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Date: Tue, 28 Oct 2008 10:35:21 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31871] [HA06L] 千沙紀、決意を固める
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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X-Mail-Count: 31871
Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
Log: http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/31800/31871.html
[HA06L] 千沙紀、決意を固める
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登場人物
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HA06C:奇書の主:途奥彗(とおく・すい) [トオクさん][ヤンデル][百合][相互依存]
[まな板][一高][同盟][サトミマンション]
http://kataribe.com/HA/06/C/0677/
HA06C:心は少年体は少女:市原千沙紀(いちはら・ちさき)
http://kataribe.com/HA/06/C/0693/
折れそうに細い彼女の身体
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[Toyolina] http://kataribe.com/IRC/HA06-02/2008/10/20081026.html#020000
[Toyolina] お父さんをガッシボカすればいいんですね
[Hisasi] その通りです
[Hisasi] 途中まで一緒に帰る図が欲しいです、トオクさんと
[Hisasi] より、なんとかしなきゃ感を高めるために。
[Toyolina] あいあいさー
[Hisasi] 帰り道
[Hisasi] オレ、送ってくよ! と
千沙紀 :「……」
[Hisasi] 彗さんの手を引いて
[Hisasi] アリスン本入りのカバンを抱えたままの彗さんはいつもより一回り
小さく見えた
[Hisasi] 百合同人誌っぽい気がするのはPLだけでいい
[Toyolina] みんな同じことを言う
[Hisasi] あ、そこで、アリスン本をハワ父から託されたことを詳しく話して
くれると嬉しい。
千沙紀 :「きっと、大丈夫だよ。彗さん」
トオクさん :「うん……聞かないんだね、なんで、私が……アリスンと
:一緒にいるか、とか」
千沙紀 :「……正直、気になったけど……でも、もっと切実な気が
:したから」
トオクさん :「前に……いろいろあったときに。預かったの。ハワード
:さんから」
千沙紀 :「……父さん、から?」
千沙紀 :「話としてしか、聞いてない、けど……アリスンの父は……」
[Hisasi] ハワード
[Hisasi] つまりは
千沙紀 :「……オレの、姉さん……て、こと、なんだね」
トオクさん :(こくん)「彼女の理解者になって……アリスンを……解放
:してくれるとうれしいって」
千沙紀 :「……解放、って」
トオクさん :「あ、そ、そうだね……千沙紀くんの、お姉さん……になる
:のか……うん」
[Hisasi] それって恨み晴れて楽になりましたーってことなのかしらん、と。
トオクさん :「私ではダメだったから、って。そんな感じのこと言って
:た……だから、アリスンは……一人だったんだ、私と一緒
:だって思って」
千沙紀 :「……彗さんは一人じゃないよ、オレだって、空音さんだっ
:ている……アリスンだって、一人じゃないよ」
千沙紀 :「オレの……姉さんじゃないか、父さんにとっても、娘な
:のに……」
[Hisasi] なんで一人でほったらかすのさ、父さん
[Hisasi] ヘイト上昇
トオクさん :「今は、そうだってわかるけど……あのときは、私もいっ
:ぱいいっぱいだったし……そう思っちゃった」
千沙紀 :「……うん」
千沙紀 :「でも、今は違うよね?」
[Hisasi] きゅっと握る手に力を込めて
トオクさん :「学校も違っちゃったし、通学とかでも全然会わなくなったし
:……環境も全然変わって……余裕なかった。うん、今は違う
:……そう思えるきっかけを作ってくれたのは、アリスンだし
:……それまで、アリスンは私のことずっと……支えてくれてた」
千沙紀 :「うん……オレも、彗さんの力になりたいし。アリスンを
:助けたい」
[Hisasi] ここでじっと彗さんを見て頷く
トオクさん :「……ありがと。ごめんね、アリスンの話ばっかりして……
:せっかく、送ってくれてるのに」
千沙紀 :「ううん、こうやって……彗さんが自分のこと話してくれる
:ほうが嬉しいよ」
[Toyolina] けなげな子や
千沙紀 :「俺も……学校違っちゃってから……会えなくなっちゃっ
:て、どうしてるのかわからなくて」
千沙紀 :「一人で寂しくないかなって、辛くないかなって」
千沙紀 :「一人は、辛いよ。オレ……よく知ってるから」
トオクさん :「うん……もう、一人とか、考えられない」
千沙紀 :「一人じゃないよ」
千沙紀 :「だから……アリスンも一人にさせない、みんなで助けよう」
トオクさん :「……うん……ありがとう……(ぐすん)」
[Hisasi] ここで男気スイッチを押すべきだろうか
[Hisasi] 押しておこうゼ
[Hisasi] 天下の往来かもしれないが、この子達は以前もやらかしてるし
千沙紀 :「だいじょうぶだよ、彗さん」
[Hisasi] ここでがしっと抱きしめておこうゼ、男らしく
[Hisasi] 折角今は男なんだから
[Toyolina] そうだそうだ!
トオクさん :「……うん……助かる、よね……」
千沙紀 :「絶対……」
[Hisasi] ぎゅっといきました
[Hisasi] 天下の往来のような気がしますが、みんな空気を読んでくれました
高橋@携帯片手:(いま商店街のど真ん中で抱き合ってる高校生かぽーがいる
:件についてスレを立てている)
[Toyolina] 吹利の人たちはやさしい
[Toyolina] ちさきちは直感した。アリスン助からなかったら彗さんまじやば
くね!? と
千沙紀 :「……(彗さん)」
[TK-Leana] 仕方ない、ここで嫉妬仮面見参とか言って出てきたら、kyにも程が
あるもん
[Hisasi] 抱きしめた彗さんの体は、折れてしまいそうなほどに弱っていて
[Toyolina] 超スルーされそうだ>しっと仮面
千沙紀 :「大丈夫だよ……絶対に」
[Hisasi] どげんせんといかん気がしたんじゃ
[Hisasi] ここは男らしく父に直談判すべきじゃと
トオクさん :「……一人だったら、そんな風に思えなかった……ありがと、
:ほんとに……」
千沙紀 :「一人じゃないから……あんまり頼れないかもしれないけど、
:辛かったり苦しかったりしたら……ちゃんとオレにも話して」
トオクさん :「そうする……」
千沙紀 :「うん」
[Hisasi] そろそろ離れておこうぜ、高橋泣いちゃう
[Toyolina] 悪女トオクさんはそんな気が回らなかった。そうしておきましょう
千沙紀 :「じゃあ、帰ろう……ま、また、連絡する、から」
[Hisasi] 離れた後で恥ずかしくなりました
[Hisasi] 彗さんの手を引いて
トオクさん :「うん。ありがとう、ほんとに……」
千沙紀 :「……うん(ちょっと照れ)」
[Toyolina] ちさきちは直感した。なんとしても確実に! ガッシ!
[Hisasi] ボカ!
千沙紀 :「……絶対に」
[Hisasi] きっと眉を寄せて
[Hisasi] そして、彗さんを送っていったちさきちさん。
[Hisasi] 背後に炎を燃やしつつかつかつと家路に向かいました
(でも心の描写なので、歩いてる姿はてこてこてこでした)
時系列と舞台
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10月下旬
解説
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千沙紀くん、お父さんに成長を見せつけるチャンス到来や!
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Toyolina
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