[KATARIBE 31890] [HA06L] 才能の話

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Date: Tue, 4 Nov 2008 23:09:18 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31890] [HA06L] 才能の話
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 才能の話
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登場人物
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HA06C:革命公主:神終空音(かみはて・そらね)[魔術師][吹利学校][同盟][ゲーマー]
[ウサギ][本屋][生活力皆無]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
HA06C:仙人見習い:末夜雅俊(まつや・まさとし)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0221/
HA06C:ヘルメスの花:比企玉緒(ひき・たまお)[里見一族][魔女][カバニエドール]
[サトミマンション][苗床募集中^^]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0242/

HA06C:人里に馴染んだ化け狸:柏木甚助(かしわぎ・じんすけ)[妖怪][狸][狢][教師]
[サトミマンション][賢者][悪ノリ]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0788/

HA06C:性別不安定:市原千沙紀(いちはら・ちさき)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0693/
狭間06 Wiki - ハワード・オースティン・クーネルダール
    http://hiki.kataribe.jp/HA06/?HowardAustinKunelDahl


酢豚
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 空音     :(やり遂げた……私にも出来たんだ)
 空音     :(こらえきれずに一人で笑みを浮かべる)

[Saw]    サトミマンションロビー。関係のない人間もパーティだと聞けば
      参加するわけで、さながら立食会と化していた。

 空音     :(食べ物食べ物っと)

[Toyolina] 空音たん好物なんですか
[Saw]    好き嫌いは特にないですが和食党です。
[Saw]    家が洋食多いので
[Saw]    というかコンビニメシが多いので
[Saw]    ちゃんとした食べ物は大概喜びます

 #宵姫    :「(おのれアリスン、あのまま死んでいれば私のネットアイ
        :ドルの地位は安泰だったのに……)」
        :(酒飲みながらにらみつつ)

[TK-Sleep] と思ったが、史実ではネットアイドルやって無かった、Jだった

 空音     :「酢豚……よし、パイナップル入ってない」(手を伸ばす)

[Saw]    視界がぐらつく。

 空音     :(あれ?)
 甚助     :「……っと!?」

[Suo]    近くにいれば受け止めるよ

 美和(幽霊)  :「あの、大丈夫ですか?」

[Saw]    実はみんなの輪から離れたところにいました
[Saw]    大きな音も立てずに。
[Saw]    空音は倒れた。
[Saw]    近くにいたのならばすぐに気付きます。

才能の話
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[Saw]    サトミマンション5階

 玉緒     :「……応急処置は済んだわ」

[Saw]    マンション住人、もしくは儀式関係者で特に気になった人は誰でも
      参加できます。

 千沙紀    :「空音さん、大丈夫?」
 玉緒     :「……そうね、今回のところは」
 千沙紀    :「……無理、しすぎたのかな」

[Hisasi]  うつむいて
[Hisasi]  心配だ
[Hisasi]  ハワさんいたら何か察しててもいい? しゃべらないってことで
[Toyolina] ひぃ、なんか倒れてるワー
[Saw]    ええ。

 ハワード   :「……(ちら、と玉緒を見る)」
[Hisasi]  なんか気づいてるおっさん

[Saw]    ハワさんになら一目でわかる状況です。
[Hisasi]  でも黙ってる
[Hisasi]  ネグレクトだが空気は読む

 甚助     :「……」
 玉緒     :(首をゆっくり振る)「……起きれるだけの処置は施したわ」
 千沙紀    :「休めば、落ち着きます、よね? 空音さん」
 空音     :「……っ」

[Hisasi]  心配そうな目で

 空音     :「酢豚!」(がばっ)
 玉緒     :「……たいしたことなさそうね」

[Toyolina] ( 'д')

 千沙紀    :「……酢豚」
 空音     :(ぐぎゅるるー)

 空音     :(周りを見回す)
 千沙紀    :「ま、まってて! もってくるから!」
 空音     :「ちっ、ちがうの! そういうんじゃないの!」

 空音     :「……というか、ここは」
 玉緒     :「状況が飲み込めてないようね……」
 ハワード   :「……」>空音さんを見てる
 千沙紀    :「空音さん、急に倒れて……それで」

 甚助     :「難だ腹減ってたのか。メシなら取っといてあるぞ」
 空音     :「……いただきます」(やっぱりすいてた)
 千沙紀    :「うん、ちゃんと食べて……すごく疲れてるんだし」
 ハワード   :「……(ちらともう一度玉緒さんを見て、やはり何も言わず)」
 空音     :「緊張がとけたら急に眩暈がしちゃったみたい。心配かけて
        :ごめん」

 空音     :(やれやれ私もまだまだだなどと一人ごちながらチャーハンに
        :向き合う)
 玉緒     :「脳の毛細血管が大分やられていたわ……処置が早かった
        :から何もなく済んだけれど、それはただの幸運」

[Toyolina] ひ

 玉緒     :「何も知らない馬鹿なら死ぬだけだけれど、わかってやっ
        :てる馬鹿ならもっと救いようがないわね」
 空音     :(千沙紀の目を気にする)「話は後にしませんか」
 千沙紀    :「……(どんどん顔色が青くなっていく)」
 空音     :「大丈夫よ。チサキ。何かの間違いだから」
 千沙紀    :「……でも」
 ハワード   :「彼女を休ませてあげなさい、私達はこれで失礼します」

[Hisasi]  千沙紀の両肩を掴んで

 玉緒     :(壁に寄りかかり水タバコをくゆらせる)
 空音     :「ハワードさん!」
 ハワード   :「……なんでしょう」
 空音     :「今日は、ありがとうございました」

 空音     :「──それと、あの時の風景を忘れないでください。アリ
        :スンのために、トオクのために、チサキのために」
 ハワード   :「こちらこそ……ありがとうございました、あの子を救って
        :くれたこと感謝します。そして、忘れません、決して」
 空音     :「よかった。いい人で」(素の笑顔)
 ハワード   :「……(深々と頭をさげた)」

[Hisasi]  何かを察して、でも黙ったまま

 空音     :「じゃあね、チサキ」
 千沙紀    :「うん、早く、元気になってね……空音さん」

[Hisasi]  そしてハワさんに連れられて後にする。

 空音     :「もちろんよ」

[Saw]    ----

 末夜     :(離れた場所)「相当の処置を?」>玉緒
 玉緒     :「傷自体は些細なものだったから……脳に影響のないよう
        :血抜きだけしておいたわ」

 玉緒     :「問題はむしろ当人の立ち方かしら」
 末夜     :「なかなか危ないな。才能はあるが」
 玉緒     :「才能、ね……」

 玉緒     :「そういうことよね……神終空音といったかしら? 忠告
        :しておくけど、もう今回のような大掛かりな儀式には関わら
        :ないことね。本当なら魔術の道も諦めた方がいいくらいなの
        :だけど」
 空音     :「魔術はあくまで趣味です。必要がなければ好き好んで
        :こんなことしませんよ」
 末夜     :「そうだな。君は魔術師というよりは、たぶん、勇者に似て
        :いる」

[Toyolina] ブレイバー!

 空音     :「いいですね、勇者。でも最近の勇者は転職条件が色々
        :厳しくて……」
 玉緒     :「はっきり言うけど、あなた才能ないのよ」
 空音     :(ぐっ)

[Toyolina] /(^o^)\

 玉緒     :「勘もいいし、器用なのは認めるけれど、それだけ……
        :器に見合わないことをしたらその代償は必ずくるわ」
 末夜     :「だが、代りは持っているようだぞ」
 彩花     :「お代わりですカ?」(通りすがりに皿の上に酢豚をのせて
        :いく。てんこもり)
 空音     :「……私だってそれなりに長く続いた魔術師の家の者です。
        :自分の限界くらいは弁えてるつもりです。対処だってちゃ
        :んとしてます。ただ、今回は多少の無茶をする価値があった。
        :それだけです。あ、いただきます」

 空音     :(あったまくる。何だこの人)(むっしゃむっしゃ)
 末夜     :「む。次は野菜にしようと思っていたのに」

 末夜     :「まあなんだ。こんな無茶なこともそうそうないだろう」
        :(もぐもぐ)

[matuya]  友人に寄生した謎の菌類を除去するなんてことあるわけがない。

 玉緒     :「何度でもしそうだから言っているのよ……まあ、いいわ。
        :本当の力が欲しかったらうちに来なさい」
 空音     :「いりません」
 末夜     :(面白そうな目で玉緒を見てる)
 空音     :「なんとなく読めてきたわ。トオクの餌に使おうって腹か。
        :弟子にしようとしているみたいだったし」

[Toyolina] これはwktkせざるおえない

 末夜     :「半分はな」
 玉緒     :「まったく……もしかして守っているつもりの子と比較
        :されたのが屈辱だったのかしら」(肩をすくめる)

 玉緒     :「だとしたらそれこそみっともない話……知性、血筋、
        :才能、あなたが彗に勝っている部分なんてどれだけあるの
        :かしら」
 空音     :「トオクをそんな風に見たことなんて一度もない。それ
        :だけは言っておく」(立ち上がる)
 玉緒     :「……そう」
 末夜     :「残念。振られたな」
 空音     :「お世話になりました」(ばんっ)

 玉緒     :「おかしいわね。かわいくないわ、あの子」
 末夜     :「いや。誰もが僕みたいに感情が平坦じゃないんだぞ」

 末夜     :「しかし、珍しいものを見せてもらった。相当に気に入っ
        :たな?」

[Toyolina] 二人まとめて面倒みようというおつもりかー
[matuya]  玉緒さんは普通に心配してるみたいに見えるんです。たぶん。
[Toyolina] ちょっと言語コミュ能力がベクトル違うだけなんですよね
[matuya]  コミュがリバースした。

 玉緒     :「魔術の才能はないけど、面白いものはもってる……」
 玉緒     :「またの機会にするわ」
 末夜     :「少女を待つは英雄が定め。さて、ゲルマン神話でなければ
        :いいのだがね」

[matuya]  いや。大概の神話でロクなことにならんな。

 玉緒     :「ギリシャ神話くらい奔放に」
 末夜     :「インド神話くらい豪快に」


おまけ
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[Toyolina] 玉緒さまはトオクさんのことを大変買ってらっしゃる……
[kurov]   玉緒さんはキノコに頑張れと言われた(ぉぃ
[matuya]  空音さんにしてみりゃ、こいつらろくな傍観者じゃないなw
[Saw]    なにがしたかったのかよくわからなくなったw

[matuya]  空音さんの脳に深刻な伏線をあたえたかったとか。
[Toyolina] ぼかーてっきり空音さんに暗い炎を点そうとしてたのかとw
[matuya]  一日30分以上のネトゲをやると体がくだけちる呪われた身。
[matuya]  案2:玉緒さんはじつはウサギがほしかった。もふもふ。
[Toyolina] 案3:玉緒さんは世間がすなる百合というものを知りたく思い
      子飼いとすることで以下略
[kurov]   どこもかしこも百合ばっかしか!
[Hisasi]  玉緒さまは百合とか薔薇とか超越なさっておいでではなかろうか
[Suo]    苗床……w
[kurov]   寄生する関係。
[kurov]   パラサイト・ヒキ
[kurov]   なんかそれって親ごさんに寄生するヒキコモリみたいな字面。

[matuya]  しかしこれで友人の股間の怪生物と魔術で戦ってこんどこそ脳の
      血管が切れたりしたら、
[matuya]  じつはこのシーンは深刻な伏線だったわけですよ。
[Suo]    救われない……(涙
[kurov]   いたたまれない……
[Hisasi]  よりによって、、
[kurov]   最後の相手がキノコだなんて。
[Toyolina] キノコ恐ろしい
[Toyolina] 油断ならない

[kurov]   責任を感じて植物状態ならぬキノコ状態になった空音さんに生涯
      寄り添う鞠緒(きのこ)
[Toyolina] しまらねえなw
[Hisasi]  駆除できてねえw
[kurov]   なんでキノコなんか。
[kurov]   これが薔薇のとげに包まれてとかだったらそれなりに美しいのに
[kurov]   キノコじゃただの腐海。


時系列と舞台
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10月下旬

解説
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空音さんが倒れました!


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Toyolina
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