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Date: Fri, 2 May 2008 10:40:50 +0900
From: Subject: [KATARIBE 31627] [HA06L] 鯛とビール
To: kataribe-ml <kataribe-ml@trpg.net>
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Web: http://kataribe.com/HA/06/L/
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[HA06L] 鯛とビール
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登場人物
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オワタ
都藻さん
ニモさん
りまりま
お父さんは釣り師
----------------
お母さん :「りっちゃん、帰ってきたばっかりで悪いけど、ちょっと
:おつかいしてきてくれない?」
りまりま :「はーい。何買ってくるの?」
お母さん :「買い物じゃなくて、これ届けてほしいの」
[Toyolina] とでかいクーラーバッグを
りまりま :「お父さんが釣ってきたやつ? 誰のとこ届けたらいい?」
お母さん :「オワタくんのお宅(うふふ)」
りまりま :「はいぃ!?」
[gombeLOG] あらあらまあまあ
お母さん :「もう三枚にしてあるからね。りっちゃん、お魚さばくの
:苦手だからやっといたげた」
りまりま :「って、なんでそんな気使ってくれなくてもー……
:(クーラーバッグをあける。中には三枚にされたマダイさんが)
:……大物だ……」
[gombeLOG] 大物キタ
[Toyolina] 70近い
りまりま :「お父さん、すごかったんだね今回」
お母さん :「うん、まだ二尾余ってるしね。今晩はお刺身だから」
りまりま :「お母さん、それ言わなくてもわかってるから」
[Toyolina] クーラーバッグのふたをしめて肩にかけてみる。重いなチクショウ
お母さん :「今日は晩ご飯要らなかった? よく考えたら」
りまりま :「はいぃ!?」
[gombeLOG] あらあらまあまあ
りまりま :「お、お母さん何言って」
お母さん :「あんまり遅くならないようにね。先方にご迷惑になると
:いけないから」
[gombeLOG] 朝ご飯もと言い始めたらお母さん理解ありすぎ(こら
[Toyolina] それは先方のお母さんにご迷惑が
[gombeLOG] 言ってから思いました。ゴメンナサイともさん
[Toyolina] 妹さんが発狂しますよ
[Hisasi] ……なんか普通に振舞いそうな気がして、あのお母さま
[Toyolina] PLはそんな気がしてならないわけですが
りまりま :「あ、あんまり、って……」
お母さん :「あ、ちゃんと着替えてから行ってね。帰りに補導されて
:お迎え行ったりとか、お母さんヤだから」
[Toyolina] 兄ちゃんのお迎えにさんざん行ったので
りまりま :「もー、大丈夫だって、送ってもらうか迎えきてもらうか
:するし」
[Toyolina] 制服か私服か選んでください
[Hisasi] 私服で
[Toyolina] イエス
[Toyolina] んじゃ着替えてクーラーバッグ肩から提げて あ る く
[Hisasi] 普通に遅くなって、明日休みだったりしたら
[Hisasi] あら、おうち泊まっていきます?
[Hisasi] とか、あのママなら言ってくれる
[Toyolina] お母さん!
りまりま :(行きしなにメール。今から行ってもいい?)
オワタ@メール:「うん、迎えにいったほうがいい?」
りまりま@メール:「そうしてくれると嬉しいなー。今家出て五分くらい経った
:とこ」
[Toyolina] それで場所がわかるのか
オワタ@メール:「えーと、商店街のあたりきたらまたメールして、カッパの
:前で待ってる」
[Toyolina] カッパw
[Hisasi] すっかり待ち合わせの名所
りまりま@メール:「わかったー。歩きだからちょっとかかるかも、ごめんねー」
オワタ@メール:「了解、じゃあ行くから」
[Toyolina] 30分くらいすると到着します
[Hisasi] カッパの前で携帯片手に
クーラーバッグをもてあます
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オワタ :「あ」
[Hisasi] 見つけて手を振る
[Toyolina] でかいクーラーバッグを肩から提げて
りまりま :「あ、てーがくーん、ああん」
[Toyolina] 手をあげたら肩がさがってクーラーバッグが落ちそうになった図
[Toyolina] 反対側の肩が
[Toyolina] 慌てて持ち上げたら隣歩いてた人に当たりそうになったりして
ちょっと大変そうですが、どうにか落ち着いてやってきました
オワタ :「あれ……それ、どうしたの?」
りまりま :「う、うん、お父さんがね、釣り好きで、組合の人とね、
:明石の方いって釣りしてきたんだけどね、なんか大漁だった
:らしくて……お母さんがね、てーがくんとこにもおすそわけ
:してきなさいって」
オワタ :「へぇ……ありがとう、今度お礼言わないとな……」
[Hisasi] また挨拶にいかないと、色々とあったし……(いえないけど)
りまりま :「中見たらびっくりだよ。でもここで開けたらなんか恥ずか
:しいし、家で開けてほしいかも」
オワタ :「わかった」
オワタ :「母さん喜ぶよ、魚好きだから」
[Hisasi] で、手を握っちゃうんだぜ
[Toyolina] きゃ
りまりま :「そうなんだ、じゃ、ちょうどよかったかも。……そうだ、
:包丁と砥石ってある? 三枚にしてるけど、お造りとか
:するんだったら要るし」
[Toyolina] 手にぎりながら反対側でクーラーバッグ
オワタ :「……砥石は確か、流しの下にしまってあるから、包丁は
:……いつもので多分大丈夫」
りまりま :「じゃ、今日は晩ご飯、お刺身ね」
オワタ :「いいなぁ(わくわく)」
[Hisasi] 御羽家じゃお刺身なんてご馳走ダヨ!?
[Toyolina] りまこさんちのお刺身はお父さんが釣ってきたらお刺身です
[Toyolina] 坊主だった日は……
[Toyolina] とりあえず半身の半分は普通のお造り。半分は松皮造りにします。
鯛は皮がうめえんだ
[Hisasi] そして、おうち帰ったら、お母さん大歓喜ですよ
[Hisasi] ニモさんも青筋たてつつも
[Hisasi] わあ、鯛だ!?
[Hisasi] 鯛パワー恐るべし
ここから都藻さんのターン
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りまりま :「それじゃ、あたしはこれで……」
[Toyolina] とかいったら激しく引き留められそうな予感。母に。
都藻 :「あらあら、そんな折角きてくれたのに」
[Hisasi] どうぞどうぞー、鯛のお礼に、私が漬けた糠付けを、とか
[Hisasi] なぜ糠漬けなんですかお母さん、、、
[Hisasi] 僕はわからないよ、、
[Toyolina] バンブレのタマちゃんのお父さんみたいだぜ。。。
りまりま :「じゃ、あの、ご相伴? させていただきます」
[Toyolina] 糠漬けポリポリしつつ
都藻 :「そうそう、せっかくだから頂き物のこれも……」
[Hisasi] なんか、色々出してきてくれそうですよ
[Hisasi] そしてナチュラルに自分とオワタとりまさんの分のビールを
(お母さん!?)
[Toyolina] ビール!
[Hisasi] お母さん、あなた社会人なんだから?!
[Hisasi] だって、いいことあった日には普通に息子と晩酌してたから、、、
りまりま :(なんかてーがくんもなれてるっぽいし……)
:「い、いただきます……」
オワタ :「ありがと、母さん」
[Hisasi] なんかもうすっかり慣れた風に母親からビール受け取って
ニモ :(私、まだ子供なのよね)
[Hisasi] いや、オワタもダメだから、本来は
りまりま :(グラス半分あけた)「結構、あれ、美味しい、んですね、
:ビールって……」
[Toyolina] 小学生くらいんときにお父さんにねだって飲んだ(ちょろっと)ときは
ナンジャコリャーだった
都藻 :「ええ、みんなで飲むと美味しいわ」
[Hisasi] お母さん、、、
[Toyolina] お母さんw
[Toyolina] これはうっかりグラスを空けてずんずん注がれるフラグ
[Hisasi] まあ、りまさん気に入った? じゃあおかわりどうぞ
[Hisasi] お母さん!?
オワタ :「りま……無理に飲まなくていいからな」
りまりま :「ビール飲むの、五年とかそれくらいぶりなんですけど、
:でも、せっかく頂いたし」
[Hisasi] で、うっかり自分のペースで飲んでしまい、りまさんがぐいぐい
やってるのを止め損ねた
[Hisasi] ビールはどのくらい飲めるかわからなかったから、、、
[Toyolina] あまり強くないのはわかっていたが、ビールだったら度数低いから
りまりま :「美味しいですねほんとー^^」
[Toyolina] できあがって参りました
都藻 :「ええ、嬉しいわ。女の子と飲む機会って無くて」
[Hisasi] いつもオジサンばっかりの宴席だったからーとか
りまりま :「そうだったんですかー、あたしもお酒飲む機会自体全然
:ないですよー^^」
[Toyolina] 当たり前だろ
都藻 :「そうなの? 私も大学に入ってサークルで飲んだのが
:始めてだったから(えーとえーと)」
[Hisasi] 世代全然違うから、お母さん
りまりま :「やっぱり大学入ったら、お酒って飲めないとだめなんで
:しょうか? 今のうちから慣れといた方がいいとか、そう
:いうアドバイスとかってあります?」
都藻 :「そうねぇ、私も全然飲めなくって、最初は酔っ払って
:しまって友達の家で潰れちゃって」
[Hisasi] そのまま一泊しちゃったのよ、だめよねぇ(ころころ)
[Hisasi] 今もダメな気がします、お母さん
[Toyolina] かなりw
りまりま :「あー、やっぱり限界っていうのちゃんと把握しとかないと
:だめなんですねー」
[Toyolina] 2d4
[kataribe] Toyolina: 7(2D4) = 7
[Toyolina] もう7杯目
[Toyolina] お母さん振る舞いすぎです
都藻 :「そうねえ、私も最初のころは失敗ばかりで、潰れて迷惑
:かけて」
[Hisasi] もう一本あけて
[Hisasi] お母さん、、、
オワタ :「……母さん、そろそろ」
[Toyolina] お母さんストッパーがかかってませんよ!?
ニモ :「ママ、そろそろお水のんだほうが……」
りまりま :「(ふひぃ〜。酔っぱらい上機嫌特有の無意味な笑顔)」
[Hisasi] だって、息子が可愛い彼女連れてきて、鯛もって来てくれて、
一緒にお相伴してくれて
[Hisasi] ああ、なんだか嬉しいわわ
[Toyolina] 鯛が同列に
よく考えるまでもなく似ている
----------------------------
オワタ :「りま……大丈夫か」
[Hisasi] ようやく
[Hisasi] りまさんもかなりアレなことに気づいた
[Hisasi] おそいよ!?
ニモ :「……二人とも……」
[Hisasi] あぁ、しょうがない人>母
[Hisasi] というか、この場合。飲ませた母のほうがアレというのは
オワタ :「……ニモ、えーと、布団頼むな」
ニモ :「……うん、もう、お母さんてば……」
[gombeLOG] ……何て似たもの嫁姑(まて
りまりま :「んー。んー。たぶん大丈夫。それより、てーがくん、
:お母さんみてあげて−。あたしここでいいから」
[Toyolina] 台所のいす。
[Toyolina] 酔って眠くなると動きたくなくなりますよね
オワタ :「ほら、よくないって……水飲んでちょっと横になって酔い
:醒まして……ごめんな、母さん、飲ませすぎたよな……」
[Hisasi] よっこらしょ、と
[Hisasi] 抱き上げたりするんですね
ニモ :「〜〜〜〜」(ぢとめ)
りまりま :「大丈夫だって、歩けるし、もー……」
オワタ :「だめだって、ほら……ニモ、頼む」
ニモ :「……はぁい」
[Hisasi] ママ、もう、みっともないよ……でも、ママがコンナに楽しそうに
酔っ払うなら……くっ、でもっ
[Hisasi] ニモさん複雑
[Toyolina] 何をどうしても困らせてしまうな
[Hisasi] で、ママとりまさんを布団にねかせて
[Hisasi] もう並んで寝かせました、困った子達です
ニモ :「……」
[Hisasi] でも、なんだか酔っ払ったママとりまさんって、どこか似てます
オワタ :「……はぁ」
ニモ :「……オワタ」
オワタ :「ん?」
ニモ :「……あたし、りまさん……嫌いじゃないよ」
オワタ :「……うん」
ニモ :「……なんでかな、問題はあたしにあるの……なんだか、
:自分に無いもの一杯もってて……うらやましくて、でも、
:嫌いじゃない」
オワタ :「そう、か」
[Hisasi] ぷしゅ、と。ビールをあけて(お前、、、)
[Hisasi] まだ飲むのかよ、オワタ
[Toyolina] まだ飲むか
[Hisasi] 眠った二人を眺めつつ、飲みなおすオワタさん
[Toyolina] 寝相もそっくりだったりすると笑えますね
[Hisasi] 同じタイミングで寝返り打ったりするんですね
[Hisasi] というわけで、何となく御羽家とりまさんの関係が深まったあたりで
[Hisasi] 母の天然っぷりがどんどんアレになってきたけどまあいいや
[gombeLOG] 目覚めるときが楽しみぃ♪
[Toyolina] チュンチュン
[gombeLOG] 同時に目覚めて見つめ合ったりするとなんかアレですね
[Toyolina] ともさんとですか
[gombeLOG] そそ
[gombeLOG] お互い照れたり
[Toyolina] おはようございます おはよう、りまさん
[Toyolina] 朝ご飯つくらないと あ、手伝います
[Toyolina] 寝乱れた姿でオワタくんを起こしに行ったりとかするとアレですね
[gombeLOG] 是非っ。
時系列と舞台
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5月初旬
解説
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彼女が鯛を持ってきた。また飲み過ぎてた。
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Toyolina
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