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Date: Tue, 13 May 2008 14:15:56 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31651] [HA06L] n度目の正直
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] n度目の正直
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登場人物
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秀くん 肝心要のダイスに恵まれない男
優衣ちゃん 秀くんの幼なじみ彼女。高レベルの猛禽
出発直前の秀くん、回想する
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秀くん :(アリバイは万全、財布の準備いろいろとよし、あとは大胆
:かつ冷静なオレ! 注意深く、静かに、速やかに、だ!)
[Toyolina] こんなに準備を確認したのは中学の修学旅行以来の秀くん
秀くん :「ふ、フフフ……部活でもこんなに緊張したことねーのに……
:北高の受験日以来か……思えばあの日もシャーペンの芯が
:全部折れてて、エラい目にあったっけな……」
[Toyolina] 急遽わっしぃさんに拝み倒してシャーペンの芯をゲットして事なきを
得ました。
[Hisasi] 秀くん、ダメっこですか
秀くん :「あの時は優衣が天使か女神に見えた……」
[Toyolina] ↑デレ中
[Toyolina] 肝心なところでダイスが敵に回る体質
秀くん :「あの時シャーペンの芯が折れてなかったら……オレは優衣に
:芯を借りに行くこともなかった……となるとそれから付き
:合ったりとかもしてないだろうし……」
[Toyolina] 机(小学校時代から愛用の学習机。いろいろギミックつき)の引き
出しを開ける。そこには折れたシャー芯が。思い出大事にするタイプ。
秀くん :「頼む、シャー芯の神様(略称:シャー神)、もう一度オレに
:力を貸してくれ。っていうか、最後の最後で邪魔が入るのは
:まじ勘弁ッス」
[Hisasi] 今回は寛大な神は
[Hisasi] おっけ(サムズアップ)
[Hisasi] とのことです
[Toyolina] \(^o^)/
秀くん :「……なんか今度こそいける気がする……ありがとう神様!」
[Toyolina] エアー神に感謝の祈りを捧げる秀くん
秀くん :「事が成った暁には……シャーペンの芯を、ハイポリマー
:120にします!」
[Toyolina] 貢ぎ物。
[Hisasi] 何か違うようなきがw
[Toyolina] シャー神さまもにっこり(脳内で)
[Toyolina] そしてアラームが鳴り
秀くん :「うん、いつも通り。10分早く出てゆっくりめに歩いて、
:呼吸を整えるオレ……完璧」
[Toyolina] 普段も九割九分は完璧。
補正抜きでも最強可愛い女子
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秀くん :(待ち合わせ場所)「なのに先に着いて待ってる優衣もいつも
:通り。完璧……(ふー)」
優衣 :「わ、秀くん。なんかわくわくして早くきちゃった」
[Hisasi] ぎゅっと腕に
秀くん :「ん、いつもそう言って、先着いてんのな。優衣、しっかり
:者過ぎ(嬉しそうな優衣もいつも通り!)」
[Toyolina] 君藻だ
優衣 :「だって……楽しみだったから」
[Hisasi] 見上げる目、
[Hisasi] えへへと笑って
[Hisasi] 小首かしげつつ髪がさらっと
[Hisasi] こいつ……更にレベルアップしてやがるっ……!?
秀くん :(ズギューン。なんだ、こ、この女神ッ)
秀くん :(クラクラ。まずい、一瞬意識がどっか行きかけた……なんだ
:こいつ。なにこの最強可愛い女子)
優衣 :「いこ、秀くん♪」
[Hisasi] ぎゅっと腕を組んで
[Hisasi] 押し付けるでもなく、ちょっと当たるかもしれない!? くらいの
微妙な距離感、おのれ
[Toyolina] おのれ正気をぎりぎり保たせる
秀くん :「あ、う、うん。でも今日、天気良くてよかったよな
:(ありがとう夢に出てきた神さま)」
優衣 :「うんっ、ホント……嬉しい、な」
[Hisasi] ここで、ちょっとこつんと寄り添ってみるわっしぃの攻撃
秀くん :(っ……体力ゲージが黄色くなった)「きょ、今日はさ、
:あそこ行こうと思って。マリアージュ(去年出来た駅ビル)の
:30階の(敷居の高いスイーツな店)」
優衣 :「わぁ、そこあたしも雑誌で見たっ。嬉しいっ、行って
:みたかったんだぁ、さっすが秀くん」
[Hisasi] 猛禽訓、男の提案には素直に喜べ
[Toyolina] おそろしいことじゃ
秀くん :「っても、ほら、オヤジが持ってたの、奪ってきただけなん
:だけどな! なんか招待券持ってたから、うん。だから、
:奢ったりとかは……大学とか就職まで待って(語尾フェード
:アウト)」
優衣 :「んもう、わかってるよっ……でも、ありがと。楽しみに
:待ってるから」
[Hisasi] えへ、っと
[Hisasi] 案にずっと一緒よ(うふ)みたいなニュアンスを潜ませつつ
[Toyolina] 妙に通じ合ってらっしゃるさすがだな
秀くん :「そだな、なるべく急いで、って言えたらいいんだけど、
:なんでかな、優衣相手だとなかなかそういう気になんねえっ
:ていうか。……甘えてるだけなんだろうけど」
優衣 :「ううん、秀くんは秀くんだもん。いつもの秀くんのペース
:でいいんじゃないかな」
秀くん :「優衣は包容力ありすぎだよホントに(わっしぃのおでこ
:かるくつっついたり)」
優衣 :「わっ、そんな、あたしいつもとかわらないもー」
[Hisasi] 見上げる目でむーっとしてみせる(無論怒ってるわけではない)
[Hisasi] てめえら、ですね。
[Toyolina] こいつら#^ω^
秀くん :「ごめんごめん、感謝してんだって。ね?」
優衣 :「うん、ありがと」
[Hisasi] そして、自然に手を伸ばして
[Toyolina] わあ殺しにキター
秀くん :「……居なくなったり、しないよな」
優衣 :「絶対に」
[Hisasi] そしてきゅっと手を握る
秀くん :「優衣が居ないのとか、想像出来ないからさ。もう」
[Toyolina] そのまま抱き寄せてぎゅっと
優衣 :「うん」
[Hisasi] キミタチ
[Toyolina] まったく。
[Toyolina] 波乱のはの字も思いつかん。君たちはどこぞでゆっくりしていっ
てね、だ
[Hisasi] ゆっくりしていってね!
[Toyolina] どうせ親バレしてんだろうけどw
そしていつもの朝が来た
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秀くん :(起きた)
[Toyolina] 翌朝でもいいし月曜日の朝でもいい
[Toyolina] 偶数なら月曜日。
[Toyolina] 1d6
[kataribe] Toyolina: 4(1D6) = 4
[Hisasi] けらけら
[Toyolina] 秀くんw
秀くん :「……ああ、そっか、月曜じゃん」
[Toyolina] いろいろと夢のような日曜日の朝ではなかった。
[Hisasi] 昨日はもう色々と一杯で
[Hisasi] オレ、地面に足ついてる? みたいな状態だったそうです
[Toyolina] フラフラー
秀くん :「とりあえず学校行って……オワタ先輩に礼言って……って、
:その前に。優衣と一緒に……学校に行く(指折り確認)。
:大丈夫だ、正気保ってる」
[Hisasi] まだ天使の羽がぱたぱたしてそうですよ
秀くん :「……ほんとに今日月曜なんだろうな?」
[Toyolina] 携帯で確認したところ確かに月曜日で普段より20分くらい早い程度
[Hisasi] そして、起きる五分前に窓にノックノックがくるぜ
[Toyolina] 窓ッ
秀くん :(慌ててカーテンを全開)
[Toyolina] なぜ慌てる
[Hisasi] 窓をあけると
優衣 :「おはよ、秀くん。月曜、だよ」
[Hisasi] パジャマ? 起きぬけ? みたいなわっしぃさん
[Hisasi] 口に手をそえて、おはよ、と
[Toyolina] くっ
秀くん :「お、おはよう……(ドキドキドキドキ)」
優衣 :「遅刻しちゃだめだぞー、後でね」
秀くん :「あ、ああ、うん、また後で。下で(何度もうなずきながら)」
秀くん :(……なんか、オレだけふらふらしてる? しっかりしねーと)
[Toyolina] 普段通りのわっしぃに何か負けた気がした
[Hisasi] 秀くん、ファイト
[Toyolina] オワタくんに教えを請うことにします
時系列と舞台
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5月
解説
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秀くんはオワタくんチに泊まりに行くといい、わっしぃはりまこさんチに泊まり
に行くといい、オワタくんは秀くんちに泊まりに行くといい、りまこさんは
わっしぃの家に泊まりに行くと言っていた。
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Toyolina
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