[KATARIBE 31717] [HA06L]甚助、戸萌不動産の紹介でサトミマンションに引っ越す事(仮称)

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Date: Wed, 27 Aug 2008 21:05:52 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31717] [HA06L]甚助、戸萌不動産の紹介でサトミマンションに引っ越す事(仮称)
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こんばんは、蘇芳です。
柏木甚助がサトミマンションに引っ越すに至るまでのやりとりを編集してみました。
お相手くださった皆様、ありがとうございます。

とりあえず、ルールに従って編集してみましたが、これでいいでしょうか?

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甚助、戸萌不動産の紹介でサトミマンションに引っ越す事(仮称)

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登場人物(妖怪、動物、死人を含む):
・柏木甚助   (PL:蘇芳)       http://kataribe.com/HA/06/C/0788/
・山本治彦   (PL:久志氏)     http://kataribe.com/HA/06/C/0478/
・白雲       (PL:ごんべ氏)   http://kataribe.com/HA/06/C/0224/
・途奥彗     (PL:Toyolina氏) http://kataribe.com/HA/06/C/0677/
・坂本麻依子 (PL:Saw氏)      http://kataribe.com/HA/06/C/0256/
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  (Hisasi)  : では、今君は駅前にいる
  (Hisasi)  : まずは部屋探しだよねと、見回すと
  (Hisasi)  : カッパの石像が目印の不動産屋があるのが目に入る

   甚助     :「えーと、カッパの石像の……何不動産だっけ?まぁいいや、
            :  ここで」
  (Hisasi)  : #カッパのマークの戸萌不動産
  (Hisasi)  : #ひょこっと中に入ってみると
  甚助      :「がらり)ごめんくださーい」ドアを開けて
  山本      :「あ、いらっしゃいませ。どうぞこちらへ」
  甚助      :「あ、はい」言われた方に向かい
  (Hisasi)  :  #スーツにメガネのちょっと線の細いにーちゃんがどうぞ
            :   どうぞと席にご案内
  山本      :「どうぞ、お席へ。お部屋をお探しですか?」
  甚助      :「あ、はい。丁度いい部屋がないかどうか探してたんすけど、
            :  良いのが見つからなくって」
  山本      :「一人暮らしでしょうか?就職で吹利へ?」
            :  >資料のファイルをひっぱりよせつつ
  甚助      :「ええ。まぁ、そんなところです。吹利学校で非常勤講師をや
            :  ることになりまして(ポリポリ」スポーツ刈りの頭かきつつ
  山本      :「なるほど、吹利学校ですか。それでしたら……(ぱらぱら)」
  (Hisasi)  : #いくつか一人暮らし用物件の資料を取り出しつつ
  甚助      :「出来れば学校に近くて安いところがないかなー、って思って
            :  たんですけど、中々無いんですよねー」
  山本      :「そうですね……お部屋は多いのですが、学生用のものが多い
            :  ので」安いとこは大抵学生専用
  山本      :「間取りや近くのお店などにこだわりはありますか?」
  甚助      :「そうなんですよねー。社会人でも入れるところって言うと大
            :  抵高いからなぁ……」
  山本      :「そうですねえ、こちらの物件などいかがでしょう」
  甚助      :「いや、特にこだわらないですよ。……出来たらトイレは水洗
            :  の方が良いかなーってくらいで。え、どれどれ?」
  (Hisasi)  : #そこそこお値段、まあ間取り的にも普通、でもちょっと
            :    いいのもあるかもしれないなーとかいうのを数件
  (Hisasi)  : #その中の一番下にサトミマンションの資料(きっとここに
            :    はしないだろうけど保険的に入れた)が
  (Hisasi)  : #値段は一番安いヨ
  (Hisasi)  : #設備も一番イイ
  (Hisasi)  : #ただちょっと人を選ぶだけでネ
  (Toyolina): #ゴージャスだよね!
  山本      :「こちら」
  甚助      :「うーん……もうちょっと安いのは……お、コレ、凄く良いで
            :  すよね!?」サトミマンションの資料を引っ張り出しw
  山本      :「え!?」
  山本      :「…………こ、こちらの、マンション、ですか」
  (Hisasi)  : #じわっと汗が浮かんだ
  (Hisasi)  : #ここを知らぬ人に紹介してしまうのか
  (Hisasi)  : #いや、でも資料的にはここは優良物件じゃないか、何を迷
            :   うことがある
  甚助      :「2LDKでユニットバス、それで家賃が3万円くらい……丁度良
            :  いっすよ。やっぱりココに来てよかった(にこにこ」
            :  すごく嬉しそうな顔w
  (Hisasi)  : #いやいやここは人道的な意味で真実を説明せねば!!
  山本      :「こ、こちら……です、か(汗)」にじむあせ
  甚助      :「そう、そこです!」きっぱりと言い切る
  (Hisasi)  : #中堅営業山本、ちょっと頑張っときたい?
  (Ruki_)   : #真実を語るんだ山本!
  山本      :「……あの、なんと言いますか(声を潜めて)」
  山本      :「確かに、こちらは大変優良物件でございますが……あの、少
            :  々……いわくつき、と言いますか」
  甚助      :「何すか、突然」怪訝な顔だ
  山本      :「別段、事件があったとか自殺があったとかいう場所では決し
            :  てないのですが……」
  甚助      :「曰く付き?……あぁ、それなら大丈夫っすよ」ぜんぜん心配
            :  していない顔
  山本      :「……へ?」
  甚助      :「別に何かあった訳じゃないんでしょ?それなら大丈夫じゃな
            :  いですか」庭に大きな犬が出没するとは夢にも思わない
  山本      :「……え、あ、はい……それでしたら、お時間のある時に物件
            :  の下見、などを」
  (Hisasi)  : #実物を見てやっぱやめたになるかもしれない、でもそれは
            :   それでイイことなのかもしれない
  (Hisasi)  : #悪になりきれない男、山本
  甚助      :「今すぐに行きますよ。で、地図とかもらえます?」わくわく
            :  してる顔
  (MOTOI)   : #そしてやはり案内させられるのはやまもとさん(w
  山本      :「は、はい。では、地図はこちらで……お車の方を準備いたし
            :  ますので」
  (Hisasi)  : #って、自分もいくは目になるんじゃーんと、今更ドツボに
            :   はまったことに気づく山本(まだ甘い)
  (Ruki_)   : #資料を入れてしまった時点でジョーカーをひいてますね
  甚助      :「ありがとうございます!……あ、ちょっと店の前にバイク停
            :  めっぱなしだったんで、パーキングに入れてきますね」
            :  足取りも軽く、店から一旦出る
  山本      :(……ひょっとして、私、またやっちゃいました)
  (Hisasi)  : #やっちゃいました
  甚助      :「♪〜〜♪〜♪〜♪〜〜♪」意気揚々とパーキングへと向かう


  (Suo)     : #ここでシーンアウトでサトミマンションに移動……かな?
  (Hisasi)  : #うむ
  (Hisasi)  : #しゃららんと、カッパマークの社用車で移動


  山本      :「こちらがサトミマンションになります」
  (Hisasi)  : #なんか立派な建物ですよ!!
  甚助      :「へぇ、随分趣のある建物ですねぇ。やっぱり写真で見るより
            :  良いなぁ」喜んでます
  白犬      :(玄関の前に寝そべっている)


  (gombeLOG): #巨大な犬ですよ
  (Hisasi)  : #いきなりw
  (gombeLOG): #いや、最初に出ておくのが親切かなあとw


  甚助      :「それに、この大きな犬なんか特に………………… い ぬ?」
              しばし硬直
  山本      :「ああ、このマンションの番犬のようなものです」
  甚助      :「・・・・・・・・・・・・・・・」硬直→滝のような汗→ぎ
            :  ぎぃっと山本さんの方を振り向き
  (Hisasi)  : #以前助けていただきました
  山本      :「どうしました?」
  甚助      :「ぎぃやぁぁああああああああああああああああああああああ
            :  ああああああ!!!!!」恐怖のあまり山本さんにベアハッグ
  山本      :「ふごぁっ」
  (Hisasi)  : #めきょ
  (Hisasi)  : #空気が抜けるような音もしました^^
  甚助      :「いぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬい
            :  ぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬ
            :  いぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬい
            :  ぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬ
            :  いぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬいぬい
            :  ぬいぬいぬいぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
            :  !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
  (Suo)     : #ガタガタブルブルガタガタブルブル
  山本      :「うぇぉあうぇぁお」
  (Hisasi)  : #揺さぶられて半分白目
  甚助      :「え?あ?…や、山本さん、大丈夫ですかっ!?しっかりっ(が
            :  くがく」w
  (Suo)     :#ふと正気に返る。そして後ろの巨大な白犬をそーーーーーー
            : ーーーーーーーーーーーっと振り返る
  白犬      :「……おふん?」(喉を鳴らすような声とともに起きる
  山本      :(泡吹いてる)
  甚助      :「ひぃぃぃぃいいいいいいいいぃぃぃぃぃいいいいいいいいい
            :  いいいぃぃぃぃぃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
            :  !!!!!!!!!」
  甚助      :「く、来るなあっち行け!オイラなんかた、食べてもう、旨く
            :  なんかないからあ、あっち行けっ!あっち行けっ!」顔面蒼白
  白犬      :「わふんっ」(びっくりして起き)
  白犬      :「……」(すんすん、と鼻を動かす)
  山本      :(かくんかくん)
  (Suo)     : #狸が化けてるので、人間じゃない匂いがかすかにする……
            :   かもしれない
  甚助      :「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃ…………」腰が抜けて動けない
  白犬      :「……ふすん(どうも何かにおうようだが、ああ言われてはね
            :  え)」(と犬の言葉でひとりごちつつ裏庭へ退散)
  甚助      :「あ……あぁぁぁぁぁ……た、助かった……」ホッと一息
  甚助      :「そ、そういえば山本さんは……(きょろきょろ」
  山本      :(白目を剥いて伸びている)
  (Toyolina): #かわいいたぬきだ
  甚助      :「や、山本さーーーーーん!起きてくださーい!!(ぺちぺち」
            :  山本さんのほっぺをぺちぺち叩く
  (Suo)     : #齢26歳で可愛いって言われたw
  山本      :「うぅ……はっ」
  (Hisasi)  : #がばっとおきて
  山本      :「わ、私は……一体」
  (Hisasi)  : #ぎうーーー(ぺき)のあたりで気を失っていた様子
  甚助      :「いやー、大丈夫ですか?取り乱しちゃって申し訳ない」
  山本      :「はっ……すみません、案内の途中で……い、いったいなにが
            : (きょろきょろ)」
  (Hisasi)  : #ふふ、君はここに住むのかな
  甚助      :「あー、いやー……えーと、あの犬って、管理人さんか誰かの
            :  ペットですかね?」
  (gombeLOG): #白犬がいません
  山本      :「え、ああ、さっきの犬ですね。飼犬ではないらしいのですが
            :  半分番犬のようなものらしいのです」
  (Hisasi)  : #細かいことは分からないが、只者ではないことは山本も知
            :   っている
  甚助      :「って言うと、ここに居付いてるんですよね……やだなぁ(ず
            :  ーん」
  山本      :「……あの、犬は苦手、でしたか」
  (Hisasi)  : #そりゃあさっきのあれを見たら
  甚助      :「え、あ、うん。ちょっと、小さい頃に噛まれてから怖くって
            : (ぽりぽり」頭ポリポリ
  山本      :「……ええと、どうされます?物件を見てみますか?それとも
            :  こちらとは別の……」
  甚助      :「まぁ、飼い犬じゃないんならいつもいる訳じゃないだろうし
            :  ……あ、そうだ。とりあえず中を見せてもらえますか?」
  山本      :「は、はい……では、こちらです(かくかく)」>まだ微妙に
            :  ぺきの後遺症が
  (gombeLOG): #大丈夫、同じくらいの期間放浪してますから、いつもいる
            :   とは限らない(ぉ >白犬
  甚助      :「あの、大丈夫ですか?」かなり反省


  (Suo)     : #とりあえず山本さんの後に続いてマンションの中へと入っ
                 て行きます
  山本      :「はい、こちらの……」
  (Hisasi)  : #で、どこかの一人用のお部屋に案内
  (Hisasi)  : #設備は立派ですよ
  (Hisasi)  : #これでホントにこのお値段!?ってくらいの
  甚助      :「うわーーーっ!凄いですねー!これであの値段だなんて!!」
            :  感激している
  甚助      :「トイレも水洗だし、部屋も立派だし、ホント言うこと無いっ
            :  すよ。絶対ココにします!!」
  (Suo)     : #決意しちゃった瞳
  山本      :「ほ、ほんとですか」
  (Hisasi)  : #マジっすかー的な
  (Hisasi)  : #ていうか、犬いいんすかーと
  甚助      :「ええ、ホントです!マジです!!……まぁ、犬がアレですけど
            :  いない時を見計らえばなんとかなるかなー……って」
  甚助      :「あ、曰く付きっていうのは、あのデカい犬のことですか?」
  山本      :「あ、い、いえ……そうではなくて……ここのマンション、は
            :  ちょっと不可思議なことがおこるといいますか」
  (Hisasi)  : #まるで狸か狐に化かされたかのような
  (Hisasi)  : #そんなことがたびたびありました
  (Hisasi)  : #……実際正体はもっとタチ悪いんですが
  甚助      :「へぇ、そりゃ一度見てみたいなぁ。何が出るんだろ?犬じゃ
            :  なきゃいーなー」どきどきわくわく、ってな感じ
  山本      :「…………はぁ(この人実は相当肝が据わった人なんじゃなか
            :  ろうか)」
  甚助      :「あれ、どうしたんです?」不思議そうな顔
  山本      :「あ、い、いえ……お気にめしたのなら……幸い、です」
  (Hisasi)  : #ホントにここでええのんか、と内心思いつつ
  甚助      :「あ、そうそう。敷金とか礼金とかどうなるんですかね?」説
            :  明書をちゃんと読んでなかったようである
  山本      :「では、契約でしたら事務所に戻りまして……ということにな
            :  ります」
  (Hisasi)  : #敷金とか礼金とかあったっけ
  (Hisasi)  : #なんかそこらもすごくどんぶりだった気がするヨ
  甚助      :「あ、それじゃあすぐにでもお願いします。楽しみだなぁ」
  (miburo)  : #まいこさんの機嫌次第?w
  (Hisasi)  : #たまおさまの気分次第
  甚助      :「庭も森みてぇだし。山に居た頃思い出すや……」窓を見て
  (Hisasi)  : #むしろしわ寄せ>まいこさん
  (Toyolina): #オーナーに気に入られればお安く上がりますね
  山本      :「は、はい……では事務所で細かいお話をさせていただきます。
            :  最後にしっかり見ておきたいところがありましたらどうぞ」
  甚助      :「あ、今はもう良いですよ。……庭見たかったけど、さっきの
            :  犬が居たらヤだし」
  山本      :「わかりました、では、お車のほうへ」
  甚助      :「はーい」


  (Hisasi)  : #そんなこんなで事務所にもどって契約とあいなりました
  (Hisasi)  : #部屋番号は空いてるところで、
  甚助      :「あ、そいじゃ、さっき見せてもらった304号室で。眺め良いし
            :  あそこなら流石に犬も飛んでこないし」何故か犬に異様にこ
            :  だわる男
  甚助      :「あ、やっぱし406号室にしてもらえませんかね?」
  山本      :「はい、間取りは同じものです。念のためみてみますか?」
  (Hisasi)  : #ここで出くわしてもいい、出くわさなくてもいい
  甚助      :「あ、是非とも」
  山本      :「では、こちらの階段から」
  甚助      :「何かちょっと変わった匂いがするなぁ……まぁいいや」独り
            :  言。妖気か霊気を感じ取った
  (Hisasi)  : #そして四階
  山本      :「こちらが406号室です」
  (Hisasi)  : #ドアの前
  (Toyolina): #よし、出るか
  (Suo)     : #がちゃりとドアを開けましょう
  (Hisasi)  : #ドアを開ける前に
  (Hisasi)  : #あれ、別の部屋から人がでてきました
  トオクさん:(なぜかスク水)「今日も暑そう……でも剪定しないと大変だ
            :  し……」
  甚助      :「あれ?」
  (Toyolina): 今から泳ぎにいく小学生(高学年)に見えなくもない
  山本      :「…………」
  甚助      :「やぁ、こんちわ」普通に挨拶
  (Hisasi)  : #ありのままに話すぜ。なんか物件紹介してたら別の部屋か
            :   らスク水きたお嬢さんがでてきたんだ
  トオクさん:「え……こ、こんにちは……」
  山本      :「…………あの、あなたは、以前」
  (Toyolina): #しかも枝きりはさみ持って
  (Hisasi)  : #ここで言葉につまる
  トオクさん:「あ……不動産屋さんの……」
  (Hisasi)  : #こんな時どんな顔をすればいいのかわからない山本さん(妙
            :   齢)
  (Toyolina): #誰もいないと思っていたので
  (Toyolina): #名札に6ー○とか見えたのは秘密(取れよ)
  甚助      :「暑いのは分かるけど、服、着た方が良いんじゃないかな?」
            :  割とフツーに流す。妖怪仲間には変わり者が多いから慣れて
            :  いる
  甚助      :「俺とか、そっちのおにーさん(山本さん)は大丈夫だけどさ、
            :  他の人が見たら困るかもしれないぜ?」
  (Toyolina): #別にこの格好で庭仕事してて補導されたりもしてるんだ、
            :   怖くない
  (Suo)     : #されてるのかっ<補導
  山本      :「…………お元気でしたか、よかった」
  甚助      :「それに、庭仕事ならもっとちゃんとした服着なきゃ、手とか
            :  足とか傷だらけに……ん?」
  (Hisasi)  : #ちょっと言葉につまったけど元気そうなのでよしとしよう、
            :   触れないであげよう、と
  (Hisasi)  : #暖かく見守ることにしました
  甚助      :「(お元気そうでって……何だ、病気にでもなってたのか?)」
            :  トオクさんと山本さんを交互に見やり
  トオクさん:「……う……は、はい……(横移動で部屋に戻り、ドアを閉め
            :  る>アリスンに泣きつく)」


  (Hisasi)  : #そして、無事四階の部屋を紹介して
  (Hisasi)  : #引越し決定になったとのこと
  (Hisasi)  : #……山本さん的には、結果オーライだけどやっぱりあのマ
            :   ンションは不可解だという印象を残したまま
  (Suo)     : #しかし甚助は一向に気にする様子はなし。……いや、白雲
            :   ちゃんは怖いですがね


  甚助      :「あ、山本さん。今晩からあのマンションに泊まることって出
            :   来ないですかね?」
  山本      :「へっ?」
  (Hisasi)  : #正式契約したらきっと入れるけれど、オーナーか大家さんに
            :   会わねばならない
  甚助      :「あぁ、やっぱりダメっすかねぇ……大家さんにもオーナーさ
            :  んにも会ってないし」
  山本      :「……れ、連絡を取ってみましょう」
  甚助      :「あ、是非ともお願いします」
  (Hisasi)  : #まずはまいちゃんの連絡先にぴぽぱ
  甚助      :「いやぁ、これでネカフェ暮らしからおさらばだ。嬉しいな」
  山本      :(携帯片手に)
  麻依子    :(がちゃっ)「へーい、うまかもん市場吹利店です」
  山本      :「あ、戸萌不動産の山本です。いつもお世話になっております」
  麻依子    :「うは、山本さん。いつもお世話になっておりますー」(ぺこ
            :  ぺこ)
  山本      :「はい、サトミマンション406号室の入居希望者の方ですが。
            :  すぐにでも本契約を結びたいとのことで」
  麻依子    :「なんとまあ。それはお気の毒な。それじゃあお待ちしていれ
            :  ばよろしいので?」
  山本      :「はい、お部屋の見学は既にすませておりまして。書類などを
            :  まとめてお持ちいたします」
  麻依子    :「お待ちしております」
  甚助      :「へ、お気の毒って、何でだ?……まぁいいや」受話器越しに
            :  声が聞こえたらしい。


  (Hisasi)  : #というわけで、さくっと移動&到着
  (Hisasi)  : #そして、管理人室にご案内


  山本      :「こちらになります」のっくのっく
  甚助      :「こんちわー」
  山本      :「どうも、こんにちは。坂本さん」
  麻依子    :「ようこそ……サトミマンションへ」
  甚助      :「あ、どうも始めまして。今日からお世話になる柏木って言い
            :  ます」
  麻依子    :「山本さんもこんにちは」
  甚助      :「(……何だ、この姉ちゃん変わった『匂い』がするなぁ)」
            : かるーく首傾げ
  麻依子    :「お世話になります。わたくし、こちらの管理を任されており
            : ます坂本と申します」(にっこり)
  (Toyolina): #死臭死臭^^
  甚助      :「坂本さんですね。こちらこそよろしくお願いします。……そ
            :  れにしてもココ、いい所ですよねー。眺めも良いし。犬怖い
            :  けど」
  山本      :「こちら書類になります」


  (Hisasi)  : #で、これで晴れて君はサトミマンションの一員だ。なんま
            :   んだぶ!
  (Suo)     : #わーい


  麻依子    :「ありがとうございます。裏庭はごらんになりましたか?当マ
            :  ンションのオーナーが手入れしている自慢の庭なんですよ。
            :  命に関わるので立ち入りは厳禁となっておりますが」
  麻依子    :(手馴れた様子で印鑑を捺していく)
  (Hisasi)  : #いきなりやばそうな場所を紹介してるよw
  甚助      :「いや、デカい白犬が怖くてまだ窓からしか見てなかったんで
            :  すよ。見てもいいですかね?」命に関わる云々は軽くスルー
  麻依子    :「はい、見るだけでしたらとても綺麗な場所ですので」
  (Saw)     : #営業スマイル。大人の雰囲気。
  山本      :「……(犬より命に関わる庭のほうが気になるんですが……)」
  甚助      :「そりゃ良いなぁ。一度見てみたいっすね(綺麗なんだけど、
            :  変わった匂いがするよな。俺らの同類かなぁ)」くんくん
  甚助      :「あれ、どうしたんですか?山本さん」なにやら呆れる山本さ
            :  んに気づき
  山本      :「あ、いえいえ。入居が決まってよかったです」
  甚助      :「ホントですよ。山本さん、ありがとうございました。このご
            :  恩は絶対忘れません……多分」
  山本      :「いえいえ、お探しの物件が見つかってよかったです」


  (Hisasi)  : #でも内心これでいいのか、と、なんとなく思わなくもない
            :   山本だった(まだ青い
  (Suo)     : #前に住んでたアパートの期限が切れてから一週間、ネカフ
            :   ェ暮らしだったんじゃぜー……という訳で大喜び
  (Hisasi)  : #というわけで、山本は退場へ
  (Hisasi)  : #あとは、、、がんばれ
  (Saw)     : #手続きは滞りなく完了?
  (Hisasi)  : #うむ


  麻依子    :(目が赤く光り笑顔で口が耳まで広がる)「それでは柏木さん、
            : いくつか確認したい事項があるのですがよろしいでしょうか?」
  甚助      :「あ、はい。何ですかね?……なーんだ、姉ちゃんも『同類』
            :  かぁ」へーぜん
  甚助      :「口裂け女か何かかな?匂いはかなり違うけど。……で、確認
            :  したいことって何っすか?」
  麻依子    :「同類? かどうかはわかりませんが、一応大切な事なので。
            :  怪談話はお好きですか?」
  甚助      :「あぁ、大好きですよ。ってより、俺も怪談の登場人物だし」
            :  頭の後ろで両手を組んで、至って平然と
  麻依子    :「それは重畳。来客が多いのは気になりませんか?」
  甚助      :「いや、気にならないですよ。賑やかなのは大好きだし」
  甚助      :「枕元で101匹わんちゃん大行進とかなると流石にヤですけど、
            :  フツーの幽霊とかならぜんぜん大丈夫っすよ」
  麻依子    :「素晴らしい。血や臓物の臭いが苦手だったりはいたしません
            :  か?」
  甚助      :「んー、そんなに嫌でも無いっすね。特に大好きって訳でもな
            :  いけど」


  (Suo)     : #今でもちょっと、血の匂いが漂っていますか?
  (Saw)     : #イヌ科の嗅覚ならわかる程度にはw


  麻依子    :「それでは最後に──死体とダンスなど踊るのはいかが?」
            :(手を差し伸べる)
  甚助      :「ダンスかぁ。踊り方教えてくれるんなら、大歓迎っすよ。そ
            :  れと、足を踏ん付けちゃっても怒らないでくださいね」洗練
            :  とは程遠い、不器用なしぐさで手を取り
  麻依子    :(素直に嬉しそうに微笑み、息をすぅっと吸う)
  麻依子    :(館中を揺らすような大声)「うん、大丈夫そうだ。みんなー!
            : 聞いてるかー、新入りだー! 出てきていいッスよー!」
  甚助      :「おゎ!?」これにはびっくり


  (Saw)     : 壁の皹から、玄関から、廊下から天井からエレベータから階段
            : から風呂場の蛇口から血が肉がゴーストがその他諸々一つとし
            : て同じ死に方をしていない死体が一斉に沸いてくる


  甚助      :「うわ、すっげぇ!こりゃ確かに賑やかだ」驚いてはいるが怖
            :  がってはいない
  麻依子    :「ようこそ、惨劇の館サトミマンションへ。今夜は歓迎会っつ
            :  ーことで是非ともお付き合いください。夏場だからちょーっ
            :  と臭うけどね」
  甚助      :「惨劇の館とはまた、凄いなぁ。……ああ、山本さんがオドオ
            :  ドしてたのはこういう事だったからなんだなぁ」
  麻依子    :「改めて自己紹介しとこうかな。あたしは麻依子。ここじゃマ
            :  イちゃんとか管理人さんで通ってるグールでございます」
            :(赤い目がらんらんと輝く)
  甚助      :「んじゃ、こっちも改めて。俺は霞山の甚助。向こうにある霞
            :  山の辺りの化け狸一族の生まれだ」一瞬、服はそのままに信
            :  楽焼きの狸のような姿に変わり、再び人間の姿に戻る
  麻依子    :「なるー。サクリンの同類か。ここのルールは三つ。細かい事
            :  は気にしない。死人とも仲良くする。最上階の魔女にだけは
            :  気をつける。大丈夫、甚助くんは適正ありそうな気がするよ」
  甚助      :「オーケイ、多分、全部大丈夫。……あ、ところで歓迎会って
            :  何時からかな?始まるまで一眠りしたいんだ」
  麻依子    :「ああ、そっか。疲れてるんだね。うん、おやすみ。朝まで騒
            :  いでるさー」
  (Saw)     : #飲めれば(騒げれば)それでいい
  甚助      :「おぅ、そいじゃ、ちょっと寝たらすぐに降りて来るよ。んじ
            :  ゃ、おやすみー」


  ――こうして、サトミマンションでの生活が始まった。

  To be continued.
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・時系列:2008年8月末日
・舞台:戸萌不動産、サトミマンション
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・解説:柏木甚助が戸萌不動産からの紹介で(半ば強引に)サトミマンションに
        引っ越すことになるまでの話。

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