[KATARIBE 31887] [HA06L] マリヲの献身とキノコバレ

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Date: Tue, 4 Nov 2008 22:08:46 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31887] [HA06L] マリヲの献身とキノコバレ
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[HA06L] マリヲの献身とキノコバレ
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登場人物
--------
HA06C:革命公主:神終空音(かみはて・そらね)[魔術師][吹利学校][同盟][ゲーマー]
[ウサギ][本屋][生活力皆無]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
HA06C:【B】毎日が違う大怪我:南足鞠緒(きたまくら・まりお) [配管工][キノコ嫌い]
[空音の唇を奪った][兄は百合ヲタ][弟は椅子][無限増殖][キノコ生えてた]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0683/
HA06C:萌える魔道士:仲村渠灰太(なかんだかり・はいた)[吹利学校高等部][同盟]
[クトゥルー神話][アニキ][八月の騎士団]
    http://kataribe.com/HA/06/C/0676/


まだ居眠り気味な空音さん
------------------------

[Saw]    吹利学校高等部中庭 放課後

 空音     :(うつらうつら)
 灰太     :「相変わらずお疲れだな」
 空音     :「うー、死ぬ……」

 空音     :「ここ三日でトータル6時間くらいしか寝てないの……」
 灰太     :「あんまり無理すると倒れるぜ」
 空音     :「うん……それじゃ元も子もないからね」

 空音     :「今日、ついに授業中寝ちゃった」(ベンチにくず折れる)
 灰太     :「やれやれ」

[TK-Sleep] 寝ちゃいそう?
[Saw]    寝ちゃいそう

 空音     :「でもあと……」

 空音     :「……」
 灰太     :(上着を掛けて、ベンチの端に座る)「冷え込んできたら
        :起こしてやる。まあ、今くらい寝てろ」
 空音     :(ベンチに膝を揃えてすわり、そのまま上半身突っ伏して
        :膝を抱え込んだ姿勢で眠りについている)
 灰太     :(懐からハッカパイプを取り出して、口元に運び、大きく
        :息を吸う)「全く、無茶しやがって」

[Saw]    いつもより髪に艶がなかったり
[Saw]    ニーハイが片方膝くらいまでずり下がってたりw
[Saw]    もうぼろぼろ
[TK-Sleep] う〜む

 鞠緒     :(鞄で前隠しながら通りがかる。)
 灰太     :「おい、えーと……兎、いるか?」

[TK-Sleep] キノコ生えたままか
[Saw]    とりあえずノクトは反応ないです
[kurov]   生えたままよ。

 灰太     :(チッ)「事情が掴めねえな。学校の方は、特に問題なく
        :動いてるし……」

[TK-Sleep] とりあえず、姿勢しんどそうなので、ベンチに横にしとこう

 空音     :(肩を掴まれる、軽い)
 鞠緒     :(そのまま気づかず通り過ぎる)
 空音     :「うぅん」
 灰太     :(溜息)「飯も食ってんのか、ちゃんと……」

[TK-Sleep] で、鞠緒に気づく
[Saw]    アニキは空音の足を持ち上げベンチに乗せてもいいし乗せなくても
      いい
[TK-Sleep] 載せますよ
[kurov]   なんというハレンチ兄貴
[kurov]   乱れたスカートも直すんだなその手で!
[TK-Sleep] 上から上着かけたうえでな


挙動不審マリヲ
--------------

 空音     :(紳士的にベンチに横たわらせてもらった)
 灰太     :「おう、マリオじゃねえか。いま帰りか?」

[kurov]   鞠緒朝から微妙に挙動がおかしいです。動きが小ナミック特に
      下半身の。

 空音     :(胸の上で手を組んで死んでる)
 鞠緒     :(びくっとして振り向く)
        :「お、仲村渠、あ、空音も。また寝てるの?」(近づいてこない)
 灰太     :「ろくに寝てねえみてえだな。いったい何してんだか」
 鞠緒     :「何してんだろね、会長も当選したばっかだってのに。アハハ」

 鞠緒     :「……」
 灰太     :「……で、なんかあったのか?」
 鞠緒     :「え?」

 鞠緒     :「な、ないかな! 別にないよ? うん、たぶんすぐ引っ
        :込むから大丈夫、あたしは。空音についててあげて」
 鞠緒     :「ハハハ、それじゃまた明日ー……」
        :(カニのように横歩きしてそそくさと帰る)
 空音     :(寝返りを打った。落っこちた)

 SE      :「ごすっ」

 灰太     :「うおッ! 大丈夫か?」

[kurov]   助けに行きたいが! 兄貴にまかせるぜ!

 空音     :(だくだくだく)

[TK-Sleep] なんという重症w
[kurov]   なんというw

 空音     :(という程大げさではないけどすりむいた)

 空音     :(でも寝てる)
 灰太     :(頭掻きながら)「ったく、寝相悪すぎだろ、普通1アクションで
        :ベンチから落ちるか?」

 灰太     :「おーい、鞠緒。手伝ってくれ」
 空音     :「……うっ、寝すぎたぁ」(寝言)
 灰太     :「まだ寝てるだろ」
 空音     :(すやすや)

[TK-Sleep] 鞠緒いっちまってたか

 灰太     :「しゃーねーな」(よっこいせ)

[TK-Sleep] じゃあお姫様だっこでして家まで送ろう
[Saw]    うは、その展開は予想してなかったです
[TK-Sleep] おんぶしようかと思ったが、そこまで空気読まないのが兄貴だと
      思いました
[TK-Sleep] 保健室くらいにしといた方がいいだろうか
[Saw]    家遠そうですしw
[TK-Sleep] デハ、そっちにしておこう
[TK-Sleep] クロコ先生は初等部だっけ
[matuya]  たぶんそうです。
[TK-Sleep] じゃあ、誰も居なかったので勝手にベッド借りて横たえる


無理してるわけ
--------------

 空音     :(しばらくして目覚める)

 空音     :「……う、ううん」

 空音     :「……っ! まずい、寝てた!」

[Saw]    がばっ

 灰太     :「おう、目ェ醒めたか」

[Saw]    きっちり三時間

 空音     :「……ナカンダカリ? ここ、保健室?」

 空音     :「っ……」(後頭部にコブ出来てるのに気付いた)
 灰太     :「放っとくとベンチから落ちるんでな。転がしておくのも
        :どうかと思って、運ばせてもらった」
 空音     :(耳まで赤くなる)「ご、ごめん……」
 灰太     :「謝るこたねえよ、仲間だろ」
 空音     :「ナカンダカリに弱みをみせるなんて、不覚……」
 灰太     :「そうか? 割とボロ出しまくってると思うが」
 空音     :「うそ」

[MOTOI]   和枝あたり保健委員やってそうな感じもしたが、出る機を逸した
      かな(ぉぃ

 灰太     :「割と詰め甘いからな」
 空音     :「そんな筈は……」
 灰太     :「ま、これに懲りたら、寝る時間くらいは確保するんだな」
 空音     :「……ダメなの、まだどうしてもうまくいかない部分が
        :あって」
 灰太     :「気になってたんだが、いったい何をしてるんだ?」
 空音     :「……トオクがね、悲しんでるんだ」

 空音     :「トオクが、助けを求めてくれたんだ」
 灰太     :「なるほどな、それだけありゃ十分だ」
 空音     :「ごめん、終わったら全部話すから」
 灰太     :「ああ。お前から話してくれねえってことは、俺の力に
        :なれることじゃねえってことだな」
 空音     :「……ううん、そんなことない。けどこの件は私がやりたいの」
 灰太     :「ふむ」
 空音     :「……だから、もう少し無茶をする」
 灰太     :「……なら、まあ無理しねえ程度に頑張れ。一人でやり遂げ
        :るってのは、そういうことだ」


マリヲの身代わり魔術
--------------------

[Saw]    このまま鞠緒に電話してみよう

 SE      :(呼び出し音)

 鞠緒     :「はいはい、なに?」
 空音     :「一つ聞きたいことがあるのだけど」

 空音     :「あなたの家の魔術って、疲労の転移は可能なの?」
 鞠緒     :「ええと、やったことないや、ちょっとおばあちゃんに
        :聞いてみる」
 空音     :「……」
 鞠緒     :「あ、うん、はいはい、できるって。ん、そろそろあたしの
        :出番?」
 空音     :「……ごめん、ごめんね」
 鞠緒     :(電話の向こうで)「大丈夫だって、そんな無茶しないから」

 鞠緒     :「ううん、全然。空音最近疲れてるのみてわかるし、換われる
        :ものなら換わってあげたいと思ってたとこだから」
 空音     :「今からそっちに行く……大したお礼も出来ないんだけど」
 鞠緒     :「ん、わかった。途中で事故ったりしないように。なんだっ
        :たらあたしが行くけど」
 空音     :「大丈夫、もうすぐ近くだから」

[Saw]    ---10分後
[Saw]    チャイムが鳴らされ、部屋まで通される

 空音     :(到着と同時にくず折れる)

 空音     :「なんかもう頭痛くて」
 鞠緒     :「あーもー、ほんと一所懸命なんだから空音は」
        :(お姫様抱っこしてベッドに寝かせる)

 鞠緒     :「じゃ、さっそくやっちゃうね、いい?」(腕まくり)
 空音     :「本来ならこんな疲労自分で抱え込まないといけないんだけど、
        :明日はどうしても失敗できない儀式なんだ」

 空音     :「……お願いします」(目を瞑る)
 鞠緒     :「仲間じゃん、もっと頼っていいよ。えーと、どうやるん
        :だっけ?」
 空音     :「……それを私に聞かれても」
 猿      :「胸に両手をかざして、いつもどおりに」

[Toyolina] わろっしゅw

 鞠緒     :「うし、それじゃ。……」

[kurov]   むにゅり

 空音     :「ちょっと待って、翳すって触れる必要ないんじゃないの?」
 鞠緒     :(集中……しようとして慌てる)
        :「あ、あれ、でもうちのって触らないと」(猿を見る)
 猿      :「これに関しては触らんでもよい」
 鞠緒     :「……ごめん、うん、やり直す」

[Toyolina] 役得! 役得!
[Saw]    猿自重したw

 空音     :「うん、お願い」
 鞠緒     :(手のひらを空音の胸の前に翳し、目を閉じて集中し始める。
 空音     :「ちょっと待って、その馬乗りは体勢として必要なの?」

[kurov]   暗い黄土色の塊が空音の胸のあたりに澱……
[kurov]   んでばっと拡散する
[Toyolina] 体位もとい体勢的にいけませんね
[Saw]    成功?

 鞠緒     :「え、え、や、ただその、やりやすいからだけどええと」

 鞠緒     :「(こないだチューしたのばれてる?)」
 空音     :「そ、そう……ごめん、ならいい。続けて」

[kurov]   集中が途切れたので失敗です

 鞠緒     :(そっとサポーターを確認)「(大丈夫大丈夫……)えっと、
        :じゃ三度目の正直」
 空音     :(まあ同性だし気にすることもないか、酷いお願いしてる
        :身だし……)

[Toyolina] どんどんフラグが(大変なことになる方の)
[kurov]   再度、黄土色の塊が澱む。鞠緒の手が橙色に淡く光り、ずん、と
      一瞬胸が重くなって直後、全身を爽快感が走り抜ける

 空音     :(目を瞑る)
 鞠緒     :(空音の上に倒れこむ)
 空音     :(頭痛が抜けて、身体が軽くなってきた……)

 空音     :「きゃっ」

 空音     :「だ、大丈夫!?」
 鞠緒     :「お、おぉぉ……だ、だる……、だ、だ、だ。だいじょ、うぶ」
        :(よろよろとピースサインを作るが顔は胸に埋まったまま)
 空音     :「ごめん。ごめん……」(頭を撫でる)

 空音     :「ゆっくり休んで……」

 空音     :「この埋め合わせは必ずするから」
 鞠緒     :「う、うん、このまま、寝る……うん、頑張って……」

[kurov]   サポーターでギチギチにしてたかいあって気づかれなかったようだぜ。
[kurov]   たぶん膝辺りに変な感触が
[Toyolina] ひ

 空音     :「ねえ、マリオ……なんか硬いものがお腹に」
 鞠緒     :「zzz....」
 空音     :「……何かの呪具かな。まあいいけど」
 猿      :「やれやれ、どうだい気分は」
 空音     :「ええ、お陰様で爽快です。普段よりコンディションいい
        :くらい」
 空音     :「ありがとね、マリオ」
        :(そっと上に乗るマリオをおろして寝かせつける)

[kurov]   トニオさんの料理食べたあとの億泰みたいな気分。

 空音     :「……」(サポーターに目がいく)

[kurov]   仰向けになると妙にモッコリしてますね
[Toyolina] きゃ

 空音     :「……まさかね。馬鹿馬鹿しい」

[kurov]   参考「眠気がふっ飛んだぞッ! 10時間熟睡して目醒めたみてェーな
      バッチしの気分だぜェ――ッ!!」「肩がバカ軽だよ 仗助ェ〜〜 肩に
      風船つけたみてーに軽いよぉ〜〜〜っ」

 空音     :「そうだ。パジャマとかないですか?」>猿

[kurov]   ピンチ!w

 猿      :「そこの箪笥にはいっとるはずじゃが、そう一番下」
 空音     :「ありがとうございます」(わあ、服とかちゃんと綺麗に
        :しまってるな)
 猿      :「じゃからほどほどにしとけとゆうたのにこのバカ孫」
        :(鞠緒の頭の上に載ってる)
 鞠緒     :「キノコ……キノコおぉう」(うなされてる)
 空音     :「──せめて、ゆっくり休んでね。ありがとう、マリオ」
        :(額をなでる)

[Saw]    ----

 空音     :(涙目で南足家を後にする)

[kurov]   わあモロばれた!

 空音     :(うそ、うそ、何アレ……ちょっと待って、どういうこと?
        :ああいう副作用が? 私のせい?)

 猿      :「……なんとまあ……立派な……」

 空音     :(とにかく、今は切り替えよう。この件について考えるのは
        :後……)

 鞠緒     :「あうぅ……空音……キノコ……ミルク……」(うなされてる)

[Toyolina] 空音さんいろいろ大変や
[Saw]    最悪な寝言だ……
[Saw]    ----
[Saw]    というわけで疲労:3を解除
[Saw]    フルスペックで望むのぜ
[Toyolina] やったぜ!
[kurov]   日々溜まりつつある疲れとかも全部すっとんだぜ!
[kurov]   鞠緒はその分プラスして被ったので思いっきり寝込むぜ!
[kurov]   つかれキノコっていうやつですね。
[kurov]   よくわかりません。
[Saw]    色んなストレスとか
[Saw]    そういうのからも開放されたら最高の能力ですね
[Saw]    一家に一台身代わりマリオ
[kurov]   ですね。鞠緒すっごい鬱になりそうw
[kurov]   怪我とか病気と違って異常回復能力が殆ど効かないということに
      したので
[kurov]   ぐったり。
[kurov]   でも能力的には他の人に移すことも出来るのだ。ひどい。
[kurov]   背中に何か覆いかぶさったと思ったらずしりと体が重くなって。
[kurov]   子泣きマリオ
[Saw]    いろんな人の傷を気に入らないやつに投げ捨てる
[kurov]   できるYO! なんというテロ
[Saw]    乙一の小説にありました、そんなの


時系列と舞台
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10月下旬

解説
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速攻でバレてますお……マリヲの明日はどっち


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Toyolina
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