[KATARIBE 31894] [HA06L] 猿の王

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Date: Wed, 5 Nov 2008 00:11:37 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31894] [HA06L] 猿の王
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 猿の王
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登場人物
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HA06C:【B】毎日が違う大怪我:南足鞠緒(きたまくら・まりお) [配管工][キノコ嫌い]
[空音の唇を奪った][兄は百合ヲタ][弟は椅子][無限増殖][キノコ生えてた]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0683/
HA06C:革命公主:神終空音(かみはて・そらね)[魔術師][吹利学校][同盟][ゲーマー]
[ウサギ][本屋][生活力皆無]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
HA06C:性別不安定:市原千沙紀(いちはら・ちさき)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0693/
HA06C:人里に馴染んだ化け狸:柏木甚助(かしわぎ・じんすけ)[妖怪][狸][狢][教師]
[サトミマンション][賢者][悪ノリ]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0788/
HA06C:【B】闇医者:閑攣雹(ひまつり・ひょう)[フランケンシュタイン][アンデッド]
[ゾンビ][ヤミ医者][冷暖房]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0305/


小学部保健室にて
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 ハザマクロコ :「……これは……」

[Hisa_kaki] 空音さん背負っておいかけることにしました

 千沙紀@女  :「ぜぇ……はぁ……あ、あの……この、キノコにと、とり
        :つかれて……」
 ハザマクロコ :「ベッドが二つ空いててよかったわ、えーと、空音さん?
        :はそっちに」

 ハザマクロコ :「あなたはカーテンの外に出てなさい」>甚助
 千沙紀@女  :「は、はい……」
 甚助     :「ほいほいっと(がさがさ」

[Suo_write] カーテンの外に出ます

02:02:51 !CorDeath ("キノコは胞子で増えます、ご注意を。")

[Hisa_kaki] よいせ、と
[Hisa_kaki] なんて不穏なオチメw
[Suo_write] 危ない危ないw

 ハザマクロコ :(とりあえず根元を縛って患部を止血、聴診器を当てて診察)

[kurov]   つまりノクトさんが茸を頭に生やして発情するんだな……
[kurov]   まだ三月には早いのに
[Suo_write] ジャッカロープみたいなことに! <キノコウサギ

 ハザマクロコ :「……とりあえず、身体に異常はないみたいね、これ以外
        :……。とりあえず切っちゃおうか、ここまで切れてれば
        :一緒でしょう」
 千沙紀@女  :「……まりおさん、大丈夫ですか?」

[Hisa_kaki] 泣きそう
[Hisa_kaki] 色んな意味で

 ハザマクロコ :(ブルーシートを取り出し、簡易手術台を作り上げる。椅子の
        :背にかけておいたコートの中からメスを取り出してきぱきと切断)
        :「どうかしら、目が覚めてみるまではなんともいえないわね。
        :ああ、まあたぶん大丈夫だと思うけど。特に脳に異常はないと
        :思うわ。精密検査したほうがいいかもだけど」
 千沙紀@女  :「……良かった……」

 千沙紀@女  :「このキノコって……なんだったんでしょう、か……」
        :>わからないだろうけど、それでも聞かずには
 ハザマクロコ :「たんこぶができてるくらい」(ルーペで茸のあとを見ながら)
        :「完全に癒着してるわね、これを全部取り除くのは難しいかも」

 ハザマクロコ :「見たことないわ。魔術っぽい匂いはするんだけど。私は
        :魔術治療は専門じゃないのよ」
 空音     :「……まったく。悪いことは続くわね」

[Saw_vaio] むくりと起きる

 空音     :「最初の段階で問題を棚上げして見ないフリした私も原因か
        :……」
 ハザマクロコ :(患部を処置し、下着その他履かせてシーツをかける)
        :「とりあえず、ここでできることはやったわ」
 千沙紀@女  :「空音さん、大丈夫?」

[Hisa_kaki] ああ、よかった、、と

 空音     :「大丈夫。少し、見ます」
 ハザマクロコ :「あー、先生? もう入ってきても大丈夫ですよ」>甚助

[Saw_vaio] いつもよりさらに怜悧な口調と視線。

 甚助     :「あ、はいはい」

[Suo_write] 戻って来る

 甚助     :「ちと聞いてましたが、魔術治療というとこの辺りだと……」
 ハザマクロコ :(切り取られた茸の入ったバットを空音のほうに向ける)
 空音     :「任せてください。多少かじっているので」

[matuya]  初等部じゃないか。

 ハザマクロコ :「うーん、治療専門の人は心当たりがないのよ、麻忌君には
        :見せてみるけど」
 空音     :(怜悧な視線でキノコを見る)
 ハザマクロコ :「私は齧った程度だから」
 空音     :(その後マリオのオーラを観察)
 千沙紀@女  :「……これ、って」

[Hisa_kaki] 怯えつつ
[kurov]   雹の言うとおり魔術的な何かは感じる。ただ全く異質な、感じた
      ことのない構成

 空音     :「患部を中心にマリオのそれとは異質な魔力がこびりつい
        :てる……染みみたいにね」

[kurov]   同種のオーラが鞠緒の股間を中心に下半身全体に淡く広がっている

 甚助     :「……けど、あんまりムリはしない方が良いよ。この前の
        :儀式の後の消耗が酷いんじゃないか?」>空音
 ハザマクロコ :(切り取った茸の一部を金属で補強された試験管に入れ、
        :カルテに何か書いてる)「儀式?」
 空音     :「大丈夫ですよ。こういうときの私は無敵ですから」
        :(マリオから視線を外さずに)

 空音     :「……本当はこのキノコの分析を進めてから臨みたいところ
        :だけど時間がないな」

 空音     :「このまま一度うちの工房に連れて行きます。手、貸して
        :もらえる? チサキ」
 千沙紀@女  :「はいっ」
 ハザマクロコ :「ああ、一応住所と連絡先を教えてもらえる? 私はまだ
        :しばらく離れられないから」
 空音     :(メモにペンを走らせながら)「お世話になりました。管轄
        :外のことで手を煩わせて申し訳ありません」
 ハザマクロコ :「ん、いいのよ、こういうときのために居るんだから」
 空音     :「タクシーを呼ぶので電話、お借りしますね」
 ハザマクロコ :「どうぞ、外線は13番」

[kurov]   携帯を開き、誰かに電話

 空音     :(出費、かさむな……)
 ハザマクロコ :「……これ、使っていいわ」(五千円札)
 空音     :「すみません。後日お返しします」


猿の王
------

 千沙紀@女  :「……もっと、私に力があれば……」
 空音     :「お婆ちゃん……肝心なときにいないし。まあいいか。
        :考えようによっては都合がいい」
 空音     :「チサキ。マリオをこのベルトで寝台に縛って」
 鞠緒     :「う……ん……」
 空音     :「似たような話は昔読んだことがあるから──」
 千沙紀@女  :「わかった」

[Hisa_kaki] よいせと、まりおをねかせて
[Hisa_kaki] ぎゅっとベルトを締めて

 空音     :「マリオ本来の守護天使の加護をもって魔を打ち払います」
 鞠緒     :「ふぅん……」

[kurov]   喘いでるようにも聞こえる。なんとなくもじもじ

 空音     :(しばし躊躇するが、マリオのシャツを裂いてシジルを刻む)
 千沙紀@女  :「……(ごくり)」
 空音     :「ノクト」
 ノクト    :「ん。どうもさっきから具合が悪いのだが」

[kurov]   わー^^

 空音     :「そりゃあ、あれだけ浴びればね」

[Toyolina] ノクトさんがキノコ兎に!
[Suo_write] ぎゃあ

 空音     :「さようなら、ノクト。次はもっとうまくやってね」

[matuya]  進化。

 ノクト    :「ああ、そうしよう」

[Toyolina] リセットされたw

 千沙紀@女  :「の、ノクトさん!(涙)」
 空音     :(ノクトにナイフを突き立てる。霧散するノクト。工房内の
        :マナの濃度が増した)

[kurov]   鞠緒の下半身の術式が少し活性化したように見える

 空音     :「大丈夫。本来の役目を全うしただけだから」
        :(感情にまったくブレがない)
 千沙紀@女  :「……はい……(ぎゅっと両手をにぎりしめたまま)」

[Hisa_kaki] ここで女状態で残った魔女の魔力を提供できればいいのだけど、、

 空音     :「チサキ、正面の棚、右から3番目の引き出しにある衣装を
        :取り出して着替えて」
 千沙紀@女  :「はいっ」

[Hisa_kaki] がさがさと
[Hisa_kaki] 何を着るのだ

 空音     :(自分は外套をはおり、蝋燭を手順どおりに灯していく)
 千沙紀@女  :「きがえ、ました」

[Saw_vaio] それは、全身を茶色い布地で覆い、耳としっぽを模したかざりつけが
      なされている儀礼服だった。それは素人目にはまるでハンズで売ら
      れているサルの全身タイツのようでもあった。しかしまさかそんな
      ものをこんな場で着せるわけもないので、よく似ているだけなのだろう。

 千沙紀@女  :「……(でも、空音さんが意味もなく変な衣装を着せたりする
        :わけがないし)」

[Hisa_kaki] 信じることにしました
[kurov]   ゲラゲラゲラ

 空音     :「あなたにはマリオの守護天使のヨリシロになってもらう」
 千沙紀@女  :「は、はいっ」

[Hisa_kaki] とりつかれたら扱いはクロウさんに一任しよう
[Hisa_kaki] うふふ

 空音     :「チサキ、間違っている。返事は『ウキー』よ」

[kurov]   ちょw
[Suo_write] おかしい、マジメなシーンの筈なのにw
[Toyolina] おかしいw
[kurov]   使い魔が猿だから……

 千沙紀@女  :「う、うきー」
 空音     :「わかったらマリオの枕元に立って奔放に振舞っていて。
        :これは重要な役割。あなたのリアリティで降ろし易さが
        :格段に変わるということ肝に銘じておいて」
 千沙紀@女  :「うきーー」

[Toyolina] 奔放wwwwwwwwwwwwwwwww
[Hisa_kaki] 枕元にたって

 千沙紀@女  :「……(奔放)」

[Hisa_kaki] どうやって??
[Toyolina] はらいてえw
[Hisa_kaki] と、一瞬めまいににも似た悩みを憶えるちさこさん

 空音     :「そう、その調子。そのまま臀部を掻く──よし。それ
        :では始めます」

[Toyolina] でんぶw
[Suo_write] すごいことになってるw

 千沙紀@女  :「う、うきーーーー(もうヤケになって)」

[Hisa_kaki] おしりかいたりあたまをかいたり
[Hisa_kaki] 私、なにしてるんだろう、でもこれはまりおさんのため
[kurov]   なんという

 空音     :(歌うように詠唱を開始し、聖水を撒く)

[Hisa_kaki] おしりをかいてぴょこぴょこはねて
[Hisa_kaki] 内心泣いていますが、これもまりおさんの為、空音さんの為

 空音     :(小声)「集中を乱さないで、無心になって……あなたは、
        :サル」
 千沙紀@女  :「うきーー」

[Hisa_kaki] そして、千沙紀はかんがえることをやめた

 空音     :(一際詠唱が大きくなったとき、チサキの頭上に翼の生えた
        :輝くサルが舞い降りる)
 千沙紀@女  :「うきーうっきー」

[Hisa_kaki] ぴょんぴょん
[matuya]  一生の思い出レベルに
[Toyolina] まじでサルだったw
[Saw_vaio] その時、工房に充満するマナというマナは全てサルの管制下に
      置かれ、サル独特の匂いが体臭が充満し始めた。その時工房は
      猿の惑星であった。

 空音     :「サル山の王よ、その威光をもって侵略者を打ち払わん
        :ことを!」

[Toyolina] ひどいw
[kurov]   なんというひどい記憶! ちさこさん……

 空音     :(小声)「チサキ、マリオを威嚇」
 千沙紀@猿  :「うきーーーーききっききっ」

[Hisa_kaki] 歯をむいて
[Saw_vaio] マリオの体が何度も痙攣し跳ねた。ベルトで縛っていなければ
      きっとひどいことになっていただろう。
[Toyolina] これ以上ひどいことがあるのか……!

 空音     :(大きくうなずき、再び聖水をマリオに撒く)
 空音     :(詠唱が徐々に小声となり、最後にすぅっと息をゆっくりと
        :吐き出していく)
 千沙紀@猿  :「ききっ、ききぃっ!!」

[Hisa_kaki] きしゃーと
[Saw_vaio] 輝く猿がすーっと消える

 空音     :「ふぅ、もう大丈夫」

 空音     :「無事全ての不純物は取り除かれた……お疲れ様。チサキ。
        :迫真だったわ」
 千沙紀@女  :「……うき……あ」

[Hisa_kaki] はぁあと、力がぬけた
[Hisa_kaki] ぺたん

 空音     :「才能があるかもしれないわね」(にこり)

[kurov]   鞠緒の下半身の菌糸が細く、硬く、固まっている
[Suo_write] その才能は残念すぎる

 千沙紀@女  :「……はい」>なんの? と一瞬思いました

[Toyolina] モンキッキー

 空音     :「さて、あとはこのバカが起きたらお風呂に入れて物理的な
        :部分を洗い落とさせましょう。亀の子たわしで」
 千沙紀@女  :「……はい(はぁぁ)」
 空音     :「まったく、世話の焼ける。拾い食いでもしたのかな」

[kurov]   ちぇ、あんまり派手に動けなかったぜ?
[Suo_write] 空音たんに2度もちっすをしておいて何を言いますかw
[kurov]   しらふのときにも一回してるよ!
[kurov]   しかしちょっと勿体無いのうふひひ

 空音     :「……それじゃ、私は少し上で休むから。後のことお願い
        :してもいい?」
 千沙紀@女  :「はいっ」

[Hisa_kaki] そして倒れるんですか、空音たん

 空音     :(ふらふらと階段を上っていく)

[Hisa_kaki] 不吉なヨカーン
[Toyolina] ガクブル
[matuya]  脳が脳が
[kurov]   あ、これは再び活性化とかしてる場合じゃない気がしてきたよ


時系列と舞台
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11月上旬

解説
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どうにかマリヲに取り憑いた?キノコを取り除くことに成功したが……ウキー


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Toyolina
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