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Date: Sat, 11 Oct 2008 21:11:34 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31798] [HA06P]エピソード『妄想具現』
To: 語り部 <kataribe-ml@trpg.net>
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輝士都です。
久しぶりにEPなどというものを書いてみましたよ。
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エピソード『妄想具現』
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登場人物
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端山 正秋 (はやま・まさあき)http://kataribe.com/HA/06/C/0799/
ウル中一年の正義の味方(自称)
今まで黙っていたんだが
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父 :「実はお前は血がつながっていなかったんだよ!」
正秋 :「な、なんだってー!ってぇあほかぁ!」
父 :「一度行って見たかったんだ気にするな」
正秋 :「性質の悪い……」
がっくりとする正秋と笑う父
父 :「まぁ、冗談はさておいて。いやー、父さん言うのを
:すっかり忘れていたんだけどな?」
正秋 :「言い忘れたって何を?」
父 :「お前、人前で必殺技叫んだりとかしてないよな?」
正秋 :「……は?」
父 :「いやー、中学に入ったらすぐ言おうと思ってたんだが
:父さんすっかり忘れてたんだけどなーあっはっは」
笑ってごまかしたりするところは親子と言えなくも無い。
父 :「小学校の時にお前入院しただろ?何で入院してたかは
:多分覚えてないだろうが。」
正秋 :「うん、原因不明なんだよね?」
父 :「あぁ、そうだ。お前が寝ている間に色々と調べて
:もらっていたんだが……どうも……変なものを植えつけ
:られている……らしい。」
正秋 :「あるもの?」
父 :「頭に思い描いたものを現実にする力……らしい。」
正秋 :「らしいって……」
父 :「父さんオカルトには詳しくないからなぁ……お前が
:夢を見ている時にビームやら何やらが出て大騒ぎ
:だったんだぞ?」
正秋 :ぽかーん
父 :「でまぁ……さすがに色々と問題があるってことで封印
:とか言うものをしてもらったんだが、中学生になると
:効果が無いそうだ。」
父 :「もう一度かけなおすなら、また来てくださいと
:いわれたが……心当たりは無いか?」
正秋 :「いやまぁ……思いっきりあるけど。ビーム出せるし」
父 :「?……そうなのか、そのわりには部屋が壊れたり
:してないがあぁ、年を取れば制御できるようになるって
:仰ってたっけか。なるほどなるほど」
正秋 :「他には先生何か言ってなかったのか?」
父 :「おー、すまん。封印した理由のひとつに『体力を消耗
:する』って言うことがあってな使いすぎると倒れる。
:それに、人前で使うと色々と問題があるからな極力使うな
:TVで見世物になったりしたくないだろ?」
正秋 :こくこくこく
父 :「まぁ、もう一度封印するって選択肢もあるんだが。」
正秋 :「そ、それは嫌だ。」
父 :「まぁ、面白い力っぽいからな」
正秋 :「それは思わなくは無いんだけど……たぶん、これからも
:必要になるかもしれないから。」
父 :「そうか、まー勉強ちゃんとやってる限りは父さんは何も
:言わん。思ったとおりにやりなさい。」
正秋 :「うん。」
時系列
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2008年10月
解説
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父親から衝撃の事実を打ち明けられました。
さて、入院した理由は何だったのでしょう。
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