[KATARIBE 31888] [HA06L] 儀式・前

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Date: Tue, 4 Nov 2008 22:18:14 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31888] [HA06L] 儀式・前
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 儀式・前
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登場人物
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HA06C:革命公主:神終空音(かみはて・そらね)[魔術師][吹利学校][同盟][ゲーマー]
[ウサギ][本屋][生活力皆無]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
HA06C:仙人見習い:末夜雅俊(まつや・まさとし)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0221/
HA06C:ヘルメスの花:比企玉緒(ひき・たまお)[里見一族][魔女][カバニエドール]
[サトミマンション][苗床募集中^^]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0242/
HA06C:あいまいむじな:贄崎錯狸(にえさき・さくり)[妖怪][化け狸][エロガキ]
[バカ][スモーカー][緑色][両性具有]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0450/
HA06C:奇書の主:途奥彗(とおく・すい) [トオクさん][エロ担][ヤンデル][百合]
[まな板][一高][同盟][サトミマンション][光と闇の両方が備わり最強に見える]
[謙虚なJK]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0677/
HA06C:人里に馴染んだ化け狸:柏木甚助(かしわぎ・じんすけ)[妖怪][狸][狢][教師]
[サトミマンション][賢者][悪ノリ]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0788/
HA06C:奇書に変じた魔女:アリスン・クーネルダール[百合]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0776/
HA06C:性別不安定:市原千沙紀(いちはら・ちさき)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0693/
狭間06 Wiki - ハワード・オースティン・クーネルダール
    http://hiki.kataribe.jp/HA06/?HowardAustinKunelDahl
HA06C:生命の汚水:坂本麻依子(さかもと・まいこ)[里見一族][死人]
[サトミマンション][歌手][どぶ川マニア][酒好き]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0256/


儀式始まる
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 空音     :(疲れは取れた……コンディションは最高。むしろ普段より
        :調子いいくらい)

 空音     :(シミュレーション上の成功率は60%超……これは末夜さん
        :達の助力があればもっとあがる、はず)

 空音     :(目を見開き外套を羽織る)

 空音     :「ノクト、調整お願いね」
 ノクト    :「ああ、その為の我だ。存分に使うがいい」
 空音     :「……よし」

[Saw]    儀礼用の道具を特殊なコンテナで敷地内に搬入していく様を見守る。
[matuya]  里見マンションですか。
[Saw]    です
[Saw]    儀式前の風景

 末夜     :(ロビーで豚汁食ってる)

[Saw]    ---では、ロビーにて

 玉緒     :「どう? 調子は」
 末夜     :「さむい」
 玉緒     :「まったくね」(氷の花を咲かせる)
 末夜     :「そもそも予定外の体力を吸われたせいなのだ」(豚汁を食う)

 末夜     :「炎の花はないのかな」
 玉緒     :「四元素のうち火だけはどうもね……」
 玉緒     :「でも、おいしかったわ。うちの苗床になればいいのに」
 末夜     :「その予定はない」
 玉緒     :「あらあら……残念」(ネイルを眺めながら)
 末夜     :「妙な種をバラまかなければもう少し安心できるというのに」
        :(ケーキから種を取り除きつつ)
 末夜     :「む。そもそも……食い合わせが妙だったか」
 玉緒     :「安心なんて、人をダメにするわ」
 末夜     :「まあ誰もが張り詰めてばかりもおられんのだろうさ。本に
        :なった魔女とかも」

 玉緒     :「私は本当はね、このまま消え去るべきだと思うのよ……」
 末夜     :「それは綺麗な物語。だが僕はそういうのは好みじゃないのだ」
 玉緒     :「そうみたいね……貴方少し変わったわ」(メガネをかけ直す)
 末夜     :「――そうかな。自覚はないんだが」
 玉緒     :「まあ、子種を残してまったく変わるなと言うのも無理な話
        :……よね」
 末夜     :「正直、まだ実感はないのだがね」

[matuya]  キャラ名とか決まってないしなッ!!
[Hisasi]  ユパでいいじゃないか、ユパで
[Saw]    酷い話だ……
[Suo_write] 漢字に直して由葉とw

 玉緒     :「私も養子でもとろうかしら……」

[Saw]    湯葉でも
[matuya]  由葉か優葉は悪くない。湯葉はだめだw

 末夜     :「……うん。君も変わったぞ」
 玉緒     :「そう? 私も自覚はないのだけど……」

[Toyolina] 湯葉おいしそうです^q^

 末夜     :「まあ、上手くは言えないがね。それはそうとケーキはいい
        :味だった。ご馳走さま」

[matuya]  種を全部取り除いたらミルフィーユ粉々になったけど。

 玉緒     :「どういたしまして……いずれ子供を店につれてくると
        :いいわ。誕生日にでも。種無しケーキを振舞ってあげる……」
        :(立ち上がる)
 末夜     :「ああ。それは嬉しいな」
 玉緒     :「貴方の子供なら将来いい苗床になりそうだもの、早く
        :から餌付けしておきたいわ」

 玉緒     :(青い薔薇を置いてロビーを去る)
 末夜     :「いやあまり変わってないな」

[Saw]    ロビーはこんな具合で
[matuya]  よく考えたらブルーローズじゃないかw
[Saw]    すごいでしょう(ぉぃ
[matuya]  いま花言葉をふと調べに行って気がついた。
[matuya]  そして普通に受け入れられたので説明しそこねましたがなんで
      わざわざ丼もってロビーで豚汁食ってるかというと
[matuya]  寒いところにわざわざ出て行って熱い汁物を食うのはうまいからです。

[matuya]  でも正面玄関でたら真面目な作業してたからもどってきた。
[Saw]    なるほど。彩花先生に追い出されていたわけじゃないんですねw
[matuya]  さくりんはちゃんとお掃除できたのだろうか。
[matuya]  あるいは遭難。
[Suo_write] 目にハバネロ汁と酷い逆剥けですから……
[Saw]    なんだかんだと扱き使われているようです
[Saw]    肉体労働方面でw

 玉緒     :(地下室の壁に指を走らせる)
        :「あら、まだホコリが……いやね」
 空音     :「きみ、ここにリストアップしたものを買ってきて。それが
        :終わったら梱包をお願い。丁寧によ。傷一つつけてみなさい、
        :貴方のせいで儀式失敗するから」
 サクリ    :「……疲れた」(ぐったり)

[Suo_write] なんというシンデレラ状態……

 甚助     :「えーと、あとは……あ、疲れたならちっと休んでろよ」

[Toyolina] つд`)
[Suo_write] 肉体労働お手伝い

 サクリ    :「そうだなあ……」(途奥の部屋の扉を眺める)

 サクリ    :(あいつ、今頃不安なんだろうな……)
 甚助     :「えーと、次は……梱包か(ごそごそ」
 サクリ    :「おっしゃ、やっぱもうちょい頑張る。意味があるかはわかん
        :ないけど!」

[Toyolina] カワイソス……

 空音     :「きみ、そっちはもういいからトオクつれてきて。そろそろ
        :準備に入ります」
 サクリ    :「! お、おう……」

[Toyolina] なんか差し入れようと思ったら呼びに来た!

 サクリ    :(ノック)
 甚助     :「じゃ、俺はこの辺りで退出した方が良いかな?」

[Toyolina] しばらくして
[Suo_write] 不確定要素が居て術が失敗したらシャレになんねーし

 トオクさん  :「はい……(目が赤い)」

[Saw]    里見化!
[Toyolina] すでになんか埋められていたというのか! さすがオーナー!
[Suo_write] ちょ!

 空音     :「……すみません、終わったらみんなでお祝いしましょう」
        :(にこり)>甚助

[Toyolina] もちろん充血してるだけか、泣きはらしてただけである

 甚助     :「おぅ。メシの準備でもして待ってるよ」
        :にっと笑い返し>空音
 サクリ    :「……大丈夫か? 空音の奴ががそろそろ始めるってよ。
        :ったくあいつ人使い荒すぎるぜ」
 トオクさん  :「あ、うん、大丈夫。ありがとう、サッキュンこそ、大丈夫?」
 サクリ    :「おう、体力勝負ならまかしとけって」
 トオクさん  :「もうちょっとしたら行くって……伝えといてくれる?
        :地下行けばいい?」
 サクリ    :「ああ。わかった。じゃ、またあとでな」

[Saw]    出て行くサクリ。
[Toyolina] 目薬とか差したりして本抱きかかえて地下に降りてきます
[Saw]    本番は久志さんの手が空かないことには進められないので、その
      直前までやります
[Toyolina] ういす
[matuya]  うぃ。

 トオクさん  :(はー)

[Toyolina] 深呼吸
[Hisasi]  ちさきちが父引きずってつれてくるまで、と

 空音     :(儀式用の外套を纏い、中央にテーブルを置いて魔方陣を
        :描き終わったところ)

 空音     :「主賓の到着ね」
 トオクさん  :「空音、ありがとう……」
 末夜     :「さて。頼まれたものを作って来たぞ。もっとも魂を入れる
        :のは今からだが」
 空音     :「お礼を言うのは成功してからみんなに、ね。お疲れ様です。
        :末夜さん。……うん、申し分ない出来だと思います」
 末夜     :(瀟洒なつくりのブックカバー)

 末夜     :「一応空気を読んでみた。女の子だというから少々飾っても
        :ある」
 トオクさん  :「そ、そうだね……えっと……(あまり入ったことないし落ち
        :着かないげ)」

[matuya]  銀糸で編んだ布で作ってあります。

 空音     :「なるほど、これならアリスンとの波長もきっと合う……
        :女子にプレゼントするの、得意なんですか?」
 末夜     :「時々手が勝手に動くんだよ。きっと必要なものだということ
        :なのだろう」

[Toyolina] ロマンチックね!

 空音     :「ギリギリの所で気障じゃないのでそういう物なのだと理解
        :しておきます」
 トオクさん  :「……アリスン……」

[Toyolina] なんとなく上手くいきそうな空気が

 空音     :「……さあ、トオク。あなたがカバーをかけてあげて」

[Saw]    中学時代の左手のタリスマンてまだ残っていたりするんでしょうか
[Toyolina] 宝物なのでちゃんとしています

 空音     :「それと、私の上げたタリスマンを貸して頂戴」
 トオクさん  :「これ? うん」

[Toyolina] カバーかけたアリスン本を置いて器用に左手のタリスマンをはずす

 空音     :(本をテーブルの中央に置き、脇にある台にタリスマンを置く)
 空音     :「見よ、この月のない夜に照らし出される真実の姿……」
 ノクト    :(テーブルにのそのそと乗る)

[Saw]    寝台にアリスン(人)が現れます
[Saw]    ただし深い眠りについた状態で
[Toyolina] すげー

 アリスン   :「……」>おぼろげに
 末夜     :(彼女の、魂魄だな)

[Hisasi]  でもその目は閉じて

 トオクさん  :「っ……アリス……ン……(久しぶりに見るアリスンの姿)」

[Hisasi]  微動だにしない

 アリスン   :「……(胸の上で両手を組んだまま)」
 空音     :(タリスマンをアリスンの左手にかける)
        :「これでトオクと彼女は魔術的な意味で繋がった……しっかり
        :ついててあげてね」

 空音     :(トオクの額に指を当てる)

[Saw]    意識が遠のきます
[Saw]    そうして浮遊感
[Toyolina] ふわっと
[Saw]    見下ろすと空音に抱きとめられている自分の姿が

 空音     :(円環の脇にあるソファにトオクを座らせる)
 トオクさん  :(不思議……自分の体見下ろしてる)
 空音     :「この間も話したけど、儀式はアリスンに大きな負担が
        :かかる。彼女のマナが散ったらそれで終わり。トオク、
        :あなたが最後の盾になるの」
 トオクさん  :(アリスンを見て)(私が……わかった)
 末夜     :(変革の瞬間を共に耐える――本当の要は彼女ということだ)
 空音     :「……さて、あとは最後の鍵を待つのみ」
 トオクさん  :(……どこにも行かないって……置いて行ったりしないって
        :……だから、きっと大丈夫……)

[Hisasi]  出ておこうか
[Saw]    蝋燭が一際大きく燃え上がる
[Saw]    それでは、サトミマンションについたハワードとチサキ

 千沙紀    :「……彗さん、アリスン……」

[Hisasi]  父を逃がすまいと腕をつかんだまま

 ハワード   :「……」

[Toyolina] 信用されてないなw
[Hisasi]  だって、、、

 千沙紀    :「……空音さんの儀式は、どこで」

[Hisasi]  きょろきょろと

 麻依子    :「ようこそ、サトミマンションへ。お待ちしておりました……」
        :(ぎーっと扉を開く)
 千沙紀    :「わっ……あ、管理人さん」
 麻依子    :「当館の主が案内をいたします……」
 千沙紀    :「あ、はい……お願いします(頭を下げて)」
 ハワード   :「……魔術儀式……中々に本格的ですね」>腕つかまれたまま
 玉緒     :(暗がりからすーっと出てくる、魔女)
        :「お初にお目にかかります、クーネルダールの王……」
 ハワード   :「お初にお目にかかる、里見の魔女」

[Hisasi]  一礼

 千沙紀    :「あ、あの……オーナーさんですよね、彗さんは……空音
        :さんは」
 玉緒     :「儀式は当館の地下で行われています。ただし、ここより
        :先は我らの領域。迂闊な真似は死霊たちの機嫌を損ねます
        :ゆえご注意を……」(ランタンを持って地下室への扉へと向かう)

 玉緒     :「大丈夫、順調よ……今のところは、ね」

[Saw]    小声でちさきに

 千沙紀    :「……はい」

[Hisasi]  消え入りそうになりつつも、しっかりと返事をした

 玉緒     :(地下墓地への階段をゆっくりと降りていく)
 千沙紀    :「……彗さん」
 ハワード   :「……」

[Hisasi]  おっさんの腕をがっしとつかんだまま地下へと
[Hisasi]  逃がさないが7割、ちょっと不安が2割、父さんちょっとだけ怖い
      から掴んでるが1割
[Toyolina] 七割も逃がさないw

 玉緒     :(部屋の隅に立つ)
 空音     :(千沙紀に目配せする)
 千沙紀    :(空音さん……)

[Hisasi]  頷いてみせる
[Saw]    アリスンに何を言わせるか、そのあたりはお任せします
[Hisasi]  過去の映像の中で、ちびありすんが一人で泣いてて。
[Hisasi]  ふらっとでてっちまうパパの背中を見送る
[Hisasi]  これが延々と続いているのを
[Hisasi]  父が
      「すまなかったアリスン、父さんはどこにもいかないよ(キラッ)」と
[Hisasi]  母のイメージとトオクさんをかぶらせようと画策してます
[Hisasi]  父さんも母さんも一緒だよ(トオクさん的には残念なイメージですが、
      これも留める為と割り切ろう)
[Saw]    なるほど
[Hisasi]  父への未練を昇華させて
[Hisasi]  ママんへの愛で生きようぜ
[Hisasi]  これで再構成、というのはどうかと
[Saw]    恨みがそれで軽減されるのであれば問題なしです
[Toyolina] トオクさんがママン役
[Hisasi]  最後に残った恨みと鬱屈から解放されて
[Hisasi]  トオクさん=ママンとして

 空音     :(トオク、聞こえる? アリスン落ち着いた感じ?)

 空音     :(こっちから見る分にはマナの流れは良好。私の構成した
        :通り綺麗に循環してるけど、細かい感情はそっちの方が
        :見えやすいと思うから)
 トオクさん  :(空音……うん……今のところは大丈夫みたい……ちょっと
        :沈んだり浮いたりしてるけど)

[Hisasi]  そして、

 千沙紀    :「……父さん」
 ハワード   :「……わかった」

[Hisasi]  一歩、前に歩み出て
[Hisasi]  パパこのまま意識すりぬけて合流するべよ。

 空音     :(予想以上……千沙紀、ぐっじょぶ)

 空音     :「助力、感謝します。それでは始める」


時系列と舞台
------------
10月下旬

解説
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空音さんの見せ場来ました!


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Toyolina
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