Goto (kataribe-ml ML) HTML Log homepage
Date: Mon, 24 Nov 2008 21:42:08 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31942] [HA21L] チャットログ『囚われの活餌』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20081124124208.6B38049DB02@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 31942
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31900/31942.html
2008年11月24日:21時42分08秒
Sub:[HA21L] チャットログ『囚われの活餌』:
From:久志
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
チャットログ『囚われの活餌』
==================================
登場人物
--------
ウヤダ
:腕利きのハンター、元吸血鬼狩り組織に身を置いていた。
コンスタンツェ・シェーンベルク
:ドSお嬢。吸血鬼のお嬢様。何気に気に入っている。
囚われ
------
[Hisasi] #過去風景
[Hisasi] #狭い石造りの部屋、牢屋?
[Hisasi] #天井近くに鉄格子のはまった窓
[Hisasi] #牢屋は半分地下に埋まっているらしく、鉄格子の側に生えた雑草
が揺れている
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #両手両足には鎖
[Hisasi] #見上げた鉄格子
[Hisasi] #苔の匂いのする地下牢
[Hisasi] #鉄格子から僅かに差し込む日の光
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #視線を落とす。
[Hisasi] #閉ざされた空間、餌入れの箱と排泄用の壷が部屋の片隅に置かれ
ている
[Hisasi] #身を包むのはボロボロの服、
[Hisasi] #眠る時に身を包むのは、床に敷かれたやすりのように固いボロの
毛皮
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #目を瞬く
[Hisasi] #その風景は何も変わらない
[Hisasi] #いつから?
ウヤダ@虚ろ :「……………」
[Hisasi] #ゆっくりと、固い毛皮の上に身を横たえる
[Hisasi] #いつからここにいるのか
[Hisasi] #記憶の底を手繰っても、見上げた鉄格子と苔の匂う石の壁、定期的
に与えられるもはや匂いもわからぬ餌
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #口をうごかす、言葉は出ない
[Hisasi] #そして
[Hisasi] #
[Hisasi] #ふと、空気が動いた
ウヤダ@虚ろ :(目を細めた)
[Hisasi] #またか、といった風に
コンスタンツェ:「相変わらず汚い肉袋ね(うふふ)」
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「這いずり回って餌を貪って……醜いわ」
[Hisasi] #歌を歌うような声
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #見上げた目の先
[Hisasi] #長い髪、白い肌、赤い瞳のたおやかな少女
コンスタンツェ:「……うふふ」
ウヤダ@虚ろ :「…………」>じっと見返すだけ
コンスタンツェ:「でも、死なないように飼うのは大変ね?薔薇の剪定の
:ほうがまだ楽しい」
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「でもいいわ、あなたはまだ生きていてくれなくっちゃ」
[Hisasi] #とん、と軽い足取りで牢の前に
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「…………生意気よ、その目」
[Hisasi] #ぎら、と。睨んで
コンスタンツェ:「薄汚い肉袋のクセに、地べたを這いずるって虫みたいに
:増えるだけの無力な豚のクセに、えらそうに地上の覇者と
:名乗ってるサルのくせに」
[Hisasi] #吐き捨てるような罵声
コンスタンツェ:「……生かしてもらっているのよ?あなた」
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「私が皆にお披露目の時にはあなたの首を切ってグラスで
:頂くわ、薔薇を浮かべて」
コンスタンツェ:「みすぼらしいあなたでも、多少は美しくなれてよ?」
[Toyolina] #やべーお嬢さんタマンネー
[Hisasi] #関係ないところで萌えられたw
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「ねぇ……あなた、一輪の花よりも簡単に摘まれちゃう
:のよ?」
[Hisasi] #つつ、とウヤダの顎を長い爪が撫でて
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「あなた、強情ね。でもそれがいいわ」
[Hisasi] #くっと形の良い唇をゆがめて
コンスタンツェ:「……その強情な顔と気に喰わない目が、染まっていくの
:が見たいの」
ウヤダ@虚ろ :「…………」>ひたすら見返すだけ
コンスタンツェ:「(にっと笑う、真っ白な牙が覗く)……イラつくわ、
:でもそれがいい」
[Hisasi] #ウヤダの頬につっと爪を走らせて
[Hisasi] #数ミリ傷ついて、にじむ血
ウヤダ@虚ろ :「…………」>一瞬、唇を噛むがそれでも変わらない
コンスタンツェ:(そのまま顎をちょいと上げて、ウヤダの頬をぺろっと
:舐めた)
[Hisasi] #そのまま唇を舐めて
コンスタンツェ:「味見よ、悪くないわ」
[Hisasi] #くすくすくす
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「楽しみね、その日が」
[Hisasi] #牙を剥いて哂う
[Hisasi] #そのまま手を離してくるりとターンして
[Hisasi] #くすくす笑いながら去っていく
ウヤダ@虚ろ :「…………」
[Hisasi] #一人
[Hisasi] #鉄格子を見上げる
[Hisasi] #風景は変わらない
[Hisasi] ウヤさんの原風景でした。
[Toyolina] やんごとなきお嬢はドSじゃないとねやっぱり( 'д')はぁはぁ
[Hisasi] 意外なところでうけたようだ
[Saw] たしかにお嬢かわいい
[Hisasi] まあ、お嬢はこの後YATUZAKIにされてるわけですが
[Toyolina] YAZAWAみたいですねYATUZAKI
[Suo_write] YATUZAKIせよYATUZAKIせよ
[Suo_write] (クラウザーさん調に
お嬢再び
--------
[Hisasi] #過去風景
[Hisasi] #狭い石造りの部屋、鉄格子のはまった窓
ウヤダ@虚ろ :(繋がれたまま、冷たい石畳に横になっている)
[Hisasi] #頬に当たる冷たく固い感触、澱んだ空気
[Hisasi] #いつからここに居て、自分が何者なのか
[Hisasi] #それはとても遠い世界のことのようで
[Hisasi] #ふわりと、澱んだ空気が動いたのを感じて
ウヤダ@虚ろ :(視線をめぐらせる)
声 :「あら、鋭いわね。肉袋の分際で」
ウヤダ@虚ろ :(目だけで見上げる)
[Hisasi] #かつんと、石畳を鳴らして牢の前に歩み寄ってきたのは
[Hisasi] #長い銀髪、白い肌、赤い瞳のたおやかな少女
[Hisasi] #意外と人気あったので再登場
コンスタンツェ:「……うふふ」
[Hisasi] #慣れた手つきで牢を開けて中に踏み入れて
[Hisasi] #かたわらの椅子を引寄せてちょんと座る
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「あら、いい目ね。ふふ、今日は汚い豚の為にご本を読ん
:であげようと思ったのに」
[Hisasi] #なんぞや立派な本を手に
コンスタンツェ:「……ねぇ、何の抵抗もない中身のない泥人形じゃつまら
:ないもの、ね?」
[Hisasi] #口元をきゅっとあげて微笑んで
[Hisasi] #ついっと足を上げて、転がったウヤダの胸を踏みつけた
ウヤダ@虚ろ :「…………(ぎゅっ)」>唇噛んだ
コンスタンツェ:「ねぇ、もうちょっと楽しませて?……その目は嫌いじゃ
:ないけど、もっといい顔をが見たいわ」
[Hisasi] #ぐりっと、足をねじ込むように
ウヤダ@虚ろ :「…………」
コンスタンツェ:「強情ね……」
[Hisasi] #ちょっとイラっとするけど、それもまたよし
コンスタンツェ:「いいわ、まだ時間はあるもの……ゆっくりと、ね」
[Hisasi] #ぐりぐりと胸を踏みにじった足が首へと
ウヤダ@虚ろ :「……っ」
[Hisasi] #首を踏みつけて
コンスタンツェ:「沢山おはなしを聞かせてあげてよ? あなたが知らない
:世界を、あなた一人置き去りにされた外の世界の話も、
:ね?」
[Hisasi] #ぐいっとつま先をアゴにかけて持ち上げる
ウヤダ@虚ろ :「…………(無言のまま見返す)」
コンスタンツェ:「さぁ、楽しいお話をしましょうか?」
[Hisasi] #ぐりぐりとつま先でアゴをちょいちょいと持ち上げつつ
[Hisasi] #ちろりと唇を舐めて
[Hisasi] #この後、色々略
[Toyolina] #はぁはぁ
ウヤダさんは女運が悪い
----------------------
[Hisasi] #そういう子に好かれやすいのかもしれませんね、ウヤさん
[Hisasi] #女に隔意があるのも納得です
[Toyolina] #納得ですね
[Hisasi] #そりゃあ真っ当に気遣ってくれる男の銀ちゃんに惹かれるのも
[Hisasi] そしてドSお嬢が気に入ってる久志
[Toyolina] ドSお嬢は僕も好きですよ^^
[Hisasi] 殺すのもったいなくなっちゃった
[Toyolina] ネー
[Hisasi] 実は生きてた説
[Hisasi] (レニーは殺す気満々なのに)
[ER] |・)どSお嬢って誰?
[Hisasi] というかあそこまで壊れてたらもう殺すしかないだろう、、
[Hisasi] ウヤダンが家畜で飼われてた頃にウヤダンを足蹴にしたり豚呼ばわ
りしていた吸血鬼のお嬢さん
[ER] ……
[Hisasi] http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/11/20081104.html#220000
[ER] そういう奴って、思いっきり憐れまれるのが一番嫌いっぽいね。
[Hisasi] この辺と今日の過去ログにも
[ER] ほむ
[Hisasi] ドSお嬢やレニーやら、アレな子に好かれる:2でもついてるんだ、
きっと
[Hisasi] >うやだん
[ER] ……で、アレな相手に惚れる:3がついている?
[ER] (読んだ)
[Hisasi] 、、、銀ちゃんはアレじゃないもん
[ER] いや、性別が。
[Hisasi] 、、、
そりゃあ女に愛想つかして銀ちゃん一筋になるのもわかるってもんだ。
時系列と舞台
------------
今から百年近く?昔の何処かの光景。
解説
----
囚われの身、ドSお嬢にいたぶられるウヤダ。
http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/11/20081104.html#220000
http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/11/20081123.html#210000
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
以上
---------------------------------------------------------------------
http://kataribe.com/ 語り部総本部(メインサイト)
http://kataribe.com/ML/ メーリングリストの案内
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/ 自動過去ログ
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31900/31942.html