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Date: Mon, 24 Nov 2008 16:14:58 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31932] [HA21L] チャットログ『石橋の動向』
To: kataribe-ml@trpg.net
Message-Id: <20081124071458.ED02149DB02@www.mahoroba.ne.jp>
X-Mail-Count: 31932
Web: http://kataribe.com/HA/21/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31900/31932.html
2008年11月24日:16時14分58秒
Sub:[HA21L] チャットログ『石橋の動向』:
From:久志
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チャットログ『石橋の動向』
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登場人物
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石橋卓郎(いしばし・たくろう)
:ウヤダの別の顔、ヤクザの大物。水を抑制するために暗躍していた。
姐さん
:犬丸組の姐さん。愛人という名目で石橋の力を借りていた。
けじめ
------
[Hisasi] #歩く男。
[Hisasi] #黒のスーツに紫のシャツ、てらてらの白ネクタイ
[Hisasi] #オールバックの髪にグラサンの男
石橋 :「…………」>カツカツカツ
[Hisasi] #くわえ煙草で歩いて、あるビルの前へと
[Hisasi] #そして入り口にいた数名の柄の悪い男が一斉に背筋を正す
若いの1 :「どうぞ、石橋サン」
若いの2 :「姐さんは事務所においでです」
若いの3 :「あ、お付しますか?」
石橋 :「いらん」
若いのズ :「へ、へぇ」
[Hisasi] #そのままガツガツと入っていく
若いの1 :「石橋サン、少し落ち着いたんすかねぇ」
若いの2 :「なんかこないだから妙に虫の居所が悪いらしくて……」
若いの3 :「でも、今日は落ち着いた風って感じっすね」
[Hisasi] #揃って石橋の歩いていった先を見て
若いの1 :「けどあれっすよ、最近石橋サン、元の組のほうで忙しく
:なったとかで」
若いの2 :「ヤスロー兄さんがいってましたねー」
若いの3 :「……でも、なんかアレっすね、今日の石橋サンなんか
:いつもと同じっつーかもう少し落ち着いてる?みたいな」
[Hisasi] #そして
[Hisasi] #ある一室へ
石橋 :「俺だ」
[Hisasi] #同時にドアを開ける
[Hisasi] #そこにはそれなんて峰フジコみたいなお姉さんが
姐さん :「あんた、こっちくるんやったら連絡くれてもええのに……」
石橋 :「ああ、少し話しておくことがある」
姐さん :「……座って、お茶くらいいれたるわ、ね?」
[Hisasi] #なんか寄り添いつつ
石橋 :「……わかった」
[Hisasi] #どかっとソファに座って、煙草を一本くわえて
石橋 :「……息子はどうした?」
姐さん :「あの子やったらこないだのマッサージ屋に、あの店主
:さんえらい気に入ってしもうて……繁華街とかいかんよう
:になってこっちも安心しとるのよ」
石橋 :「……そうか」
[Hisasi] #あいつかよ、と内心思ったけど顔には出さない。
[Hisasi] #そしてお茶を出してもらいつつ
姐さん :「……話、な。大体わかってんねんで」
石橋 :「…………」
姐さん :「大体、あんたがウチの組で目くばっとるのも……お互い
:納得済みやったろ」
石橋 :「暫く、上のごたごたの整理に手がかかる」
:>話をぶちきるように
姐さん :「……」
石橋 :「『水』に目を配るのをやめるつもりは無い、が。あまり
:動けなくなる」
姐さん :「わかっとるわ。もともとアンタに協力してもろたのも
:そのためやし」
[Hisasi] #パーパは水反対派、なので。
石橋 :「押さえ込むのに難儀するかもしれんが、地盤はある程度
:固めた、銀ガマの奴もそうそうデカイ面はできん」
姐さん :「……そうやね」
[Hisasi] #つまり別れ話なのね
石橋 :「それだけだ、様子見は暫くするかもしれんが、当分は
:ここには立ち寄れん」
姐さん :「……」
[ER] #|・)うやだんが姐さんを振っておる
[Hisasi] #きゃ
石橋 :「お前の望みは果たした、こちらの狙いも充分成果を
:あげた。それでいいだろう」
姐さん :「……そやね」
姐さん :「ううん……ええわ、しつこいのはやめよ。三重蔵にも
:ちょっと顔みてたって、あの子ああ見えてアンタのこと
:子ども扱いせん奴やって気にいっとったんよ?」
石橋 :「わかった」
[Hisasi] #そしてソファを立って
姐さん :「ほんなら、アンタも……元気で」
石橋 :「……」
[Hisasi] #ちゅーされた、でもウヤダさんはなんとも思わない。
石橋 :「……」
姐さん :(ちょっと笑って手を振って)
石橋 :(かつかつと歩いていく)
[Hisasi] #そのまま出て行く
[ER] #…………
[Hisasi] #姐さん泣いてるね、たぶん
[ER] #みえぞー君があとで泣きそうだよ
[Hisasi] #なくね
[ER] >マーマが泣いちゃった
[ER] #……で、そうやってうやだんがちょっとばっかり水から目を離して
いる間に
姐さんはいい女だったのに……
三重蔵、泣く
------------
[Hisasi] あいつマーマ泣かせよったー(びー
タカ :「ああ……な、ない茶
タカ :「泣いちゃだめだよ、みえぞー君……(おろおろ)」
三重蔵 :「うっ、ぐすっ、えぐっ」
[Hisasi] #わーん
馨 :「……そうか、しかし、そうすると」
三重蔵 :「だ、だって……ひっく」
[ER] #泣いてるおこちゃまと宥めてるおこちゃまを見つつ、全く別個に考え
込んでる
タカ :(よしよし)
[Hisasi] #マーマは水反対なんだけど、石橋が一旦引いたとなるとまた台頭
してくるんじゃね
[Hisasi] #と
[ER] #あー
馨 :「しかしその判断、正しいのかな。石橋……」
[ER] #ぼそり、と
三重蔵 :「……ぼ、ボクにも……なんもいわんで、石橋のあほうっ
:(えーん」
タカ :「そうなのか……」
[ER] #しかしこう、水によって麻薬を作るってのは、一体誰が大元なんだろう
[ER] #少なくとも、『水』を手に入れて、加工してる、その大元は
[Hisasi] #さー
[Suo_write] #今、水側のキャラクターの原型が脳裏を過ぎりましたよ
三重蔵 :「でも、石橋おらんようになったなら、ボクが……マーマ
:支えたらなあかん」
[Hisasi] #ぐしぐしぐし
[ER] #おおー>すおーさ
[Suo_write] #問題無ければ『水』を加工する能力者を出すかもです
[ER] #あ、でも、『水』を加工して無事、というキャラクターは、作る時に
気をつけてね。
三重蔵 :「水使う奴は、ボクが退治したるねん……パーパがそう
:決めたんや、マーマがまもっとるんや……ボクがやった
:らな」
[Hisasi] #ぐしぐし
[ER] #『水』を摂取した場合、『必ず』キャラクターは破滅する、というの
が、21を考えてた一時期に出たから。
[ER] >摂取しないで、あくまで触れないで加工するならおっけだと思う。
[Suo_write] #ふむふむ……
[Hisasi] #ウヤさんは組よりも重要なもの(キャリーたん初めとしたサーカス
連中)が
タカ :「……そだね」
[ER] #どっかにあったよなあ、その文章……
[ER] ああ、あった、けど……
[ER] http://hiki.kataribe.jp/HA/?KasumiGaIkeNoYami#l9
[ER] ここらかなあ
[ER] だから、実は、水を使った麻薬を作る人々は、自ら破滅に踏み込んで
いるようなものなのだ……
[Hisasi] うん
[ER] 今のとこ、作ってる人々が、黒子なんで目立たないが(笑
[Suo_write] #或いは既に『水』に呑まれた人が、更に多くの人を『水』に
引き込むためとか……
[ER] ああ、そういうキャラは居た。
[ER] <というか、途中まで書いて……最後は書いてないorz
[Suo_write] あらy、もう既出でしたか
[Suo_write] (もしくは絶賛引き込まれ真っ最中とか……でもヤクザの場合
は少なくとも上の人は薬には手を出さない筈だし
[ER] いや、そういうキャラクターは色々ありだと思うよ。
[ER] 上だって、『自分が』手を出さずに、他の組の三下を唆して、結果その
組を下から潰してゆく、とかね。
[ER] >ヤクザ
[Suo_write] ふむふむ……
[Hisasi] パーパはそれを知っていて、水に手をだすな!と
[ER] うむ
[Hisasi] そして撃たれました
[ER] きゃー
[Hisasi] マーマはパーパの意志をついで、組をまもって水を禁じてそれを
下位の組織にも徹底させてるけど
[Hisasi] いかんせんマーマでは抑えきれない
[Hisasi] そこに石橋っちゅうデカイ後ろ盾があったのに、、
[ER] うむう
[ER] ……こう、水を使った麻薬が流行る理由が要るね。
[ER] 多分、まず、『原価がかかんねえ』かな。
[Hisasi] うん
[ER] あと、『効き目がある』
[ER] ……いあ、使った連中が毎度毎度バケモノになったりしてたら、
やっぱり麻薬として通用しないと思うんだ
[Hisasi] うん
[Hisasi] 薄めてあるから
[Hisasi] ちゃんと麻薬としての効果はちゃんとある
[Hisasi] ……蓄積するけど
[ER] 必ずやみつきにはなるけど、すぐには『ばけもん』にはならない、
でいいのかな。
[ER] <やみつきになる、という破滅の一形態があるので、全員『バケモノ』
となる必要はない、か。
[Suo_write] 『ばけもの』になるには、何らかのプロセス(例えば何かの儀式
とか、強烈なストレスとか)が必要とか……
[ER] もしくは、単に
[ER] がぱーっと一挙に呑んじゃうとか。
[Hisasi] 許容量超えちゃうと
[Hisasi] ぱーんと
[ER] ひえー
時系列と舞台
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2008年11月
解説
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ウヤダの別の顔、石橋。彼なりのけじめをつけるのこと。
http://kataribe.com/IRC/HA21/2008/11/20081103.html#200000
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以上
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