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Date: Tue, 28 Oct 2008 14:01:55 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31872] [HA06L] 末夜と玉緒の協力
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 末夜と玉緒の協力
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登場人物
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HA06C:仙人見習い:末夜雅俊(まつや・まさとし)
http://kataribe.com/HA/06/C/0221/
HA06C:あいまいむじな:贄崎錯狸(にえさき・さくり)
http://kataribe.com/HA/06/C/0450/
HA06C:奇書の主:途奥彗(とおく・すい) [トオクさん][ヤンデル][百合][相互依存]
[まな板][一高][同盟][サトミマンション]
http://kataribe.com/HA/06/C/0677/
HA06C:革命公主:神終空音(かみはて・そらね)[魔術師][吹利学校][同盟][ゲーマー]
[ウサギ][本屋]
http://kataribe.com/HA/06/C/0675/
HA06C:ヘルメスの花:比企玉緒(ひき・たまお)[里見一族][魔女][カバニエドール]
[サトミマンション][苗床募集中^^]
http://kataribe.com/HA/06/C/0242/
末夜さんの協力
--------------
[matuya] じゅんばん。
[matuya] 末夜さんは空音さんを誰から紹介されたのか。
[matuya] トオクさん以外ありえません。
[Saw] ううむ。むしろ空音が末夜さんを紹介される方がわかりやすいかも?
[matuya] ああなるほど。
[matuya] 空音とサクリって知り合いじゃないのでは。
[matuya] パンツ見ただけで。
[matuya] (またパンツ)
[Toyolina] 末夜→サクリ→トオクさん→空音たん こうですか
[matuya] そうですね。
[matuya] とりあえずアリスンさんは空音たんが持っていってしまった?
[Saw] いえ、トオクさんとこにいるはずです
[matuya] じゃあマンションに来てることだしサクリんとトオクさんのところに
顔を出そうか。
[Saw] ですね。まずはそこから
[matuya] トオクさんちに置いておいたらカオスに飲まれたり醤油染みが
出来たりしそうで危険。
末夜 :「まずは見てみないと始まらない」
[matuya] ひさにゃんが居ないから雑感くらいだが。
サクリ :「トオクのところ行きましょう」
末夜 :「そうだな。善は急げ」
[matuya] 来た。
SE :「きんこーん」
[Toyolina] 来られた
[Toyolina] ややあってゆっくりドアが開いた
[Saw] はいると、空音とトオクがいます
トオクさん :「はい」
末夜 :「こんにちわ。サクリに頼まれて参りました」
サクリ :「あ、この人……彩花先生のアニキで末夜さんていいます」
トオクさん :「サッキュンに? ……あ、もしかして……アリスンのことで
:……え、そうなんですか?」
[Toyolina] 似てなさそうなイメェジあるんですがどうでしょう
末夜 :「ええと。僕は末夜。そちらの関係で、多少のおぼえがある
:ので、何か役に立てることがあるかと」
[TK-Leana] 兄弟子ですよね
[Saw] ですw
[matuya] 道士風の服の男です。
[TK-Leana] 似てたらなんという出生の秘密
[matuya] あんな崑崙の殲滅兵器と血のつながりがあってもこまる。
[Toyolina] ひ
空音 :「丁度いいですね。一緒に話を聞いてもらいましょう」
:(奥から出てくる)
トオクさん :「……ありがとうございます。よかったら、上がってくだ
:さい、散らかってますけど……サッキュン、ありがとね」
サクリ :「あ、ツンデレの姉ちゃん。来てたのか」
末夜 :「では、お邪魔します……ツンデレ?」
空音 :「い、いい加減その呼び方やめてよね」
トオクさん :「ツンデレ……?」
[Toyolina] ああツンデレだ、ツンデレだよ! と内心妙に納得いったのでした
サクリ :「天然物ですよ、末夜さん」
末夜 :「それはいいことだ」(真顔)
空音 :(びしっと指をさす)「両手の小指が手ひどくささくれる」
[Toyolina] 効いただけで痛いです
[Toyolina] 聞いた
[Suo] 嫌な魔法だw
サクリ :「ひぎっ!」
[Toyolina] お茶とお茶菓子くらいはトオクさんの家でもあるのです
(買ってきたから)
空音 :「さあ、馬鹿な子供にかまけている時間はないですよ」
:(大人がいるのでにこりと)
末夜 :「うん。伝統に忠実な魔術だなあ」
:(ささくれを見て頷いている)
[Toyolina] こたつ兼ちゃぶ台の上に安置されているアリスン本
[Saw] ---というわけでお茶など飲みながらここまでの実験の成果に
ついて語ったり、アリスン本について意見を交わしたり
末夜 :「この本には経絡と気脈があるね。人の」
:(片目をつぶりながら)
空音 :「なるほど、オドの量が尋常でないのはわかるんですけど」
トオクさん :「すみません、私、もうこういうのわからなくなっちゃっ
:てて……」
末夜 :「あと、陰陽がひどく偏っている」
空音 :「それで、恨み、憎しみをエネルギーに変換するような
:仕組みがあることまではわかったんですが、それ自体は
:もうどうしようもなくブラックボックスで……」
空音 :「そこに触れるのは危ないと思ったので、もう一つその
:外側にプラスをマイナスにするような術を施せないかと
:いうのが当初の着想でした」
空音 :「その結果できたのがこれです」
:(悪臭を放ち見るものを不安にさせる装飾)
[Toyolina] ひ
[Toyolina] またなんぞつくっとる
[Suo] どんな飾りですかw
トオクさん :(花粉症用のマスクをそっと末夜さんの手元に)
末夜 :「これは。個性的だね」
末夜 :「……だがなぜ匂いが?」
空音 :「術自体は正しいはず。……なのですが、どうも私の手に
:かかると全てが歪んでしまって、眞由美さんにまで同情
:される始末で……」
[Toyolina] つд`)
[matuya] つまりこれは世の中の幸せを悪意に変換して受け止める素敵コン
バーターということですかw
[Saw] そうですw
[matuya] それってどうなんだw
空音 :「あ、それは、眞由美さんにもらった香り木を腐らせて
:しまったみたいで」
空音 :「どうもああいうナマ物をうまく貯蔵するのが苦手な家系
:なもので……」
トオクさん :「……空音、アリスン、助かるよね……(装飾にあてられ
:て不安になってきた)」
末夜 :「ふ、むむ……中を通って捩れて裏返って。なるほど。
:機能は確かだと思う」
末夜 :「ところでこれが機能すると、幸せなほど鬱屈するという
:謎の性格になる可能性が」
#アリスン想像図:「ああ、幸せだ、主。幸せすぎて飯の味もわからないくら
:いだ(お箸をへし折る)」
空音 :「それは、大丈夫なはずです。すぐに活動エネルギーに
:変換してしまうはずなので」
[TK-Leana] やっぱり陰陽逆転して性別も反転
空音 :「ただ、そのあたりの調整もネックなんですよね……」
末夜 :「ああ。確かに。受け取り手がそういうものなら大丈夫か。
:絞込みの精度によるが」
空音 :「私どうもこういうの作るのが若干不得手なようで」
[Saw] 若干強調
[Toyolina] 若干w
[matuya] ウサギさんはきっと別の意見w
[Toyolina] 性別反転したらアリスン発狂ものかもしれないよ!(男嫌いだから!)
[TK-Leana] むしろ魔女としてはた得意と言っていいもんじゃまいか
末夜 :「細かい調整になると、これを作った流儀の人の知識が
:必要となるだろうからね」
末夜 :「そういう人物が居るならばよし、居らぬならば手元の札で
:やる他あるまいが」
空音 :「それについては優秀なウイッカが手を貸してくれている
:のですが、肝心の職人がいなくて……」
[matuya] 職人?
[Saw] 術の意味が理解できて図工の得意な人を探してるんです
[matuya] なるほど。
末夜 :「僕で良ければそこを担当するが」
末夜 :「つくりものは専門だ」
空音 :「あの、失礼ですが成果物を何かお持ちでしたら見せて
:いただけませんか?」
末夜 :(懐から月の意匠の小さな手鏡を出す)
末夜 :(自分を映す)
末夜2 :「つまりこのような程度だが」
末夜1 :「ちなみにただの虚像だが」
末夜 :(鏡を返す。一人に戻る)「このような感じで作り物をして
:いる。ときどきね」
空音 :「……なるほど」
空音 :「トオク。ついてるわ」
トオクさん :「え?」
[sf] 目の前であっさり分身されてはびっくりだわな
トオクさん :(増えて、減って……)「すごい……」
空音 :「光明が見えてきたということよ、馬鹿な子供もたまには
:役に立つ」
空音 :「事情は、概ねご存知なんですよね。末夜さん」
トオクさん :「……バカな子供……(サッキュンを見る)」
末夜 :「じつはこの本の人物が、どういう人となりかは知らない
:が、これだけ心配されるだけある人なのだろう」
サクリ :(途中で話についていけなくなり眠ってる)
末夜 :「最初は本の妖精さんだと聞いたんだがね」
空音 :「……本に化身した魔女というのがより真実に近い、ですね」
トオクさん :「……です。昔の……何百年も前の、魔女。アリスン・クー
:ネルダール」
空音 :「私は大切なのは一点だと思ってます。彼女はこの子、
:トオクが生きていくのに必要な人ってことです」
空音 :「末夜さん、どうかこの子達の為に身を犠牲にしてください」
末夜 :「ならそれでいい。助けよう」
トオクさん :「空音……。末夜、さん。お願いします……! ありがとう
:ございます!」
末夜 :(なんか微妙に物騒なフレーズがまじった気がするな)
サクリ :「へ、終わったの?」(よだれ)
[Toyolina] 犠牲とか
空音 :「あとで資料をまとめて送りますね」
末夜 :「よろしくお願いする」
トオクさん :(サッキュンにティッシュの箱渡して)
:「ありがとうございます……! サッキュンも、ありがとう
:……」
サクリ :「お、おう……」(ごしごし)
オーナーまでなぜか協力してくれました
------------------------------------
サクリ :「アリスン、待ってろよ」(背表紙をなでまわす)
末夜 :「ところで――何か魔術的作業をする気ならば、このマン
:ションの敷地内は避けたほうがいい」
末夜 :「ここはすこぶる、魔術的には変わった場所だ」
空音 :「……そうなんですよね」
[Toyolina] なでまわす手つきがなんか気になるが気のせいよね!
空音 :「二人にとって縁の深い場所だから何とかならないかとも
:思ったんですが」
末夜 :「しかしなあ」(その辺りの紙をさらさらと切って正月の
:飾り、紙垂を作る)
[matuya] 燃える?
[Saw] しゅぼっと
末夜 :「これでは困る」
空音 :「……なにをどうするとこうなるんでしょうね、本当に」
:(炎上して溶けた聖杯を見せる)
[Suo] 何か高そうな呪具がっ;
[Saw] 安物ですよw
[TK-Leana] 前シスターが敷地に入った途端炎上してました
末夜 :「作業はすこぶる微妙なだけに、霊的な安定地点が望ましい」
空音 :「うちの工房は大規模なことをやるには手狭だし……困っ
:たな」
[matuya] うちはめでたい結界を貼りすぎてるので逆方向に駄目です。たぶん。
[Saw] 末夜の首筋が突然苔むす
[Saw] そしてコケの合間から芽が出て花が咲く
末夜 :「……玉緒か?」
[Suo] そんな落ち着いてッ;
玉緒 :「やっぱり養分が豊富で居心地いいわ」
末夜 :「さっき急に消えたのはそういうことだったか」
[matuya] 恐ろしいことだが慣れた。
[Suo] 痛くないのだろうか;
[TK-Leana] 浮気にならないのだろうか
[Saw] 深く考えると恐ろしいですね
[matuya] 特殊な形態の浮気すぎる。
末夜 :「慣れてない人がいるんだから無闇な出方をしないほうが
:いいんじゃないか」
空音 :(幻覚? そんな兆候は見られなかった。もしかして本当に
:生えてきたの? いやいや、そんな、ありえない)
サクリ :(うーん、この肌触り、たまりませんなぁ)
トオクさん :(・д・)「……オーナー……?」
[Toyolina] サクリンエロガキすぎるw
[matuya] しかも嗜好が特殊だw
玉緒 :(するすると末夜にからまるように伸びて本来の大きさに
:まで成長する)
玉緒 :(ゆっくりと足を床に下ろす)
トオクさん :(ぽかーん)「あ、すみません、今お茶を」
玉緒 :「地下のカタコンベなら調整、できるわよ……」
末夜 :「ゼロ地帯に?」
玉緒 :「だってそうしないと私も占や薬作りに影響が出るもの」
玉緒 :「年がら年中他人を呪い殺しているばかりでもないのよ」
玉緒 :「割合で言えばそうね、9割9分程度のもの……」
末夜 :「いや。いいから殺しは控えろ――む。異様に腹が減った
」
[matuya] 養分吸われたよ。
空音 :「……んー、トオク、この人はどういうアレなのかな」
:(理解を放棄した)
末夜 :(床に腰を下ろしつつ):「1%か。吹利の地でそれなら
:最上と言ってもいいな」
トオクさん :(お茶入れ直して戻ってきた)「オーナーは、このマンションの
:オーナーで……私を雇ってくださってるの」
[Toyolina] それ以上はよくわかりません^^
[Toyolina] ちょっとおっかないふんいきだけど優しい人なんです
[matuya] 理解を放棄されたw
[Toyolina] だってなかなか聞く機会ないし……w
玉緒 :「ええ。そういうわけだから、今回のところは協力して
:あげる……」
末夜 :「なら、ありがたく借りよう。空音さんもそれで構わないか?」
空音 :「……それは願ってもないですが」(信用してもいいのかな?)
トオクさん :「オーナー、ありがとうございます!」
玉緒 :「いいのよ。これ以上あなたにまでぼうっとされるとその
:方が困るから」
末夜 :「弟子かね?」
玉緒 :「なかなか筋がいいわ」
[Toyolina] これ以上w
空音 :(トオクが道を踏み外しているんじゃ!)
末夜 :「よその流儀だから口出しの義理はないが、断りもなく妙な
:ものを埋めてやるなよ」
空音 :(なんとなくトオクと玉緒の間に守るように立つ)
トオクさん :(褒められた……オーナーに……)
[Toyolina] ちょっと感激
玉緒 :「いずれ、自分から望むようになる……」
末夜 :「暗示も無しだぞ」
玉緒 :(こっそり舌打ち)
空音 :「とにかく、条件は整いました」
空音 :「次の新月の夜に決行します」
末夜 :「事態を一刻を争うか」
空音 :「ええ。あまり悠長に構えている余裕もないです。末夜さん
:にはかなり無茶をさせてしまうと思いますが……」
玉緒 :「寝なくていい身体にしてあげましょうか」
末夜 :「いらん」
末夜 :「人一人かかってるんだ。多少の無茶は覚悟しよう」
トオクさん :「……ありがとうございます……! お礼……出来そうな
:ことなんて、思いつかないですけど……」
サクリ :「おお、なんか燃えてきたぜ。俺にもなんか手伝わせて
:くれよ」
空音 :「ええと、じゃあ……その地下の掃除とかで。これは重要な
:仕事。半端な者には任せたくないのだけどできるかしら」
サクリ :「任せとけ!」
[Toyolina] 掃除……w
[matuya] 掃除キタw
[Hisasi] 遭難フラグきた!
[Suo] 遭難w
サクリ :(トオクのお礼……)
[Toyolina] ^^
サクリ :『さっきゅん、ありがとう。恥ずかしいけど私の事好きに
:していいよ……』
サクリ :「──うおお、燃えてきた!」(声に出てる)
[TK-Leana] 遭難したまま忘れ去られて、アリスン復活一週間くらい経ってから
思いだされて救出されるエンドが見えた
トオクさん :「……」
空音 :「……」
[Hisasi] さっきゅんw
[matuya] 二重括弧内は声に?
[Saw] ええ……
[Hisasi] 1d6で奇数だったらでてた
[Hisasi] だしてたのかよwww
[Suo] そんなことしたらダイス神は……w
末夜 :「……可哀想だが手遅れだ」
トオクさん :「……変態……」
空音 :「眼球にハバネロ」
サクリ :「ぎゃぁぁぁっ」
[Toyolina] かわいそうにw
[matuya] 〆ようかw
[Saw] ラジャw
[matuya] やはり玉緒さんはみんなにとって衝撃的だった。
[Toyolina] 普通人は生えてこないからね!
[Saw] 久々に満腹
[Saw] おはだつやつや
[Suo] エネルギー吸収してるッ!
[matuya] 末夜はどこかでご飯にしないと。
[Saw] 葉緑体が足りなくて……
時系列と舞台
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10月下旬
解説
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人は揃った、場所も確保した。
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=
Toyolina
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