[KATARIBE 31822] [HA06L] チャットログ『小さな区切り』

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Date: Thu, 16 Oct 2008 23:08:31 +0900 (JST)
From: Subject: [KATARIBE 31822] [HA06L] チャットログ『小さな区切り』
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2008年10月16日:23時08分30秒
Sub:[HA06L]チャットログ『小さな区切り』:
From:久志


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チャットログ『小さな区切り』
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登場人物
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 御羽仁藻(おわ・にも)
    :霞中特待生。壬郭と同点次席。保鷹に複雑な想いがあるらしい。
 波佐間壬郭(はざま・みひろ)
    :シニカルな少年。影の二重体な人。四月は休学していた。
 橋本保鷹(はしもと・やすたか)
    :ワーモグラな少年、のほほん天才くん。実は相当な隠れブラコン。
 箕備瀬梨真(みびぜ・りま)
     :通称、りまりま。ニモの兄・オワタの彼女。ゆるゆる天然癒し系。

変わってしまった風景
--------------------

[Hisasi] #霞中学校 
[Hisasi] #クラスのイベントや今度行われる、ラボの発表会や体験会などの
     予定を聞きながら 

 ニモ     :「…………」 

[Hisasi] #真面目にきいてるチビっこツインテール 
[Hisasi] #少々気が強いところもあるものの、そこそこクラスでは中心人物
     でもある 
[Hisasi] #ニモさん熱すぎ、とはよく言われている。 

 ニモ     :「…………(ちら、と横目で見る)」 
 保鷹     :(プリント見つつ先生の話を聞いてる) 
 ニモ     :「…………(ふい、と前を向いて)」 

[Hisasi] #入学してからもう随分経って 
[Hisasi] #保鷹とはなんとなくぎこちなくなって 
[Hisasi] #ルーシーとは何故だかわからないけどなんとなく馴染めなくて
[Hisasi] #壬郭とは……最近、まともに話もしていない 

 ニモ     :「…………(こういうもの、なのかな)」 

[Hisasi] #でも寂しいわけじゃない 
[Hisasi] #休み時間にはニノスケやクラスの子と話すし、無視しあってる
      わけでもないのに 

 壬郭     :(そんなの適当でいいジャンというちゃらちゃらした
        :グループと楽しく? 歓談してる) 
 ニモ     :「…………(ぎゅっと唇かみしめて)」 
 浅野     :「えーそうそう、壬郭くんは?」
        :>きゃー壬郭くん的な女子達 

[Hisasi] #楽しく会話してやがります 

 #ハワード  :「折り合いをつけたんじゃないんですか?」
        :>ふと浮かぶ怪しいおっさんの言葉 
 ニモ     :「…………(あたしは、違う)」 

[Hisasi] #なんかだめになってしまった自分のようなみっひーから目をそら
     して 

 ニモ     :「…………(あいつだって)」 

[Hisasi] #まだちょっとだけ信じてる 
[Hisasi] #また、憎たらしいツラで名にやってんの? 俺は余裕だね?的な
     小悪党なことをぬかすに決まってるんだから 
[Hisasi] #何気にニモさん、評価ひどい 

 壬郭     :「浅野さんに言われたら一緒に行かないわけにいかないよ」
        :(顔を近づけて目を見て) 

[Toyolina] #ちゃらいw 

 浅野     :「ホント、うれしー」 

[Hisasi] #きゃきゃ 
[Hisasi] #きゃー壬郭くんかっこいー 

 ニモ     :「…………(いらっ)」 

[Hisasi] #なんかいらっときた 
[Hisasi] #HR終わって、授業終わり 
[Hisasi] ..名前3 
[MorrisAFK] Hisasi:『ヂョペ』。 

 千代部    :「ねえ、壬郭くん一緒にいこうよ」 
 浅野     :「ねっねっ」 

[Hisasi] #取り巻き女子二名に両脇かためられて 
[gombeLOG] #取り巻きができているw 
[Hisasi] #クラスでもちょっと軽い方の 
[Hisasi] #なんか、人当たりよくなったおかげできゃきゃいわれるように
     なりました 
[Hisasi] #でも、さして深く関わってきそうなタイプではなさそうですが 
[Hisasi] #取り巻きと一緒に帰ってゆく背中を見送って 

 保鷹     :(ぱたぱたと机をかたづけて) 
 保鷹     :「じゃあ、僕もいくね」 
 友人     :「うん、じゃあねー」 

[Hisasi] #友人と挨拶しあってさっさと教室を後にするモグラ 
[Hisasi] #ラボ直行 

 ニモ     :「…………」 

[Hisasi] #まったくこっちを顧みない男子と頑張っていたのに諦めてし
     まった男子 

 ニモ     :「…………かえろ」 

[Hisasi] #席を立つ 
[Hisasi] #なんでこんなに極端なのかしらね、と 
[Hisasi] #ニノスケはいい奴です、ケロロっぽいところが 
[Hisasi] #でも、頼るというにはニモさんにいらんプライドがありすぎた


甘えたい時
----------

[Hisasi] #こっから帰宅途中に 
[Hisasi] #りまさんと遭遇したいデス 
[Toyolina] おいすー 

 ニモ     :「……(とぼとぼ)」 

[Toyolina] #元気なさそうですね 
[Hisasi] #今日はオワタさんはクラスメイトと用事があるので 
[Hisasi] #一人でかえることになったりま子さん 
[Hisasi] #なんか見覚えのあるツインテが見えました 

 りまりま   :(なんか見覚えあるツインテと見慣れない制服を見た)
        :「あれ」 
 りまりま   :(小走りで近づく)「あれー、ニモちゃん?」 
 ニモ     :「…………えっ」 

[Hisasi] #振り向いて 
[Hisasi] #ぴこんとツインテをはねさせつつ 

 ニモ     :「あ…………りまさん」 

[Hisasi] #なんか元気なさそうですネ 
[Hisasi] #普段はもっと凛としてるのに 

 りまりま   :「あ、やっぱり。学校帰り? 初めてじゃない? 学校帰
        :りに会ったりとか……もう家帰るとこ?」 
 ニモ     :「……はい……」 

[Hisasi] #なんかもじもじしてる、まだやっぱりちょっと微妙というか照れ
     くさい 

 りまりま   :「ね。時間ある? もしあったら、ちょっと寄り道してか
        :ない?」 
 ニモ     :「え…………は、はい」 

[Hisasi] #なんか、ほわんとするんです。りまさん 
[Hisasi] #同年代男子とかだとどうしても負けん気が 

 りまりま   :「うん、ちょっといい小物屋さんみつけてさ。ニモちゃん
        :と一緒に行きたいなって思ってたから。こっちだよ」 

[Toyolina] #ニモさんの手引っ張って歩き出す 

 ニモ     :「あ……えっと……いきます」 

[Hisasi] #きゅっと手を握り返して 
[Hisasi] #お姉さんのようですね(きゃ 

 りまりま   :「聞いたよ。成績ずっとキープしてるんだって? 
        :すごいね!」 
 ニモ     :「え、で、でも、折角入ったんだから……やっぱりがんば
        :らないといけないな、って」 

[Hisasi] #なんかすげーオワタと似てます 
[Hisasi] #がんばっちゃう系なとことか 

 りまりま   :「なかなか出来ることじゃないよ−。すごいなー。やっぱ
        :似てるね。貞我くんと。兄妹だね、やっぱ」 
 ニモ     :「……それしか、とりえないですし……でも、勝てない人
        :には勝てないし」 

[Hisasi] #でも手をにぎってりまさんと歩くのはちょっと嬉しい 

 りまりま   :「勝てないって成績? そんなに凄いの? 
        :トップの子って」 
 ニモ     :「すごい、というか……違う、というか……全然執着とか
        :ないんです。でもつくりが違うというかスタートラインが
        :違うというか……ただできるものの一つとか、そんな
        :感じで」 

[Hisasi] #急に饒舌になった 

 りまりま   :「そうなんだ……ニモちゃんが言うんだったらかなりそう
        :なんだろうね……でも点数とかそんなに変わりないん
        :でしょ?」 
 ニモ     :「……でも、必死になって頑張って……それでも、余裕で
        :当たり前のように一番でいるんです」 

[Hisasi] #なんとなく、悔しそうに見える 

 りまりま   :「そっかー。それはなんか、悔しいね。目標とか一緒なの? 
        :霞中ってよくわかんないんだけど……大学とか?」 
 ニモ     :「……(ぎく)え、あ、いえ……多分アメリカの本校にい
        :くつもりなんじゃないかな、って」 

[Hisasi] #自分の目標すらまだ決まってないのに 

 ニモ     :「……りまさん」>ぽつりと 

[Hisasi] #きゅっと握った手に力を込めて 

 りまりま   :「……どうしたの? なんかあったの?」 
 ニモ     :「……えっと」 

[Hisasi] #でもなんか色々話しちゃうのも気が引けて 
[Hisasi] #ここはりまさんに対しては甘える一辺倒でもいい気がしてきた 

 ニモ     :「なにかあったっていうか…………ただ、小学校の頃とは
        :色々違って」 
 りまりま   :「うん」 
 ニモ     :「……頑張ってるだけじゃ変わらないことがあって、色ん
        :な思惑とか考えがあって……わかってるんです、でも」 

[Hisasi] #なんかちょっとうるっときた 

 りまりま   :「……変わりすぎてて、よくわかんなくなっちゃった、
        :のかな?」 

[Hisasi] #まったくアウトオブ眼中な保鷹とか 
[Hisasi] #あきらめちゃったみっひーとか 

 ニモ     :「はい……」 
 ニモ     :「私は変わってないはずなのに、でも変われないのはおか
        :しいのかもしれない……けど」 
 ニモ     :「……折り合いをつけたくなんかないのに」 

[Hisasi] #あの怪しいおっさんの言葉がまだ響いている 
[Hisasi] #相変わらず迷惑なおっさんです 

 りまりま   :「……折り合い? ニモちゃんが? つけなくていいん
        :じゃない、そんなの……」 
 ニモ     :「だって……(涙声)」 

[Hisasi] #みっひーはあきらめちゃったじゃないか 
[Hisasi] #折り合いをつけちゃったじゃないか 
[Hisasi] #追いつけないものを追っていつまでも必死になって頑張ってるな
      んて意味がないといわれたら 

 ニモ     :「……無駄って思い知ってまだ、頑張るのは、意味がない
        :のかな……って」 

[Hisasi] #みっひーなんで諦めちゃったの 
[Hisasi] #目にものみせてやろうっていったのに 

 りまりま   :「うーん……目標次第、としか言えないな……その、
        :トップの子の目標は知らないけど、ニモちゃんはアメリカ
        :行きたいの?」 
 ニモ     :「……私は……まだ、わからない……です」 

[Hisasi] #手を握ったまま 

 ニモ     :「……自分が何をしたくて、どこに行きたいか……」

[Hisasi] #いいじゃないか、まだ中学生なんだぜ? 

 りまりま   :「あたし、中学のときとか、そんなニモちゃんみたいに、
        :考えたりしてなかったから、ちゃんとわかってあげれない
        :かもだけど……たぶん、テストの点なんてあんまり気に
        :しなくていいんじゃないかな?」 
 ニモ     :「……私……あの子に、負けたくなかったんです
        :(ぽつりと)」 
 りまりま   :「うん……だから、がんばれてる?」 
 ニモ     :「……がんばってました……いえ、頑張ってます……私……」

[Hisasi] #なんか涙がうかんできて 
[Hisasi] #ようやく、ニモさん理解しました。 

 ニモ     :「…………私、たぶん……あの子のこと好きだったんです」
        :>だが、過去形 

[Toyolina] #ワー 
[Saw] #わー 
[Hisasi] #でも、金髪さんと兄に負けました 
[Hisasi] #きっとラケルさんにも真帆さんにも負けてます、モグラ内ランキ
     ングで 
[Hisasi] #せつねえ 
[gombeLOG] #本当なら「同年代ならあたしだけなのよっ!」って言いたかった
       んだろうけど(ぉぃ 
[Hisasi] #金髪さんの登場でもろくも 
[Toyolina] #大変罪の意識が 
[Hisasi] #同年代でも負けて、ライバルとしても及ばなくて、共に語れる夢
     もない 
[Hisasi] #完全敗北\(^o^)/ 
[Toyolina] #最後のが一番きついなう 

 ニモ     :「…………でも、だめだった、追いつけなかった、ライバル
        :にさえなれなかった、見てる先すら……わからなかった」 

[Hisasi] #そして、一緒に戦って行けそうだった。理解しあえそうだった子は
[Hisasi] #諦めちゃった、 

 りまりま   :(かける言葉が見つからないので黙って聞いてる) 

[Toyolina] #ミッヒーひどいやつだな!と思わせる手法ですね! 

 ニモ     :「…………でも、頑張るのだけは、やめたくなかった、
        :けど……」 

[Hisasi] #みっひーは、、、 
[Saw] #だってしょうがないじゃない 
[ER] #……でもさ。頑張るって、基本独りの作業なんだよねー……と。 
[ER] #真帆ならあっさり言うけど。 
[Hisasi] #りまさんならソフトに甘やかしてくれそうだったから 
[Hisasi] #なので、りまさんをチョイスしました^^ 
[ER] #わはは 
[Toyolina] #そりゃもう 
[ER] #ああ、それはとても正しい 
[Saw] #相互監視によるモラルの維持というのは組織の利点です 
[ER] #……って。まるで真帆が甘やかしてないよーじゃないかー(わーん) 
[ER] #<甘やかしてないやん、あちこちで 
[Hisasi] #だからモグラは真帆さんに任せたんですヨ 

 りまりま   :「もうやめたくなっちゃった?」 

[Hisasi] #あっちは甘えは許さない 

 ニモ     :「……(ぶんぶん)」 

[ER] #…………あれでも相当甘い積りだったのにー(わーん)<まてや 

 ニモ     :「……あたしのことだけじゃ、ないんです」 
 ニモ     :「一緒に、おいつこうって、頑張ってた子が居たんです……」 
 りまりま   :「うん」 

[Hisasi] #きゅっとりまさんの腕にくっついて 

 ニモ     :「一緒にがんばって、追い越してやろうって……頑張った
        :んです、お互いいいとこだめなところ押さえて、でも」 

[Hisasi] #だめでした^^ 
[Hisasi] #モグラぱねぇ 
[Hisasi] #「あ、一位だ」とかぬかしてやがりました 

 りまりま   :「まだ、追い越さないといけない?」 

[Hisasi] #明日の献立は何くらいのノリで 
[ER] #でも、一位であっても、目標に届かない場合、そりゃあその程度に
   なるとは思うけど>明日の献立程度の重み 

 ニモ     :「……その子、諦めちゃったんです。もう、疲れたって……」 

[Hisasi] #うむ>重み 
[Hisasi] #モグラにとってはその程度の重みでしかない 
[ER] #うん 
[Hisasi] #ニモさんやみっひーにはとんでもない重みであろうと 

 りまりま   :「勝たなくてもいい、っていう発想は……なし?」 
 ニモ     :「…………ある、と。思います……ただ、気づいちゃった
        :んです……私、あの子に勝つことしか目標がないことに」 
 ニモ     :「……頑張るのはやめたくない、でも、あの子に勝つ以外
        :の目標がわからない……何かを探したいのに、自分が何を
        :望んでどうしたいのかが、まだなにもわからない」 

[Hisasi] #そんなに焦るこっちゃないのですがね 
[Hisasi] #でも彼女には必死なんです 
[ER] #焦るのが中学生くおりてぃ。 
[Hisasi] #焦るこっちゃないのにというのは大人からみればそうなんだけど、
     当の本人的にはとても重大 

 りまりま   :「……すぐ見つかるものでもないから、そうだよね……
        :あたしも、目標らしい目標とかないし……」 
 ニモ     :「…………」 

[Hisasi] #ぎゅっとくっついてみた 
[Hisasi] #なんとなくそうしたかったんじゃ 
[Hisasi] #まあ、これでようやくきちんと失恋できたので 
[Hisasi] #前に進めるよ、にもっち 

 りまりま   :(ぎゅ)「……ごめんね、あんまり役にたたなくって」 
 ニモ     :「……う……(ぐすっ)」 

[Hisasi] #泣いちゃいました 

 ニモ     :「……ひっく」 

[Hisasi] #恋に気づいた時にはもう終わってました 
[Hisasi] #そんな中学1年の秋 
[ER] #|;) 
[Hisasi] #一緒に頑張れそうだと思った子は、あきらめて死んだ目になって
     ました 
[Hisasi] #でもあたしは立ち止まりたくない 
[Hisasi] #あれ、自立しそうですね 
[Hisasi] #……強いね 
[Toyolina] #ですね! 
[ER] #うん。 
[ER] #そこで、なお、立ち止まりたくないと思える強さは魅力だ。 
[Hisasi] #そして、みっひーにも立ち直って欲しいと思ってる。それが本当
     にいいことかはニモ自身にもわからないけど 
[Toyolina] #甘いものでも奢ってブドウ糖補充してもらおう…… 
[Hisasi] #明るくなったと回りは言っても、みっひーの目はどこか死んでる
     のを誰も気づいてない 
[Hisasi] #そのことが痛いんです 
[Hisasi] #そしてカスタード今川焼きをおごってもらいました(大好物 
[Hisasi] #安い子ね、ニモさん 
[ER] #わははは 
[ER] #いや、胃袋を制するものは強いから…… 

 ニモ     :「…………おいしい(今川焼きもふりつつ)」 

[Hisasi] #それにりまさんと一緒だとなんとなくほこほこします 

 りまりま   :「でしょー。ここの、ホントに美味しいよね。大阪から
        :食べに来る子もいるんだって」 
 ニモ     :「……はい(えへへ)」 

[Hisasi] #カスタードが甘くて 
[Toyolina] #表面かりっとしてるけどなかはふっくらなんだぜ 
[Hisasi] #もふっと甘さがひろがるんだぜ 
[ER] #……あれだ。矢野顕子さんの「クリームシチュー」だ 

 ニモ     :「……りまさん」 
 りまりま   :「目標とかわかんなくてもさ……ん? 何?」 
 ニモ     :「ありがとうございます」 

[Hisasi] #デレ顔で 
[Hisasi] #えへへ、と 
[Hisasi] #ツンからデレた瞬間はりまさんがゲットしました。 

 りまりま   :「あ、ううん、ううん、あたし連れ回しただけだし……
        :でも、よかった。ちょっとでも役に立ったかな」 

[Toyolina] #イエア 

 ニモ     :「……はい」 

[Hisasi] #えへへ 
[Toyolina] #甘やかし担当になった 
[Hisasi] #りまさんには甘えられる 
[Hisasi] #りま株ストップ高ですよ 
[Toyolina] #やべえこのご時世に! 
[ER] #…………>このご時世 
[Hisasi] #トオクさんの株も高いのに、どうしてこんなに違うんでしょう 
[Hisasi] #欲しがる人に問題がありそうですが>トオク株 
[Toyolina] #ひ 
[Hisasi] #安定高値な竜胆株、信頼度の高いりま株、最初あぶなかったけど
     最近幸せ度数の高いみぎー株 
[Hisasi] #比べると波乱の激しいトオク株です 
[ER] #……トオク株はあれですか。以前のNTT株ですか(違) 
[Toyolina] #仕手株みたいなもんですね^^ 
[Hisasi] #落ち着いたと思ったら、急展開しますからね 


お兄ちゃんには秘密
------------------

 りまりま   :(その晩電話で)
        :「貞我くんから、なんていうか、目標とかやりたいことと
        :か、そういう話、一回してみてあげてほしいなって」 

[Toyolina] #この人そういう相談事は向いてないので 

 りまりま   :(電話)「なんていうか、あたしがそういう話しても、
        :説得力ないっていうか……」 
 オワタ    :「……うん、ありがと……ゴメン、なんか俺ぜんぜんニモ
        :のこと、わかってなかったのかな」 

[Hisasi] #お兄ちゃん知らなかったよ、ちょっとショック 
[Hisasi] #もう子供じゃなくて色々考えるようになってきちゃったのね的な 
[Hisasi] #好きだったの、のネタは伏せてくれると信じてる。女の情け的に 
[Toyolina] #そりゃ伏せますよ! 

 りまりま   :「うん、霞中ってほら、やっぱ普通の中学と違うから、
        :それでいろいろ感じることあるみたいだし……」 

[Hisasi] #女の秘密です 

 オワタ    :「……そだね、やっぱレベルも高いし……ほんと、頑張っ
        :てるみたいだから、息抜きとか必要だし」 
 りまりま   :「うん、顔合わせたときとかに、いろいろ、話しするだけ
        :でも絶対違うと思うから」 
 オワタ    :「そだな、最近友だちの話とかあまりしてないから……
        :クラスでうまくやってるか心配で」 
 オワタ    :「小学校の塾から一緒だった子がいて、良く話してたん
        :だけど……」 

[Hisasi] #ここでりま子さんはピンとくるといい 
[Hisasi] #きゅぴーん 
[Toyolina] #アホ毛が(ないけど) 

 りまりま   :「そうなんだ。その子がずっとトップとか?」 
 オワタ    :「ああ、塾でも学校でもトップだったって言ってた」 

[Hisasi] #確定 

 りまりま   :「すごいねー。それ……うん、なんか成績のことも気に
        :なってるみたいで……あたし、ずっと二番ってホントすご
        :いと思うんだけど、あたしが言うよりはさ、貞我くんの方
        :が絶対上手く言えると思うし」 
 オワタ    :「成績かぁ……何が何でも一番じゃなくても充分すごいの
        :になぁ」 

[Hisasi] #お兄ちゃん、ライバルくんとのことは気づいてなかった 
[Hisasi] #だってニモさんは昔からおにいちゃん一番だったじゃないか 
[Hisasi] #……まあ、いずれ、ね 
[ER] #…………にもちゃんかわいそす|・) 

 りまりま   :「うん、なんていうかさ、ほら、あたし末っ子だし、下の
        :弟妹とか居たらいいなって思ってて。だから、ニモちゃん
        :のこと、気になるから……貞我くん受験前だけど……」 
 オワタ    :「うん、わかってる。ほら、でもニモのことはほっとけな
        :いからさ」 
 りまりま   :「うん、なんか今すっごい複雑だけど……お茶入れてあげ
        :るとか、そんな感じで」 
 オワタ    :「そだな……ありがと、りま」 

[Hisasi] #やっぱりこういう気遣いのできるりまっていいな(評価あっぷ) 
[Hisasi] #もうストップ高だというのに 
[Hisasi] #まだまだ株価は高値安定ね 
[Toyolina] あらあらまあまあ 
[Toyolina] なんか着々とうちの子になってくれたらいいのにフラグが立って
     いる気がする 
[Hisasi] だって、もうオワタ、都藻、ニモと 
[Hisasi] 殆ど陥落状態じゃないですか 
[Hisasi] 都藻さんは陥落じゃなくてあっちがすごいだけですが 
[Toyolina] 都藻さんはまあ…… 

時系列と舞台
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 2008年10月
解説
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 思い悩むニモを見かけたりまりまは。そしてニモの気持ちは。
 http://kataribe.com/IRC/HA06/2008/10/20081011.html#220000
-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 
以上



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