[KATARIBE 31739] [HA06L] りまこさん、強まった猛禽力で慰める

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Date: Tue, 16 Sep 2008 00:52:13 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31739] [HA06L] りまこさん、強まった猛禽力で慰める
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] りまこさん、強まった猛禽力で慰める
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登場人物
--------
 りまりま   天然猛禽

 多菜
 たけし
 きよし
 やすし
 いくよ
 くるよ    以上、ひまわりの家の子ども達

 山形かずこ  ひまわりの家の園長


立つことをきめたきよし
----------------------

[Hisasi]  ひまわりの家

 かずこ    :「……」

[Hisasi]  一室にて
[Hisasi]  向かい合うかずこと一人の少年

 きよし    :「……かずこ先生……ううん、園長先生」

[Hisasi]  かずこ先生@若=園長先生、と

 かずこ    :「……ええ」
 きよし    :「ありがとう、せんせい」
 かずこ    :「……」
 きよし    :「10年、とても……楽しかった」
 かずこ    :「……あなたの心を、少しでも救えたかしら?」
 きよし    :「うん」

[Hisasi]  えへっと笑って

 きよし    :「だから、俺、還る」
 かずこ    :「……」

[Hisasi]  手を伸ばして
[Hisasi]  ぎゅっときよしを抱きしめて

 きよし    :「先生も、たけしも、みんなも……大好き」
 かずこ    :「……」>抱きしめたまま
 きよし    :「……でも、『清』は一緒に大きくなれないから」
 かずこ    :「……」」
 きよし    :「だから」

[Hisasi]  ここで言葉を切って
[Hisasi]  ぎゅっとかずこ先生に抱きついてそれきり黙りこむ
[Hisasi]  泣いてるのかもしれない、カメラは引くのみ
[Hisasi]  ----

[Hisasi]  つぎは、紅さんあたりと絡むかな。うむ
[arca]   むーん


りまりま、多菜を慰める
----------------------

[Toyolina] 居なくなる前に絡み収めしておくか
[Hisasi]  うむ
[Hisasi]  きっとその後、お子様達に
[Hisasi]  「きよしの故郷の人が引き取りたいといってきた」
[Hisasi]  といって、その親戚に会いに行くことになった、と
[Hisasi]  お話が行く。
[Hisasi]  りま子さんがきたときには
[Hisasi]  きっとお子様達はお通夜ムードですよ
[Toyolina] ガビーン
[arca]   お通夜……
[Toyolina] なんという予想GUY

 りまりま   :「こんにちはー……?」

[Toyolina] たけしの襲撃がなかった!
[Hisasi]  しーん
[Hisasi]  なんか通された部屋で
[Hisasi]  明らかにくらーい空気が

 たけし    :「……(ひざかかえて据わってる)」
 いくよ&くるよ:「……(隅っこで)」
 やすし    :(ぬいぐるみ抱きしめて黙ってる)
 多菜     :「……りまさん」

[Hisasi]  やたら暗い声です

 きよし    :「……」

[Hisasi]  窓の向こうを見てる

 りまりま   :「え、何かあったの……? なんか、いつもと違う……けど」
 多菜     :「……りまさん」

[Hisasi]  ぎゅっと
[Hisasi]  抱きついてきた
[Hisasi]  泣きそうです

 りまりま   :「え、何? えっと……(多菜すけ抱きとめて周りを見る)」
 多菜     :「……」

[Hisasi]  ぎゅ

 きよし    :「……」>ちらっとりまりまみて

[Hisasi]  小さく笑って
[Hisasi]  てててててと、ひとり部屋を出て行く

 たけし    :「……(きよしを見送ってる)」

[Hisasi]  なんかみんな、きよし以外はどんよりモード
[Toyolina] 地雷があちこちにあるように見える……!
[Hisasi]  いっぱいだぜ!
[Toyolina] これは大変困難なミッション。
[arca]   さてどうしたものか……

 多菜     :「……りまさん」

[Hisasi]  見上げる

 りまりま   :「……ケーキ作ってきたんだけど……後で食べる? 園長先生に、預けておくから。多菜ちゃん、案内してくれる?」
 多菜     :「うん……」

[Toyolina] 同じ踏むにしても連鎖は避けるぜ
[Hisasi]  で、一緒に外に出てから
[Hisasi]  二人になったチャンスで聞いてみて下せ絵
[Toyolina] ソウスルシカナイヨネー

 りまりま   :「きよし、何かあったの?」
 多菜     :「……きよしくんが」

[Hisasi]  泣きそうになった

 多菜     :「……きよしくん、故郷に、帰るかもしれない……って」
 りまりま   :「きよし……が? 故郷、って……親戚とか?」
 多菜     :「……うん、ずっと離れてたけど……今度故郷の人に会うからって……でも」

[Hisasi]  泣いちゃった

 りまりま   :「でも……?」(立ち止まって目の高さ合わせる)
 多菜     :「……きよしくん、帰りたいんだって……」

[Hisasi]  ひまわりチルドレンは大半は帰りたくないのに
[Hisasi]  帰りたいという意思があるのは
[Hisasi]  ……もうかえってこないのかも? という

 りまりま   :「そっか……何か、どうしてもっていう理由とかあるのかな……よっぽどだよね、帰りたい、って。最近これてなかったけど、楽しそうだったし」
 多菜     :「……うん……でも、故郷、帰りたいなら……邪魔しちゃいけないんだなって」

[Hisasi]  でも泣いちゃう

 多菜     :「……みんな一緒に居ようって、約束したのに」

[Hisasi]  わかってても涙が出ちゃう

 りまりま   :「みんな、一緒……そだね、そうできたら、一番いいよね」
 多菜     :「……わかってるの、いいことなのは」
 りまりま   :「うん」
 多菜     :「帰るところがあって、きよしくんも帰りたくて……いい
        :ことのはずなのに」

 多菜     :「でも……寂しい、いっちゃやだ……でも、そんなのわが
        :ままだから」
 りまりま   :「きよしも……多分悩んだと思うよ」
 多菜     :「……うん」
 りまりま   :「もし、本当に本当に、行ってほしくないんだったら……
        :行っちゃやだ、って言ってもいい」
 多菜     :「……(こくん)」

 多菜     :「……あのね、夏にね……かずこ先生やルナさんと花火に
        :いったときの言葉、思い出したの」
 りまりま   :「うん」
 多菜     :「人は水だって、水は同じところに留まると澱む。人も同じ、
        :同じところ留まってはいけないんだって」

 多菜     :「……いつか変わっちゃうんだって」
 りまりま   :「そうだね……でも、なんていうかさ、一緒にいたのは本当
        :だし……消えないよね」
 多菜     :「……うん」

 多菜     :「りまさんと、一緒にいたのも……消えない、よね?」

[Hisasi]  手をにぎって

 りまりま   :「消えないよ。そういうのが積み重なって、大事なつながりに
        :なるんだから」
 多菜     :「……うん」

[Hisasi]  ぎゅっと

 りまりま   :「きよしと、今まで一緒にいたのも消えない。きよしだって
        :そう思ってるよ」

 りまりま   :(多菜すけが納得してるかどうか観察)
 多菜     :「……うん」

[Hisasi]  ぎゅっとりまこさんの腕にしがみついて

 りまりま   :「(頭なでつつ)納得できるようになったら、きよしを送って
        :あげよう?」
 多菜     :「……はい」

[Hisasi]  こくこくと頷いて
[Hisasi]  多菜さんはクリアした


たけしを慰める
--------------

[Hisasi]  残りは、、、娘っことやすしはなんとかなりそうなんだけど
[Hisasi]  たけしはきっと大変へこんでいます
[Toyolina] 難関がある
[Toyolina] どっかに拗ねて隠れたりしてやがりそうでうsね
[Hisasi]  そして、部屋にもどったら
[Hisasi]  たけしが居ない

 多菜     :「……あれ?」
 くるよ    :「多菜、りまりま! たけしみなかった?」

[gombeBusy] なんぞあったら、職員さんから応援要請電話があったとかで紅が
      登場してもいいですか>久志さ
[Hisasi]  おけー
[Hisasi]  たけしは、りまりまに
[Hisasi]  きよしは、紅さんに会わせよう

 いくよ    :「……たけし、でていっちゃったの。遠くにはいってないと
        :おもうけど」
 やすし    :「……たけし、すごく悲しそうだった」
 りまりま   :「見てないけど……心当たりとかある? 探してくるから」
 多菜     :「……やねうら、かな」

[Hisasi]  屋根裏のすみっこで膝を抱えてるんですね

 りまりま   :「屋根裏……って、わかった」

[Toyolina] ほこりだらけになりそうだze
[Hisasi]  うふふ

 りまりま   :(屋根裏……って……ここから行くの……?)

[Hisasi]  そして、二階の隅っこの階段から屋根裏に上がれる

 りまりま   :(細くて急な階段というよりハシゴを伝って)

[Hisasi]  そして
[Hisasi]  かすかに声が聞こえる
[Hisasi]  鼻をすするような
[Hisasi]  ぐしっ

 りまりま   :(ほこりっぽい……ゴソゴソ)

[Hisasi]  で、薄暗い中見回すと
[Hisasi]  隅っこに
[Hisasi]  なんぞ膝抱えたのが居る

 たけし    :「……(ぐす)」

[Hisasi]  泣いてる?

 りまりま   :(う、床大丈夫かな……)

[Toyolina] 四つん這いで近づく(ぶつかったりしそうなので、いろいろと)

 たけし    :(びく)
 たけし    :「……だれだ」

[Hisasi]  鼻声

 りまりま   :「あたしー」
 たけし    :「……りまりま?」

[Hisasi]  顔をあげた
[Hisasi]  目真っ赤、顔ぐしゃぐしゃですね

 りまりま   :「そうだよ。何ここ、たけしの秘密部屋?」
 たけし    :「……うん」

 たけし    :「ここ、俺の秘密基地……最初にひまわりきた時から、ずっと」
 りまりま   :「他には誰も知らない秘密基地?」
 たけし    :「……うん、最初、来たときは……誰とも会いたくなかった
        :から」

 たけし    :「いつも、ここにいて……園長先生が何度もきてくれた」
 りまりま   :「今も、誰とも会いたくないの?」
 たけし    :「……ちがう」

[Hisasi]  ぽつりと涙がつたった

 たけし    :「……誰とも話、したくなくて、ここにいて……ここから
        :出してくれたのは、きよしだった」
 たけし    :「……遊ぼうって……みんな一緒だって」

[Toyolina] フレイヤ弾頭(リミッターカット版)な地雷がここにあった

 たけし    :「……いっしょだって」

[Hisasi]  涙がこぼれた

 りまりま   :「……たけしは、ホントにきよしのこと、好きなんだね」
 たけし    :「……(ひっく)」

[Hisasi]  ここは、だきとめてわーっと泣かせてあげよう
[Hisasi]  ちょっと涙と鼻水でシャツが切ないことになるかもしれないけど
      (えー!?)
[Hisasi]  そこは、かずこ先生がシャツを貸してくれます!
[Toyolina] wktk

 りまりま   :「……今度はさ、たけしが自分から出てこないと……きよしを
        :見送れないよね」
 たけし    :「……うん」

[Hisasi]  顔ぐしゃぐしゃで

 たけし    :「……(ひっく)」

[Hisasi]  ここで、わーっと泣く
[Hisasi]  抱きついてもいいよね?
[Toyolina] いいよ!

 たけし    :「う……わあぁぁん」

[Hisasi]  がばっ
[Hisasi]  ぺちゃ
[Hisasi]  あぁ
[Toyolina] ヒッ

 りまりま   :(よしよし)

[Toyolina] とりあえず気づかなかったことにした(今は)

 たけし    :「……ひっく……うぅ」

[Hisasi]  思いっきり泣いたら
[Hisasi]  多分すっきりするでしょう

 りまりま   :(背中なでたりしながら泣き止むのを待つナリ)
 たけし    :「……ひっく、ひっく」

[Hisasi]  で、暫く泣いたら

 たけし    :「……りまりま」

[Hisasi]  ぐしっと顔拭って

 たけし    :「ありがと」
 りまりま   :「どういたしまして。すっきりした?」
 たけし    :「……うん」
 りまりま   :「じゃあ、降りよっか。せっかくケーキ作ってきたんだし……」
 たけし    :「……(こくこく)」

[Hisasi]  で、手を繋いでおりていって
[Hisasi]  後で気づきます
[Hisasi]  あれ、服が、、、

 りまりま   :(びしょびしょなっちゃったな……まあいいか……あれ……)

[Toyolina] ちょっとSE表現したくない感触

 たけし    :(ごしごしと顔をこすって)

[Hisasi]  こうして、みんなでケーキにありつくことに
[Toyolina] ケーキくってる間に着替えを手配してもらうぜ!
[Toyolina] 着替えとか子どもに見せるには早いよ!

 きよし    :「……たけし」
 たけし    :「……おう」

[Hisasi]  で、りまさんは

 かずこ    :「すみませんね、りまさん。私のブラウスでよかったら
        :お貸ししますから」

[Hisasi]  着替えてもらって洗いましょう

 かずこ    :「……ありがとうございます、りまさん」
 りまりま   :「い、いえこちらこそ……そんなたいしたこと、してない
        :ですし」
 かずこ    :「みんな……とても大切な仲間だから、余計につらいの
        :でしょう」

[Hisasi]  きよし、ひまわりからサヨナラフラグ
[Hisasi]  じっくり立って行きます
[Hisasi]  うふ
[arca]   はらはら
[SAIRU]   もうそこまで

 りまりま   :「でも、ずっと一緒には居られないし……学校だったら、
        :クラス換えとかあって、慣れるけど」
 かずこ    :「ええ……出会いと別れ、たくさん経験していくことです」

 かずこ    :「決して、避けては通れないことですから。ちゃんと受け
        :入れていかないと」
 りまりま   :「もう会えなくなる、ってわけじゃないんですし、家族でも、
        :ずっと一緒ってわけでもないですし」
 かずこ    :「はい……会う時間は少なくなるかもしれない、けれど
        :過ごした時間は変わりません」

 かずこ    :「きっと、また会えます。何度でも」
 りまりま   :(ブラウス受け取って着てる)「そう、ですよね。よかった。
        :それがもし、ちょっとでもわかってくれたんなら、今日来て
        :よかったです」

[Toyolina] 若かずこさまの体型はどうなんですかね、胸きつかったりトラップは
      あるんですか
[gombeBusy] 全然きつくない説を唱えてみる
[Toyolina] さらに上を!?
[gombeBusy] うひひw
[kurov]   つまりサイズがないから脱いでる?
[Hisasi]  きゃあw
[kurov]   きつくないはずだ着てないもんね。
[Hisasi]  あら、余裕で着れる。むしろすっきり。
[Toyolina] なかなか希有な体験

[Toyolina] りまこさんの分のケーキはありやいなや
[Toyolina] 残しておいてくれてる優しみを期待する
[Hisasi]  残してくれました、多菜さんが

 多菜     :「……あ、りまさん」

[Hisasi]  確保してました! りまさんの分!
[Toyolina] やっさしぃー!

 りまりま   :「味、どうかな、そんな悪くないって思うんだけど……」
 多菜     :「すごく、おいしかった」
 くるよ    :「おいしかったよ!」
 りまりま   :「よかったー。あれ、残しといてくれたの? 先生の分とか、
        :ちゃんと分けてあるよね?」
 いくよ    :「うん!」

[Hisasi]  はい! と

 りまりま   :「じゃ、あたしも頂いてこっかな?」

[Toyolina] きよしは食ったかしら
[Hisasi]  もちろん

 きよし    :「おいしかったよ」

[Hisasi]  えへへ、と笑って
[Hisasi]  なんとなく、どよんとした空気が
[Hisasi]  少し和らいでるような気がする
[Hisasi]  たけしもいる
[Hisasi]  泣き止んで、きよしの隣にいる
[Toyolina] これが猛禽力……!
[Hisasi]  恐ろしい

 りまりま   :「よかった。じゃ、また今度作って持ってくるね」
 多菜     :「うん!」

[Hisasi]  で、ちょっとぎこちなかった子供達があつまって
[Hisasi]  きよしを囲んで
[Hisasi]  なんだか残り少ない時間を、噛み締めるように
[gombeLOG] さて、紅がどういう反応をするかが問われそうな
[Hisasi]  ふふ
[Hisasi]  紅さんには、かずこさまからざっと説明がいって
[Hisasi]  あとはきよし当人との会話をしてもらおうか


時系列と舞台
------------
9月?

解説
----
猛禽力でうまく納得してもらえたりまこさんであった。


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Toyolina
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