[KATARIBE 31875] [HA06L] 千沙紀の説得

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Date: Tue, 28 Oct 2008 17:18:25 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31875] [HA06L] 千沙紀の説得
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[HA06L] 千沙紀の説得
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登場人物
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HA06C:性別不安定:市原千沙紀(いちはら・ちさき)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0693/
狭間06 Wiki - ハワード・オースティン・クーネルダール
    http://hiki.kataribe.jp/HA06/?HowardAustinKunelDahl


男子・千沙紀、父に直談判
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[Hisasi]  ちさきちハウスにて。
[Hisasi]  お手伝いさんはお買い物に出ているようです

 千沙紀    :「ただいま」>で迎えはないけど勢いで

[Toyolina] 好都合ですね。懐に忍ばせた光り物を出すチャンス!
[Hisasi]  そのままかつかつと書斎へと

 千沙紀    :「父さん、入るよ」

 SE     :ばたむ

[Hisasi]  いつもの陰気くさい書斎で謎の壷を磨いてるおっさん

 ハワード   :「……おや、千沙紀。どうしたんだい」

[Hisasi]  壷を磨きながら

 千沙紀    :「……大事な、話があるんだ」
 ハワード   :「話、とは?」
 千沙紀    :「父さん……」

[Hisasi]  なんかちょっといらっときた

 千沙紀    :「壷なんて磨いてる場合じゃ、ないよっ!!」
 ハワード   :「……どうしたのかな?」
 千沙紀    :「どうしたってっ……アリスンが死んじゃいそうなんだよ?
        :彗さんが悲しんでるんだよ? なんで父さんは何も知らない
        :顔してるんだよっ」

[Hisasi]  ばしんと机を叩いてみました、手が痛いです

 千沙紀    :「……(くっ)」
 ハワード   :「……私にできることはないよ(遠い目)私の存在は、あの
        :子にとってはよくないものだから」

[Hisasi]  意訳、もう面倒です。
[Toyolina] ひでえw

 千沙紀    :「……っ」

 千沙紀    :「父さんっ!」

[Suo]    意訳ひどすぎるw

 ハワード   :「私の存在自体が……あの子にとって不安定要素でしかない」
 千沙紀    :「そんなの……父さんが勝手に決め付けてるだけじゃないか!」

 千沙紀    :「……前に……オレが奇書に支配されてた時、すごく感じ
        :たんだっ、寂しい……って」

[Hisasi]  ばしんと机を叩いて
[CorDially] 色々改めろw>自称あの子の不安定要素

 千沙紀    :「オレもよくわかったんだ、オレも……ずっと寂しかった
        :から……母さんしかいなくて、オレのこと追い詰めて、
        :父さんは居ないって言われてて……苦しかったんだ!
        :辛かったんだ!」
 ハワード   :「……その苦しみを生み出したのは私です、根源たる私は
        :……もう関わるべきではない」

[Hisasi]  意訳、お手上げなんです
[CorDially] おお、ようやく身内からあやつを問い詰めてくれる人間が出てき
      た。よしよし
[MOTOI]   無責任だなぁ


激昂する千沙紀
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 千沙紀    :「父さんの……ばかっ!!」

[Hisasi]  胸倉掴むには距離があったのですぐ側にあったスタンドを投げつ
      けました(ちょ)

 SE     :ガゴッ
 ハワード   :(スタンドがぶち当たってちょっと首が不自然にまがりま
        :したが平然としています)「……千沙紀」

[Hisasi]  こきん、と。曲がった首を片手で押して元にもどして

 千沙紀    :「どうして……わからないんだよっ!!」

[Toyolina] ひ

 ハワード   :「落ち着きなさい、千沙紀」
 千沙紀    :「落ち着いてるよ! わかってないのは父さんのほうだ!!」

[Hisasi]  ここで、ガッシと襟首を掴みにいきました

 ハワード   :「……」>そのままがっつりと襟首を掴まれて
 千沙紀    :「どうしてわからないんだ! どうして放り出すんだ!
        :アリスンだって……オレだって……母さんだって……
        :父さんが必要なんだ! なのに!!」

[Hisasi]  がくがくがくがく

 ハワード   :「……ちさ……き……おちつきなさい……(無表情で揺さ
        :ぶられてる)」
 千沙紀    :「必要ない、とか、できることはない、とか……勝手にき
        :めるなっ!!」
 ハワード   :「……私には」
 千沙紀    :「あるんだよ! できることが! アリスンを助けてよ!
        :放っておかないでよ! 見てあげてよ!」

[Hisasi]  がくがくがくがく
[Hisasi]  シェイクしすぎです、千沙紀さん

 ハワード   :「……私は」
 千沙紀    :「想っていたって、話さなきゃ……会わなきゃ、通じないん
        :だよ……父さん」

[Hisasi]  肩で息をしつつ

 ハワード   :「……」

[Toyolina] ちさきちは思い出してもいい。アリスンが今、アリスン本なのは
      ハワードがやったから。ってことはトオクさんはハワードに相談
      しにいった。なのに父ときたらつぼみがき!

 千沙紀    :「……なのに、父さんは」

[Hisasi]  さっきまでの悲しげな彗さんの姿
[Hisasi]  抱きしめた弱りきった体
[Hisasi]  アリスンのことを案じて流した涙を

 千沙紀    :「父さんの……ばかやろうっ」
        :>胸倉掴んだ姿勢からストレートパンチ、男ボディは伊達
        :じゃないぜ
 ハワード   :(吹っ飛んで本棚に激突してがらがらどさっと落ちる)
 千沙紀    :「……父さん……(ぜえはぁ)」
 ハワード   :(がさごそと落下した本に埋もれた中から起き上がる)
 千沙紀    :「……まだ、わからないの?」

[Hisasi]  千沙紀はやる気だった
[Hisasi]  父さんが納得するまでオレは殴るのをやめない
[Hisasi]  過激ですね、ちさきちさん

 ハワード   :「……私は必要とされている、と?」
        :>所々破けて本のページをはみ出させつつ
 千沙紀    :「必要だよ! アリスンにだって、オレにだって母さんに
        :だって……みんな……必要なんだっ!」
 ハワード   :「……わかりました」

[Hisasi]  父、折れた。

 千沙紀    :「……本当、父さん?」
 ハワード   :「長い間、娘を捨て置いた私でも……必要であるならば……」
 千沙紀    :「……うん」>手を差し出して

[Hisasi]  きゅっと千沙紀の手を握って引っ張りあげられる

 ハワード   :「……千沙紀」
 千沙紀    :「うん」
 ハワード   :「すまなかった」

 千沙紀    :「アリスンにも……言ってあげてよ」
 ハワード   :「……わかった」
 千沙紀    :「ありがとう、父さん」

[Hisasi]  ここでガッしと抱きしめて、めきって音がしました
[Hisasi]  意外と力強いねちさきち

 ハワード   :(めき)

[Toyolina] ひ

 千沙紀    :「父さん? ……と、父さん?! 体が折れてるよ!?」

[Toyolina] ただでさえネタ存在なのにさらにw
[Hisasi]  殴られたり激突したりしたから、、、
[Suo]    感動のシーンが一転して……w

 ハワード   :「……問題ない」>腰から半分折れてる

[Hisasi]  一時間程曲がったままでした
[Hisasi]  ---
[Hisasi]  でもバカ
[Hisasi]  これが語り部で生き抜く力
[Toyolina] バカ分薄かったからトオクさん死にそうなんだね!
[Hisasi]  トオクさんもばかになろう
[Toyolina] エロ方面だとばかなんですけどね。
[CorDeath] なんかハワード物理的に脆くなってるw
[Hisasi]  さんざんぼこすかやられてしまったから
[Suo]    でも1時間で元通りになる辺りはw

 ハワード   :「……不思議なものですね、子というものは」
        :>曲がったまま

 ハワード   :「ダメな父親だった……最低な親だった私のことを、それ
        :でも忘れてない」>自覚あったのかよ

[Hisasi]  何処かの屋上の電信柱の上で(ちょっと曲がってますが)
[Toyolina] 直してから上れよw
[Hisasi]  しょうがないおっさんですよね
[Suo]    直さないとそのうち、上半身と下半身が分離することにw


時系列と舞台
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10月下旬

解説
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バカになるのは相当難しそうですお……


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Toyolina
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