[KATARIBE 31790] [HA06L] 下着から始まる大渦3

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Date: Wed, 8 Oct 2008 16:38:05 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31790] [HA06L] 下着から始まる大渦3
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 下着から始まる大渦3
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登場人物
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奇書の主:途奥彗(とおく・すい , コードネーム:トオクさん)
    http://kataribe.com/HA/06/C/0677/
奇書に変じた魔女:アリスン・クーネルダール
    http://kataribe.com/HA/06/C/0776/
あいまいむじな:贄崎錯狸(にえさき・さくり)
	http://kataribe.com/HA/06/C/0450/


5枚足りない!
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 アリスン   :「……(ひいふうみい)」

[Hisasi]  部屋の真ん中につまれた洗濯物

 アリスン   :「……まただ」

[Hisasi]  眉間をきゅっとよせて

 アリスン   :「……また、主のパンツが無くなっている」

[CorDrink] 何故気づくw
[Hisasi]  というか、アリスンさんは服かわなくてもいいからトオクさんの
      服しか洗濯物ないんですが
[kisito]  アリスンですから
[Hisasi]  普段は裸Yだしな
[Toyolina] ローブじゃなくなっただけ進化ですよ
[Saw]    ロープと空目した。なんという変態。
[Toyolina] 荒縄!
[kurov]   そこまで!
[kurov]   しかも受け攻めが逆転してますよ。いつのまにそんなにディープな
      世界に……
[CorDrink] なんとw

 トオクさん  :(シャワーあがり)「どうしたの、アリスン」
 アリスン   :「(ぺたんと座って洗濯物を畳みつつ)……この間も白のレー
        :スの奴がなくなっていた……やはり賊がでたというのか」

[Hisasi]  ぶつぶつ

 アリスン   :「ああ、主! みてくれ!」

[Hisasi]  ぱたぱたと手をあげて
[Hisasi]  わさっと広げた洗濯物を指差して

 トオクさん  :「? 何?」
 アリスン   :「……昨日干した洗濯物なのだが……また主のパンツが
        :一枚無くなっていたのだ」

[Hisasi]  確かに、こないだはいていたうすピンクのレースの奴がない

 アリスン   :「風でとんだのかとベランダと下も探してみたのだが……
        :洗濯物が落ちたというのは見なかったと隣の男もゆっていた」

[Hisasi]  そしてなぜか前かがみになって逃げていきましたが
[Hisasi]  いうまでもなく、彼ですが

 トオクさん  :「……下着ドロ……? やだな……やっぱり中乾しにした
        :方がいいのかな」
 アリスン   :「……そうだな……しかし外に出していたのはホンの短い
        :時間だったはずなのだが……」

[Hisasi]  夜になったら取り込んでたし
[Hisasi]  昼間の内に何者かが?

 トオクさん  :「……あれ気に入ってたのに……」

[Toyolina] セットがセットじゃなくなくなってしまった

 アリスン   :「ああ、ブラとセットの可愛いのだったのに」

[Hisasi]  自分のじゃないくせにくやしい、主に似合ってたのに(憤慨)

 トオクさん  :「犯人とか、捕まえたい……」
 アリスン   :「無論だ、許しておけない。逆さに吊って三日三晩燻して、
        :鳥の餌にしてくれる」
 トオクさん  :「うん、見つけたらただじゃおかない」
        :(バスタオル一枚だったけどようやく服を着始めた)
 アリスン   :「よし、もう一度管理人に被害を報告しにいこう。このまま
        :黙って盗られぱなしでいるわけにはいかない」

 トオクさん  :「うん、そうしよ」
 アリスン   :「時間は……」

[Hisasi]  昨日の昼から夕方の間、と
[Hisasi]  この時間にアリバイがない者は危険だと

 トオクさん  :「……四階のベランダとか、外から上ってくるとかあんまり
        :考えられないけど……」

[Toyolina] 世の中それくらい上ってくる危険人物もごくまれにいますが

 アリスン   :「そうだな……それに敷地内だから、外から入るのは少し」

[Hisasi]  むぅ

 トオクさん  :「……マンションの中に入れる人?」
 アリスン   :「そうだな……管理人さんの話によると被害にあっている
        :のは主だけのようだ」

[Hisasi]  主だけで五枚

 トオクさん  :「……なんで私だけ……気味悪いな……」
 アリスン   :「不逞の輩が主を狙ってるやもしれん」

[Hisasi]  いっちょこーい!
[Hisasi]  ヤル気満々

 アリスン   :「案ずるな、私がついている。主を付けねらう輩なぞ片っ
        :端から血祭りにあげてみせよう」

[Hisasi]  よーしアリスン罠張っちゃうぞー
[Hisasi]  ベランダに踏み入れたら上下から槍が突き出してくるやつとか!
[Hisasi]  (やめて
[Toyolina] 影牢になった

 トオクさん  :「アリスン……よかった、アリスンが選んでくれたアレ、
        :ほんと気に入ってたから」
 アリスン   :「ああ、任せておけ。主を守るのは私の役目だ」

[Hisasi]  鼻息あらげて、さあ管理人のもとへ! とでかけようとしたら
      ポストにくしゃくしゃになったパンツが入ってるんですね
[Toyolina] くしゃくしゃ……つд`)
[Hisasi]  しかもほんのり涙で湿って
[Toyolina] クリーニングに出さないと!


自首してきたサクリ
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 SE      :「きんこーん」

 アリスン   :「ん?」
 トオクさん  :「? はーい」

[Hisasi]  客人だ
[Hisasi]  トオクさんの後ろからついていくぜ
[Hisasi]  はだわいのままで

 サクリ    :(今日は勿論男の格好。そしてなんか真剣)
 トオクさん  :「? サッキュン」
 アリスン   :(ひょいとトオクさんの後ろから顔をだす)

[Toyolina] まさかぱんつ返しに来たとは思ってないので何の用だろうとか
      普通に思っている顔

 サクリ    :「彗、今日はケジメつけにきた」
 アリスン   :「ケジメだと?」
 トオクさん  :「けじめ?」

[Hisasi]  トオクさんと顔を見合わせる

 サクリ    :「俺があんたのこと好きとかそんなん関係なく聞いてくれ。
        :今日はやっちまったことを詫びに来た」

[MOTOI]   ドサクサw

 サクリ    :(ぐいっと盗んだものを押し付ける)
 トオクさん  :「え、あ、え(押しつけられたので両手で受け取る)」
 アリスン   :「……これは」

[Hisasi]  両手に乗っていたのは

 サクリ    :(ごすっと玄関に額を押し付ける)
 トオクさん  :「……こ、これ……」

[Toyolina] 残4枚になった瞬間である
[Saw]    ぜんぶかえすよ!
[Hisasi]  計五枚

 サクリ    :「すまねえ!」
 アリスン   :「これはっ……主のっ!」

[Toyolina] ぱんつ渡された……
[Hisasi]  しかもダメにしたやつ含めて、、、
[Toyolina] ひっ
[TK-Leana] 男らしすぎる

 トオクさん  :「……なんで……サッキュンが持ってるの……これ……」

[TK-Leana] ていうか、ダメになってる物の状況が気になる
[Toyolina] そこはあまり触れないであげようと思ったんじゃ……(PL的配慮)
[Saw]    ちゃんと洗濯して返すよ!

 サクリ    :「最初はたまたま拾ったんだっ、でもなんかスイの事考えて
        :たら歯止めが利かなくなった!」
 アリスン   :「……(汚いものを見る目)」
 サクリ    :「煮るなり焼くなり好きにしてくれ!」
 トオクさん  :「拾ったのは……一枚……? じゃ、あと4枚……全部ある
        :……けど……」
 アリスン   :「……昨日、このパンツを盗んだのは」

 アリスン   :「……お前か?」>冷ややかな声
 サクリ    :「……そうです」
 トオクさん  :「……なんで返しにきたの……? 持ってたらいいじゃん、
        :大事だったら……」
 アリスン   :「……(トオクさんの背からぢっと見てる)」
        :>いやー、男不潔という目で
 サクリ    :「よくない事だからだ。それは……わかってました……」

[kisito]  アリスンw

 トオクさん  :「……帰って。もういいから」

[Toyolina] 全然感情の乗ってない声
[MOTOI]   クロクナッタ

 サクリ    :「……すいませんでした」

[Saw]    出て行く

 アリスン   :「……主、いいのか?」
        :>なんか主の雰囲気が違うのでおずおずと

[Hisasi]  黒トオクさんに超期待
[Toyolina] なんか期待されてゆ
[Toyolina] PL的には一応許す余地は残しておいてあげたいのだが
[Hisasi]  手の上には五枚のパンツ
[Hisasi]  そのうち四枚はちょっとよれてました。
[Toyolina] ちょっと今すぐは無理ですよだ
[matuya]  そりゃ無理だ。


黒トオクさん大荒れ
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 トオクさん  :「……なんで……わざわざ返しにくんの?(洗濯機につっ
        :こんだ)」
 アリスン   :「……主」>ドアの影からちょこんと覗いてる、なんか
        :主の空気がどす黒いので

[Hisasi]  猫がちょこんと顔出してる風
[Hisasi]  なんかセクハラ被害にあいすぎて、色々とイラつきがたまって
      そうですね

 トオクさん  :「バカにして……許すと思ってんの? ちょっと怒るだけで
        :終わるって?」

[Toyolina] 洗濯機に水がだーっと流れ込んでるの見ながらブツブツ言ってます

 アリスン   :(怯える猫のごとし)「……あ、あるじ?」
        :>なんかどす黒いオーラをまとっている、なんか怖い

[Hisasi]  ここで死ねと呟いて、さくりんが一回転して脳天を打つというのは
      どうか?
[Toyolina] まだ有効だったのかw
[Hisasi]  うん^^

 トオクさん  :「ああ、もう! なんで、なんでこんなのばっかり!(洗濯
        :機に蹴り入れた)」

[kurov]   荒れてる!

 アリスン   :(びくぅ)
 アリスン   :|;)

[Suo]    黒化してる
[gombeLOG] アリスン、ほんとに猫だなw
[gombeLOG] いつも押しが強いわがままなくせに(笑)
[Hisasi]  普段わがままでやりたい放題なんですけど
[Hisasi]  主が超黒オーラまとっててマジ切れ状態なんで
[Hisasi]  怖くてひっこんでます

 トオクさん  :「バカにして! なんで! あんな年下の子にまで!
        :なんでよ! 私が悪いの? 何もしてない、普通にしてたい
        :だけなのに!(床ふきモップで洗濯機殴りだした)」

[Toyolina] すまんのう

 アリスン   :|<)

[Toyolina] 今ゼロさん目の前にしたニーナくらいキレてるから……
[Hisasi]  がくぶるってます
[Toyolina] 洗濯機は可哀想ですがそれくらいで壊れるほどMade in japanは
      ヤワじゃない

 アリスン   :(暴れる主をなんとかしたいけど、暴れたい気持ちはわかるし、
        :普段の主と全く違って主コワいよ!)

[Hisasi]  でっかい猫はびびっとります
[Toyolina] 今声かけたらビクっとかされそうですね
[Hisasi]  しますね

 トオクさん  :(俯いたままモップをポイして振り返る)「アリスン……」
 アリスン   :(びくっ)

[Hisasi]  怯えた目で見上げちゃいますよ、物陰から
[Hisasi]  モップ片手にうつむいてぜえはあしてる黒トオクさん

 アリスン   :「……主」

[gombeLOG] かわいいが、かなりはばからずに怯えていそうな気がするが(汗
[Hisasi]  ぢーっと涙目で見上げちゃうぞ

 トオクさん  :「あ……(もう一度声をかけようとしてやめた)……バイト、
        :行ってくる……」
 アリスン   :「主!」

[Hisasi]  半泣きの声で

 トオクさん  :「……洗濯物、お願いね……」

[Toyolina] ぼそぼそと言いながら出て行きました

 アリスン   :「……あるじ」
6
[Hisasi]  はんべそかきながら、出て行く主の背中を見送る
[Hisasi]  そしてバイト先でもイライラのせいで失敗ばかりですね、わかります
[Toyolina] そりゃもう!
[gombeLOG] 裏庭で失敗は命の危険が(ぉ
[Hisasi]  もう何もかもムカつく


辛いことしかないなら逃げちゃえばいいや
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[Toyolina] 服とかボロボロで真っ赤っかになって帰ってきますお
[Hisasi]  で、玄関の前でちょこんと座って待ってるのが

 アリスン   :(ちょこん)

[Hisasi]  猫が出迎えるかのごとく

 トオクさん  :(帰ってきた)「……アリスン……廊下で何してるの……?」

[Toyolina] 消え入りそうな声

 アリスン   :「……主、おかえり」

[Hisasi]  ぢーっと見上げてる、待ってたの

 アリスン   :「……主……」
 トオクさん  :「中に居たらいいのに……もう、この時間寒いし」

[Hisasi]  飛びつきたいけど、ちょっと物怖じしてる

 アリスン   :「だって、早くかえってきてほしかったから……」
 トオクさん  :「そっか……ごめんね、びっくりさせちゃって……中、入ろ?」

[Toyolina] びっくりなんてレベルじゃねえんだけど

 アリスン   :(こくん)

[Hisasi]  後ろからぺたっとくっついて

 トオクさん  :「……片付けてくれたんだ、お風呂場」
 アリスン   :(すりすり)

[Hisasi]  こくこくうなずきつつ
[Toyolina] さんざん暴れた跡を
[Hisasi]  ちゃんと片付けて
[Hisasi]  もっぷはもうぼこぼこだったんで捨ててきました
[gombeLOG] 嗚呼散財

 アリスン   :「……主、あんな蛆虫のことなど忘れればいい」

[Hisasi]  蛆虫ゆった
[Toyolina] うじむしー
[Suo]    更に悪い方向に転んでおる

 トオクさん  :「(ううん)無理だよ。同じとこ住んでるし、私他に行く当て
        :とかないし」
 アリスン   :「……ならばあやつを消そう」

 アリスン   :「あんな不快な虫がいることは許せない」

[Toyolina] ヒィー
[kurov]   ひぃー

 トオクさん  :「それじゃキリないよ。お腹空いてるんじゃない? そんな
        :こと言って。ね、ファミレス行こ。最近行ってないから、
        :行きたい」

[Toyolina] まあファミレス行っても胡乱な話題に終始しそうですが

 アリスン   :「……主、うん、一緒にいこう。またあの虫が顔をだしたら
        :私が血祭りにあげてくれよう」

[Hisasi]  嬉しそうに
[Hisasi]  ますます狭量になりそうな気がしてきました
[Hisasi]  トオクさん

 トオクさん  :「……いいよ、そういうのしなくても……たぶん、私が……
        :居なくなる方が早いから」
 アリスン   :「……主?」
 トオクさん  :「だって……これからも、いっぱいそういうのあって……
        :いちいち相手しなきゃいけないんだったら……死んじゃっ
        :た方が……」
 アリスン   :「主!」

[Hisasi]  しがみついて

 アリスン   :「そんなのは嫌だ、主! 私が守るから! もう誰にも主に
        :触れさせない! 私がついているから!」

[Hisasi]  主、おいていかないで(涙)

 トオクさん  :「……アリスン……ありがと。嬉しい。さっきのは、忘れて?
        :どうかしてた……」

[Toyolina] どう見ても空元気というか虚ろな感じでごじますが

 アリスン   :「主……」

[Hisasi]  これはなんとしてでも主を守らなければいけなくなった
[Hisasi]  どこに行くにも一緒フラグが


おまけ
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[gombeLOG] そんなアリスンさんをきっとどっかで父親がふーやれやれとか言い
      ながら見てやがるぜ
[Hisasi]  その頃、ハワさんは妻子と夕飯のグラタンを食べて談笑していた
      (忘れとる)
[gombeLOG] w
[Toyolina] フーヤレヤレ
[gombeLOG] そっちの妻子が居やがったかw
[Hisasi]  新しい妻子との生活のほうが充実していて、いやいやすみません(このねぐれくと、、、)
[gombeLOG] ふたごかわいそす
[Toyolina] 姉の方はまだ
[gombeLOG] それでもエリスンはまだ……
[Hisasi]  完全に見捨てられっこですか

[Toyolina] 相方がこんな自殺願望持ちじゃないし
[CorDrink] 姉はめっちゃ充実してそうだけどw
[Hisasi]  トオクさんしかいないのに
[Hisasi]  トオクさんはもう片足自殺ルートにつっこんでるし
[Hisasi]  どうすればいいの?!(半泣)
[Toyolina] どうしたらいいんでしょうねホントに。


時系列と舞台
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10月?

解説
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想像以上にダメージ大きかったようです。
死なせないようにがんばります。


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Toyolina
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