[KATARIBE 31732] [HA06L] 神域の森のひととき

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Date: Wed, 10 Sep 2008 00:23:51 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31732] [HA06L] 神域の森のひととき
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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[HA06L] 神域の森のひととき
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登場人物
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 渡部祢黒   http://kataribe.com/HA/06/C/0782/
 アリスン・クーネルダール
        http://kataribe.com/HA/06/C/0776/
 途奥彗    http://kataribe.com/HA/06/C/0677/


ネクロ、森に住まう
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 ネクロ    :「これで、よし」
 キツネ    :「コーン」
 ネクロ    :「そう気にするな。誰であろうと、初産は苦しいものだ。
        :私は経験はないが」
 ネクロ    :「それよりも、大変なのはこれからだぞ。ヘルパーは見つ
        :かったのか? なんなら、私から手の空いてそうなものに
        :声をかけてもよいが」
 キツネ    :「コン」
 ネクロ    :「そうか、ならば良いが」
 キツネ    :「コンコン」
 ネクロ    :「山葡萄か、身重の身で気など使わずともよいものを……
        :まあ、ありがたく頂いておこう」
 キツネ    :「コーン」
 ネクロ    :「うむ。ではな、達者で暮らせよ」

[TK-Sleep] 誕生早々に家出をした魔女は、そのまま森の中で自活しているの
      だった
[Saw]    SRAのスカウトマンってきっと里見さんちの変態メイカーと同じ
      感性してるよNE!
[TK-Sleep] スカウトしたわけじゃないんですがね
[TK-Sleep] 友好関係にあった吸血鬼が滅んだ時、遺産整理してたら地下から
      出てきた
[Saw]    言い方を変えよう。プレイヤーが重度の中二病なところに通じる
      ものがあるよNE!
[TK-Sleep] まあ永遠の中二病患者ですから
[Saw]    まったくなおる気配ねーな(=ω=)
[TK-Sleep] なおす気もないですしね
[Saw]    たまにコレでいいのかと思うようになりました。どうにもなりま
      せんが。
[TK-Sleep] 私は墓の下まで中二魂を持っていくつもりですよ

 ネクロ    :「さて」

[TK-Sleep] 近くの木にとまった蝙蝠を、ぎろりと睨みつける
[TK-Sleep] 蝙蝠はパタパタ飛び出して、消えていく

 ネクロ    :「何処に落ちようと人の縁は失われんか……」
 ネクロ    :「あすこも過保護なものだ。暇というわけでもなかろうに」

[TK-Sleep] 隠棲すると関われるキャラが居ないのが困ったもの
[Saw]    関わらなくてもいいじゃないかという強い心
[CorDeath] 神域の森だと出入りする人は結構居そう?
[TK-Sleep] そうですねえ
[CorDeath] 実は担任の先生が憂さ晴らしに駆け回ったりとか
[TK-Sleep] 先生も割とダメな人だった
[CorDeath] だったっけ? >岡啓介@もといどん
[MOTOI]   憂さ晴らしってのは語弊ありますがまぁ森を駆けることはあります
[MOTOI]   しかしまぁ、学校に来てくれないと先生かどうかもわからんし(爆)


魔女との邂逅
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[Hisasi]  薬草取りに来た魔女と知り合うかい
[TK-Sleep] むう、それは楽しそうだ>薬草
[TK-Sleep] 割とプライドの高い狭量な幼女につきあってくれる人なら
[Hisasi]  アリスン、エリスン、眞由美、ニレイ、どれがいいですか。
[Hisasi]  個人的に1だと面白そうですが、人当たりが一番よさそうなのは
      2か3です
[TK-Sleep] じゃあアリスンで
[Hisasi]  おけ
[TK-Sleep] あえて難易度の高そうな所に
[CorDeath] ニレイとは同級生(予定)でしたっけ? >ねくろ
[Hisasi]  たしか
[Hisasi]  神域の森にて
[MOTOI]   啓介先生クラスなら同級です
[Hisasi]  ダークグレーのローブ、首から魔女の印を下げた女が夜の闇を飛ん
      でいる。

 アリスン   :「ふふん、なかなかよさそうな森ではないか」

[Hisasi]  金髪の髪をなびかせてひゅぅん、と。森の奥へ舞い降りる
[Hisasi]  主の為になんかステキなお薬を作ってさしあげるのだ
[Hisasi]  多分ロクでもない効能だと思われますが。

 SE      :「クヮー」
 アリスン   :「む?」

[Hisasi]  箒の高度をさげつつ
[TK-Sleep] 夜だというのに、烏の声が

 アリスン   :「……烏? ……夜に?」

[Hisasi]  訝しげに眉をひそめて
[Hisasi]  でも気になるからそのまま降りました

 アリスン   :「……なにかしらの眷属か、あるいは……ふふん、面白そう
        :ではないか」
 ネクロ    :(のそり)「木々が騒いでおると思えば」

[Hisasi]  ひらり、と舞い降りた先

 アリスン   :「……なんだ、子供ではないか」

[Hisasi]  箒にのった金髪ねえちゃんが居る

 アリスン   :「しかし……ヒトとは少し違うな、我らと近しき存在か?」

[Hisasi]  ふよふよと、警戒しつつも興味あるんで近くに下りてみた

 ネクロ    :「ふん、悪魔の娼婦めが。私の守護する森に何の用だ」
 アリスン   :「ふん、ここは貴様が森か? それにしては随分貧相な
        :守護人ではないか、夜の民」

[Hisasi]  箒の上で足を組んで

 ネクロ    :「森は人の手に下るものではないわ。私はただここにいる
        :のみ」
 アリスン   :「ならば、我が降りようとお前が口を挟むことではなかろう。
        :母なる森は牙を剥かぬものを全て飲み込むものだ」

[Hisasi]  ふわっと、浮いて

 ネクロ    :「知った風な口を利く」

[TK-Sleep] ふんと鼻を鳴らして

 アリスン   :「ここは貧相な島国にしてはいい森だ、太祖の森を思わせる」

[Hisasi]  つつっと、箒にのったまま少し上昇して

 アリスン   :「小生意気な住人も森ならではだ、多めにみてやろう」

[Hisasi]  えらそう

 ネクロ    :「娼婦どもに森の何が分かるか知れたものではないがな」

[TK-Sleep] 小馬鹿にしたように

 アリスン   :「薄汚い小娘に言われるとはな。高潔なる誓いの魔女を
        :知らぬとは、無知な子供だ」

[Hisasi]  似たような感じですね、お互いばかじゃねーのみたいな

 アリスン   :「今日は気分がいい、無知な子供の妄言も快く許してやろう。
        :子供ゆえの無知は罪ではないからな」

[Hisasi]  子供よばわりしたよ!

 ネクロ    :「老人の無知は害悪ともなるがな」
 アリスン   :「あっはっはっはっは! おかしいな、まったく。そうか、
        :そういうことか」

[Hisasi]  鏡みてるみたいだ

 アリスン   :「なるほど、時にはお前のような愚かな見本を見るべきだな」

 アリスン   :「愚かさに気づかぬ子供とは可愛いものよ」
 ネクロ    :「貴様らの誓いなど、教化され歪んだものにすぎんでは
        :ないか。真に古き秘儀を継ぐものなら、そのような蒙昧な
        :口は叩かんものだ」

[Hisasi]  こんな感じで
[TK-Sleep] ねちねちと
[TK-Sleep] まあ、心の狭いやつら二人が会ったらこんなもんですよね

 アリスン   :「歪みか、そうだな……凝り固まった歪み、内に沈む澱み
        :……あの女達を見てつくづくそう思うさ」

 アリスン   :「貴様は手遅れにならぬよう祈ってやろう」

 アリスン   :「良い夜を、愚かな子供」

[Hisasi]  くつくつ笑いながら飛んでいく

 ネクロ    :「異教の者の祈りなど、呪いにしかならぬわ」
 ネクロ    :「まあせいぜい森の恵みを感受するがいい」

[Hisasi]  そのまま飛んでって薬草摘みにいきました
[TK-Sleep] 節度はわきまえてそうなのでほっときました
[Hisasi]  多分家に帰ることにはネクロさんのことさくっと忘れて取れた
      薬草のことと主に何を作って上げようということに夢中になって
      そうですが
[Hisasi]  案外アリスンさんってねちねちというタイプではなかったようだ

[TK-Sleep] ずいぶん機嫌がよかった様子
[Hisasi]  主にお薬作ってあげるから
[TK-Sleep] 歯牙にもかけられてなかっただけかもしれぬ
[Hisasi]  主至上主義だから
[TK-Sleep] 主関係ないとこの話だもんね

[Hisasi]  男だったらもっと牙を剥いたかもしれないけど
[Hisasi]  女でヒトじゃないというところで
[Hisasi]  少し評価が優しみになったようす
[Hisasi]  次に会ったら
[Hisasi]  ……素通り、かな。多分
[TK-Sleep] 割とこっちもそうですね
[TK-Sleep] つついてみて、まあ無害かなあと思ったようです
[TK-Sleep] 挨拶くらいはするかもしれません。割と律儀

[Hisasi]  主や魔女達や人外に害をなさない相手にはとても寛大ですよ
[Hisasi]  人(特に男)に大変狭量なだけで
[Hisasi]  顔は覚えてるんで、会ったら、ああ、あの時の、くらいの反応は
      する
[TK-Sleep] 大人に子供扱いされるのは嫌いですが、老人に子供扱いされるのは
      あんまり平気っぽい気もするので、気分は特に害しませんでした

[Hisasi]  こないだのとはちょっと子ども扱いが違ってたし
[Hisasi]  アリスンさんのは、まあ、あの人古いひとだから。
[TK-Sleep] 今後の関係の発展に期待。いや、発展、ないだろなあ
[Hisasi]  ……とてもなさそうです

[TK-Sleep] まあ、知り合い増えたのはいいことだ
[TK-Sleep] キャラが毒舌だとちょっとどぎまぎしますが
[TK-Sleep] 流してくれる人でよかった
[Hisasi]  毒でも平気そうな人とか誘ってみるといいかもしれない
[Hisasi]  里見とか
[Hisasi]  リアル毒でも平気そうだし
[TK-Sleep] 里見は割と洒落にならん気がするんですよね
[TK-Sleep] まあでも、仲良くなれる気はします
[TK-Sleep] 人によっては
[Hisasi]  まいちゃんとか
[Hisasi]  玉緒さまはちょっと危険な橋ぽいか
[TK-Sleep] 玉緒さんも、ああいう植物だと思えば


アリスンに包まれる
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[Hisasi]  そして、主に喜んで戦利品の報告をするアリスンさん(わんこ)
[Toyolina] 一体どういう薬効のあるお薬をつくってくれるんでしょうか
[Toyolina] 発育良くなったりしますか?
[Toyolina] (PL都合により効き目はない)
[Hisasi]  ほれ薬^^
[Hisasi]  というか、愛され具すり
[Hisasi]  薬
[Hisasi]  これを飲むと、皆が主にときめくのだ
[Toyolina] 効き過ぎてC.C.になるんですねわかります
[Hisasi]  魅力を増す薬
[Hisasi]  テンプテーション
[Hisasi]  (女にも効きます^^)
[Toyolina] それはやべえたまらんw

 アリスン   :「主! 主!!」

[Hisasi]  ベランダで箒からおりて、窓をあけて
[Hisasi]  ばたばたと駆け寄ってくる(でっかいカゴに薬草一杯)

 アリスン   :「近くにとても素敵な森を見つけたぞ! ほら、こんなに
        :薬草が一杯!」

[Hisasi]  ほらほらみてみて、と

 トオクさん  :「おかえり、アリスン。え、ホント? すごいじゃない!」
 アリスン   :「ああ、とっても広くて深くて……懐かしい匂いがする
        :森だった」

[Hisasi]  嬉しそう

 アリスン   :「これで当分薬には困らないぞ、主。楽しみにしていてくれ!」

[Hisasi]  そしてろくでもない薬を作るアリスンさん(悪気はない)

 トオクさん  :「う、うん、でもお薬とか……今要らないけど……」

[Hisasi]  そして、作ったのが愛され薬
[Toyolina] 楽しそうなので止めない

 アリスン   :「いや、薬とは病や傷を癒す為だけのものではない、自らの
        :魔力を整え、病や苦しみから身を守る為にも用いるのだ、
        :任せるがいい」

[Hisasi]  すげー心配ですね、PL的に
[Hisasi]  またアレなもん作りそうで

 トオクさん  :「う、うん……(それはわかるけど……魔力ないけど効くの
        :かな)」
 アリスン   :「……私の主の苦しみや辛さが、少しでも和らぐよう」

[Hisasi]  両手でほっぺをつつつと撫でた

 アリスン   :「願いは、何よりも強い魔法なのだよ、我が主」

[Hisasi]  ちゅーですか、そうですか
[Toyolina] きゃ
[Hisasi]  というか、トオクさん普通にちゅーしてそうですよね、ここまで
      くると
[Toyolina] ええもう普通にちゅっちゅしてますよ

 トオクさん  :「……願い……」
 アリスン   :「ああ、強制でもない呪いでもない……願いだ、私は貴方の
        :願いを叶える、その為にあるのだ」

[Hisasi]  よく見ると、薬草いっぱいつんできた時にできた傷がゆびさきに
[Hisasi]  白い手にいっぱいちいさな傷があるよ、トオクさん!
[Hisasi]  私の為に(じーん)となるかもしれない
[Toyolina] なるなる

 トオクさん  :(アリスンの手をとって)
        :「ケガ、手当しよう? 痛いでしょ?」
 アリスン   :「いいや、痛くなどない。大丈夫だ(にこっと笑って)」

[Hisasi]  主の為だものオーラが

 トオクさん  :「……アリスン……ありがとう……私……」
 アリスン   :「当然だ、我が主の為ならば」

[Hisasi]  ぎゅっと

 トオクさん  :「……私、いやな子だな……こんなに、大事にしてくれ
        :てるのに……甘えて、見てないふりして」
 アリスン   :「ううん、主は善き主だ。私が保証する」
 トオクさん  :「……でも、まだ血出てる……(指先の傷にちゅっと)」
 アリスン   :「……主(ぽっ)」

[Hisasi]  ねえ、ゆりんゆりん空間が止まらないヨ
[Suo]    ゆーりきゅーあ♪ゆーりきゅーあ♪ふーたりーは♪ゆーりきゅーあ♪
[Toyolina] 僕は止める気はないぞ!
[Hisasi]  ぼくもないよ!

 トオクさん  :「……お薬、楽しみにしてる」
 アリスン   :「まかせるのだ、我が主」
 トオクさん  :(……アリスンは、優しい……心地良い……)

[Hisasi]  もふっと、けしからん胸に顔をうずめて
[Hisasi]  もう、このままでイイジャナイとか
[Hisasi]  思ったのは気のせい
[Toyolina] 思ったりはしたけど決断するにはまだまだ遠い
[Toyolina] もっと絶望させないとね!


時系列と舞台
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9月?

解説
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時間が連続してたのでまとめてみた


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Toyolina
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