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Date: Sun, 31 Aug 2008 01:29:53 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31722] [HA06L] 悩める執事の卵
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 悩める執事の卵
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登場人物
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東堂幹也
箕備瀬梨真 りまこさんの本名ってこうなんだぜ
前フリ
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語り部IRCログ HA06-01 2008-08-22
http://kataribe.com/IRC/HA06-01/2008/08/20080822.html230000
の続きから
[Toyolina] 幹やん的には得た社会的立場で何をどうするかってのがキーポイント
なんだぜ
[SAIRU] 社会的立場か
[Toyolina] 幹やんに限る話でもないのだけどね
[Hisasi] うむ
[Toyolina] 本当に鉈片手に教団に殴り込んだりすんのか、って聞かれたら普通
しないでしょうw
[hari] 時代劇じゃあないんだからね
[Hisasi] 実際、荒事なしで片をつけるのが一番良いのだ
[SAIRU] そりゃそうか
[Hisasi] だがそうはいかないのだようははは(PL)
[Hisasi] というのが現実なだけで
[SAIRU] 幹也のステータスを考えてみたけど
[SAIRU] 中々難題なんだよね
[hari] 『てめぇら人間じゃぁねえ。たたっきってやらぁ!』とやったら、
逆にこっちが官憲に、となるからねぇ
[Toyolina] いつも言ってるんだけどキャラシはいつでも改変可能なので
[Toyolina] こりゃだめだと思ったら作り替えてもいい
[hari] 執事になったことで、改めて勉強をしてとか
[hari] いろいろ理由もつけれるし
[SAIRU] ふむ
[Toyolina] ひとつ知恵者で助け船でも出そうか
[Toyolina] ちえ>変換>千枝となっているP4Atok
[SAIRU] ふーむ
[SAIRU] 執事になって、何か伸びたところってあるかいな
[Toyolina] それはこれから見つけるのさ!
[Toyolina] Toyolina用語:知恵者=りまこった
[Toyolina] やつは千枝がまわる
[Toyolina] 知恵
[SAIRU] 知恵ですか
[Toyolina] ええ
[Toyolina] 久しぶりに会ったらなんか暑苦しい格好してるし聞いてみたら
知ってるひまわりハウスに就職したっていうし
[SAIRU] http://kataribe.com/IRC/HA06-02/2008/06/20080629.html010000
詳細説明みたいな?
[Toyolina] そうだこんな事件もあったんだ
[Toyolina] 買い出し途中に遭遇すれば世間話の10や20
[SAIRU] ルナの狂気
[SAIRU] 多いね>10や20
屈託ないりまこさん
------------------
りまりま :「あー。東堂さーん」
[Toyolina] そんなにネタはないけどなw>10や20
幹也 :「あーりまさん」
[SAIRU] 元気なさげ
りまりま :「? 夏バテっすか?」
幹也 :「んーそんなもんかも。気を遣ってはいるんだけどねー」
りまりま :「冬瓜とか食べるといいらしいですよー。っていうか、
:もっと夏っぽい格好したらいいんじゃないかなあ」
りまりま :「普通に暑そうだし。気遣うとかそれ以前って感じ」
幹也 :「これ? まぁ、普通そう思うよな」
りまりま :「うん、なんか生地厚そうだし(裾つまむ)……冬物なんじゃ
:ないですかこれって」
幹也 :「一応オールシーズンってやつだけど、暑い」
幹也 :「黒いし」
りまりま :「でしょー。せめて上とか脱いでから気遣ったほうが絶対
:いいと思うんです」
幹也 :「これ着てないと仕事してる気になんないんだよ」
りまりま :「平気で暑くないっていうんだったら別に止めないっすけど
:……」
幹也 :「暑い」
りまりま :「……暑いけど平気?」
幹也 :「大事なのは耐えること」
りまりま :「哲学的ー。そっか、執事ってマジで執事だったんだ……
:ネタだって思ってた……」
幹也 :「この格好は半分ネタだけどな、気合の入り方が違う」
りまりま :「ひまわりの家って、そんなお金持ちが経営してたんです
:かー。執事とかってホントにいるんですねー」
[Toyolina] ほーへー
幹也 :「いや、これは俺が個人的に……」
りまりま :「……それだけ気合い入れないといけない仕事なんですね」
幹也 :「それはある」
りまりま :「……で、まだ慣れてないから結構大変なんじゃないですか?
:まだ三ヶ月とかそれくらいですよね、たぶん」
幹也 :「だな。正直真似事の域を出てない」
りまりま :「同僚とかいるんですか?」
幹也 :「職員の人はいるけど、執事とかとはちょっと違うな」
りまりま :「……大変ですねー……悩みとかあっても大変そう。相談
:する相手とかいなさそう」
幹也 :「俺がそんなんじゃ園長の補佐なんてできない、って言い
:たいけどホントそう」
りまりま :「前任の人とかもいないんですか?」
幹也 :「どうかなぁ。聞いたことないけど」
りまりま :「……東堂さんってなんていうか、結構行き当たりばったり
:系?」
[Toyolina] 失礼なヤツだ
幹也 :「……痛いところを」
[SAIRU] 外れてはいない
相談相手
--------
りまりま :「悩んだときとか、誰か聞ける相手作るといいですよ。
:ほんとに」
幹也 :「相談相手……ねぇ」
りまりま :「そういう人って居ます?」
幹也 :「いない」
りまりま :「即答っすね……」
幹也 :「相談自体あまりしたことがないしな」
りまりま :「しましょうよ。相談」
幹也 :「そうだなぁ……相手がいればな」
りまりま :「あたしあたし」
幹也 :「あーそういえば」
りまりま :(満足げに頷いたりする)「なんでこの流れで相手がいればな、
:ってなるんすか、ホントにもう」
幹也 :「それもそうだな」
[SAIRU] はは、と
りまりま :「割と相談とか載ってる方なんですよ、あたし。こう見え
:ても。占いとか結構評判いいし」
[Toyolina] リマコッタの適当な占いがなぜか大人気
[SAIRU] 適当w
[Toyolina] 本人占いスキルなんてあらしまへんで
りまりま :「貞我くんの悩み相談なんかもしてるし、意外と役に立つ
:……かもしれない」
[SAIRU] 相談相手……
[SAIRU] 現実にも欲しいな
[SAIRU] なんて言ってみる私
[Toyolina] 反応しづれえなw
[SAIRU] ですよねーw
[Tihiro] なー。
[Toyolina] せっかく相談相手目の前にいるんだぜとか言ってるんだから早速
聞いてみたりするといいんですよ
[SAIRU] だなー
りまりま :「ところで給料ってもう出たんすか?」>幹
[Hisasi] とりあえず最初の支度金としていくばくかでている
幹也 :「まぁ、服買う金とかはもらった」
りまりま :「じゃ、モカフラペチーノで相談乗りますよ!」
[SAIRU] 回線切れた
[SAIRU] というか物を要求された
[Toyolina] その方が気兼ねないだろう
[SAIRU] なるほどね
幹也 :「まぁ、そんくらいなら……」
[Toyolina] 実際に相談してもいいししなくてもいい
[SAIRU] スタバか
[Toyolina] スタバだ。
[SAIRU] スタバでコーヒーを飲む執事
大事なのは今
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幹也 :(話すかどうか悩む)
りまりま :「(頭キーン)たけしとかが元気すぎて困ってるとかですか、
:なやみ」
幹也 :「それはあるな」
[SAIRU] はは、と
幹也 :「子供たちに関する悩み、と言えばそうかもな」
りまりま :「もしかしてスカートめくられたりしてるとか」
[SAIRU] まてぃw
[Toyolina] ツッコミどころその1でもある
幹也 :「君は僕がスカートを穿いているというのかい?」
りまりま :「え、だってたけしとかアレ好きだし。。」
幹也 :「……いや、まぁそうかもしんないけど」
りまりま :「つまりたけし以外。でもほかの子ってそんな難しい子って
:いましたっけ」
幹也 :「そりゃあ……」
[SAIRU] 難しくない子がいない
りまりま :「難しいですか? そりゃ、事情とかいっぱいあるけど、
:別に今、あの子たちと関わるのに、それってあんまり関係
:なくない? って思うんですけど」
幹也 :「……関係ない、か」
[SAIRU] ちょっと考えて
幹也 :「それもそうだな」
りまりま :「そっすよー。そりゃ、親のこととか事情あっても」
幹也 :「ちょっと考えすぎてたな……」
りまりま :「いろいろ身構えすぎちゃってたんじゃないですか、もし
:かして」
幹也 :「かもな、はじめは自然に接してたと思うけど、最近そう
:じゃなくなってる気がする」
りまりま :(クリームをスプーンですくい始める)「今はどんな風に思っ
:たりしちゃってるんですか?」
幹也 :「みんなの過去とか、なんかそんなことばっか」
[SAIRU] 俺が何とかしなくちゃ、みたいなことがどっかにある
りまりま :「子どもって敏感だから、そういうの絶対直した方がいいと
:思うな……」
幹也 :「……」
りまりま :「で、東堂さんは、たけしとか、どうしてあげたい、って
:思ってるんですか?」
幹也 :「え……?」
[SAIRU] 正直自分でも分かってなかった
りまりま :「同じ考えるんだったら、そういうの考えた方がいいと思っ
:たんですけど……」
幹也 :「……そうだよな」
[SAIRU] 当たり前です
幹也 :「どうしたいんだろうな、俺」
りまりま :「それは……ちょっとわかんないっすけど……たとえば、
:あいつらはもう辛い思いさせねー! とか」
幹也 :「なるほど」
[SAIRU] きっと何とかしないと、っていう気持ちが先回りしすぎてこんな
感じに
りまりま :「今のはたとえですけど、やっぱ、目標とかあった方がいいと
:思うし」
幹也 :「目標か……」
[SAIRU] 頭をよぎる子供たちの顔
りまりま :「あたしもほら、多菜ちゃんのこととか心配だし、あとは
:まあ……たけしとかも一応、ワルガキだけど心配だし」
幹也 :「……」
りまりま :「あの子らが良かったーって思えるんだったら、手伝える
:こととかあったら絶対手伝うし」
幹也 :「……」
幹也 :「……ありがとな」
りまりま :「へ? あ、う、うん」
[SAIRU] 色々吹っ切れた
りまりま :「あ、いやー……役に立ったんなら、光栄っす」
幹也 :「あんたの言うとおりだ、考えすぎても何の解決にもならない」
りまりま :(なんか照れるし!)
幹也 :「本当に例を言う。今日はありがとな」
りまりま :「……うん、どういたしまして、ごちそうさまでした!」
[SAIRU] こんなもんかな
[Toyolina] そうかも
時系列と舞台
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8月?
解説
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考え込むタイプの人間には、りまこさんのようなあまり考えてないタイプを
相談相手にするといいという話
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Toyolina
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