[KATARIBE 31680] [HA06L] アルバイトと妹二人

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Date: Fri, 20 Jun 2008 23:38:01 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31680] [HA06L] アルバイトと妹二人
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[HA06L] アルバイトと妹二人
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登場人物
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 トオクさん
 アリスン・クーネルダール


労働とやらをしてみんとす
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[Hisasi]  サトミマンションにて

 アリスン   :「〜〜」

[Hisasi]  鼻歌うたいながら
[Hisasi]  ベッドにねっころがって雑誌を読んでる

 アリスン   :「……鍋が欲しいな」

[Hisasi]  もちろん普通の鍋じゃありませんが

 アリスン   :「薬草を植えるプランターと……鍋と、すり鉢、ああアサ
        :イミーも必要だ」

[Hisasi]  ひいふうみいと

 アリスン   :「……ふむ」

[Hisasi]  お金持ってません
[Hisasi]  知らない人からもらっちゃいけないと主に言われています

 アリスン   :「つまり対価を支払えばいいのだ」

[Hisasi]  ぽむ、と

 アリスン   :「労働とやらをしてみよう」

[Hisasi]  本気かよ

[MOTOI]   タマヲサンの下で(ぇぇぇ?
[Hisasi]  波長は合いそうだけど、ヤバイ気がするのでやめておこう

 アリスン   :「……しかし、どこで労働をすべきか」

[Hisasi]  うーむ

 アリスン   :「主に聞くとしよう」

[Hisasi]  ごろん、とベッドに寝転んで
[Hisasi]  後回しにした
[Toyolina] 働きたいと申したか
[Hisasi]  うむ


就労宣言
--------

 アリスン   :「主よ、主よ、私は労働をする!」
 トオクさん  :「……(・д・)」

[Hisasi]  突然宣言
[hari]   ひぃ

 アリスン   :「この、鍋セットとプランターとアサイミーが欲しいのだ。
        :無論、自らの手で資金を調達してみせよう!」

[OTE]    ではまず肩を揉め。そして皿を洗ったりするのだ。更に掃除も
      したまえ!
 [Hisasi]  これこれと、あやしげなオカルト雑誌の通信販売チラシをみせつつ

 トオクさん  :「……アリスン……」
 アリスン   :「なんだ?」

[Toyolina] よくわからんけど心を入れ替えたというか殊勝な心がけだとか思った
[Hisasi]  知らない人からお金や高価なものをもらっちゃいけない
      (この間の学習)

 トオクさん  :「簡単なんだったら、コンビニとか」
 アリスン   :「こんびに……ああ、雑誌をタダで読む場所だな」

[Hisasi]  立ち読みすんなよ

 トオクさん  :「半分くらい当たってるけど、一応お店だから仕事あるんだよ」

[hari]   おそったらあかんえ?(おどおど

 アリスン   :「ほう、どのような仕事だ」
 トオクさん  :「お買い物するとこだから、商品をレジにもっていったら、
        :いらっしゃいませーって言って」

 トオクさん  :「お弁当あたためますかーとか聞いて」

 トオクさん  :「んで、お金受け取っておつりを渡す」
 アリスン   :「温める? ……ああ、あの電磁波発生装置のことか」

[Hisasi]  どうしてひねたことばかりいうのか、この子は

 トオクさん  :「ひまなときはひまだけど、忙しいときはすごく忙しいん
        :だって」
 アリスン   :「なるほど、受けて立とう。どうすればコンビニで労働でき
        :るのか?」

[Hisasi]  履歴書を……書けるのだろうか

 トオクさん  :「まずは募集してるかどうかだよね」

[Toyolina] トオクさんも履歴書書いたりしてないから
[Toyolina] そもそも履歴書要るとか思い至ってないので、募集してた→募集
      見た→履歴書がいる→写真とりにいこう→魂が吸い取られる!
      いやだ! 助けて主!
[Toyolina] っていうアホな流れですねわかります
[CorDially] いつの時代の人だw
[Hisasi]  この学歴は何をかくべきなのか? とか生年月日に正直に書いたら
      えれえ前だったり

 トオクさん  :「……日本語で書かないと、採用してもらえないよたぶん」
 アリスン   :「……正直に書いたのに何故だめなのだ」

[Hisasi]  正直だからダメなんです

 トオクさん  :「……正直なのは、アリスンの美徳だけど、そんな何百年も
        :前だと普通死んでるから」
 アリスン   :「ならば……詳細に書くべきか? とても足りないのだが」

[Hisasi]  そうじゃない
[Hisasi]  原稿用紙50枚くらい必要になりそうなので

 トオクさん  :「そ、そうじゃなくてさ、ほら……(説明が面倒になってきた)。
        :そうだ。私が言うとおりに書いたら、たぶん大丈夫」
 アリスン   :「そうか、主のいうことならきっと正しい」

[Hisasi]  言うままに書く
[Toyolina] そんなわけでトオクさんの一個上くらいの年齢ということで捏造
      されました
[Hisasi]  かきかきと履歴を書いて

 トオクさん  :「学生とか書いたら学生証とか言われそうだし……」
 アリスン   :「学校……行ったことがない」

[Hisasi]  ママやパパや姉が教えてくれたし、自分で学んだりしたから

 トオクさん  :「そっか、変に行ってるとか言ったら、学校のこととか
        :聞かれるね、多分……学校行ってないことにしよっか」

[Toyolina] トオクさんも割とアバウトであった

 アリスン   :「わかった」

[Hisasi]  そこらへんはわからないのでかりかり書く
[Toyolina] 普段なにしてるの? 家でごろごろしてる。 これでおk
[CorDially] 「〜年、姉に殺される、と」(履歴書かきかき)
[Hisasi]  しかし限りなく客商売に向いてないんですが

 トオクさん  :「んで、アリスンは私の従姉妹とかで、ハーフか何かって
        :ことにしよ」

[Toyolina] 一番向いてるのはネトゲ廃人になってRMTとかするのが
[Hisasi]  超向いてそうですね
[Hisasi]  昼間っからパソコンに向かって

 トオクさん  :「……理由きかれたら、留学する費用を貯めてます、とかいっといたらいいと思うよ」

[Toyolina] パッチ当てのような設定のつけたしの結果
[Toyolina] ハーフで中卒で留学志望
[Toyolina] 意味のわからない状態になった

 アリスン   :「学費を溜めているということだな」

[Hisasi]  魔女グッズを集めて更に研鑽する気満々ですから

 トオクさん  :「そうそう。そんなかんじ」

[Hisasi]  よーし、履歴書かんせー
[Hisasi]  ……しかしどこで働くかが問題だ

 トオクさん  :「できたー(わーい)」
 アリスン   :「よし!」

[Hisasi]  やる気満々です、あまりやる気をだしても……
[CorDially] どんな大嘘が書かれてるのか楽しみですw

 トオクさん  :「でも、この辺お店ないね」

[Toyolina] anとか見ながら

 アリスン   :「……うーん」

[Hisasi]  そして街をであるいてバイトを探すんですね

[Toyolina] まじでどんな店がええんやろw
[Hisasi]  さーw
[Hisasi]  バイト探しと称してあちこちで「お帰りください」を連発される
      アリスンさん
[Toyolina] ヒドス
[CorDially] こんなところで姉妹の差がくっきりとw


今日のところはこれくらいにしといてやる
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 トオクさん  :「……アリスン、元気出して。ね?」

[Hisasi]  姉はホロウグラートを半のっとり状態だというのに……
[Toyolina] 不遇な妹コンビ的には
[Toyolina] 大変つらいものがあった

 アリスン   :「……何がいけないのか」

[Hisasi]  コンビニバイトで文句つけてきた客に怒鳴り返した、ファミレスの
      ウェイトレスでからかって来た男性客に鉄拳をくれた
[Hisasi]  色々と……

 #魔王    :「何もかもだ! なっとらん!」

[OTE]    とか思った魔王であった。

 トオクさん  :「アリスンは間違ったことしてないよ」
 アリスン   :「理不尽なことで文句をつけてきたのは客の方だ、客だからと
        :いって全て想うままになるはずもない!」

[Hisasi]  むかつきマックス

 トオクさん  :「客だからって調子乗ってるやつなんか死んじゃえばいいん
        :だよほんとに」

[Hisasi]  この二人、アレですね
[Toyolina] 口癖:死んじゃえばいい:1ゲット

 アリスン   :「……やはり……私のような者は外れ者なのだろうか、
        :姉ならば……いつだってどこでだってうまくやっていた」

[Hisasi]  姉は人当たりがよく、非常に猛禽で(褒め言葉)、ちょっと嫌な客
      だろうと「あら、いけませんよ(うふふ)」でさくっと煙に巻く
[Hisasi]  手も握らせず、ちょっと見つめて会釈するだけで、野郎共イチコロ

 トオクさん  :「……ねえアリスン、ゆっくり探そう? 手当たり次第って
        :いうのはちょっと」
 アリスン   :「……うん」

[Toyolina] 姉は外面がよく、大変に出来る女で、ちょっとイヤな取引先だろうと
      「あら、●●の件では(うふふ)」でさくっと支配下に置く
[Hisasi]  なんかすげー似てますね
[Toyolina] 比較すると大変境遇が似ている
[Hisasi]  鬼じゃないけど、逆に愛が深い分、反発もすごかったようだ

 トオクさん  :「なんとかしてあげられたらよかったんだけど……ごめんね。
        :私、自分のことでも全然ダメで」
 アリスン   :「ううん、主のせいではない……私も……やはりもっと世に
        :馴染む努力をすべき、なの、だろう」

[Hisasi]  世に馴染む努力は必要だけど理不尽なこととかこズルイ人間とか
      許せないんです
[Hisasi]  きっとあくどい人間とかこずるい不良とかヤンキーとか見たら
      「死ねばいいのに」とか呟きそうです

 トオクさん  :「空いた時間とか、なるべくさ、外出て、慣れるように
        :しようよ。そしたら、その、私もそういうタイプだけど、
        :カッとなってダメになるのとか減らせると思うんだ」
 アリスン   :「……もっと、慣れるように……」

[Hisasi]  こくこくと
[Toyolina] そんで夜しか空いてなかったので夜歩いてたら補導されたりするん
      ですね。死ねばいいのに。
[Hisasi]  夜は大丈夫ですよ、魔女パワー強まるから

 トオクさん  :「私も、ここんとこ、あんまり外出てなかったし……ね。
        :お散歩とか楽しいよ、たぶん」

[Hisasi]  昼間であるいて、学校どうしたの? で補導です
[Toyolina] 少年課め
[Hisasi]  胸をはって行ってない! 行く気もない!
[Toyolina] 働いてる? クビになった!

 #ありすん  :「主、けんけーでこれをくれたぞ(おまんじゅうふたつ)」

[Hisasi]  なんか不憫に思ったお巡りさんがくれた

 #かずひさ  :「……きっと、おしごとみつかるよ……これ、もっていって
        :いいから」
 #ありすん  :「ふん、もらっておこう」

[Hisasi]  かわいそうな子だと思われた
[Hisasi]  ある意味間違っては居ない

 #トオクさん :「……私も前もらったことあるよ、あの刑事さんはいい人
        :だったな」

[Toyolina] 補導歴までお揃いになってしまった
[Hisasi]  そしてやっぱり不憫な子だと思われた
[Hisasi]  そんなところまで似なくても

 トオクさん  :「お金かかったりするわけじゃないし、無理しないで、
        :アリスン。今お茶入れるね」
 アリスン   :「……うん」

[Hisasi]  つぶあんのお饅頭は甘さ控えめで、熱いお茶に良くあった
[Hisasi]  ほんのちょっとだけ、心が暖まった気がした、こころなしか
[Toyolina] んで一緒の布団で体も温まるんですねわかります
[Hisasi]  ぺたっと
[Toyolina] ほんとに大きい猫ですね


今宵もピロートーク
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 トオクさん  :「もっと振り回されるかもって思ってたけど、そうでも
        :なかった」

[Toyolina] ピロートークの例

 トオクさん  :「似てるからよかったのかも。似てなかったら、それは
        :それで、上手くいったかもしれないけど……こんな風に、
        :気分が楽じゃなかったと思う」
 アリスン   :「……ああ、主といると……なんだろう、とても心が落ち着く」

 アリスン   :「姉といたときも、満たされていたはたしかなのだ……だが、
        :姉はなにもかもが私よりも優れていた……私は姉に何一つ
        :敵わなかった、その事実が……少しづつ重みになっていた」
 トオクさん  :「比べられるのって、辛いよね……否定されてるみたいで」

 アリスン   :「姉が褒められるたび、私はダメなのだと……そう、思って
        :しまう」
 トオクさん  :「うん……だからね、私は、誰かのことを、比べたりとか
        :しないようにしようって思った。それが、いいのか悪いの
        :かは、わかんないけど……」

 トオクさん  :「比べられたいのって、結局、勝つのわかってるから、上に
        :いるってわかってるから、なんだよね……」
 アリスン   :「そうだ……上にいるものは……無意識で踏みにじっている
        :のだ……」
 トオクさん  :「ん、だから、比べてなんか言ったりしない人……私のこと、
        :ちゃんと見てくれる人……が、ほしかったの。ずっと」
 アリスン   :「……主に私がいるように、私に主がいる……貴方とならば、
        :分かり合える」

[Hisasi]  ダメな妹同士

 トオクさん  :「うん、わかろうって思ってもらえるの、ほんとに嬉しい。
        :私も……アリスンのこと、もっと……わかりたい……」
 アリスン   :「……うん」

[Hisasi]  すりすり
[Hisasi]  あっちでこっちで
[Hisasi]  この姉妹は……
[Toyolina] 双子らしいシンクロニシティですね


おまけ
------

 #はわーど  :「……どこで間違ってしまったんでしょうね」

[Hisasi]  あんたがネグレクトしてたからだよ
[Toyolina] そうですよ

 #みなみ   :「わたしがききたいよ!?」(何

[Toyolina] こっちはこっちで精神的にアレなんでどっぷり深みに行きそうです
[Tihiro]  まぁ、多分気づかないけど、、

[Toyolina] 父親の方と酒飲んだりしてるわりにはその娘に籠絡されちゃって……
[Toyolina] ミスシルバーさんってば
[Tihiro]  親父さんの方とは普通に酒飲んでそうですがねw
[Toyolina] そのうちハワのおっさんがミスシルバーのお父さんになるんですね
      わかります
[Tihiro]  あるえーw
[Hisasi]  あれーw

 #偽ハワ   :「あなたを娘と呼ぶ日が来るとは思いませんでした」

[Tihiro]  ぶふーw
[Toyolina] でもホント猛禽相手はいかに己を保つかが大事ですよホント
[Toyolina] 僕は抵抗出来ませんとか言ってたら史実入りしかねない

 #はわーど  :「……悩ましいことですね」

[Hisasi]  アンタなんとかしようよ
[Toyolina] 困ったなあって言ってるだけだった
[Hisasi]  自分に向かってこない分ほっとした感

 #はわーど  :「実の父や姉妹よりは……同性でも他の人間のほうがよい
        :でしょう」

[Hisasi]  あんた、またネグレクトかい
[Tihiro]  それでいいのかとw
[Toyolina] 二人とも同姓にいくとは思ってなかった

 #はわーど  :「……せめてエリスンだけでも男性に……と、そんな風に
        :思った時期もありました」

[Hisasi]  AA略
[Toyolina] もっと下の子を見てあげて!

 #はわーど  :「……あの子は」

[Hisasi]  略
[Hisasi]  父でも援護の言葉につまりました

 #ハワ    :「あなたしかいないんです」
 #トオクさん :「がんばります」

[Tihiro]  っていうか、御南深の場合本気で史実になりそうで(げふっ
[Toyolina] にたもんどうしくっつけとけば慰め合っておとなしくなるだろう的な
[Toyolina] ベクトル間違えると大爆発するが
[Hisasi]  とりあえず、おとなしくしてるようで
[Hisasi]  お父さん的には、はぁよかった


時系列と舞台
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?日目

解説
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すっかり共依存になりかけてるアリスンとトオクさん

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Toyolina
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