[KATARIBE 31650] [HA06L] 天才と凡人

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Date: Tue, 13 May 2008 10:00:40 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31650] [HA06L] 天才と凡人
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[HA06L] 天才と凡人
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登場人物
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 橋本保鷹
 白貝・ルーシー・菜摘


ルーシーの問い
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 ルーシー   :(図書室で例によって英語の雑誌を)
 保鷹     :(考え事をしてる)

[Hisasi]  恐らくラケルさんの言葉を

 ※ http://kataribe.com/IRC/HA06/2008/05/20080509.html#010000
   このあたり?

 ルーシー   :(雑誌読んだまま)「ねえヤスタカ、ちょっといい?」
 保鷹     :「ん? どうしたの、ルーシーさん」

[Hisasi]  顔を上げて

 ルーシー   :「天才、をどう扱うべきだと思う?」
 保鷹     :「……え」
 ルーシー   :「聞いた通りよ。天才が目の前にいたとして、ヤスタカだっ
        :たらどうする?」
 保鷹     :「そうだね……もし、本当に天才って呼べるほどの才能が
        :ある人だったら、きっと……」

[Hisasi]  色々を思うところが

 ルーシー   :「難しい?」
 保鷹     :「……複雑だと思う、本当に素晴らしい才能だったら、きっ
        :とうらやましいと思う、その才がどこまでなのか見てみたい
        :とも思う」
 ルーシー   :「嫉妬したり、邪魔したり、っていう選択はない?」
 保鷹     :「……わからない、そういう……経験ないから」

[Hisasi]  つまりされる側

 保鷹     :「……」

[Hisasi]  あ、と
[Hisasi]  嫉妬は知ってる
[Hisasi]  自分自身で認めてはいないが

 ルーシー   :「私はね、極論すると、凡人は天才のために働くべきだと
        :思うの」
 保鷹     :「……そんな」

 保鷹     :「どうして……凡人だって天才だって、働くことに違いは
        :無いのに」

[Hisasi]  それはおまえさんが言ってはいけないこと

 ルーシー   :「天才のすることは、凡人の為になるからよ」

 ルーシー   :「働くことに違いはないよね。凡人は天才にいろいろ働いて
        :もらって、進歩とか進化を手に出来る。天才は、凡人に働か
        :せてもらって、才能を腐らせずに済む」
 保鷹     :「……」
 ルーシー   :(ヤスタカに向き直って)「異論なら受け付けるよ」
 保鷹     :「ううん……間違ってない、と、思う。頭では理解できる……
        :でも天才と凡人を分けるものって、なんだろう?」
 ルーシー   :「成果の質と量」
 保鷹     :「……成果を」

[Hisasi]  出さなくちゃ

 保鷹     :「そうだね……」
 ルーシー   :「天才も一人じゃたいしたこと出来ないしね。だったら、
        :いろんな人に手伝ってもらった方がいい。逆もそう」
 保鷹     :「うん……そうできたらいい……本当に」
 ルーシー   :「70点ね(うふふ)」
 保鷹     :「え?」

[Toyolina] そうできたらいい、っていう回答への採点でした

 保鷹     :「……才能って、色々あると思う。何かを突き詰める才能、
        :統括できる才能……それと」

[Hisasi]  ルーシーさんを見る

 ルーシー   :「それと?」
 保鷹     :「……多分、そこにいてくれる、力になってくれそうな……
        :そんな才能」
 ルーシー   :「すてきね、そんな才能あったら。好きな子出来たら言っ
        :てあげると、かなり効きそうだよそれ!」

[Hisasi]  ルーシーw

 保鷹     :「そう、かな……ええと、ありがと」>めんくらったかおで

[Toyolina] 本人には効いてない件
[Toyolina] 今度の城は頑丈だ

 ルーシー   :「どういたしまして。あ、私がこれ聞いたこと、みんなには
        :内緒ね」
 保鷹     :「うん」

[Toyolina] ミッヒーとかにも聞くつもりなんですこの小娘

 ルーシー   :「そうそう、今度ニモとミヒロとケロロを、ラボに案内する
        :から」
 保鷹     :「え?」

 保鷹     :「ニモちゃんやケロロくんも?」
 ルーシー   :「うん。ニモには、目標があった方がいいと思って。もしか
        :したら見つかるかな? 見つかるといいな。っていうレベルの
        :話なんだけどね」
 保鷹     :「そう、か。うん、そうだね……できれば、見つけてくれると
        :嬉しい」

[Hisasi]  自分を目標にされないなら、そのほうが

 保鷹     :「僕は、もう、迷わないから」
 ルーシー   :「うん、わかった」

 ルーシー   :(小声)「……そうやって、前ばっかり見てるのが、結局正解
        :なんだから」
 保鷹     :「……(どき)」

[Hisasi]  図星つかれたような

 ルーシー   :「ごめんね、邪魔して。また晩ご飯のときにね」
 保鷹     :「……うん、ありがとう、ルーシーさん」

[Hisasi]  前だけを向いていこう
[Hisasi]  周りがなんと言おうと。

[Hisasi]  なんかちっとも恋愛ぽくならないな、
[Toyolina] ならなかったですね
[Hisasi]  ルの字も保鷹も
[Toyolina] 笑えるくらいスルーしてた
[Hisasi]  もっとがっくりしていいんですよ! 保鷹!
[Toyolina] 面食らうだけで済んでいた。
[Toyolina] なんという無意識発言
[Hisasi]  にーちゃんに彼女ができた時のほうが落ち込んでそうでアレだな
[Hisasi]  こいつ、なんとかしないと……


時系列と舞台
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5月

解説
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ネットで天才について盛り上がったりしてたのでネタ振りした次第。
セレ財団は天才を確保しつつマネジメントするプロ集団なのかもしれん。

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Toyolina
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