るから少しだけ
        :耐えてくれっ」

[Toyolina] 助けがくるまであと数分とはいえ……!
[Saw_vaio] そのとき、この鄙びた理髪店で小さな奇蹟が起こった
[Toyolina] おお?


なぜか起こった小さな奇蹟
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[Saw_vaio] ----以下イメージ映像

 ハイヂ    :「ばか! ウララのバカ! DT! ホーケー! もう知ら
        :ない!」
 ウララ    :「ま、まって! ハイヂ!」

[Toyolina] ひでーw アーデルハイド(仮)ひでーw
[Suo]    こ れ は ひ ど い

 ハイヂ    :「たった! ウララが立った!」

[kurov]   ひ ど す ぎ る

[Saw_vaio] 登場人物が一斉に出てきてウララを祝福した
[Saw_vaio] -----

[Hisasi]  最低だw

 ユリウス   :「う、ウララがっ」
 奈々紫    :「ユリウス……お願い……ウララ?」

[Toyolina] 江頭とかじゃなくてよかった>イメージ映像

 ユリウス   :「すまない、宮本君……」

 ユリウス   :(しかし今は誇らしい気持ちなんだ)

[Toyolina] 神に感謝を捧げてるあたりで現れよう。奇跡体現! わ、すごい!
[Suo]    スラックスの前がテント?

 淡蒲萄    :(店にきた)「ユリちゃーん、どこ?」
 ユリウス   :(主よ、my sonに祝福を)

 ユリウス   :「お、おお、淡蒲萄君。みてくれ!」
        :(でももういつもどおりで……)

 ユリウス   :「……くっ」(持続力がない……男は涙した)

[kurov]   この人趣味がアレだった……
[Toyolina] むしろ元通りになっていく様をヴァンパイアアイでつぶさに目撃
      したいところw

[Saw_vaio] ----イメージシーン

 おやっさん  :「たてー! たつんだーショー!」
 ショー    :「へへっ……もう、おやっさんの声も……きこえねえや」
        :(ふらっ)
 おやっさん  :「ショー!」

[Saw_vaio] ----
[Saw_vaio] カンカンカーン

 ユリウス   :(ショー……ッ!)
 淡蒲萄    :「わ、すご……(目を背ける)」

[Toyolina] 別に恥ずかしいとかじゃなくて気の毒なので……

 ユリウス   :(沈うつな面持ち……)

 ユリウス   :「……はぁ」

 ユリウス   :(項垂れて座る)
 奈々紫    :「ユリウス……?」
 ユリウス   :「何も言わないでくれ……」
 奈々紫    :「……困るわ。このまま放置されるのは」
 ユリウス   :「そ、そうだ。宮本君が大変なんだ!」

 ユリウス   :「淡蒲萄君、後は任せた。私はちょっと、外で煙草を吸って
        :くるから」
 淡蒲萄    :「あ、うん、で、え、ちょっと!」

[Toyolina] 逃げられた、いつものように

 淡蒲萄    :(宮本さんの世話を一通り終えて)
        :「車いすとか合った方がいいのかな? 電動のやつ」
 ユリウス   :「そうだね……でもああいうのって高いんだろう?」

 ユリウス   :「まあ、大丈夫。彼女の頑張りならあと3−4日で歩ける
        :ようにもなるさ」
 奈々紫    :「そうね……ユリウスがきちんとしてくれたらそんな心配
        :も……」

[kurov]   あきらかに落胆している

 淡蒲萄    :(ユリちゃんをとりあえずつねっておく。たまたまそこは
        :おしりだったが気にすることはない)
 ユリウス   :「! ……?」

[Saw_vaio] しかしわからないニブチン

 ユリウス   :「す、すまない……やっぱり僕一人じゃどうにもならない
        :ことが多いな……」

[kurov]   淡蒲萄さんはもっと怒ってあげていい。下着もパジャマも脱げて
      胸から腿まで丸出しで盛らしたまま便座のスキマに挟まってシク
      ハックしていたんだ。
[Toyolina] そうだよね!

 淡蒲萄    :(またつねった)「車いすは明日、白に持ってこさせるから。
        :それより!」

 淡蒲萄    :「今日の失敗を繰り返さないために、ちゃんと練習!」
 ユリウス   :「れ、練習!?」
 淡蒲萄    :「っていうか何をどうしたらあんなことになってたの?
        :そもそも」
 ユリウス   :「見ないようにしようと、フックを使っただけなんだが……」

[arca]   ピタゴラスイッチの失敗

 奈々紫    :(俯く)「……不運な事故よ」
 淡蒲萄    :「なんで自分の手でしようとしないの? そこがそもそも
        :間違ってる。もっかいつねるよ?(つねってる)」

[Toyolina] そろそろつねられてる箇所が肉離れを起こしそう

 ユリウス   :「痛い痛い……」

 ユリウス   :「だって、そんなこと出来るわけないだろう」
 奈々紫    :「……」
 淡蒲萄    :「ううん、出来る。ユリちゃんなら出来る!」

[Toyolina] 根拠はない

 ユリウス   :「宮本君だって恥ずかしいだろうし」
 奈々紫    :「……そうね。恥ずかしくないといえば嘘になるわ」
 ユリウス   :「そうだろう?」
 淡蒲萄    :「でも必要なんでしょ?」
 ユリウス   :「なあ、淡蒲萄君、二三日白ちゃんをうちでヘルパーと
        :して寝泊りさせられないかな……お金は、何とか工面する
        :から」
 淡蒲萄    :「お金は別にいいし、そうするのは全然いいんだけど……
        :ナナシさん、それでいい?」
 奈々紫    :「そうね。その方がいいんでしょうね……お互いに。お願い
        :できるかしら」

[kurov]   PLはとても残念です!
[Toyolina] 僕もデス
[Saw_vaio] だって、無理だよ!
[Toyolina] でもあまり追い詰めてもウララが立てなくなってしまう
[Saw_vaio] 壁一枚向こう、くらいの距離感が丁度いいんです今の彼には
[kurov]   いいんだ、もう充分みられたから^^

 淡蒲萄    :「わかった。んじゃ明日から来させるってことでいいかな?」
 ユリウス   :「頼む……」
 奈々紫    :「有難う、淡蒲萄……ごめんなさい、ユリウス。無理を
        :させてしまって」
 淡蒲萄    :「んじゃもうちょっと細かい話は、ユリちゃんとしとくね。
        :気にしないで、案外お人好しだって結構評判だから」
 ユリウス   :「彼女はいい子だよ……明るいし、素直だし」
 淡蒲萄    :「んじゃユリちゃんちょっと借りるね」
 奈々紫    :「ええ」


勇気で片付くとは思えないんだが
------------------------------

 淡蒲萄    :(お店の椅子に座って)「ごめんね、つねりすぎた。痛かった
        :でしょ」
 ユリウス   :「……いや、いいんだ。きっと何かのサインなのだろうとは
        :思ったから」

 ユリウス   :「僕は何か間違ってしまったのだろうか」
 淡蒲萄    :「間違ってるのは……うん、ちょっと間違ってるかも。
        :なんていうかな、もうちょっとだけ、勇気出したらいいん
        :じゃないかなって思ったんだけど……さっきはあたし、押し
        :つけだったなって思って」
 ユリウス   :「……勇気、か」

 ユリウス   :「僕がもっと男らしければ……勇気も持続するかもしれ
        :ないのに」

 ユリウス   :「……はぁ」
 淡蒲萄    :「でも、ちょっと良くなったんじゃない? さっき……」

[Toyolina] ウララががんばってた

 ユリウス   :「……ああ、そうなんだ! 久々のビッグウェーブだったよ」
 淡蒲萄    :「うん、あれ見て今なら行けるのかもって思ったんだ。そん
        :で押しすぎた……変な話だけど、いい刺激になってると思うし」
 ユリウス   :「……それは、そうかもしれないけど」

 ユリウス   :「そんなの宮本君にしてみればいい迷惑じゃないか」
 淡蒲萄    :「あ、もしかしてエロイ意味で取ってる? ちゃんと世話
        :してあげる方が大事なんだって。迷惑って言ったら今日
        :みたいな放置プレイの方が迷惑じゃんね」
 ユリウス   :「……それは、そうなのかもしれないが」
 淡蒲萄    :「そこで勇気、昨日の自分にさよならすんの!」
 ユリウス   :「勇気、か。難しい問題だね……ずっと介護する、なんて
        :ことにならなくてよかった……」
 淡蒲萄    :「原因はわかんないけど、ユリちゃんはちょっと臆病過ぎる
        :だけ!」
 ユリウス   :「臆病、か……」
 淡蒲萄    :「そうそう! ナナシさんのこと、ちゃんと出来たらきっと
        :自信になるよ!」
 ユリウス   :「そ、そういうものかなあ」

 ユリウス   :「流石に下の世話とかはちょっと違うと思うんだけど……
        :そりゃあ、家族だったら話は変わるが」
 淡蒲萄    :「それに限るとさすがに違うなって思うけど……あ、いい
        :こと思いついた。今度、ちょっと髪切ってあげたらどうかな?
        :さっき見たら、長さとか結構バラバラになっちゃってたし」
 ユリウス   :「……そうだね、それなら得意だ」

 ユリウス   :「あ、でも今時のオシャレな髪型とかはあんまりわから
        :ないんだが……」
 淡蒲萄    :「うん、出来そうなとこから……明日、白に買ってこさせるよ」
 ユリウス   :「ありがとう」(弱弱しく微笑む)


[Saw_vaio] というわけで念願の髪を切るシーンにいけそうだ
[Toyolina] 随分遠回りさせてしまったw


[Saw_vaio] 穏やかでいいですよね、散髪
[Toyolina] うっかりEDに気を取られすぎたが
[Toyolina] あとクロウ先生がエロス方面強調するから釣られてしまったが
[kurov]   撲のせいか! そうです。すいません。
[Toyolina] 穏やかでもありなにやらもの悲しい空気もあり


時系列と舞台
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11月

解説
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ビッグウェーブを見逃してはいけない!


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Toyolina
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