[KATARIBE 31671] [HA06L] 我が主

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Date: Tue, 10 Jun 2008 22:33:40 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31671] [HA06L] 我が主
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
Message-Id: <2f58daf20806100633s78046febs4ce6b8abe075f21a@mail.gmail.com>
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Web:	http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 我が主
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登場人物
--------
 途奥彗
 アリスン・クーネルダール


暇で暇で
--------

[Hisasi]  ベッドの上
[Hisasi]  ごろんと

 アリスン   :「……」

[Hisasi]  大の字に転がるの図
[Toyolina] 暇そうだ
[CorDially] 早速たれてやがるw
[Hisasi]  シャツ姿で

 アリスン   :「……むー」

[Hisasi]  ごろん
[Hisasi]  トオクさんは学校
[Hisasi]  初日から一緒だとというのは、ということでお留守番
[Toyolina] 学校くるつもりなの!?
[Hisasi]  カバンの中に忍び込んで
[Hisasi]  とおもったら、もうトオクさん学校にいってました^^

 アリスン   :「……ふん」

[Hisasi]  ごろん
[Hisasi]  ばたばたと足を

 アリスン   :「……」>んーと手を伸ばして

[Hisasi]  でも、命令されないと紙一枚動かせないぜベイビー

 アリスン   :「……抜かりないな、お父様」

[Hisasi]  ばたばたばたばた
[Hisasi]  枕をぼふぼふ叩きつつ

 アリスン   :「……無力なヒトだ」
 アリスン   :「ふん……」

[Hisasi]  ごろん
[Hisasi]  枕を抱えて転がる

 アリスン   :「……」

[Hisasi]  天井眺めてる

 アリスン   :「……暇だ」

[Hisasi]  ぱた、と止まって
[Hisasi]  ぶすっと

 アリスン   :「……どうしろというのだ、父よ……」

[Hisasi]  ひまーひまーひまー
[Toyolina] まったくですね
[Hisasi]  ご飯は食べる必要ないし(食べれなくもないが)
[Hisasi]  歳もとらないし、フロに入らなくてもいい(一緒にはいれなくも
      ないよ!!)

 アリスン   :「……ヒトの世を知れと? 愚かな繰り返しばかりの汚い
        :世を?……」

[Hisasi]  ぢたばたぢたばた
[Toyolina] トオクさんの方から振ってくれますよ、お風呂はたぶんきっと。

 アリスン   :「……くだらない」

[Hisasi]  ごろん
[Hisasi]  でも暇
[Hisasi]  暇暇

 アリスン   :「……暇だ」

[Hisasi]  うがー
[Hisasi]  ぼすぼすと布団を叩いて
[Hisasi]  こらえきれずに、しゅるんとドアを抜けて街にでるでしょう、
[Hisasi]  1d6
[kataribe] Hisasi: 5(1D6) = 5
[Hisasi]  50分後に
[CorDially] テレビ中毒からケメスト一直線ですか?

 ケメスト http://hiki.kataribe.jp/HA06/?Kemest

[Toyolina] スイッチの入れ方。たしかこの赤いボタンをせっかくだからと
      言いながら押していたな。
[CorDially] せっかくだからw
[Hisasi]  そしてトオクさん帰ってきたらつばを飛ばして「カバオはろくでも
      ない男だ!」
[Hisasi]  と、主張するんでしょう

 アリスン   :「聞いてくれ、主よ! カバオとはろくでもない男だ!
        :なぜケメコはあんな男といつまでもだらだらと付き合って
        :いるのだ!」

[Hisasi]  テレビを指差して主張

 トオクさん  :「(激しく同意)そうだよね、ちょっと文句言うだけで結局
        :許しちゃうから、カバオ調子乗ってる。許せないよね!」
 アリスン   :「カバオもいい加減な男だな、あんな主張の弱い意志の弱い
        :へなへな男……存在すら許せない」

[Hisasi]  誠死ねとか見たら、テレビ壊しそうですねこの人
[Hisasi]  みなくてよかった


共に闘う誓い
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 トオクさん  :「ホントだよ、結果オーライがたまたま続いたからって。
        :あんなのと友達が付き合ってたりしたら、絶対別れさせるん
        :だから(プンスカ)」

[Toyolina] よく似てますね君たち

 アリスン   :「そうだ、あんなろくでもない男にひっかかってはいけない。
        :主に近寄る不遜な輩は片っ端から私が払ってしんぜよう」

[Hisasi]  やる気満々
[MOTOI]   イチゾー危うし(またんかい
[Hisasi]  大丈夫だよ、この人男嫌いだから、姿すら見せない

 トオクさん  :「本当? でも、ちゃんとしてる人まで、追い払ったり
        :とかは困るから」
 アリスン   :「まかせるがよい、主に害をなす者のみだ」

[Hisasi]  また狸きたら活躍するよ!

 トオクさん  :「……じゃ、そのときはお願いしていい?」
 アリスン   :「当然だ、主を護るのが我が契約」

[Hisasi]  たゆんと胸を張って
[gombeLOG] たゆん。
[gombeLOG] トオクさんの目の前で。
[CorDially] 精神攻撃ですか?
[Toyolina] いろいろあって、たゆんで動じないくらいには
[gombeLOG] そっか、夢でエス攻撃の洗礼は済んでいるんだった
[Toyolina] スレて、いえいえ、肝が据わってきました
[Toyolina] それだと頬を赤らめたりしないといけなくなるw
[gombeLOG] 違ったらしいw

[gombeLOG] まあ一高でいろいろ鍛えられたのでせう
[Toyolina] 一高は平和なもんですよ、トオクさん的には
[Toyolina] 最初おっかないところだと思って身構えてビクビクしてたら思った
      ほどじゃなかった(主観的に)

 アリスン   :「私に任せるがいい……宵の魔女、アリスン・クーネル
        :ダールの手にかかれば……」

[Hisasi]  つつつ、とトオクさんの頬をなでて鼻筋を

 アリスン   :「不逞の輩など逆さづりにしてさらし者にしてくれよう」

[Hisasi]  つつつつと指先を
[Toyolina] 仕草がエロイなアリスン

 アリスン   :「我が主(マイ・マスター)」

[Hisasi]  ほっぺにちゅうとかしますよ、うふ

 トオクさん  :(どきどき)「そ、そんなに気合い入れなくても」
 アリスン   :「(くすくすくす)よいではありませぬか」

[Hisasi]  だって暇なんだもん

 トオクさん  :「でも、契約だからって理由でも、そうやって大事にされ
        :るのって……やっぱり嬉しいね」
 アリスン   :「……大事に……か」

[Hisasi]  こう、腕を伸ばしてトオクさんを抱きすくめる風に

 アリスン   :「……私は、自ら大事にされることを放棄してしまったから
        :……かもしれないな」

[Hisasi]  なんかため息のような声で

 トオクさん  :「そこまで思い切ったりは、出来ないな……」
 アリスン   :「……父は私は主に預けた……それは私を思ってなのだろう、
        :父は決して想ってないわけではないのだ……それは理解して
        :いる、ただ……私が聞き分けがないだけなのだ」

 アリスン   :「……私は、未だに人を許せないのだ。だから……父とも
        :姉とも、いつまでも分かり合えない」
 トオクさん  :「人、って言うほど広くないけど、許せない人、っていう
        :のは私にもいる……たぶん、わかり合うなんて絶対出来ない
        :けど」
 アリスン   :「……主よ、平穏とはなんだろう? ……今まで、市原の
        :女達は平穏だった……少なくとも表面上は。だが、その実……
        :その平穏の下で千沙紀の母は抑圧され続け、その子の千沙紀に
        :理想を押し付け歪み、病んでいった」

 アリスン   :「平穏というのは、平穏と感じている者にとっての表面的な
        :もので……その平穏の裏で虐げられている者にとっては……
        :地獄以外の何者ではないのだろうか」

 アリスン   :「……主も、そうではなかったのか?」

[Hisasi]  姉のいる家にいる生活は
[Hisasi]  表向き平穏かもしれないが

 トオクさん  :「うちの家族は、まさにそれ……私だけが、違ってて、
        :同じようになろうって思ったけど……無理だったな……
        :いつもいつも」
 アリスン   :「ならばそれは変わるべきものなのだ……それは決して
        :悪ではない……和を乱すものではない……多くの和の為に
        :異端の者が踏みにじられることを是などとは想いたくない……
        :そんなことは許せない、私は、ずっと……」

 アリスン   :「途奥彗、わが主よ。父が貴方を選んだのは……きっと
        :正しい」
 トオクさん  :「そうかな……でも、肯定されるって……大事にされるより、
        :もっと嬉しい」
 アリスン   :「……私は異端だ……でも……存在を否定されたくない……」

[Hisasi]  ぎゅっと

 アリスン   :「……私は否定されたくなかったのだ、魔女を……我が
        :母を……」

 アリスン   :「……あの頃、あの時代……世の全ては魔女を、異端を
        :否定した」
 トオクさん  :「……夢で見た……」
 アリスン   :「だから、私は戦った……私の力全て……そして、負けた」

[Hisasi]  耳元で、呟くように
[Hisasi]  享年18歳

 アリスン   :「……私は間違っていたのだろう、人を憎んで、害をなして
        :……それが、報いだと信じていた」

 アリスン   :「……間違っているのだ、それは理解する、同じことをして
        :いるのだ……それでも、耐えられなかったのだ」

[Hisasi]  悲しそうな声です

 トオクさん  :「アリスン、私は……私も、そうすると思う。力なんてない
        :けど、それでも……戦わないと。何もしないで耐えてるだけ
        :なんて、無理」
 アリスン   :「……」>黙って頷いている

 アリスン   :「……主の元に、私を託したことに、きっと意味はある。
        :戦うならば私も共にあろう」

[Hisasi]  体を離して
[Hisasi]  トオクさんの手をとる

 アリスン   :「貴方と共に戦おう、我が主(マイマスター)」

[Hisasi]  誓いです
[Hisasi]  なんか共闘の仲間になりました^^

 トオクさん  :「ありがとう、アリスン……」

[Hisasi]  なんか主従というか、いい感じに
[Toyolina] 闘争は我が人生みたいな心構えになっていた


時系列と舞台
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2日目

解説
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奪われることをよしとしない。理不尽に対して屈しない。

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Toyolina
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